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茨城県かすみがうら市のアパートの一室に彼らがたむろしていると、一人の女性が姿を見せる。
「マジ可愛いから買ってきたんだよね、ハロウィン近いしいいよね?」
彼女の手にはお化けカボチャ。部屋の適当な場所に置くと、彼女はそこにいる3名の友人たちの輪の中に加わる。
「そんなの買わなくても別にいいのに」
煙草を手にしたひとりが言い、意味ありげに浴室の方へ目を向ける。
「生きてるお化けカボチャの――大沢がいるんだからさ」
「――まあね」
声をひそめた笑い声には、嘲りの色がある。
彼女らの友人、大沢が不思議な姿に変わったのは少し前のこと。
大沢は全身が植物のツルで出来、頭がお化けカボチャになった、何かへと変貌していた。
「ナンパ野郎とかぶっ倒してくれんのはいいけどさー、アレはなくね?」
「ないね。気持ち悪い」
くすくす笑う彼女たちは、浴室のドアが開くのに気付かない。
そこからお化けカボチャの頭を持つ大沢が、殺意を込めてツルを伸ばすことにも。
気付けなかった。
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猿・平助(申忍・e00107) は顔をしかめ、溜息をつく。
ハロウィンの季節となり、お化けカボチャが暴れ出すのではないか――そう感じて調査をしたのは間違いではなかったが、まさか攻性植物に変異した人間だったとは。
「攻性植物……大沢、という人間だったようだね。彼女を倒すことが今回の目標だ」
ヘリオライダーの高田・冴は言い、かすみがうら市の地図を開く。
「戦場はアパートの一室……やや手狭かもしれないが、外に出れば駐車場もある。事件の起きる時間帯は車がないようだから、駐車場へ誘導して戦った方が良いかもしれないね」
敵はお化けカボチャの頭を持つ攻性植物1体のみ。
「攻撃一辺倒の戦闘スタイルだが、その分威力は高い。気を付けてかかってくれ」
冴の言葉にケルベロスたちは強くうなずく。
その頼もしい様子に、冴は安心したように微笑むのだった。
参加者 | |
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双星・雹(氷壺秋月・e00152) |
難駄芭・ナナコ(南国黄金果実体験・e02032) |
アウィス・ノクテ(月夜の鳥・e03311) |
鏑木・蒼一郎(蒼き独角・e05085) |
アルベルト・アリスメンディ(ソウルスクレイパー・e06154) |
リューデ・ロストワード(鷽憑き・e06168) |
斑目・黒羽(時代遅れの風来坊・e14481) |
参式・忍(謎武術開祖のニンジャ・e18102) |
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軽やかに現場に降り立ち、斑目・黒羽(時代遅れの風来坊・e14481)はキセルをしまってそのアパートを見やる。
「行ってくる」
鏑木・蒼一郎(蒼き独角・e05085)は白い角の生えた翼を広げ、駐車場に面したアパートの扉の前に立ち、そして声を張り上げる。
「中身スカスカのお化けカボチャ、聞こえてるか?」
窓にはカーテンがかかり、部屋の様子をうかがい知ることは出来ない。しかし大きな物音はしないから、きっと彼女たちは無事のはず――そう信じて、蒼一郎は声をかける。
「似たもの同士で争ってないで、表へ出て来い」
「お化けかぼちゃ、出ておいで」
アウィス・ノクテ(月夜の鳥・e03311)も黒い翼を開いて挑発しながら、扉をノックした。
「……お化けカボチャさん、出てきてよ。 そして、その面白い『仮装』で、皆を楽しませて」
双星・雹(氷壺秋月・e00152)は駐車場から声をかけながらアームドフォートを構えている。
「まさか、地の姿って訳じゃないでしょ? お願い♪」
「ねーここに南瓜のお化けがいるんだってー!」
アルベルト・アリスメンディ(ソウルスクレイパー・e06154)が扉をどんどん叩きながら叫ぶと、内側から扉に衝撃が走り。
「危なかったー……」
とっさに扉から距離を取ったアルベルトは、扉を見て引きつった笑みを浮かべる。
扉からは、植物のツルが飛び出ていた。貫通させるために鋭く尖らせていた植物のツルは変形し、めりめりと音を立てて扉を破壊した。
一枚の板に変じた扉が打ち捨てられ、現れたのはお化けカボチャ。
「わー出たー!」
「おっきな頭、かぼちゃの中身はくり抜かれてからっぽ?」
くすっと笑いながらの言葉に、お化けカボチャは、ツルをアウィスに振り下ろす。
お化けカボチャの頭部は大きく、色鮮やかなオレンジ色。本人は望んでいない形だとは思いつつ、アウィスはそれをちょっと可愛らしいとも思っていた。
「カボチャなんてダッセーよなぁ」
嘲笑うのは駐車場にいる難駄芭・ナナコ(南国黄金果実体験・e02032)。手元のバナナをむいてひと口かじり、ナナコは叫ぶ。
「やっぱバナナが最強で美味しいに決まってんだろ! ハロウィンもカボチャじゃなくてバナナにしようぜぇ!」
そしてナナコは想像する――中身をくりぬいたバナナたちがぞろぞろと行列をなし、トリックオアバナナする様子を。
「……その姿、醜いでござるな!」
不慣れな様子で参式・忍(謎武術開祖のニンジャ・e18102)もお化けカボチャに声をかける。
本当は、お化けカボチャに変貌した姿は奇異だが醜いとまでは思っていない。しかし、デウスエクスへと変わってしまった者に死をもたらすのもケルベロスの役目なのだから、こうして恨まれ役を買う必要もあると忍は考えていた。
お化けカボチャが忍の方へ歩きだしたのを見ると、忍は壁を歩いて駐車場へと誘導する。
黒羽はドアがなくなったアパートの一室を覗き込み、そこに不安がっている女性たちがいることを認める。
「いいか、手を出そうとしたのはあいつだが、あんたらも少なくとも原因の一つだ、守ってもらっておいて陰口はないぜ……そこだけは覚えておいてくれ」
返事を聞く時間はない。黒羽が大急ぎで部屋を出ると、冷たい風に頬を叩かれた。
「おーい! そこの南瓜頭!! その頭でっかちの頭でこっちに来られるかなぁ?」
ケタケタと笑みを含んだ声でお化けカボチャに後ろから呼びかけると、お化けカボチャの狙いが逸れる。アパートの壁を打ち砕くツルを回避して黒羽はお化けカボチャを追い越し、駐車場へと誘導した。
雹やナナコといった駐車場にいる面々の戦闘の用意は万端。翼を畳み、リューデ・ロストワード(鷽憑き・e06168)は惨殺ナイフの切っ先をお化けカボチャに向ける。
「こっちだ、化け物」
リューデの言葉は、冷たく響く。
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触手のように長く伸びたツルがケルベロスらを捕縛しようとうねる。
狙われた雹の前に躍り出たのはミミックのパンドラだ。ツルはパンドラを呑み込み、口をこじ開け破壊しようと蠢く。
「邪魔だ」
蒼一郎の尻尾がお化けカボチャから伸びるツルを勢いのままに分断する。断ち切られたツルを全身にまとわりつかせながら、パンドラは愚者の黄金による輝きを溢れさせる。
忍はお化けカボチャに接近し、逃れられない距離から拳を叩きこむ。
「縛霊撃! イヤーッ!」
お化けカボチャは反撃しようと忍の全身をツルで覆おうとするが、雹の斉射がお化けカボチャの体を吹き飛ばし、それを防ぐ。
「氷漬けの刑か、バナナまみれの刑。好きな攻撃を選びなぁ!」
ナナコが大器晩成撃でお化けカボチャに叩きつけたのは、まだ青いバナナ。これから熟れて美味に変わると感じられる一撃が、既に熟れきったオレンジ色のかぼちゃ頭に衝突した。
「Sidus.」
アウィスの透き通るような声に呼応して、乙女座の煌めきが仲間に宿る。
補佐に回るのはリューデとアルベルトも同じ。リューデがお化けカボチャのふくらはぎにあたる部分を斬りつけると、傷痕は赤黒く変色する。
「どちらが先に沈むか……勝負しようか!」
殺し合いの高揚がアルベルトの心を解放し、銃を炸裂させる。色とりどりの翼は閉じられ、アルベルトが目の前の敵にのみ集中していることが感じられた。
「悪いな、ここで怒りを納めてもらうぜ」
白刃【白椿】を手にした黒羽の纏う改造引廻し合羽の背から、袖口から、裾から、塗笠から、数えきれないほどの暗器が出現する。
「踊れ、血の舞うこの宴の中で」
ナイフを背から抜いて斬りつけるとそのナイフを地面に捨て、袖口から抜いたナイフでまた攻撃を重ねていく――息をつく暇もない連撃を終え、黒羽は最後に懐から手榴弾を取り出し、お化けカボチャの頭部に投げつける。
「……そいつはツリだ、とっときな……」
言葉と共に爆炎が駐車場を包み込む――目に染みる煙が視界を埋める中、何かが彼らの足元を掬う。
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ツルは足から腰近くまでを覆いつくし、這い回っては細かな棘を刺していく。
「ヌヌーッ!? 負けぬでござる!」
脚を抜き取り、忍はお化けカボチャに飛びついて頭部にハイキック。ぼこん、と大きな音がして、お化けカボチャの頭に小さなヒビが入った。
「今日のアタイは癒し系バナナ! キュアバナナ!」
輝けるオーラでナナコは今日もバナナ力全開、黄金の果実の輝きで爆炎を払っていく。
「黄金の果実といえばバナナ、皆バナナになるんだ!」
弓状の形といい香りといい、攻性植物に実った果実はどう考えてもバナナ。
バナナパワーの力強さを受けて蒼一郎はツルを振りほどき、今まさにツルに呑まれそうになっていた黒羽の代わりにツルを受けとめる。
「お前の友達と違って、大事な仲間だ。やらせるかよ!」
深刻なダメージを負った蒼一郎を見て、アルベルトはオーロラの力で蒼一郎を包み込む。
アルベルトの髪や翼のように鮮やかな色のオーラ。にっこりと笑って、アルベルトは言う。
「皆で無事に帰りたいから、ねー!」
「深手の者はいないか」
朗らかなアルベルトとは対照的に、リューデは冷たくも聞こえる声で仲間に呼びかける。声をかけながらもざっと戦場を見渡すが、回復は十分間に合っているようだ。金色の瞳が微かに和らぐのを見て、アルベルトは悪戯っぽく笑う。
「そーいうとこ、ほんとは優しいんだよねえー」
「騒がしいぞ」
そっけない態度だが、リューデの表情に不快感はない。リューデがアルベルトのストールにも似た赤色の炎弾を撒くと、戦場が炎に包まれ、次の瞬間には鎮火する。
雹は翼を大きく広げ、黒い塵と化したツルの残骸を振り払えば、腕の白さがあらわになる。
アームドフォートから放たれる弾丸は、青い残影を残しながらお化けカボチャの身に喰い込む。
射出の余波で雹の髪は大きくなびき、近くに立っていたアウィスの髪もまた揺れる。同じ銀色でありながら色合いの異なるそれらは見惚れるほどに美しい。
雪に落ちる影のように青い瞳のアウィスはお化けカボチャを見つめ、唇を開く。透き通った声もまた、冬の空気を思わせる透徹したものだった。
「Trans carmina mei, cor mei――」
どんな高みまでも、どんな遠くまでも届きそうな歌声。澄んだ美しい歌声でありながら、アウィスの声は敵を破壊する威力を兼ね備えている。
「……Discutio」
破壊のレチタティーヴォと名付けられた歌が終わった時、ぱん、と小さな音がした。
それは、お化けカボチャの頭に入ったヒビが割れ、破片が地面に落ちる音だった。
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頭部のヒビ割れが崩れたのがよほど頭に来たのか、お化けカボチャはアウィスを狙ってツルを向ける。
それを受け止めたのは蒼一郎、しかし直後に目眩に襲われる――パンドラの放つ愚者の黄金からお化けカボチャを庇いたくなる衝動をすんでのところで押さえ込み、蒼一郎は声を上げる。
「その程度で!」
「今の時期の布団はいいぞ、あったかく迎えてくれる! あったかい布団の中で食べる冷凍バナナは最高だなぁ!」
高らかに笑いながらナナコは蒼一郎に癒しを届ける。
攻撃のひとつひとつが重いお化けカボチャだったが、二名のディフェンダーにメディックが一人、そしてジャマー二人による回復の甲斐があって、深手を負っている仲間はいなかった。
自身が危機に陥っていることが分かるのか、お化けカボチャの攻撃は苛烈さを増す。ハエトリグサのように変わったツル先がアルベルトの翼に食らいつき、色とりどりの羽根ごとアルベルトの翼を折ろうと力を込める。
「天かける龍よ、猛る獣よ! 今こそ我が敵を討払い給え!」
声により、蒼一郎の全身に雷が纏われていく――青白く散る火花の音の間隔が徐々に狭まり、やがて絶え間なくバチバチと音が響き渡る。額から生えた角に帯電した雷が臨界を迎えた瞬間、蒼一郎は声を張り上げた。
「来たれ雷帝! 我が敵を討ち祓え!」
雷帝の名にふさわしい一撃は閃光を伴っている。あまりの衝撃にお化けカボチャはアルベルトから離れて地面に転がるが、それでも往生際悪くお化けカボチャはアルベルトにツルを伸ばす。
しかし、アルベルトの前にはリューデが立ちはだかっていた。
「あれあれ? 助けてくれるの?」
「お前の方が俺より腕が立つ。お前が無事な方が効率がいい……それだけだ」
リューデは灰色から黒へと移り変わる翼を大きく広げているから、アルベルトの身体はほとんど隠されている。これなら、お化けカボチャの攻撃は届かないだろう。
回復の手段も仲間も持たないお化けカボチャに後がないことは分かっていた。戦闘の最中にあっても乱れることを知らない心臓の鼓動がリューデに極限の集中状態をもたらし、そして。
「堕ちろ」
一言と共に、研ぎ澄まされた一撃が放たれる。
行く手を阻もうとするツルの蠢きは障害にすらならなかった――深く切り裂かれ、お化けカボチャの体は力を失い崩れかける。しかし駆け寄った黒羽は白刃【白椿】に多量のグラビティ・チェインを乗せて切り上げ、倒れることすら許さない。
「行くでござる! イヤーッ!」
蒼一郎の雷帝、そしてリューデの静寂の獄を合図と一気呵成の合図と受け取り、忍はお化けカボチャに肩と背からぶつかった瞬間に螺旋の力を放出した。
「二の打ちは……不要にござる!」
ブースターにより瞬間加速しての一撃は痛烈。機甲式螺旋八極拳は謎武術だが、開祖である忍の実力だけは確かなものだった。
アウィスはおとめ座の模様の刻まれた弾丸をお化けカボチャの体に撃ち込んだ――優しいあの人が調べてくれたこの事件を、必ず防がなければいけないと思いながら。
「マジカルミラクルトロピカルなバナナパワー! そのカボチャ頭にたっぷり刻み付けてやるぜぇ!!」
ナナコが両手のバナナからC・C・B・S(クロス・クラッシャー・バナナ・スペシャル)を放つと、芳醇なバナナの香りが立ちこめる。
「あ゛あ゛っ……最っ高……」
陶然とするナナコの姿に微笑みを浮かべ、それから雹はお化けカボチャに向き直り。
「勿体無いね。この時期でその姿なら。……うまく立ち回れば、大人気になれたのに」
もしかしたらそれは、まだ間に合うのかもしれない――でも。
「一般人を襲っちゃう相手は、ケルベロスとして許せないから……ここで決めるよっ!」
雹は両手を広げ、マインドリングから蒼く輝く翼を具現化し。
「来て、フェニックス。力を貸して」
蒼く輝く巨大な鳥へと変わる雹――鋭利な嘴が、巨大な身体が攻撃を重ねる。
お化けカボチャは抵抗も出来ずに攻撃を受け入れ続け――やがて雹の姿は元に戻り、マインドリングの輝きも失われる。
「すまなかった。お前は、人間だ」
呟きは、リューデのもの。
その時ひときわ大きな音がして、お化けカボチャの体は砕け散った。
敵の消えた駐車場で、アウィスはふわりと微笑む。
「皆無事で、よかった……駐車場、ちょっと直さないと」
アパートはお化けカボチャによって扉が壊されたのみだから、ヒールで容易に片が付く。
「扉は俺に任せろ」
蒼一郎はそう言って、アパートの部屋へと向かう。
「他人を嘲って利用しようとするのは良いが、下手すると自分たちに返ってくることを忘れるな。毎回、俺たちが助けに来るとは、限らない」
彼女達も自覚はあったのか、どこか気まずそうな表情。
これから彼女達が変化していくことを期待しつつ、蒼一郎は扉をヒールする。
「確かに、お前の言い分はわからないでもない、ナンパを助けるのはいいことだ……だが、手を出したら負けなんだよ」
蒼一郎が駐車場へ戻ると、黒羽はカボチャの破片が飛び散った辺りに屈みこんでそう声をかけていた。
その隣では、忍も手を合わせている。
「南無阿弥陀仏、安らかに眠るでござる」
黒羽と忍と共に、蒼一郎も冥福を祈ることにした。
「仕事終わりもバナナだぜぇ! やっぱバナナが最高だな!」
バナナを食べるナナコは、近くにいたリューデにもバナナを差し出す。
「喰うかい? 一緒にバナナしよーぜぃ!」
「……ありがとう」
食べ物、それも好きな果物を受け取ったというのに、リューデの心は晴れない。
地獄化されたはずの心臓は、お化けカボチャの死を見た時から微かな痛みを伝えている――そんなリューデに、アルベルトは声をかける。
「せめて安らかに眠れるといーね」
リューデは何も言わず、ひとつ頷く。
アルベルトはそんなリューデをしばし見つめてから、明るく話題を変える。
「って、みんなハロウィン一色だよねえー。帰りに南瓜買って旅団の皆のとこ寄ろっかー」
見れば、アルベルトはにこにこ笑っていて。
「……ああ、そうだな」
その笑顔に救われたような気持ちになってリューデは表情を和らげ、共に帰還を果たすのだった。
作者:遠藤にんし |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2015年10月26日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 5
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