ロック最高、イェーイ!

作者:あかつき


「ロックこそが音楽の真髄、ロックのみが音楽を語るに値する! 魂の叫び、そして世界に対する抗議! 素晴らしいメロディライン、そして神業の如きギター……全てが素晴らしい!」
 森の真ん中で、そう主張するのは羽毛に包まれた異形、ビルシャナ。その周りを囲む10人の男女は、その主張を聞き、右手を振り上げる。
「ロック最高! 俺の気持ちを代弁してくれるのは、ロックをおいて他にない!」
「それにあのギターのメロディ……素晴らしいわ!」
 若い男女がそれぞれに口を開く。
「若い頃から憧れていた……ロックの世界……反骨心……!」
 中年男性が感極まったように空を仰ぐ。
「今の世の中にこそ、ロックの魂が必要なのよ」
 そう言う中年女性。
 彼らの他、住宅地の外れにあるその森の周りは誰もいない。まるでロックフェスのような熱気に包まれたその場所に、水を差すものは誰一人としていなかった。


「クロエディーヴァという『音楽による救済」を教義とするビルシャナの信者がビルシャナ化し、そのビルシャナが独立して新たに信者を集めるという事件が起きているようだ。悟りを開いてビルシャナ化した人間とその配下と戦って、ビルシャナ化した人間を撃破する事が、今回の目的だ」
 集まったケルベロス達に対し、雪村・葵(ウェアライダーのヘリオライダー・en0249)が説明を開始する。
「このビルシャナ化した人間が、周囲の人間に自分の考えを布教して、配下を増やそうとしている所に乗り込む事になる。ビルシャナ化している人間の言葉には強い説得力があり、放っておくと一般人は配下になってしまうだろう。ここで、ビルシャナ化した人間の主張を覆すようなインパクトのある主張を行えば、周囲の人間が配下になる事を防ぐことができるかもしれない。ビルシャナの配下となった人間は、ビルシャナが撃破されるまでの間、ビルシャナのサーヴァントのような扱いとなり、戦闘に参加する。ビルシャナさえ倒せば元に戻るので、救出は可能ですが、配下が多くなれば、それだけ戦闘で不利になるだろう」
 信者の人数は丁度10人、6人が若い男女で、残り4人が中年の男女、高齢者は今回の信者には含まれていないらしい。
「場所は住宅地の外れにある森で、昼間のこの時間、人通りは無い。信者達は、自分の気持ちを代弁してくれるだとか、ギターの演奏が素晴らしいとか、ロックの反骨心が良いとか、今の世にこそロックが必要とかなんとか言ってるらしい」
 葵はよくわからんが、と首を傾げてから、ケルベロス達の顔を順番に見回す。
「ロックの事はよくわからんが……放っていくわけにもいかないだろう。早く彼らの目を覚まさせてやってくれ」


参加者
ルア・エレジア(まいにち通常運行・e01994)
彩瑠・天音(スイッチ・e13039)
ウェンディ・ジェローム(輝盾の策者・e24549)
山内・源三郎(姜子牙・e24606)
柔・宇佐子(ナインチェプラウス・e33881)
野々宮・くるる(紅葉舞・e38038)
リンネ・リゼット(呪言の刃・e39529)

■リプレイ


 ビルシャナに呼応し、拳を振り上げる信者達。そこへケルベロス達が到着する。フェスの如き熱気を放つ彼らは、現れた異分子であるケルベロス達へと冷ややかな視線を向けた。
「我々は今忙しいのだ」
 毅然とした態度で言うビルシャナに、ルア・エレジア(まいにち通常運行・e01994)は肩を竦めた。
「ロックはあんまり聞かないなぁ」
「ロックを聞かずにいるというのか? 人生無駄にしてるぞ。思い浮かべてみろ。君は今、気に入らない上司……いや、友人の友人くらいの性格が合わない奴でも良い。そんな奴に、何だか妙な言いがかりを付けられたとしよう。そうした時にピッタリの音楽、それがロック!」
 そう言った中年男性に、彩瑠・天音(スイッチ・e13039)は小さく頷いた。
「確かに、ロックって心にわだかまったものを一気に放出する力とか魅力があるのかもしれないわね。でも、何事もやり方があるわ。下手するとその魅力を伝えるってよりはただの騒音公害になりかねないわよー?」
 同意しながらもそのデメリットを指摘する天音に、その横にいた青年がかっと目を見開く。
「それは違う、騒音だなんて。ロックは素晴らしい、あの反骨心に溢れた魂の歌声を騒音なんかと一緒にしないでくれ」
 その後ろでは、ビルシャナが我が意を得たりと満足気に腕を組んで仁王立ちしている。
「騒音かどうかは置いておいて……ロック、わかるぞ。ワシも実はロックが好きでな…夏フェスとかにも行くぞ」
「お、あんたロック好きなんだな。話がわかる奴もいるんじゃないか」
 嬉しそうに頷き、歩み寄る中年男性に、山内・源三郎(姜子牙・e24606)は続ける。
「夏フェスといえばじゃが。バンドメンバーがよう上裸になっているのう。音楽、バンド、観客の熱気に充てられてということじゃろうかのう」
 記憶を探るように顎に手を当て、瞼を閉じて語る源三郎に、中年男性も嬉しそうに相槌を打つ。
「そうなんだよ。音楽も熱い、観客も熱い!」
 そう語る中年男性に、源三郎はカッと目を見開き、彼の両手をがっと掴む。その勢いに中年男性は目を瞬いた。
「お前、脱いでみろ。ワシも脱ぐ」
「は?」
 呆気に取られて目を丸くする中年男性の前で、源三郎は勢いよく上着を脱いだ。
「ちょっと待て、俺はまだ脱ぐとは」
「このクソ寒い中じゃが、ロックに対する熱い思いがあれば跳ね返せるはずじゃ! 冬なのに服を脱ぐ、これぞ社会、ひいては自然に対する反逆! どうした! 元気がないぞ! ロックの熱き魂で乗り越えられないようじゃロック好き失格じゃ!」
 さぁ、さぁ! と迫ってくる源三郎に、中年男性は涙目で握られた手を振り払い、叫ぶ。
「こんな寒いのに、無理だぁぁぁ!!!」
 走り去る途中、中年男性の目尻から溢れた涙がきらりと光った。
「ふむ、仕方ないのう。じゃ、お前」
「え」
 次に目を向けられたのは、先程中年男性と一緒になって騒いでいた青年。彼は左右に目を向けるが、源三郎が視線を向けたのは間違いなく自分であると気が付き、小刻みに首を横に振る。
「い、いや、その」
「なんじゃ、脱げないのか? ロックが好きなのに?」
「え、えっとぉ」
 目の前の上裸の男性、しかもかなり年上。果たして脱げるのか、脱げないのか。因みに、気温は10度いかない程度である。青年はマフラーとダウンに震える手をかけ、そして。
「す、すいませんでしたっ!!!!」
 走って逃げた。
「行くなぁっ!!」
 信者にすがるように手を伸ばすビルシャナの視界の外で、ぶえっくしとくしゃみをしながら源三郎はいそいそと服を着る。
「お前は着るのか?!」
「寒いじゃろ」
 ビルシャナが突っ込みを入れる頃にはもう既に源三郎は服を着終わっていた。
 呆気に取られるビルシャナに、柔・宇佐子(ナインチェプラウス・e33881)はびしっと人差し指を向ける。
「やいやい! ロックばっかりが音楽じゃないのよ! というか、いわゆるロックバンドが出す曲がすべてロックなの?違うでしょう!」
 自分達よりも幼い子に言われ、信者達はぽかんとして皆一様に間抜けな顔をしていた。
「ロックバンドは、バラードだって、ポップな曲だって歌うのよ」
「た、確かに」
 頷いたのは中年の女性。カッコいい曲が好きではあるけれど、ロックの魂は好きではあるけれど、好きなロック歌手がロックだけ歌っているという事は無い。ロック歌手の歌うバラードで泣いた事もあるし、ポップな曲で落ち込んだ気持ちが明るくなった事もある。
「ロックバンドがふだんゴリゴリの曲を出してカッコいい、これはわかるのだわ。だけど、ロックバンドが歌うバラードもすごいのよ。ああ、ロック以外にもこんなにしんみりとした曲も歌えるのねって……」
「そう、そうなの、そうなのよ」
 甦る記憶に、中年女性の瞳に涙が浮かぶ。因みに宇佐子のこの力説、全てパパとママからの受け売りである。
「ロックバンドが歌うロック以外の曲すら否定するあなたたちは、ロックファンなんかじゃないのよ!」
 パパとママが言ってたわ! というのは言わないで、ふんっと胸を張ると、中年女性は年甲斐無く泣きながら、うんうんと頷く。
「そう、そうよね、ごめんなさいね。私、忘れていたわ……ありがとう、お嬢さん」
 何かを思い出したのか、それとも小さいのに偉いわねぇの心理なのか。兎に角涙ぐむ中年女性は宇佐子と硬い握手を交わし、その場を去る。
「でもロックはかっこいいのよ。あのギターの早弾き、凄いでしょ?」
「俺もギター買って練習してみたけど、全然無理。あれは本当に凄いよ」
 そう言う若い男女。女性はわからないが、男性はギターを買って、持っているらしい。そんな二人に向け、イルルヤンカシュ・ロンヴァルディア(白金の蛇・e24537)は言う。
「成程、ロックは私も嫌いじゃないよ。激しいメロディラインに熱い魂を載せたボイスはとてもカッコいい。ギターだって、カッコいいと思うよ」
「だろ?!」
 嬉しそうに頷く若い男性に、イルルヤンカシュは続ける。
「ところでキミたちが絶賛しているロックの神様って呼ばれてる人。キミたちが神業ーとか、メロディ素晴らしいっていうギターをその都度ぶっ壊してるんだよね。勿論何百万もする代物」
 カチーン、と音がする程の勢いでストップした彼を気にせず、イルルヤンカシュはまだ続ける。
「反骨心万歳っていうなら是非、自費でやってみたらどうだろう。丁度ここに私のギターがある」
「は?」
 差し出されたギターに、二人は顔を見合わせた。
「ギターって本当に数百万とかする?」
 こそこそと尋ねる女性に、男性の頬はぴくぴくとひきつった。
「安ければ二万くらいだけど、高かったらそれこそ……二百万、とか……」
「に、にひゃく……。これは?」
 さぁ、と首を傾げる男性だが、その顔面は最早蒼白だ。差し出されたギターに手を伸ばせない二人は、顔を見合わせる。
「勿論弁償してもらうよ? そこまでして、やりたいかい? ロック」
 イルルヤンカシュのダメ押しに二人はぶるぶると首を横に降り、そして。
「えと〜」
「遠慮、します……」
 そう言って、二人はそそくさとその場を後にした。
「ギターを壊すだけが、ロックじゃないんだっ! 歌詞だってかっこいいだろ? 俺の気持ちを代弁してくれるんだ、ロック最高!」
 拳を握り、若い男性が力説する。
「ロック最高、イェーイ! はわかるけど、変な信仰に使っちゃダメだと思うんだけど……まぁいいや。そこまで言うなら俺がちょっと歌ってあげる」
 言うや否や、ルアはすうっと大きく息を吸い、歌い出す。
「俺はそう今この場でなる」
「ちょ、ちょっと待って! 曲はわかるけど、そうじゃないよね?! いつも君の、とか、お前のとか……傍にいるって意味じゃ無かった?! あんた本当にわかって歌ってんのかよ!!」
 直ぐさまストップをかける男性に、ルアは小さく肩を竦める。
「俺に英語がわかるはずもない。これは翻訳サイトで訳した。それでもわかんないところは聞いたりしたんだ」
 胸を張るルアに、男性はがくりと肩を落として、項垂れた。
「他にもあるよ。I did it……俺はそれをした」
 続けるルアに、男性は項垂れたまま頭を抱える。
「こんな歌詞でまだ、俺の気持ちを代弁してくれる、とか言っちゃう? 言っちゃう? 折角だから、もっと歌ってあげよう! 俺の魂の歌を聞けぇ!!」
「もう良いよ!! 十分だっ!!」
 そう叫び、若い男性は走り去った。
「なんだ、残念」
 その背を見送りながら、ルアはぽつりと呟いた。
「ロック以外にも、いい音楽はありますよー」
 ウェンディ・ジェローム(輝盾の策者・e24549)は桃色基調のガーリーな服を最大限可愛く見せられるようなポーズを取り、ステップを踏み始める。
「も、もしかして」
 中年男性が目を見開く先で、ウェンディは音楽プレイヤーから流れるポップな音楽に合わせ、歌い、踊る。そう、これはアイドルソング。甘い甘い、お菓子みたいなラブソング。仕上げに、ぱちっとウィンクを飛ばした瞬間、男性が両手を頭上に上げた。
「うわー! かわいいーっ!!」
 左右にいた他の信者達のドン引きした表情を他所に、中年男性は叫んだ勢いで何処かへと走り去ってしまった。
「頑張った甲斐がありましたー」
 ふう、と息を吐く横で、野々宮・くるる(紅葉舞・e38038)が勢いよく手を上げる。
「私がお勧めするのは、ずばり演歌だね。演歌といえば、日本で長年にわたり親しまれてきた懐かしい感じを醸し出してくれる音楽だよ」
 そして、歌を交え、熱弁を振るう。演歌の良さ、歴史。日本人としての心に響く説得に、残りの三人の内、年嵩の二人がその表情に迷いを浮かべ始める。
 そこへ畳み掛けるように口を開いたのはリンネ・リゼット(呪言の刃・e39529)。
「ロック音楽の熱狂的な部分も良いと思いますけど、熱い音楽ばかりでは疲れませんか?」
 その質問に、二人はぴくりと反応する。
「クラシックミュージックの、昔からの伝統の芸術的な音楽で、癒されてみませんか?」
「クラシック……なんて……」
「わからないもの……だって、かしこまった感じがして」
 そう言いながら戸惑いを顔に浮かべる二人へ、リンネは続ける。
「クラシックミュージックと言っても、激しいものから落ち着いたものまで、幅広くあって、自分に合った音楽を見つけやすいと思いますよ」
 ビルシャナの教義に耳を傾けてしまうくらいかのだから、きっと何かロックに拘りがあるのだろうが、と思いながら、リンネは説得を続ける。
「聞き馴染んだものもあるでしょう……時には、別の音楽を聴く事で好きな音楽の良さを発見することもできます。是非」
 真摯なリンネの態度に、二人は少し考えた後、頷く。
「そうだね。演歌、クラシック……か」
「たまには良いかも」
 何を聞こうかと談笑しながら去っていく二人。
「ロックの良さは、あの音楽のハーモニーだ! だから、ここで退いてなるものかっ!」
 よく分からない頑張りを見せる残った一人に、天音は肩を竦めた。
「ギター・ベース・ドラム・ボーカルのチームワーク、ってことかしら? アンタが演奏してる方かどうかは知らないけれど、俄仕込みでロックがどうのと口にしたら、本当にロックを愛する人達が怒るわよ?」
「どういうことだ?!」
 声を張る男性に、天音はふっと笑う。
「だって今の貴方達、たった二人でチームワークも何も無い状態でしょ? 解散間近のロックバンドみたいよ?」
 左右を見る彼だが、そこに残ったのは彼とはビルシャナのみ。
「か、解散……?!」
 うわああああ、と泣きながら、彼は走ってどこかへ行ってしまった。
「ビルシャナのロック焼きって、美味しそうだわ」
 そう言ってふわっと笑う天音に、ビルシャナはぴしっとこめかみあたりに青筋っぽいものを立てた。


「ふざけるなよぉっ!!!」
 ビルシャナはカッ、と目を見開き、その両手を大きく振るう。放たれた閃光は圧力を持って辺りの木々を薙ぎ倒し、ケルベロス達を襲う。
「あたしのでばん、ね!」
 それを見た宇佐子は、気合いを入れて走る。今回の仕事は、仲間を庇うこと。そう決めていた宇佐子の判断は早かった。
「危ないのですよー」
 ウェンディも仲間達を庇うため、宇佐子と同じように閃光と仲間達との間に走り込む。サーヴァントのクリスチーナもその横で体を張る。
「ライドロン!」
 イルルヤンカシュの声に、サーヴァントのライドキャリバーが反応し、閃光を阻む。
「ありがとう。じゃあ、回復、行くわよ」
 天音は爆破スイッチを押し込む。ドゴォン、と響く爆音と色とりどりの爆煙。それをバックに、イルルヤンカシュが走る。
「そこまでロックが好きなら歌ってみなよ、毛むくじゃら。どうせお経しか歌え無いんだろ?!」
「そんな訳……!」
 咄嗟に反論しようとしたビルシャナだが、振り抜かれた拳にその続きを阻まれる。オウガメタルを纏った拳は、ビルシャナの横っ面にクリーンヒットした。衝撃で飛び散る羽毛。
「人でなしとなり果てたお前に、人の魂を語るのは百年早いんだよ」
 羽毛を払い退けながら、イルルヤンカシュが吐き捨てる。
 無様に地面を転がるビルシャナへ、くるるが駆ける。
「全ての葉を散らすかの如き華麗なる剣の舞を見せてあげるよ!」
 華麗に舞いながら、くるるはレイピアを突き刺していく。
「さて、行くわよ氷雪。サポートは任せましたからね」
 ウイングキャットの氷雪には清浄の翼でのサポートを指示し、リンネは惨殺ナイフを手にビルシャナへと距離を詰める。
「さぁ、私の狙いから逃れられるでしょうか?」
 影の如き視認困難な斬撃は、ビルシャナの傷を拡げていく。
「私の教義がっ!!」
 与えられたダメージの大きさに這いつくばり、嘆くビルシャナを見て、ルアがすぅ、と大きく息を吸う。
「ヘッズ・アップ!」
 グラビティを乗せたルアの声は、攻撃性のある衝撃波となりビルシャナの聴覚神経へと届く。動きの止まったビルシャナを見て、ルアは叫ぶ。
「源ちゃん、今だ!」
「うむ、ワシが本当のロックを教えてやる!」
 源三郎はビルシャナに向け、手を伸ばす。
「闇の深淵にて揺蕩う言霊達が呼び覚ませしは降魔の波動、彼の者の前に驟雨の如く撃ち付けよ!」
 冥界の力をその身体へと叩き込まれ、ビルシャナは跡形と無く消えていった。
 ビルシャナのいなくなった森は、静かに荒れ果てていた。
「さて、ヒールして、帰りましょうか」
 くるるの声に、ケルベロス達は肩の力を抜き、ヒールに取りかかる。
「皆さんそれぞれ音楽の好みは違うのですね、どんな音楽が好きなのか教えて下さいませんか?」
 手は止めず、仲間達に尋ねるリンネに、ケルベロス達はそれぞれ好きな音楽を語り始める。すっかり寒い森の中、ケルベロス達はわいわいと賑やかに話をしながら、補修作業を進めていくのだった。

作者:あかつき 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年12月22日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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