坊さんらしくない気がする

■リプレイ

●何故それが武器にカウントされると思ったのか
「うみゃみゃ！ 下りてきたね！ 待ってたよ！　さぁ、正面からぶつかり合おう！」
　人里離れた山奥の獣道。フレア・ナトゥール（不屈の魂・e39543）は宣戦布告と共に胸を基点に体に炎を走らせて、彼女自身が太陽であるかのように輝きだす。
「よかろう……一手死合おうか……！」
　足を止めた巨漢……弁慶は大薙刀を構え、腰を落とした。臨戦態勢に入った夢喰に対して熊谷・まりる（地獄の墓守・e04843）は二メートルの自撮り棒を装着したスマホを構える。
「ほらほら、長柄武器だよー。いざ尋常に勝……」
　ザンッ、トサッ。棒が斬り捨てられ、まりるの背後にスマホ本体が落ち、大自然の柔らかな土の上に突き立った。
「貴様、舐めておるのか？」
「あ、はい、すみません真面目にやります……」
　自撮り棒は柄じゃないからね……二刀流しようとしてたまりるはもう片方スマホからも自撮り棒を外して、通常通りスマホを構える。
「うぅ、折角通販で買ったのに……」
　余計な事するからそうなるんだよ。
「忠義の士に名高き剛の者……まぁ、強者なら何者であろうと構わぬ。人の夢の産物たる贋作と言えど、伝説に挑むは滾るが必定。一手死合うに相違ナシ……」
　左目に赤い炎を灯し、ウォリア・トゥバーン（獄界の流浪者・e12736）が一歩踏み込んだ。弁慶と睨み合い、沈黙の帳が落ちる。静寂を破ったのは、結城・勇（贋作勇者・e23059）。
「最高の武術、なんだろ？　俺に見せてくれよ――ドリームイーターのブーストなんざ、叩き潰してやるからよぉ」
　不意打ちまがいの真横からの正拳突き。睨み合って注意が逸れた隙に走り込み、その前を横切るようにして横っ面をぶん殴る。しかし、慣性と体重を乗せた拳を振るってなお、痛みを受けたのは勇の方だった。
「かってぇ……！」
　攻撃と同時に離脱するように走り抜けた彼は拳を開いて揺らし、ジンジンと反動で痛む手を癒そうとする。
「無様。その程度で拙僧と渡り合えると思うてか……！」
　反撃の薙刀が周囲をまとめて薙ぎ、それを浮遊機が防ごうとして残骸へと変えられていく……。
「一撃で全滅か……パワーの方はそこそこあるみたいね？」
　展開した壁を容易く突破されて、そこにある危機に小さく舌なめずりをしたモモ・ライジング（鎧竜騎兵・e01721）は口内へ飴玉を投げ込む。
「そうこなくっちゃ……！」
　続けざまに銃を抜くも、弁慶の方が速い。それに加えて薙刀というリーチもあり、引き金を引くより速く肩を穿たれ、更に木に向けて叩きつけられてしまった。
「まずは一人……」
「オレを……無視するな……」
　モモにトドメを刺そうとする弁慶の薙刀を、ウォリアが跳ね上げるように蹴り飛ばして攻撃を中断させる。大きく懐が開いた隙にネリシア・アンダーソン（黒鉛鬆餅の蒼きファードラゴン・e36221）が踏み込んで。
「何処まで本物に近いか解らないけど……歴史に名を残した偉人を、人の憧れを利用して……一般人を凶刃に巻き込む道具にする真似が……許される訳が無い……ここで、絶対に止める！」
　長柄武器はリーチが長く、大型武器であるため多対一に長ける。その中でも槍や薙刀は一定の距離を保ったまま戦い続ける事ができ、速度もあるという一見すれば万能の武器だが、至近距離に踏み込まれてしまうと取り回しづらくなるため、懐が死角となる。
　弁慶もまたすぐさま飛び退き回避しながら、得物を引いて背後からネリシアを断とうとするのだが、足が縫いとめられたように動かない。踏み込んだ瞬間にネリシアが彼の足を踏みつけておいたのだ。
「この距離なら……！」
　ネリシアは三綺竜を模した黒鉛の鎧を纏っていながら、後方宙返りで弁慶の顔面を蹴り飛ばして見せるのだった。

●『ポールウェポン長柄さん』
「小娘が……！」
「うわ！？」
　蹴り飛ばされながらも目はネリシアから逸らさない弁慶。彼は彼女の脚を掴み、ぶん回して地面に叩き付けるなり薙刀でその首を落とそうとするのだが、突如響いたギターの音色に動きを止める。
『長柄さーん　長柄さーん　ポールウェポン長柄さーん　懐広い長柄さーん　インファイトでロックだぜ！』
　歌い切り、最後にギターの弦を強く弾いて音を響かせる余韻の中、ピックを持った手を天に突き上げたまま固まった樫木・正彦（牡羊座の人間要塞・e00916）は目を閉じたまま語り始めた。
「薙刀は本来僧兵の武器であり、矛を止めるのが武術、人を殺めるためのものじゃないのだ」
　まぶたをあげる正彦をピックを僧兵へ突きつけて。
「故にマチャヒコのロックがお前の武術をロックする」
　ちなみに、さっきの演奏は全てスマホスピーカーからの音声であり、ピックは持ってるだけのエアギターだったのは秘密だッ！！
　一先ず演奏という形で攻撃を防いだところで沈黙が流れる。そらそうよ、武人同士の殴り合いかなって思ったら突然エアギターで歌いだすんだもん。そりゃ皆混乱するさ。
「……それは新手の琴か？」
「そう解釈してくれても構わないお」
　ほら！　皆黙っちゃうから弁慶の方が気を使ってくれちゃったじゃん！
「そうか、さすれば帰るがよい。ここは武芸の場であり舞踏の場ではなァン！？」
　弁慶が喋ってる最中に何者かに殴り上げられたかのように彼の頭が上方に吹っ飛んだ。それでも倒れない辺り、非常に打たれ強い事が見受けられる。
「……我ながらスゴい光景だな、流石なんやかんやパワー」
　犯人ことまりるはその光景を見てほむほむ、頷く。繰り返す希望を必中という形で具現化するこの攻撃、何が性質悪いってどっちも概念でしかないから見えない事だよね。
「チャンス！」
　一瞬の隙を見逃さない勇は両手を手刀に、踏み込んで咄嗟に対応してきた弁慶の膝蹴りを足場にして跳び上がり、その巨躯を飛び越えて背中から無数の貫手を打ち込みすぐさま離脱。しかし距離が開き切る前に薙刀を振るわれ吹っ飛ばされてしまった。
「なんで後衛にいんのにわざわざ前に出るような攻撃で固めてきたかねェ……」
　霧島・トウマ（暴流破天の凍魔機人・e35882）は掌に小さな雷を生み、それを握り込んで小さなナイフを生成、勇に向けて投擲。突き刺さった電撃メスは彼の体に染みこんで傷を癒していく。
「凶、追いつかねェ分は働けよ！」
「分かってますよ……！」
　震脚で地面に雷を走らせる凶。それは前衛の番犬達の体へ駆け登り、傷を癒す雷撃。
（俺が癒の型に回って正解だったかも知れねェな……盾の連中と回復役一人じゃ怪しいぞコレ……）
　前衛には常にダメージを重ねるような深い傷が残され、攻撃に踏み込んだ者には反撃が飛ぶ。全体の傷を治す者と、一人の深い傷を治療する者。二人いなければ回し切れなかったかもしれない。
（そうでなくても……）
　奥歯を噛んだトウマは後方を示す。
「なんなんだよあれはァ！？」
「「？」」
　首を傾げるレムと創英。二人は黙ったまま、一人は無表情のまま死んだ魚のように光を失った瞳でジッと凶を見つめたまま延々可愛らしい花々のような舞踊を続け、もう一人は神楽舞いのような雄大な舞を竜笛を吹きながら舞っている。方向性の異なる二人が、ジッと癒の型二人の方を見ながら延々踊っているのだ。
「気が散って仕方ねェぞ！？」
「むしろ私が聞きたいですよ！」
　ドーン！
「ていうかさっきから体は踊りに合わせて動いてるのに、ずっとこっちをガン見してて頭が微動だにしないミスマッチが怖いんですが！？」
　ドドーン！
「悪ィ、うるさくて何言ってるか全然分からねぇ……！」
　凶が話すたびに小爆発が起こる。犯人？　言わなくても分かるだろ、レムがスイッチ握ってんだから。

●あそこって皮の下に骨があるから痛いよね
「うみゃ……こうなったら狙うは弱点だよね……！」
　狙いを定めるフレアは軽く脚を踏み鳴らし、何かを察したフローネは紫光の盾に右手を添えた。
「ココロを澄ませ、一撃だけ振るうのならば――やはり、ここです！」
「うみゃぁあああ！！」
　フレアが背負った鎚は彼女の叫びに呼応して、内包する熱の一部を彼女に解放する。自身の心臓と、背中の武装。二つの熱を纏い、小爆発を伴った踏み込みでフレアが狙うのはただ一点。
「そこだよ！」
　向う脛……いわゆる、弁慶の泣き所である。爆炎猫が疾駆、弁慶が反応するより速く思いっ切り蹴り飛ばすのと同時、フローネが腕を振るえばそれに続くように盾が光の刃に姿を変えて、特殊な型の居合斬りと化した。だが、二発を両脛に当てられて僧兵は微動だにせず……。
「……！」
　あ、震えてる！　めっちゃ震えてる！！
「ここか！　ここかっ！！」
　げしげし。フレアやめたげて！　執拗にローキック狙い過ぎ！！
「お、のれぇ……！」
　鷲掴みにしようとする弁慶の手をかわしたフレアはむしろその腕を掴んで爪を立て、自身の地獄により内側から延焼させる。火だるまになる弁慶だが、剛腕を振るい彼女を木に叩きつけ、樹木をへし折り弾き飛ばしてしまった。そのまま追撃しようとしたところを正彦が阻むのだが。
「ふぁー！？」
　進路に踏み込んだところで薙刀の一閃。周囲の番犬諸共斬り捨てられてしまう。しかし倒れたのは番犬だけにあらず、弁慶もまた膝をついて血が滲む脇腹を押さえた。
「マチャヒコは……ただでは死なないんだお……がくり」
「はいはい分ァったからとっとと起きろ」
「アッー！？」
　砲身を切り詰めて、拳銃型に改造することで至近距離の砲撃に対応した砲塔から硝煙を登らせ、静かに目蓋を降ろした正彦だったが、トウマの電撃メスを額に突き刺して白煙と香ばしい香りをくゆらせつつ復帰。仕方ないよ、戦闘不能じゃないもん。
「よもや短筒を隠し持っていたとは……」
　ゆらり、立ち上がる弁慶は薙刀の柄で地面を打ち自身に一喝。傷を癒した……のだが、正彦の砲撃による傷跡にモモが掌底を叩きこみ、傷を癒し切らずに終わる。
「そう来ると思ってたよ……私は先の先を読むのが得意なの！」
　当てた掌を握り込んで手甲に仕込んでいたナイフを射出。突き立てるも深くは刺さらないが、それでいい。捻りを加えて浅く広く、傷を抉り込むようにして引き裂いた。
「ちぃ……！」
　薙刀の柄でモモを打ち据えて、下がらせればそこは薙刀のキリングレンジ。振るった刃が彼女の首を落とせる距離。
「死ねぃ！」
　振るおうとして、得物の重さが変わっている事に気づいた弁慶。振り向けば刃先にまりるが乗っかっている！
「んー、弁慶の薙刀避けるって、なんか牛若丸っぽい！」
　楽し気なまりるだが弁慶はモモを蹴り飛ばし、標的を彼女に移す。飛び退いた彼女を追撃するように刃を繰り出すが、後方で創英が吹く笛の音に合わせるように、まりるはひらりと後方へ跳び、さらに横薙ぎに振るわれる薙刀に飛び乗って見せた。
「遅い遅い！」
「舐めるなよ……！」
　くるりと得物を回転させればまりるは飛び降り、中空で身動きが取れなくなる一瞬を刺し殺そうとするが、まりるはその刃に対して身を丸めて、得物の上を転がるように弁慶へ迫る。振るい落とそうと大振りした弁慶だがその選択は間違っていた。咄嗟に飛び降りたまりるに、懐へ潜り込む猶予を与えてしまったからだ。
「長柄武器には強くても、目前から高速で繰り出される猫ぱんちはどうかな？」
　両手を握るファイティングポーズ。零距離で拳が見えない位置からの、猫パンチという名のジャブが弁慶を殴打する。
「こいつも持ってきな！」
　わずかに揺らいだ巨躯目がけて勇が滑り込み、弁慶の直前で急制動をかけ回転しながら慣性をやや上方へ。
「普通に殴ってもこっちが痛ぇんなら……」
　握った拳で、狙うはただ一つ。
「直接頭ン中狙うしかねぇよな！！」
　顎を掠めるように、拳の頭でピンポイントで打ち据えるアッパーカット。頭蓋を揺らされた弁慶が初めてたたらを踏んだ。

●なんで作ったんだろうね
「そろそろ仕舞かァ？　事故らねェように保険でもかけとくかねェ」
　トウマは電撃メスを生成。それを手の中で滑らせるようにして扇状に複製する。
「……保険、か」
　自分の思考に、トウマは思考する。そもそも、何故今回自分は癒の型に収まろうなどと思ったのだろうか？　いや、それは部隊の編制が心配だっただけで……。
「俺は、何が心配だっただろうなァ？」
　分からない、考えたところで答えなどでない。彼はまだ知らないのだから……自分が少しずつ、『心』を持ち始めているという事を。
「オラ！　全員気合入れろォ！」
　投擲ナイフの要領で電撃メスをばら撒くトウマ。突き刺さる前衛たちの傷は癒える……傷『は』。
「ギャッー！？　毎回痛いんだおそのヒール！！」
「ケッ！　ンな事でグダグダ言うな！」
　刺さって地面に転がりふるふる震えている正彦からの苦情に、トウマはソッポを向いた。優しさはまだまだ足りないようだ。
「天に輝く死の星を見よ……オマエに死を告げる赫赫たる星こそが我……生まれる時を違えた強者よ、地獄に堕ちる覚悟はできているな？」
　ウォリアが拳を握り、腰を落とせば周囲に地獄が振り撒かれる。小さな火種はやがて火柱に姿を変えて。
「「……さぁ、オレ（我）がオマエを此処で殺す……終焉の時は、来たれり」」
　双眸に地獄を宿し、二つの声を紡ぐウォリア。四つの火柱はウォリアの姿を取り、一斉に襲いかかる……あるいは腹を抉るように拳を振るい、あるいは頭を吹き飛ばすように蹴りつけて、あるいは叩きつけた拳から槍のような棘を撃ち出し吊し上げ、あるいは轟炎を纏う尾で叩き落とす。分身体が消えていく中、最後に本体たるウォリアがその首を掴み、引きずり起こして大きく体を捻って、空高くブン投げる！
「「小娘よ……貴様の切り札を見せてやるがいい……」」
「みゃっ！　最初っから空にいるなら、いける！」
　フレアの切り札は相手との体格差があると威力が落ちる。それは一度相手を空高く打ち上げる必要があるからだ。しかし、そのネックはウォリアによって解消済み。
「全力発射！　ここでやっつけるよ！！」
　心臓が高鳴る。全身に血液を送り出すように、地獄を体に駆け巡らせて、炎の弾丸と化したフレアは弁慶を追って空高く跳んでいく。全身を猫のそれに変えて、フレアは拳を握り地獄の小爆発を持って空を駆ける。
「うみゃぁああああ！！」
　一撃、二撃、三撃。拳をもって更に打ち上げて、小爆発で追い抜き上を取った。
「落ちて砕けて燃え尽きちゃえ！」
　全身を高速回転させながら地獄の推進力により弁慶に向けて落下、遠心力の加わった踵落としで地面に向けて叩き落とす。
「大地の根源より、求めし物の記憶と息吹を手繰り寄せん。この鎧装の主の元に大地の剣を創造せんが為に」
　地上ではネリシアがグラファイトに刃の柄の形状を取らせて待ち構えていた。重力鎖を延ばし、とある菓子の記憶を引き寄せる。
「ガイアチャージ……」
　それは、どら焼き。ネリシアが腰だめに構えた柄から、無数の小さなどら焼きが生成されて後方へと伸びていく。
「キャリバーッ！！」
　そこへ降ってきた弁慶目がけて得物を振るえば、鞭のようにしなる菓子剣は僧兵の体を捉え、横薙ぎに吹き飛ばしてしまった。いくつもの木々をなぎ倒し、岩に叩き付けられて止まった弁慶は自らの脚で番犬達の下へとゆっくり、ゆっくり戻ってくる。やがて、辿り着いた弁慶は番犬達を見据えて、薙刀を地面に叩き付けて仁王立ちして見せた。
「見事なり！！」
「こいつ、まだ……！」
　拳を握り、地面を蹴ろうとした勇の肩をウォリアが掴み、首を左右に振った。続けて僧兵を見やるその瞳は、左側しか炎を宿していない。
「後世に名高き立ち往生、見届けた。贋物と言えど、お前も正しく強者であった……」
　何かを察した正彦はエアギター……もとい、スマホから静かなメロディを流し、モモは自分の胸に手を当ててそっと瞳を閉じる。番犬達に見送られるようにして、かつての英雄の肉体はモザイクへ……その誉れ高き魂は天へと帰っていった。
「……よし」
　モモは目を開けるとクルリ、番犬達へ振り返る。
「ねぇ、この後皆でさ、弁慶に敬意を払う為に、どら焼き食べない？」
「なんでどら焼き？　さっきの剣みて食べたくなったのか？」
　キョトン顔の勇に対して、ネリシアはのんのんと指を振る。
「どら焼きって……武蔵坊弁慶が助けてもらったお礼に……民家で振舞ったのが始まりって……説があるんだよ」
「へー……」
「あれ、でもこの辺りに和菓子屋さんなんてあったっけ？」
　そりゃね、人里離れた山の中だもん。まりるが調べてみると、最低でも山を下りるところから始まりそうだ。
　番犬達が帰投準備にはいる中、ぽひゅっと地獄が収まったフレアが周りをきょろり。
「トウマがいないよ……？」

「はっ！」
「気ィついたか？」
　その頃のトウマは、被害者を背負ってヘリオンとの合流地点に向かっていた。
「山ン中で修行するのもいいけどよ、その道のプロっつぅの？　そういう奴に薙刀関係の間合いとか享受して貰った方が色々と強くなれるんじゃねーかなァ……」
　語りながら、彼の目は遠くを見る。
「……まぁ、『兄貴』は槍みたいに傘振り回してんだけど、参考になるかどーか、ってなァ？」
　いい感じにまとまりそうだったのに、傘を槍っぽく使う兄貴というカオスな表現に、被害者の記憶は上書きされてしまったとかなんとか……。

作者：久澄零太	重傷：なし 死亡：なし 暴走：なし
種類： 公開：2017年12月8日 難度：普通 参加：8人 結果：成功！
得票：格好よかった 1／感動した 0／素敵だった 2／キャラが大事にされていた 5
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