花の戦士は紫炎より出づる

作者:天枷由良

●選定
「……うむ。これも素晴らしい出来栄えだ」
 器に収まった花を見て、若い男が満足気に唸る。
 いわゆる華道家というやつなのだろう。広々とした和室には男しかおらず、その代わりに幾つもの生け花が飾られていた。それは素人目にも綺麗だと思えるものだったが。
「やはり私は天才。いや、天才などとありふれた言葉では括ることもできない存在。もはや私の前に道は無し。私の歩んだ跡が華道となるのだ。くく、くくく……」
 どうやら内面は花ほど美しく育たなかったらしい。独り言つたび、男は傲岸不遜な性質を身体中から滲ませる。
 その香りが、良からぬものを引きつけてしまった。
「――確かに、あなたにはとても素晴らしい才能がある」
「っ、誰だ!?」
 己しかいないはずの部屋に響く声。男が目を見開いて首振れば、半開きの障子戸から姿を覗かせる艶やかな女が一人。
 女は男を値踏みするように見た後、扇ぐように軽く手を動かした。
 途端、生じる紫の炎。それは花と一緒に男を包み込んで大きく燃え上がる。
「それだけの才能、人間の姿に眠らせておくのは勿体ない。これからはエインヘリアルとして、私たちの為に尽くしなさい」
 涼し気な顔で佇み、淡々と語る女。その瞳を照らす猛炎が消え失せた時、そこには骨でも塵でもなく、花を手にした巨躯の戦士が跪いていた。
「さぁ、貴方の才を世に知らしめてやりなさい」
 女の命に頷いて、戦士は部屋を飛び出していく。

●ヘリポートにて
「シャイターン『紫のカリム』が、またエインヘリアルを生み出したわ」
 ミィル・ケントニス(採録羊のヘリオライダー・en0134)は手帳を開き、予知について語り始める。
 紫のカリムは、炎彩使いと呼ばれるシャイターンたちの一人だ。どうやら芸術方面に才能豊かな人々を襲っているようで、今回狙われた人物も例に漏れず。
「グレッグ・ロックハート(泡沫夢幻・e23784)さんから頂いた情報を精査していたのだけれど……選定対象となったのは若い男性華道家。既にエインヘリアルとなって、枯渇したグラビティ・チェインを補給するために人々の虐殺を狙っているわ」
 エインヘリアルが蛮行に及ぶまで、それほど猶予はない。
「現場に急行して、被害が出る前にエインヘリアルを撃破してちょうだい」

 エインヘリアルは人であった頃の住処を抜け出て、住宅街へと向かっている。
「華道家という職業柄なのか分からないけれど、男性は街から少し離れた山中に住んでいたようなの。急げば住宅街に入り込む前に、ひと気のない山道で迎え撃てるはずよ」
 そこであれば、周囲に気兼ねなく戦えるだろう。
「武器は花を変化させたもので、直接的な威力よりも異常を引き起こす力の方が強そうだわ。治癒や呪的防御の手段を、しっかりと用意しておくべきね」
 皆なら大丈夫でしょうけれど。
 ミィルはケルベロスたちへの信頼を笑みに込めて、説明を終えた。


参加者
岬守・響(シトゥンペカムイ・e00012)
シオン・プリム(蕾・e02964)
エルモア・イェルネフェルト(金赤の狙撃手・e03004)
西村・正夫(週刊中年凡夫・e05577)
エアーデ・サザンクロス(自然と南十字の加護を受けし者・e06724)
姫宮・楓(異形抱えし裏表の少女・e14089)
アルノルト・レーヴン(籠の鳥・e24845)
オリヴン・ベリル(双葉のカンラン石・e27322)

■リプレイ

●遭遇
 山道をひた走るケルベロスたち。
 先頭を行くシオン・プリム(蕾・e02964)の力で、路傍の草花が彼らを避けるように身を捩らせている。
「んー……エインヘリアルになっちゃったら、もう、華道出来ない、よね……」
 過ぎた後には元通りになる植物を振り返って、オリヴン・ベリル(双葉のカンラン石・e27322)が眠そうな声をもらした。
 彼の従者であるテレビウム・地デジも、モニターに映る目を細めている。
「急ぎましょう。街中に入られたらコトですからね」
 西村・正夫(週刊中年凡夫・e05577)の言葉に幾人かが頷く。
 此処まで来たからには杞憂だろうが、それでも戦場を人里から離しておくに越したことはない。
(「これ以上人の命を失わせたくはないですから……僕達が、ここで絶対止めて見せます」)
 アルノルト・レーヴン(籠の鳥・e24845)が迫る戦いに向け、心の中で決意した。
 その時。
 岬守・響(シトゥンペカムイ・e00012)が一行の最前に躍り出て、仲間たちを静止させた。
「……来るよ」
 ぽつりと呟く声に、ケルベロスたちのものではない足音が重なる。
 やはり響の見立て通り、敵は大層な自信家のようだ。程なく姿を現したエインヘリアルは、ケルベロスたちに向かって堂々と歩を進めてくる。
「さぁ、罪なき人ではなく私達の相手をしなさいな」
 此方に寄るのをわざわざ待っている理由もない。挨拶代わりに、エアーデ・サザンクロス(自然と南十字の加護を受けし者・e06724)が古代語の詠唱によって光を放つ。
 合わせてエルモア・イェルネフェルト(金赤の狙撃手・e03004)も、左肩の主砲で狙い定めた。
「方位445……撃て!」
 それは一体何処を指しているのか。なんて誰かが口を挟む間もなく、二つの力がエインヘリアルを飲み込む。
 続けざま、シオンも一気に加速して突撃をかけた。しかし。
「近づかねば死ぬこともないものを。かわいそうな奴らだ……」
 選定ほやほやのエインヘリアルといえど、一発二発の攻撃で怯みはせず。
 また大軍を蹴散らす技は、それ故に個への効果が薄い。エインヘリアルは襲い来る力を凌ぐと、シオンの突撃を難なくいなして、ほくそ笑む。
「まぁ、幸運とも言えるか。天才たるこの私の戦いを間近で見られるのだからな」
 その言い草に、ケルベロスたちは選定を受けた男の傲慢さを感じ取った。
「これが自惚れ、ですわね」
 エルモアは神妙な表情で呟き、そして。
「わたくしが美しく完璧なのは事実なので、わたくしには無縁ですわね! おーっほっほっほ!」
 反らした胸元に手を当てると、まさしくそれこそが自惚れだという態度を示す。
 これには仲間たちも呆気にとられるどころか、エインヘリアルですら、くくっと軋むような笑みをこぼしていた。
 ……が、それはさておき。いくら好ましくない人間であろうともデウスエクスにされていいわけがない。
(「自信過剰なだけで選定して、その人の明日を奪うなんて……」)
(「そんなのは許されない。平気で人の命を弄ぶ……最低なことだわ」)
 姫宮・楓(異形抱えし裏表の少女・e14089)とエアーデが、事件を引き起こしたシャイターンに憤る。
 炎彩使いなる者たちの横暴な振る舞いを止めるには、一刻も早く尻尾を掴まなければならないだろう。
 そのためにも。ケルベロスたちは、もはや倒すしかない元・華道家の男に立ち向かっていく。

●応酬
 オリヴンが爆破スイッチを押し込み、色とりどりの爆発で前衛陣の背中を煽った。
 それに押されてエインヘリアルに詰め寄ると、響は相手を見据えて問う。
「あなたは挫折知らずだったのかな?」
「挫折? ふん、なんだそれは」
「……そう、残念。ここで敗けて、最期に学べるものがあればいいね」
 やり取りはにべもなく終わって、響の口ずさむ言葉が古代語に変わった。
 相手を石化させる魔法の光線・ペトリフィケイション。それが至近距離から放出される最中、正夫も敵を囲むようにして地獄の炎弾を撃ち放つ。
 会心とまでは行かなくとも十分な当たり。炸裂音が響き、巨躯は熱に包まれた。
 しかし、エインヘリアルは身じろぎもせずに耐えて。懐から青紫色の花を一輪取り出すと地面に叩きつける。
 途端、前衛を務めるケルベロスたちの足元から無数の竜胆が突き出して、四肢を絡め取った。
 咲き乱れる竜胆は見た目こそ鮮やかだが、葉も茎も花も何もかもが凶器であるらしい。もがくほどに身体を貫かれるような痛みが走り、締め付けがきつくなっていく。
「人にうったえかける事を忘れてしまった芸術なんざ、効いてやるわきゃないでしょう」
 正夫が気丈な台詞を吐いて竜胆を引き千切るも、すぐに新たなものが襲い掛かってきた。
 まるで呪いのようだ。その異常事態から逃れる手段を用意しておくべきだとの勧めを思い出して、アルノルトはライトニングロッドを握りしめる。
 エインヘリアルにまつわる過去や、かつては自分と同じヴァルキュリアたちが選定を行っていたことが頭を過るが、竦んでなどいられない。
(「僕は、僕の役目を果たして見せます!」)
 精一杯の勇気を振り絞って杖に注ぐ。それは雷の壁を象って現れ、蠢く竜胆と苦しむ仲間たちを分かつ。
 もっとも、一度では万全と言い難い。依然として前衛陣たちの身体には花や茎が絡んで、戦闘行動を妨げている。
「花を武器にするなんて、本当に花を愛していたのかしらね?」
 エアーデが口走るのを聞き、楓は表情に浮かぶ悲痛さをより色濃いものに変えた。
 花を生業としていた人物に、その花で他人の生命を奪わせようとする。
 これがシャイターンに選ばれ、エインヘリアルになるということなのか。
「私の中の悪意の魂……、お願い……!」
 湧き出るものを心の最奥に押し込めて、楓は声を絞り出す。
「もう戻れない魂に……、安らぎを与えて……!」
「……何をぶつくさと」
 戦う気もないなら失せろ。
 そう吐き捨てようとして、エインヘリアルは口を噤んだ。
 じっと睨めつける少女の雰囲気が明らかに変わっている。
 それはもう、別人と言ってもいいほどで。
「――おぬしに足りぬ花をくれてやる、有難く受け取れ!」
 気弱さは何処に捨てたのやら、楓は荒々しく吼えると何かを投げつけた。
「……石蕗?」
 身体に当たって落ちた小さく黄色い花々を見て、首を傾げるエインヘリアル。
 果たして『謙譲』という花言葉には思い至ったのかどうか。ケルベロスたちの誰にも分かるはずはなく、闘争に心を委ねた楓も理解を待ちはしない。
 真黒いオウガメタルを身に纏い、刀を作り上げて大地を蹴る。幾つもの葉や茎を切り払って飛び込めば、敵を斬りつけることなど容易く思えた。
 だが。エインヘリアルは一瞥くれると手近にあった竜胆で斬撃を受け流してしまう。
「くっ……」
「この程度で、私の行く手を阻もうなどと」
 余裕たっぷりに嘲笑う敵の顔はすぐそこまで迫っているのに、最後の一歩が届かない。
 攻勢はいつまでも続かず、楓は悔しさを露わにしながら一度退くしかなかった。
「所詮は凡愚ということか。ならば凡愚らしく、私の糧にでもなるがいい」
 名誉なことだろう、と。エインヘリアルは何処までも不遜な態度のまま、今度は白い花を手元で弄ぶ。
 それは瞬く間に扇へと変わって、一振りすれば花弁の嵐を後衛陣に巻き起こす。
「ううっ……!」
 杖を握ったまま、顔を腕で覆うようにして堪えるアルノルト。
 その繊細な体躯を弄ぶ嵐は、それほどかからずに過ぎ去っていく。
 しかし。
(「……あ、れ……?」)
 漂う芳醇な香りが、少年の鼻孔から入り込んで頭を蝕む。
 視界が霞み、足元が覚束ない。そこから抜け出そうともがくにつれて、より深みに嵌っていく思考が敵味方の区別すら忘れさせる。
 ――雷迸る杖の先端が、あらぬ方に向けられた。

●転回
「……!」
 存分に高まった力が放出される間際、正気に返ったアルノルトはそれを制御する。
 破滅の雷は一転、防壁としての形を作って自身を含めた後衛陣に広がっていく。
「よかったぁ」
 安堵の息を漏らしたのはオリヴンであった。
 彼の元から溢れるジェードの微光が、既の所で唯一の癒し手を立ち直らせたのだ。
 動画再生の用意をした地デジも控えてはいたが、彼ら以外に他人の不調を癒やす術を持つものはいない。どちらの治癒も不良に終わっていれば、アルノルトの雷は確実に仲間を焼いていた。
「助かりました……!」
 もう惑わされはしないとの決意を込めた礼に、オリヴンはゆるりと頷く。
 一方。
「……エインヘリアルになったからには、貴方の自由にさせるわけにはいかないのよ」
 此方も前後不覚に陥りつつ、揺蕩う雷壁の力で難を逃れたエアーデは、槍の如く伸ばした流体金属の残滓で突きを放ち。
「右手をご覧ください。……次の攻撃でございます」
 纏わりつく香りを払いながら、エルモアもバスターライフルから光線を撃つ。
 思惑の外れたエインヘリアルは舌打ちしながら回避行動を取ったが、一瞬ばかり惑わされていたとは思えないほど正確な二人の攻撃を躱しきることはできず、身体を貫かれて僅かに呻いた。
「っ……そのまま惑わされていればよかったものを」
「そうはいかん!」
 威勢のいい踏み込みから突き出された楓の黒槍が敵を捉える。
 再度幻惑の嵐を起こそうとしていたエインヘリアルの手からは百合の扇が滑り落ち、幾つかの花弁に分かれて散った。
 そして矢継ぎ早に、響が空の霊力を込めた刀で斬り抜け。
「人に言われるままグラビティ・チェインを奪おうなんてのは芸術家としてダメでしょ」
 正夫は若人を窘めるような口ぶりで言って、魂喰らう降魔の拳を打ち当てる。
 威力十分の斬撃と打撃を立て続けに受けたエインヘリアルは、表面上の余裕こそ崩しはしなかったが、猛攻に耐えかねて数歩後ずさった。
 しかし、そこには泥のような黒い液体が蠢いている。
 ブラックスライムだ。デウスエクスの残滓から作られた武装を、口を真一文字に結んだシオンが操っていた。
 その顔は何処か苦しげで、ともすれば敵を傷つけることにすら躊躇いがあるようにも見えたが。液体は滞りなく形を変えると、エインヘリアルをぱくりと丸呑みに。
「次弾! フリーズドライフラワーにいたしましょう!」
 矢継ぎ早、エルモアが冷凍光線を撃ち放てば、丸々と膨らんだ黒が蒼に変わって砕け散る。
 まるで光の花弁が舞うような光景。その中心に立つエインヘリアルは、表情に微かな焦りを滲ませながら新たな扇を作り上げて振るう。
 それがもたらす催眠効果で敵を自滅させるのが戦法の軸だったのだろうが、治癒の要たるアルノルトを崩しそこねた今となっては無謀に等しい。三度生み出された雷壁が、花の嵐からケルベロスたちの意識をきっちりと守り抜いてしまうからだ。
「馬鹿な。この私が、超一流の天才が手掛けた花だぞ……!」
「何いってんの。人に左右されてる時点でもう二流、三流」
 正夫が言いながら、聖なる光を湛えた左手を突き出す。
「まぁ、私みたいな普通のおっさんに芸術家の何がわかる、って話しも有るんですけどね。持ってない人間、反対側の人間だからこそ見えてくるものもあるって話でね」
 ともかく芸術家としての男は、とうに終わっている。それどころか人としての一線すら越えてしまった。
「だからもう倒すしかないんですけどね」
 淡々と語るうちに、気付けば敵の身体が左手に吸い寄せられている。
 正夫はたじろぐエインヘリアルの片手を取ると、そこに漆黒の闇を纏った右拳を叩き込む。
「ぐぅっ……!」
「人を感動させる事も無く悪さをする手も、もう要らないですよね」
 平然と言ってのける正夫に、鋭い眼光を向けるエインヘリアル。
 しかしそれも束の間。靭やかな体捌きで背後を取った響が、刀に込める力を雷に変えて神速の突きを打った。
 強烈な一撃はエインヘリアルを一気に死へと近づけ、なおかつ防御力まで奪い取っていく。

●決着
 エインヘリアルは薔薇を鞭に変えて振るい、ケルベロスたちの血を自らの肉に変えようと試みたが、時既に遅し。
 奪った分以上の体力を猛攻で掠め取られると、蔓草状になったシオンの攻性植物で四肢を縛り上げられる。
 奇しくも植物を操る男は植物で磔刑に処され、あとは死を待つばかり。
「光の花に包まれて永遠の眠りにつきなさい」
 エアーデが囁き、南十字の力を光に変えて放つ。
 それは救いをもたらすこともできるが、破滅をもたらすこともできる。倒すべき敵には無論、救いなどあろうはずもない。
 光を浴びて悶えるエインヘリアル。それを微動だにせず見つめながら、エルモアが鏡のような特殊兵装カレイドを六つ、宙に散りばめた。
「声楽やバレエをはじめ多彩な才能を持つわたくしですが、華道は未踏の領域。花は大好きですし、日本的な物にもとても興味がありますから、憧れますが……」
 相手がエインヘリアルとあれば教えを請うこともなかろう。
「忌み枝を刈り取るのに迷いはございません。せめて、わたくしの輝きを目に焼きつけて散りなさい!」
 ひらりと舞うような所作で、エルモアはレーザーを撃ち放つ。
 それは漂うカレイドたちに反射し、木々と草花の間を潜り、エインヘリアルの背中から左胸に向かって勢いよく貫く。
 力を失った巨体が蔓草から解き放たれて、前のめりに倒れていった。

「――こうなる前に守れたのなら、花について話を伺いたかったが……」
 戦いで少なからず荒れた山道を整えた後、シオンはエインヘリアルの倒れた場所に花を手向けて言う。
 あの傲慢な男が、実際のところどのように花と向き合っていたのかは、もう分からない。
 しかし、たとえ己が才を示す道具程度の扱いだったとしても。華道という一つの形で花の美しさを表していたからには、その魅力を知っていたはずだ。
 ささやかながら、自らも花園と銘打った場所で花を愛でる身のシオンには、敵を倒して多くの人々を危機から守ったという達成感とは違う、悲痛なものが滲む。
 それと似たような気持ちを、すっかり気弱な娘に戻った楓も感じているようで。
 せめてもの慰めにはなるかと、名前も分からない花を幾つも集めては、シオンと同じように捧げていた。
「もし彼の心が花の様に美しかったなら、こんなことにはならなかったのかしら?」
 エアーデは墓標の如く並ぶ花を眺めて呟き、次に生まれてくるときは謙虚に生きてほしいと願う。
 そしてケルベロスたちは、正夫が「さぁ、帰りますか」と短く呼びかけたのを機に、山道を降りていくのだった。

作者:天枷由良 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年11月18日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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