ケルベロス新年会~愛のローラーヒール大作戦

作者:神南深紅

●やっぱりヒーラーって大事だよね
「あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました」
 年も改まってすぐ、日ごろ言葉遣いがさほど丁寧ではないヴォルヴァ・ヴォルドン(ドワーフのヘリオライダー・en0093)も神妙に言いこうべを垂れ、一礼したあと視線を遠くに送る。
「思い返せば危機の連続であったな。しかし、そのたびに皆が活躍し勝利し世界が救済された素晴らしい年でもあった。この世界のすべての者たちを代表するのはおこがましいが、皆に礼を言うことを許して欲しい。ありがとう」
 ヴォルヴァはもう一度深く頭を下げる。そして、顔をあげるとにこっと笑った。
「もちろん、言葉だけでこの謝意を伝えられるとは誰も思っていない。というわけで新年会を行うことになった。世界中の人々が募金し予算をまかなってくれる。返礼は皆の楽しむ動画なので、心ゆくまで楽しんでケルベロスのケルベロスによる、ケルベロスの為の新年会を期待している」
 深く考えることはない。つまりはめいっぱい楽しめばいいのだ。

●ウィッチドクターだらけの新年会
「詳細は僕から説明しよう。なんといっても初めての試みだからね」
 ヴォルヴァの横から進み出たのはジェイド・バスカール(サキュバスのウィッチドクター・en0023)だった。
「新年会の会場は怪我によく効く温泉がある宿泊施設の別館だ。とても人気の場所だけど今回はケルベロスのために貸し切りにしてもらった。広い露店風呂があるし、浴衣みたいなのを着て入るミストサウナも好評だよ」
 料理は健康に留意した安心安全な食材で和食メインだが、豪快な赤身肉の料理や薬膳も提供される。
「実はこの新年会は『ウィッチドクター』だけのために開催される新年会だ。自分と同じ立場の者たちとの親交を深めてより有意義なものにする……と、いうのは建前でなんとなく楽しそうかなって事みたいだけど、せっかくだから新年会の前にウィッチドクターだからこそ出来ることをやってみようと思うんだ」
 それが『愛のローラーヒール大作戦』だとジェイドは言う。

「その前に去年の事を総括しておこう。ウィッチドクターにとって2017年は記念すべき年になった。なんといっても病魔決戦で病気を根絶させることが出来たからね。でもまだまだウィッチドクターの総数は全世界の人口に対して少ないし、デウスエクスの脅威もあるから普通の怪我は病院で治療してもらうことが多い」
 病院で過ごす重傷者を治し家族と一緒に新年を祝ってもらいたい……と、いうことで全国の病院をめぐってヒールをかけてまわる『ローラーヒール作戦』に参加してくれるウィッチドクター大募集! なのだとジェイドは言う。
「大人数で日本全国の病院を巡り一斉にヒールをして全員治す。患者からもご家族からも医療関係者からも絶対に喜ばれること間違いなしだ」
 口調から笑顔でいるのだろうジェイドは言う。とはいえ全ての病院を巡るのは不可能なので訪問する病院は厳正なる抽選で選ばれている。ヒールの後は傷の治った患者やその家族もみんな一緒に広い敷地内での豪華な新年会を楽しめばいい。
「これからもデウスエクスとの戦いは続くだろう。ウィッチドクターとして辛い局面のあるかもしれない。けれど今は世界中の人々の好意を素直に受け、この新年会を楽しもう」
 たぶん、ジェイドは笑って言った。
「本年もどうぞよろしくお願いいたします」


■リプレイ

●愛のローラヒール大作戦
 花の香りが無味乾燥な病室内に広がってゆく。【医療小班】 のチームが活動している。
「個人データはわからんようにしとくさかい、治療のデータは取らせて貰えんやろか?」
 八千草・保(天心望花・e01190)は一丁寧に説明する。
「先にペインキラーで鎮静効果を狙ってみるか。あ、このへんに香炉とかあるか? そう、香を焚くための」
 嘉神・陽治(武闘派ドクター・e06574)が言う。
「陽治はんの治療は素敵……やなぁ」
「新年らしい治療法だろう?」
 陽治は保にニヤッと笑う。
「嘉神さんのペインキラーは高齢などの理由で通常の全身麻酔が難しい患者さんの手術に使用するよう調整済みです。こちらの方々の治療が終わったらオペ室へ出向いていただけますか?」
 儚げな美貌の彼方・悠乃(永遠のひとかけら・e07456)だが、実務能力はとても高い。
「彼方さんが凄く頼もしい 」
 感心した様子でヨハン・バルトルト(ドラゴニアンの降魔医士・e30897)が言う。
「悠乃はんはさすが、手際ええね……!」
「せっかくですから、嘉神さんの手で皆さんを助けて欲しいって思いましたから」
 悠乃はにっこりと笑う。
「今年は僕ももっと綺麗で優しい治療を心掛けたいです。いえ、勿論手術や針の用意もありますよ……?」
 低い声でヨハンは言う。
「ヨハンはんは優しいから、治療もきっと優しいと思う」
「僕? 僕よりも皆さんの手技が勉強になります。八千草さんの治療魔法はとても綺麗ですし、嘉神さんの治療魔法も大変勉強になります」

「さあ、どんどんと癒して回ると致しましょう」
 圧倒的な物量と治癒の力を引っ提げて、空木・樒(病葉落とし・e19729)は片端から怪我人を治してゆく。文字通りローラー作戦だ。
 イーシャ・ナオシアーノ(超実践派独学医療術師・e41404)の勤労意欲もとてつもなく高い。
「さあ、元日健康で過ごしたい患者は全員私に治されなッさァァァーイッ!」
「ヒールだけで終わる、とッ? 甘いですねハイ蜂蜜生姜茶ッ! 体温の保全と殺菌に効果抜群ッ! これ飲んで今晩は絶対安静ですよォッ!」
 どんどん患者が治ってゆく。
「がんばりましょう」
 赤鉄・鈴珠 (ファーストエイド・e28402) は儚く小さな手でしっかりと怪我人達に癒しの技を使う。
「ありがとう。小さな先生」
 みんな鈴珠に笑って礼を言ってくれる。

「おい、自分の仕事をしろ」
 柊・乙女(春泥・e03350)はいつまでも自分の影に隠れているかのようなミゼット・ラグテイル(煌灯霧景・e13284)をまだ治療を受けていない患者たちのほうへと押しやった。
「いえいえ私のようなちびっこが……」
 ミゼットの言葉は途切れた。医療を待つ患者がいるこの場所で言える言葉ではないと思ったのだ。
「……そうですね」
 どこかでストンと得心できた。心が決まれば身体も動く。
「案外やるでしょう 」
 どや顔で戻ってくるミゼットの滑らかな額に乙女のデコピンが炸裂する。
「出来て当然。さて。次、次」
 二人の作戦はまだまだ始まったばかりだ。

「コールヤード、滅菌ガーゼが足りないんだけど」
 治療中の雨後・晴天(本日は晴天なり・e37185)は自分よりも視野が広いであろうフレデリック・コールヤード(静穏モルフィウム・e37264)に指示を出す。
「りょーかいです! 先生」
 すぐさま探し出すとフレデリックはサーヴァントに運搬を頼む。
「はーい、これ先生のとこによろしくねー」
 快晴やボスも二人のサポートをしてくれる。

 患者の手を握り、新条・あかり(点灯夫・e04291)はそっと声をかける。
「此処から先の痛みも悲しみも僕たち、地獄の番犬の癒し手が引き受けるから。だから、どうか幸せになってね」
「ありがとう」
 あかりよりは年上の怪我人達は嬉しそうにぎゅっと手を握り返してくれる。

 若い怪我人には相応の方法を、年配者には鍼灸をと ビーツー・タイト(火を灯す黒瑪瑙・e04339)は患者を診て怪我の治療をしていた。ボクスドラゴンの『ボクス』も手伝ってくれている。
「重傷者がいなくてよかった」
 ビーツーはほっとしたように言う。

 こちらでは【煌座敷】の面々がヒールを行っている。
「その苦痛、すぐに吹き飛ばしてあげる」
  ラズリー・スペキオサ(瑠璃の祈り・e19037)は治癒の力を使う。
「楽になったかな」
「うん、全然痛くないよ」
 小さな患者は驚いて目を見開く。
「いつも我々ケルベロスを支えて頂きありがとうございます」
 怪我人達は患者であるが、同時にケルベロス達を支えるサポーターでもある。春日・いぶき(遊具箱・e00678)は心からの感謝の言葉を伝える。
「治療ならオレたちに任せてくれ。こー見えて医療の玄人なんだぜー!」
 サイファ・クロード(零・e06460)は自信満々、といった様子で患者たちが不安にならないよう明るく声をかける。
「玄人の技、しっかり勉強させてもらうからね、サイファ先輩♪」
「それはもう、サイファ先生の見事なヒールに釘付けでっすよ」
 ラズリーだけでなく暁・万里(亡霊・e15680)も芝居がかったオーバーアクションで場を盛り上げると患者たちは嬉しそうにノッてくる。
「さて、いぶきくんの言う通り、癒し手は笑ってないとね! 頑張ろー……ってちょっといぶきくん! サボってません? 」
 万里はいぶきへと冗談めかして声をかける。
「やだなぁ、サボってませんよ?」
 いぶきは満足げにふわっとほころぶような笑みを浮かべる。
「沢山のらぶ、ごちそうさまでした」
「万里、いぶき、こっち側お願いできる? 一斉にやろう」
 ラズリーが万里といぶきを呼び、続いてサイファも立ち上がった。

「ケルベロスのウィッチドクターの回診の時間です。痛い所は何処でしょうか?」
 テレビウムを従えながら霧島・絶奈(暗き獣・e04612)は病室を回ってゆく。
「どんなヒールをお望みですか?」
 絶奈は硬質の微笑みを患者たちに向ける。
「私達ケルベロスも、あなた方が居て初めて十全な力を行使出来る。だから、これはほんの恩返しですよ」

「よく頑張った! 偉かったな!」
 真っ赤なヒーローマントをなびかせながら八島・トロノイ(あなたの街のお医者さん・e16946)は治療の終わった子をグした。
「ありがとう、おじちゃん!」
「こら、先生でしょう?」
 慌てて母親がたしなめる。
「いえ、んも頑張りましたね」
 いい場面だが、トロノイは白衣に真っ赤なマント姿だ。
 中庭では【MAG=MEL】によるミニコンサートが行われていた。エリオット・アガートラム(若枝の騎士・e22850)のピアノ伴奏に合わせてチェレスタ・ロスヴァイセ(白花の歌姫・e06614)は癒しの唄を歌う。辺りには緩やかにめぐる風に乗って花びらが舞い、星の輝きが集まってきた人々を照らしている。チェレスタの声もエリオットのピアノの調べも深く傷ついた心に寄り添い、優しく切なくさざ波のように寄せては返す。

「ちょうどうちの子ぐらいよね」
 治療済みの親子はどうしても、我が子と自分に見えて古海・公子(化学の高校教師・e03253)はそっとため息をつく。ここにいる人たちはいい。けれど抽選に漏れてしまった病院やその患者たちが不憫でならない。
「大丈夫、この程度ならすぐに治るよ 」
 そうメイザース・リドルテイカー(夢紡ぎの騙り部・e01026)が言うと怪我人たちは安堵の表情を浮かべる。やはり、年齢を重ねた紳士の言葉には重みがある。
「まだ痛むところとかはない?」
「お正月が楽しめるよう頑張りましょう」
 バジル・サラザール(猛毒系女士・e24095)のすぐ横でレッヘルン・ドク(怪奇紙袋ヘッドクター・e43326)は治療を始める。
「これで大丈夫。良いお正月を」
 バジルが視線を向ける。最初は退きぎみだった子供も安静にしている。

「はい、先生、おつかれさまです。大忙しでしたね!」
 フレデリックは飲み物を晴天に差し出す。
「お前もな、フレッド」
 晴天は白衣のポケットから飴を出し、フレデリックへと投げ渡す。
「わー!ありがとうございまーっす!」
 甘味が疲れた体に心地よい。
「さぁ、もう一踏ん張りだぞ、コールヤード」
「はい! 先生!」
 2人は立ち上がった。

 翼を駆使してマリオン・フォーレ(野良オラトリオ・e01022)は怪我人達の間を最短距離で移動する。
「そういえば香澄さんはどうしているでしょう?」

「このわたしは天才ですからねえ。わたしにヒールされた方は幸運ですよ。おそらく他のヒールより間違いなく回復が良いはずですからねえ。未来を拾えた皆様は将来わたしのように立派な人間になってくださいねえ」
 宇原場・日出武(偽りの天才・e18180)の治癒の間、垂れ流される自慢を我慢しなくてはならない。

「同じウィッチドクターでも色々な方がいるのですね」
 頼もしくもあり、驚きもありでアルテナ・レドフォード(先天性天然系女子・e19408)は目を見張る。その視界を横切るようにエメラルド・アルカディア(雷鳴の戦士・e24441)は忙しく包交セットの積まれたカートを運んでいる。
「アリアさん、そっち任せて良いかな。私あっちに行ってくる」
 虹・藍(蒼穹の刃・e14133)はアウレリア・ドレヴァンツ(瑞花・e26848)に声をかける。
「うん、こっちは任せて。あちらはお願いするね、藍」
 アウレリアは子供に微笑みながら返事をする。2人は阿吽の呼吸で治療を待つ人々に対処してゆく。
「それで怪我をしたのね。でもあなたのせいじゃないわよ」
 ヒールが終わってもリリー・リーゼンフェルト(耀星爛舞・e11348)は話を聞いていた。周囲に迷惑をかけたと自分を責めている。
「ね、そうでしょう?」
 リリーの手からポンと花と紙吹雪が飛び出してくる。

「帰れなくなる前に帰るのですよぉ。じゃないと僕みたいに迷子になるからねぇ」
「えー、先生迷子なの?」
「ちっちゃいのに先生なの?」
「ち、ちっちゃくなんかないですもん!」
 自分よりももっと小さい子供に言われると尾守・夜野(鞠・e02885)がいくら短気を表明していても怒りにくい。

「……いつか、全部の病院を巡って、ローラーヒール作戦! って言えたら良いよね」
 アンセルム・ビドー(蔦に鎖す・e34762)の思いは皆の心の奥にあるものだ。

 最後に許可を取ったあかりは敷地の片隅にハーブを植えた。

●ウィッチドクター大新年会
「……星空が綺麗です」
 露天風呂から見る切り取られた空でも星は宝石の様に輝いている。アルテナはこういうゆったりと過ぎる時間が好きだった。
「もうすぐ新学期よね~」
 暖かい湯に浸かりながら公子が(万感の思いを込めて)言う。

「ミストサウナか。これはなかなか心地が良いな」
 暖かい霧がビーツー の全身を包んでいる。

「あーもう、このままここに住んでしまいたい~! 」
 温泉でホカホカの身体を宿の赤い浴衣を着たマリオンが言う。そうは言っても旅団が心配で長逗留はできないだろう。

 風呂上りはやはり水分補給が望ましい。
「いやぁ~、やっぱり風呂上りにはこれだよな~」
 戯・久遠(紫唐揚羽師団のヤブ医者・e02253)の手にあるのはコーヒー牛乳。だが、見解の相違というのは何にでもあるもので。
「奏兄ぃ! 苺牛乳ー」
 月篠・灯音(犬好きの新妻・e04557)は苺牛乳を高く掲げる。
「ふぉぉぉぉぉ。みてみて、これが苺牛乳っ。苺牛乳こそ至高! 久遠先生! みるのだっ。これが苺牛乳!」
「へえ、灯音嬢ちゃんは苺牛乳か。確かに美味しいよな」
「やはりここは……フルーツ牛乳でしょう!」
 鞘柄・奏過(曜変天目の光翼・e29532)は腰に手を当てて正式? なポーズで一気にいただく。
「フルーツ牛乳か。奏過は渋いとこ突いてくるくねえ」
「ミックス牛乳!? なんだか負けた気分なのだっ……兄の背中は遠いのだっ」
 敗北感に打ちひしがれる灯音。しかし 久遠の飲み物にも無関心ではいられない。
「むむ、そちらも美味しそうなのだ」
 話しながら宴会場に向かう。

「新年会をパーッと楽しみましょ♪」
 リリーが乾杯の音頭をとり宴会が始まる。
「薬膳料理には興味があります。どのようなお料理と効能でしょうか?」
 興味津々といった風で樒は運ばれてくる皿に熱い視線を送っている。
「医者の不養生、なんて言われない様に英気を養うのも務めだろう?」
 オードブルを取り分けながらメイザースが笑う。

 病院では音楽療法に特化していたチェレスタとエリオットも新年会では最高のおもてなしに感激しきりだ。
「体に優しく、自然と調和した日本の文化。この機会に堪能いたしましょう」
「帰ったら、今回のメニューを参考に、旦那様にも作ってあげたいな」
「わたくしも以前は病気がちで病院も2つ目の家の様でしたわ」

 ウルズラ・オーベルラント(揺籃のアルクダ・e23781)はすっかり良くなって新年会に参加している元患者に言う。意外だと言うものや、わかる~という者もいて反応は様々だ。
「しっかり食べたり飲んだりしてるかな?」
「ジェイドさんもお疲れさま」
 ウルズラは微笑んで廻ってきたジェイド・バスカール(サキュバスのウィッチドクター・en0023)に杯を掲げる。
 夜野はあちこちに顔を出し、エメラルドは大量の料理を前にごく控えめに食事をしているが、日出武はその分も喰いまくる。

「ほんとうはもっとべつのびょういんとかもいけたらいいんですけど、ううんむずかしい」
 オレンジジュースの酸味が鈴珠には強く感じられた。

 おいしい料理を満喫しつつもバジルはレッヘルンをチラ見する。なんとも器用に食べているではないか。
「今年も出来る限り病魔を駆除したいものです」
「ええ、笑顔や感謝の言葉はやっぱり嬉しいものだわ」
 それから……と、バジルは続ける。
「あと、もっといい女になりたい」
「それだとん争奪戦が起きそうですね?」
 冗談なのか本気なのか。相変わらず今年のレッヘルンも読めないとバジルは思った。

「お疲れ様でした! 大丈夫、アリアさん疲れてない?」
 藍とアウレリアはジュースで乾杯する。
「お疲れさま。今日は、ありがとう、とだいじょうぶよ」
 アウレリアが選んだ火鍋はぐつぐつと食欲をそそる音を立て、2人はグラスをカチっと鳴らしてみせる。
「これ、美味しいね。レシピ教えて貰って帰ろうか」
「ああ、いいわね」

 アンセルムには大浴場に行けない理由がある。
「やだなあ――ボク、今日は肉料理だけ食べる予定で来たんだよ。スタッフさんスタッフさん、赤身肉いっぱい持ってきて!」
 泣きそうな笑顔でアンセルムは言った。

 様々な思惑と希望と野心とともに、2018年も始まりケルベロス達の躍進も続いてゆくのだった。

作者:神南深紅 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年1月16日
難度:易しい
参加:38人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 12
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。