●マイノリティの正義
働き蜂の話を知っているだろうか。
働き蜂という名であれど、実際に働いているのは巣の中の8割で、残り2割は仕事もせずサボっているのだ。そして8割の働く蜂のみ集めて新たな巣を作っても、2割の働かない蜂のみ集めて新たな巣を作っても、その新たな巣では8割が働き、2割がサボるのだという。
「つまり、働くことも摂理であれば、サボることも摂理なのだ!」
その話の真偽はさておき、ビルシャナの言葉に賛同の歓声が上がった。
「働くものがいるというのならば、我は仕事をサボろう! そして、働いている連中と同じだけの給料をいただく!」
「なんという悪党!」
「キャーステキー!」
「俺もサボりてえええ!」
「そう、悪か……ふっ、確かに悪事には違いあるまい」
信者の言葉を受けてビルシャナは自嘲するようにわらった。
「だが考えてみたまえ。仕事をする者がいるからサボる者がいる。逆説的に言えば、サボるものがいるからこそ、働く者がいると言えるのではないか」
信者たちの脳裏に電撃が走る。
「仕事をする者たちが世を支えているというのであれば、それを支えているのは我らサボる者なのだ」
そう言ってビルシャナは拳を高らかに振り上げた。
「故に我らは2割の者になろう。我々こそ世界を支える善であるッ!! 仕事はなべてサボるべし!!」
「おおおぉぉぉーー!!」
廃ビルの中に10名ばかりの信者たちの声がこだました。
●罪なるサボタージュ
「……」
予知を説明したのち、ヘリオライダーの茶太は言葉も出ない様子で目頭を押さえた。
「……蹴散らして下さい」
それですべてだった。働け。
もう少し説明するなら、今回のビルシャナは信者を従えたよくあるタイプだ。悪人を救うビルシャナの信者から信者化したという情報もあるが、そのあたりはおいておくとする。
信者はいずれも仕事をしている男女10名ほどで、もちろん仕事を休みたいサボりたいという気持ちはあるのだろうが、みんな大人なので仕事の重要性は理解している。つまり説得の余地がある。
ただ相手が相手なので、論理的な話よりもインパクトのある説得の方が効果があるだろう。
「まあ勢いです、勢い」
いつもの言葉で投げた。
信者はビルシャナの配下のように動くとはいえしょせん一般人。手加減したところで、倒せば確実に死んでしまうだろう。
極力は犠牲を出さずに済ませたいものである。
「そのあたりはあまり心配してませんけどね。とにかく、ビルシャナ、蹴散らして下さい」
あらためてそう言って、茶太は話を締めくくったのだった。
参加者 | |
---|---|
早川・夏輝(お気楽トルーパー・e01092) |
リリウム・オルトレイン(星見る仔犬・e01775) |
カルナ・ロッシュ(彷徨える霧雨・e05112) |
颯・ちはる(寸鉄殺人・e18841) |
トライリゥト・リヴィンズ(炎武帝の末裔・e20989) |
桜手・凛歌(物理魔法少女まじかるりんりん・e27151) |
ネリシア・アンダーソン(黒鉛鬆餅の蒼きファードラゴン・e36221) |
音々森・ナユタ(サンダーガール・e37373) |
●2割の所在
集会の開かれている廃ビルにケルベロスたちが足を踏み入れた。
為すべき事はいつもどおり、信者となっている一般人を解放し、ビルシャナを打ち倒すこと。
「ちふゆー。あれらまとめて轢いといて」
だというのに、颯・ちはる(寸鉄殺人・e18841)がのっけからえらいこと言い出してる。むしろなぜかライドキャリバーのちふゆさんがいちばん驚いてたりする。
当然めちゃくちゃ拒否るわけだが、サーヴァントに断られるマスターとは一体。
「え、ダメ? ちふゆは優しいなぁ。でも甘やかすとイラつ……じゃなくてあれらの為にならないんだよ……どうしてもダメ?」
ダメ。ぜったい。
「まあ、甘やかすといけない。それはよくわかります」
うんうんとこれ以上なく頷いてみせるのはカルナ・ロッシュ(彷徨える霧雨・e05112)だ。
「だいたいサボるとかせこいこという必要ありませんよ。働けばそれに応じた急速は必要なもの。休むべきときは素直に休めばいいんです。というわけで僕は休みますからあとよろし――」
「ちふゆー」
「ぱぎゃぁっ!」
ちはるの掛け声に合点承知とばかりに反応したちふゆさんがカルナを轢いた。いともたやすく轢いた。あまつさえ上で回転してる。
「あ、ちょちょちょま、めくれるえぐれるううう!」
何とか助けを請おうと手を伸ばした先では、トライリゥト・リヴィンズ(炎武帝の末裔・e20989)が慌てて駆け寄ってきていた。
これで一安心。助け起こされたときそう思ったのに、なぜかそのまま胸倉掴まれた。
「おい、カルナ! それでいいのかよ! ダラダラした仕事をして弛みきった脳で! 腰で! 社会を支えられるかよ!」
「あばばばばば」
めっちゃ前後にがくがく揺さぶられる。ついでにめっちゃ頭ぶつかってる。
ちなみにボクスドラゴンのセイさんは、扇子持ってめっちゃ応援してる。どっちをかはわからない。
「その逆に責任感をもって働いてこそ、パワーを引き出すってもんだろ!」
「いや、ていうかそれ、信者に対する説得の言葉じゃ……」
「やかましい! 力こそパワーだ! 社会を支えるんなら目の前の仕事くらい打ち込んで見やがれッ!」
まるで反論を許さないトライリゥトの大きく強い言葉が廃ビルの空気を揺らし、響かせる。
「あ、あー……やっぱ、働こう、かな」
「……うん、そうだな」
その様子を見てるだけで何人かの信者が離反し始めた。気づいたビルシャナが慌てて声を上げた。
「ちょ、まてよ! てかなんだよお前らいきなり現れて! 邪魔しないでくれよ頼むから!」
「キャラ、崩れてるわよ」
「ハッ!?」
早川・夏輝(お気楽トルーパー・e01092)に指摘されて思わず口をつむぐビルシャナ。
「まぁ、何者かといわれればケルベロスなんだけどね。信者を説得してあなたを倒しに来た、ってとこなんだけどね」
「説……得……?」
「ああ、もっともな疑問ね。でも考えてみて欲しいわ。サボるのであれば当然周囲の反感をくらう。場合によっては休むといっただけであの始末……ああなりたいのかしら?」
くいと先ほどの惨状を指し示す。そりゃ誰も引かれた上に胸倉掴まれてパチかれたくない。
なんか信者たちドン引きし始めている。
「まぁ、そもそもサボるだなんだ言う以前に、あなたたちはひとつ大きな勘違いをしているのよね」
「何!?」
驚くビルシャナに、夏輝はまっすぐ指を突きつけた。
「最初に仕事に就いちゃった時点で、20%の抽選には漏れちゃってるのよ!!」
「な、なんだってええええええ!!!」
衝撃は絶望となり信者たちに蔓延した。
●休息
阿鼻叫喚の地獄絵図といえばいいだろうか。
ビルシャナこそまだ立っていたが、心弱き信者たちはその場に崩れ落ち、頭を抱え、身もだえ始めた。次々にバタバタ倒れていく。
「あああああ、なんてこったぁ」
「そんな、そんなことって……」
「おわりよぉ、私達に救いはないのよおおお!」
「いい加減にしろぉーッ!!」
ここで桜手・凛歌(物理魔法少女まじかるりんりん・e27151)が吼えた。それでもって近くにあった瓦礫を粉砕した。物理で。
「……働かざる者……食うべからず! だいったいねえ、あんた達蜂じゃないでしょ!」
言いながらぐいぐい寄っていく。
「統計的には2割の傾向は人間にもあるというけども、サボった奴らがどうなるか知らないわけないわよね!?」
「え、いや、それは、その」
「査定や評価に響いて、給料減らされたり、最低クビよ、クビ!」
クビという言葉にびくりと肩を震わす一同。
そこが世知辛いところ。金がないのであれば、働かねば食っていけないのである。
「アイドルだってねえ……サボってたら、センター外されてすみっこ行きなのよ!」
アイドルというよりまじかる寄りな点はこの際指摘しない。
「わかる!?」
「わ、わかります、はい!」
「だったらぁ、働けええええぇぇ!!!」
「はいいい、すんませんっしたああああ!!」
目を覚ました信者の礼はそれはそれはきれいな90度であったという。
しかし、お辞儀をしたのはひとり。凛歌に絡まれていた信者は数人いたはずなのだが。
よく見ると残りの信者はその場に倒れてた。残念なことにテレビウムのキュラさんが配ってた飴を食べてしまったらしい。その名をもんじゃドロップという。
ただ残るは死屍累々。
そして、ネリシア・アンダーソン(黒鉛鬆餅の蒼きファードラゴン・e36221)はやや気落ちした様子で、お茶を用意する手を止めた。
「嫌な……事件だったね……」
「あわわ、ネリおねーさん、しっかり!」
立ちくらむようにふらっとしたところを、音々森・ナユタ(サンダーガール・e37373)が支えた。
まあ、信者たちに言いたい事は色々とあった。でも気持ちもわかるので、おもてなしをしてから自発的に理解してもらいたかった。
「まさか……信者を全員倒してしまうなんて……」
説得とは一体。
「はたらかないとたおされてしまうのですね……はっ、これがじゃくにくきょうしょく!」
リリウム・オルトレイン(星見る仔犬・e01775)がまたなんか変な知識の吸収の仕方してる。
「働かざるもの食うべからず……とはいうよね……」
「あっ、それもしってますです! はたらかないとどーなつたべられません!」
ネリシアが言うと、しっかりリリウムくらいついてきた。あほ毛ビシッてして。
「……うん、そうだね。や、ドーナツには限らないと思うけども」
「お家に帰ったら、すきなものをたべるといいですね。じぶんごほうび!」
目を輝かせてナユタが言った。言ってる事は大体同じだが、こっちのほうが一般化した賢い答えである。
疲れたらゆっくり休めばいい、それだけなのに。こんなことに。
「乳酸菌飲料をとるのもおススメです。カーテン開けて朝の日差しあびてせとろにーん」
今はいい。
しかし信者たちはしばらくこのままでもいいかもしれない。命に別状はなさそうだし。もんじゃ以外。
何はともあれ、手段と結果をさておけば目的は果たされた。信者をすべて引き離した今、残るはビルシャナのみ。
「く、ふはははははは!!」
いきなり鳥が笑い始めた。
「後悔するぞ……目覚めたときこそ、彼らにとっての真の地獄なのだからなあ!」
この期に及んでまだ働きたくないらしい。
●誰が為に
誰かが泣いている。
これは病室か。それとも主をなくした部屋か。
ああ、最悪の結果が訪れる前にどうにかできなかったのか。社会はかくも残酷で、我々は無力なのか――。
「これ以上の苦しみを生んではいけない。これ以上の悲しみを生んではいけない。ゆえに戦う、これぞ我が聖戦なり!!」
でもその場から動かず遠距離戦を仕掛けるビルシャナ。そして意外にも、その攻撃をものともせず真っ先に飛び込んできたのはカルナだった。
「あんたは一体なんなんですかー!!」
もうなんかパンチなのか体当たりなのかよくわからんぶち当たりでくんずほぐれつ2人して転がる。
「いやもう働いてるじゃないですか! 信者増やすのもそうだし、こうして戦うのもそう! サボるどころか勤勉の代名詞じゃないですか!! 甘い言葉で人をたぶらかし、結果的に働かせる……そう、あなたこそブラックです!!」
「ち、ちがう! 我はただ……」
「刹那で忘れちゃった、そんな仕事ー!」
「ぎゃあああああ!!!」
そしておもむろにビルシャナの羽根をむしり始めた。破鎧衝の服破りってそういう技じゃないと思う。
「くっ、なんてこった! 俺たちは騙されていたのか!」
なんでか真に受けちゃったトライリゥトが憤りビルシャナへ向かっていく。しかしそれよりもものすごい勢いで凛歌がその横を駆け抜けていった。
「ブラアアァック! 許すまじいい!」
セイさんがおびえてる。キュラさんは見ない振りしてる。
先に到達したまじかるーの先制攻撃。いくつものルーンを描き、力を得ていく。そして必要な、詠唱。
「まじぇがっ!」
「2文字目で噛んだ!?」
もうちょっと頑張って欲しかった。
でもいいの、詠唱はフレーバー。凛歌の放つきらきらした光の奔流とか何とかが敵を包んでいく。
「おおお、これ以上あいつらを無理に働かせはしねえ!」
光で見えなくとも気配を頼りに、空を絶つトライリゥトの剣閃がビルシャナの身体を捉える。
「なんかさぁ、働かせるから倒すって方に話が変わってない?」
上から聞こえたと思うとちふゆさんにまたがったちはるが落下してきた。しこたま轢いてった後、離れながら地を這う炎をお見舞い。
むしられてあぶられて斬られて引き伸ばされて焼かれる。こんがりいい具合に仕上がってきたビルシャナだが、まだまだ闘志は衰えない。
「ぐ、ぬぬ……まだだ……我は間違っていない、だから、まだ……!」
「……間違ってるよ? 少なくとも私は……貴方みたいな言い分を応援したいとは思わない。グラファイト、お願い」
ネリシアの周囲にオウガメタルの子分たちが集まる。
「……みんなで、がんばろう?」
「こんな労働環境に我は負けええん!!」
挑発のつもりではなかったはず。だが、ビルシャナは受けて立たんと仁王立ち。結果すべて直撃。
「ぐ、ふぅ……」
「結局さ、あなたが目指すのはどっちなの? 働くの? 働かないの?」
片膝をついたビルシャナに夏輝が歩み寄る。
「そう、だな……我は間違っていたのだろう。働かないためには働かねばならん……」
ふ、と自嘲気味に笑う。
「だが目指すべきは変わらん、今は雌伏の時と知り、多くの仲間とともに必ずや20%の中に――」
「仲間増やしたら自分が20%から零れかねないでしょうが!」
アームドフォートを接射。ビルシャナが派手に吹っ飛んでナユタの足元に転がり込んできた。
「あ、あわわわ、どうしよう。こっちきちゃいました、せ、せろとにん!?」
慌てるマスターはさておいて、首から降りたファミリアのワオキツネザルさんがバリバリビルシャナの顔を引っかいて攻撃。いつのまにかダメージが加算されてる。
「ちゃーんすです! さすがくらすめいと、これがれんけーですね! きょうのえほんはくりすますばーじょん!」
その隙に、リリウムが本を開く。飛び出してきたのは筋骨隆々の赤パン一丁にベル付き蝶ネクタイ、サンタ帽子から立派な角がはみ出してるおっさん2人だった。顔全体が鼻まで真っ赤だ。
赤い鼻のおっさんたちはいつも飲んだくれてみんなの笑いもの。だがサンタのおじさんが言った。お前たちの鼻で暗い夜道もぴかぴかに明るいと。追い討ちのように罵る言葉を聞いて、おっさんたちは心に決めたのだ。
――今宵こそ、殺る。
そんなクリスマスのお話。
「あぎゃあああああ!!!」
おっさん2人がビルシャナを担ぎ上げ、成層圏まで到達しそうな勢いで飛び上がった(注・室内)。そして180度縦回転。
逆さまになったビルシャナはそのままビルの床をぶち抜き、地面に突き刺さったのだった。
●働く前の
「……ねえ」
「……何?」
かろうじて凛歌が口を開き、ちはるが答えた。
「私たち、なにか見た?」
「何も。なーんにも?」
なんか色々なかったことにした。
「まぁ、色々とひやひやしたけど……少なくとも人的被害はなかったからいいか」
ふうと夏輝が一息ついた。倒れてた信者たちも目を覚まし始めている。誰も欠けることなくビルシャナを倒せたのだから十分だ。
「こっちの穴は……廃ビルだしまあいいかしら」
こっちももう見ないことにしたのだが。
「っと、なんか寒いな……ったく廃ビルは風が入り込んで入っていけねぇ」
「うん、やっぱ塞いでおくわこれ」
凍えそうなトライリゥトとぷるぷるふるえるセイさんをみて、夏輝はやっぱなおしてこうと決めた。
「寒いなら、こっちへどうぞ……」
「お、なんだなんだ?」
「これからまたお仕事頑張ってもらう皆に、少しでもおもてなしを……」
誘われるままにトライリゥトがいくと、ネリシアが信者たちに紅茶とワッフルサンドを振舞っているところだった。
「お、いいな。ラーメンあるか?」
「いや、明らかにない雰囲気でしょうこれ!?」
思わずカルナが突っ込んだ。
「お、なんだもういたのか」
「もういたのか……ってなにお前まで食べてるんだーって突込みを期待してたんですよ!」
「何食べてって、お前今日は結構働いてただろ」
「……そういえばそーでした」
これもある種のキャラ崩壊。ねぎらうようにキュラさんが飴玉を差し出した。なめた。カルナはしんだ。
「働く働かない……人それぞれだとは思うけど……」
ネリシアが紅茶を置いて、一息つくように言う。
「特に男性は……働かないと出会いが遠のきそうだよね……女性はそういうの気にする人多いし」
「いえいえいえ、おんなのひともおしごとだいじです、わたししってますです!!」
ここでいきなりドヤがおリリウム。あほ毛たっかだか。
「はたらかないとじょしりょくがなくなります! じょしりょくがなくなるとぱんけーきをたべてしゃしんがとれません!」
「えっ、パンケーキのために女子力あげるんですか?」
これにはナユタもびっくり。
「そうです、じょしりょくはぱんけーき! ですよね!」
「いやそこでなんでわたしにふるかなー」
おもいっきりちはるに向けていってきた。含み笑いするようにちふゆさんがエンジンふかした。
「だっておねーさんは闇の組織の女かんむぎゅう」
「おおっと、なにいってるかわかんないなー! そんなこと言っちゃう子には冬休みのプレゼントだぞっ☆」
なんかまた余計なこといいそうだったのて、なんかノートみたいなのを顔面に押し付けられた。
「こ、これは……! ふゆやすみのしゅくだい!!」
学生のお仕事は勉強すること。リリウムはこれから大変なお仕事に向き合わねばならぬのであった。
「で、できるおんな……!」
「!?」
余談だが、帰り道の間ずっとちはるはナユタの熱い視線を感じていたとか何とか。
作者:宮内ゆう |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2017年12月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 2/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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