金こそ全て

作者:成瀬

 血のように赤いワインをグラスに注ぎ、男は恍惚の溜息をもらす。
「……美しい。幸福は金で買える。美味いものも、女もそして愛さえも。金で動かぬものなど無いんだ」
 部屋は一人で暮らすにはいささか広すぎ、壁には誰でも知っているような画家の絵が何点も飾られ、ワインセラーには何本もの高価なワインが収められている。
「貧乏暮らしなんて御免よ。豪華な剣に金の鎧、きらきら輝く宝石たち。素敵ね。とっても素敵。あなたもそう思うわよね」
 不意に、男の背後から女の声がした。彼女――緑のカッパーは細い指先を男に向ける。緑色の炎で男を包み込み、燃やし尽くし、そうして一体のエインヘリアルへと生まれ変わらせた。
「私が迎えに来るまでにその武具、使いこなせるようにしておきなさい」
「やはり俺は特別な男であったのだ。金があった、優れていた。他の奴らより、ずっとずっと。だから選ばれ勇者になったのだ! 俺の為に死ね。名誉な死だと喜びに震えながら息絶えるがいい……!」
 生まれ変わった男の巨躯は三メートル程だろうか、金色の鎧に大粒の宝石がはめ込まれた二本の剣を携え、膝を折って頭を下げると部屋の扉を容易く破壊し夜の街へ飛び出して行く。

「死者の泉の力を操るシャイターンか、……厄介ね。彼女たちが動き出したようなの」
 灰色の瞳を細め口元に手を遣りながらミケ・レイフィールド(薔薇のヘリオライダー・en0165)が依頼について口を開く。
「……死者の泉の力を使い、その炎で焼き尽くした男性をエインヘリアルに変える事ができるようなの。出現したこのエインヘリアルは、グラビティ・チェインが枯渇した状態みたい。すぐに人間を殺してグラビティ・チェインを奪おうと暴れ出すようね。現場まではアタシが送り届けるから、急ぎ向かってくれないかしら。暴れるエインヘリアルを撃破して貰いたいの」
 現場は高層マンションの駐車場、戦いに十分な広さがある。時間は夜八時ころで暗いけれど、駐車場には外灯がある。明るさについては問題ない。生まれ変わったエインヘリアルがマンションから飛び出して来たところを建物前の駐車場で迎え撃つかたちになるだろう。
「撃破して貰いたいのはエインヘリアル一体、配下は特にいないわ。武器として両手にゾディアックソードを装備してるわね。こういうのも何だけど、性格に難がありそう……」
 ミケはぼそりと最後の一言を呟く。
「ケルベロスの力が必要なの。お願い。このままだと、たくさんの命が簡単に奪われてしまう。あなた達ならきっと、エインヘリアルによる虐殺を止めてくれると信じてるわ。……気をつけてね」


参加者
シェリアク・シュテルン(エターナル主夫・e01122)
ジゼル・クラウン(ルチルクォーツ・e01651)
玉榮・陣内(双頭の豹・e05753)
狼森・朔夜(迷い狗・e06190)
八上・真介(夜光・e09128)
花露・梅(はなすい・e11172)
ラルバ・ライフェン(太陽のカケラ・e36610)

■リプレイ

●駐車場にて
 欠けた月が一つ。煌々と、深い藍色をした夜空に輝いている。
 冷えた夜風のせいだろうか。夏と違って親しげでもなければ優しく笑うように柔らかさもない。遥か遠く、冷たく冴え冴えと、誰も触れるのを許さぬと孤高を貫く。酷く美しい、冬の月。
 此処には見慣れた山も川も草の匂いも無い。賑やかな食事風景を思い出し、高層マンションを見上げて狼森・朔夜(迷い狗・e06190)は思う。
(「デウスエクスと戦う力はあっても、こいつの目を覚ましてやる力が無い」)
 本来なら守るべきはずの一般人、けれどこうなってしまえば敵でしかない。救う手段など、持ち合わせてはいないのだ。悔しさに浸って動きを止めそうになってしまうが、ラルバ・ライフェン(太陽のカケラ・e36610)に手伝ってもらいながら駐車場まわりに手早くキープアウトテープを張っていく。
「よっし。オレの方はオッケー、ばっちりだ」
「お疲れ、ラルバ。こっちも終わったところだ。……金、な……あったらあったでいいと思うぜ。でも、それが全部を決めるとは思わねえな」
 もっと思うことは確かにあるはずなのに、もやもやもした霧が朔夜の心に広がり言葉を拾い上げるのを邪魔する。
「どんな鎧も宝石も、価値の無いものになるかもしれませんのに」
 花露・梅(はなすい・e11172)に、ジゼル・クラウン(ルチルクォーツ・e01651)がシンプルな疑問を投げかける。
「梅。それは、どんな時だろうか」
「わたくしがぱっと思い浮かぶのは……無人島でしょうか」
 予期せぬ答えにジゼルはほんの数秒押し黙るが、驚きが顔に表れるには至らない。
「潮風に錆びた鎧に何の役にも立たない石ころか」
 なるほど、と口元に手を遣り頷きを一つ。
「確かに、マッチ一本の方が価値があるというものだ」
 予定通りキープアウトテープが張り終えられたのを見て、アウレリア・ドレヴァンツ(瑞花・e26848)が緩やかに会釈し労いと礼を述べる。
「ありがとう。朔夜、ラルバ。避けられる危険は避けないとね」
 あと少しで、間違いなく此処は戦場となる。
 万が一にも生命の危険が及ばないように。誰かの命が失われれば、遺された者は消えない傷と痛みを得る。アウレリアの銀十字は物言わぬまま、小さく揺れた。
「あの、さ」
 八上・真介(夜光・e09128)の視線の先には、玉榮・陣内(双頭の豹・e05753)の連れているウイングキャット。正確には尻尾へ輪のように付けられた木香薔薇。
「ん?」
「……いや、悪い。何でもない」
 淡い黄色をしたその花は、薔薇には珍しく棘が無い。もし優しさがカタチを持つならば、こんな花の色や姿をしているのかも知れない。自らが地獄化したものは何だったのか、日常に埋もれかけた真実を真介は遠い目をしてふと思い出す。
 不意に、風が吹いた。
 シェリアク・シュテルン(エターナル主夫・e01122)が物音のする方を見ると、金色の鎧を纏った敵が両手に剣を携えて駐車場に入って来るところだった。
「来たか。金の亡者め。亡者は亡者らしく――」
 長い黒髪が夜風にさらりと流れる。揺らめく黒椿は、炎の花。既にこの世の物ではない。
 フードに隠れた紫の瞳が、ついと一人の、否、一体のエインヘリアルへ向けられた。
「闇に落ちてもらおう」

●金の価値
 高価な宝石を嵌め込んだ剣をケルベロスたちへ向け、巨躯の男は高く笑う。
「見ろ。この輝かしい宝石を。この黄金に輝く鎧を。これだけでいくらするのか分かっているのか、愚問共めが。退け、俺は選ばれたのだ」
 ゆるりと首を振りアウレリアは行く手を塞ぐ。
「行かせないの。あなたの相手は、わたしたちがする」
 自惚れも過ぎれば身を滅ぼす。そう知っているからこそ、憐れむような、哀しげな眼でアウレリアはエインヘリアルを見遣る。
(「選ばれて死ぬのは――あなたなの」)
 にたりと嫌な笑みを浮かべ、男は両手に持つ剣を交差させ高く掲げた。地面に線が走り淡く描かれた星座により守護の力を得る。
「幸福は金で買える。その通りだ」
 一度は頷いてみせるも、陣内はだがと続ける。
「人間をやめるお前にはもう必要がなくなったな」
 チーム全体の消耗を軽減させる為、陣内はシェリアクと組んで中衛から攻撃を仕掛け、怒りを誘い、ポジション特有の能力で回避していく作戦だ。陣形は既に整っている。だが全ての攻撃を避けられるとは限らない。攻撃が集中する分リスクは生まれるが、果たして。
 立ち位置も出入り口からは遠く、キープアウトテープが貼られているのが見える。
(「何も、思わないのか」)
 デウスエクスになるということは。人間であることを止めるに等しい。じわじわと心を焼き腹の奥が煮えるような嫌な熱を味わいながら、真介は奥歯を噛み締める。
(「特別とか、選ばれたとか、優れているとか、本当に馬鹿馬鹿しい」)
 己の大切なものを無慈悲に奪ったのは、目の前の男ではない。それでも、全く違うとは言い切れない。エインヘリアル、ただそれだけで、憎しみの炎が暗く真介に灯る。
 すっと短く息を吸い込みアウレリアが細い指先を向けると、男の足元が突如爆発する。しかし土煙に血の匂いは混じっていない。爆発地点は男のいる場所から僅かに逸れたようだ。
「欲望の塊と言う言葉がとても似合う方です……」
 その鎧は欲望の塊、金に目がくらんだ者の末路。梅が放ったケルベロスチェインは中衛の二人へ向かい、小さな金属音を立てて優しい光を放つ魔法陣を展開する。
「小さき隣人たち、その矢尻の秘蹟を此処に」
 凛としたジゼルの声が響いた。
 今度は後衛に陣取る梅、真介そしてアウレリアへ。遥か昔。病や障害は妖精によって引き起こされると信じられていた。ジゼルが使うのは旧き精霊魔法、大樹の妖精を召喚し後ろの仲間を包み込み、攻撃の助けとする。
「ありがとうございます。芽吹いた緑の良い匂いがした気が致します……!」
 ふっと通り過ぎていった悪戯な風を受け、帽子に手を掛け飛ばないように押さえながら梅が笑う。
「いい顔してるぜ、梅。笑顔って見てる側も楽しくなるんだよな」
 ふさふさした尻尾がぱたぱた揺れる。
 キャスター組が攻撃を引きつけるまでは多少時間が掛かるだろう。ラルバはジゼルの後に続き連続でジャマー効果を高めた。仲間の笑顔を見て、ふっと師の言葉が脳裏を過ぎる。それは魂に宿る、力ある言葉。目に見えるものではないけれど、受け継がれ今もラルバと共に在る。
「――夢も視ずに、眠って」
 白に薄桃滲む長い髪が、夜風に遊ばれさらりと流れる。
 援護を受けたアウレリアは唇でそっと言の葉を紡ぎ、瞳を閉じる。祈るように、願うように。棘を纏う蔦に眠る花は穢れなき白、咲いてしまえばそれは赤。射し込む茜に、朱く紅く染まって花吹雪。舞い散る花弁が打ち砕く。
(「――眠って、もう。花降る褥で、夢も視ずに」)
 狙いは、外さない。
 数秒後、花吹雪が夜風に攫われる頃。数メートル先、朔夜が男のいる足元を爆破させ、地面を大きく抉る。
 両手で男は爆風から顔を守り、咆哮する。
 宝石が月の光にきらめき、星の力を宿したオーラが広範囲に渡って仲間に襲いかかった。梅は男と視線が合い、得体の知れない恐怖にきつく目を瞑る。だが瞼を恐る恐る持ち上げると、そこにあるのはラルバの背中。
「金がたくさんあるのって……本当にそれだけで幸せなのか?」
 己に降魔の術を教えてくれた師は、その力を人々の笑顔を護る為に使うようラルバに言った。それゆえ口から零れた疑問は、心からのもの。首を振った。何度も、否定するように。
「お前は、かわいそうなやつだよ」
「……かわいそう? 俺に言ってるのか。ふざけるな、俺が。選ばれし俺が」
「やれやれ。口数ばかり多くても何もならないというのに。梅、少しだけ回復に余裕があるかも知れない」
「わかりました。では、参ります!」
 抑揚の少ない声でジゼルが梅へ伝える。意図を読み取り頷くと、鳥はナイフを逆手に構え足音も無く駆け出し男の背後へと回り込む。春日紅(ニンポウ・カスガコウ)、花露忍法の一つであり春日野と対の技。ナイフで男の背中へ十字に切りつけ、とんっと軽い身のこなしで一歩下がる。同時に薄い膜のような守護の力が、ナイフでずたずたに切り裂かれ無効化された。
 ディフェンダーとして戦いに参加していたのは二人だけではない。陣内の連れているウイングキャットも一員として仲間の回復に協力している。メディックの動きを良く見て合わせているようだ。名前は付けられてはいない。猫、とだけ。だからといって蔑ろにしているわけではない。右手と左手が意識し合わぬように、そこにいるのが当たり前なのかもしれない。
「小癪な……!」
 腕に付いた氷の欠片が傷口に当たり、痛みに男は舌打ちを一つ。打ち消された守護の力を再び取り戻そうと、攻撃の手番を消費して自らに耐性を付け直す。
(「金と力に取り憑かれてる。気の毒な奴……でもまぁ、それで満足してるんなら」)
 それも男の生き方なのだろうと、朔夜の思考はそこで止まる。もやもやした霧のようなものかせ胸にかかるが、今は戦いの最中。余計なことを考えている暇は無い。男の仕掛けた攻撃はケルベロスたちの気迫に押されてか僅かに鈍く、朔夜は片足を軸にして後ろへ身を反らせ避ける。眉一つ動かさず、機会を逃さず反撃に転じた。声も無く意思は如意棒に伝わり、伸びた得物ががっしりとした男の肩を強く打ち付ける。
(「愛は金で買えるのか?」)
 大抵のものは金で買える。それは確か。けれど疑問が一つ、真介の心に浮かぶ。愛の分からぬ真介に、その答えは出すことはできない。攻撃の手を緩め時折挟まれる回復、それに伴う異常状態に対する耐性は厄介でもある。身に宿したグラビティ・チェインを銀影に乗せ、強く踏み込んで刃を突き込むが全てを打ち消すことはできない。
「この程度ならまだ、食らっても問題は……」
 目の前に薄く展開された防護壁がシェリアクを守る。
 時が経過するにつれ、次第に男の攻撃がシェリアクと陣内へ集中し始めていた。その分、他の仲間が被る被害はやや軽減されているようだ。メディックから受ける防護壁と回復によって、攻撃に対する対策が成されディフェンダーも壁役を果たしケルベロスたちはダメージを抑えながら戦いを続けるが、戦況をみると僅かに時間が掛かってるようにシェリアクには感じられた。
「キミを救う手立てがあるとしたらそれは、永遠の沈黙だけだ」
 大地の色を湛えた静かな瞳が男へ向けられた。
「いや、眠りというべきなのか。……生憎だが、キミの倫理観など欠片の興味もない」
 守護を打ち破る重い一撃がジゼルの身を捉える。
「キミは定命を手放し、私達は猟犬だった。それだけの話だよ」
 ロッドの柄が斬撃を受け止め衝撃を殺す。思った程のダメージを与えられず男は口元を歪めた。続くラルバは癒し手の姿をちらと見遣り、降魔真拳でダメージを与えるだけでなく己の身に力を取り込む。
「まるで獣ね」
 理性が徐々に怒りで侵蝕され、回復しきれない冷たき氷に男の命は削られている。それでもまだ、狂ったように笑い自尊心を唯一の支えとして、ケルベロスたちを打ち倒そうとぎらついた目を向けて来るのだ。
(「……多分。もう、少し」)
 最後まで気を抜くことはできない。アウレリアは己に言い聞かせる。
 攻撃を他の仲間に任せ梅は再び癒し手へと戻った。分身の術で陣内の傷を癒す。
「永遠に咲く花などないだろう。お前はここで散っていけ」
 両者じりじりと削られていく体力。戦いに参加した誰もが感じていた、確実な終わりが近付いていると。
「永遠に咲く花などないだろう。お前はここで散っていけ」
 花は散る。人も死ぬ。遠く近く、いつか必ず。
 黄金の鎧も血で汚れ、宝石は輝きを曇らせ美しさは何処へやら。
 ――散華。
 真介によって強く練り上げられた負の感情が一本の矢と化し、男に向かって飛んで行く。その軌跡は途中で鞭のように曲がり、直線を予想していた男が気が向くと深々と肩が貫かれていた。重々しい息を吐いて真介はふらつきかけた足に力を込める。術者の感情が普段希薄なせいか、負の感情を集めて束ねるこの我流魔法は使用後酷い疲労感に襲われる。倒れそうになりながらも、黒い瞳は敵にぴたりと向けられた侭。違う、と。理性ではわかっているけれど。
 腕の痺れを感じて朔夜は一瞬迷うも、声を上げ自らの回復にまわる。
「金で手に入らないものがあったな、それは戦いの経験だ」
 黄金色に輝くオーラの塊が己に飛んで来るのを、シェリアクはしっかりと捉えていた。
「力を得たての貴様が我々に勝てる道理はないのだ」
 僅かな動きだけで攻撃を避けると、傍らに立つ陣内もまた同じく直撃を避け既に攻撃の構えに移っているのが見えた。
(「金では買えない幸福もある」)
 陳腐で感傷的な台詞だとは己でも思う。だからこそ飲み込んで、口に出すような真似はしない。人恋しさも空虚感も、金を代価に満たせるのは本当だ。金さえあれば。
「だが、死んだ人間は戻らない」
 札束を山と積んだとしても、不可能な事はある。陣内の呟きは小さく、誰の耳にも届かはしなかった。
「金で全てが得られる。そう思えるのは、ある意味幸福だ」
 容赦の無い陣内の稲妻突きが、男の腕へざっくりと食い込む。
「哀れな男よ。幼さと無知はお前のせいばかりではないかもしれない。……しかし道は閉ざされた。此処がお前の墓場となる」
 救える手は無いのだと、陣内は静かに槍を引き抜く。
 夜風を切って前に出たのは朔夜だ。半透明の鎌、それは厳しい冬の風の如く冷たくまた鋭い。御業の刃を冷風に乗せ、一気に振り下ろす。それはまるで冬の、半月。
「喰らえ」
 鎌鼬。それが男がこの世で見た、最後となった。

●明日の価値
「お前の敗因は、『金で買えるものにしか価値を見いだせなかった』その一言に尽きる」
 倒れ伏した男はシェリアクに何も答えない。
「知らねばならなかった。金とは単なる手段であることを。買えぬものがこの世界に存在することを」
 倒れた敵を一瞥しジゼルはふと思うのだ。せっかく人に生まれたのにと。けれどこれから世界が与えてくれるのはきっと、孤独だけではない。今はまだ、そう確信できなくとも。
 現場のヒールには朔夜、アウレリアも手伝ってくれた。ラルバはしっかりとキープアウトテープも回収する。
 昔を思い出しながら陣内は一服する。絶望と挫折から目を背け、酒と快楽に溺れた日々を。今なら懐かしく、少しの痛みをもって思い出せる。
「帰ろうか。……少し、疲れた」
 眼鏡をくいと押し上げ、息を吐いて真介が言う。
「はい」
 強い風でぶかぶか帽子を飛ばされそうになる。風に乗るようとんっと跳ねて、端を掴んだ。くいと己の方へ引き寄せ梅は笑う。春はまだ、遠いけれど。

作者:成瀬 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年12月24日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 4
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