オークはお尻がお好き

作者:紫村雪乃


 水しぶきをあげて海に飛び込んだのは少女であった。
 十代半ばほど。おそらくは女子高生であろう。十人いた。
 九月とはいえ、日差しにはまだ夏の名残がある。ビキニの水着に包まれた彼女たちの肉体は太陽に劣らず輝いていた。
「気持ちいいねー」
 はしゃいだ声をあげ、少女たちは水をかけあった。過ぎいく夏を惜しんでいるのだ。と――。
 突如、一人の少女が悲鳴をあげた。その足に何かがからみついたからだ。
 次の瞬間、少女の肉体が海を割って動いた。足にからみついたものに引きずられたのだ。
 その先に異形がいた。豚の頭をもった人型の魔物。オークであった。
「ブヒィ」
 少女を引きずり寄せると、オークは彼女の水着をむしりとった。下半身の水着のみ。トップには興味がないようであった。
 ぷりん、と桃のような少女の尻が露わとなった。無論、小さなすぼまりも。
「きゃあ」
 悲鳴をあげ、少女は尻を隠そうとした。が、触手がそれを許さなかった。
「あ……ああん」
 尻を嬲られる少女の口から、すぐに甘い喘ぎ声がもれはじめた。


「オーク達が海水浴を楽しんでいる女性達を略奪していく事件が発生します」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)は告げた。オーク達は魔空回廊から多くの女性の居る場所に現れ、略奪しようとしているのだった。
「またオークなの?」
 怒りに、その女は唇を噛み締めた。
 二十歳ほど。鮮やかな蒼の髪と瞳。冷然とした美しい娘だ。
 名をルナ・カグラ(蒼き銃使いの狂想・e15411)。ガンマンである。
「はい」
 うなずくと、セリカはある砂浜の名を告げた。
「襲撃時、ビーチにいる少女は十人。彼女たちを避難させてしまうとオークは別の場所に出現してしまい、被害を防ぐことはできなくなります。そのために少女たちの避難はオーク達が出現してから行う必要があるでしょう」
 オークの戦闘力は、とセリカは続けた。
「それほど高くはありません。けれど触手の攻撃は侮れないものがあります。威力、というより、その魔力において」
 恥ずかしそうにセリカは頬を紅潮させた。触手の魔力とは女性を欲情させるものであったからだ。その魔力に抗することはケルベロスであってさえ不可能であった。
「そ、それと」
 セリカの頬がさらに熟柿のように赤くなった。そしてセリカはいった。お尻、と。
「お、お尻?」
 思わずルナは尻に手をのばしかけた。
 先日のことだ。ルナはオークと戦ったことがあった。その際、彼女は恥ずかしいところの匂いをオークに嗅がれ、感じてしまったのだ。とはいえ、まだお尻はオークのものにはなってはいない。
「は、はい。オークはお尻を偏愛しているようなのです。その点に注意してください」
 もじもじしながらセリカはいった。


参加者
一咲・睦月(柘榴石の術士・e04558)
分福・楽雲(笑うポンポコリン・e08036)
アルテミス・カリスト(正義の騎士・e13750)
ルナ・カグラ(蒼き銃使いの狂想・e15411)
イリュジオン・フリュイデファンデ(堕落へ誘う蛇・e19541)
リー・ペア(ペインキラー・e20474)
阿久根・麻実(売星奴の娘・e28581)
雪代・更紗(熟れた花・e29464)

■リプレイ


「また女性を襲うオークですか」
 潮風に髪をそよがせ、女はうんざりしたように呟いた。気品に満ちた顔立ちは美しい。きりりとした雰囲気があり、それは開き始めた蕾の瑞々しさを思わせた。
 女――一咲・睦月(柘榴石の術士・e04558)は次いで顔を嫌悪にゆがめた。
「しかも、お尻を好むと。下劣に過ぎますね……まぁ、私のやることは変わりません。女性を守り、オークを駆逐する、それだけです」
 競泳用の水着をまとった睦月は砂浜を歩き出した。そしてビーチで寛いでいる少女たちに声をかけた。
 その睦月の背を見送っていた少女がうなずいた。
「そうですね」
 少女の名はアルテミス・カリスト(正義の騎士・e13750)。凛然たる美少女である。太陽のように煌く金髪と澄んだ青い瞳が印象的であった。
 そのすらりした均整のとれた肉体を覆っているのはビキニの水着であった。いや、違う。それは鎧であった。
「邪悪なオークは正義の騎士である私が許しません! これまで何度もオークの触手に屈してしまいましたが」
 アルテミスは乳房を覆う鎧を見下ろした。
「今回はそうはいきません。この装備ならオークなど恐れる必要はありませんから。このビキニアーマーは身体を覆う面積は小さいものの非常に高い防御力を持つのです! ……って説明書に書いてありましたからきっと大丈夫ですよね!」
 再び大きくうなずくと、アルテミスはビーチにむかって歩き出した。
 そのビーチには、すでに二人のケルベロスが待機していた。ルナ・カグラ(蒼き銃使いの狂想・e15411)とイリュジオン・フリュイデファンデ(堕落へ誘う蛇・e19541)である。
「泳ぐのは好きですが、実は海で泳ぐのは初めてですの。うふふ、楽しみですわね。ね、ルナ?」
 三十代にしか見えない四十七歳の女――イリュジオンが艶然と微笑った。
「は、はい」
 二十歳ほどの娘が冷然たる美貌を曖昧にうなずかせた。ルナである。
「前の恥辱が思い出されて仕方のない相手ね……。今度はどんな目に遭うのやら」
「どうしたの?」
 イリュジオンはサンオイルを取り出した。
「……ふふ、楽しく過ごして待ちましょう」
 オイルを手に取ると、イリュジオンはルナのこぶりの乳房に塗りつけた。するとお返しとばかりにルナもまたオイルをイリュジオンの肉体に塗りはじめた。
「おかあさんのお肌、白くてすべすべで、とっても綺麗で好きよ」
 ルナはいった。嘘ではない。紫の夜空をイメージしたビキニに包まれたイリュジオンの肉体は瑞々しく、かつ官能的であった。
「またオークの魔力に負けてしまうのでしょうか……」
 イリュジオンは沈鬱に目を伏せた。が、その目の奥に燃えている淫欲の炎である。
「ルナと一緒ならば負けても……なんて思ってしまう私は、イケナイ母親なのでしょうね……うふふ」

 海の中には二人のケルベロスがいた。リー・ペア(ペインキラー・e20474)、雪代・更紗(熟れた花・e29464)の二人だ。
「オーク」
 ショートの銀髪をゆらし、人形のように整いたすぎた美貌の少女がつぶやいた。リーである。
 いや、人形のように、ではない。リーは人形であった。正確にいえば人形型のレプリカントである。その証拠に彼女の肘は球体関節であるし、耳はダイヤル状の金属製部品であった。
「以前相対した時は不覚をとりましたが、今回こそは大丈夫です。そもそも繁殖に関係のない排泄器官に執着を持っているなどという訳の分からないオークに遅れなど取るはずはありません。全力で叩き潰してみせましょう」
 冷たく言い放つと、リーは自身を見下ろした。競泳用の水着であるが、オークの目的は臀部であるた問題はないだろう。
「わ、私も……オークの手から、一般人の皆さんを守れるよう……その、頑張ります!」
 おずおずとした様子で、緑の髪をツインテールにした少女がいった。雪代・更紗(熟れた花・e29464)である。
 可愛らしい顔立ちの美少女であるが、波に揺れるその胸は水着では隠しきれないほど大きかった。普通の水着であるのだが、マイクロビキニのように見えてしまう有様である。

「これが海ですか。初めて見ました」
 感嘆の声がビーチで流れた。声の主は七人めのケルベロスである。
 名は阿久根・麻実(売星奴の娘・e28581)といった。可憐な美少女である。が、その境遇は見た目ほど優美なものではなかった。麻実は自身の父親にオークに売りとばされたのであった。
 その麻実は純白のワンピースをまとっていた。目にしみるほどの白さが彼女には良く似合っている。
「私はオークを食い止めるつもりです。相手にされないでしょうから」
 麻実は横を見た。その視線の先には一人の男が立っている。
 二十歳半ばほどの若者。楽しそうにビーチを眺めている。
 八人めのケルベロス。分福・楽雲(笑うポンポコリン・e08036)であった。
「うん?」
 楽雲は麻実の全身を眺めると、
「そうでもないと思うぜ」
「そ、そうでしょうか」
 麻実の頬が赤く染まった。
「で、でも……どうしてオークはお尻なんか好きなのでしょうか?」
「さあな。ってか、オークはお尻がお好きだろうが、俺はお尻もお好きなんだ」
「えっ……ええっ?」
「いやー、八月を過ぎたビーチもなかなかの絶景絶景!」
 驚く麻実を尻目に、楽雲は楽しそうにわらった。
 その時だ。突如、悲鳴が起こった。


 悲鳴の主は少女であった。その足に触手がからみついている。オークが出現したのだ。
 閃く銀光がオークの触手を切断した。睦月である。星の赤き一欠片――ゾディアックソードを手に少女に走り寄る。
「落ち着いて。私達はケルベロスです。さぁ、こちらへ」
 睦月が少女の手をひいた。他の少女たちも睦月に従う。
 無論、それをみすみす見逃すオークではなかった。触手が蛇のようにいやらしくうねりながら疾った。
 びしっ。
 横からのびた『破壊の右腕』――ドラゴニックハンマーがオークの触手をはじいた。リーである。
「女性たちに手出しはさせません」
 淡々とリーは告げた。機械的な声音で。冷えた眼差しはオークを睨めつけている。
「ブヒィ」
 怒りと情欲に目をぬめ光らせ、オークがリーに襲いかかった。幾本もの触手が鞭のようにしなる。通常人ならば逃れることは不可能であった。
 が、リーは通常人ではない。水中にありながら、軽やかにリーは動いた。身の丈ほどもある破壊の右腕を軽々と操り、触手をはじく。それは蛇を翻弄する蝶のようであった。

「こっちに来ないで」
 悲鳴を更紗が悲鳴を上げた。わざとである。オークの注意をひくためであった。
 逃げるふりをして更紗は尻を振った。するとオークの目が光った。そして更紗を襲った。
「いやん」
 更紗が再び悲鳴をあげた。その身に幾本もの触手が巻き付いている。そしてすぐにボトムがするすると脱がされた。真っ白な尻がぷりんと露わとなる。
「いやあ」
 悲鳴をあげる更紗の尻を触手が愛おしそうに撫でさすった。


 少女を追ってオークがビーチに迫った。その眼前に美影身が立ちはだかる。アルテミスであった。
「オークたち、この私が相手です!」
 神々しく輝くエクスカリバール――聖剣エクスカリバーを手にアルテミスが身構えた。
「ブヒィ」
 オークが吼えた。その目が怒りと情欲で濡れ光っている。アルテミスの尻を欲しているのだった。
 オークの触手が乱舞した。視認不可能な速度で。が、アルテミスの超人的に動体視力はそれを視認した。躱してのける。躱せぬ触手は聖剣エクスカリバーではじいた。
「騎士として、低級なオークごときに屈するわけにはいきませんっ!」
 アルテミスは叫んだ。

「きゃあ」
 悲鳴をあげてルナは立ち上がった。が、すぐに足をもつれさせて倒れた。尻をオークに突き出すようにして。
 ちら、とルナは視線を走らせた。うなずいたのは走り寄ってきた楽雲だ。
「こっちだ」
 女性たちにむかって楽雲が叫んだ。ライフセーバーの待機所を指し示す。
 その傍らを麻実は砂を蹴立てて駆けた。その手にあるのは身の丈よりも大きな十字鍬槌・【石押分之子】――ドラゴニックハンマーだ。
「み、みんなが逃げるまで」
 麻実は十字鍬槌・【石押分之子】を振りかぶった。
 同時にオルトロスが跳んだ。シャドだ。砲弾のようにオークに迫ると、シャドは口に咥えた退魔神器でオークの触手を断ち切った。


 女性たちを追ってきたオークたちが足をとめた。眼前には艶やな肢体がある。ルナとイリュジオンだ。
 逃げ遅れた獲物。
 そう判断し、オークたちが襲いかかった。触手がルナの水着のボトムにかかる。
「きゃあ」
 ルナが悲鳴をあげた時、するりとボトムが脱がされた。なまじ尻を突き出していたために股間が完全に晒された。羞恥のせいですぼまりがひくひくと蠢く。
 嗜虐心を煽られたオークがルナの足を開かせた。すぼまりに顔を近づける。
「や、お尻の穴に鼻を近づけないで!」
 ルナが身悶えた。恥ずかしい匂いを嗅がれている。その事実に、かえってルナは興奮した。気づけば濡れている。
「ル……ルナ……ああん」
 濡れたイリュジオンの声。はっとしてルナが顔をむけると、四つん這いになったイリュジオンの姿が彼女の目に映じた。尻をオークに嬲られている。
 気持ちよさに、イリュジオンはむっちりとした大きなくねらせた。触手が尻を這い回っている。
「ああん。いい。お尻、いいの。もっと虐めて。…ね、ルナ。折角だもの……一緒に楽しみましょう」
「は、はい」
 蕩けた顔でルナがうなずいた。触手が皺の一つ一つを丁寧に弄っている。それがたまらなく気持ちよかった。
「ルナの一番恥ずかしいところに触手様をください。いっぱいご奉仕しますから」
 ルナは自らねだった。そして舌をからめて唾をぬりつけた。
 その時、イリュジオンの尻はすでにオークのものとなっていた。自らイリュジオンは尻をオークに打ちつけている。
「ああん。いい。お尻、いいの。勝手にお尻、動いちゃうの」
「おかあさんも……ルナの大事なとこ、虐めてください」
 ルナがイリュジオンに股間を差し出した。イリュジオンが濡れた舌をのばし、舐める。
「ああん、そこぉ」
 ルナが喘ぎ声をもらした。その時だ。触手がルナの中に入ってきた。気持ちよさにルナがオークにしがみつく。
「ああ、いい。奪われちゃった。ルナのお尻。これでお口もあそこもお尻もみんなオークのものになっちゃった」
「いいのよ、ルナ。一緒にオークのものになりましょう」
 さらに力強くイリュジオンは尻をうちつけた。

 この時、更紗もまた囮となっていた。オークに尻を嬲られ、すでに彼女は身も心も蕩けてしまっていた。
「なんでもします。だからしてぇ。もっとぉ。更紗の奥まで見てぇ」
 自ら手でお尻を開き、更紗はすぼまりをオークに突き出した。
「ブヒィ」
 吠えると、オークは更紗の尻を舐めまくった。触手をすすめる。自らの中を汚される快感に更紗は身を仰け反らせた。
「ああん。更紗のお尻、貴方のものです。だから好きにしてぇ。メチャクチャにしてほしいの」
 オークにしがみつくと、更紗は口を吸った。


 無数の触手が蛇の群れと化してうねった。すると麻実は十字鍬槌・【石押分之子】を地に叩きつけた。
 爆発。
 衝撃に砂が吹き飛んだ。爆風は無数の触手もまた吹き払っている。
 その機を逃さず麻実はオークに肉薄した。ドラゴニックパワーを噴出。ぐん、と加速させた十字鍬槌・【石押分之子】をオークの顔面に打ちつけた。
 ぐしゃり。
 熟れたトマトのようにオークの顔面が粉砕された。それでも麻実はとまらない。勢いのまま、さらにオークの顔面を叩き潰す。
「後ろだ」
 叫ぶ声とともに麻実にのびたオークの触手が吹き飛んだ。楽雲の気咬弾だ。
「どうやらサポートはもういらないみたいだな。妖気変化」
 ニヤリとすると、楽雲は殺気をたわめた。すると彼の全身から漆黒の炎が立ち上った。視認化された妖気である。
 次の瞬間、漆黒の妖気が白銀に変わった。
「じゃれつきたいんだってさ、応えてやってくれよ!」
 楽雲がいうと、妖気は巨大な狸の形状に変化した。そしてオークに襲いかかった。触手を引きちぎり、凍てつく牙でオークを引き裂く。

 アルテミスはオークの懐に飛び込んだ。たばしる聖剣エクスカリバーがオークの身をざくりと引き裂く。
 その時、アルテミスの背に別のオークの触手が迫った。さしものアルテミスも躱すことは不可能だ。
 煌。
 疾る獅子星座が触手を断ち切った。睦月だ。
 星の赤き一欠片――ゾディアックソードを振り下ろした姿勢のまま、睦月は砂を蹴った。触手を断ち切ったオークに接近。一気に星の赤き一欠片を薙ぎ下ろした。
 凍てついた白光が空間を亀裂を刻んだ。切り下げられたオークの身もまた凍りついている。
 斬り留める白亜の剣。次元の精霊の力を宿した剣で敵を切り伏せる、睦月の必殺剣であった。
 次の瞬間だ。オークが微塵に粉砕された。聖剣エクスカリバーの一撃だ。
「ありがとうございます。見事な業ですね」
 微笑むと、アルテミスは背を返した。翻る金髪が金色の光をばらまく。戦乙女を思わせる神々しさでアルテミスは別のオークに雷閃を思わせる刺突を繰り出した。

 海が渦を巻いた。竜巻と化して海水が立ち上る。
 振りしぶく海水の中にリーは佇んでいた。竜巻を生じせしめたのは破壊の右腕の一閃であったのだ。
「オークの触手の危険性は、以前の戦闘の経験から今回は心構えができています。気を失うような無様は晒しませんよ」
 リーはすばやく周囲を見回した。頭蓋を粉砕されオークが海水に沈みつつある。他のオークはたじろいでいるようだ。
 その隙をリーは見逃さない。機械的な冷静さでリーは次なるオークに破壊の右腕をぶち込んだ。


 オークが葬り去られたのは三十分ほど後のことであった。退避していた人々の姿がちらほら見え始めている。
「ビーチの平和を取り戻したところで、せっかくだから遊べないかな?」
 楽雲が紺碧の海に目をむけた。今までオークと死闘を繰り広げたいたとは思えぬ気楽そうな態度だ。信じられぬ胆力ではある。
 と、アルテミスが気がついた。ルナとイリュジオン、更紗の姿が見えない。

 その時。ルナとイリュジオンは姿は路上にあった。
「ルナ、もうだめ。あっちの岩陰で……もっとルナのこと虐めて」
 ルナが切なげにねだった。しかし、同じように切なげな目でイリュジオンは首を横に振った。
「ここじゃ、だめ。それよりも近くホテルに。そこでなら好きなだけ乱れることができるわ」
 ニッ、と淫蕩に笑うと、イリュジオンはルナの尻に指を滑り込ませた。

 しかし、岩陰で自らを慰める者はいた。更紗である。
「シャド、お願い。更紗の舐めて。美味しいですよ」
 更紗が尻を突き出した。するとシャドはたじろいだ。が、哀れと思ったのか、恐る恐るシャドは舌をのばした。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年9月17日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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