双鎗将トゥーフェイ

作者:刑部

 胸板を貫いた鉛色の穂先が鮮血に濡れる。
「おご……が……」
 男は自分の胸に突き刺さった槍の柄を抜こうともがくが、次々と溢れ出る鮮血がその柄を染めていくだけで、槍は一向に抜けはしない。
「うああぁぁぁあ、父ちゃーん!」
「バカッ……やめろ……」
 物影から飛び出した小学生程の少年が男……この子の父親の制止の声も聞かず、父親の胸に槍を突き立てた巨躯の男の足に、気合もろとも角材を叩き付けた。
「……」
 蚊にでも刺されたかと言う風に足元の少年を睨む巨躯の男。
「ふむ……その齢にしてその勇気、この双鎗将トゥーフェイ感服致した。せめて苦しまずに送ってやろう」
 巨躯の男……エインヘリアルは、トゥーフェイと名乗り、父親を貫いた槍はそのままに、逆側の手に握ったもう1振りの槍の穂先を少年に突き付ける。
「やめろ……やめ……ろぉ!」
 胸板を貫かれ命の灯が消える瞬間、男は自分の息子に吸い込まれるエインヘリアルの槍の穂先の映像を最後に事切れたのだった。

「エインヘリアルが村を襲撃して、村の人らを虐殺する事件が予知されたで」
 と口を開いたのは、杠・千尋(浪速のヘリオライダー・en0044) 。
「この暴れとるエインヘリアルは、過去にアスガルドで重罪を犯した凶悪犯罪者みたいで、放置したら多くの人らの命が奪われる上、人々に恐怖と憎悪をもたらしよるから、地球で活動するエインヘリアルらの定命化を遅らせる事になりよる。
 ヘリオンかっとばすから。みんなで協力して、このエインヘリアルを撃破してや」
 と笑う千尋の口元に八重歯が光る。
「現場はここ、山梨県は茅ヶ岳近くの村や。
 現れるエインヘリアルは1体、3m近い体躯を誇り、2本の槍を手にしとる。
 偉丈夫な風格と態度からおよそ犯罪者には見えへんけど、おそらく融通がきけへんタイプで、集団行動に適せへんタイプなんやろうと思うわ」
 と、自らの憶測も交えて説明する千尋。
「自分の武威に自身をもっとって、その武威を2本の槍に乗せて襲い掛かってくるで。
 エインヘリアルとしても捨て駒として送り込まれとる様やから、不利になっても逃げはせーへんやろ……むしろ死ぬ間際まで、己の武威を知らしめようとその槍を振るって来る筈やから、十分気ぃつけなあかんで」
 千尋はケルベロス達の瞳を見て、そう注意を促す。

「まったく、そろそろ単騎でいくら送り込んで来ても効果がない事ぐらい分かりそうなものなのにねぇ、ヨミ君」
「確かに今のところ防ぎきっとるからそう言えるけど、いちいち対処せなあかんし、送り込むのも捨て駒やし、エインヘリアルの戦術としては有効な策やな。
 ほんじゃ、奴っこさんらが諦めるまでしっかり防ぎ切って見せたってや!」
 月城・黎(黎明の空・e24029) が、朽ちて白骨化した躯に焔を纏う自身のボクスドラゴン『ヨミ』に語り掛けるのに応じた千尋は、そう言って皆を送り出すのだった。


参加者
ラティクス・クレスト(槍牙・e02204)
ロベリア・アゲラータム(向日葵畑の騎士・e02995)
ビーツー・タイト(火を灯す黒瑪瑙・e04339)
フォン・エンペリウス(生粋の動物好き・e07703)
レスター・ヴェルナッザ(凪の狂閃・e11206)
ハル・エーヴィヒカイト(ブレードライザー・e11231)
レミ・ライード(氷獄騎兵・e25675)
岡崎・真幸(脳みそ全部研究に費やす・e30330)

■リプレイ


 降下してくるケルベロス達の姿を認めた双鎗のエインヘリアル『トゥーフェイ』は、驚いた風もなく、その双鎗を左右に構え、着地音と砂煙を起こすケルベロス達を睨み付けた。
「この双鎗将トゥーフェイが道行きを遮るか……」
 と嘆息し、ケルベロス達に穂先を向けるトゥーフェイ。
「あぁ、虐殺など許してはおけない、しっかり防がせていただく。一匹狼というのも否定はしないが……度を過ぎると身を滅ぼすものと知るがいい」
 睨み返したビーツー・タイト(火を灯す黒瑪瑙・e04339)がそう応じると、彼のボクスドラゴン『ボクス』が小さく鳴いて焔を揺らして舞い上がり、
「境界形成――ここより先に進ませるわけには行かない」
 エインヘリアルに背を向け手を伸ばし、殺界を形成したハル・エーヴィヒカイト(ブレードライザー・e11231)が振り返り、
「この人数で挑む以上、いざ尋常にとは言えぬだろうが、我が剣の全霊を以て挑ませてもらう」
 と、愛刀の鯉口を切り腰を落とす。
「デウスエクスという時点で討伐対象、分かりやすくて良い、だがお前の利点はそこだけだ」
「ん、エインヘリアルの重罪人……強そうだけど、必ず倒すの!」
 僅かにへの字に結んだ口の端を上げた岡崎・真幸(脳みそ全部研究に費やす・e30330)が、そう言ってボクスドラゴン『チビ』と共に後ろへと下がり、フォン・エンペリウス(生粋の動物好き・e07703)も真幸に続き、ボクスドラゴンの『クルル』を伴い、エインヘリアルと距離をとる。
 その動きに釣られる様に一歩踏み出すトゥーフェイ。
「正義なき刃は我が盾を砕くこと能わず! ……あなたの存在は不快です。消えなさい」
「ここから先、通しは、しない、です」
 『太陽の大盾』を構えたロベリア・アゲラータム(向日葵畑の騎士・e02995)が、呼応する様に一歩踏み出し、レミ・ライード(氷獄騎兵・e25675)が、蒼炎に包まれた翼を大きく広げ、拙く言葉を紡ぐ。
「双槍使いとは面白い。双槍を使うには相当な技量と筋力が要求されっからなぁ。さぁ、その技を見せてくれ!」
「将を名乗るからには相当腕が立つんだろ? 自慢の槍術ってのを見せて貰おうじゃねえか……期待を裏切ってくれるなよ?」
 その横に進み出、くるっと回した雷槍を小脇に抱えたラティクス・クレスト(槍牙・e02204)が、嬉しそうに手招きし、愛用の鉄塊剣『骸』の剣腹を蹴り反動で肩に担いだレスター・ヴェルナッザ(凪の狂閃・e11206)が、鋭い眼光を更に鋭くしトゥーフェイを睨み付ける。
「言われるまでもない。我が双鎗に貫けぬものなし……その身を以って知るがいい」
 双鎗で空を払ったトゥーフェイは、言うや否や地面を蹴り蒼白の閃光となってケルベロス達に襲い掛って来た。


 ビーツーがレスターに光の盾を飛ばし、
「ん、全体護りきってみせるの」
 クルルに属性をインストールされたフォンが描く守護星座が、前衛陣に耐性を付与する中、迫る敵を向え撃ったのはロベリアとラティクス。
「我が穂先に貫かれろ!」
「正義なき穂先で我が盾を貫くこと能わず!」
 ロベリアが構えた大盾にトゥーフェイの穂先がぶつかると、激しい衝突音が響きロベリアの体が後ろへと押される。踵に土を盛り上げるロベリアの構えるその盾の上からラティクスが跳び出した。
「小僧が!」
「流石、反応するか、やるな」
 瞬時にもう一本の鎗でラティクスを払いに掛るトゥーフェイだが、ラティクスはその一閃を雷槍の柄で受け、勢いを殺さずにその力を利用して体を槍ごと回転させ、トゥーフェイに蹴りを見舞う。更に間髪入れず左右からレミとハルが畳み掛けると、
「やる……なかなかどうして」
 素早く左右に視線を向けたトゥーフェイは、ロベリアを押すのを止め、仕寄る者達に回転斬撃を見舞いながら後ろへと跳び退く。
「ん、まだまだみんな頑張るの!」
 すかさずフォンが聖装『アリアンロッド』からオウガ粒子を放出して前衛陣を後押しし、敵の後退するタイミングを見計らったレスターが跳び、相対距離を同じくして宙を移動する。
「どうした? 大言をほざいておいてもう逃げの算段か?」
 地獄の銀炎を纏う腕に握られた骸がその肩から振り下ろされ、着地した瞬間のトゥーフェイに叩き付けられる。
「貴様ッ!」
 怒りを湛えたトゥーフェイの瞳と静かな怒りを灯したレスターの瞳。
 その視線が交錯すると、今度はレスターが思いっきり地面を蹴って後ろへと跳び、直前までレスターが居た場所をトゥーフェイの振るう鎗の穂先が薙ぎ払い、ギリッと歯を鳴らして踏み出すその動きを牽制する様に、真幸の向けた掌から放たれたドラゴンの吐く炎。
「私の穂先こそ、あなたを貫いてみせましょう!」
 その炎の中からロベリア。
 迅雷の如く繰り出された騎士槍『紅炎』が、エインヘリアルの腰を穿つが、それを一瞥しただけでトゥーフェイは体を回転させ、二本の鎗を以って前衛陣の壁をこじ開けに掛る。
「ん、みんな気合を入れて頑張るの。ラティクス押し返してなの」
 薙がれる前衛陣の背後で、フェネックの姿になったフォンが可愛く応援して仲間を回復すると、
「言われるまでもねぇ、レミ、ハル押し返すぜ」
 ラティクスは傍らの2人に声を掛け、レスターに向かって突っ込もうとするトゥーフェイに向かって槍を繰り出す。
「おいおい、もしかしておれに攻撃すら届かないのか? 期待外れも甚だしいぜ」
 その後ろで小馬鹿にする仕草をするレスターの言葉に、更に怒りの形相を見せたトゥーフェイの手から『ゲイマナナーン』が放たれ、空中で分裂するとクルルの回復を受けるレスター目掛けて降り注いだ。

 振り注ぐ無数の穂先の先、如意棒を回転させ穂先を叩き落としながら割って入ったはビーツー。
「郷に入るならば、郷に従って頂かねば困るのだがな……」
 鱗に刺さった幾つかの穂先を抜きつつごちるビーツーにボクスが回復を施そうとするが、ビーツーが掌を向けると、少し口元を尖らせる様な仕草をして、ボクスは体の向きを変えレミに回復を施す。
「……槍を投げたはずなのに手元にあるとは興味深い……手品の類かもしれん。もっとよく見ておけばよかったな」
 時空凍結弾を放ちつつ真幸は、ラティクスとロベリアが防いだところに、レスターが一撃を見舞い、挑発しながら後退するのを追うトゥーフェイの手に先程片鎗を投じたにも関わらず二本の鎗がある事に気付き、青い瞳を細めた。
 その青い瞳に映るのは、止めた2人の外側から、更に挟撃を図るハルとレミの姿。
「その穂先が虚空を穿っている間に断ち斬るまでだ」
 白い髪を棚引かせたハルがロベリアの外から回り込み、右側から日本の斬霊刀を突き入れると、
「同じ槍使いとして、負けるつもりは、無い、です」
 地獄化した翼を広げたレミが逆側から槍を突き入れる。
「ちょろちょろと小賢しい!」
 ハルの切っ先を受けながらも、レミの動きには反応し鎗を薙いだトゥーフェイだったが、その動きを予想していたレミはその鎗を『氷獄槍』の柄で受けて体を沈めると、焔を纏った蹴りをトゥーフェイの脛に叩き込んだ。
「おのれ、人の後ろから鬱陶しい!」
 一旦跳び退いて双鎗を振り、レスターを睨み付けたトゥーフェイがシャウトすると、幾分冷静さを取り戻した面持ちで再び襲い掛って来る。
「行かせる訳ないだろう」
 その行く手にフォンの回復を受け、他のディフェンダー陣と共にビーツーが立ち塞がり迎え撃つ。
「どけぃ!」
 3人の壁に対し鎗を薙ぐ仕草を見せたトゥーフェイだったが、次の瞬間鎗を握り直し、中央に位置するビーツーに向かって無数の突きを繰り出した。鮮血に濡れた穂先を左右に薙ぎ、ビーツーを飛び越えその後ろを狙うトゥーフェイ。だが、
「だから、ここから先、通しは、しない、です」
 トゥーフェイの視界を遮る様に地獄化した翼を広げたレミが舞い、空中で三本の槍と鎗が交錯する。
 その間にチビとボクスがビーツーに回復を施し、他からも回復が飛ぶ中、
「その凝り固まった頭の中を少し見てみたい気もするな」
 レミを追う形で宙を舞った真幸が無表情のまま、踊る様に体を回転させ、トゥーフェイの顔に連続で刃を叩き込む。そして落ちて来たところに、
「我が内なる刃は集う。無明を断ち切る刹那の閃き、絶望を切り裂く終わりの剣……! ブレードライズ・エーヴィヒカイトッ!!」
 ハルの奥義が炸裂し、舞う幾多の刃が我がトゥーフェイの体を斬り裂いた。


「どうした? おれはピンピンしているぞ?」
「おのれ先程から鬱陶しい!」
 挑発するレスターの前に立にはだかったラティクスが繰り出された連続突きに、
「痛ぅ……成程、角度を変えてやがるのか」
 感心しながら片膝を付くと、
「ん、クルルとみんなもお願いなの」
 即座にフォンが回復を飛ばしボクスドラゴン達が舞い、
「おっと、それ以上踏み込ませねぇ……足元注意、だな」
「いざ、貫け!」
 割って入ったビーツーがトゥーフェイの足元から炎を纏った礫を噴出させ、注意が下にそれた瞬間、舞ったロベリアが騎士槍『紅炎』と大盾を構えて吶喊し押し返す。更に、
「今日の事情は至ってシンプル。デウスエクスの討伐……分かりやすくて実にいい」
 シニカルな笑みを浮かべた真幸が放つ時空凍結弾に合わせ、
「その双槍、武勇には敬意を表しよう」
「その隙、もらい、ました」
 左から躍り出たハルが振るう二刀……境界剣《ブレードライズ》と斬魔刀“緋月”の刃、それを交錯させた鎗で受け凌いだトゥーフェイだったが、その間隙を突いたレミの稲妻を纏う超高速の突きが炸裂し、流石のトゥーフェイも蹈鞴を踏む。

 フォンと3匹のボクスドラゴンが回復で支え、押しては返す波の如く翻弄するレスター、その行為に憤るトゥーフェイを、ロベリア、ビーツー、ラティクスが鉄壁の守りで阻み、真幸とレミ、ハルが的確にダメージとバッドステータスを蓄積させる。
 その作戦は見事にはまり、トゥーフェイに最初の余裕は無く、重ね塗られた各種バッドステータスの影響もあり、満身創痍の様相で肩で息をし此方を睨みつけていた。
「おのれ……」
 血と汗を拭い睨み付けるトゥーフェイ。
「口ではなく行動で示せよ。もっともお前の槍じゃ豆腐も貫けはしねぇだろうがな」
 胸を反らし、上に向けた掌の指を折って挑発するレスターに対し、眦を吊り上げたトゥーフェイが地面を蹴る。
「怒りに自己を見失うと、かくも木偶へと成り下がるかな……」
 一直線に進むトゥーフェイの姿に嘆息したビーツーがヌンチャク型になった如意棒を叩き付けるが、その一撃を当たるに任せて更に踏み込むトゥーフェイ。
「正義なき刃をそれ以上血で汚させません!」
 ロベリアが立ち塞がり無数の突きを繰り出し、トゥーフェイも同じく突きを繰り出し対抗し幾つもの穂先が交錯して激しい金属音を打ち鳴らす。
「槍と隙は突くに限るってな。貫け雷尖! 叢雲流牙槍術、壱式・麒麟!」
 そこに踏鳴を起こしてラティクス。雷槍《インドラ》の穂先がトゥーフェイの左腰に深々と突き刺さる。……が、
「どけぃ!」
「うおっ!」
 憤怒の形相をしたトゥーフェイは、恐るべき力をもってロベリアもろともラティクスを振り払う様にして歩を進めた。
「その力があるなら最初からそうすればいいのに、力を出し惜しみする理由がわからないな?」
 その様をそう評した真幸がドラゴンの幻影をぶつけ、三匹のボクスドラゴン達も次々とブレスを放つもその勢いは止まらず、追い縋る者達に構わずレスターに向け次々と槍を繰り出す。
「やっと本気……それでこんなものか? ぐっ……」
 次々と繰り出される穂先を剣の背で逸らして軽口を叩いたレスターだったが、その言葉に更に激昂したトゥーフェイの繰り出した穂先が腹の左腹を貫いた。
「やっと捕まえたぞ小僧!」
「生憎と小僧と呼ばれる様な年ではないんでな……いけぇ!」
 言い放ったトゥーフェイを睨み、自身の腹に突き入れられたゲイマクリールの穂先を掴んで叫ぶ!
「ん、たおれさせないですの」
 獣耳をピコピコと動かしたフォンが、満月に似た光球をぶつけレスターを支える中、言われるまでもなく距離を詰めたレミが、鎗を抜こうともがくトゥーフェイに仕寄る。
「やるべき事、常と、同じに、行う。ただ、それだけ」
 間に合わないと判断したトゥーフェイがもう片方の鎗で薙ぎ、レミの氷獄槍を弾き飛ばすが、そのまま体を一回転させたレミの手に握られるは新たな銀槍。それが後で同じ槍使いであるラティクスが、『基本に忠実でありながら見事』と言わしめた動きで、トゥーフェイの胸板に突き入れられる。
「網膜に焼き付けて逝くがいい、ブレードライズ・エーヴィヒカイトッ!」
 そのまま胸板に槍を残して舞い上がったレミの後ろからハル。喚び出された数多の刃が次々とトゥーヘイの体に突き立てられ、
「ここで――さよならだ」
 最後に放たれたのは二筋の閃光。
「ばか……な……この……この双鎗将トゥーフェイが……こんなところで……」
「いやいや、その程度だったって事だよ」
 呻くトゥーフェイは、肩を竦めた真幸の言葉を聞いたのを最後に、そのまま前のめりに崩れ落ち動かなくなる。
 こうして主人を追う様に風に崩れてゆく2本の鎗を見送った一行は、周辺のヒールを終え、確認を兼ねた村への報告を行い帰路についたのだった。

作者:刑部 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年1月11日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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