創世濁流撃破作戦~邪竜の冥き陽炎

作者:神南深紅

 辺りは一面、モザイクばかりであった。通常の領域とは異なるワイルドスペースにソレは在った。背には黒い鴉の翼を広げ、更に漆黒の髪が舞い口もとには不敵な笑みが浮かぶ。
「これがハロウィンの力か。みなぎってくるぞ。必ずやケルベロスをしとめ、援軍など無用であったと我が力をかの『王子様』に見せつけてくれるぞ」
 紅く光る瞳を細め、半ば竜身の男は哄笑した。
「ハロウィンが終わったばかりで済まぬがのっぴきならない事態のようだ。赦してくれ」
 ヴォルヴァ・ヴォルドン(ドワーフのヘリオライダー・en0093)は会釈した。
「ドリームイーター最強とも目されるジグラットゼクスの『王子様』が六本木で得たハロウィンの魔力を使って『創世濁流』という作戦を始めたようだ」
 ヴォルヴァは嘆息する。日本中に存在するワイルドスペースに魔力が注ぎ込まれれば、急速に膨張し隣合うワイルドスペースと連なり、いずれは日本中を覆い尽くすだろう。
「幸い、皆の活躍で潰されたワイルドスペースも多くて、今すぐ作戦が完遂されることはないが、さほど猶予はなかろうよ」
 だから今、更なるワイルドハンドの撃破によるワイルドスペースの消滅が望まれるのだ。
「皆に行ってもらうのは特殊な空間だが、戦闘に支障はない。有利にも不利にもならぬ割と公平な場所だ。敵はワイルドハンドで近接範囲の羽根を撒き散らす技を多用する。他に遠隔単体攻撃をして、平常心や覚醒状態を奪ったりする。だが、後退も治癒もせずひたすら戦いに興じいる戦闘狂タイプのようだ。奴を倒せばワイルドスペースは消滅するのだからそれはいい。だがな」
 ヴォルヴァは表情を引き締める。
「くだんの『王子様』が援軍をさし向けるのだが、その強さが判然としない。おおかたは雑兵だろうが、おそらく5体ほどは幹部級だ。それに遭遇すれば厳しい闘いになるだろう」
 しっかりと作戦をあらかじめたてて、どのように行動するか決めておかなくてはならないだろう。
「いまだ不明な点も多い『オネイロス』だが、まずはワイルドハンドの撃破とワイルドスペースの消滅を最優先に考え、必ず生還しれくれるよう期待しているぞ」
 ヴォルヴァは信頼してるぞと、笑った。


参加者
芥河・りぼん(リサイクルエンジン・e01034)
物部・帳(お騒がせ警官・e02957)
七星・さくら(日溜りのキルシェ・e04235)
神宮司・早苗(御業抜刀術・e19074)
ルルド・コルホル(恩人殺し・e20511)
山蘭・辛夷(ネイキッドアームズ・e23513)

■リプレイ

 そこは新生されたモザイクの世界だった。地球という世界に芽生えた小さな異界はやがて奔流となりこの世界を塗り替える。
「これがハロウィンの力か。みなぎってくるぞ。必ずやケルベロスをしとめ、援軍など無用であったと我が力をかの『王子様』に見せつけてくれるぞ」
 紅く光る瞳を細め、半ば竜身の男は哄笑した。ここにさえいれば望むモノが得られると、その猛る瞳は知っているのだ。そうして、彼の望むままにモザイク世界に地球からの戦士たちが顕現する。彼の者たちはケルベロス。世界の未来を守る唯一にして最後の希望……のはずだ。
 ヘリオンからそのままワイルドハントへと流星の煌めきと重力を最大限に乗せた重く華やかな蹴り技を放った神宮司・早苗(御業抜刀術・e19074)はその反動で間合いを取る。
「あいさつ代わりの乙女のスターゲイザーじゃ。ありがたく喰らうが良いぞ」
 早苗は金色に輝く髪をかきあげ、好々爺のようにカッカッカと笑う。
「ぬかせ! こわっぱが!」
「わっぱではない。乙女じゃ、お・と・め!」
 不意打ちのように蹴られた敵はなんとか黒い羽を背に広げ、中空で体制を立て直し早苗を不毛(に見える)言い合いをする。残る者たちはその人と見比べた。
「あれがワイルドなのぉ?」
 少々、いやかなり不満げにフィアールカ・ツヴェターエヴァ(赫星拳姫・e15338)は夕暮れ色の瞳を細める。彼女の知るワイルドはもっと冷たくもっと凄味があってもっと近寄りがたい。
「スームカ! ディフェンダーに行ってなの!」
 気持ちを切り替え、フィアールカは相棒を前へと大きく振りかぶって前線に投げる。
「……どっちが本物だ?」
 冗談なのか本気なのか、ルルド・コルホル(恩人殺し・e20511)があまり表情を変えずにつぶやく。おそらく気の利いた冗句なのだろうとルルド以外の皆は思う。
「えっと、アレ! 帳さんと似てますか? あんまり似てないですよね! 雰囲気でしょうか?」
 芥河・りぼん(リサイクルエンジン・e01034)が小首をかしげると結んだ濃い茶の髪も遅れて揺れる。
「いやはや、自分が相手とは……なんとも妙な気分ですな」
 遠目からでも猛り狂う敵、ワイルドハントの姿はよく見える。物部・帳(お騒がせ警官・e02957)の目にはちょっと格好良く映るのか、なんとなく嬉しそうに見えなくもなく、決戦の緊張感はない、ように見える。
「暴走した自分との戦い……局長殿の気持ち分かるなぁ」
 リューディガー・ヴァルトラウテ(猛き銀狼・e18197)には、暴走した自分の姿をしたワイルドハントと戦ったことがある。それほど時間が経ったわけではないし、あの時の光となって消えた姿はまだ脳裏と心に刻まれている。これから局長殿も同じ思いをするのかと思うとリューディガーの胸は少しざわめく。
「じゃ、とっとと倒しちまおうかね。あんまり長引くとふかしたくなっちまうだろうからね」
 常に唇にはりついているかのような、まだ火のついていないキセルはそのままに山蘭・辛夷(ネイキッドアームズ・e23513)はソレを出す。
「たまには真面目にお仕事しないとね。えっと……ホールドアップ☆おねーさんが逮捕しちゃうゾ。あ、本当は殲滅しちゃうんだゾっと」
 白と黒、二つの色を持つ翼を背に特化刑部局の手帳を掲げた七星・さくら(日溜りのキルシェ・e04235)はにこっと笑う。
「タイホする!」
 特化刑部局の手帳の提示と皆の声が綺麗にハモる。対象がたとえデウスエクスであったとしても、それが彼らの開戦の合言葉であった(たぶん)。

 一瞬の静寂、その後でワイルドハントは耐えきれなくなったかのように絶叫した。
「バカにしているのか、そうなのか、そうだな! よし、すぐに粉々にしてやるぞ!」
 問いかけるようでいながら勝手に自己解決したワイルドハントが加速しながら接近し、大きく広げた濡れ羽色の翼から無数の羽根が飛び散ってゆく。前衛を勤めるリューディガー、ルルド、フィアールカ、そして彼女のミミックである『スームカ』に次々と羽根が突き刺さる。しかし、鈍い痛みはあるものの、戦意にも戦闘能力にも支障はない。
「さては貴様! 脳筋だな?」
 本体である帳とはずいぶんと中身は違うと思いつつ、リューディガーは腕に絡めたケルベロスチェインを無造作に投げる。チェインはそれ自体が命あるものであるかのように足下から広がり、リューディガーと同じ前衛たちに守護の魔法陣を描いてゆく。そこから沸き立つ力には治癒と防御の効果がある。
「リューディガーさん! さすがですね! 素早いです! もうほとんど傷がふさがっているみたいですけど、でもでも! せっかくだからわたしからも愛のヒールドローン、飛ばしちゃいます!」
 藍色の瞳を夜明けの様に輝かせ、りぼんは小型の治療用無人を巧みに操ってゆく。この二人の間髪入れない回復でワイルドハントが放った攻撃によるダメージはほぼ相殺されている。それどころか防御の力が上昇している。
 ルルドの身体から離れた『影狼』が形を変え鋭い切っ先を持つ槍になる。その手になじむ柄を握りしめると、ルルドは身体をしなやかに振りかぶり渾身の力をもって敵へと繰り出した。槍に変化したブラックスライムはあっさりとワイルドハントを刺し貫き、そこからにじむ毒が敵の内部を侵食してゆく。そうしてしまってからルルドはぼそっとつぶやいた。
「こっちで間違いない、な」
 振り返って帳を見つめ、もう一度前を向いて腹を抱えて後ずさりする敵を見る。
「もし、間違っていたら……」
 ルルドはもう一度振り返る。
「大丈夫です! 私が本物です! 不安にならないでください!」
 すでに制圧射撃の構えに入っていた帳はやや早口で言い、豪奢なくらいの大盤振る舞いで敵の足元に弾丸を打ち込んでゆく。そう、あくまで異界の地面をえぐる方が多く、同じ顔をしたワイルドハントには申し訳程度にしか当たらない。
「局長、腕がなまってるんじゃないのかい。訓練してる?」
 速攻、辛夷からの有難くも優しく手厳しい言葉が飛ぶ。
「もう、帳くんも自分相手だからって真面目にやらないとだめじゃないー」
「やってます! 頑張ってます! 力の限り!」
「……そうだったわね。帳くん、あんまり射撃が上手じゃなかったわよねー」
 とはいえ、帳の攻撃がある程度の効果をあげていることから、さくらはワイルドハントの能力を類推する。対デウスエクス用のウイルスカプセルを投げつけながら、それほど強い敵ではなさそうだと思う。
「これなるは女神の舞、流れし脚はヴォルガの激流! サラスヴァティー・サーンクツィイ!」
 フィアールカの声とともに、芸術の域にまで到達した美しくもしなやかな動きから怒涛の様に蹴り技が連続して繰り出される。
「ぐほっ、げはっ!」
 くぐもった悲鳴とともにゲシゲシにされたワイルドハントが転がってゆく。追い打つように『スカーム』から飛び出す武器が敵へと突き刺さった。

「吾輩の助力なしではすぐに倒されてしまいそうですな」
 モザイクの世界に最後の闖入者が姿を現した。ほくそ笑むのはカボチャパンツと白衣、モザイクのある派手な帽子をかぶったウサギ型のドリームイーターであった。手には武器の様に試験管を、そして目には悪意と蔑視をにじませている。
「おぬしがこいつの援軍か? パッと見、雑魚キャラには見えないけど、もしかして『オネイロス』の幹部か」
 普段とは違う、少し硬質な口調で辛夷が問いつつも、アームドフォートの主砲からは容赦のない一斉射撃が現れたばかりの敵へと向かう。その攻撃を避けることもせず受けたウサギのドリームイーターはパンパンと白衣を払う。まるで辛夷の攻撃はその程度なのだ、とでも伝えるかのように。
「やってくれるな」
 緑の瞳に強い光をたたえる辛夷に帽子のせいで表情のわからないながらもウサギは笑った、ようだった。
「吾輩はただの援軍。この戦いの主役はあくまでケルベロスとそこの君だ」
 ウサギは手にした毒々しい試験管を傷ついたワイルドハントに投げつける。ガチャっとカラスの割れる音がして、液体がワイルドハントに降りかかりすぐに身体の中へと侵入する。
「うぉおおおおお!」
 ワイルドハントは帳と似た顔形が変わるほど大きな口を開けて絶叫した。傷は瞬く間に消え、それどころか身体さえもが一回り大きくなる。えげつないほどの薬効がワイルドハントを強化しているのだ。
「さぁ、吾輩の前で実験を開始してくれたまへ」
 まだ未使用のフラスコを手に言うウサギはどこか楽しげだ。
「おぬし、不愉快な奴じゃのぉ。しかし、まずはコレからじゃ」
 空の霊力をはらんだエアシューズ『風花』がワイルドハントの傷跡をえぐる。血しぶきの様にきらめくモザイクが宙に舞う。
「みなぎる! みなぎってくるぞ! 俺の身体に力が満ち溢れている! ぐはははっ!」
 高笑いをしつつワイルドハントは再び鴉の羽根を撒き散らす。今度は先ほどとは比べ物にならないほどの、質と量。そして威力のこもった連続攻撃が最前線で戦う者たちの体中に突き刺さってゆく。激しい痛みが刺さった箇所から広がってゆく。
「皆さん! 大丈夫ですか?」
 同じ羽根の攻撃なのに一度目とは明らかに違う皆の様子に帳は思わず声をあげる。
「大丈夫だ、局長殿……それに」
 リューディガーは援軍と称するウサギ型ドリームイーターに顔を向ける。
「援軍とやらがこういう行動に出るだろうことは先刻お見通しだ」
 リューディガーは妖精の祝福を受けた矢をフィアールカへと放ち、敵へと放つ攻撃に打ち破る力を贈る。
「なるほど。朴訥そうで杓子定規かとおもいきや、なかなかいい読みをする」
 ウサギ型ドリームイーターがリューディガーの動きに感嘆の声をあげるが、口調も態度も完璧に上から目線だ。
「さくらさん! わたし達で皆さんを支えますよ!」
 りぼんは再び治癒の無人機を操作し、同じくメディックのさくらに声を掛ける。どうにも自分だけでは仲間たちの傷をふさぎきれないと判断したからだ。
「わかったわ。おねーさんにまかせてね、りぼんちゃん」
 さくらが応じる間にもルルドが戦場を動く。その動きに応じてアネモネの花びらが舞い、羽根で傷つけられた箇所の痛みは潮が引く様に薄れてゆく。しかし、その回復力は劇的というほどではなく、りぼんの癒しと合わせてもまだ復調とはならない。
「厄介だな」
 ルルドの血色が浮く紅玉の瞳が鈍く翳る。このまま敵はドーピングの効果を持続するのか、それともまだ変化してゆくのか。
「なんかもうずいぶんと私とは違ってきていますよね。ホッとしたような、そうじゃないような」
 複雑な気持ちを全て語る暇もなく、帳はその身に宿した『御業』を放ち、敵を鷲掴みにしようとする。なんだかんだ言っても、己の姿を映したワイルドハントへの攻撃の手は緩めない。
「わたしのドローンちゃんだって、りぼんちゃんのドローンちゃんに負けないくらい頑張り屋さんなんだからー」
 さくらが操る無人機からも治癒の力が放たれる。
「あなたの強さは借り物だから、今から剥ぎ取ってしまうわね」
 フィアールカのフェアリーブーツから放たれた降魔の一撃がワイルドハントの魂を喰らう。
「ぐ、ぐぉおおお。俺の力が……」
 ウサギ型ドリームイーターから与えられた力が消え、元々のエネルギーまでもがフィアールカに奪われた喪失感に、もうワイルドハントは立っていられなくなりしりもちをつく。スムーカはウサギへと愚者の黄金を使うが目立った効果はない。
「かっこ悪いぞ、局長……って、偽物のほうだったねぇ」
 キセルを唇に張り付かせたまま器用に笑う辛夷。『わかっていて言っている癖に』と思ったのは、たぶん、ほぼ全員――ルルドは不明――だろう。
「おぬしがいなければこの任務も随分と楽になるのだがなぁ」
 瞬時に雰囲気を変えた辛夷が稲妻の螺旋を持つ手裏剣を援軍たるウサギに投げる。
「紫電一閃、私の螺旋は痺れるよ」
 高圧の電流がウサギの身体を駆け巡る。
「なるほど、これは耐えがたい痛みを10とれば3程度の痛みがある」
 ウサギは自分の身体の変化さえ冷徹に分析し、別の手にした試験官を毒々しい液体を無造作に飲み干す。
「いやな敵ね。ねぇ、スムーカ」
 フィアールカの硬質で繊細な美しい顔に嫌悪が浮かぶ。

 どれだけの時間が過ぎ、どれだけの攻防が続いたのか。相変わらず援軍だというウサギのドリームイーターは相変わらずワイルドハントを強化し戦わせ、その様を観察している風で自分から能動的には戦わない。対するケルベロスはリューディガーの祝福の矢により強化を無効する。さくらが使う殺神ウイルスがもたらすアンチヒールもウサギ型ドリームイーターの薬効、その回復の力を無効にする。
「全砲門、一斉掃射。目標を殲滅する!」
 リューディガーが装備する全ての射撃系武器が一斉に攻撃を放つ。強烈で圧倒的な火力がワイルドハントを焼き尽くした。燃えカスとなって転がる帳……の姿を模した敵が倒された。と、同時にこの小さなモザイクの世界が崩壊してゆく。
「終わったみたい、スムーカもありがとう」
 静かな口調でフィアールカが言う。真っ黒になったワイルドハントの姿もモザイクとなって崩れていった。

「最初から最後まで、なんとも奇妙な気分でありますな」
 帳はもう似ていない燃えた敵の姿を見下ろしてもう一度同じようなことを言う。
「……なんか、俺が、すまんな局長殿」
「いえいえ、リューディガー殿には後でアンパンあげますね!」
「いや、俺は遠慮しておく……」
「物部ののほほんとした顔を見ると安心するねぇ」
 2人のやり取りを見ていた辛夷もやっと表情を柔らかくする。

「残念ながら吾輩の実験もここまでか」
 本当に残念そうにウサギ型ドリームイーターは跳躍し、後方へと間合いを取る。
「あぁ~! 行ってしまいましたね! 追いかけるにしても、この世界がなくなってしまいます!」
 悔しそうにりぼんが言う。謎の組織『オネイロス』の秘密を知るウサギの姿はどんどん小さくなってゆく。

「吾輩へ熱い視線、覚えておきますよ」
 ウサギはさくらにギョロっとした目を向けると、閉じる世界を離れ、どこかへと跳んでいった。
「あらー、わたしの視線に気づいてたなんてー」
 さくらは頬に手をあてにこっと笑う。実はこっそりとデジカメで撮影していたのだ。もちろん戦いながらだから、それほどクリアな映像ではないだろう。
「じゃ、戻ったら打ち上げに行きましょう!」
 帳が言う。
「バイト先のお店予約済みですよ!」
「打ち上げ? いくいくー! お酒はまだ飲めんがっ! ルルドも行くでしょ?」
 りぼんが言うと早苗はさっそく手を挙げ、ルルドへと振り返る。
「俺も行く。皆で行こう」
 穏やかな雰囲気がゆっくりと皆の間にたゆたってゆく。

 世界の平和は今回も守られたのだった。

作者:神南深紅 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年11月15日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 2
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