オリオンの下で逢いましょう~リオメルダの誕生日

作者:伊吹武流

●12月28日 午前0時
 凍てつく寒さを身に纏い、吐く息も白く。
 頭上を見れば、そこは金と銀に輝く満天の星。
 この美しさを、誰と分かち合おう。
 いま、共にいる大切な誰かと。
 それとも、今は逢う事もないであろう懐かしき面影と。
 それを決めるのは……夜空を見上げた、あなた次第。

●星空への誘い
「ねえ、もしよかったら、ボクと一緒に星を見に行かないかい?」
 ヘリポートに集まっていた仲間達へとリオメルダ・シュヴァーン(つば広帽子の戦乙女・en0222)は、風に飛ばされそうになる帽子を片手で抑えつつ、そう声を掛けた。
「というのも、実はとても綺麗な星空が見える絶好の場所を見つけたんだよ」
 そう語ったリオメルダが手にしていた地図を広げ、愛知県と長野県の県境を指差すと。
 そこにあったのは、多くの天文ファンの集まるメッカとして有名な高原の名前。
 その傍らを走る有料道路沿いを少し外れたとある一角に、天文ファンにすら知られていない、満天の星空を眺める事ができる絶好の穴場があるのだという。
「……で、そこで冬の星空を眺めながら、この一年を振り返りたいな……って思ってね」
 寒空の下、満天の星空を眺めながら、今年一年にあった事、来年に起きるであろう事へ思いを馳せる、といったロマンティックなひとときを過ごすのも悪くないだろう。
 そして、彼女の誘いを受けたケルベロス達の快い返事を聞きながら。
 皆で素敵な時間が過ごせるといいね――と、リオメルダはふわりと微笑んだのであった。


■リプレイ

●オリオンの下、空を見上げて
 真冬の澄んだ夜空に浮かんだ無数の星が放つ金銀の輝きが、淡く高原を照らしている。
 吹き抜ける風は、凍てつく程に冷たく、吐く息も白いけれど。
 こんなに美しい星空の下で、『わたし』は『あなた』と語り合いたい。
 語るは天空の物語か、あるいは地上の物語か。
 それとも……。

「お誕生日おめでとう! 良い日に生まれたわね♪」
 やや軽装ながらも、温かそうなマフラーと手袋を身に着けたリーフ・グランバニア(サザンクロスドラグーン・e00610)が、夜空を見上げたリオメルダへ祝辞を述べる。
「そうなのかい?」
 その言葉にふと疑問を持ったリオメルダが理由を尋ねると、リーフはよくぞ聞いてくれました、と明るく微笑む。
「星降る日に生まれた人には幸運が来るのよ☆」
「へえ、そうなんだ。だったらボクも、星に願い事のひとつでもしてみようかな」
 問いに答えたリーフの言葉を聞き、リオメルダはふふっ、と微笑むと、帽子のつばを少し上げてから、再び星空を見上げてみせれば、リーフもまた、夜空に瞬く星々の海へと視線を向ける。
「ここは良い所ねぇ……星がよく見えるわ」
 嬉しげに空を見上げるうちに、彼女の唇はごく自然に星々の物語を紡ぎ始めていく。
「三連星……狩人オリオンが腰に佩いたベルトがはっきり見える。そのすぐ右には牡牛座のアルデバランも輝いている。そして、オリオンの左上で抱き合う双子は……スパルタの英雄、ポルックスと人カストル……」
 少し抑えめの、それでも良く通った声で。
 リーフは持ち前の星の知識と星座の物語を披露していく。
 そして、いつしか彼女の想いは翼を広げ、いつしか傍らのリオメルダを伴うようにして、星々の世界へと羽ばたいていった。

「素敵……寒いほど星がよく見える……!」
 まるで宝石が散りばめられたかの様な星空を見上げながら、うっとりとした表情を浮かべる女性が二人。
「マヒナのくれたカイロも素敵……! とってもあったかい……」
「よかった、そういってもらえると、持ってきた甲斐があったよ」
 マヒナ・マオリ(カミサマガタリ・e26402)が用意したカイロに謝辞を述べながら、愛柳・ミライ(宇宙救済係・e02784)は、クリスマスに贈った望遠鏡を愛おしそうに組み立てているマヒナの姿を見やっていた。
 そんなミライの姿に気付いたのか、望遠鏡を組み上げたミヒナはミライへと振り返ると。
「望遠鏡……いつかは欲しいと思っていたけど、ミライがプレゼントでくれるなんて……本当にありがとうね。とってもうれしいよ」
 望遠鏡を一撫でしてから、ミライに向かってにっこりと微笑みかける。
 そんな彼女の仕草を見、ミライが少しびっくりした様な表情をするも。
「ううん、マヒナさんにこんなに喜んでもらえて、私もうれしい! こうやって二人で星を見るなんて、最高! でも……普段は見えない星ばかりで、まるで別の空を眺めてるみたい。これじゃ、星座がわかんないのです……」
 星空に向かって、ミライが目を皿の様にして星座を探してみるも……が、無数の小さな星に惑わされ、少々困り顔になってしまう。
「『星はスバル』といつか誰かが言っていたっけ……スバルは確かプレアデス星団よね……わあっ、まるで宝石箱をひっくり返したみたい! ミライも覗いてみて、すごいよ!」
「すばる、ですか? おおーっ、宝石箱って表現、ぴったりです!」
 そんな一所懸命な姿に、くすりと微笑んだマヒナは、ミライに望遠鏡を譲ってみせる。
 二人で代わる代わる覗き込む望遠鏡に映る星空は、まるで綺麗な宝石箱にも見え。
「今こうして見てる光は、何年もかけてやっと地球に届いた過去の光だけど、人は星に未来や希望を見る……星を見ることは、過去と未来を視ることなのかもしれないね」
 ふと、マヒナがつぶやくと、ミライも思うところがあるのか、ぽつりと言葉を発する。
「私は……星に、夢を見ると聞きました。うん、でも、未来を視るというのも、素敵……いえ、夢も、未来も根本的には一緒でしょうか」
 ミライがその言葉と共にマヒナに向き合うと。
「過去も、未来も、星座のように、繋がってるのです。そう、私達みたいに」
 そして二人は、星空の下、互いの大切な人へ向かって微笑み合った……。

 そこから少し離れた場所では。
 北十字・銀河(オリオンと正義を貫く星と共に・e04702)とエアーデ・サザンクロス(自然と南十字の加護を受けし者・e06724)とが、並ぶように座り、満天の星空を仰いでいた。
「わぁ~! やっぱり、冬の星空は綺麗ね」
「あぁ、最高の星だな」
 眼前に広がる星空の美しさに、エアーデが感嘆の声をあげる。
 その姿に銀河も微笑を浮かべると、自らも再び冬の星空を見上げてみる。
 ――ああ、こんなに美しい星空を見上げるのはどのくらいぶりだろうか。
「ねえ、銀。オリオン座は出てる?」
 そこへエアーデが自分を呼ぶ声が聞こえ、銀河は星空への想いから引き戻されると。
「あぁ、そうだな……ほら、あそこに三つ星が見えてるだろう? で、斜め上の赤い星がペテルギウスだ」
「え? 故郷で見えるのとは逆さなのね?」
 だが、銀河の指し示した先を眺めたエアーデは、何故かきょとんとしたままだ。
 (ん? ああ、成程……そう言う事か)
 その表情に一瞬、怪訝な顔をした銀河ではあったが、すぐに何かを悟ったらしい。
(全く、一度、何かに興味を持つと、いつもこんな調子だな……)
 そして苦笑混じりの笑みを見せてから、彼はエアーデの疑問に答え始めた。
「あぁ、オリオンが逆さに見えるのはな……」
 そして、地球では赤道を挟んで、北半球と南半球では星座の位置が上下逆になるのだ、と説明を受けたエアーデは素直に感心したのか、銀河へと向き直ると。
「夜空は広いね……そして星達は美しく輝いてる」
 そこで彼女は一旦言葉を区切ると、星空を見上げ続ける銀河の横顔へと静かに告げる。
「……だから銀? 止まっていないで前に進まないとだめよ」
「止まらないで前に、か……」
 そんなエアーデの言葉を聞いた銀河は、それだけ返すと夜空を見上げ続ける。
 (……あぁ、分かってるとも。大丈夫だ)
 そう答える彼の胸中を察したのであろうか。エアーデは持参したカップに暖かな紅茶を注ぐと、微笑みを浮かべながらカップを銀河へと手渡した。
「……さてと。はい、うちの店の紅茶だけど……ホットミルクティにしたから」
「あぁ、頂こうか」
 そう礼を告げると、銀河はカップを口元へと運んでみせると。
「スモーキーな香りがそっと漂って……この夜空にちょうど合う味だな」
「ふふ、ぴったりでしょ?」
 流石、持つべきものは友、とよく言うが本当にそう思うよ、と銀河は言えば。
 そんな彼の見せたいつもの表情に、エアーテもやれやれ、と心の中で苦笑してみせる。
 そして。
「これからもよろしくな?」
「えぇ、よろしくね? 盟友殿」
 互いへの信頼の言葉を壊すと、再び共に星空を仰ぎ見るのであった。

「ふぅーっ……」
「えへへ あったかいでしょ?」
 もこもこのロングコートにふわふわの耳当て。
 揃って寒さ対策ばっちりの出で立ちで臨んだ桜庭・萌花(キャンディギャル・e22767)と近衛・如月(魔法使いのお姉ちゃん・e32308)は、如月の持参したココアを飲みながら、のんびりと星空を見上げていた。
「ありがと、もなちゃん……こんなにお星さま見れる場所に誘ってくれて、嬉しいのよぅ」
「んーん、如月ちゃんこそ、萌花と一緒に来てくれてありがとねっ」
 そう返した瞬間、萌花の手に何かが重なった感触が伝わった。
 そして、それがそっと差し出された如月の手だと気が付くと、彼女は如月の横顔をちらりと見て、手を繋ぎ返す。
 それから、どのくらいの時間が経っただろうか。
 綺麗な星空を眺める二人に握られたココアから立ち上る湯気に混じり合う様に、如月がほぅっと白い息を零すなか。
 萌花は自分と愛おしき人の指に嵌められた銀の指環をちらりと見やると、繋いだ手にほんの少しだけ力を込めながら、これまでの事を振り返ってみる。
(こうやって、ペアリングしたりとか、今年の初めごろには考えもしなかったのにな……)
 そんな彼女の想いに星々が応えたのだろうか。
 天空に一筋の光の軌跡が描かれた。
「わわっ! 流れ星っ! も、もなちゃんとこれからも一緒にいられますようにっ! もなちゃ……あっ、もう見えなく……」
 突然の流星に驚きつつも、如月が慌てて願い事を口にするも、当の流星はその願いを3回聞く前に消え去ってしまい……思わず、しょぼんとする萌花のかわいらしい姿に、流石の萌花もくすくすと笑みを浮かべてみせる。
 (ふふ、お星さまじゃなくて、あたしに言ってくれればいいのにね)
 どうやら、如月の願い事はお星さまに……そして萌花にも届いている様であった。

「えっと、お誕生日、おめでとうございます。これからの一年、星の煌めきのような、祝福があること、お祈りしますね」
「ありがとう、こんなかわいい贈り物をもらえるなんて思わなかったよ」
 ユッドベート・オーキッド(紫蘭の精剣士・e38464)がリオメルダに星見が好きそうな仲間ですしと、手のひらサイズの精緻な天球儀を贈ると、晴れやかな笑顔を見せたリオメルダが感謝の意を述べる。
 そしてお互い笑顔でその場を離れると、ユッドベートは時雨・バルバトス(居場所を求める戦鬼・e33394)の元へ駆け寄った。
 そして二人が肩を寄せ合いながら座って星空を眺めると。
「星を見るのは好きだが、星座やそう言った事は全然分からないぜ……」
「ふふっ、そうなんですね、じゃあ、私がお教えしますね!」
 バルバトスの零した言葉に、ユッドベートはくすりと笑うと、夜空の星々を指差してみせる。
「えっと……まず南の空に同じくらいの明るさの星が3つ並んでいるのが分かりますか?」
 まずは初歩的なものから、とバルバトスに語り出したユッドベートの瞳は、いつにも増して煌いている様に見える。
「お前って、ホントに星好きだな……じゃあ、膝枕でもしながら聞かせてくれよ」
「ふぇっ?」
 いきなりの申し出に、動揺を隠せぬユッドベートの事など知ってか知らずか、バルバトスはごろんと横になると、自らも南の空を指差してみせる。
「……で、大三角形とかどれなんだ? どういう名前でどういう意味なのかとか、教えてくれよ」
「え、えっとですね……ほらシグレさん、冬の大三角形ですよ! オリオンのベテルギウスと、おおいぬのシリウスとこいぬのプロキオンを結んで……ふふっ」
「ん?」
「あっ、いえ、違う星座の星達でも、あんな風に空で繋がりがあるのって……いいですねっ」
 まるで、思わぬ彼の申し出と、自身の密かな願いとが、不思議な程に繋がったような。
「星達の繋がり、か……そう言うの聞くと、今まで眺めてただけの星が色々違うものに見えてくるぜ」
 バルバトスが感慨深そうな表情でユッドベートを見上げると、彼女が少し驚いた表情を見せる。
 そんな彼女に微笑みかけながら、バルバトスは言葉を続ける。
「……で、先生、今度はどんな話を聞かせてくれるかな?」
「せ、先生とか……っ!」
 冷やかしめいた言葉に、むぅ、と小さく口を尖らせつつも、
「では、何が聞きたい、です? 今ならなんでも、お応えします、よ?」
「だったら……」
 バルバトスの発した言葉に、ユッドベートが微笑を返す。
 そうして二人の時間は、静かに過ぎ去っていった……。

「お酒を用意しましたが……如何ですか?」
「いいねぇ、頂こうか。ちょっと摘みには寂しいが、持ってきたラスクでもどうだい?」
 御忌・禊(憂月・e33872)の言葉に差深月・紫音(死闘歓迎・e36172)は快く応じると、持参した酒と肴で星空の下、ささやかな宴に興じていた。
 紫音はグラスを口に運びながら、禊はラスクを口に運びながら、それぞれが思い思いに星空を眺めては、この一年を振り返ってみる。
「ケルベロスになって一年か。俺にとっては長いようで短いような一年間だったが……禊はどうだったんだ?」
「そうですね……この一年……年の始まりから終わりまで、本当に……本当に、色々なことがありました……」
 紫音の問いに、禊は目を伏せ……暫し後、自らもこの一年間への思いを彼へと伝えれば。
「まあ、確かに色々あったが……俺としちゃ楽しい喧嘩や仕事、いろんな奴と知り合えて充実してたぞ。禊とも仕事は一緒に行ったしなぁ」
「……ええ……僕の忌むべき一面をお見せしてしまいましたし……それを元に貴方に遊ばれた事もございましたね…」
 だが、からからと笑ってみせる紫音に対し、禊の表情には何処となく憂いが見え隠れする。
「ん? まあ、ここまでいろいろあったが、なんだかんだ無事に来れたんだ……それでいいじゃないか」
「……ですが…それと同じほどに『私』が貴方に……」
 だが、迷惑をかけた、と続けようとした禊への言葉は、紫音の注いだ酒によて遮られる。
「気にすんなよ。もう一人の禊は……まぁ、そういう奴だ、って俺は割り切ってるぜ?」
「……ありがとうございます」
 そんな言葉に、禊は目を伏せ、静かに礼を述べるが。
「背中を預けられる相手ってのはありがたいよ。いつもありがとうな、助かってるよ」
 その表情に何かを感じたのか、紫音が次に口に出したのは……感謝の言葉。
 そして、それは間違いなく、紫音の本心から出た言葉であろう。
「……いえ、こちらこそ、いつも貴方に助けていただいておりますから……僕に出来る全てでもって貴方を支えさせていただきますね」
「ああ、よろしく頼むぜ」
 その言葉に、禊も自身の誓いを口に出して答えると、頭上の星々を見上げる。
 星達の光は、時に冷たく、そして何処か暖かく。
「……こうして誘っていただきありがとうございます」
「何、前にも星が好きだって言ってたからさ。年の暮れも一緒に居てくれてありがとうな」
 幾分か憂いの晴れたであろう禊の感謝の言葉に、流石の紫音も照れ臭くなったのだろうか。
 軽く頭を掻く様な仕草を見せながら禊へと礼を告げるてから、星を見上げながら告げる。
「また来年もよろしく頼むぜ?」
「……はい、新たな年もどうぞ、よろしくお願いいたします、ね」
 その言葉に、禊も言葉を返す。その言葉は、星の光の様にとても静かのものであった。

「リオメルダ殿、御誕生日おめでとうございマス……このような場所があるのでスネ」
 エトヴァ・ヒンメルブラウエ(フェーラーノイズ・e39731)がリオメルダの姿を見かけると、そっと彼女に近づき祝いの言葉を述べる。
「ありがとう。気に入って貰えたのなら、ボクも嬉しいよ」
 エトヴァの言葉に、リオメルダは柔らかに微笑みと共に、お礼の言葉を返すと。
「新しく始めた趣味の一環で、偶然見つけた場所なんだけど……いつもの喧騒を離れて、綺麗な星空を眺めてみるのも良いかな、って思ってね」
「そうなんでスカ……では俺モ、この美しい星空を眺めながら少しダケ、物思いに耽るとしまショウ……」
 そう答えると、エトヴァはリオメルダと共に、頭上に瞬く星々を眺め始めた。
 そして、そんな彼の姿に何かを察したリオメルダが、静かにその場から立ち去っていくと、ただひとり残されたエトヴァはコート一枚を羽織ったまま、降り注ぐような星空を仰ぎ、過ぎた日々を胸中に想う。
 ――俺は、故国を離れ、この日本へとやって来た。
 あの時から、多くのの仲間達とめぐり逢い、彼らに様々な事を教わって……それらが今、この身の内に変化をもたらしてくれた事を実感している。
 そして、そんな今の自分へと変わる事が出来たからこそ。
 故国に遺してきた、大切なあの人の事を想い出す。
 あの日、喧嘩別れをした気もするが、いつかまた再会した時は、心ゆくまでゆっくりと語り合いたい。
「とても、寡黙であった頃ノ、俺の考えとは思えませンガ……」。
 そんな呟きと共にエトヴァは小さく笑てみせると、再び天を見据え、その瞳に星空の瞬きを焼き付けんとする。
 それはきっと、彼自身という存在が、此処に「存在する」という証を確かめる為……。

 星座達は星々を繋ぎ、人の生き様は過去と未来を繋ぎ。
 互いに重ねた手と手の温もりと、共に眺めた満天の星空。
 失くしたものや、手に入れたもの。
 それらを『あなた』と分かち合えたから。
 『わたし』は今宵の夜空へと、この想いをを託そう。
 願わくば、もう一度。

 オリオンの下で逢いましょう。

作者:伊吹武流 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年1月6日
難度:易しい
参加:12人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 0
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