お菓子作りのドリームイーター~トリックオア?

作者:あかつき

●美味しいケーキと恋心
 モザイクに包まれた海底のような場所、ワイルドスペース。その中に設置されたガーデンテラスにて、腰かけた王子様はちらりと机の上に目を向ける。そこに置いてあるのは、ティーパーティーの給仕をしていた「パティシエール鈴音」のスイーツ。王子は目を細め、それを官能的に食していく。
 それを見ただけで、鈴音の胸に狂気にも等しい恋心が生まれ、言葉も無く動けなくなった。呼吸をするのも苦しいほどの恋心に胸を抑える鈴音。
 そんな鈴音に近づき、王子様は耳元で囁いた。
「ママには負けるが、良いケーキだ。君も行き給え」
 その囁きに抗う術を、鈴音は持ち合わせていなかった。

「今日はアンナちゃんとユウキ君が来るんだから、頑張らなくちゃ」
 とあるマンションの一室。佐々木・カンナは、一口サイズの苺のショートケーキを作っていた。今日はハロウィンだからと、従兄弟と幼稚園生の娘アンナと、小学校三年生の息子、ユウキが彼女の家に遊びに来る。従兄弟は彼女の両親のいる実家の方に用があるらしいので、子供達は別行動して母親である従兄弟より先にカンナの住む一人暮らしのマンションに訪ねて来るらしい。きっともうすぐ来るはず、カンナはオーブンで焼いているスポンジの方に目をやった、その時。
「あ…………」
 カンナの心臓を貫く鍵。生まれたドリームイーターは、ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ。
「私はおいしいお菓子です。だから子供を食べちゃいます!」
 彼女は機嫌よく歌いながら、巨大なフォークの形をした鍵を振り回した。

●はっぴーはろうぃん!
「ハロウィンの力を求めてドリームイーターの魔女達が動き出しているらしい」
 雪村・葵(ウェアライダーのヘリオライダー・en0249)が集まったケルベロス達に言う。
「これに関連すると思われる事件で、ハロウィンの為にお菓子を作っていた女性が、突如現れたドリームイーターの鍵に心臓を貫かれて倒れ、ドリームイーターを生み出してしまう事件が起こっている。生み出されたドリームイーターは子供を食べてしまおうと行動するので、子供が襲われて食べられてしまう前に現場に向かい、ドリームイーターを撃破してくれ」
 マンションは平日昼間なので、人通りは少ない。しかし、全くいないわけでは無いので、対処した方が無難だろう。
 ドリームイーターは巨大なフォークの形の鍵を振り回して攻撃してきたり、ホイップクリームのようなモザイクで回復してきたり、苺を投げつけて攻撃してきたりするらしい。
「ハロウィンを楽しみにしていた人から生まれたドリームイーターが子供を食べてしまうのは残酷だ。なるべく早めに倒してきてくれ」
 葵はケルベロス達に頭を下げた。


参加者
エヴァンジェリン・エトワール(白きエウリュアレ・e00968)
修月・雫(秋空から落ちる蒼き涙・e01754)
ジェミ・ニア(星喰・e23256)
グレッグ・ロックハート(泡沫夢幻・e23784)
フローライト・シュミット(光乏しき蛍石・e24978)
ルベウス・アルマンド(紅卿・e27820)
尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)
朧・遊鬼(言霊と遊戯の境界・e36891)

■リプレイ


「ふむ、この辺りか」
 ドリームイーター、ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキが現れるマンションの一室のあるフロアで、朧・遊鬼(言霊と遊戯の境界・e36891)は呟く。
「さぁ、ちと立ち退いてもらおう」
 身体から放たれる殺気で、辺りに一般人の立ち入れない殺界が形成される。
「じゃあ俺らもやるか」
 遊鬼の後ろでキープアウトテープを取り出す尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)に頷くのは、グレッグ・ロックハート(泡沫夢幻・e23784)。このマンションの前に戦闘に御誂え向きな駐車場がある事は確認してある。二人はこの部屋から駐車場までの通路を確保するため、キープアウトテープを持って走り出す。

 丁度その頃、マンションの前の駐車場では、ジェミ・ニア(星喰・e23256)が外周をキープアウトテープで囲む作業に勤しんでいた。
「車、仕舞いたいんだけど」
 作業をするジェミに、車から顔を出す男性が声を掛ける。迷惑そうに眉間に皺を寄せる男性に、エヴァンジェリン・エトワール(白きエウリュアレ・e00968)が駆け寄った。
「アタシ達はケルベロス。これから、ここは戦場になるわ……。離れて居て……」
「まじかよ」
 エヴァンジェリンの説明に、男性は多少訝しみながらも頷き、車内に引っ込み、何処かへと去って行った。
「よし、こんな所ですね」
 その間に作業を終えたジェミは、小さく息を吐く。
「じゃあ、隠れないと」
 そう言うエヴァンジェリンにジェミは頷き、手近な物陰に身を潜めた。

「みんなが楽しみにしてきるハロウィンをドリームイーターに壊されるわけにはいきませんからね」
 青と白をメインとしたコロボックルの衣装に身を包んだ修月・雫(秋空から落ちる蒼き涙・e01754)が、拳を握り締める。現在このフロアに居るのは、仮装したケルベロス3人のみ。他のケルベロス達は、彼ら3人が駐車場までドリームイーターを引き寄せた後に飛び出せるよう、そして誘導に失敗したとしても即座に対応出来るようにと、物陰に隠れていた。
「子供はお菓子ではないものね。少しいたずらが過ぎるわ、ね……」
 ルベウス・アルマンド(紅卿・e27820)は穴の空いたシーツを被り、呟く。
「じゃあ……」
 フローライト・シュミット(光乏しき蛍石・e24978)は、2人に言って、それからドリームイーターが居るはずの扉へと足を一歩踏み出したその瞬間、扉が内側から破裂するように飛んでいく。扉から僅かに見えるのは巨大なフォーク型の鍵。そこから顔を出したドリームイーターは、3人の姿を認めると、歌い出した。
「私はおいしいお菓子です。だから子供は食べちゃいます!」
「まずい……変質者……逃げなきゃ」
 フローライトの呟きを合図に、3人はくるりと踵を返し、一斉に走り出した。

「あれ、どうしたんだろう」
 キープアウトテープの張り巡らされた駐車場の前で、小学三年生のユウキが妹のアンナの手を握ったまま、立ち竦む。ユウキはアメコミヒーローの仮装をし、アンナはカボチャの着ぐるみに身を包んでいた。
 母親に言われた通りにカンナの元へと来たと言うのに、入り口が塞がれている。
「おにいちゃん、なんだろうね?」
 心配そうな顔をするアンナに、ユウキはなんと答えたら良いか、全くわからなかった。
「ごめんね、ユウキ君とアンナちゃんかな?」
 そんな2人に駆け寄ったジェミは、目線を合わせるように中腰になって尋ねた。小さく頷いた2人に、ジェミは続ける。
「僕らはケルベロス。今、悪い奴と戦ってるんだ。危ないから向こうへ避難しててね」
 優しい物言いとケルベロスという単語に、悪い人では無いと理解したユウキは、頷いてアンナの手をぎゅっと握る。
「わかりました。アンナ、あっち、行こう」
「おにいちゃん?」
 首を傾げるアンナの手を引き、遠ざかっていくユウキの背を見守っているジェミのアイズフォンに、連絡が入る。
「ドリームイーターに……今……追いかけ……られてる……」


「階段っ……階段、行きましょう!」
 走りながら雫は階下へ降りる階段を指差す。彼ら3人が走るのを、ドリームイーターが追いかける。
「食べちゃいましょ〜う♪」
「あそこ、降りたら、駐車場まで直ぐよ」
 そう言うルベウスが階段の角を曲がろうとした瞬間、掠めるようにモザイクが飛んできて彼女の腕を掠め、背後の壁に穴を開ける。
「っ……!!」
 僅かに破けたシーツの中で腕を抑えるルベウスだが、足を止める事は許されない。駐車場に出るまでは、逃げ切らなければ。
「追いかけっこ、追いかけっこ。追いついたら、食べちゃいます!」
「あと少し……です!!」
 雫が階段の最後の段を飛び越し、駐車場へと抜ける出口へと駆け出した瞬間。
「食べちゃうの、ですっ!!」
 階段の一番上から飛んだドリームイーターの振り被った鍵が3人に振り下ろされる。
「飛んで!」
 アイズフォンで連絡を受けて身構えていたジェミが叫ぶと、一瞬ドリームイーターの意識が逸れ、3人は言われた通りに飛ぶ。
「小さな個体は食うもんじゃねぇぞ」
 出入り口近くの物陰から飛び出した広喜は、3人を庇うように身を投げ出し、その背でドリームイーターの一撃を受ける。勢いそのままに、広喜は対角線上まで3人諸共転がっていく。
「食べちゃうのに、食べられないのです?」
 こくりと首を傾げて突然現れた広喜を見つめるドリームイーター。
「どうした、俺じゃ硬くてくえねえか?」
 笑いながら扉の横の床から見上げながら問う広喜に、ドリームイーターは再度鍵を振り被る。
「でも、食べちゃうのです」
「させるわけにはいかない」
 ドリームイーターは背後から聞こえたグレッグの声に振り向こうとするが、時すでに遅く。
「ぎゃんっ!!」
 加速したドラゴニックハンマーは、ドリームイーターの背中を捉え、直線方向へと吹き飛ばす。
 雫、フローライト、ルベウスの囮役3人と広喜の脇を抜けてドリームイーターの飛んでいく先は、開かれた扉の向こう側、キープアウトテープで囲まれた駐車場だった。
「いたた」
 殴られた背中を抑えながら立ち上がろうとするドリームイーターを認めつつ、エヴァンジェリンはhimmelに触れ、すっと鋭く息を吐く。
「ハッピーハロウィン。美味しいお菓子は、人を幸せにするもの……」
 呟き、エヴァンジェリンは雑じり無い銀の矛を手に、駐車場のコンクリートを蹴る。
「さぁ、オシオキ」
 そして繰り出された稲妻を帯びた超高速の突きは、立ち上がろうとするドリームイーターの体を貫き、その神経回路を麻痺させる。
「な、なんなの……ですか〜?」
 自由にならなくなってきた身体を腕で支えながら、ドリームイーターは歌うように疑問を口にした。
「残念……ハズレ、だったって……こと……」
 ばさっとフードを脱ぎながら、フローライトはマンションの扉の前に立ち塞がる。
「ハズレ……ケルベロス?」
「それは、アタリ」
 きょとんとするドリームイーター。そして、フローライトはフードの中から出てきた葉っさんを右肩に移す。
「作戦は成功だな。さぁ、仕置の時間だ」
 物陰から飛び出していた遊鬼は、手にしていたバールを投げる。ドリームイーターはそれを避けようとするが身体が上手く動かず、避けきれない。ナノナノのルーナはその隙に扉から出てきた広喜にナノナノばりあを施した。
 バールがドリームイーターに当たったのを合図にするように、フローライトが大型アンプルを取り出して、投げる。
「あっ!!」
「お菓子に……トッピングは付き物……」
 ドリームイーターに見事に突き刺さった大型アンプルは割れて、対デウスエクス用ウイルスを撒き散らす。
 刺さった箇所を抑え、顔を歪めるドリームイーターに、雫は如意棒の先を向ける。
「ケーキが子供を食べるなんてあべこべですよ!」
 そして、如意棒を握りしめ、コンクリートを蹴る。
「普段はあまり馴染みのない武器ですが、使いこなしてみせます!」
 如意棒をヌンチャク型に変形させた雫。ドリームイーターは歪んだ顔を雫に向けて、鍵を握りしめる。
「でも、お菓子なんですから、食べちゃうんですよ!」
 歌うように言いながら鍵を闇雲に振り回すドリームイーターを如意棒で去なし、胸の真ん中を渾身の力で突いた。
「ぎゃっ!」
 カラン、と音をさせ、鍵が地面に落ちる。
「拾わなきゃ、なのです」
 ドリームイーターが手を伸ばそうとしたその時。
「おやつの時間よ……おなかを壊さないで、ね」
 ドリームイーターが大分弱っているという事を見て取ったルベウスは、胸元の赤い魔術回路を起動させる。
「朝霧より前に来るもの……夜闇に融かして消えるもの……緩やかに確実に……速やかに曖昧に……戯れに纏わりつく……」
 魔力込められた宝石を媒介に、耳長の四足獣にも似た黒いガス状の魔法生物が生み出される。
「オブシディアンジャッカル」
「きゃあっ!」
 魔法生物はドリームイーターに襲いかかり、その身体を酸の様に溶かすと直ぐに霧散した。ジェミはエアシューズでコンクリートを摩擦し炎を纏うと、がくりと膝をつくドリームイーターを見据える。
「子供を虐める悪いケーキは、固めてこんがり焼いてしまいますから!」
 言いながら、脚に炎を纏ったまま激しい蹴りを放つ。
「あ、ぁ……焦げちゃいましたぁ……!! 治さないとだめ……ですぅ……」
 ドリームイーターはモザイクで傷を補修し始めるが、焦げた部分も切れた部分もなかなか回復しない。
「治らないです?!」
「焦げたのならば……俺が凍らせてやろうか?」
 焦るドリームイーターに、遊鬼は辺りに氷のような色の青い鬼火を幾つも召喚し、刹鬼に纏わせる。
「さぁ、俺が鬼だ。精々綺麗に凍りついてくれ」
 瞬時に距離を詰め、遊鬼は刹鬼を一閃。
「あ、あぁっ……!!」
 芯から凍りつき蹲るドリームイーターだが、まだその存在が失われる事はない。
「この一撃で決める」
 そんなドリームイーターに、グレッグは紅蓮に覆われた左腕を鋭く突き出す。
「ぎゃあっ!!」
 ドリームイーターの身体を穿つその拳の一撃は、ドリームイーターの魂を喰らい、焼き尽くした。


「カンナおねえちゃん、だいじょうぶ?」
 手分けして手早く周囲をヒールで補修し、避難していたユウキとアンナの二人と合流したケルベロス達は、全員でカンナの無事を確認するためにドリームイーターの現れた現場である彼女の自宅に訪れていた。
「アンナちゃんと、ユウキ君? あれ、私……?」
 目を覚ましたものの混乱した様子で床にへたり込んだまま首を傾げるカンナに、フローライトはしゃがみこんで顔を覗き込む。
「怪我……ない? 大丈夫?」
「怪我?」
 ぺたぺたと身体を触りながら確認するカンナに、ジェミも片膝をつき、なるべく優しく尋ねる。
「具合、悪いところありますか?」
 聞かれたカンナは少し考えてから、首を横に振った。
「いえ、大丈夫です」
 そう言うカンナに、ジェミは目を細める。
「おねえちゃんがげんきでよかったけどね、ハロウィンね、たのしみにしてなのにね」
 そう言うアンナに、ルベウスは戦闘後に拾ってきたシーツを片手にしゃがみこむ。
「そうね……でも、大丈夫。きっと、まだ平気よ。そういえば、こんなのは好きかしら」
 ルベウスは余った触媒の宝石を潰し、きらきらと星のネオンのように光らせる。
「うわぁ、すごい! きらきらしてて、おひめさまみたい!」
 かぼちゃの着ぐるみをきたアンナは、ぴょんぴょんと楽しそうに跳ね回る。
「カンナさん、こっちのスポンジも無事みたいだぞ。こちらにデコレーションをすれは、まだ間に合うのではないか?」
 ケーキの現状を報告する遊鬼に続き、エヴァンジェリンが口を開いた。
「アタシたちに、手伝えること、ある?」
 カンナは数度目を瞬き、聞き返す。
「え、良いんですか?」
「勿論」
 頷き、エヴァンジェリンはオーブンからスポンジを取り出してキッチンの台の上に乗せる。
「ハロウィン、仕切り直しですね。貴女と貴女の大切な方々にとって楽しい日になりますように!」
 目を細めるジェミに、カンナは立ち上がり、頭を下げる。
「ありがとうございます、皆さん!」
「ねぇ、おねえちゃん! アンナもね、ケーキのかざり、やりたいの!」
 カンナの服の裾を引くアンナに、ユウキも頷く。
「一緒につくろうよ。きっと、そっちの方が楽しいよ」
 そう言うユウキに、カンナは少し涙目になりながら頷く。
「俺も手伝おう。何をすればいい?」
 少し戸惑いながらもホイップクリームを冷蔵庫から取り出すカンナに尋ねるグレッグに、カンナはそういえばと机の上を指差す。
「あの飾りを、壁に貼って貰えますか? 適当で良いので」
「ああ、わかった」
 頷いて、グレッグは机の方へと向って飾りを手に取る。ハロウィンのジャックオーランタンの形の壁飾り。
「どうすれば良いんだ」
 適当で良いと言われたが、と悩み始めるグレッグだが、適当で良いと言われたからには適当で良いのだろうと開き直り、取り敢えず真っ直ぐに壁に貼る。
 これで良いかと聞こうとしたキッチンは、幸せそうな雰囲気に包まれていて。
「………………」
 グレッグは一人、小さくほっと息を吐いた。
「ケーキ作り……、あまり慣れてはないですが楽しいですね!」
 スポンジにホイップクリームを絞る雫は、彼にしては珍しく年相応の笑顔を浮かべる。
「なあなあ、こんな感じでいいか?」
 不器用ながらスポンジになんとかホイップクリームを塗った広喜は、隣に居たユウキに尋ねる。
「良いんじゃないかな。きっと、おいしいよ!」
 ユウキの答えになんとなく満足して笑う広喜だが、服に何かがぶら下がったような重さを感じて思わず其方に目を向ける。
「何だ、どうした」
 そこに居たのは、ケーキ作りに早々に飽きたアンナ。
「ねえねえ、あそぼうよ! あのね、ケーキはもう大丈夫なの!」
 アンナの居た方を見れば、べたべたにホイップクリームの塗られた箇所をカンナがそれらしく見えるように頑張ってトッピングを施していた。
「わかった、じゃあ遊んでやる。何が良い?」
「わーい! あのね、ぶらんこー!」
「ぶらんこ?」
 どうやるのかわからず首を傾げる広喜だが、その表情はいつになく嬉しそうに見えた。
 なんとなく形になってきたケーキ、それなりにハロウィンぽく飾り付けられた室内。
「じゃあ、頑張った君達に……魔法をかけましょう」
 広喜と遊ぶアンナと、一通りトッピングを終えたユウキに、いつの間にか星と花の魔女に着替えていたエヴァンジェリンが、杖を一振り。
 キラキラと振る星屑と、ダチュラの花弁。
「うわぁ……」
「すごい! すごいね、おねえちゃん!」
 はしゃぐ子供たちと嬉しそうなカンナ、それを暖かく見守るケルベロス達。
 子供達と彼らを大切に思う女性の素敵なハロウィンは、まだ始まったばかり。

作者:あかつき 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年10月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 8/キャラが大事にされていた 2
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