開かずの物置の悲劇

作者:林雪

●開かずの物置
「今日あっちいなー」
「もう秋になったんじゃねーんかよー」
 とある放課後、部活動を終えたサッカー部の生徒が数人で下校途中である。
 もうすぐ校門を出る、というタイミングで、その人影は現れた。
『屋上の、開かずの物置に……ナタを持った男が潜んでる話、知ってる?』
 少女の声で後ろからそう言われ、男子生徒のひとりがギョッとした様子で振り返る。声をかけたのは、ドラグナー・ホラーメイカー。
「何それおもしれー!」
「怪談? 怪談?」
 少し不気味だとは思うものの、この年頃の男子高校生特有の強がりもあって、彼らはホラーメイカーを取り囲むようにして、その話に耳を傾けた。
『20年以上前、不良学生たちに日常的にいじめられていた、気の弱い用務員のおじいさんがいたの。この不良どもはなかなか質の悪い連中で……タバコ押しつけたり、もっと酷い事も沢山……ある日用務員さんはこいつらに面白半分で屋上に追い詰められて、物置に隠れた。もうダメだと思った彼は、物置にあったナタを持って飛び出してそれを振り回すうちに、なんと自らの腕まで切りつけてしまった。混乱した彼は闇雲にナタを振り回して血まみれになったまま、今でも物置の中で怯えてうずくまっている……って話よ』
「ウェええーー?! マジでえ?」
「ちょ、ヤバい俺めっちゃゾクッてなったわ!」
「ビビってんなよおい!」
 ギャハハ、と男子学生たちが笑い合った、その一瞬の間にホラーメイカーの姿は消えていた。
「あーやべ、なんか怖くて笑ったわ俺」
「そういや屋上の隅っこに、なんか物置みてーのあるよな」
「あー、あるな! 屋根だけ青いやつだろ?」
「……行っとく? ちょっと行っとく?」
 好奇心を抑えきれない彼らは、互いに顔を見合わせて笑うのだった。

●ドラグナー・ホラーメイカー
「高校生が屍隷兵に襲われる予知が出たよ。この事件の背後にいるのはドラグナー『ホラーメイカー』だ」
 ヘリオライダー、安齋・光弦がそう言って、集まったケルベロスたちを見まわした。
「ホラーメイカー、こいつ、なかなか手のこんだ真似をするんだよね。まず、それらしい姿に作った屍隷兵を学校内に潜伏させておく。で、いかにも高校生がのって来そうな怪談話を聞かせて、彼らが自ら屍隷兵の居場所を探してやってくるように仕向けるんだ。そうすれば、自分自身は安全だからね……」
 既に『屋上の開かずの物置』を探索して行方不明になった学生もいるという。被害が広がる前に一刻も早く、学校に向かわねばならない。
「今回狙われたのは都内の公立高校。ホラーメイカーが広めたのは、『屋上にある開かずの物置に、血まみれの用務員が隠れてる』って話らしい。そんなの見に行っちゃうのがまあ、年頃なのかなあ……この話に釣られて屋上の物置に近づくと屍隷兵に襲われる、って仕組みだから、一般生徒がこの屋上に来ちゃわないように何か工夫した上で屍隷兵を撃破して欲しい」
 戦場は、校舎の屋上となる。屋上の隅に置いてある物置はドアの前に鎖がかけてあり、サイズは小ぶりのコンテナハウスくらいである。
「中に潜伏している屍隷兵は3体。どれも手にナタに似た刃物を持って襲いかかってくる。多分、会話みたいなことは出来ないだろうけど……相変わらず不完全で哀れな生命体だよ。きっちり眠らせてやろう」
 事件を起こした張本人のホラーメイカーは現場からは既に姿を消している。
「ホラーメイカー。用意周到な、厄介そうな敵だけど……まずは目の前の屍隷兵からだ。頼んだよ、ケルベロス!」


参加者
灰木・殯(釁りの花・e00496)
ディークス・カフェイン(月影宿す白狼・e01544)
姫百合・ロビネッタ(自給自足型トラブルメーカー・e01974)
大粟・還(クッキーの人・e02487)
ヴィンセント・ヴォルフ(銀灰の隠者・e11266)
鏑木・郁(傷だらけのヒーロー・e15512)
中条・竜矢(蒼き悠久の幻影竜・e32186)

■リプレイ

●屋上の物置
 放課後の騒がしさがひと段落した、午後の学校。教室には既にほとんど人気がなく、グラウンドではそろそろ運動部が練習時間を終えようかという頃だった。
「怪談話ですか……楽しむ気持ちも分からなくもないですけど、それで死人を出させるわけにはいきません」
 校内を歩きながら、中条・竜矢(蒼き悠久の幻影竜・e32186)が幾分表情を固くするのは、薄暗い教室や廊下がなんとなく不気味なせいである。応じた大粟・還(クッキーの人・e02487)は、対照的にホラーそのものに対してあまり興味がないらしい。
「……肝試しってそんなに楽しいものなんですかね? 私だったらそんなことに時間使うよりお菓子でも食べたいですけど……クッキーおいしい」
「学生さんの好奇心、というやつでしょうか……?」
「私は学生の頃から別に……学生って10年以上前ですけど……あ、クッキーはその頃から愛してました」
「しかし、今回の話は怪談というより都市伝説めいているようにも感じますね」
 メルカダンテ・ステンテレッロ(茨の王・e02283)
「敵は3体だったか……数名は既に犠牲になっている……か」
 ディークス・カフェイン(月影宿す白狼・e01544)の血の色の瞳には、目を逸らしがたい現実が映っていた。敵は屍隷兵。螺旋忍軍の収集したデータを元に、各勢力がこの技術の応用に取り組んでいるのだ。
「行方不明者、それに屍隷兵の素体にされた方も含めれば、恐らく被害は尋常ではない数に上る……到底見逃せません」
 灰木・殯(釁りの花・e00496)の柔らかい声も、敵への怒りにどこか鋭さを孕む。
 今更ながらに、屍隷兵にされた人を救う手立てはないのか、と鏑木・郁(傷だらけのヒーロー・e15512)は複雑な表情を浮かべる。そもそも、ホラーメイカーの怪談噺の内容も、虚構にしても気持ちのいいものではないのに、それを目当てに人が集まってしまう現実は、郁の胸をざらりとさせた。
「……」
 そんな相棒の様子をじっと見ていたヴィンセント・ヴォルフ(銀灰の隠者・e11266)が、スッと郁の前に歩み出た。
「ん? ち、違うってヴィンス。別に怖くて黙ってたわけじゃ……」
 と言いつつホラー話が苦手は苦手なので、何となく相棒の背中に守られて安心する郁。
 屋上に通じる扉の鍵は開いており、ケルベロスたちはそのまま進む。夕方になり少し涼しくなった風に髪を乱されながら、フェンス越しに見える校庭の景色にテンションの上がったヴィンセントが小走りにフェンスへ近づいて行く。これが学校、と本人的にはかなり興奮気味だがパッと見はわからない。
「うわあ、本当にあった。ドアの前に鎖がかけてある……こんなのが学校の屋上にあるなんて、異様な感じだね……」
 姫百合・ロビネッタ(自給自足型トラブルメーカー・e01974)が早速、怪談に出てきたコンテナハウスを発見した。ケルベロスとして戦いを怖れない彼女だが、怪談はあまり得意ではないのだ。
「とりあえず、キープアウトテープを張ります」
 と、竜矢が急ぎ屋上をテープで囲みに走る。そう広い範囲ではないし屋上だが、いつ学生が入ってこないとも限らない。この処置は正しいだろう。
「はいはーいクッキーの人ですよぉ~、一般人の方いませんかいませんね~? いるとおっかない目にあいますよぉ~」
 と、還が周囲を窺った。幸い、学生らが入り込んだ様子はない。
 一瞬、自分たちが入ってきた扉にも鍵を、とメルカダンテが見遣るも、屋上の扉の鍵はこちら側にはついていない。では人払いはお任せして、と彼女はコンテナハウスをじっと見つめる。
「……この中に」
 哀れな用務員が追い詰められたかと思えば、自然眉根が寄る。だが実際に隠れているのは、怪談噺のオバケではなく屍隷兵だ。
「屍隷兵だが『生命体』……何とも深い矛盾だな」
 ディークスの言葉は、今後ともケルベロスたちが直面するだろう問題を射ていた。
「あ、あそこに近づくと、屍隷兵が襲ってくるんだよね……よーし」
 ロビネッタがそろりと近づき、扉を……と、思いきや。
「……やっぱり怖いっ! 誰かお願いー!」
 ロビネッタがくるっと踵を返してそう叫ぶと、還のウイングキャット・るーさんがビクゥ! と背中の毛を逆立てた。なかなかいい反応です、と眺める還本人は特に怖いとかでもないらしい。戦いは怖くないロビネッタだが、怪談は怖いのである。
「ああ、ロビネッタさん。私が」
 殯が名乗り出て入れ替わりにコンテナに近づく。横開きの戸を殯がスライドさせると。

●作り物のホラー
『グルナァあ……』
『イヤダ……』
『イヤダアア……』
「……いましたね」
 中から漏れ聞こえてきたのは、重なる3つの不気味な声。姿を現した屍隷兵は情報の通り、ナタに似た刃物を手に、子供がむずかるように体を揺らしてケルベロスたちに近づいてきた。前に出て壁になる位置に立ったままの殯の横に郁が駆け寄り、その後を追って竜矢のボクスドラゴン・ストリアが飛ぶ。
「元は、人……」
 ヴィンセントの口調には抑揚がないが、郁には相棒の言葉の奥に潜むものがわかる。
「……少しでも早く、楽にしてやるしかない」
 郁が声を絞ってそう呟いた声に、殯もまた独り言の如く言葉を重ねた。
「眠れずの骸に疾く休息を……そして、病巣たる語り手の思惑を防ぎましょう」
 皆、この不完全な神造デウスエクスにはやりきれない想いを抱えているのだ。怨嗟にも似た屍隷兵の唸り声に、竜矢の表情も曇った。
「その苦しみを……終わらせます」
「1、2、3……もう隠れてるのはいないね?」
 ロビネッタがおっかなびっくりながらもコンテナの中を覗いて確認し、戦闘配置につく。「造られた挙句、怪談の化け物役か……哀れだ」
 メルカダンテは哀れみの中にも毅然としたものを滲ませ、アックスを構えて言い放つ。
「わたくしの役目は敵を殺すこと……油断せずに務めを果たしましょう」
 壁役の郁と殯が最前に、サポートにはストリアがつく。並んで攻撃手であるディークス、メルカダンテ、ヴィンセントの三人も前に出た。距離を取っての狙撃はロビネッタと竜矢が、回復手を務める還は、敵の動きから布陣を判別しようと目を凝らす。
 様子見はなし、と殯が大きく構えた愛用の武器・薄紅を振り下ろす。
『ゴァア……』
 3体の屍隷兵は継ぎ接ぎだらけの印象のバランスの危うい姿で、殯の斬撃が直撃しても歩みを止めずケルベロスたちに向かってくる。
「……with……喰らえ」
 続いてはディークスの胸元からブラックスライムwithが黒い咢と化し、不規則に動く敵に躍りかかり、見事に捕らえて見せた。攻撃は1体ずつに集め、確実で素早い撃破を狙う。
「……やろう、ヴィンス」
 郁の短い呼びかけに、頷きのみを返して炎の一撃を放つヴィンセントヒットとほぼ同時に、敵の足元へ郁が払うように蹴り込んだ。敵が倒れなかったのは、反対側からメルカダンテが同じく強烈に蹴りを喰らわせていたからである。
「ターゲット、ロックオン! いっくよー」
 ロビネッタの明るい声は知らず皆を励ますが、彼女の放つ氷の弾丸は容赦しない。腕を振り回しつつ唸りをあげる1体の腕は、白く染まる。
『コナイデクレ……』
『コナイデ……』
 3体は全員腕を振り回すことで、自身の盾としているようだ。
「よーく狙って、さっさと倒しちゃいましょうねえ……」
 どうやら敵は全員、本能的に己の身を守ることばかり考えるタイプのようだと見てとった還が、オウガ粒子を味方に降り注がせた。
『ウガァア!』
 来るな、とばかり2体が振り回したナタが、郁と殯に襲いかかる。無骨に見えて存外鋭利な刃物はふたりの皮膚を浅く裂き、鮮血は屍隷兵のヒビの入った体に吸い込まれていく。
『ヤダァア!』
 残るまだ無傷の1体が、突如狂ったように叫び出す。閃く刃に、一瞬ここにはいないはずの不良学生たちの姿をディークスは見た気がした。
「多人数に、押さえつけられ、いびられて……か」
「続きます!」
 悲痛な声ごと撃ち払おうと、竜矢のキャノンが火を噴いた。
 早くも1体目は、ところどころ肉体が欠け落ちて足取りも怪しい。それはさながら壊れた玩具のようだった。今は未だ、不完全な技術故に。だがもしこれが高い戦闘能力を秘めたものなら。壊れても壊れても戦い続ける、命なき兵士。
 殯が鋭くも冷静に敵を睨み付け、武器を黎蓮に持ち替えた。
「……バケモノ、か」
 低く呟いて黎蓮を振るえば、紅蓮の炎が広がった。
 ただただ、身を守るために腕を振り回す敵の戦い方は、戦い方と呼ぶにも哀れではあった。しかしこれを放置すれば、人が死ぬ。死んで、屍隷兵として利用されての悪循環は断ち切らねばならない。
「これ以上、暴れるな」
 罪なき人々の犠牲はメルカダンテが何より厭うものである。彼女は宙に舞い上がり、頭上に振りかぶったアックスを一気に振り下ろした!
『ゲボェエ!』
「頭が高い」
 冷たく威厳のある声で、メルカダンテが1体目に引導を渡す。頭部をコンクリートに叩きつけて砕かれ、手足の先をヒクヒク痙攣させていた屍隷兵はドロリと溶けて消え失せた。罪深き命の実験の末路である。躊躇いなくアックスの汚れを一振り振り払い、メルカダンテは次の標的へと穂先を変える。
「皆さん無事です? クッキー食べますかクッキー?」
 言葉こそ軽いが還はきっちりと仲間の様子に気を配り、オウガ粒子を撒き続ける。傷が大きければクッキーの雨を降らせる事も考えに入れつつ。
 敵の動きは緩慢、盾役の郁と殯がナタを上手く避けつつ抑え込む。ケルベロスたちが与える打撃は、不完全な彼らの体を確実に破壊していく。
『ゴガァア!』
 最初こそ、変則的な動きでケルベロスの攻撃をかわしてみせた屍隷兵だが、足元が動かなくなればもはや的である。
「名探偵ロビィ、参上だよーっ!」
 シェリンフォード改を手にしたロビネッタが引き金を引いた。相変わらず、連続で撃ち込まれる弾丸がRHとロビネッタのイニシャルを描いている……とは誰にもわからないが、動きは着実に封じられていく。そこへ。
「打ち砕きます! フリージング! ゼロバースト!」
 離れた位置から敵を捕捉していた竜矢の一撃。一瞬、時の流れが歪められたかの如く光の弾はゆっくりと着弾し、直後の衝撃波。もはや醜い肉塊であったはずの屍隷兵は、最期の瞬間美しい氷の破片となって散った。
 残るは1体。
「……理性など遠に無いだろうが」
 ディークスの赤い瞳が敵を見据える。短く呼吸し、一気に距離を詰めた。
「……お前に、視えるか?」
 神速の連打が、屍隷兵の身体を歪に、歪にしていく。生けるものとは違う肉を殴る感触はしかし、ディークスに不快を伝えない。壊しながらもどこかで寄り添えるものをすら感じる。とは言え、術は全力。
 もはや戦う力の失せた敵を前に、そして。
「己が影に沈め――」
 ヴィンセントが白き獣を呼び出した。
 この技がどれだけの集中力を要するかを心得ている郁が、詠唱の邪魔はさせないと先とは逆にヴィンセントの前に立つ。
「喰らい尽くせ」
 獣の牙が喰らうもの。人の命なのか、それとも。
 少なくともその断末魔は、人の声とは聞こえなかった。彼らの苦しみを終わらせる事が出来たのかどうか。竜矢の耳の奥にはその声がいつまでも残るのだった。

●ホラーの首謀者
 被害を広げずに無事敵を撃破する任務を果たしたとは言え、ケルベロスたちはどこか複雑な胸の内で、壊れたコンクリートやひしゃげたフェンスをにヒールを施す。
「怖い話って苦手。どうせなら、楽しい方がいいな……開かずの物置に幻のお宝! とかっ」
 そんな中で、ロビネッタの声は明るい。郁が軽く笑って応じた。
「あ、俺もそっちの方がいいな」
「やっぱりそうだよね!」
「……」
 ヴィンセントは何も言わずに歩み寄ると、郁の頭をポンポンと撫でた。一瞬目を丸くした郁だったがすぐに表情を緩めて、自分の方からもヴィンセントの頭を撫で返す。気心の知れた相棒同士、互いの手が、心に溜まりそうになる澱を拭い取ってくれるのだと知っている。
 一方、ヒールに勤しむ還を余所に、るーさんはパタパタと羽ばたいて件のコンテナの上を回っている。
「るーさん、興味はあるんですよね怖がりのくせに……わかんないなぁ」
 殯は屋上を丁寧にくまなく探し回る。と言っても、自分でも何を探しているのかは厳密にはわからない。事件首謀者であるホラーメイカーの痕跡か、または被害者の残した何か。一縷の望みそのものを、探していたのかも知れなかった。
 ディークスもまた、声なき声を聞いた気がして。怨恨の声に嫌悪は抱かない、叶う事なら共に連れてやりたいと願う彼は、短く祈りの言葉を落とす。
「……安らかに眠れ」
 夜の帳の降りかけた屋上で、竜矢はふとコンテナを振り返り、短く黙祷を捧げる。ここで襲われてしまった人の為に、そしてもしかしたら昔本当にいたかも知れない、ここに追い詰められて哀しい思いをした用務員の為に。
(「助けられなくてすみません。どうか、安らかに眠ってください……」)
 こうしてこの学校での事件は幕を閉じた。しかし好奇心につけこむ卑怯な首謀者、ホラーメイカーを叩かねば次の犠牲者が必ず出てしまう。
「怪談は、現実ではないからよいのでしょうね」
 メルカダンテの凛とした声は、これ以上の惨劇は許さないという意志に満ちていた。

作者:林雪 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年9月16日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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