夢の果てに

作者:洗井落雲

●うたかたの夢
「やっぱりか……」
 ハインツ・エクハルト(光を背負う者・e12606)は、目の前にそびえたつ廃墟を見据えながら、呟いた。
 とある山間に立てられた、リゾートホテルの廃墟。
 既に忘れ去られ、肝試しの若者も訪れぬような、ひっそりとたたずむその場所へと、ハインツはまるで引き寄せられるように、訪れていた。
 なぜこの地なのかは、わからない。
 ただ、なぜか、来なくてはならない様な気がした。
 そのように呼び寄せられたケルベロスが何を見るのか。
 前例は、知っている。
 そして、その前例と全く同じように、その廃墟は、巨大なモザイクで覆われていた。
 中に何が待つのか。
 それも、きっと、知っている。
 ハインツは臆することなく、モザイクの中へと進入した。
 モザイクの中は、粘性の液体で満たされた、文字通りのモザイクとなった世界で構成されていた。天地がなく、左右がなく、床に壁があり、空に地があり、奥に手前がある。
 そのぐちゃぐちゃになった世界に、それはいた。
「……驚いたな。このワイルドスペースを発見できるなんて。この姿に縁があるのか」
 陰鬱そうな顔で、それは言った。
 その憔悴しきった、絶望に沈んだような顔は、ハインツとは対照的な表情である。
 だが。何か本能的な物が、ハインツに告げていた。
 アレは、自分の姿である。
 確信をもって、ハインツはそう、理解していた。
「ワイルドハントか……! オレの姿をとって、何を企んでいるんだ!」
 その言葉に、ワイルドハントは、
「オレの事を知っているのか。だが、秘密は漏れていないようだ。ならば、お前にはここで死んでもらう」
 ワイルドハントは盾を構え、剣を振り上げた。
 ハインツも構え、ワイルドハントを迎え撃つ――!

●援軍要請
「ワイルドハントについて調査をしていたケルベロス、ハインツが敵の襲撃を受けたようだ」
 アーサー・カトール(ウェアライダーのヘリオライダー・en0240)は集まったケルベロス達に向けて、そう言った。
 ワイルドハントを名乗る敵は、とある山奥に放置された廃墟をモザイクで覆い、何らかの作戦を行っているようだ。偶然か必然か、そこにやってきたハインツと戦闘に入ったらしい。
「このままでは彼の身が危ない。今なら、ハインツが敵と遭遇したタイミングで介入できるはずだ。至急、救援に向かってほしい」
 現場はモザイクの中の世界だ。奇妙な粘液に満たされ、バラバラになった異常な景色が広がっているが、幸い、呼吸もできれば、行動に制限もない。
 つまり、いつも通りの力を発揮できる、という事だ。
「敵の姿、目的、何故ハインツがワイルドスペースを発見できたのか……謎の多い事件だが、とにもかくにも、まずは彼の救助を優先してほしい。君達全員の無事と、作戦の成功を祈っている」
 そう言って、アーサーはケルベロス達を送り出したのだった。


参加者
篁・悠(暁光の騎士・e00141)
ラーナ・ユイロトス(蓮上の雨蛙・e02112)
ケルン・ヒルデガント(ピュア耳・e02427)
ラプチャー・デナイザ(真実の愛を求道する者・e04713)
フェル・オオヤマ(焔纏う剣と盾・e06499)
鮫洲・蓮華(ぽかちゃん先生の助手・e09420)
ハインツ・エクハルト(光を背負う者・e12606)
千里・雉華(明日死ぬかのように生きよ・e21087)

■リプレイ

●夢のまた夢
 二人のハインツ・エクハルト(光を背負う者・e12606)が対峙する。厳密には、片方はハインツの姿をした別人――ワイルドハントであるのだが。
「顔色が悪いこと以外大体オレにそっくり……すごいな、どうなってるんだぜ」
 ハインツの言葉に、ワイルドハントは答えない。じり、と剣を構え、ハインツへとにじみよる。
「答える気はない、か。まぁ、そうだよな。あんまり認めたくないけど、あんたの姿が、オレの……それがどういう経緯をたどったのかわからないけど、オレ自身の姿だって事なんだな。それは、なんとなくわかる……わかっちまうよ」
 ふう、と、ハインツは息を吐いた。
 相手の姿を見ていると、心がざわつくのはなぜだろうか。それは、今の自分とはあまりにもかけ離れた表情をしているからかもしれない。
 顔色も悪く、どこか悲痛なもう一人の自分のその表情は、一体どんな道をたどったが故の姿であるのか。
 見れば見る程、心がざわつく。それは、心底にある不安か、絶望か、或いは、怯えなのだろうか……?
 いや、とハインツは思考を中断した。
 仮にアレが、自身の姿だとしても。
 その姿に、たまらない絶望を抱いたとしても。
 自分は、まだそれに飲まれたりはしない。
 まだ、立ち上がって進むことができる。
 それに――。
 ハインツの横を、青白い光線が駆けた。それはワイルドハントへと迫る。
 ワイルドハントはとっさに盾でそれを受けた。熱を奪うその光線が盾の熱を奪い、瞬く間に霜をふらせる。続いて、輪っかが飛来、盾に直撃した。衝撃に、ワイルドハントの顔が歪む。
「オレはあんたと違って一人じゃない。そうだったな。ヤバい時に助けに来てくれる仲間が、オレにはいるんだ」
 ハインツの後ろには、今まさに冷気の硝煙をあげるバスターライフルを構えた鮫洲・蓮華(ぽかちゃん先生の助手・e09420)と、その相棒、ウイングキャットの『ぽかちゃん先生』の姿があった。
「もう! 何が『助けにくれる仲間がいるんだ』なの!? 皆心配してたんだよ!」
 少し怒りつつ、だがハインツの無事を喜びつつ。蓮華が言った。
「まったくでござるよ!」
 ラプチャー・デナイザ(真実の愛を求道する者・e04713)が叫びながら躍り出る。流星の如き飛び蹴りがワイルドハントの身体にヒット、衝撃が足に波及する。
「孤独かと思ってたけど違ってたんだ、オレは一人じゃないロールでござるか! カッコいい、今度拙者もやりたいなぁ! それはさておき」
 眼鏡をきらりと輝かせ、ラプチャーは笑った。
「無事でよかったぜ、ハインツ……しかしハインツ殿はヒロイン要素高めでござるよな、篁殿がヒーロー要素凄いからでござろうが」
「ケルベロスか! 次から次へと……!」
 叫び、ワイルドハントが駆けた。振りかざされた大剣を、ハインツが己の武器、『Heiligtum(ハイリヒトゥーム)』で受けた。
「悪いな、仲間は傷つけさせない!」
 ハインツはそのまま、『Heiligtum』を使ってワイルドハントを弾き飛ばした。続いて、サーヴァントのオルトロス、『チビ助』が斬撃で追撃する。
「歪みし理。在り得ざる世界。望まれる事のない結末。貴様が導く、その全てを打ち砕く!」
 凛とした声が戦場に響く。奇妙な粘液に包まれてなお穢されぬ、そんな雰囲気を纏った、透き通った声。
 篁・悠(暁光の騎士・e00141)は飛んだ。そのまままさに電光石火、雷光の如き蹴りをワイルドハントに叩き込む。
「『雲散霧消』せよ、ワイルドハント!」
 ワイルドハントは、その一撃を盾で受けるも、衝撃は殺せず、溜まらず後ずさるワイルドハント。
 悠はその反動で飛びずさると、空中で一回転、ハインツの隣に着地した。
「ハインツさん、君を――助けにきた!」
 笑って、手を差し伸べる。
「ああ。お前を――待ってた」
 笑って、手を取った。
「やっぱり、だ」
 悠は、確信したように言う。
「さっきの一撃、打ちあっただけだが、なんとなくわかった。アレは、姿はさておき、ハインツさん、君ではないんだな」
 それは、ハインツに近しい故の直感だろうか? わずかな違和感から、導き出されたのは、ハインツと同じ結論である。
「ああ。姿はオレであることは間違いない。でも、中身はまるで違う。それは、オレの直感も告げてる」
 ハインツの答えに、悠は頷いて、構えた。
「なるほどな。形だけの紛い物は、ここで討つとしよう!」
「形は他人の物。では、『あなた』は誰なのでしょうね?」
 そう言って、ウィルスカプセルを放ったのはラーナ・ユイロトス(蓮上の雨蛙・e02112)だ。
「オレは……ワイルドハントだ。それ以外の何者でもない」
 ウィルスによる妨害を受けたワイルドハントが、呻くように言った。
「その姿は仮装のつもりですか? まだお早い気もしますが」
「仮装だって?」
「ハロウィンにはまだ早いという事じゃ!」
 白い羽の装飾を付けたエアシューズで戦場をかけるのは、ケルン・ヒルデガント(ピュア耳・e02427)だ。
「地球の祭りでな、その時にはこの世とあの世の門が開き、悪い魔女や精霊がやってくるとかという話なのじゃな! 知らんかったか!?」
 勢いを乗せたまま蹴りつける。
「さぁね、地球の祭りには疎くてね……!」
 攻撃を受けつつ、とぼけるような感じでワイルドハント。
「なるほどのぅ、伊達にハインツ兄様の姿は取っておらんか、中々の手練れと見た! これは嬉しいのぅ!」
 どこか嬉し気に言うケルンだったが、
「いやいや、別にハインツ兄様の姿をとったことが嬉しいわけではないぞ」
 と、慌てて言うケルンに、
「いや、分かってるよ。助けに来てくれてありがとな、ケルン」
 ハインツが言った。
「あら、私にはお礼の言葉はなしですか?」
 冗談っぽく言うラーナへ、
「ラーナも! ありがとう、だぜ」
 苦笑しつつハインツが言った。
「私も来てるからね、ハインツさん!」
 フェル・オオヤマ(焔纏う剣と盾・e06499)が稲妻の如き高速の突きをワイルドハントに叩き込み、言った。
「フェルか!」
 嬉しそうにハインツ。
「コインさんやコインさん、本日の行方は如何に」
 コインを手元に携えた千里・雉華(明日死ぬかのように生きよ・e21087)が呟く。コインを打ち上げると同時に、左手をワイルドハントへ向けてかざし、精神を集中。それが最高潮に達した瞬間、ワイルドハントの足元が爆発した。同時に、落下してきたコインをキャッチ。
「……裏、でスか。努力次第。まぁ、アナタをしょっ引くための努力は惜しみまセんけど。傷害罪に偽証罪。しょっぴきがいがありそうでスね」
「雉華もか! すまな……」
 頭を下げようとするハインツへ、
「とりあえず、終わったら一回説教でスよ。無茶をして皆を心配させたんでスから」
 ぴしゃり、と言い放つ雉華に、ハインツは苦笑した。
 ハインツを助けるために、七人のケルベロス達が集まっていた。
「皆……ありがとう。それから、頼む」
 ハインツが、言った。
「あいつを倒す……力を、貸してくれ!」
 その言葉に、仲間達は力強く頷くのだった。

●夢の途中
「この中にも何人か、姿を借りてこれそうな人がいるんじゃない? あの眼鏡の人なんてどう?」
 蓮華が言いながら、バスターライフルを撃ち放つ。ぽかちゃん先生もリングで追撃をかけた。盾で受けるが、ダメージは殺せない。
「探してみたらどうだい? 縁があるなら……第六感に導かれてやってくるんだろうさ、そこの彼みたいにね!」
 ダメージを受けたが故か、それとも別の理由か、忌々し気にワイルドハントが言う。
「八つ当たりでござるか、それはいけないでござるなぁ。それはさておき、リア充への妬み、お主に八つ当たりでござるぅ!!」
 ラプチャーが蹴りの一撃。セリフの内容とは裏腹に、その声色に冗談めかしたトーンはない。言葉は茶化しているようなチョイスではあるが、相手の一挙手一投足から、なにがしかの情報を得るべく、知覚を総動員しているようだ。
「答えろ! 何で『オレ』の姿をとった!?」
 『Heiligtum』を構え、ハインツが突撃する。チビ助も追従した。チビ助が先に口の剣で切り付け、ハインツが続いて『Heiligtum』でぶち当たる。ワイルドハントの盾と、ハインツの『Heiligtum』が激しくぶつかり合った。
「答えるつもりはないね……!」
 ワイルドハントが大剣をハインツに向けて振り下ろす。ハインツは後方に飛びずさり、『Heiligtum』でそれを受け止める。
「言うがいい! 貴様の目的を!」
 悠がゾディアックソード、『神雷剣』で斬りかかる。その斬撃はワイルドハントの身体を切り裂いた。
「言うつもりはないと、言った!」
 苦痛に顔を歪めながらワイルドハントが叫ぶ。
「緊急手術です、ちょっとびっくりしますよ」
 と、魔術手術でハインツを癒すラーナ。
「流石に手ごわいのぅ! じゃがなぁ!」
 ケルンの放つドラゴンの幻影が吐き出した炎が、ワイルドハントを飲み込む。
「ええ! 私達を倒すには――遠い!」
 ドラゴニックハンマー、『銀の星』を振りかざし、フェルが突撃する。噴出された龍の息吹めいたパワーがハンマーを加速させ、炎に包まれたワイルドハントを、炎ごと殴り飛ばした。
「人の友人に手を出シて、ただで済むとは思ってまセんよね?」
 雉華が続いた。吹き飛ばされたワイルドハントを、エクスカリバールで強かに殴りつける。
 ケルベロス達の士気は非常に高く、ワイルドハントを圧倒していた。
 その士気の高さは、仲間を救うためか、或いは、仲間の姿をとる敵に対する嫌悪感故か。
 いずれにしても、ケルベロス達の怒涛の攻撃を、ワイルドハントは止めることができない。行動阻害による不利効果はワイルドハントの力を確実に削いでいき、戦いの流れはケルベロス達に有利なまま進んでいく。
 あるいは。
 絶望に身を包んだ者に、勝機など。
 最初からなかったのかもしれない。
「いくよ、イルミナルミラージュ!」
 蓮華が自身のオウガメタル、『イルミナルミラージュ』に声をかける。輝くドレスのような形状へとオウガメタルは変化、蓮華を包み込む。輝く腕による一撃は、ワイルドハントの持っていた盾を粉砕した。
 ぽかちゃん先生も力を振り絞り、翼で清浄な空気をケルベロス達に送り続ける。
「どうやら限界のようでござるな! 皆の物、チャンスでござるよ!」
 ラプチャーが叫び、一斉攻撃を指示した。同時に放った石化の魔法が、ワイルドハントの動きを止めた。
 ラプチャーの言う通り、ワイルドハントの限界は見て取れた。何より、手にした盾が砕けたことが、なんとなくであるが、仲間のケルベロス達に、ワイルドハントの限界と、ハインツとの違いを感じさせた。
 多分、本当にハインツなら。
 どれだけ倒れようとも、その盾は、心は砕けないだろうと。
「なんなんだ……君達は……!」
 片膝をつき、喘ぐように息をするワイルドハント。
「名乗らなかったか? じゃあ今から言うぜ」
 ハインツが『Heiligtum』を掲げて、言った。
「ケルベロス、ハインツ・エクハルト! ヒーロー……を目指して道半ば!」
 わん、とチビ助が鳴いた。
「あんたを見てて、改めて決意した。例えこの道が険しくても、あんたと同じ姿になったとしても……オレは決して諦めないってな!」
 そうだとも、とハインツは思った。自分は決して諦めない。例え倒れても、心折れたりしない。それに、自分には。
 こんなに大切な仲間たちがいるじゃないか。
「ならば行こう、ハインツさん」
 悠が言った。
「僕と、君。今日は二人のヒーローだ」
 ハインツが頷き、駆けた。悠が続く。
 ハインツが、飛んだ。悠が、飛んだ。
 二人が空中で蹴りの姿勢をとる。急所を狙った、電光石火の一撃!
 ハインツの蹴りが、ワイルドハントに突き刺さる! 間髪を入れず、悠の蹴りもまた、ワイルドハントに突き刺さった!
 ワイルドハントが吹き飛ばされた。廃ビルの壁にぶち当たり、巨大なひび割れを起こす。
 がはっ、と、ワイルドハントが息を吐いた。
 壁に貼り付けにされたまま、ワイルドハントは弱々しく、顔をあげると、
「……ケルベロスめ。無茶苦茶だな……」
 苦笑を浮かべた。そのまま、動かなくなった。一瞬、全身がモザイクに包まれ方と思うと、周囲の景色に溶けるように消滅した。

●夢の続き、素晴らしきこの旅路
「え、何アレ、ラブラブダブル何とかキックみたいなの! ずるい! 拙者もやりたい!! これだからリア充は!!」
 などとラプチャーは大げさに嘆いて見せる。それが普段の彼の調子であり、つまり、当面の危機は去った、という事なのだろう。
「ラーナ殿、今度拙者とアレやらない!? ラーナ殿のオリグラ、蹴り技だった気がするのでござるが!」
 ラプチャーの言葉に、
「嫌です」
 と、即答するラーナである。
「そんな事より、モザイク内部の調査を……」
 ラーナが言った瞬間である。
 世界が一瞬、ぐらり、と揺れた。ように感じた。次の瞬間には、辺りは全く、正常な空間へと変わっていた。
「も、戻っちゃったよ!?」
 フェルが困惑したように言った。
「なるほど、試合に勝って勝負に負けた……いや、違うか。妾達の目的は、あくまでハインツ兄様の救出であったはず」
 ケルンの言葉に、蓮華が続いた。
「そうだよ、試合にも勝負にも、大勝利だよ!」
「で、当のハインツさんは?」
 フェルがあたりを見やれば、
「助けに来てくれた時の悠、まさにヒーローって感じでカッコよかったぜ?」
「んぃ」
 と、言いつつ、悠の頭をなでるハインツである。悠も照れくさそうに、それを受け入れている。
 ええい、リア充め。ラプチャーではないが、なんとなく、そんな言葉が頭に浮かぶ。
 と。
「満足しまシたか? では、お説教の時間でス」
 雉華が腕を組み、無表情で、ハインツを見下ろした。
「良いでスか? ちょっとやそっとでは終わりまセんよ。何せ、あなたに言いたい事があるのは、アタシだけじゃないんでスから」
「そうだよ! 本当に、心配したんだから!」
 フェルが怒ったような、嬉しそうな表情で、雉華に続く。
 あたりを見まわせば、同じような表情で、ハインツを見る仲間たちの姿がある。
「えーと……お手柔らかに?」
 頭をかきながら、ハインツが言った。

 多分。
 ハインツが、ワイルドハントと出会った時に覚えた心のざわめきと、絶望。
 それは杞憂に終わるだろう。
 ハインツの周りには、大切な仲間たちがいるのだから。
 きっと、大丈夫。

 それはさておき、大切な仲間たちの楽しいお説教はしばらく続いた。

作者:洗井落雲 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年10月10日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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