絶景温泉のひとときを

作者:零風堂

「ふぅ……。癒されるわね」
 白い湯煙が、温かく女性たちの白い肌を包む。
「ホント、疲れが溶けていくみたい」
 程よい温度の湯は十分な量で、彼女たちの心と身体をほぐしていくようだ。
 熊本県のとある山中にある温泉宿は、健康と美肌の湯として評判であり、露天風呂が特に女性客に人気だった。天気が良ければ山からの景観も楽しめ、地元民から観光客まで幅広い層で賑わっていた。

「ブヒヒヒヒ……」
 しかし温泉の平和な時間は、突如として破られてしまう。
「オンナ! タクサン!」
「イタダキ! ブヒ、ブヒ!」
 地面に開いた魔空回廊から、次々にオークたちが這い出してくる!
「きゃぁぁっ!」
 異変に気付いて逃げ出す女性たちだが、オークの穢れた触手が伸びて絡み付き、その手足を易々と捕まえてしまう。
「オンナ、捕マエテ。コドモ産マセル、ブヒー!」
 オークたちは下品な笑い声を上げながら、捕らえた女性たちを連れて、魔空回廊へと消えていくのだった。

「お疲れさんです、皆さん! それじゃあ早速、事件の話を始めますね」
 黒瀬・ダンテ(オラトリオのヘリオライダー・en0004)はそう言って、集まったケルベロスたちを労いつつ、予知の内容を話し始める。
「オークの奴らが、女性たちに襲いかかり、連れ去っていく事件が発生するのが予知されたっすよ。いつものように魔空回廊を使って現れる奴らは、女性の多くいる場所を狙っての略奪を企てているみたいっすね」
 このままでは、何の罪もない女性がオークに連れ去られてしまう。それをどうにか防いで欲しいとダンテは言う。
「オークが現れるのは、熊本県にある温泉宿の露天風呂、女湯のほうっすね。オークが現れるタイミングでは、10名の女性客が入浴中とのことです」
「女湯……、ですか?」
 話を聞いていたティニ・ローゼジィ(旋鋼の忍者・en0028)は、やや困惑した様子で聞き返すが、ダンテは黙って頷いた。
「女湯では、男性のケルベロスはちょっと入りにくいんじゃないでしょうか? 何とかなりませんかね?」
 自分も恥ずかしいです、と言いたげな様子でティニが言うが、ダンテは難しい顔で答える。
「襲われる女性を避難させてしまうと、予知が変わって別の場所にオークが出現してしまうっす。それだと被害を防げないっすよ」
 被害を防ぐには、ここで叩くしかないのだ。ダンテはさらに話を続けた。
「ですから、女性の避難はオーク達が出現してから行う必要があるっすよ。あと、女性達の避難が完了していない場合は、戦闘中にオークに悪戯をされてしまう場合があるみたいっすから、できるだけ避難させてあげるようにお願いするっす!」
「女性が、オークに悪戯……。そ、それは大変ですね。急いで避難して貰いましょう!」
 ダンテの注意に何かしら想像したのか、ティニは顔を赤らめながら早口で言うのだった。
「先ほども言ったっすけど、温泉に入浴中の女性は10名っす。女性のケルベロス、或いは高度な女装をしたケルベロスが潜入しておくぶんには、予知に影響は出ないようっすね。男湯はすぐ隣で、細い竹を組んで作られた壁で仕切られているらしいっす。ですから男湯で待機しておいて、騒ぎが起きたら突入するって方法も取れるっすよ」
 それなら男性のケルベロスも安心ですね。とティニも頷いた。
「出現するオークは全部で12体、触手を使った絡みつきや、溶解液を使って攻撃してくるみたいっす。特に強い個体とかは居ないみたいなんで、油断しなければ十分に勝利できるはずっす!」
 ダンテはそう言うと、ケルベロスたちに向き直る。
「温泉を楽しんでいる女性達を、オークに略奪されるなんて許せないっす」
「そうですね。オークを倒し、絶対に女性達を救いましょう!」
 ダンテの言葉に、ティニを始めとしたケルベロスたちは、力強く返事をするのだった。


参加者
ポン・ポシタ(月夜の白狼・e36615)
アズミ・サンタマリア(一日千歩・e37177)
雪白・黒那(彷徨える紫焔の刃狼・e41072)
御苑・由比(キャスパリーグ・e42479)
セミリア・リンカー(放浪の紋章術士・e44242)
田中・レッドキャップ(血塗れ朱帽子・e44402)
シャイン・セレスティア(光の勇者・e44504)
リオン・ラグナス(黒妖精・e44766)

■リプレイ

「ふぅ……、いい湯じゃ……」
 温かな湯が、じんわりと芯まで身体を温めていく。
 露天風呂に吹く風は冬のそれらしく冷たいが、それがまた、火照った頬には心地よかった。
「……はっ! いかんいかん。本格的に楽しむのは後にするのじゃ……」
 雪白・黒那(彷徨える紫焔の刃狼・e41072)が、まったりモードに半ばまで入りかけた所で踏み止まる。ざばっと湯から身体を上げて、緩みかけた気を引き締めさせた。
「温泉来るんやったら、オーク相手や無くて、普通に入りに来たかったなぁ……」
 傍で湯に浸かっていたアズミ・サンタマリア(一日千歩・e37177)がぼやくように、ケルベロスたちはこの露天風呂にオークが現れるとの情報を入手し、その討伐に訪れたのであった。
「オークなんて、RPGではスライムと並ぶ雑魚モンスターですね。勇者である私の経験値になってもらいましょう!」
 シャイン・セレスティア(光の勇者・e44504)は胸を張り、自信満々といった様子で湯に身体を沈めていた。
「……けど、どうしてオークが温泉に出るんでしょうね?」
 不思議そうに首を傾げるシャインは、まだドラゴンの配下であるデウスエクスのオークとは、戦ったことがないらしい。

「ブヒッ、ブヒヒッ……」
 白く温かい湯気に包まれた穏やかな空気が、変わった気がした。
 不快な息遣いと気配が現れ、異様な臭気が鼻につく。魔空回廊が開かれて、次々にオークが這い出してきたのである。
「きゃああああっ!」
 異変に気づき、逃げ惑う女性客たち。
「え、ええとぉ……。ま、待ってくださいっ!」
 御苑・由比(キャスパリーグ・e42479)が飛び出して、オークたちの前に立ちふさがる。
「相手はわたしが―――……。あっ、や、やっぱりちょっとまってぇ~~~っっ!?」
 勢い良く前に出たものの、いざオークの触手が自分の方を向くと、そのグロテスクさに由比は逃げ腰になってしまう。
「ひっ! お、襲わないで……」
 セミリア・リンカー(放浪の紋章術士・e44242)は無力を装い、怯えた様子でオークを誘う。狙いは女性客の逃げる方向とは、別の方へオークを誘導することだ。
「たっぷりと愛してあげるわ♪ だから、ボクのこともたくさん愛してくださるかしら?」
 田中・レッドキャップ(血塗れ朱帽子・e44402)もオークを挑発して、オークを誘き寄せようとするが……。
「ブヒッ、コドモ……、邪魔ッ!」
「オンナ……、コドモ、産マセルッ!」
 オークたちはセミリアもレッドキャップも、邪魔だといった様子で触手を振るい弾き飛ばす。大したダメージでは無いが床が滑り、ふたりは壁に叩き付けられた。
「出ましたね、邪悪なオークたち! この光の勇者シャインが相手です!」
 そこへシャインが駆けつけて、オークたちの前に立ちふさがる!
「ブヒッ! オンナ、連レテ帰ルッ!」
 オークたちが触手をうねらせ、涎と溶解液をボトボトと滴らせながらシャインに向かってきた。
「……って、なんですか、その触手はーっ?!」
 その容姿に驚きながらも、シャインは闘気を纏った手で触手を払い、何とか応戦する。
 ケルベロスの中でも、オークによく狙われる者とそうでない者がいるようだった。どういう理由かはよく分からないが、オークの目的は女性を連れ去って子供を産ませることなので、ひょっとしたら年齢的なものが、幾らか関係しているのかもしれない。

 たとえ手段が多少違っていても、ケルベロスたちがオークの動きを鈍らせていることには変わりない。
「こっち! うちらがちゃんと守るから、焦らんといて!」
 その間にアズミは女性客たちに呼びかけて、脱衣場から外へ出るよう促していく。
「なるべく遠くに逃げて欲しいのだ」
 脱衣場で待機していたポン・ポシタ(月夜の白狼・e36615)も出てきて、お客さんたちにバスタオルを渡してを脱衣所側に逃がしていく。
「ブヒッ、逃ガサンブヒィ!」
 その動きに気づいた何体かのオークが、触手を振り乱しながら突っ込んで来た!
「どう見てもオークというのは、下品ですね」
 一条の矢が飛来して、その触手を射抜いて払う。
 リオン・ラグナス(黒妖精・e44766)がホーミングアローで牽制したのだ。
「ブヒブヒいうのも、豚に失礼ですし。……ということで、貴方がたのこと塵芥と呼ぶことにしましょう」
 そのままリオンはオークを冷たく見据え、魔力の光で石化させていった。それから逃げる女性客に振り返り、『大丈夫ですよ』と声をかけておく。
「ま、またお主等か!? ええい、温泉で好き勝手しようとしおって!」
 乱暴はさせないと黒那が跳ぶ。あまり温泉で暴れたくはないが、オークの愚行を許すわけにはいかない。
 ――ウォォォン!
 野生の力を解放し、狼の遠吠えの如き叫びが響いた。そのあまりの迫力と衝撃に、オークたちの足が止まる。
「ブヒ……」
 だが、女性への執念か、一体が苦しみながらも触手を伸ばしてきた。
「アカン!」
 咄嗟にアズミが女性を庇い、触手が水着の胸元を突き破る。
「っ! えらい乱暴やなあ……」
 肉が裂け、血が溢れ出した傷口を拭い、アズミは微かに顔を顰めた。

「皆さん、大丈夫ですか!?」
 騒ぎを聞きつけ、ティニ・ローゼジィ(旋鋼の忍者・en0028)が男湯から壁を越えて踏み込んで来た。本来なら良くないことではあるが、そこは緊急事態なので勘弁して欲しい。とティニは内心で何処かに謝罪していた。

「この人たちに手を出すよりも、ポ、ポンちゃんを煮るなり焼くなりするのだ……!」
 そこではポンが、オークに対する嫌悪感と必死に戦いながら、お客さんたちを守るべく頑張っていた。簒奪者の鎌『イロンノ』を振り回し、迫り来る触手を打ち払っている。
「は、はらませるぅとか~~……っ!」
 由比のタオルが触手で切り裂かれ、手足にぬるぬるとした感触が巻き付いてきていた。
「だ、だめです! だめですからぁっ!」
 タオルを失いエクスインナー……、つまりはかなり乏しい防御力だけになってしまった由比の身体をぬるぬるとした触手が這い回り、微妙な刺激を与え始める。
「ブヘヘッ、オンナ、オンナァ……」
「コドモ、産マセルッ!」
 鼻息も荒く、群がるオークたち。
「ああっ、ポンちゃんには難しいことはよく分からないけれど、赤ちゃんが欲しいなら女の人を襲わないで、ちゃんと結婚しないとだめだと思うのだ」
 ポンが大鎌を投げつける。黄色い宝石が円を描き、満月の如き輝きを見せながら、オークの触手を切り裂いて過ぎる。ティニも制圧射撃を開始して、オークを牽制する。
「はわわ……」
 辛うじて、由比は触手から抜け出したが……。
 つるっ!
「あいたたた……」
「!? むぐ、むぐぐ……」
 濡れた床に由比が滑って転び、ティニとぶつかって倒れてしまう。ティニの顔が何かで塞がれているらしく、苦しそうにじたばたしていた。
「あ、す、すみません~」
「いえ……、その、柔らか……。違った、武器です!」
 ティニは温泉に潜入していたメンバーの武器を幾つか預かっていたらしい。何故か赤面しつつも、ティニは由比へと武器を返した。
「お主達の好きにはさせぬ、叩き斬ってくれるのじゃ!」
 黒那が跳んで、手を伸ばす。そこへティニが巨大で幅広の刀を放り投げた。
「……儂の刃は軌跡すら残さん!」
 受け取ると同時に、黒那の口端に嬉々とした笑みが浮かんだ。一振りに見えた刀は『鞘刀・黒重』、黒那のもう一振りの武器である『閃刀・白瞬』の鞘を兼ねる武器だ。
「瞬刃……、無跡ッ!」
 一瞬の斬撃は見ることすら叶わず、オークの触手や手足を断ち切っていった。

「い、嫌ぁ……。たす、けてぇ……!」
 セミリアには積極的にオークは迫って来なかったものの、何度も邪魔しに来ることを疎ましく思われたのか、暴力的な攻撃に晒されていた。
 突き出された触手がタオルを裂き、白のビキニの肩紐を切る。
 肩から溢れ出る血を押さえながら、セミリアはその場にへたり込んだ。
「ちょっと! こんな触手が生えたオーク、ゲームじゃ見たことないんですけどー?! なんか溶解液出してますしっ!」
「ブハハァ……」
 シャインの方にもオークが迫り、白濁した粘液でドロドロの触手が、我先にと向かってくる。
「と、とにかく、勇者の聖なる一撃を受けてください!」
 気を取り直して拳を握り、力を込めるシャインだったが……。
「きゃあっ!?」
 オークの触手が足首に絡みついて引っ張られ、宙吊りにされてしまう。
「くっ、勇者がオークなんかに負けるなんて……」
 屈辱に歯噛みするシャインだったが、そこに他のオークも迫ってきていた。
「オンナッ、オンナッ!」
「布、ジャマッ!」
 涎を撒き散らしながら触手を突き出し、オークがシャインのバスタオルを破り裂いていく。
 シャインの白い肌が露わにされ、胸やお尻、脚の付け根までが丸見えになってしまう。
「ブフェ、ブフェェ……」
「ブヒブヒッ、タマラン!」
 更にヌルヌルとした醜悪な触手は止まらず、シャインの身体を這い回り、徐々に身体の中心へと迫ってくる。
「そんなっ、まさか……」
 危機を察し、シャインが青ざめる。しかしオークは、下品な笑みを零すだけだ。
「やっ、だめっ! あ、あっ、……ふぁああっ!」
 にちゃにちゃといやらしい水音が響き、シャインの肌が紅潮していく。
「シャインさん、いま行きます!」
 ティニが異変に気づき援護に向かうが、それにシャインも驚き目を見開いた。
「いやっ、ティニ君、見ないでっ!」
 こんな醜態を晒すわけには……。と理性が思うものの、オークの触手は容赦なく、肉体の敏感な部分に刺激を与え続けてくる。
「うっわ……。皆、すご……、あ、あんな事までっ!?」
 アズミがあまりの激しい展開に顔を赤らめながらも、エアシューズでダッシュを掛けていた。加速の熱が炎を帯びて、シャインを捕らえていたオークの一体を焼き払う!
「危ないっ!」
 宙吊り状態だったので、そのままでは頭から落ちる所だったが、何とかティニがキャッチして事なきを得る。
「…………」
「…………」
 ふたりとも滅茶苦茶赤面していたが、それはまあ些細な問題だろう。

「傷つけ愛って壊し愛って侵し愛って殺し愛ましょう?」
 レッドキャップが嬉々として、オークの触手を引き裂いていた。返り血で赤く染まりながら、その生命エネルギーと快楽エネルギーを奪っていく。
「じっくりと味わおうかしら☆」
 苦しむオークの表情にも構わず、或いはそれすらも快楽の一部としているのか、顔に笑みを張り付けたままでレッドキャップは敵を素手で引き裂いていく。
「やっぱり生よね♪」
 赤い塊を握り潰して生命エネルギーを啜り、鮮やかな赤で染まった唇で妖艶に笑う。
「あなたの固くて! 太いの! 硬い! けど! 大丈夫! 絶対に! 堕としてあげるから☆」
 湯煙さえも赤く染まりそうな血潮の海で、レッドキャップはその力を振るい、オークを蹂躙し続ける。

「殲滅を開始します」
 リオンは冷静にオークたちを見据え、飛来する溶解液を紙一重で回避した。
 そのまま、まるで物を見るような目で淡々と弓を引く。風の加護を宿す矢が弧を描き、オークの喉を貫いて倒す。
「来ないでほしいのだっ」
 ポンに向かってオークから溶解液が撃ち出されるが、ティニが分身を施しておいたらしく、ポンは辛うじて直撃を免れた。そのまま全身に氷の粒を纏い、オークに突撃する!
「ポンちゃんもやればできるのだっ」
 オークの腹部に氷塊となったポンがぶつかり、無我夢中で繰り出されたパンチがアッパーとなって顎を砕く。そのままオークは目を回したように、仰向けに倒れてしまうのだった。

「ひっ、こ、こっちこないでくださいぃ~~~っっ!?」
 仲間たちと合流し、戦闘が始まっても由比は相変わらずの様子で、戦場となった露天風呂を駆けまわっていた。
「ブヒッ、ブヒッ!」
 オークの下品な物言いや攻撃に涙を浮かべながらも、紙兵をばら撒いたりして精一杯仲間を援護している。
「ササっと描いて……、よし完成っ!」
 セミリアは頑健の紋章を描き出し、仲間の守りを固めていく。
「ブヒッ!」
 そこにオークが触手を振り下ろしてくるが、セミリアはゾディアックソードを振り抜き、横に払った。
「そこっ! 溶解液のお返しですっ!」
 逆の腕で塗料を飛ばし、オークの顔面を塗り潰していく。
「渦巻け、焔」
 次の瞬間、四方から螺旋を描き、燃える手裏剣がオークに突き進んでいた。一撃を放ったのはアズミ。炎と刃がオークを裂いて燃やし、その愚行をオーク自身の死で終わらせた。
「うあー、なんかヌメヌメして気持ち悪いですー」
 シャインはバスタオルを体に巻いて気を取り直し、闘気を纏った拳で戦っていた。
 触手に捕まらないように素早くステップを踏みながら、音速の拳を叩き込む。
「これで終わりです!」
 一瞬で間合いを詰め、繰り出された拳がオークの腹部を直撃する。呻いて倒れるオークの最後を確認し、シャインはやれやれと息を吐くのだった。

「も、もう……。だ、だいじょうぶ……、そうですか……?」
 それから一同は汚れた所を掃除して、壊れた所にはヒールを施していった。由比はビクビクとしながらも、生き残りが居ないか確認している。
「温泉入って行こかな? び、美肌とかちょっと興味あるし……」
 せっかくだからと言うアズミに、ポンも手を挙げて応える。
「最近疲れていたから、みんなと温泉に入りたいなっ」
「……やれやれ、改めて温泉を堪能じゃな」
 黒那も景色を背景に濛々と広がる湯煙を前に目を細め、皆と共に温泉を愉しむのだった。

作者:零風堂 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年1月13日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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