現出、戌年様

作者:つじ

●干支転生
 黒い羽毛の間から、透明な雫が滴る。
「我等は敗北した……酉年は終わったのだ……」
 悲嘆にくれるそのビルシャナの姿は、鶏に良く似ていた。深く考えるまでもなく、先日現れた『除夜のクレーシャ』、または『酉年様』に連なる者だろう。昨年色々と事件を起こした連中ではあるが、その全てがケルベロス達の手によって阻止されている。
 そんな失意のビルシャナの背後に現れたのは、黒衣の女性。音も無く生じた彼女は、球根のようなそれ……『死神の因子』をそのビルシャナへと植え付けた。
「さあ、お行きなさい。そしてグラビティ・チェインを蓄え、ケルベロスに殺されるのです」
 囁くその声に、ビルシャナの体がびくりと震える。何か、そう。天啓を得たとでも言うように。
「ああ……酉年は終わり、時は巡る! ならば私が再度威光を示そう! 自らの手で! 『戌年様』として!!!」
 理性を失ったのか、何なのか。よく分からない暴走を始めたビルシャナは、力を求め、そして力を示すため、グラビティ・チェインを求めて遠吠えを上げた。

 こけこっこー。

●どう見ても鳥ですが
「無理がありませんか?」
「僕もそう思います」
 古牧・玉穂(残雪・e19990)の言葉に、白鳥沢・慧斗(オラトリオのヘリオライダー・en0250)が深く頷く。
 話題に上っているのは今度の事件。玉穂の協力によって予知されたビルシャナの暴走についてだ。過去に前例があるように、死神によって『死神の因子』を埋め込まれたことがその発端であると考えられる。
 この因子を埋め込まれた者は理性を失うか、『グラビティ・チェインを集めなくてはならない』という強い衝動に駆られることが分かっている。今回のビルシャナも、恐らくは理性が吹き飛んでしまったのだろう。
「繰り返しになりますが、このビルシャナは『戌年様』を名乗り、市民を手当たり次第に虐殺しようとしています!」
 幸い、発端となった場所が秩父の山間部であったため被害は出ていないが、人里に至れば話は別。市民に大きな被害がでるだけなく、大量のグラビティ・チェインを集めてから死ねば、このビルシャナは死神の強力な手駒となってしまう。
「放っておくわけにはいかない、ですよね」
「その通りです! 皆さんには急ぎ現地に降り立ち、このビルシャナを速やかに撃破していただきたいのです!」
 朗らかな笑みを浮かべる玉穂にもう一つ頷き、ヘリオライダーはぐっと拳を固めて見せた。
 敵となるビルシャナは、不気味な光のほかに、腕と嘴を使った肉弾戦を仕掛けてくる。理性を失っているためか、ビルシャナらしい経典などの攻撃は行ってこないようだ。
 また、このデウスエクスは体力が尽きると、彼岸花のような花が咲き、どこかへ消えてしまうという。しかし、残り体力に対して過剰なダメージを与えて死亡させた場合は、死体が消えることはない。つまり、これによって死神に死体を回収されることを阻止できると考えられる。
「暴走デウスエクスの凶行と死神の狙い、両方阻止するのは中々に大変ですが……皆さんを信じています!」
 そう言って一同を鼓舞し、慧斗はヘリオンへの道を指し示した。


参加者
深月・雨音(夜行性小熊猫・e00887)
奏真・一十(背水・e03433)
コンスタンツァ・キルシェ(ロリポップガンナー・e07326)
レスター・ヴェルナッザ(凪の狂閃・e11206)
古牧・玉穂(残雪・e19990)
鴻野・紗更(よもすがら・e28270)
天羽・蛍(突撃戦闘機・e39796)
ティリル・フェニキア(死狂ノ刃・e44448)

■リプレイ

●戌年到来
 新しい年を迎え、もはや一ヶ月が過ぎようとしている。件の敵が本当に『戌年様』だとするのなら、随分と遅い目覚めだと言うほかないだろう。
「酉年最後の祭りに出遅れた奴がいるとはな……」
 呆れたような様子で呟いたティリル・フェニキア(死狂ノ刃・e44448)に、古牧・玉穂(残雪・e19990)が頷いて返す。
「酉年が過ぎたのなら戌年を頑張れば良いという思いはわかりますが……やっぱりちょっと無理がありますよねぇ」
 彼女等が歩いているのは、とある神社の境内の裏手。役割としてはパトロールといったところだ。何しろここは、予知通りならばほどなく戦場と化すのだから。
「神主にも話は通しておいた。事態が片付くまでは、参拝客を遠ざけておいてくれるそうだ」
「道すがら、出会った人にも事情を話しておいた。後は向こうの三人に任せておけば、問題ないであろう」
 レスター・ヴェルナッザ(凪の狂閃・e11206)と奏真・一十(背水・e03433)も彼女等に合流する。指し示されたのはさらに後方、コンスタンツァ・キルシェ(ロリポップガンナー・e07326)を先頭とする一団だ。遅れているのは、彼女等がキープアウトテープによる人払いを担当しているため。
「とりあえず、迷子も近づいて来られないようにしといたっすよ」
「上空からは蛍様に目を配っていただいています。わたくし達は、わたくし達の務めを果たしましょう」
 そう言って、鴻野・紗更(よもすがら・e28270)が視線を上げる。その先から、翼を駆使した天羽・蛍(突撃戦闘機・e39796)が、ゆっくりとこちらに降りてきていた。
「戦場の準備はこんな所で良いんじゃないかな、それより――」
「そう……ちかづいてきてるにゃ」
 蛍の言葉を深月・雨音(夜行性小熊猫・e00887)が引き継ぐ。地の匂いを嗅ぐように姿勢を下げ、木々の向こうを睨み付ける。ウェアライダーである彼女の野生が、その先に居る敵の気配を感じ取っていた。
 ……否。

「こけこっこおおおおおおおお……!」

 遠吠えらしきものが、徐々に近づいてきている。
「うるっせぇな、少しは大人しくできねえのか」
「台無しですにゃ……」
 ティリルのそんな反応に頷き、雨音の尻尾の先がしんなりと下がった。

●こけー
 山から下りてきた猛獣が、待ち受けていたケルベロス達を発見して立ち止まる。だがここまで走ってきた暴走の勢いは止まらないのか、ばさりと羽毛に包まれた両腕を広げてみせた。
「現れたな人間ども! 我は戌年の化身、崇め奉りひれ伏すが良い!!」
 こけー、と威嚇の声を上げるビルシャナ。どうしたら良いのかわからないまま、とりあえず玉穂は敵の前で優雅に一礼した。
「ごきげんよう、えーと……犬のつもりなんですか?」
「当然だ! この姿を見てわからぬのか愚か者め!」
 そうして吼えたビルシャナが、両手を広げたまま光を纏う。眩いそれは、確たるプレッシャーと共にケルベロス達を照らし出す。
 敵の先制攻撃、その光を遮るようにして、レスターが立ち塞がる。竜骨の剣、そして精悍な肉体を盾としつつ、彼は仲間の方へ視線を向けた。
「憧れってのは否定しねえが……どう思う?」
「いや、どうもこうもねえよ」
「ビルシャナのアイデンティティ完全に見失ってるっすよアレは」
「目も当てられぬ始末であるな……」
 ティリルの言葉にコンスタンツァが頷き、一十が深くため息を吐きつつオウガメタルを展開する。敵の姿に対抗するように広がった流体金属が、光と共に粒子を散らした。
「すごい洗脳だね、これも死神の力なのかな?」
「どうでしょうね、ビルシャナは暴走してもビルシャナ、ということかも知れませんよ」
 ヒールドローンを前衛に飛ばした蛍に、紗更が言う。ビルシャナも極端なタイプが多い。ゆえに今回の敵も最初からとち狂った個体だった可能性もある。
 どちらにせよ、やることは変わらないが。紗更がサイコフォースで牽制し、玉穂が雷刃突で防御を崩す。コンスタンツァの達人の一撃と共に、雨音もグラインドファイアで今後の布石を打つ。
「コケェェェ、何故抵抗する! 何が不満だと言うのだ!?」
 淀みのない初動。一向にひれ伏さない敵の様子を前に、ビルシャナが地団駄を踏む。死神の手によるものか、元来の頑固さによるものか、それでもこのデウスエクスの頭に浮かぶのは実力行使のみである。
「おのれ受けるがよい、この酉年の輝き――」
 再度の眩い光がケルベロス達を襲う。だがその一言を、ルナティックヒールを放った一十が捕まえた。
「酉年と言ったか? 戌年様とは言いながら、酉の己を捨てきれておらんな」
 びくり、と体を震わせるビルシャナに、続けてレスターが追い打ちをかける。
「語るに落ちたな」
「な、なにを……!」
「犬の好物を知ってるか。……肉だ。とくに鶏の肉とかな。お前はどうだ」
 無骨な刃と共に突き付けられた言の葉に、敵がたじろぐ。
「鶏肉…食えるのか?」
「コ、コケェ……」
 嘴から漏れ出る悲しげな響き。全くもってどうでも良い話だが、飽くまで真摯に、紗更はそっと指摘する。
「そもそも、犬がこけこっこーと鳴くのはさすがに無理があるかと……」
「そうですにゃ! とりあえず、これからは語尾に「ワン!」を付けてくださいにゃ」
「ワン……だと……?」
 雨音の提案に愕然とするビルシャナ。どうやらその発想はなかったようだ。
「わおーんって鳴くっすよ、ホラ、やってみるっす!」
「わ、わおーん……?」
「……それでは戌年様には程遠いですね。やる気を見せてください」
「もっとビブラートをきかせるっす! こうっすよ!」
 わおーん。迫真の演技である。困惑する敵に対し、紗更とコンスタンツァに留まらず、ケルベロス達が畳みかけていく。
「まずは戌年の格好をしてはどうかにゃ? ほら、羽じゃなくて雨音みたいにもふもふに……」
 さりげなく、だが自慢気に尻尾を振る雨音を見て、玉穂が良い事を思いついたと口を開く。
「そうです! 犬と言ったらしっぽぶんぶんですよっ、さぁ、感情豊かにしっぽを振りましょう!」
 レッサーパンダな雨音と違ってもふもふではないが、このビルシャナにも尾羽はある。さぁ振れ、という凄まじい圧力に、それがぎこちなく揺れた。
「何だその振り方は! 舐めてんのか!? ちゃんと手本を見ろ!」
「違うっす! ちゃんと真剣にやるっすよ!」
 しかしそんなものが通用するはずもない。適当にこなすことなど許さん、とばかりにティリルとコンスタンツァが詰め寄っていく。
 あまりの勢いに後ずさるビルシャナ。だが逃げ場はもはや存在しない。
「ちょっと、なに二足歩行しているの、犬なら四本足で歩かないと」
 後ろに回り込んでいた蛍が、アームズフォートの砲塔を向けて微笑んだ。
「動きづらい? 大丈夫! 初めはみんなそういうものだよ」
「うーん、まだちょっと、動きに柔らかさが足りませんね……」
 人は、報われない出来事には手を差し伸べたくなるもの。
 これがそういう理屈かどうかは定かでないが、ケルベロス達の助言はもはや調教の域に差し掛かっていた。
「犬と言うからには、やはり芸を仕込む必要があるっすね!」
「フェッチとお手手も練習しないとにゃ……」
 拳を握るコンスタンツァに、雨音が頷けば、ティリルもそれを煽り立てる。
「人の心を掴みたいなら雑念を捨てろ! 犬になり切れ!」
「くじけてはいけないのにゃ。これであなたも立派な戌年様になるにゃー!」
「そら、もっと頑張れ」
「三回廻ってワン、だ。やってみろ」
 一十やレスターも止めることなく加わっていく。そんな熱の篭りだしたケルベロス達のアドバイスを後方から眺め、サキミが一つ欠伸をした。

●覚醒、戌年様
 普段ならば、強いこだわりや信念を持つビルジャナはそう簡単には屈しない。だが死神の手による『暴走』が、それを揺らがせる元となったのだろう。たぶん。
 程なくして、調教の時間は終わった。
「それじゃ、試しに成長の証を見せてみるにゃ……お手手!」
 雨音の差し出した手に、ぽふっとビルシャナの前足が乗せられる。まさか、これは。
「ちんちん! 伏せ! よーし良い感じっすよー」
 仕込まれた技を着実にこなすその姿に、コンスタンツァが目を細める。
「さあ、今度はこれを取ってくるっすよ!」
「わおーん!!」
 放り投げられたボールを追って、ビルシャナは四足歩行で走り出した。
「まさかの光景である……」
「純真すぎるってのも怖えもんだな」
 まさかこうまで上手くいくとは。一十とレスターが感嘆にも似た呆れ声を上げる横で、雨音と蛍が教育の成果に目頭を押さえる。
「完璧ですにゃ。もふもふ感こそ足りないけれど、あの子は見事戌年様として仕上がったのにゃ……!」
「こうやって、子犬は立派な姿へと成長していくんだね……!」
「わん! わん!」
「よくできたっす! ポチは良い子っすねー」
 叶わぬ夢に手を伸ばしたがるのも、また人の性というもの。ずっと犬を飼いたいと思っていたコンスタンツァもそれは同じだ。
 ――できれば、自分も巨乳美少女に生まれたかった。だが今さら巨乳を自称しても虚しいだけ。虚構の乳とこのビルシャナの姿を、いつしか重ね合わせていたのだろう。
「少女の儚い夢、でございますね」
「ああ、うん……?」
 一歩引いた位置から肯定的な解釈をする紗更の横で、乗り切れなくなってきたティリルが首を傾げる。
「あはは、くすぐったいすよー」
 まぁ、何はともあれ、酉年様の喪失という悲劇を乗り越え、ついに人とビルシャナは分かり合え――。
「――ってぎゃーーーーっす!?」
 突然の目潰しを受けてコンスタンツァが転がる。その傍らで、含み笑いをしながらビルシャナが立ち上がった。
「くくく……これで我は名実ともに戌年の化身と成った。そうなれば、貴様等は既に無用の存在だワン!!」
「う、裏切ったにゃ……!」
 やはり、人とビルシャナは分かり合えない。死神による暴走中となればそれもなおさらだ。
「敵に塩を送るとは、やはり愚かな者達だワン」
「いえ、まぁ……振出しに戻っただけですけどね?」
 特に動じた様子もなく、玉穂が抜刀する。そして飽くまでゆったりと、前へと足を踏み出した。
「残念ですが、手羽先になりましょうか」

 少々長い中断を挟んだが、ここで戦闘が再開される。
「結局はこうなるわけだな。まぁ、分かりやすくて結構だ」
 右腕の地獄を大剣に纏わせ、レスターが重い一歩を踏み込む。大質量のブレイズクラッシュにより銀炎が爆ぜ、のけぞったビルシャナは、彼を避けるようにしてティリルを狙う。
「そっちいったぞ」
「らじゃ!」
 小気味良い返事と共に、蛍が飛翔。地獄と化した翼で嘴の一撃を妨害する。炎の翼が開かれたそこには、既に独立機動砲台が展開されている。
「ついでにこれも!」
「悪ぃな!」
 主砲による一撃に合わせ、ティリルが刃を走らせる。繊細、かつ大胆に、傷口を抉る斬撃が血の雨を降らせた。
「ふん無駄な抵抗だワン。完全体となったこの戌年様の前には――!?」
「おや、失礼を」
 紗更の旋刃脚、そしてここまで積まれてきた攻撃の成果により、敵の羽毛塗れの手の一撃は不発に終わった。
「完全体と言うには足りないものが一つあるにゃ。それは――」
 低い唸り声を上げ、雨音が敵の間合いに踏み込む。軽やかな足取りの後に示されるそれは、羽毛とは違う柔らかな――。
「ぷにぷに・にくきゅう・あたっく!」
 それは全く痛そうには見えなかったが、しかし。内側で何かが爆ぜたように、ビルシャナは体を震わせ、膝をついた。

「さて、そろそろ立ち上がる時である」
 一十が鍵を模した鉄塊剣を、コンスタンツァの傷口……つまり顔面に叩き込む。
「!?!?」
「大丈夫。治る!」
 『創痍施錠』錠前を下すように鍵が捻られ、引き抜かれたそこには傷一つない顔が。
「うう、とんでもない回復方法っす……」
 呻きつつ、コンスタンツァが敵へと視線を移す。頭を過ぎるのは、やはり先程の楽しい思い出だ。
「最初からこうなることは分かっていたっす。おわかれっすよ、ポチ……」
 涙を呑んで、彼女は引き金に指をかけた。
 放たれるはテキサス・トルネード、銃弾は竜巻を伴い、ビルシャナを天高く吹き飛ばした。
「こ、こけーっ!?」
「結局、素が出てんじゃねぇか」
 きりもみ回転しながら宙を舞う敵の様子に、ティリルが呟く。その余裕の無さから、負傷度合いも推し量れるというもの。
「そろそろ、おやすみの時間のようです」
「また来年とは言わねえよ」
 『鬨』。レスターが手にした鉄塊を敵に向けるのに合わせ、灰の追い風が吹き荒れる。ティリルはブレイブマインでさらにそれを後押し。その間に、紗更が慎重に、調節するように一撃を放つ。
「少し、痛いかもしれませんね」
 グラビティ・チェインから成る細い鞭が敵を捕らえ、表面の鋸歯で引き裂きながら地へと落とす。
「せめて犬として送ってあげましょう――秘剣・霙切」
 一連の、見事な連携攻撃から一歩遅れて、玉穂の刃が走る。一十のルナティックヒールによる力を乗せた、目にも止まらぬ居合抜き。
 一瞬の後、両断されたビルシャナの体が、ゆっくりと倒れていった。

●フラグ?
「死神の手に渡るのは、防げたみたいだね」
 特徴的なヒガンバナが現れないのを確認し、蛍が軽く息を吐く。事件は無事解決、被害が出たのは神社の一角くらいだろう。
「今年も、こんな感じで頑張っていきましょう」
 この後はお参りして帰るのも良いかもしれない、と考える玉穂だが、その前に。
「サキミ、この場所の修復を……分かった、僕がやろう」
 要修復箇所を指差した一十だが、既に別の個所に取り掛かっていたボクスドラゴンの視線を受け、屈する。
「見た目が奇抜になるが、壊れてるよりはマシだよな?」
「その通りだにゃ。雨音は何も悪くないにゃ」
 呟くティリルの後ろでは、雨音のヒールによってオレンジと黒の斑模様が生まれていた。
 同じく、ぎこちないながらヒール作業を行っていたレスターが、ビルシャナの倒れていた場所に目を止める。
 事件を未然に防ぎ、死神の狙いも挫くことに成功した。しかし、やはり妙な敵だったのは間違いない。
「まさか、次は亥になって蘇ったりはしないだろ」
 来年の話はまだ分からないが……。
「……しないよな?」
 そんなおかしなことにはならないだろう。たぶん。きっと。

作者:つじ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年2月1日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 2
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