月を追う獣

作者:雨音瑛

●獣の話
 とある中学校の教室で、3人の男子生徒がスマートフォンをいじっている。何やら協力プレイでゲームをしているようで、楽しそうだ。
「ねぇ、あなたたち、怪談話は好きかしら?」
 唐突に声をかけられ、男子生徒たちはスマートフォンから顔を上げた。暗い笑みを浮かべた不気味な少女を前に、男子生徒たちは思わずうなずいてしまう。
「学校の屋上。そこに繋がるドアには、鍵がかかっているでしょう? その理由を知っているかしら」
 3人が首を振ったのを確認して、少女は話を続ける。
「実はね、屋上には『月を追う獣』がいるの。獣は日中は屋上で休んでいて、夜になると月を追って空を駆け回っているんだけど……」
 少女は沈黙し、3人の顔をゆっくりと見た。
「獣に会うには、日中に屋上に行けばいいわ。でも、気をつけてね。獣の姿、正体を見た者は……命を落とす、とされているわ」
 3人は、顔を見合わせる。再び少女の方を見ると、既に姿を消していたのだった。
「なんだ、あいつ……」
「でも『月を追う獣』ってやつ、気になるよな」
「……明日の早朝にでも行ってみるか? うち、太い金属をねじ切る工具あるぜ」
 3人の瞳に、好奇の光が宿った。

●ヘリポートにて
 カロン・レインズ(悪戯と嘘・e37629)の依頼のもと、ウィズ・ホライズン(レプリカントのヘリオライダー・en0158)は予知を行った。
 その結果、カロンが警戒していた事件が起こるということが判明した。
「ドラグナー『ホラーメイカー』が屍隷兵を作成し、学校に潜伏させた。そして怪談に興味のある中学生に怪談を話して聞かせ、屍隷兵の居場所に自らやってくるように仕向けたようだ」
 既に行方不明になった者もいるため、早急に解決する必要がある。ホラーメイカーが広めた話は、要約すると「日中、学校の屋上に『月を追う獣』なるものがいる。その姿を見た者は命を落とす」といったものだ。この怪談について探索しようとすると、屍隷兵に襲われるという。
「君たちには、怪談を聞いた一般人が屋上に現れないように対策しつつ、怪談話に扮して学校に潜伏する屍隷兵の撃破をお願いしたい」
 戦闘となる屍隷兵は、ホラーメイカーが作成したもの。機敏で攻撃の命中が高く、噛みつき、蹴りの他、月光のような光で拘束して動きを阻害する攻撃を使い分けてくる。
「戦闘となるのは、学校の屋上だ。戦闘には十分な広さがあるため、
 現れるのは屍隷兵のみで、ホラーメイカーは現れないと、ウィズは説明を終えた。
「月を追う獣……どんな姿をしているのでしょうか。何にせよ、早急に撃破する必要がありそうですね。皆さん、協力をお願いします」
 と、カロンは頭を下げた。


参加者
天津・総一郎(クリップラー・e03243)
クララ・リンドヴァル(鉄錆魔女・e18856)
ラグナシセロ・リズ(レストインピース・e28503)
天乃原・周(出来損ないの魔法使い・e35675)
ネリシア・アンダーソン(黒鉛鬆餅の蒼きファードラゴン・e36221)
月見里・ゼノア(鏡天花・e36605)
ポン・ポシタ(月夜の白狼・e36615)
カロン・レインズ(悪戯と嘘・e37629)

■リプレイ

●学び舎
 早朝の5時。中学校の校門前に集まったポン・ポシタ(月夜の白狼・e36615)は、眠い目をこすりながらぼんやりと学校を眺めている。
「ううん、いつも8時半起きだから眠い……」
「……あ、ポンさん。すごく眠そうだね」
 そんな彼女に声をかけるのは、天乃原・周(出来損ないの魔法使い・e35675)。と、カロン・レインズ(悪戯と嘘・e37629)。
「大丈夫ですか? 特濃コーヒー、コーヒー牛乳、トアルコトラジャブレンドコーヒーを持ってきていますが、どれか飲みますか?」
 と、カロンは三種類のコーヒーを差し出す。眠い方がいましたらどうぞと、他の仲間にも勧めながら。
「それじゃ、コーヒー牛乳を貰おうかなっ」
「では、僕も……ブレンドコーヒーをいただきますね」
 ラグナシセロ・リズ(レストインピース・e28503)もコーヒーを受け取り、口に含む。
 作戦をすりあわせたところで、いざ学校の中へ。
(「新聞配達のバイトじゃないんだから、こんなに早い時間に駆り出されたら眠くて仕方ない……」)
 大きなあくびをするのは、天津・総一郎(クリップラー・e03243)。途中で校内見取り図を見つけ、屋上への階段と通路を確かめる。
「ここからだと、真っ直ぐ行って左手にある階段を上っていけばいいみたいだな」
 仲間に告げつつ、またひとつあくびが出てくる。
「ったくあの生徒どもも何でこんな朝早く……せめて『授業サボって二時間目あたりに行こうぜ』とかにしてくれよ」
 ぼやきは止まず、仲間と共に階段を上るのだった。
 あとは、キープアウトテープの貼り付けだ。屋上へとつながる階段と、屋上の扉前を担当するのは周。ひとつ下の階の全てのベランダ全てを担当するのはネリシア・アンダーソン(黒鉛鬆餅の蒼きファードラゴン・e36221)。それぞれが担当箇所を封鎖しながらも、付近の警戒は怠らずに。
 二人がキープアウトテープを貼る間、残りのメンバーは周囲の警戒を行う。
「とはいえ、こんな早朝から学校に来るような生徒は……と、いるんですね」
 ラグナシセロの視線の先には、野球のユニフォームを着た生徒が数人。身分を明かし、この場から離れるように説明する。
 カロンとポンも、吹奏楽部員やサッカー部員に遭遇する。それぞれ危険を説明し、場合によっては帰宅も促すのだった。
「……そろそろ、興味を持った生徒が現れる時間ですね」
 通りかかった教室の時計を見て、クララ・リンドヴァル(鉄錆魔女・e18856)は屋上へとつながる階段の方へ急いだ。
 学生服を着た3人の男子生徒たちが、今まさにキープアウトテープを貼った場所へ向かおうとしている。
「あの……その道具はなんですの?」
 クララに声をかけられ、生徒たちはびくりとして振り返った。ひとりの手に握られているのは、ワイヤーカッター。屋上ドアの前にかけられたチェーン、それにつけられた南京錠を簡単に壊せる代物だ。
「あ、あんたこそ何だよ?」
「……わたしは、ケルベロスです。あなたたちが向かおうとしている先には、デウスエクスがいます。……ここまで言えば、理解してもらえるでしょうか?」
 隣人力を使用しながら言い聞かせれば、生徒たちは顔を見合わせてうなずいた。怪談調査に来たとはいえ、さすがにデウスエクスはまずいと理解したのだろう。
「良い判断です。ここから先は危険ですから、安全な場所に行くかひとまず帰宅してくださいね」
「わかったよ、近くの公園で時間潰すことにする。……あと……大丈夫だとは思うけど、ケルベロスの姉ちゃんも、気をつけてな!」
 生徒の一人がはにかみ、大きく手を振った。

「正直、朝五時は辛いです……とても辛い」
 月見里・ゼノア(鏡天花・e36605)は、時折傾きながらも校舎の周囲を巡る。
 校舎内で仲間が警告したであろう生徒たちが、ちらほら出てくるのを確認し、校舎の大きな時計を見上げる。
「さて、そろそろ合流するとしますか」

●獣が休む場所
 鍵を壊し、ドアを破り、ケルベロスたちは屋上へと踏み出した。
 その真正面、太陽の光を浴びる3メートルほどの塊が、彼ら彼女らの前に立ち塞がる。
 塊は振り返る。いくつもの犬とも狼ともつかない獣の顔がケルベロスを睨み、四足の身体を向けた。
 おそらくは、犬を接いで作られた屍隷兵。
 これが、月を追う獣の正体。
 誰ともなしに呟くと、獣は大きな咆吼を上げた。そのまま駆け出してポンへと迫り、足の一本を軸にしてくるりと回転した。そして後ろ足で蹴ろうとすれば、シャーマンズゴースト「シラユキ」が身を挺して庇い立てる。
 一撃を加えた獣は跳躍し、再びケルベロスたちを睨む。
 総一郎は怯むことなく肉薄し、打ち上げるように獣の腹を蹴りつけた。
「この美しい朝焼けと静かな朝、邪魔させはしません!」
 獣の体躯が重力に従って落ちる前に、ラグナシセロが光の粒子へと姿を変える。速度を上げて全身で狙うは、獣の側面。
 仲間の猛攻を見届けながら、クララは援護に回る。
「“不変”のリンドヴァル、参ります……」
 クララの装甲から放たれた輝く粒子が、後衛を包み込んだ。
「全ては過ぎ去り 再び巡り合う」
 ゼノアもまた、援護を。不意に首に下げた懐中時計が浮遊し、秒針の音が聞こえ始める。次第に音量が増したかと思えば、速度は秒のそれをはるかに凌駕する。
 耳に届いた音で、後衛のケルベロスたちの感覚が鋭敏なものとなった。
 術を終え、ゼノアはあくびをかみ殺す。
「五時とか眠すぎてボーっとしちゃいますよ!」
 しかし、と獣を見遣る。
「これがホラーメイカーの虚構が生んだ月を追う獣ですか。名前だけなら、なんだかロマンチックな感じしますね」
 ゼノアも、無意識に月を探していることがある。月の魔力というものだろうか、温かくも切ない不思議な気持ちになることを、想起してしまう。
 ゼノアの言葉に、カロンがこくりとうなずく。
「確かに、名前や話だけなら魅力的にさえ思えます。だからこそ罠としては都合が良いのでしょうね。動物の話を怪談に利用するなど、本当に許せません……」
 拳を握りしめ、カロンは星屑の蹴撃を加えんと大きく跳躍した。ミミックの「フォーマルハウト」が獣の足へと噛みつこうとするが、無念にも振り払われる。しかしその隙にネリシアが強かに蹴りを加え、さらにポンも背面を踏みつけるように蹴りつける。周もまた、エアシューズで駆け出す。一本の足を蹴りつけて星くずを散らせば、シラユキが援護するように獣へと炎を灯した。
「……自分と似ているから倒しにくいな」
 表情を曇らせ、ポンは屋上へと着地した。
(「怪談に利用され、何を思って月を追いかけているんだろう」)
 可哀想ではある。が、今は倒すしかない。
 ポンも、毎晩月を見て散歩している。月を見れば胸が苦しくなりつつも落ち着かなくなり、大事なことを思い出せそうになる。
 しかし、どうしても思い出せない。だから、毎晩月を見上げては夜を歩く。
「そういえば、満月の日は特にどきどきしてくるのだ、なんでだろうな。……ポンちゃんも月を追いかけて走ったら何か思い出せるかな?」
 首を傾げ、獣に問うように口にした。

●月を追い、喰う者
「もし……今回の屍隷兵も……命を弄んだ産物だとしたら……どれだけ命を巻き込めば」
 歯噛みし、ネリシアはオウガメタル「グラファイト」を手元で変形させる。
「グラファイト…コレで行こう。 …圧縮形成…盾にはこう言う『くーる』な使い方もある…ワッフルフォトン……バスタービームソードッ!」
 グラファイトがワッフル型の盾となり、極太のフォトンビームを圧縮して巨大な刃を形成した。ネリシアは獣の背後へと回り、盾を振るって唐竹割りを見舞う。直後、返す刃で空中に斬り上げ、何度も斬撃を加えた。
 屋上に落ちる獣にゼノアが礫を命中させると、フォーマルハウトが財宝をばらまいて獣を幻惑させるように仕向ける。
「ポンちゃんもやればできるのだっ」
 と、ポンは全身に氷の粒を纏う。顎あたりに頭突きを喰らった獣は、空を仰いで遠吠えをした。すると日光とは異なる光が降り注ぎ、何人かの動きが鈍り始める。
 すかさず総一郎がフェアリーブーツ『 黄幡 』で、花弁のオーラを降り注がせる。
 それにしても、と、総一郎は歯をむき出しにして唸る獣と距離を取る。
「『月を追う獣』か……何かどこかの神話にでも出てきそうな話だ」
 うなずき、真顔で続ける。
「じゃあ月食ってのはこの獣が月に追いついて一口パクリとやった後の現象なのかもしれない」
 最後はどこか、得意気で。
(「うん、こういうロマンチック(?)な事も口にできるのは大人のオトコとしてポイント高いな、女性陣へのアピールになったな」)
 総一郎の言葉に、カロンがうなずいた。
「たしか北欧の神話に、そういう獣がいましたね」
 竜の幻影を放ったカロンの毛並みが、赤く照らされる。
「そうなのですね……この獣も敵でなければ幻想的だったでしょうに」
 ラグナシセロは目を閉じ、深く祈る。そうして繰り出した一撃の、凄まじいこと。屍隷兵が作られた経緯に憐憫を覚えこそすれ、ラグナシセロの繰り出す攻撃は真剣そのものだ。
 薬液の雨を降らせながら、クララは口を開く。
「なるほど、神話にも存在していましたか。それにしてもホラーメイカー……よくこんな話を次から次へと思いつくものです」
 この獣は実質放し飼いで昼間はぐっすりなのかと疑問に思いつつ、癒えた仲間の様子を確認する。
 シラユキが非物質化した爪を獣に食い込ませた後、周は魔獣を召喚すべく深く呼吸する。
「冷静に、どんなときも冷静に対処するって教わった……出でよ、レヴィアタン! その咆哮を聞かせたまえ!」
 好機は、逃さない。古の魔獣、その幻影が咆吼を上げる。獣の全身がびりびりと震動する獣の様子を見れば、向こう側に白く薄くなった月が見える。
(「お月様は好きだけど、一人で見るのはなんだか寂しいな」)
 小さく息を吐けば、周の視界で魔獣の幻影が消え去った。

●陽光、煌めく
 攻撃が、安定して命中するようになってから数分。カロンはさらなる威力の攻撃をと、天空を指し示した。
「夜の空を見てごらん。星が綺麗だとは思わない?」
 つられて獣が首を上げると、朝の薄い青は漆黒へと変わる。しかしそれはほんの一瞬、空から落ちる光は、まるで道を示すかのように一直線に獣を貫いた。
 主に続き、フォーマルハウトが具現化したエクトプラズムの武器で獣を殴りつける。
 屋上の端へ移動したポンが、獣目がけて加速し、やがてエアシューズの先に炎を纏いはじめる。獣の毛並みをなぞるように蹴りつけ、獣を飛び越えた。
 蠢く毛並みには数多の傷、そして炎に氷。満身創痍の獣だが、退くつもりはないようで、ラグナシセロに噛みつかんと駆け出す。
 が、紙一重、総一郎の移動がわずかばかり速度を上回った。
「ぬるいぬるい。……俺の太陽は勢いよく昇るけどよォ〜、オメーの太陽は沈む時だぜ!」
 総一郎は獣の懐へと飛び込んでかがみ、顎へと掌底を叩き込んだ。ダメージのほどを見ようとすれば、ここを訪れた時よりも太陽が高く昇っているのが見える。演技がいいなとにやりと笑い、ラグナシセロへと場所を譲る。
「この時期の夜は、空気が澄んで月が綺麗に見えますから……夜には月を追う獣が現れても不思議ではない雰囲気がありますね。ですが、罪なき人々を襲わせたりはしませんよっ」
 ラグナシセロは、獣の首元へ足を落とすように貫く。
「まだ、魔女の時間です。――もう一歩進んで、わたしを喜ばせておくれ」
 クララの精神魔法は、周へ。赫々と染め上げる怪光球は、彼女の攻撃力を底上げするものだ。
「ありがとう。うまく使ってみるよ」
 周はクララを一瞥し、精霊魔法を詠唱する。袖口からわずかに青白い光がこぼれ、氷河期の精霊が吹雪の形となって獣を覆う。身体の痛みに眉根を寄せる周を気遣いながらも、シラユキは炎を召喚して獣へとぶつけた。
 また、ネリシアの凍結光線も、獣へと深く傷を刻んでゆく。
「頃合いでしょうかね」
 ゼノアが魔導書のページを繰る。高速詠唱で出現するは「混沌なる緑色の粘菌」。粘菌が獣の体内へ入り込み、獣が痛みに身をよじる。
 やがて獣はゆっくりと倒れ、そのまま動かなくなった。あとはぼろぼろと崩れ、太陽に溶けるように消えて去ったのだった。
 獣との戦闘は終わった。クララは長手袋を脱ぎ、ふわりと落とす。
「……。“一体、獣でも人でも、元は何か別のものだったのだ”」
 クララが物語の一節をつぶやくと、カロンは獣のいた場所に目を向けて静かに告げる。
「おやすみなさい」
「屍隷兵……次は美しい月の様に愛されたまま生を終われますように」
 二人の様子を見て、ラグナシセロは小さく祈った。
 気付けば、陽光の眩しさが増している。
「お疲れ様……と」
 生地にボリジを混ぜたワッフルを配るのは、ネリシア。受け取ったラグナシセロは笑顔で礼を述べ、一口食べる。
「うん、美味しいです」
「ありがとう。それじゃあ、ぼくはキープアウトテープをはがしに行ってくるよ」
 周は仲間に頭を下げ、階下へと向かった。
 一方、クララとカロン、ポンは屋上の破損箇所をヒールを施す。ひびの入った地面や、破損したフェンスが幻想を含みながらも元の形へと戻ってゆく。
 修復された屋上で、ゼノアは空を見上げた。直視はむずかしいが、朝の太陽が輝く空は澄んだ色をしている。
「綺麗ですね」
「うん、綺麗なのだ。ポンちゃんも月を追う獣だからせっかくなら昼までここで眠って月を見て帰りたいけど……学校だし、怒られるかもしれないのだ……」
 耳を伏せ、ポンはため息をついた。
「学校か……」
 感慨深そうにグラウンドを見下ろすのは、総一郎。今回訪れた場所をあらためて認識すると、さまざまな思い出が脳裏に浮かぶ。
「通ってた頃は楽しかったな。それこそ授業サボったり友達とバカやったり……もう戻れないんだよな、その頃に」
 これが『大人になる』ということなのだろうか。だとしたら。
「……寂しいもんだな」
 登校し始めた生徒を眼下に、総一郎は帽子のつばを引き下げた。

作者:雨音瑛 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年10月12日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 7
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