南瓜爆車大阪の陣~マッドパンプキン・バスターズ!

作者:Oh-No


 活気に溢れる商店街では、いたるところで紫やオレンジを主体とした飾りが目に入る。いつの間にか定番になったハロウィンで彩られた街。その往来を、まさにハロウィンにふさわしい姿をしたモノが走り抜けていく。
「きゃっ!」
「どこの馬鹿野郎だよ!」
 その暴走に巻き込まれた人たちから悲鳴が上がり、あるいは罵声が飛んだ。
 それがハロウィンに相応しいのは、車輪のついた南瓜といった、その姿だけ。人々の往来を横切って混乱をもたらす姿は、楽しいだろうイベントからは程遠い。
「おい、止まれ! ふざけんなや!」
 平和だった商店街をにわかに殺気立たせて、南瓜はアーケードの下を蛇行して進み行く。
 やがて南瓜はすぐ側を横切った通行人に尻餅をつかせながら、角を曲がって消えていった……。


「すっかり街はハロウィンに染まっているね。みんなも楽しむための準備は進んでいるかい?」
 ユカリ・クリスティ(ヴァルキュリアのヘリオライダー・en0176)はそう言って微笑んだけれど、すぐに真面目な顔に戻って言葉を続けた。
「ところがね、ドリームイーターの魔女たちもまた動き出しているようなんだ。大阪市内では、攻性植物の南瓜の爆車が大量発生して暴れまわっているというから、穏やかじゃない」
 南瓜の爆車は、ハロウィンの装飾を施した商店街や、ハロウィンパーティーの会場、仮装行列と言ったモノを狙って暴走を繰り返している。暴走による死者は出ていないというのが、せめてもの救いだ。
 大阪市内を駆け回る南瓜の爆車は、およそ100体以上はいるものと想定されている。群れは作らず単体で移動しており、個体の強さもさほどでないようだ。
「苦戦することはないだろうけれど、バラバラに行動してる相手を止めるってのはそれはそれで厄介だ。申し訳ないが、市内を警備しながら1体ずつ倒していってほしいというのが、僕からのお願いさ」
「――犯人は?」
 問うたケルベロスに視線を向けて、ユカリは答える。
「パッチワークの魔女に新たに加わったドリームイータ、ヘスペリデス・アバター……だとされているね。名前からして想像がつくように、第11の魔女・ヘスペリデスの力を受け継いでいる可能性が高い」
 ここでユカリは一息ついて、皆を見回した。
「ハロウィンの魔力を集めた南瓜の爆車達は、10月31日の深夜12時に自爆して、集めた魔力をこのヘスペリデス・アバターに届けようとするだろう。そうであるならば、ヘスペリデス・アバターもまた、魔力を受け取るために大阪市内に潜んでいるはずだ。――うまく見つけ出すことさえ出来れば、撃破するチャンスかもしれないね」
 それはともかく、とユカリは話を戻す。
「南瓜の爆車が襲撃するのは、ハロウィンの雰囲気がある場所だろう。襲撃を待ち構える手は確実だけど、積極的に移動中の撃破も狙えるはずさ。携帯電話で通話することはできるから、目撃情報があれば近い場所にいるチームに連絡が入ることになっているしね。
 ただ、敵は止まらず移動し続けている。通報に頼り切りだと、間に合わなくなる可能性もある。そこは気をつけてほしいな。
 あとは、南瓜の爆車の戦闘能力だけど――」
 ユカリが言うには、南瓜の爆車の攻撃は「体当たり」、「火炎を飛ばす」、「跳ね回る」というところだという。
「ただ、相手はケルベロスを倒すことが本命の狙いじゃない。逃げられないように気をつけたほうがいいかもしれない」
 余計な心配だったらごめんね、とユカリは笑った。
「何にしろ、せっかくのハロウィンだ。イベントを楽しもうとする皆が、嫌な思いをするなんて哀しいことだよ。皆には、楽しいハロウィンを守ってほしい。よろしく頼む」


参加者
クロコ・ダイナスト(牙の折れし龍王・e00651)
メイザース・リドルテイカー(夢紡ぎの騙り部・e01026)
橘・芍薬(アイアンメイデン・e01125)
タクティ・ハーロット(重力を喰らう晶龍・e06699)
外木・咒八(地球人のウィッチドクター・e07362)
アイオーニオン・クリュスタッロス(凍傷ソーダライト・e10107)
時雨・バルバトス(居場所を求める戦鬼・e33394)
アルシエル・レラジェ(無慈悲なる氷雪の弾丸・e39784)

■リプレイ


「さて、このあたりでのイベントは……」
「分担しましょ。私は目撃情報を調べるわ」
「そういうのはどうにも疎くてね、任せるぜ」
 手元の端末で情報をチェックするメイザース・リドルテイカー(夢紡ぎの騙り部・e01026)と、片目を瞑ってアイズフォンに集中する橘・芍薬(アイアンメイデン・e01125)の二人を一瞥し、時雨・バルバトス(居場所を求める戦鬼・e33394)は川面に視線を向けた。
 彼らがいるのは大阪市南部だ。目前の広い河川を越えれば、向こう側はもう堺市である。
 朝から集まった彼らは、ちょうど今、爆車探索を始めようとしていた。
「どうした、アルシエル。さっそく見つけたか」
 外木・咒八(地球人のウィッチドクター・e07362)が震えた電話を億劫そうに取ると、上空にいるアルシエル・レラジェ(無慈悲なる氷雪の弾丸・e39784)の柔らかな声が聞こえてくる。
「いや、爆車じゃないんだけどね、近くの高校で学園祭をやってるみたいだ。ちょっとハロウィンっぽい感じもするから狙われるかも」
「ああ、そういうのもあるのか。ったく、めんどくせぇ」
 咒八はそう言いながらも、聞いた場所に向かって歩きだしていた。

 クロコ・ダイナスト(牙の折れし龍王・e00651)は、指差した手を振って叫ぶ。
「あっ、見つけましたよ! ほら、そっちから道路を爆走して……、こっちに近づいてくるです!?」
 上空からは道の先までがよく見えた。タクティ・ハーロット(重力を喰らう晶龍・e06699)もクロコの横に並び、目を凝らす。
「おー、まずは1体目だな。アイオーニオン、足止めは任せるんだぜ!」
 一番近くにいたアイオーニオン・クリュスタッロス(凍傷ソーダライト・e10107)に呼びかけながら、翼をはためかせたふたりは爆車を目指して直行する。
「OK、一足先に始めさせてもらうわ」
 アイオーニオンは道路を爆走する南瓜の爆車の前に、タイミングを合わせて飛び出した。
 繰りだした飛び蹴りが南瓜の屋根に直撃し、爆車は派手にスピンする。
(「大体ね、騒がしくて、派手。その上、公共の場で迷惑を掛けるとかロクでもないのよ」)
 今日限定でなら相応しい姿かもしれないけれど、その姿は癇に障って仕方がない。
 アイオーニオンは眼鏡に指先を当てて、言い放つ。
「――ここは通行止めよ。あと存在のうるささに対する罪で、あなたの生は免停ね」


「歓迎だぜ、南瓜野郎!」
 バルバトスは直上に掲げた長柄の斧を、全身全霊の力で投げ放つ。余波でアスファルトを割りながら、鋭く回転する斧は爆車に突き刺さった。
 探索時の低テンションとはうって変わって、バルバトスは意気軒昂だ。
 続いたのはタクティ。上空から下降する勢いのままに足先を叩き込む。
「その格好で走り回ってるだけじゃ、ハロウィンぽさなんてないのだぜー? 馬車らしく乗せる相手……、ひょっとしていないんだぜ?」
 投げかけた挑発の言葉で、南瓜に赤みがさしたのは果たして気のせいだろうか? 爆車はスリップしたタイヤが上げる煙を曳いて猛ダッシュ、タクティに躍りかかったが、しかし。
「ウェーイ! なんて、させないんですよ!」
 割り込んだクロコによって止められる。
「だいたいですね、皆楽しみにしてたハロウィンで暴れるだなんて、リア充ドキュンよりもドキュンですね! そんなドキュンはさっさと廃車……、ん? 南瓜だから生ゴミで焼却処分……? と、とにかく捨てちゃいますので覚悟してください!」
 クロコは指先を突きつけ、反り返ったポーズで説教をかますが、途中で若干グダって無理やりまとめる。
「まぁなんでもいいんだがよ、他人を巻き込むようなめんどくせえのは止めてほしいってこった」
 嘆息しつつ、咒八は薬瓶を投げた。南瓜に当たって砕けた薬瓶は、停滞という安息へ誘う薬を撒き散らす。
「――あばよ、安らぎへの憧憬に沈め」
 それは鮮烈な赤い花が鱗茎に秘めた優しい刃。ハロウィンに猛る妖かしの類ですら沈めるだろう。

 こうして南瓜の爆車、その1体目はさほど苦労することもなく片付いた。
「南瓜の馬車ならぬ、南瓜の爆車か。……ひょっとして、シャレのつもりなのかしらね」
 動かなくなった爆車をコンコンと握った手で叩きながら、芍薬が呟く。
「知らんが、爆弾の車ってことだろ? まぁ、なんでも良いが、爆発する前に真っ二つにしとくか。食えねぇのが残念だがな」
 大斧を肩に担いだバルバトスは、まだ自爆するかもしれないと油断なく睨めつける。
「面白い趣向とは言えるかもしれないね。しかし、今年もハロウィンにドリームイーターの大攻勢とはねえ。『数を揃えれば勝てる』なんて考えなら、そうは上手くいかないって教えてあげるとしようか」
 なにしろ、一日はまだはじまったばかり。これからどれだけ狩れるかが勝負だ。
 メイザースは三角帽子の鍔をついと持ち上げて、海賊船長風のコートを翻した。大阪の下町では浮きそうな仮装姿も、今日ばかりは実に正しいドレスコードである。


 5体目の目標は、商店街の向こう側に出たという。
「……このまま商店街を抜けるのが一番早いみたいね。行きましょうか」
 アイオーニオンの冷静な案内に従って、人混みをすり抜けるようにケルベロスたちは進んだ。
 商店街はハロウィンの装いで華やかだ。道行く人にも、仮装した姿が時折混じっている。
「うぅ、人の多いところはどうも苦手です……。折角家でゆっくりしようとしてたのに事件を起こしてくれるなんてなかなか意地悪ですね! ちょっとお仕置きが必要な気がします!」
 アーケードの屋根の下すれすれを飛行して進むクロコは眼下の人出にうんざりして、出来るだけ前に目を向ける。もっとも商店街のあまり高くないアーケードでは、どうしたって人混みは目に入るが……。
 一方、共に飛ぶアルシエルにとっては、ハロウィンのお祭り騒ぎは興味の対象ではなかった。
(「……随分と楽しそうにしているな。俺には敵を叩き潰す以外、どうでも良いが」)
 普段の人当たりの柔らかさを裏切るような言葉を胸中に抱いて、アルシエルはアーケードを飛び出した。
「見つけたよ。――商店街に入り込む前に抑えよう」
 仲間に声を掛けながら、懐から抜いたリボルバー銃のトリガーを2度引く。放たれた弾丸はあらぬ方向へ外れたかと見えたけれど、幾度か跳ね返り、爆車の底面に傷を穿った。
 爆車は衝撃で揺れたが、勢いは変わらず。その目前にメイザースが立つ。
「これ以上近寄らせるわけには行かないからねえ」
 掌を爆車に向けて開くと、海賊船長風コートの垂れた袖からブラックスライムが湧き出して瞬く間に膨張、爆車に纏わりついていく――!
「こらエレボス、よく噛んで食べなさい?」
 恐るべき黒い捕食者に名付けた名を呼んで、メイザースは微笑んだ。
 ブラックスライムに包まれた爆車が速度を落としたその隙に、芍薬は自らの掌にエネルギーを集中させる。
「抑えてくれてありがと、でも巻き込まれないように離してあげてね? ――エネルギー充填率……100%!」
 そして弾けそうなまでエネルギーが高まった瞬間に、爆車へ掌を叩きつけ、叫ぶ。
「いくわよ、インシネレイト! 冥土の土産に、美味しそうな焼きカボチャにしてやるわ!」
 赤熱した芍薬の手から、爆車へプレゼントされた熱々のエネルギー。それは爆車の車体を巡り巡って弾き飛ばした――。

「いや、ありがとう、ありがとう! 助かったよ!」
「い、いえ、私たちは当然のことをしただけで……」
 商店街の店主らしい初老の男から率直に感謝を告げられて、アルシエルは戸惑う。孤高を気取っていても、感謝の言葉に心を動かされないほどに錆びついているわけではないのだ。
「少し休憩して、次を探そうぜ」
 斧を振るうまでもなく戦闘が終わってしまい、バルバトスはやや不満げだ。湧き上がりかけた熱の持って行き場がないらしい。
「その前にそろそろ、お昼にしましょ? ついでに寄っていきたいところもあるのよ」
 そんな彼を宥めつつの芍薬の提案で、一同は食料を買い込んで長居公園に向かった。そこには市内では最大の植物園があるのだと言う。
「ヘスペリデス・アバターが潜むなら、ハロウィンっぽい場所はあえて避けるんじゃないかなってね。――どうやら、予想は外れたみたいだけど」
 けれど芍薬の目論見は外れ、長居公園は静けさに満ちていた。
「問題ないわ。お昼くらい、落ち着いて食べたいもの」
 肩をすくめた芍薬に、アイオーニオンが真顔で返す。
 そして、公園の一角にある東屋に腰を落ち着けて、一行は手早く食事を取った。
「しかしさ、南瓜は何処の陣営なんだろうねー。わざわざ大阪で動いてるし」
 なんて話題をタクティが振ったりもしつつ、つかの間の休憩は終わる。
「んじゃ、そろそろ行こうぜ。心底めんどくせぇが、1体ずつ地道に潰してくしかねえんだからよ」
 面倒だと言うわりには、真っ先に立ち上がった咒八だった。


「で、今のが11体目だったかな?」
 アルシエルの大人びた振る舞いにも疲れの影が滲む。昼食を終えてからこっち、最小限の休憩を挟みながら爆車の探索を広範囲で続けているのだから無理もない。
「さすがになかなか見つからなくなってきたな。ま、それだけ倒したってことなんだぜ」
 ペットボトルを傾けて水分補給をしていたタクティが気楽に笑った。ただ、その予想はおそらく正しいと皆が感じている。
「お疲れのところ悪いが、目撃情報が入ってきたよ。このあたりじゃ最後みたいだね」
 見ていた端末をポケットに仕舞ったメイザースが、手を鳴らして言う。
「じゃあ、さっそく倒しに行きましょう! そして、家に帰って今からでもゆっくりするんです!」
 そして、前向きなのかよくわからないクロコの号令で一同は動き出した。

「いたわ。仲間が減ってもやることは変わらないのね」
 広い通りを逆走する爆車を目にして、芍薬が呟く。
「いまさら殊勝にされても困るわよ。何個も何個も片付けて南瓜は流石に食傷気味だし、さっさと終わらせましょう」
 アイオーニオンはそう言うが、淡々としているせいであまり食傷しているようには見えなかった。
「じゃ、とりあえず止めてくるかね」
 軽く言い捨てて、咒八が動き出す。軽いステップで飛び上がり、爆車の鼻先を撫でるように飛び蹴りの一撃をいれた。
「そのまま大人しくしてて……ってね」
 すかさず、アイオーニオンがペトリフィケイションを飛ばした。そこへ、意気軒昂なバルバトスが駆け寄る。
「よし、お前が少しは丈夫なことを祈ってるぜ。今までの南瓜の爆車はどいつもこいつも脆くてな、闘いというには温すぎるからよ!」
 ひと吠えし、ルーンで輝く大斧を振り下ろす。真正面から叩き込まれた三連撃、その衝撃が爆車の勢いを殺した。
 アルシエルは手早く呪文の言葉を紡ぎ出す。伸ばした手の先に生じた竜の幻影が、大きく顎門を開いた。
 ――数刻前に受けた感謝が脳裏をかすめる。なぜ、いまそれを思い出すのか。
(「敵がいるなら潰すだけ、それだけの話だ」)
 アルシエルは頭を振って振り払い、呪文を完成させた。
 放たれた炎は大きく広がり、爆車を炙る。
 だが、その中から爆車が軋みを上げて飛び出してきた――! 煙を上げながら、車体を躍らせて襲いかかってくる。
 ……ガシッ!
 その一撃は、タクティのミミックが体を張って受け止めた。
「よくやったんだぜ! 俺も負けてられないじゃん!」
 相棒が止めた敵へ、タクティが振ってくる。あまりに巨大な槌とともに。
 そして槌は、ドラゴニック・パワーを吹き出して一層加速した。
「これで終わりなんだぜ!」
 タクティは柄を引いて、狙いを定めた。唸りを上げて迫る槌が破滅的な音を立てて、南瓜の爆車に叩きつけられる。
 南瓜の爆車は衝撃で車体が大きく抉られて、ひどく陥没した。けれど、まだ動いている……!
「しつこいっての!」
 芍薬はドラゴニックハンマーを肩に担いだ。打面が開き、姿を現した砲口から撃ち出された砲弾が、歪んだ車体に致命的な破壊を与えて……。
 そこに残ったのは、ただのスクラップ。こうして爆車捜索は終わりを告げたのである。

「私たちの仕事はこれで終わりね。まだハロウィンを楽しむ時間は残ってるけど、みんなはどうするの?」
 大きく息を吐いた芍薬は、ハンマーを地面に下ろして皆を振り向く。
「ああ、おつかれ。俺はテキトーにするわ。ったく、めんどくせえ仕事だったぜ」
 咒八は気怠げに答え、
「私はこの出で立ちだしね、すこしハロウィンを楽しんでくるとするよ」
 メイザースは衣服を整えて微笑む。
「俺もせっかくだから、ハロウィンを見物してくるんだぜ」
 タクティも幾ばくかの余裕を残しているようだ。
 その一方で、もう帰る組もいる。
「もう敵はいねえんだろ? 俺は帰るぜ」
 結局最後まで不完全燃焼だったバルバトスは、機嫌が悪そうに見えた。
「仕事が終わったのなら、私も帰るよ」
 アルシエルはすっかり態度を取り繕って、一瞬だけ見せた戸惑いは影を潜めている。
「同じく。疲れているのに、騒がしいところに行きたくはないわ」
 アイオーニオンはあくまで冷めていて、マイペース。
「これ以上、リア充の祭りには付き合いたくないです……」
 クロコはといえば、ハロウィンイベントを重点的に回ったおかげで、すでにいっぱいいっぱいの様子だった。

 こうして大阪を騒がせた南瓜の爆車たちは残らず撃退され、平和な喧騒だけが残った。
「トリック・オア・トリート?」
 そんな言葉が交わされる夜を、ケルベロスたちが守ったのである。

作者:Oh-No 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年10月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 7/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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