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そこは鬱蒼と木の茂る森の様でもあったが、同時に紅蓮の揺らめきが揺蕩う火事場の様でもあった。
「これがハロウィンの魔力……俺のワイルドスペースは濁流となり、ついには世界を覆う事さえ……」
ぼそりぼそりと籠もった声を発する、屈強な体躯の男。胸の中央にはぽっかりと穴が空き、血とも炎とも思える紅い光が灯る。
その頭部はフルフェイスのメットで覆われており、閉じられたアイシールドのせいで表情をうかがい知る事さえ出来ない。
「『王子様』からの援軍も……ならばケルベロスとやらも……恐るるに足らず……『創世濁流』作戦は、成功させる……」
右手には錆びて所々刃こぼれした大鉈を担ぎ、左手には鋭利な鉤爪。
黒いアイシールド越しに怪しく光る紅き双眼は、まだ見ぬ宿敵を遠く見据えていた。
●
「ハロウィンのイベントが終わったばかりで慌ただしいのですが、緊急事態です。ドリームイーターの最高戦力であるジグラットゼクスの『王子様』が、六本木で回収したハロウィンの魔力を使い、日本全土をワイルドスペースで覆い尽くそうとしているのです」
セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)の説明によれば、その作戦名は「創世濁流」。
日本中に点在するワイルドスペースにハロウィンの魔力が注ぎ込まれ、急激に膨張し始めている。
このまま膨れあがれば、近隣のワイルドスペースと衝突して爆発、合体して更に急膨張し、最終的には日本全土が一つのワイルドスペースで覆い尽くされる事になると言う。
「幸い、皆さんの活躍によって隠されていたワイルドスペースの多くは消滅しており、ただちに日本を覆い尽くす程の力は無い様です。急ぎ、急膨張したワイルドスペースへ向かい、ワイルドハントの撃破をお願い致します!」
「戦場となるワイルドスペースは、炎に包まれた森の様なモザイク空間ですが、現実には平坦で広いスペースです。戦うのに支障はありません」
そしてワイルドハントだが、俊敏さとタフネスに優れ、近接戦闘を得意とするタイプ。言うまでもない事だが、交渉や駆け引きは通用しないだろう。
それに加え、『オネイロス』なる組織からの援軍であるドリームイーターが1体派遣されていると言う。
いずれも戦闘力に秀でたタイプの敵であり、2体同時に相手にするのは決して容易ではないはずだ。
「援軍はトランプの兵士のようなドリームイーターと思われますが、戦闘力など詳細は不明です」
敵はこの2体となるが、先にワイルドハントを撃破した場合、その時点でワイルドスペースは消滅し、オネイロスの援軍は撤退すると言う。
逆に援軍の方を先に撃破したならば、続けてワイルドハントも討伐しなければ、ワイルドスペースを消滅させる事は出来ない。
「……と言うのも、この援軍としてオネイロスの幹部クラスが派遣される可能性があるのです。もしその様な場合、幹部の撃破を優先するか、ワイルドスペースの消滅を優先するか、事前に決めておいた方が良いと思うのです」
幹部は当然ながら戦闘力が高く、二兎を追えばどちらも撃退出来ずに敗退……という事にもなりかねないのだから。
「ドリームイーターの最強戦力と謳われる相手、ジグラットゼクスの『王子様』……伊達では無いでしょうが、日本をワイルドスペースに呑み込ませる訳にはいきません!」
参加者 | |
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深月・雨音(夜行性小熊猫・e00887) |
トエル・レッドシャトー(茨の器・e01524) |
塚原・宗近(地獄の重撃・e02426) |
嵐城・タツマ(ヘルヴァフィスト・e03283) |
空飛・空牙(空望む流浪人・e03810) |
イリス・フルーリア(銀天の剣・e09423) |
ニュニル・ベルクローネス(ミスティックテラー・e09758) |
天羽生・詩乃(夜明け色のリンクス・e26722) |
●
「森が燃えてる? ……でも熱くないにゃ」
森を住処としていた経験を持つ深月・雨音(夜行性小熊猫・e00887)だが、ワイルドスペース内は、まるで火事が起きた森の様な奇妙なモザイク空間。
レッサーパンダのウェアライダーである彼女は、愛らしい小動物の様な仕草で周囲を見回しながら、足場を確認するなど戦いに備える事も忘れない。
「最近ほんと元気だなー、夢喰い。放置もできねぇし……やれやれだ」
ため息交じりに零すのは、空飛・空牙(空望む流浪人・e03810)。
彼らが蠢動する以上、人的被害が発生するのは常だが、今回の作戦に関しては日本全土が標的というからスケールも大きい。
「ワイルドスペースと直接関わるのは今回が初となるけれど……」
こちらも同様にスペース内を偵察しつつ、塚原・宗近(地獄の重撃・e02426)。
真面目な好青年と言った第一印象を裏切らない彼。ワイルドスペースの事件は初めてであっても、ケルベロスとしては多くの経験を経ており緊張の様子は無い。
「あれか……ちっ」
低く呟いて、舌打ちをしたのは嵐城・タツマ(ヘルヴァフィスト・e03283)。
揺れるモザイクを背に、こちらを見下ろす様に立つ2つの人影が有った。
「来たか……ケルベロス」
ワイルドハントもまた一行を認め、低く呟いた様だった。
肩に担いでいた大鉈を降ろすのに合わせ、首輪に繋がる鉄鎖がジャラリ、と音を立てる。
「今回もハズレか……まぁいい、敵は全部ぶっ倒して帰るに越した事はねぇからな」
タツマが苦笑交じりにそう言ったのは、ワイルドハントの横に立つ、童話か絵本にでも出てきそうなトランプをモチーフとした出で立ちの兵士を見てのこと。
今回の同時作戦においては、ジグラットゼクスの『王子様』によって『オネイロス』なる組織からの援軍が投入されている。
幾つかのワイルドスペースにはその幹部クラスも派遣されて居るとの事だが、ここに派遣されたのは一般兵の様だ。
「目の前のデウスエクスを燃やし尽くすだけです」
どの様な状況であれ、どの様な相手であれ、自分に出来る事をやるだけ。独り言の様に呟くのはトエル・レッドシャトー(茨の器・e01524)。
普段はどこか遠くを見る様なその瞳が、今は眼前の敵を真っ向から見据えている。
「倒れるのは、お前達だ……『創世濁流』作戦……邪魔はさせない」
籠もる様に低く響くワイルドハントの声。
「日本をワイルドスペースで覆い尽くすなんて、そんなことさせません!」
イリス・フルーリア(銀天の剣・e09423)は、即座に言い返す。
いかに暴走時の姿であっても、知り合いと同じ外見の敵と対峙する事に、少なからず思う所もある筈。そんな迷いを振り払うつもりもあってか、鋭く言い放つ。
「創世濁流。正にドリームイーターの世界を広げる、といった所かな……でもキミ達の描く夢は愉しそうじゃなさそうだし、その野望、阻止させて貰うよ」
一方こちらは、若く小柄な容姿に似合わず余裕たっぷりの様子で応じるニュニル・ベルクローネス(ミスティックテラー・e09758)。
「ね、マルコ?」
小脇に抱えたクマのぬいぐるみに尋ねる仕草には年相応の一面も感じられるが、マルコをリボンで腰に括り付け、間もなく始まるであろう戦いに備える。
「ほざけ、貴様等如き我らで十分よ! 濁流となったワイルドスペースがこの列島を呑み込む様を、あの世から眺めるが良い!」
必勝の覚悟を示すケルベロスに対し、槍を手にしたトランプ兵もまた、絶対的自信を覗わせる口調。
「そんな事は絶対にさせない……皆は必ず守るよ!」
言うが早いか、左右の仲間にアイコンタクトを取って駆け出す天羽生・詩乃(夜明け色のリンクス・e26722)。
年齢以上にあどけなさを感じさせる外見と声だが、その正義感や勇気は人一倍。
先陣を切る詩乃に続きケルベロス、そしてワイルドハントらも一斉に戦闘態勢へ突入する。
●
「いくよジゼルカ!」
ライドキャリバー、ジゼルカと共に真っ向からワイルドハントとの間合いを詰める詩乃。
「創世なんとかなどはよくわからないけど、王子様とやらの好きのままにはさせないにゃ!」
これに続き、エアシューズで滑走する雨音。
「……!」
攻撃の対象が自分であると判断した伐採者ワイルドハントは、大鉈を手に半身の姿勢で身構える。
「たあぁっ!」
勢いもそのままに、飛び掛かって斬り付ける詩乃。
「ふんっ……!」
鉈でそのチェーンソー剣を受け止めた伐採者だが、詩乃は剣の刃を一層高速回転させて激しく火花を散らす。
「目眩ましなど……」
「やっぱり、かなり強いかも」
片手で詩乃の攻撃を受けつつ、もう片手の鉤爪で更なる攻撃を防ぐ構えの伐採者。想定されていた事だが、その技量は歴戦のケルベロスをも圧倒する。
「だったら弱い方からにゃ!」
しかし軽やかなクイックターンで進路を変えた雨音は、そのままトランプ兵へ。作戦通りだ。
「何っ!? 俺を狙う気か……ぐうっ!」
滑走の摩擦熱から炎を起こすと、舞う様なステップで弧状の炎刃を放つ。
「幸いこちらは、さほどの実力では無いみたいだね。予定通り早期撃破といこう」
トランプ兵の戦力が概ね予想の範囲内だと判断した宗近は、間髪を入れずにケルベロスチェインを伸ばし、その平面的な身体に鎖を巻き付ける。
トランプ兵からすれば、ワイルドスペースを消滅させる為のトリガーはワイルドハント。
自分はあくまで援軍という立ち位置なのだから、積極的に狙われる事は想定外だったのかも知れない。
「クラブのジャックか、ギリギリ及第点って所だな」
大物食いを是とする彼にとって、幹部では無いトランプ兵であっても、せめて絵札であって欲しいと言う想いがあった様だ。
「そんじゃ、その存在狩らせてもらうぜ? 悪いが悪く思うなよ!」
一方の空牙はと言うと、戦闘開始と同時に蒼穹色のヘッドホンを装着。戦いに相応しい音楽を聴くためか、或いは戦いの音を遮断する為のものだろうか。
いずれにしても、ハンマーを砲撃形態に変化させたタツマと空牙は、続けざまに轟竜砲を撃ち込んでトランプ兵の動きを更に鈍らせてゆく。
「光よ、かの敵を束縛する鎖と為れ! 銀天剣・玖の斬!!」
更に間を置かず、天より降り注ぐ光を自らのケルベロスチェインに集中させるイリス。放たれた光鎖は、二重三重にトランプ兵を縛めて益々回避を困難にしてゆく。
「舐められた……ものだな」
頭越しに援軍の方を攻撃されれば、忸怩たる物があったのか。伐採者は迎撃の姿勢から一転、攻勢へ転じる。
詩乃の剣を片手で払いのけると、そのまま鉤爪で彼女の腕に斬り掛かる。
「つっ!? 動きも速いし力も強い……でも!」
「これは勇猛なる番犬への凱歌。いざ進もう、勝利の道を」
詩乃が体勢を立て直すと同時、炸裂するのはニュニルのブレイブマイン。傷を癒しながら、同時に仲間の士気を鼓舞する。
「野放しにするつもりはありません」
無論、ケルベロスとしてもワイルドハントを好き放題に暴れさせるつもりは無い。トエルは長い脚をしならせるようにして、炎の刃を放ちこれを牽制する。
「ええい、オネイロスを侮るなよ!」
予想以上に統制の取れた戦いを見せるケルベロスに、少なからず動揺を見せるトランプ兵。
それでも自身の傷を和らげ、縛めを緩める事で持久戦の構えを見せる。
●
「はぁぁっ……!」
「くっ! 不味いかも……一旦退いて回復するね!」
ワイルドハントの矢面に立ち続けた詩乃だったが、凄まじい勢いで振るわれる鉈と鉤爪によって体力を削られてゆく。体勢を立て直す為に飛び退る、が。
「むざむざ逃すか……」
「っ!?」
渾身の力を籠めるように、一際高く振り上げられる大鉈。
「ぐっ……なるほど、薄っぺらい奴よりは大分マシみたいだな?」
彼女を庇いつつ、伐採者の前に立ち塞がったのはタツマ。
オウガメタルでカバーさせているとは言え、受け止めた腕に響く衝撃に顔をしかめつつ不敵に笑む。
「有り難う! 内蔵兵装起動、魔術回路と接続……完了。対象の身体状況をスキャンします…………完了。すぐに治して復帰するから!」
詩乃はこの期に応急手当用マニピュレーターを魔術回路に接続し、急ぎ傷を治癒してゆく。
「大丈夫、いざとなればボク達が交代しよう。クロノワ、狙いを分散させるんだ」
癒やしのオーラで詩乃を治療しつつ、ウイングキャットのクロノワに指示を出すニュニル。
しかし詩乃達が身を挺して強敵を食い止め続けた成果は、じわじわと結実の時を迎えようとしていた。
「いい加減倒れるにゃ!」
「ほざけタヌキの小娘が! ……1匹ずつ葬るのだ! 数さえ減ればどうとでもやり様はある!」
回避困難となったトランプ兵に対して確実にダメージを与えて行くケルベロス。しかし完全に防戦一方となった相手を崩すのは容易ではない。
トランプ兵もまた、ワイルドハントにそんな指示を出しつつ自身の体力を回復せんと試みる。
「タヌキじゃないにゃ!! もう怒ったにゃ!」
逆鱗に触れたトランプ兵に対して、愛刀凛月を抜き放つ雨音。
「援護するね、離れていても軽い攻撃をするつもりはないよ」
宗近は激昂する雨音の攻撃にタイミングを合わせ、サイコフォースによる爆破を見舞う。
「ぐはぁっ……ま、まだだ! この様な所で破れては、王子様に顔向け出来ぬ……」
霊体を直接汚染破壊する斬撃と、身体の一部を吹き飛ばす爆破攻撃によって、致命的なダメージを負った様子のトランプ兵。
「空牙さん、もう一息だと思います。行きましょう」
言うが早いか、イリスの精神操作によるケルベロスチェインが、地を這うような低い軌道からトランプ兵の脚、そして身体を雁字搦めに縛り上げる。
「攻撃は最大の防御って言うもんな。……斬ってもいいぜ? その後の保証はしねぇがな」
「お、のれぇ……っ!」
数体の影分身と共に間合いを詰めた空牙。トランプ兵も必死に槍を振るって最後の一撃を浴びせんと抗うが、それも幻影。
死角から異装旋棍を叩き込まれ、ついにその場に倒れ伏す。
「ふん……援軍など無くとも……俺のハロウィンの魔力は……!」
トランプ兵を失ったとはいえ、当然ワイルドハントの戦意が衰える事は無い。
相手は一体ではあるが、ケルベロスの体力もまたある程度消耗を強いられている。ここからが佳境だ。
●
「知り合いの姿を取られるのは気分の良い物ではありません……! 退場して頂きます!」
再び放たれたイリスの銀天剣・玖の斬(プラタシェロ・カディナ)が、今度はワイルドハントへと絡みつく。
「雨音さん!」
「任されたにゃ! 一気に倒すにゃ!」
呼び声に応じるが早いか、軽やかな足運びで敵の側面を突く雨音。
非物質化した凛月の刀身が、伐採者の脇から背に掛けてを深々と斬り付ける。
「があぁっ……!」
さしものワイルドハントも、息つく暇すら与えない波状攻撃の前に、じわじわとその体力を削られてゆく。
「俺の鉈は……全てを切り倒す……!」
しかしその苛烈な攻撃は全く衰えを見せない。
風切り唸りを上げて投じられる大鉈。
「く、うっ! ……みんなっ、今のうち!」
機械の外皮を覆う月白色のオウガメタルを以て、この鉈を受け止める詩乃。気力で体勢を維持しつつ、皆へ呼びかける。
「無茶するなぁ」
今度は彼女を治癒し、護るために分身の幻影を放ちつつ呟く空牙。
「ワイルドスペースごと、吹き飛ばすか」
自身のグラビティチェインや、敵の魂を拳に握り込むタツマ。
「援護射撃、付き合うよ」
これに呼応する様に、ガトリングガンを構える宗近。
「釣りはいらねぇ、遠慮せずくたばれ!」
雨霰の如く降り注ぐ弾丸と、凝縮され、投じられるグラビティの結晶。
「ぐあぁっ!」
頑強を以て鳴るワイルドハントの身体も、鮮血を噴き出し、深く傷つく。
そしてついには、グラリと上体をよろめかせる。
「さぁ、そろそろ幕を引くとしようか。良いかいトエル」
「はい、いつでも」
優雅な振る舞いから一変、トエルの返答と共に高速で距離を詰めるニュニル。
拳のインパクトと同時に百花繚乱から放たれた網状の霊力が、伐採者の身体を捕縛する。
「戒め、砌絶つ堰よ…ここに」
トエルもこれを受け、美しい白髪の一房を僅かに切る。
「おのれ……おのれぇぇぇ……っ!」
髪を媒介として錬成された魔法の弾は、正確にワイルドハントの眉間を撃ち抜いた。
●
「お疲れ様でした、皆さん。お怪我は有りませんか?」
気遣わしげに皆を見回して訪ねるイリス。しかし幸い、重い傷を負った者は居ない様だ。
「ヒーラーなんて初めてだったが……まぁ皆無事だったし良いか」
ヘッドホンを外しつつ、相変わらず軽い調子で笑う空牙。
「それにしても、失礼なトランプ兵だったにゃ!」
勝利に表情を緩めつつも、タヌキと思われた事には未だに憤慨しつつ、雨音。
「皆を守れて良かったよ。頑張ったよね、ジゼルカ」
ふーっとため息を零す詩乃。
ここが崩れると全体が瓦解しかねない扇の要だっただけに、心労もひとしおだった事だろう。
「この面子なら、大物相手でもぶっ倒せてたかもな」
逃した獲物を惜しむような調子で呟くタツマ。
他の戦場の、特に幹部達との戦いの行方も気になる所だ。
「とは言え流石にちょっと疲れたね。早く帰って汗を流したいよ」
腰に括り付けていたマルコを解いて抱き直し、やや安堵の色を滲ませるニュニル。
「いずれにしても、日本侵攻の阻止を以って初陣の土産と……させて貰えそうかな」
作戦全体の推移を案じつつも、そこは仲間達を信じて確信めいた口調の宗近。
「私達の役目は果たせましたし、後は帰投してからの報せを待ちましょう」
やはりどこか遠い目をしつつ言うトエル。一行もこれに頷いて、踵を返す。
かくしてワイルドハントとトランプ兵を見事討ち果たし、創世濁流撃破作戦の一端を完遂した一行。
いまだ激闘のさなかにある同胞も多いだろうが、取り急ぎ自身らの朗報を携え、消えゆくワイルドスペースを後にするのだった。
作者:小茄 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2017年11月15日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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