●
その一室はとても静かだった。
たくさんの患者のいる病棟とは離れた隔離病棟、重篤な患者ばかりが集められたその場所は病の深刻さとは裏腹に、小春日和の穏やかさに包まれた場所となっていた。
ベッドに横たわっていた青年が起き上がる。肌の色は白く、血管の色が透き通るよう。慣れた様子でハンカチを口に当て咳を数回、口元から外したそれには喀血の痕が少し。
「うん、今日は調子がいいな。外を出歩けそうなくらいに体が軽い」
隔離されてるからできないけれど、と独り言を言う青年の姿は、他人には細くはあるものの死病になど冒されていないようにも見える。しかし見る人が見れば、蝋燭が最期に一際輝くようなものにも見えるのかもしれない。
どこか健康になることを諦めたような、そんな雰囲気の青年は枕元にあった本を手に取り、それを読み始めた。
「病魔『結核』の根絶準備ができた」
集まったケルベロス達を見渡し、雨河・知香(白熊ヘリオライダー・en0259)は切り出した。
「ウィッチドクターや病院の医者の努力で患者が大病院に集められ、戦闘準備が進められている。今回はその中でも特に重篤な患者の病魔を倒してもらいたい」
重病患者の病魔を一体残らず倒すことができれば、これまで根絶した二つの病魔と同じく新たな患者が現れる事もないだろう。勿論、失敗したら根絶できず新たな患者がまた生まれてしまう事になる。
「デウスエクスとの戦いに比べれば緊急の依頼というわけではない。だけど、この病気に苦しむ人をなくすため、作戦を成功させてほしい」
そこまで告げた知香は用意していた資料をケルベロス達に配布し、敵の戦闘方法について説明を始める。
「攻撃方法としてはどれも後衛に届く毒を伴うグラビティを使ってくる。片方は範囲が広いので注意が必要かもしれないな。消耗してくると自身を活性化させて傷を癒しつつ攻撃力を上げてくるようだ」
それから、と知香は続ける。
「患者の看病を行ったり、話し相手になったり元気づけたりする事でそのケルベロスに一時的に『個別耐性』がついて病魔から受けるダメージが減らすことができる。今回の患者の場合は闘病生活で心が弱っている部分もあるだろうから、励ましたり不安を取り除く方向で関わるのが効果的かもしれないな」
そこまで説明した知香は顔を上げ、集まったケルベロス達の顔を見る。
「これは長年人々を苦し続けてきた病魔を根絶するチャンスだ。逃さず確実に撃破して、苦しんでいる人たちを助けてあげて欲しい」
参加者 | |
---|---|
八千草・保(天心望花・e01190) |
華輪・灯(幻灯の鳥・e04881) |
塩谷・翔子(放浪ドクター・e25598) |
カムパネルラ・キャンディタフト(花鳥籠・e26096) |
アウレリア・ドレヴァンツ(瑞花・e26848) |
レスター・ストレイン(終止符の散弾・e28723) |
東雲・清十郎(勇猛精進・e33901) |
フォレス・カルスト(緑色の鹵獲術士・e38072) |
●悪疫のなかで
消毒薬の匂いのするリノリウムの廊下を渡るのは八人のケルベロス。
「……こんにちは、真司」
ひょこりと最初に入室したのはアウレリア・ドレヴァンツ(瑞花・e26848)。
「新しいお医者様、ですか?」
「いいえ、ケルベロスなの」
アウレリアが安心させるような穏やかな声色で答える。
「読書のお供にどうぞ」
はんなりとした雰囲気の八千草・保(天心望花・e01190)が陽の香りのする花籠をそっと差し出し、アウレリアもお見舞いの橙のガーベラを基調とした桃と黄のプリザーブドフラワーをベッド側のテーブルにそっと置く。
そうですか、と真司が返し、持っていた本を置いてケルベロス達に向き直る。
「読書が、お好きなの? 今は何を読まれているのかしら」
わたしも好きよ、とアウレリアが穏やかに尋ねる。
「わ、私も本のお話聞きたいです! オススメとか!」
その横からひょっこりと顔を出したのは華輪・灯(幻灯の鳥・e04881)と愛猫のアナスタシア。その問いに真司は少し古い冒険小説だと返す。
「あのね、読み終えたなら……もしも、良ければわたしに貸していただけたら嬉しいの」
「ええ、いいですよ。お薦めの本は……ちょっと多すぎてぱっとは絞り切れないかなあ」
時間があれば決められるけど。苦笑しながらのその答えに、アウレリアは柔らかな微笑みと共にありがとう、と。
「こーんにちは」
いつの間にかベッドの陰に忍び寄っていたカムパネルラ・キャンディタフト(花鳥籠・e26096)がひょっこりと顔を出し真司にご挨拶。
「せっかくだし、みんなで食べない?」
彼女は用意していた林檎を取り出し、皮を器用に剥き始める。
「おいしそうやなあ。折角だし、みなさんで食べましょうか」
ゆっくり真司はんの好きな物語のお話も聴きたいしなぁ、と保が言った。
「時間があるなら……いくつか」
陰謀に巻き込まれ理不尽に押さえつけられ、そこから逆襲して最後には光を見出した話。長い長い旅の果てに弟子達と共に成長し、西の地で有難い宝物を得て故郷に帰りついたというお話。
「わ、それは楽しそう、読みたいな……それから、どうなるんやろ」
真司が語る物語に保が相槌を打つ。どんな所が、登場人物が、展開が好きなのかと穏やかに聞き、真司はそれに明るい声で淀みなく答える。
(「……絶対に助けよう!」)
そのやり取りを見ている翼猫のデュオ、それにヨーロッパコノハズクと緑眼のフェレットを連れた緑の魔法使い、フォレス・カルスト(緑色の鹵獲術士・e38072)は初めての依頼に臨む緊張こそあるものの、結核根絶に向けての意志は固い。
「あなた達はどんな事が好きなんですか」
「そうだな、登山も楽しいぞ。最初は経験者と共に登り身体を馴らしていくべきだが山頂に辿り着いた時の達成感は格別だ」
そして次はもっと高い山を登ってやろうという気持ちになるし、なんと言っても良い鍛錬になるしな、と東雲・清十郎(勇猛精進・e33901)が自身の趣味を語る。
「登山かあ。……うん、楽しそうですね」
どこか遠いものを語るような、そんな口調。
「俺は、本が好きだ」
そう切り出したレスター・ストレイン(終止符の散弾・e28723)は趣味が共通する真司に共感を抱いており、そして放っておけない。
「定命化してから読書の喜びに目覚めて色々読み漁ってるけど、やっぱりハッピーエンドが好きだ」
趣味が同じなんて何だか親近感が湧いちゃいますね、と 楽しそうに真司が笑う。
「ハッピーエンドの本が好きなんだって? どんな話も主人公達に試練が無かった訳じゃあない。それでも何故ハッピーエンドを引き寄せたか、わかるかい?」
腕に陣取っている翼の生えた白蛇が目立つ、塩谷・翔子(放浪ドクター・e25598)が問う。
諦めなかったから? との答えに正解。ニヤリと翔子が笑む。
(「楽しそう、だけれど何か……」)
違和感がある。保はそう思ったがはっきりとはわからない。
「みなさんはどんなお話が好きなんですか?」
「それでしたらまずボクから」
フォレスが語るのはかつて結核に冒されても創作を続けたとある歌人の話。
「彼が死の間際まで綴っていた随筆集には、置かれた状況を悲観していたという様子は全くないそうです」
だから病気に負けないでほしいと告げる。さらにレスターが、病に冒された少女が窓から眺める枯れ葉に運命を託す話をする。
「あの話は悲劇かと思いきや、鮮やかなどんでん返しで反転する。――物語をハッピーエンドに導くのは人の力だ」
運命や病魔だってねじ伏せるものであると、彼は言う。
カムパネルラが知っているか聞いたのは自分と同名の人物が登場する、夜空を行く鉄道のお話。
「結末はさびしく感じたりもするけど、これからの希望も考えれると思うの」
きっと彼は不安なのだろう、とカムパネルラは思う。沢山の薬と闘病の日々はこわいもので。だけれども真司の希望は、幸いはあるのだ。
「だから、はやく結核を倒して外に出れるようになって、沢山の幸いを見つけてほしいな」
「……そうですね……ッ!?」
こほん、こほんと突然真司がせき込む。苦しそうにせき込む姿は重度の結核患者そのもので。口から離した手には赤色が残っていた。
●明るいペシミスト
「……お見苦しい所を見せちゃいました」
楽しいのになあ、と真司はなんでもない事のように話を続けようとする。
「いやいや、まずいだろうそれは!」
流石に許容できないと普段飄々としている翔子が声をつい荒げてしまう。
(「受け入れてるんだ、とうに」)
恐らく怒りも抑鬱も通り過ぎてしまっているのだろうと、推測できてしまった。前向きな未来があっても負の可能性が見えるなら未来を信じられなくて、だから無理をする事に躊躇いがないのだろうと。
「久しぶりの楽しい時間なんです。最期の時には綺麗なモノを見ていたいから」
だから、もっと話しましょうと明るく、なのにどこか今にも消え入りそうな雰囲気の声で真司が言った。
「あんまり本読んでないけど、でも実は、お話を作るのは大得意です!」
一瞬重くなった、そんな空気を変えたのは灯だ。
彼女の口から空飛ぶ金平糖を捕えて齧り、冷凍みかんとぶつかり合い、友の偽物を友情パワーで倒してきた天使と仔猫と仲間達のお話が紡がれる。それはつまり、彼女自身が体験してきたキラキラ眩しい大切な冒険譚。
「そして次は……病気の男の人を応援しに賑やかな八人が尋ねて来るお話です!」
そこには笑顔が眩しい天使もいます! とドヤ顔で灯が言い切る。心なしかアナスタシアも得意気だ。
「ーー俺は先日憑魔病と戦い、勝利を収めてきた」
灯の言葉に続けて清十郎。ケルベロスが一つの病気を根絶させたというのは事実であり、その一つの当事者である彼の言葉には説得力がある。
「結核は既に不治の病ではない。結核患者達を助ける為、その為に俺達は今日ここに集ったのだからな」
だから、大丈夫だと断言する。さらにどんなに悲観的な状況でも、もがけばハッピーエンドを手繰り寄せられる。そう信じるフォレスが、だからこそ足掻いてほしいと、真司に真摯に訴えかける。
「ケルベロスってすごいでしょ! だから、もっと頼ってくれたっていいんだよ!」
カムパネルラがさらに補足する。
「もっと真司のこれからしてみたいこととか教えて! 何より、元気になりたいって気持ちが一番の力になるんだから!」
「お前がやりたいと思った事を妨げる障害はもうすぐ取り払われる。……お前の夢を、良ければ聞かせてはくれないか」
健康なら当たり前に抱くだろう想いを、清十郎は真司に問う。
「もうそんなものは」
「……ここから見える景色は素敵ね。元気になったら、外へお散歩にもっと素敵な景色を探しに皆でお出掛けは如何かしら」
ないならささやかな目標を持つのはどうかと、アウレリアの柔らかな声。
「その夢の為、持てる限りの力を俺は尽くそう。だからもう少しだけ頑張れ」
ぶっきらぼうではあるが、救うために尽力するという言葉。それは真司が希望を抱きなおすのに必要だった。
「上総さんは、どんな結末になると思います? 私はきっと、とびきりのハッピーエンドだって……保証します!」
「アンタもハッピーエンドの主人公になりたくないかい?」
ただ見るだけではなく、自分が主役になること。そう願わないのかと翔子が尋ねる。
「大丈夫、アタシらがついてる。だから」
――諦めんじゃないよ。
「……悪あがきだって、往生際悪くあがききらなきゃ報われないだろう?」
幸せを掴めるのは手を伸ばした者だけ。俺達も頑張るが、真司自身が治りたい、ハッピーエンドを作り出したいと思う意志を強く抱いているかが大切だとレスターも続ける。
「読み切られへんぐらいの物語が、世界中にあるよ。元気になって、もっともっといろんなお話を読もうよ」
楽しそうに語っていた真司の姿は、紛れもなく本心だろうと保は思う。
「ほんで、またボクらに聞かせて……元気になってほしいな」
ボクらに、任せてくださいなぁ、と保が言った。
「畏れないで、ハッピーエンドを信じていてね」
必ずあなたに届けるから。アウレリアの言葉にとうとう真司は顔をくしゃりと歪める。
「受け入れちゃったのになぁ……信じます。だから」
お願いします。真司が胸の奥深いところに抑え込まれていた想いを絞り出すように、しかし確かに呟いた。
●病祓い
「はやく元気になりますように」
真司の私物を他の部屋に移し、真司を車椅子に乗せ準備が整ったことを確認したカムパネルラが祈りの言葉と共に病魔を召喚。禍々しい病魔が現れ、叫びとともに周囲の空気を、真司を巻き込んで汚染しようとする。
「俺を素通りできると思うなよ」
だがそれは清十郎が庇った真司には届かない。撒かれた毒の威力に彼の口角が思わず吊り上がる。長く、沢山の人の命を奪い続けてきた結核。相手にするに不足はない。
「貴様の命は俺が頂く。東雲清十郎、参る!」
心と刃を一体とし、ダメージを振り払う。同時に翔子の放った祝福の矢がアウレリアに命中、加護をうけた彼女が精神を集中させ病魔を爆破、さらにレスターの流星の煌きと重力を宿した飛び蹴りが病魔に炸裂した。
続けて保が病毒を退ける雷の壁を展開、シロは主の腕から清十郎に属性をインストール、病毒への耐性を与える。
「さあ、クライマックスです! 期待して待ってて下さいね!」
その隙に車椅子の真司を、灯が部屋の外に待機していた看護士に希望の言葉と共に預け戦闘に合流。
フォレスが竜の幻影を召喚して病魔を焼き、さらに同時に動いたカムパネルラが時間を凍らせる弾丸を放ち命中させる。災厄に等しい病魔はかつてのモノ、未来に残しはしない為に。さらに清十郎が虹を纏う急降下蹴りを見舞い、病魔の敵意を惹き付ける。
その連続攻撃に、病魔が体を震わせ人を害する菌としての力を活性化させる。
「それは、させないわ」
しかし、それを予想していたアウレリアが静かに距離を詰め、薄桜色のオーラを纏った音速の拳を解き放つ。破魔の力を付与されていた分もあり、病魔が高めた力はあっさりと霧散する。地獄の炎を纏ったレスターの回し蹴りが病魔に命中、ぱっと広がった炎が病魔の体を焼く。
戦闘は、終始ケルベロス達優位に進んだ。病魔が毒をまき散らすも護りと回復が十分連携して機能し、崩れる気配もない。
(「哀しい話は本の中だけで沢山だ」)
結核を必ず滅ぼし、真司を助けてもっと本の話をする。その未来を掴み取るためにレスターがライフルの引鉄を引き、病魔の急所を凍結光線で撃ち抜く。
悲鳴をあげた病魔が病室の空気を汚染するが、翔子とシロのコンビが庇い、攻撃手へは通さない。
「幸福をわけてあげる」
すかさずカムパネルラが祈り、生成した林檎を消耗していたシロへと投げ渡し、ダイレクトキャッチ。その傷を癒やした。さらにデュオが翼を広げ、翔子の周囲に満ちた邪気を祓う。
「土と大気を浄化する深緑の森よ、この場の邪気を祓うため、ここに顕現せよ!」
重ねてフォレスの詠唱と共にサナトリウムの一室が深緑の森の幻影に変わり、毒に巻かれた一帯を浄化する。
「あまーいエネルギーをちゃーじです!」
彼女カラフルなマカロンを生成して齧る。宿主からの信頼が齎した耐性は傷を抑え込んでおり、妨害手の灯でも十分足る。その耐性は護り手たる清十郎にも効果を発揮しており、仲間への攻撃を庇い続けてなお倒れるには至らない。アナスタシアも主に負けないように翼をめいっぱいに広げ、清らかな風を送り出す。
「おいで……咲き乱れて」
保が翳した蔓植物に白い花が咲き乱れ柔らかな香りが灯を覆い、祓いきれなかった毒を解除し、それが与えた痛みも緩和する。
「流石病魔だけあって元気だねえ。でも、お前はここでおやすみ」
カムパネルラのその声と共に前衛たちを鼓舞する煙が弾け、その援護を受けた翔子が金針より雷撃を放つ。さらにフォレスが連携、足止めで動きを鈍らせた病魔を槍のように尖らせたブラックスライムで正確に穿った。
「この太刀に斬れぬものなどありはせぬ。受けてみよ紫電一閃!」
極限まで集中を高め、全ての力を乗せて振り抜いた清十郎の一閃が病魔を深く切り裂く。
「――夢も視ずに、眠って」
夕日差し込む病室に、白花の蕾を宿した蔦が一瞬広がり病魔を覆い、そしてアウレリアの囁きと共に散華する。花弁が落ち蔦が消え去った後には病魔も何ももう、残ってはいなかった。
●悪疫は断ち切られた
病魔の刻んだ残滓は保によって修復され、平和そのもののように白い花が咲き乱れている。
「お疲れさんでした」
目を覚まし、部屋に戻った真司と仲間達に保が労いの言葉をかける。
「これでお前の夢を縛る存在はなくなった。気分はどうだ?」
「体の方もどうだい?」
清十郎と翔子の問いに、まだ実感がわかない、けど楽になったと真司は答える。それを聞いたアウレリアと灯もほっと胸を撫で下ろす。
「キミと友達になりたい。……この本は退院したら返してくれ、約束だよ」
レスターが差し出した本は彼お薦めの一冊、悲劇で有名な作家が描いた、五人兄弟の楽しく明るい短編ホームドラマだ。
「僕はいつも魔導書とにらめっこしてますから、息抜きに小説などの物語が読みたくなるんです」
良ければお勧めの本、教えてもらえませんか? と本の話題にフォレスが尋ねる。こんな話をできるのも健康を取り戻せたから。まだこの世界で生きていけるのだと自覚が広がってきたのか、真司の表情が徐々に和らぎ笑顔になっていく。
「感染するのは笑顔と希望だけで十分」
それを見たカムパネルラが微笑みと共に一言。
未来がどうなるかは誰にもわからない。けれど未来は途切れず、求め続けていくのであればハッピーエンドにできるのだと、一人の青年はそれを心に刻み込んだ。
作者:寅杜柳 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2017年12月19日
難度:やや易
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 2
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