緑の炎は華美を好み

作者:寅杜柳

●緑の炎は悪意を広げる
 都会のとある高級マンションの一室。多少悪趣味なくらいに高価そうな調度品が飾られているその部屋に男性の悲鳴が響き渡る。
 悲鳴を上げた男を覆うのは緑の炎、それをタールの翼をもつ女が無感動な濁った瞳で眺めている。
 やがて炎の勢いが弱まり、中から部屋の調度品と方向性が似通った、豪奢な鎧と剣を装備した巨大な男が姿を現す。炎に包まれた男と同じ顔のエインへリアルは、高くなった目線で周囲を見回した後に目の前にいたシャイターンに膝をつき服従の意を示す。
「やっぱり清貧なんてないわー。高価なのがいいわよね。そこら辺からグラビティ・チェインを回収してくるついでに武装の使い方、慣れておいてよね」
 その命令を受けたエインへリアルは頷くと、窓を破り街へと飛び出した。

「シャイターンがエインへリアルを作り出す事件が予知された」
 集まったケルベロス達を前に告げたのは雨河・知香(白熊ヘリオライダー・en0259)。
「このシャイターンは死者の泉の力を操り、炎で燃やし尽くした男をその場でエインへリアルにできるみたいなんだ。もっとも、そのエインへリアルはグラビティ・チェインが枯渇した状態らしく、人間を殺してそれを奪おうと暴れだす。だから現場に今すぐ向かって暴れるエインへリアルを撃破してきてほしい」
 知香はそう概要を説明すると、資料を広げ説明を始める。
「このエインヘリアルはこの辺りの裏路地を通って大通りに出ようとしている。妨害をかけるならこのタイミングで行うのが一番やりやすいだろう」
 裏通りは街灯もあるがやや薄暗い。基本的に人気はないが、念のため人払いをしておけば万全だろう、と知香は説明する。
「エインヘリアルはゾディアックソードを武器として使っている。豪華な装飾になってはいるが、他のエインヘリアルと比べて飛びぬけて能力が高いわけではないみたいだが、油断は禁物だ。……ただ、やたらプライドが高いみたいで装備を馬鹿にされると怒る。それを上手く利用すれば気を惹いたり足止めすることもやりやすくなるだろう」
 そこまで説明すると、白熊のヘリオライダーは資料を閉じる。
「今回のシャイターンによる犠牲者は防ぐ事はできないが、エインヘリアルによる虐殺は防ぐことができる」
 どうか頼んだ、そう締め括り、知香はケルベロス達を送り出した。


参加者
ズミネ・ヴィヴィ(ケルベロスブレイド・e02294)
狼森・朔夜(迷い狗・e06190)
ヒメ・シェナンドアー(白刃・e12330)
比嘉・アガサ(のらねこ・e16711)
グレッグ・ロックハート(泡沫夢幻・e23784)
晦冥・弌(草枕・e45400)
九十九屋・幻(紅雷の戦鬼・e50360)

■リプレイ

●煽り煽って
 薄暗い裏路地を巨体のデウスエクスがやや窮屈そうに走る。
 ビルから降り立った場所は大通りまで少し距離があり、けれどもエインヘリアルとなった彼にとっては大した距離ではない。
 曲がり角の先に大通りから差し込む光が見え、これでグラビティ・チェインを奪う事ができるという期待が彼の胸に満ちたその瞬間、
「趣味が悪い」
 嘲笑うような声が裏路地に響き、エインヘリアルがライトで照らされる。明かりの元には三人の男女。
 声を発した比嘉・アガサ(のらねこ・e16711)がさらに、上から目線で言い放つ。
「いわゆる成金趣味ってやつか。どんなに金ピカに飾り立てても中身が伴わなければただのゴミ同然」
 憐れな生き物を見るような目で右手を腰にあてて胸をそらし、さらには左手で敵を指さしながら放たれたその言葉は、装備自慢のエインヘリアルを怒らせ気を惹くには十分。
「派手さだけが取り柄なのは芸がないな」
 アガサに合わせるように、白と銀のケルベロスコートを纏うグレッグ・ロックハート(泡沫夢幻・e23784)が言葉を重ねる。
「……最も、見た目を豪奢に飾り立てるだけで実が伴わない相手に負けるつもりもないが……」
 落ち着いた声色と立ち振る舞いだが、言葉は手厳しい。本心半分、利用された相手への憐みや悼みも半分、けれどもどちらも受けた側の感情を刺激するもの。
「あなたはあれですか。恵んで貰った装備にご自分の名前でも書いているのですか? ああ、成金趣味丸出しの方にはお似合いですね」
 それに加え、とても際どい服装のシャドウエルフのズミネ・ヴィヴィ(ケルベロスブレイド・e02294)がその特徴的な声をメガホンで拡声しつつ、挑発。
「黙っていれば……選ばれしエインヘリアルたる私にその物言い……覚悟はできているんだろうな?」
「えいんへりある……エインヘリアルですか。はしゃぐわけですね、うふふ!」
 威圧するエインヘリアルにも動じず、ズミネはくすくすと笑いながら無改造のスマホで敵を撮影、アップロードする。『やだっ、キモっ!!』と添えたコメントは相手には見えないが、明らかに馬鹿にしたその動作は殺意を抱かせるには十分だ。
「貴様等ァ!」
 エインヘリアルがそう叫び剣を振りかざすも、ズミネはスマホを投げつけそのまま裏路地の奥へと逃げ込む。くすくすと笑い続ける彼女にアガサとグレッグも続き、それをエインヘリアルが追う。怒り狂った彼はズミネが展開していた殺界形成すら気にも留めない程。

 そして、裏路地の少し開けた行き止まりにたどり着く。
「追い詰めたぞ!」
 そう叫ぶエインヘリアルだが、その場に追いかけてきた三人以外の人影が二つ、あることに気付く。
「……成金趣味に賛同はできないけど、そのせいでシャイターンに目をつけられてしまったことには同情する」
 背を向けていたアガサが振り向き、そう言った。その目は先程の上から目線でもなく、敵を見る冷ややかな鋭い目。
(「そりゃ、貧しいよりお金は有った方がいいでしょうけど、目をつけられて殺されるのはまっぴらごめんだなぁ」)
 囮になった仲間達の行動を台無しにするのもまずいと思い口にはしないが、内心そう思っている晦冥・弌(草枕・e45400)は肩をすくめる。その腰には熱の無い明かりが灯る。
 事前にケルベロス達は照明を準備していたため、薄暗いこの場でも視界は十分に確保されている。
「……ごめんな。こうなった以上、あんたを見逃せねぇ」
 黒地のチャイナドレス風の衣装を纏う狼森・朔夜(迷い狗・e06190)はそう謝る。被害者の元の性格や嗜好がどうあれ、人生を弄ばれていい道理はないという考えをもつ彼女はエインヘリアルにされてしまった男を憐れむものの、それが為すだろう凶行を見過ごすつもりもない。
 誘いこまれたと悟ったエインヘリアルが来た道を振り返れば、そちらにも別のケルベロス達。ローザマリア・クライツァール(双裁劒姫・e02948)がマリンブルーの薔薇を咲かせた金の髪を揺らし、因果と応報の一対の斬霊刀を構えている。
 その隣には白髪赤目の女性が二人。ヒメ・シェナンドアー(白刃・e12330)と九十九屋・幻(紅雷の戦鬼・e50360)がエインヘリアルの退路を塞ぐよう立ちはだかっている。
(「見た目は立派な敵さんみたいだけど、中身の方はどうだか」)
 ケルベロスとなり、初めての依頼にオウガの気質も相まって幻は戦意十分だ。
「あたし達にできるのは、ここであんたを終わりにしてやることだけ」
 ぶっきらぼうなその言葉と共に、アガサが武器を構える。
 終わらせる事でしか救えないのならなるべく早い方が良い、そう考えるグレッグもアガサに並び、戦闘の構えをとる。
「雷光団第一級戦鬼、九十九屋・幻だ。手合わせ願うよ!」
「そうか、ケルベロス共か! だが負けんぞ!」
 幻の宣言にエインヘリアルが武器を構え、戦闘が始まる。

●行き止まりにて
「立派な見た目だが、中身は自分で確かめてみるとしようか!」
 そう叫んだ幻が流星の勢いを乗せた飛び蹴りを見舞う。命中するがその巨体は揺るがず、剣と逆の腕が彼女をつかもうと伸ばされ飛びのく。
(「シャイターンによるエインヘリアル化……早く元を断ちたいけど、まずは目の前の処理をしなければね」)
 プリンセスモードにより白服の上に赤の軽装鎧を纏ったヒメが弌に魔法の木の葉を纏わせ、さらにズミネが現代風の鉄扇を突き出して百戦百識陣を敷き、破剣の加護を弌と幻に与える。
「……馬鹿なの?」
 グラビティを込めたその嘲りの言葉にエインヘリアルの感情は真っ赤に染まる。怒りのままに振るわれた豪奢な剣から金牛の星座のオーラが飛び出し、アガサ達前衛を傷つける。
「癒やしますね」
「……援護する」
 そのダメージを補うように、弌がエクトプラズムを疑似肉体として前衛の傷を塞ぎ、グレッグの左腕を補っていた地獄から蒼炎が静かに揺らめいて周囲の仲間を覆って傷を塞ぐと共に守りを固める。
 それと同時に朔夜が飛び出しジグザグに変形したナイフが閃くと、エインヘリアルの鎧に傷を刻み付ける。
(「クラッシャーか」)
 仲間の受けたダメージの状態と斬りつけた手応えで、朔夜は敵のポジションをそう判断、朔耶の横からローザマリアが飛び出し高速の剣を振るうが、剣に阻まれ鎧を切り裂けない。
「さあ続けていくよっ!」
 くひひ、と狂犬のような笑みを浮かべつつ、幻がその闘志とはまた違った優美な紅き弧を描く斬撃でエインヘリアルの腕を切り裂く。
 連撃の隙にヒメが操る機械仕掛けの妖精が戦場を舞い、さらにアガサが鉄茨で地面に鉄条網を広げるように陣を敷き、前衛へと護りの加護を重ねる。
「舐めるな!」
 エインヘリアルがそう吠え、超重の斬撃を放つ。その狙いはズミネ、散々に挑発されていた上に攻撃の通り易い妨害手のポジションにいたからか。グレッグとアガサが庇おうとするも間に合わず直撃する。
 ズミネが癒しのオーラを飛ばすも、クラッシャーの直撃を耐性の合わない防具で受けたダメージを埋め合わせるには足りなかったが、
「癒すのは得意なんです。大丈夫、支えてみせます」
 連携して即座に弌が自身と彼女、そして大自然を霊的に接続し傷を癒やす。癒し手としての効果と共鳴が相まって、その傷はほぼ癒される。
 グレッグの洗練された闘気が、時空を凍結させる弾丸の形をとって放たれエインヘリアルの鎧に命中し呪縛を与え、さらに虚の力を纏った鎌による朔夜の激しい斬撃が振り下ろされる。けれどもそちらは運悪く豪奢な剣に防がれる。軽く舌打ちをし、追撃を避ける為に野性の動物に似た素早い身のこなしで距離をとる。
 入れ替わりにアガサが飛び出し、ヤマネコのそれに獣化した腕を高速で叩きつける。一瞬交錯する視線、アガサの瞳には相変わらずの嘲りの色。その視線を不快に思ったか、金牛のオーラが再び放たれる。
「大丈夫よ、その痛みは繕える――」
 淡く輝く翠風がヒメから溢れ、さらにはズミネが薬液の雨を降らせ、それらが過ぎ去った後には前衛の傷と呪縛を祓い落とされていた。
 今回、ディフェンダーはやや少なめだが、その分妨害手と癒し手が回復を厚くすることで対応する戦術をとっている。それは上手く機能し、危なげなく敵の体力を削り取っていく。
「だが……ここで負けるわけにはいかない!」
 エインヘリアルの戦意はそれでも鈍らず、その豪奢な装備と巨体を活かして暴れ続ける。そしてそれも、ケルベロス達の包囲を崩すことはできず戦闘は続いていく。

●見た目に足りず
 ズミネの杖を基点に雷の壁が構築され、前衛のケルベロス達の異常耐性を高める。
 その壁を突っ切りエインヘリアルがズミネを狙い金牛の重力を宿した一撃を放とうとするが、直前でアガサへと矛先が向き、そのまま剣が叩きつけられる。
「またか!」
 猩々緋により付与された怒りは戦闘が続くにつれ重ねられ、さらには増幅され敵の狙い通りに攻撃をさせない。守りの加護と耐性、さらには護り手の効果も相まってダメージ自体もかなり抑えられている。
 勿論その一撃で加護は砕かれるものの、それ以上の速度でヒメやズミネが加護を付与していくためそう簡単には崩れない。広範囲の回復であるため加護が及ばないことはあるが、その場合でも弌が的確にフォローを入れて補う。
「もう少し、回復が必要か?」
「いいえ、ぼくだけで大丈夫です」
 さりげなく気遣うグレッグに弌が応える。
「それじゃあ、任せる」
 グレッグが再びエインヘリアルに攻撃を仕掛ける。弾かれ、剣の直撃を受けることもあるが、グレッグは怯まず彼の役割に徹している。冷静に状況を観察し、やるべき事を速やかに。そして、任せるべき事は仲間を信頼する。
(「分散されるよりかはやり易いかな」)
 癒し手の青瞳の美少年はそう思いつつ、前衛へとオウガ粒子を展開し、感覚を活性化させる。
 エインヘリアルの攻撃は挑発を積極的に行った三人、特に最初に怒りを付与したアガサに集中している。回復の手が欠ければ崩される可能性も高まるが、弌が一人も欠けないよう回復に専念しているのに加え、妨害手と護り手も回復重視であるためそうはならない。
 虹を纏った急降下蹴りをグレッグが放つ。エインヘリアルはその一撃を防ごうとするも、感覚が活性化された彼の蹴りを止める事は能わず。命中し、飛びのいたグレッグの足元に白き花弁が散る。同時に距離を詰めた幻が紅光に宿る呪詛を乗せた一閃を放つ。美しい軌道のそれは幻の正確さも相まって甲冑を切り裂き、敵の肉体へと傷を与える。
(「大丈夫、十分任せられる」)
 周りを見ることを意識していた彼女ははそう判断し、攻撃に集中する。
 本来の幻のスタイルは捨身特攻。ケルベロスとなった今は少しは連携や守りも意識した戦い方をするものの、その本質はどちらかが倒れるまで全力をぶつけ合う闘争を好むもので、そちらの方が性にあっている。
 間を置かずに朔夜が気弾を放つ。彼女の役割は攻撃手、その野生動物染みた動きから放たれる荒々しく力任せなグラビティはエインヘリアルの防具を砕き、ダメージを重ねていく。
「そこ、崩しますね」
 ヒメが雷を纏った緑麗と緋雨で突き、エインヘリアルの護りを崩す。自身の火力ではなく、仲間達の攻撃を支援する事に今回彼女は徹している。勘ではなく計算で動く彼女はそれが効果的だと判断していた。
 さらにアガサがナイフを翳すとその刀身にエインヘリアルのトラウマが映し出され、それが具現化する。映し出されたものは無数の瞳、醜いものを見つめるような侮蔑の瞳。
「違う……金を手に入れさらに生まれ変わったんだ! そんな目で見るな!」
 トラウマに苦しむ敵の姿にもアガサは無表情、仲間の位置を確認しつつ被害が及ばないように位置を調整する。
 戦闘も中盤を過ぎたあたりで妨害手二人が攻撃に回る余裕が出来始めると、エインヘリアルはあっという間に劣勢に陥った。大量に重ねられ、ヒメや朔夜に増幅された呪縛が彼が思うように行動させず、そこに生まれた余裕でケルベロス達は体勢を整える。
 エインヘリアルが守護星座を展開しても、効果を発揮する前に破剣の加護を受けた幻と弌がそれを崩し立て直す隙を与えない。
 戦況は明らかに不利、けれども逃走するには逃げ道は完全に抑えられている。
 一瞬ローザマリアが立ちはだかっている大通りへの路地へと視線をやるが、
「全てがおこぼれなのに他人様と比べるのが何やらお好きなようで。それで何かを感じるとか、愚かですね!」
 そんな彼にズミネの言葉が突き刺さる。
「ふざけるなぁ!」
 逆上したエインヘリアルがズミネに襲い掛かろうとするも、
「アクセス――我が原罪。誰しも自由な土地と幸多い人生こそ願う。理想郷を目指すならば我らも手を貸そう。瞬間よ止まれ、汝はいかにも美しい」
 どこか全てを嘲笑う、傲慢な悪魔のような空気を纏ったズミネの言葉に、ずれた体感時間に戸惑ったエインヘリアルの足が一瞬停止する。
 それが、致命的。
「さぁあそびましょ、ぼくが鬼」
 回復はもう大丈夫。弌がエインヘリアルに自然な動作で手を伸ばし、白くほっそりとした指が鎧に触れるとその部分に氷の華が咲いた。花弁は鎧を貫き、中へも外へも融けない氷は咲き誇る。
 さらにグレッグが星形のオーラを蹴りこみ守りを弱め、よろめいたエインヘリアルに、音もなく空の霊力を纏ったヒメの双刀が振りぬかれる。緋石と碧玉の軌跡が通り過ぎた後には劣化が一層増幅された武具。それは豪華な装飾や色合いですら覆い隠せない程になっていて、
「全身全霊の一撃、受けてくれるよねッ!?」
 紅い稲妻の様な気を纏わせた紅光が閃く。全身、特に瞳と角から赤い稲妻のような気を迸らせ、己の持てる全てをぶつける捨て身の奥義がエインヘリアルの鎧を貫き、エインヘリアルが鮮血を口から零す。
 それでもまだエインヘリアルは膝を折らない。剣を振り上げ、反撃しようとし、
「喰らえ」
 獣化した腕、研ぎ澄ませた集中力からのアガサの掌底が、剣を振り下ろす直前にエインヘリアルの鎧に叩き込まれる。
 少し遅れて降ろされたエインヘリアルの剣に、何かを断つような勢いはすでになかった。

●後には何も残らず
「怪我人はいないみたいね」
 万全な人払いもあり、怪我人がいないことを確認したヒメはほっとしつつ、周辺の建造物のヒールを始める。アガサは鉄条網で修復の陣を描き、グレッグとズミネは其々のオーラで、幻はその拳圧で手分けしてヒールしている。
 片付けが粗方終わった後、かつては人だったエインヘリアルに朔夜が黙祷を捧げる。
「これ以上の犠牲は出ない、今はそれで良しとしないといちいち持たないと思うんですよ」
 そんな彼女を、仲間達へのヒールを終えた弌が労る。

 修復を終えたケルベロス達は、惨劇を防いだ大通りへと帰還していった。

作者:寅杜柳 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年3月11日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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