創世濁流撃破作戦~夢幻砕き

作者:黄秦


 青空の下、森の中に古く小さな教会。
 そんなおとぎ話のような景色が、そこでは全部ぐちゃぐちゃに入り混じり、バラバラに切り離され、また滅茶苦茶に繋ぎ合わされて、不可解なモザイク状の景色に変わっていた。
 建物と森の木々が空を覆い、壁のステンドグラスに空と雲が混ざり、地面にはパズルのようにバラバラになった母子像が貼り付けられている。
 外か中か、空か地面かすら判別できない、不安定で奇妙な世界が、今、凄まじい勢いで膨張を続けていた。
「広がっていく、俺のワイルドスペースが。これが、ハロウィンの魔力か」
 腕に抱かれた幼子の像を踏みつけ、この世界の主であるワイルドハントは感慨深く呟いた。
 仮面を被り革のジャケットと細身のパンツに身を包む男の姿。背には七色のモザイクが渦を巻く。
 赤い髪と赤い瞳以外の生身は全て極彩色のモザイクに覆われてた。
「ああ、大したもんだ。この力があれば、俺のワイルドスペースは濁流となり世界を覆い尽くす事すら可能となるだろう!」
 爆発的に増え続ける魔力に溺れそうで、ワイルドハントは天を仰いだ。
「ケルベロスとやらが、ワイルドスペースをいくつも潰しているという話だが、恐れるに足らぬ。
 あの『オネイロス』を増援として派遣してくれた『王子様』の為にも、必ず、この『創世濁流』作戦を成功させてやる。
 ハロゥインの魔力よ、もっと、溢れろ! いっそ無限に、この俺ごと飲み込むほどに!」
 ワイルドハントの叫びに応えるかのように、ワイルドスペースはますますその成長速度を速めていった。


 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)は告げる。
「ハロウィンのイベントが終わったばかりで、余韻を楽しみたいところですが、緊急事態です。
 ドリームイーター最高戦力であるジグラットゼクスの『王子様』が、六本木で回収したハロウィンの魔力を使い、日本全土をワイルドスペースで覆い尽くす『創世濁流』という、恐るべき作戦を開始しました。
 現在、日本中に点在するワイルドスペースに、ハロウィンの魔力が注ぎ込まれており、急激に膨張を開始しています。
 このまま膨張を続ければ、近隣のワイルドスペースと衝突して爆発、合体して更に急膨張し、最終的に日本全土を一つのワイルドスペースで覆い尽くされてしまうでしょう。
 敵にとっては皮肉ですが、あまりに急激に成長したために、こうして予知で場所を特定できました。
 それに、皆さんの活躍で、隠されていたワイルドスペースの多くを消滅させていますから、ハロウィンの魔力といえど、すぐさま日本をワイルドスペース化するまでの力は無いようです。
 皆さん、急膨張を開始したワイルドスペースに向かい、内部に居るワイルドハントの撃破をお願いします」


「向かっていただくワイルドスペースは、上下左右もはっきりしない不安定な空間で、粘液に満たされています。
 とは言え、呼吸は出来ますし、戦闘に支障はありません。こういった場所を既に経験した方もいるでしょう。
 ここに巣くうワイルドハントは、コール・タール(マホウ使い・e10649) さんに似た姿をしていますが、それは外見だけ。
 鍵形の剣を振るい悪夢を見せ、切先で相手の心を抉り、鍵形の銃からモザイクの弾丸を発射する――ドリームイーターなのです。

 厄介な事に、ワイルドスペースには『オネイロス』という組織からの援軍が派遣されているようです。
 オネイロスの援軍は、見た目はトランプの兵士のようなドリームイーターですが、どのような戦闘能力を持っているのかは分かりません。
 援軍は一体のみですが、ワイルドハントと同時に戦う事になりますから、厳しい戦いになるでしょう。
 ただ、ワイルドハントを先に倒してしまえば、援軍は撤退するようですから、両方相手にしないのも戦術かと思います。
 もう一点。その援軍は、オネイロスの幹部である強力なドリームイーターの可能性があります。
 恐らく5体くらいが援軍に加わっていると想定されますが、どのワイルドスペースに現れるかまでは、予知することはできませんでした。
 幹部と言うだけあってかなりの戦闘力を持つ強敵ですが、今回の作戦の中核戦力である彼らを撃破する事ができれば、今後の作戦が有利に運べるかもしれません。
 幹部を倒すか、ワイルドハントを撃破するか、全員の意思を統一してしっかり作戦を立ててください。
 中途半端な作戦で返り討ちに会い、肝心のワイルドハントをも討ち漏らしては、元も子もありませんから。

 日本全土をワイルドスペース化など決してさせるわけにはいきません。
 ケルベロスのみなさんの努力の結果、この作戦を阻止するチャンスを得る事ができたのですから、その活躍を無駄にしないためにも、頑張ってください」
 そして、どうかご武運を。
 セリカはそう締めくくると、深く一礼するのだった。


参加者
シル・ウィンディア(蒼風の精霊術士・e00695)
ジョーイ・ガーシュイン(地球人の鎧装騎兵・e00706)
ラプチャー・デナイザ(真実の愛を求道する者・e04713)
コール・タール(マホウ使い・e10649)
ルイ・カナル(蒼黒の護り手・e14890)
クリームヒルト・フィムブルヴェト(輝盾の空中要塞騎士・e24545)
シマツ・ロクドウ(ナイトバード・e24895)

■リプレイ


 細切れになり、ぐちゃぐちゃになった風景が膨張を続けている。
 そこは、王子様』の策略により、日本全土を飲み込む濁流と化そうとする、ワイルドスペースだ。
 バラバラに千切れた風景は膨れ上がったかと思うと、歪み捻じれてまた千切れる。
 細胞分裂のような胎動を繰り返しては膨張していくそれは、すぐにも日本全土を押し流すほどの濁流となるだろう。
 それを阻止するために、ケルベロスたちはこの地へ踏み込んだ。
「相変わらず不思議な空間だよね~」
 ワイルドスペースを経験したことのあるシル・ウィンディア(蒼風の精霊術士・e00695)だが、何度来ても慣れることはない。
 空間を満たす粘液は、膨張のせいかますます重く圧し潰されそうだった。

「来たな、ケルベロス」
 中空に逆さで張り付いていた扉が開いて、ワイルドハントが現れる。
 モザイクの身体を衣服に包み、仮面で覆った少年の姿。それは、コール・タール(マホウ使い・e10649)にそっくりで、彼の神経を逆なでする。
(「殻に籠もらなきゃ戦えない、なりそこないが。絶対に殺してやる」)
 強い敵意を隠さないコールを見たワイルドハントは、何も言わない。
 仮面で覆い、もとよりモザイクに覆われて表情は分かりようもないが、赤く光る瞳が鋭さを増したようにも見えた。
 どこから現れたのかトランプへの兵士がワイルドハントの後ろに立っていた。スートはクラブで、七色に光る杖を持っている。
「『王子様』からの援軍か。いやはや、お優しい方だ」
 トランプ兵士は、何も言わず杖を構えた。後方からの援護をするようだ。
「どうも、ドリームイーターさん達。シマツです」
 シマツ・ロクドウ(ナイトバード・e24895)は礼儀正しくお辞儀する。
 どんな時でも礼節を欠かさないのが信条である。だから、彼女は顔を上げて、愛想よく笑いって言う。
「では死んでくださいね」

 仮面をつけ、モザイクに隠れたワイルドハントの顔で唯一存在する赤い瞳が、一層強く輝いた。


 トランプ兵士の杖から七色の光が放たれた。
 それがワイルドハントの剣と銃にくるくると巻きつくと、二つの武器は大きさと鋭さを増したようだった。
「死ぬのは貴様等だ!」
 ワイルドハントはそう言い放つと、鍵型の剣を抜き、最前列に立つケルベロスらを薙ぎ払らった。
 ルイ・カナル(蒼黒の護り手・e14890)が仲間に向かった攻撃を引き受ける。
 虹色のモザイクが激しく明滅し、眼を眩ませた。悪夢に囚われて、敵味方の区別を一瞬見失う。
(「創世濁流、ドリームイーターの目論見、今回はきっちりと阻止してやる」)
 以前の不完全な決着に、借りを返さなくてはならない。コールは、宝石のついたナイフを取り出し念じる。
「―――火、水、風、土、そして空。元素は混ざりて星となる―――」
 詠唱すればたちまちに力が生じ、放出すれば五色の光となってワイルドハントに襲い掛かった。
 ワイルドハントを貫き、剣と銃の纏う虹の光を弱めた。
「さあ、さあ。いやらしく確実に、追い詰める作業の始まりでござるよ」
 ラプチャー・デナイザ(真実の愛を求道する者・e04713)は味方の幻影を作り出す。
「チームワークならケルベロスに勝てるわけがないさ」
 アンゼリカ・アーベントロート(黄金騎使・e09974)の時空凍結弾により、トランプ兵士に氷の結晶がつく。
 一方でクリームヒルト・フィムブルヴェト(輝盾の空中要塞騎士・e24545)は悪夢を振り払い、翼を広げた。
「翼よ、治癒の光を纏うのです」
 クリームヒルトの言葉通りに、翼は大きく広がって仲間を包み込む。虹色の悪夢を払い傷を癒した。
「本丸を叩ける準備も整いつつあるようですし、此処で躓いている場合でもないですね。お役目はきっちり果たさせて頂きましょう」
 ルイは鎖の魔法陣を展開し、守護を厚くする。
「幹部じゃねえのか。まあ、どっちだろうと、ワイルドハント諸共ブッ倒すがな!」
 瞼を拭い、ジョーイ・ガーシュイン(地球人の鎧装騎兵・e00706)はアームドフォートの銃口をトランプ兵士に向けて、撃つ。
 さらに今はシマツの放出したオウガ粒子によって感覚が研ぎ澄まされている。
 巨砲と思えぬ素早さで繰り出す砲撃によって、トランプ兵は攻撃に集中ができないでいた。


 ジョーイの砲撃から間合いを取ったトランプ兵士は、杖をワイルドハントに向けた。
 虹色の光が噴水のように噴き出してに降り注ぐと、みるみるモザイクが修復されていく。
 ワイルドハントは鍵銃でモザイク弾を撃つ。コールの腕を撃ち抜き、黒の弓が無数のモザイクに覆われてしまった。
「……くっ」
 アレは敵で、そこに何の疑問も躊躇いもない。だからこそ、似たようなことをやり返されるのは癇に障るのだ。
 モザイクに塗れた大小の弓を束ねて引き絞り、漆黒の巨大矢を放った。避けにくい場所を狙い放てば、矢はモザイクの身体を掠める。
 威力は弱まっても、ワイルドハントの動きを鈍らせることはできればそれでいい。
 トランプの兵士を倒すまで、ワイルドハントを引き付け弱らせることが彼の役目だからだ。
 一方でシルの飛ばした黒影弾はトランプ兵士を侵食する。白地に黒の染みが浮かび、スートの数が増えたかのようだった。
「真実の愛を探す為、まだ世界を滅ぼされるのは困る故、今回は引いてもらうでござるよ。何がなんでも」
 ラプチャーはフェアリーブーツに理力を込めて蹴りを放つ。キラキラと輝く星型のオーラは、トランプ兵士のモザイクを容赦なく剥がしていく。平面なトランプの紙が剥がれた痕には、『何もない』のだった。
「月光は夜を照らす輝き――そして闇と共に在る光」
 以前は太陽のようだったアンゼリカの黄金は輝きは、今は静かで冷たい月の光だ。
「夜闇を抱く光の前に、魂を凍らせるといいさ!」
 厳かな宣告とともに冷たい光が貫き、衝撃を与える。感情の乏しいトランプ兵士すら、畏怖を覚えて後ずさった。
「トランプ兵士は、ワイルドハントの援護に徹するのでありますね」
 ならば、速攻で叩くべし。クリームヒルトがケルベロスチェインを放つと、鎖の猟犬はトランプ兵士を絡めとり締め上げた。
「『結びし誓約の元、我が呼びかけに応えよ。東方を守護せし者、東海青龍王敖広』」
 ルイの呼び声に応え、青龍の力が手にしたハンマーに宿る。忽ちに蒼の雷光が奔り、トランプ兵を撃ち据えた。
 それは楔となり、猟犬に絡めとられたトランプ兵の自由を完全に奪った。

 ケルベロスたちの攻撃が自分を飛び越えてトランプ兵士にワイルドハントは気づいた。
「援護から叩く……なるほど、正しいな。おい、こっちはいいから反撃しろ!」
 トランプ兵は頷いて、自分に虹の光を注ぎ、縛鎖と楔から逃れた。
 ワイルドハントは、鍵剣で目前の邪魔ものたちを薙ぐ。
 しかし、風のように軽やかなシルの動きは捕らえられない。
 身を挺する位置に立つルイやクリームヒルトにも、守護の力は厚く切先が碌に通らなかった。
 されにシマツの花弁が降り注ぎ、悪夢は直ちに消えていく。
「ああ、クッソ面倒くせぇ! いい加減消えろ!!」
 トランプ兵ジに向けてョーイはアームドフォートの主砲を掃射する。
 その一撃は、トランプ兵の最も脆くなっている部分を直撃した。
 ここまで集中攻撃を受け、多少の回復も遅きに失している。
 すっかり弱り切っていたトランプ兵士は、その威力の前に跡形もなく消滅したのだった。


 トランプ兵士の消滅にもさして心を動かされた風もなく、ワイルドハントはもう一つ、別の鍵を顕した。
 心抉る鍵がラプチャーを狙う。しかし、バールのようなものが鍵の先端を挟み込み、その攻撃を逸らした。
「POpipipipPPPppp!!!!」
 なんか電子音を発して果敢に割り込んだのは、クリームヒルトのテレビウムだった。
「……いたのでござるか」
「ずっと応援動画を流してたのであります」
 その分、仲間たちの回復も早かったのだ。
 しかし、テレビウムのバールのようなものはあっさりと弾き飛ばされ、テレビウムはそのまま鍵を突き込まれてしまう。
「無茶しやがって……でござる」
 見えない何かに襲われ悶絶するテレビウムに、ラプチャーは思いを込めて敬礼するのだった。


「なんだお前は。……この姿に因縁があるみたいだが」
 他と違って自分ばかりを狙うこの少年の事は、ワイルドハントも気づいていた。
 ただ、興味がなかったのだ。どうせみんな、もうじき濁流にのまれるのだから。
「お前は……敵だ」
「ああ、そうだな」
 コールのその言葉を、ワイルドハントは額面通りに受け取った。砂を噛むような苛立ちをコールは抑える。
「借りも返さなきゃならない」
 それで打ち切るように、コールは跳躍し、重力を纏う蹴りを放てば、ワイルドハントはたたらを踏んだ。
 そこにシルの如意棒が伸びて、ワイルドハントを突き倒す。

「そろそろ、終わりですね」
 蒼雷纏う武器を構えて、ルイは最後通告をする。
「どうかな。お前たちだって消耗してるだろう」
 トランプ兵士の援護を失っても、自らも耗弱していても、ワイルドハントは余裕を崩さない。
 膨らみ続けるワイルドスペースが彼に絶対の自信を与えているのかもしれない。
 ワイルドハントの鍵銃を構えるが、反応は鈍い。
「お主達になれば拙者も理解出来るのでござろうか。何より理解したい物の片鱗ぐらいは」
 ラプチャーはいつになく真剣な面持ちだった。
「ふん? ……なって見るか?」
 心抉る鍵をちらつかせて、ワイルドハントは面白そうに誘った。仮面の奥の瞳が剣呑に光る。
「ま、今は敵同士。慈悲はお互いにないでござるね」
 そう言ってラプチャーは、手にした杖を投げつける。杖は小動物に変わってワイルドハントに襲い掛かり、アリたら緩場所に噛み付きひっかき、傷口を散々に広げた。
「一発デケェの行くからしっかり受け止めろよ?」
「なにっ!?」
 纏わりつく小動物にてこずり、何とか引き剥がした時には、ジョーイが鬼神の形相で間合いに滑りこんでいた。
「でぇりゃァァァ!!!!!」
 魂も消し飛ぶような咆哮と共に、冥刀抜きうち、激烈に斬り上げる。
 縦に斬り裂かれて、モザイクが散らばった。ワイルドハントの仮面が真ん中から断ち割られ左半分消し飛ぶ。

 ワイルドハントは跳び退り、辛うじて致命傷は免れる。
 反撃の鍵剣を振るい悪夢を見せようとするが、シマツの分身を空しく切っただけだった。
 鎖の魔法陣で守護されれば、切先も深くは通らない。
「2人の合わせた魔力で、フィニッシュといこうかっ!」
 アンゼリカは月光を纏い、シルに声をかけた。
「うん、一緒に行くよ……。これが、わたし達の全力だっ!!」
 シルは地水火風の属性エネルギーを収束する。
 精霊のエネルギーと凍てつく月光と合わさってその威力を増して飛び、ワイルドハントを吹き飛ばした。
 バラバラと崩れて飛ぶモザイクが余波で燃え尽きていく。
「…………」
 ほぼ真っ二つの胴体に、辛うじて、仮面の吹き飛んだ顔が乗っている。
 唯一残った瞳すら失くして、ただ黒い穴が、ケルベロスたちを見つめている。
 腕のモザイクは千切れてちぎれて、手にしていた武器ごとがらんと地に落ちた。
 あちこちを失くした体は、ゆらり、ぐらり、振り子のように揺れている。
 コールが近づいても、もう反応すらしなかった。
「………………」
 いや。何か、言ったような気がした。
 だけど聞き返すことはせず、コールはドラゴンの幻影を呼び出し、ワイルドハントを余さず燃やし尽くした。

「こやつ、何か言ってなかったでござるか?」
 思うところがラプチャーにもあったのだろうか。そう問いかけて来るが、コールは知らないと首を振った。
 自分の殻を被った何かの事など、わかるはずがない。
 アレはドリームイーター。今ここにこうして、仲間と共にいるのこそが自分だと、コールは思う。
(「――ろくでもない姿だけど、それでも、それが僕なのだから」)


 ワイルドハントの消えた跡をコールは見つめていたが、不意にぺたりとその空間がくっつきへこんだ。
「わっわっ! なんか天井が萎んでるよー!?」
 シルが指さす天井……なのかどうか、確かに上方の空間が真っ暗になり、みるみる縮んで、落ちて来るのが見て取れた。
 さながら風船の空気が徐々に抜けていくように萎れ、そこから真黒に変色しては崩れて消える。
 大急ぎで撤退する。
 皆が元の空間にまろびでて暫くの後、ワイルドスペースは完全に消失した。

 かくてケルベロスたちは、『王子様』の目論みをまた一つ、砕いたのだった。

作者:黄秦 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年11月15日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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