白の鼓動

作者:東間

●白、降る
 光り輝くシャンデリアのように、大きな大きな雪の結晶が咲いていた。
 触れれば折れそうなその色は、きらきら透き通った青。
 先端からは、天井のものよりは小さいが、通常からすれば遥かに大きな結晶が連なり、垂れ下がっている。
 絢爛豪華なそれは、このデパートが毎年冬季限定で行っているイルミネーション。外が雪にも関わらず、1階広場はイルミネーションを一目見ようと訪れた人々で賑わっていた。数分前までは。
 炎と煙が溢れ、崩れた天井で広場の一部が埋まる。『雪』がガシャガシャ音を立てて揺れ、あちこちで悲鳴が上がり冷気と雪も流れ込む中、人々は幸い埋まらずに済んだ出入り口へと殺到した。
 その時だ。警備員が落ち着くよう声を掛ける中、崩落近くからボサボサ頭の青年が駆けてきた。手前を走っていた従業員に舌打ちして――突き飛ばす。
「あっ!?」
「ざっけんな、客優先しろ!」
 一瞬だけ振り返り、そのまま駆け出そうとして――。
「っぎィ……!?」
 落ちてきた『雪』が青年の背中を刺し貫いた。肉を裂いて骨を砕いた雪が、床が真っ赤になっていく。それでも這って出入り口を目指す青年の目に、女の足が映った。
「ねえ、ステキな貴男。自分勝手で、性根の醜い貴男」
 甘い声。とろけるような微笑。文句なしの美女だ。ただし微笑む目は濁り、波打つ白い髪の向こうにタールの翼が生えている。
「私、ブランカが貴男をエインヘリアルにしてあげる」
 炎の塊が『雪』ごと青年をのみ込んだ。そして。
「やだ、死んだわ。ステキに醜かったのに……ああ、ガッカリ。サヨウナラ」
 ――じゃあ、次を探しに行きましょう。

●白の鼓動
 ヴァルキュリアに代わって死の導き手となったシャイターンが、エインヘリアルを生み出す為、事件を起こすべく雪の降る街に降り立つ。
 ラシード・ファルカ(赫月のヘリオライダー・en0118)からの報せと語られた予知の光景に、野々宮・イチカ(ギミカルハート・e13344)は銀の瞳をぱちっと瞬かせた後、あっと声を上げた。
「それって前にイチカが言ってたやつだよね?」
「そう。君のお陰で予知出来たよ、ありがとう」
「どーいたしまして!」
 しゅぴっと敬礼ポーズで答えたイチカへ、ラシードも敬礼で返し、集まったケルベロス達に『当日はまず潜伏してほしい』と告げた。
「事前に避難を行えば、違う所が襲撃されて、被害そのものを防げなくなってしまうからね」
 襲撃が発生した後、まずはシャイターンの選定対象以外の避難誘導と、崩壊しそうな所をヒールして被害を食い止める。そしてシャイターンが選定対象を襲撃する所へ向かうのがいいだろう。
「最初の崩落は広場の奥で。選定対象の襲撃が起きるのはイルミネーションの下だね」
 そこから出入り口までは距離があり、広場というだけあって空間スペースは充分。人々の避難が滞りなく行われれば、現れるシャイターン『ブランカ』との戦うのに最適の場所となる筈だ。
 ブランカの使用グラビティは3つ。灼熱の炎塊。幻覚作用をもたらす砂嵐。それからグラビティで創った蛇によるヒールとなっているが、攻撃グラビティの命中精度は高く、場合によっては一撃で深手を負わされるかもしれない。
 人々をどう避難誘導し、崩壊を止めるかだけでなく、そこに対する備えも必要になるだろう。
「以上で大事な話はお終いさ。何か質問はあるかな?」
「んん、だいじょーぶ。ありがと!」
 じっと話を聞いていたイチカは集った仲間達の方を向き、人懐っこい笑みを浮かべた。
 考える事もやる事も多いが、予め知れたからこそ出来る事がある。
「雪のイルミネーションと、それを楽しみにしてた人達。あと……ちょっと勝手なことしちゃうおにーさん。みんなみんな、シャイターンから守ってこようねえ」


参加者
アラドファル・セタラ(微睡む影・e00884)
隠・キカ(輝る翳・e03014)
ルース・ボルドウィン(クラスファイブ・e03829)
ライル・ユーストマ(紫閃の斬撃・e04584)
野々宮・イチカ(ギミカルハート・e13344)
ヴィルベル・ルイーネ(綴りて候・e21840)
服部・無明丸(オラトリオの鹵獲術士・e30027)
空蔵・蒼龍(ドラゴニアンの土蔵篭り・e44873)

■リプレイ

●冬咲く場所で
 遥か頭上で咲く雪のイルミネーションに多くの目が、カメラのレンズが向けられる。その中のひとつ、広場の奥に紛れていた灰色の目は、煌めく雪をぼんやり映していた。
(「綺麗だな……これなら目が覚めたままでいられそうだ」)
 アラドファル・セタラ(微睡む影・e00884)は周りへ目を向ける。冬のイルミネーションが彩るここは今はまだ穏やかな日常の中だが、間もなく状況は一変し、ケルベロスである自分達は大忙しになる筈だ。
 頑張らねばと気を引き締めた彼と目が合い、ヴィルベル・ルイーネ(綴りて候・e21840)は静かに頷く。来たる時への備えは、既に。
 その頃、隠・キカ(輝る翳・e03014)は玩具の『キキ』と一緒に出入り口の方を見つめていた。外から来た人々は皆、ほ、とした表情を見せた後、電子の雪を見上げ笑顔を綻ばせている。
 広場で待機していたライル・ユーストマ(紫閃の斬撃・e04584)も、片目を閉じて仲間達に『繋いだ』まま、温かな屋内や頭上の雪に笑う人々を見ていた。ここへやって来た人々は、ほぼイルミネーション目当てだろう。中には、今だけある煌めきを待ち合わせの目印にしているのかもしれない。何であれ、すぐそこから離れるという人はあまりいないようだ。
 誰もが寒さを忘れて過ごしていたように、空蔵・蒼龍(ドラゴニアンの土蔵篭り・e44873)もまた、人工の雪を見つめていた。
(「いつまでも、見ていたいと思うけど――、っ」)
 衝撃が走ると同時に轟音が響き、ざあ、と冷気が流れ込んできた。崩れた天井からは炎が零れ落ち、もうもうと煙が湧く。たちまち起こった恐怖と混乱は、何もしなければ簡単に膨れ上がるだろう。
「被害を最小限に止めないと」
 うむと頷いた服部・無明丸(オラトリオの鹵獲術士・e30027)だが、しかし、と首を傾げた。
「彼奴らあいもかわらずよく分からぬことをやっておるのう。戦士の選定というには、こう、もっと……何かあるじゃろう! まともな基準が!!」
 が、考えてもわからない。大声を上げスカッとしたなら、歪んだ性根も企み諸共に粉砕すべく人々の元へ向かった。
 出入り口へ殺到する人々は混乱と恐怖に満ち、誰もが外を目指している。その背を殺気が音もなく撫でた。
「落ち着いて避難しろ、ケルベロスが居るから大丈夫だ」
「ケ、ケルベロス!?」
 アラドファルの声へ返された驚きの声。それを拾ったルース・ボルドウィン(クラスファイブ・e03829)は、そうだ、と『声』を響かせ――人波の中、周囲をオロオロ見る男性に気付く。
「そのまま進め。出入り口は無事だ」
 届いた安心と安全が男性から不安を取り除いたのだろう。しっかりし始めた足取りの向こうでは、警備員やスタッフ達が声を張り上げ、腕を大きく動かしてと避難誘導に加わっていた。
「皆さん、こちらです!」
「大丈夫ですからねー! 落ち着いて前を見て!」
 ルースとヴィルベルとキカ、3人が話をした時、起こりうる事件に緊張の色を見せつつも快諾してくれた彼らは一般人。元よりケルベロスの活動に好意的な事もあり、プラチナチケットを見せる前から『頑張ります!』とやる気満々だった。
 その時突然、バキバキッと嫌な音がした。崩落した所から出入り口を目指す様に亀裂が走り、ぽろ、と破片が落ちてくる。瞬間、ライルが駆け、野々宮・イチカ(ギミカルハート・e13344)は溌剌とした声を響かせた。
「だいじょーぶ。イチカにおまかせだよ!」
 斬霊刀が破片を払い、ヒールグラビティが幻想を生みながら亀裂を消していく。壁を伝い始めたひびにはヴィルベルのヒールが飛んだ。
「何度やっても不思議な光景だよね、建物が癒えていく様子っていうのは。さて……」
 素早く周囲を見れば、事前の備えのおかげもあってか避難漏れはおらず。
「きぃ達が絶対みんなを助けるよ。だいじょうぶ、あせらないでね」
「あ、ありがとう……!」
 転がっていた立て看板を、えい、と退かしたキカは駆けていった女性へ小さく頷き、大きな棚は蒼龍が『怪力』を揮って片付けていく。そして、雪が落ちた。

●白と牙
 他人を押し退けてでも助かろうとしたボサボサ頭の青年の背中で、腹部で、澄んだ青が鮮血に染まっていく。呻きながら這うその姿を隠すようにアラドファルが立てば、うー、と青年が唸った。邪魔だと言うようなそれにヴィルベルは息を吐く。
「生き汚いのは嫌いじゃない。命は一つしか無いからね。大切にしないとだ。その代わり、命の価値に優劣はないのだけども」
「な、に――う、うぅ!?」
「ちょーっと痛いかもだけど、そこのとこはバチがあたったんだと思ってガマンしてねえ! ルースくん!」
「ここで死に掛けたのもそのまま死ねぬのも、自業自得と知り、生きよ」
 イチカが雪を抜き、悲鳴と同時にルースが癒す。顔を涙でぐしゃぐしゃにした青年は、ひい、ひい、と声を漏らしながら起き上がり――悲鳴を上げて逃げ出した。
「これに懲りたら、次は助ける側になってねっ」
 イチカは遠ざかる背へ送り、皆と共に得物を掴む。生きていれば変わるかもしれない。そうなれば、シャイターン『ブランカ』の目に止まる事もなくなるだろう。
 そのブランカは、至極残念そうな顔をしていた。
「やだ、貴方達ケルベロスでしょう」
「その通りだ! そしてよくぞ参った! だがここより先へは一歩たりとも進ませぬ! 一歩たりとも退かせもせぬ! ここが終点と心得い!!」
「もう、うるさいわ。折角死ぬ所だったのに」
 無明丸の大声にブランカが面倒そうな顔をして、ひらり、手を振る。次の瞬間巻き起こった砂嵐が前衛の肌を裂きながら蝕んだ。しかし、燦然たる翠放つ魔術式の群れが舞い踊る。
「その身に真冬でも宿してしまうのかな? そうなると、夏場に冷房要らずになるねぇ」
 日本の夏は高い湿度と暑さのダブルパンチだ。ヴィルベルは強い癒しを届けながらくすりと笑み、キカは実らせた黄金果実の光を溢れさせた。
「きれいだったのに、こわしちゃったんだね」
 夏空の青に似た瞳が血濡れの雪を映す。視線の先を追ったブランカは何の事を言っているのかは理解したろう。だが、『わかっていない』とライルは感じ取った。前衛を支えるべく黒鎖を走らせ――その一瞬で肉薄したルースがブランカの首を容赦なく掴む。
「ぅ、く」
 食い込んだ指が骨まで届きかけた瞬間、蹴り飛ばされた。転がってすぐ立ち上がったその背後から、少女が飛び出す。
「きみの白と、わたしの赤!」
 銀の視線が濁った眼を射抜いて。
「きみの炎とわたしの炎――ねえね、どっちが強いか、勝負しよっか?」
「きゃあっ!」
 イチカの鼓動描く炎が烈しく踊る。
 その直後、アラドファルは三つ編みを翻して、鳩尾に一撃。波打つ白髪が大きく揺れた向こうから、今度は蒼龍が流星と共に蹴撃を叩き込み、無明丸も全てを凍らす銃弾を撃ち出す。
「さぁ! いざ尋常に勝負いたせ!!」
「……本当、ケルベロスって邪魔ね。次の選定の為にも、全員殺してあげるわ」
 ゆらり鎌首もたげた蛇がブランカの肩に牙を立て、それを見たアラドファルはふむ、と零した。
「ブレイクを、頼む」
「らじゃー!」
「ヒールは俺が」
 イチカは元気に、ヴィルベルは静かに返す。そしてブランカをちくりと刺す点と、線。ゆらり立ち上る癒しのオーラ。ブランカの全身に星の足跡が刻まれ、瞬きにも満たない一瞬のうちにイチカの拳が叩き込まれる。
 加護が砕けたそこへ蒼龍の拳も音速となって重なり、無明丸は隣のキカが後衛へと黄金の光を降らすのを見ながら、凍気纏った杭を振り上げた。
「わはははははははっ! わはははははははは!」
 豪快な笑い声と共に見舞った一撃は敵を貫き、後に続いたライルの蹴りが――寸前で躱される。
「それ、簡単に避けられるわ」
「そうか」
 なら他の2つを繰り出すだけと切り替える傍、ルースが呪詛で満ちた、けれど美しい斬撃を閃かす。
「あ、」
 すぱっ、と軌跡が描かれ――ブランカから紅が飛び散った。

●零れ落ちる白
 少し前まで賑わっていた広場に、今はただただ、戦いの音が響き続ける。
 高い命中精度を誇るブランカの一撃に、誰かが目を瞠った事もあった――が、避難誘導と同じくらい戦法も練ってきていたケルベロス達は、ブランカの繰り出す攻撃に慌てる事無く対処していた。
 ブランカはそれが気に入らないのだろう。真っ白な長い髪を揺らし、濁った眼に明確な敵意を浮かべ――傷の残る腕をひらりと振る。
「私の選定の、邪魔を、しないで」
 ごう、と起こった砂嵐は後衛の頭上。それが落ちる直前、アラドファルは床を蹴り、後衛の2人を砂嵐の真下から押し出した。砂嵐に全身をのまれても倒すべき白は見失わない。
「戦うよりイルミネーションを見ていた方が楽しいと思うのだがな」
 アラドファルの言葉にブランカが肩を竦めて、嗤う。
「何になるというの? お腹の足しにもならないのよ」
「ならば心行くまで戦うがいい、眠らせてやろう」
 とん、と床を蹴り――腕を掴んで引き寄せる。もう片方の掌がブランカの腹にひたりと触れ、内側から一瞬で螺旋が爆ぜブランカが仰け反り悲鳴を上げた。
「ケルベロス、ケルベロス……ああ、なんて、なんて忌々しい……」
 炎の塊が飛び、砂嵐が起きる度、ヴィルベルが素早く癒していた。彼の手が間に合わない時はその時にすぐ動ける誰かが、すぐさま癒しを送り届ける。ブランカが守りの加護を得たなら、音速の拳で砕くだけだ。
 全ては煌めく雪に心躍らせていた人々の為。そして。
(「こわかったんだよね。ゆるしてあげなきゃ、かわいそう」)
 自分勝手な行動を取っていた青年を守る為。
 真っ直ぐにブランカを捉えたキカの淡い白金の髪が揺れ、仄かに虹色が煌めく。しゅるりしゅるりと、右腕の緑が解けていった。
「だれも勇者にさせない。きぃ達が、あなたをこわす」
 言葉と共に蛍袋達が駆け、ブランカの体にばくりと喰らい付く。
 蛍袋達がブランカを解放しても攻撃の手は止まない。それでもなお立ち上がった所へ、ライルのオーラが弾丸となって牙を剥く。
 波打つ長髪が、ふわり、ふわりと揺れた。美しい顔を彩るような髪の色、その見目に合わせて出現場所を決めたようだとヴィルベルは呟く。所々血に濡れているが――雪のように真っ白で、何とも映える、と。だから。
「しかし春も近い事だし、深々と溶けてしまっても良いと思わない?」
 癒しを阻む力を抱いた傷みがブランカの全身を駈け抜けた直後、咆哮が響いた。
「ぬぅあああああああーーーッッ!!」
「ッ!!」
 全てにありったけの力を籠めた無明丸の拳がブランカの顔を捉え――思いきりぶっ飛ばす。ダン、ダンッと音を響かせ転がった体――否、首を再び掴んだのは。
「アンタは」
 『どちら』を受け取る?
 みしりとルースの指が食い込み、嫌な音がした。首を抱くように藻掻くブランカの濁った眼に、紅が映る。
「“次”を探しにいくことはできないよ。ここで、もう終わり。ひとの命は雪みたいに儚いんだ。だから、」
 さわっちゃダメなんだよ。
 どくん、と『炎』が脈打った。

●冬の鼓動
 白い髪が、体が、崩れ出す。
 輪郭から始まった崩壊は一瞬でブランカの全身に広がり、シャイターンの女はあっという間に消えていった。
 ケルベロス達は一息つくと互いの怪我を癒し、ブランカによって砕かれた広場を元の姿へ近付けるべく、癒していく。少しばかりの幻想はご愛敬、だ。
 全てが終われば、以前の純粋な色を取り戻した大きな雪が、ほんの少しだけ形を変えて輝き始めた。
 結晶の先端に僅かに残る白を見て、アラドファルは『お、』と瞬く。今ここには、どちらも美しく、そしてかけがえのない雪が在る。
「もしかして今、とっても特別な状態なのでは……?」
 じい、と雪を見上げていたのは彼だけではなく。
 イチカは暫し見つめた後、くすぐったそうに笑顔を咲かせ、その横でルースは懐に手を伸ばしかけ――止めると、無愛想な顔のまま瞳に青い雪を映し続けた。イルミネーションを楽しむというのは柄ではないが、嫌いでは、ない。それに。
(「寒くない場所で雪を味わえる、とは」)
 なんと、贅沢な事だろう。
 何せ外では雪が降り続けている筈だ。その証拠か、出入り口から顔を覗かせた警備員の頭や肩には、真新しい白がくっついている。
 大人、子供、男性、女性。戻り始めた人々が、天井を華麗に彩る雪に歓声を上げる。その音色を耳に、キカは出入り口の方へ目を向けた。
「だれかをジャマするより、だれかと支えあえば、みんなきずつかないよ。ね、キキ」
 それなら、とっても寒い冬のさなかでもあたたかい。
 それを知る人は、きっと多い。
 知らなければ、知る機会はある。
 おずおずと顔を覗かせた、ボサボサ頭の彼のように。

作者:東間 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年3月3日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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