函館でとんこつを叫べ

作者:遠藤にんし


 北海道、函館市の中心街は休日の賑わいを見せていた。
 昼時だからというのもあって、ラーメン屋はほぼ満席。函館塩ラーメンののぼりや看板がいたるところに立っている。
 ……それらから隠れるように裏路地に潜み、ビルシャナは言う。
「ラーメンはとんこつに限る」
 ビルシャナの周囲には数名の人間。彼らもとんこつラーメンを好んでいるようで、ビルシャナの言葉にうなずいた。
「塩だの味噌だのと北海道はけしからん……! ラーメンはとんこつラーメンをおいて他にあるまい!」
 不思議と説得力を持って聞こえるビルシャナの言葉に、彼らは納得し。
「とんこつラーメン以外のラーメンを食べる人間は、人生の九割九部九厘を損している……!」
 そんな言葉に、拍手を送るのだった。
 

「北海道でとんこつラーメンを主張するビルシャナって……随分とチャレンジャーね」
 貴石・連(砂礫降る・e01343)は呆れたように言う。
 ラーメンはとんこつに限るという主張をするビルシャナがいるのではないか――そんな思いから調査を進めた連だったが、まさか北海道にいたとは。
「……ビルシャナがどこにいて、何を主張しようがやって貰うことはひとつだけ。ビルシャナの排除だよ」
 ヘリオライダーの高田・冴は言い、状況の説明に移る。
「裏路地に、3名ほどの一般人と共にビルシャナはいる」
 まず人は来ないような場所だが、その分手狭で薄暗い。
「ビルシャナは攻撃一辺倒のスタイルだ。ひとつひとつのダメージは大きいものになるだろうが、回復をしないのはチャンスとも取れるだろうね」
 どう戦うかは、ケルベロスたちに委ねられている。
「あとは一般人だけど、手加減攻撃でもない限りは死んじゃうのよね」
「ああ。ビルシャナさえ撃破して貰えれば構わないが……殺したくない場合は、二通りの方法がある」
 ひとつは手加減攻撃などで昏倒させること。
 もうひとつは、ビルシャナの教義を上回るインパクトのある方法で説得を行うこと。
「どちらでも構わないが、配下はいると厄介だからね。何らかの方法で対処をすると良い」
 ビルシャナの教義は『ラーメンはとんこつに限る』。
「それを北海道で言っちゃうところは凄いけど、放っておけないわね。これも地球を守るための一歩、皆で頑張りましょっ!」
 連はそう言って、ケルベロスたちに笑いかけるのだった。


参加者
斉藤・怜四郎(黒衣の天使・e00459)
貴石・連(砂礫降る・e01343)
モモ・ライジング(百発百中・e01721)
玉榮・陣内(双頭の豹・e05753)
立花・彩月(刻を彩るカメラ女子・e07441)
渡霧・桜夜(天津太刀風・e10640)
ハル・エーヴィヒカイト(ブレードライザー・e11231)
鳳・都(瑠璃の鳥・e17471)

■リプレイ


「鰹、昆布と一緒にダシ取ったろかこの鶏ガラぁ!」
 渡霧・桜夜(天津太刀風・e10640)は裏路地に声を響かせ、配下らの注目を集める。
「お、お前たちは……!?」
 突如現れたケルベロスたちを見て、ビルシャナは驚いている様子。
「九州人の僕としては嬉しい意見だけど、それをわざわざ北の大地に来てまで言うのはどうなのかな?」
 複雑な気持ちでいるのは鳳・都(瑠璃の鳥・e17471)。
 とんこつラーメンを愛してくれるのは良いが、過激なことを言う者がいれば他の無害なとんこつ愛好家まで同類と見られてしまう……都は、それが許せなかった。
 立花・彩月(刻を彩るカメラ女子・e07441)も九州出身として似たような気持ちでいるのか、うなずいている。
「豚骨ラーメン以外を食べる人間は、人生の九割九部九厘を損している? それは違うよ。道民は既に『豚骨ラーメン』を食べているよ?」
 道民でありラーメンが好きなモモ・ライジング(百発百中・e01721)いわく、札幌ラーメンでは調理ダレを使っているからとんこつの認識に乏しいだけ。
「煮干しをたっぷり使った魚介系スープのラーメンもおいしいわよ」
「とんこつには勝るまい……!」
 斉藤・怜四郎(黒衣の天使・e00459)の言葉をビルシャナは即座に否定するが、怜四郎は笑顔を崩さない。その笑顔の裏には、この戦いが終わったらラーメンを飲むという強い決意がある。
「なんといっても濃厚なダシの風味が魅力的よね♪」
 クセが強いはずのスープを、だけれど一滴残らず飲み干してしまうのは人がダシの良さを遺伝子レベルで知っているから――そんなことを思いつつ、怜四郎は言う。
「そしてここは北海道」
 豊かな風味を持つ魚、昆布がたっぷり獲れるこの地だからこそスープは濃厚になるし、広大な大地で育てられた野菜はスープのクセをまろやかにしてくれる。
 食後に水を飲むのも惜しくなるような味わいは、スープを作る食材をどれも一流で揃えやすい北海道だからこそ作れるものだ。
「この土地にいながらとんこつ以外は食べないなんて勿体無いだけよ」
「北海道まで来てとんこつラーメンを広めようなんてね……無理もいいところだわ」
 柔らかく諭す怜四郎に続いたのは貴石・連(砂礫降る・e01343)。
「いい、とんこつラーメンの細麺は、北海道ではすぐに冷めるのよ!」
「部屋を暖かくすればいい! 何ならこたつでラーメンだ!」
 暖かい部屋で、こたつに入ってラーメン……その図はまるで我慢大会である。
 売り言葉に買い言葉のビルシャナの発言に配下が引いていることに気付いて、玉榮・陣内(双頭の豹・e05753)はふっと笑みを漏らす。口元からは、煙草の煙も立ち上る。それを横目に、都は言葉をかけていく。
「ご当地の味と言うのは、その土地の風土や素材でしか生み出せないものだと思う」
 北海道で主流の太麺や、脂が膜を張るようなこってり系なのは北海道の寒さがあってのこと。
「物は試しに一度くらい食べてみなさいな。ラーメン観が変わること間違いなしよ」
「君がいくらここでとんこつ愛を叫んだり作ったりしても、ここの名産の味噌や塩ラーメンには敵わないよ……残念だけどね」
 怜四郎の、そして都の後押しがあって、配下のひとりがそそくさと表通りへ出て行く。きっと北海道ラーメンを食べに行ったのだろう。
「その日の気分でよりどりみどり、それがラーメンの良さだ」
「浮気者め……」
 陣内の言葉に恨めしそうな表情のビルシャナ。その表情を見てから煙を吐き、陣内は考え考え声をかける。
「敢えて言わせてもらうなら……豚骨ってのはそもそも出汁の種類であって、ライバルは鶏ガラや魚介だと思うんだ」
 醤油や味噌、塩などは敵ではなく、個性を引き立たせあうバディの関係だ――そう主張する陣内にビルシャナが何か言うより早く。
「醤油スープこそが至高なのよ」
 桜夜がごく低い声でつぶやく。
 ……とんこつ対醤油の全面戦争の気配を感じ、口を開いたのは彩月。とんこつラーメンの本場とも言える九州出身の彩月は、彼らに問いかけた。
「九州のラーメン事情は長崎のちゃんぽんを除いて大概は白濁のとんこつね。パラダイスだと思います?」
 長崎ちゃんぽんはあるものの、それを除けばとんこつラーメン一強の九州……しかし、北海道は事情が違う。
「札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩がある。さらに室蘭にはカレーラーメンまであると聞いたわ」
「スープカレーもあるわね。これが最新の北海道よ」
 連の補足を受け入れつつ、彩月は言葉を重ねる。
「ベースになるスープはとんこつの他にも鶏ガラや昆布、魚介まで使ってる。――そして塩ラーメンはシンプルが故に味の誤魔化しが利かないわ」
 麺の香りもスープのダシもダイレクトに伝えてくる、それが函館塩ラーメン。
 難しい塩ラーメンで勝負するということは、かなりの腕前が要求される。
「その通りだ。塩は難易度が高い。故に君達は今まで真に美味い塩に出会っては来なかったのかもしれない。だが、真の塩とはその絶妙な味わいで舌を貫くような衝撃を我々に齎すのだ」
 大きく腕を広げ、ハル・エーヴィヒカイト(ブレードライザー・e11231)は言う。
 その言葉は、美味なる塩と出会ってこなかったであろうビルシャナや、その配下たちを哀れむようですらあった。
「想像しろ、底まで澄み渡るスープの中で踊る黄金の麺。その大人しい外見とは裏腹に、口をつけた瞬間舌から全身に広がる旨味ッ!」
 握りこぶしを震わせるハル。
「豚骨は美味い、それは確かだ。だがそれだけに執着しては世界は広がりを見せない。この土地でしか味わえない極上の品を、勝手な決めつけで味わわずにいるのはそれこそ人生を損しているッ!」


「そうよ、醤油ラーメンのあっさりとしながら深みのある味わいも理解出来ないなんて人生大損よっ!」
 球体関節のある腕でビルシャナを指差し、桜夜は叫ぶ。
「正統にして王道の醤油を味わうのがジャスティス――味噌だ塩だとバリエーションに走るのはその後にしなさい!」
 桜夜の中にはラーメンは醤油以外認めない明王が降臨していた。ユルく穏やかなところもあるはずの桜夜の主張に、配下はたじたじとなっている。
「肝臓病が怖くてラーメンが食えるか! 塩分過剰だろうと知らないからスープは全部飲み干すのよ! ちなみにあたしはラーメンに安易に茹で卵放り込むのも許さない!」
 桜夜の最後の言葉に、煮卵とメンマは追加で増し増しにする派の陣内は思わず口を閉ざす。
 モモは服のポケットから一口サイズのチョコレートを取り出して口に含んでから、何かを思い出して手を合わせる。
「そうそう。『日本で初めてのラーメン』は函館で生まれた説もあるの」
 言葉に、配下は興味津々。
「ええ。『とんこつに限る』など日本のラーメン発祥の地である函館で言う事は全てのラーメンを冒涜する様なものよ?」
 ラーメンを冒涜する――その言葉が効いた。
 愛するラーメンを冒涜する、という言葉に、ふたりは途端に気落ちする。
「北の大地はすごいぜ。知った味と思って食うと北海道では全部裏切られるから、色々食ってみると良い」
「ラーメン以外の北海道の魅力を食べ尽くしたいなら、早く行きなさい!」
 陣内と連が背中を押すと、配下らは大急ぎで北海道の味覚を楽しみに行くのだった。

「これで邪魔なく戦えるわね」
 戦闘の予感に、モモの頭の中は急速に冷えていく。
「おのれ……そこまでとんこつラーメンが憎いか……!?」
「当然じゃない」
 立ち上る闘志、生まれる緊張感。
 それらに目を輝かせながら、桜夜は小型無人機によって守りの力を増幅させる。
「君の狭い視野では私の世界を捉えることはできまい。疾く鶏ガラとなって散る事をお勧めしよう」
 斬霊刀を両手に持つハルの黒い髪がなびく。
「我が魂、纏え世界。さぁ、はじめようか」
 時は来たと告げ、ハルは作り出した『領域』に無数の刀を浮かび上げる。
「境界・曙」
 無数の刃が閃き、かと思うと仲間の元へと展開されてゆく。髪を白く輝かせるハルは、ビルシャナを見つめていた。
「なぁちゃん、いってらっしゃい♪」
 うふふ、と微笑んで怜四郎はナノナノのなぁちゃんをビルシャナの元へ赴かせる。愛らしくウィンクしてなぁちゃんはハート光線を発していた。
「言って解らないなら、体に教え込むしかないね」
 ご当地名物とは競って潰し合うものではないのに――溜息をつきつつ、都は召還した御業にビルシャナの顎を掴ませる。
「独り善がりの宣教師には生憎幕末の英雄のような死に際の語り種は生まれないから残念ね」
 配下がいないなら、峰打ちの必要もない。
 彩月は斬霊刀の切っ先をビルシャナに向け、そう告げていた。
「さて、香ばしい鶏ガラになる覚悟は出来たかしら?」
「とんこつの素晴らしさも理解出来ぬ節穴が!」
 アームドフォートの主砲が火を噴いた瞬間、ビルシャナもモモに炎を向けていた。
「それは、北海道のバリエーションの豊富さが理解出来ないあなたの方よ?」
 モモをかばって炎を受け止めた彩月が斬霊刀を振れば、炎が割れてビルシャナまでの道が出来る。
 その道を通ってビルシャナに肉薄したのは連だ。
「さあ、ビルシャナ、あなたは逃がさない!」
 大手甲を合わせてから連はビルシャナに駆け寄り、喉を狙ったハイキックを繰り出す。その直後、ハルの生成した刀の群れがビルシャナの羽毛を削いでいく。
「味噌と塩に滅ぼされる悪夢でも見るがいいさ」
 嗜虐的に笑うのは都。黒々とした魔力弾が炸裂すると同時に、ビルシャナは目を大きく見開いてくぐもった絶叫を上げる。……このビルシャナにとって、味噌と塩に滅ぼされる末路はそれほどに恐ろしいものであるようだった。


 ハルの持つ二刀からは衝撃波が打ち出され、その波に乗るように桜夜は守りすら奪う斬撃を加える。長い三つ編みを揺らしながらビルシャナと対峙する桜夜は、ふと気になって口に出してみる。
「……ところで、こいつらなんか悪い事したの?」
 醤油ラーメンを愛さずにとんこつラーメンが良いと言った……それ以外に罪状が見つからず首を傾げる桜夜だったが、存在も罪ということだろうと思い直す。
 そんな桜夜にビルシャナが気をとられている間に陣内は気配を消し、ビルシャナの死角へもぐりこむ。
「凍りつけ」
 ビルシャナが殺気に気付いた時にはもう遅く、既に陣内は日本刀でビルシャナを断っていた。
 雪豹ノ吐息により真冬の大地のように凍りつくビルシャナの体に迫撃するのは陣内のサーヴァント、猫。猫の羽ばたきは、なんかとんこつ臭いビルシャナの体臭を祓った。
「秋の北海道、悪くないね。今の時期は秋刀魚も美味いんだって?」
「何でも、ね」
 陣内の言葉に短く返し、モモは手袋に包まれた両手に握るリボルバー銃の感触を確かめる。
「私の本当の切り札、その身に刻みなさい!」
 桃色の髪が大きく揺れ、美しい色彩の残像を見せる――銃撃ではなく殴打。ビルシャナは声を上げることも許されず、ただモモの打撃を受け入れることしか出来なかった。
 モモの体がビルシャナから離れた瞬間、全てを覆いつくすような白い光が戦場を満たした。瞬く光に視界は歪み、物との距離が取りづらい。とっさに両手の大手甲で目を覆っていた連は光が弱まるのと同時にその手を結晶化させた。
「面倒くさいわね、もう! ――我が前に塞がりしもの、地の呪いをその身に受けよ!」
 砂礫の打突はビルシャナの羽毛を貫き肉を裂き、その裂傷を灰色に乾かす。ひび割れたような傷跡からはとめどなく血が流れていたが、その出血を止めることは困難だろう。
「ちょ~っと痛い攻撃だったわね。皆、大丈夫かしら?」
 前衛に声をかける怜四郎。連を守ったなぁちゃんは閃光に目をやられたのか、目を回しながら浮遊している。その様子に微笑を浮かべながら、怜四郎はハルに迫る。
 ハルの背後には怜四郎の作り出した光の壁があるため、動くことは出来ない。壁に片腕をついた怜四郎は、自分より10センチほど目線の低いハルを見つめ、詠唱する。
「私を見て……!」
 怜四郎の一途にして純粋な想いはヒールの力へ変わっていく――それを見ていた都は、ほっこり癒され穏やかな微笑みを浮かべる。
 どれだけ幸福感に包まれようとも敵に対しては厳しい。回転弾倉式グレネードランチャーを両手に、都はビルシャナに言う。
「とんこつの事を真に愛するなら、その口を閉じてもらおうか」
 声と共に時限信管が炸裂、劇物の雨がビルシャナに降り注ぐ――不治の傷跡から染み入る劇物は、ビルシャナに神経性の麻痺をもたらす。
 負けじとばかりにビルシャナが鐘の音を響かせれば、脳を揺らされ都は膝をつきかける。ぎりぎりのところで耐えられたのは、桜夜の小型無人機が都を警護してくれたからだ。
「チッ、言うだけ有って流石に攻撃は厳しいわねっ!」
 しかし、終わりは近い。
 連の作り出した傷跡を陣内が広げれば、鮮やかな血が激しく噴きあがる。その傷跡めがけて、彩月とハルは同時に走り出した。
「五稜郭の桜は美しいと聞いたわ。――せめて桜のように美しく散るといいわ!」
 桜を思わせる色彩の雷が斬霊刀に纏わりつき、一閃――同時にハルの弾丸が、ビルシャナの内部を冒し。
「さよならだ」
 言葉と共に、桜吹雪へと変じたビルシャナの血肉が一同の視界を覆う。
 視界が開けた時が、戦いの終わりだった。

 戦いの後の行き先は、それぞれ異なるものだった。
「すっごく頑張ったから、バターも乗せちゃいたいわ。……替え玉がいいかしら、いろんな味を食べたいからまるっとおかわりかしら?」
 ハイカロリーなラーメンは頑張った日のご褒美。しっかり動いた今日は食べても良いはずだけど、どんなラーメンにしようか――怜四郎の頭の中はラーメンでいっぱいだった。
「札幌の味噌も美味いけど、函館の塩も良いものね……函館ラーメンを食べに行かない?」
 モモの提案に乗ったのはハル。
 醤油ラーメン党の桜夜は、醤油ラーメンを求めて旅に出た。
「秋刀魚食いに行こうぜ」
 空気を読まずに言い出したのは陣内だったが、これには都が乗った。未成年の都はクラフトビールを飲むことが出来ないが、刺身は一緒に食べることが出来る。猫好きの都としては、陣内の連れているウィングキャットをもっと眺めていたいという気持ちもあるのかもしれなかった。
「まずは教会群……夜になったらロープウェイに乗って、夜景を撮りに行かないと」
 観光と撮影の算段を立てながら、彩月はカメラ片手に歩き出す。
「それにしても、最近ラーメン絡みの事件が多いわね……」
 昨今の情勢に思いを馳せ、連は少々難しい顔。
「おでんビルシャナの方に向かった後輩のことも気になるし、まだ安心しない方がよさそうね」
 考えながら、連は函館の街を散策するのだった。

作者:遠藤にんし 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2015年10月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 5
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