夜の帳の向こう側

作者:宮内ゆう

●暗澹
 どこまでもどこまでも。
 暗く暗く、落ちていきそうな部屋の奥で、男性が項垂れていた。
「私は、間違ったのか……」
 言葉の端々から感じ取れる後悔の念。男性はここの主なのであろう。
 暗くて分からない状態ではあるが、ここには暗幕が垂れ、作り物の妖怪の人形やかぶり物、他にも墓や井戸などのセットが置かれたままになっている。
 一目見れば、ここがお化け屋敷であったことは想像に難くない。
 そして、潰れてしまったという事実も。
 分からないのは、中央にいくつかのテーブルと椅子があることだが、これは一体なんなのだろう。
「ああ、なぜ、なんで上手くいかなかったんだ……」
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの後悔を奪わせてもらいましょう」
「え……?」
 暗闇の中で声だけが響いた。
 声の主を探り当てる間もなく、男性の胸に鍵が突き刺さる。
「あ、そん、な……私の……お化け屋敷カフェ、が……」
 そして、男性が倒れると同時に新たなドリームイーターが生まれたのだった。

●宵の闇
 またもやコンセプトカフェが潰れてたらしい。
 今回は、お化け屋敷カフェ。
「だからどうして混ぜた」
 颯・ちはる(寸鉄殺人・e18841)が盛大にため息をついた。
 ちふゆさんも盛大に排気ガスを吐いた。
 店長の後悔の感情が奪われ、新たなドリームイーターが生まれ、事件を起こすことになるということだが。
「ちょっと考えればわかるよね。お化け屋敷やってるトコでのんびりお茶なんて飲んでられないじゃん」
 彼女の場合は、暗闇などは慣れてそうだから問題はなさそうだけども。
 何はともあれ、やってみる前から潰れるのは目に見えてそうなものである。
「まあ、とはいえ放置しておくわけにはいきませんからね」
 ひょこりとヘリオライダーの茶太が顔を出した。
「お化け屋敷カフェというだけあって暗いですしなんか色々ありますけど……とりあえず戦闘の邪魔になるものはなさそうです」
 とにかく思いきり戦って、ドリームイーターを倒せばいい。そうすれば店長も目を覚まし、事件は解決だ。
「もちろん、このカフェのサービスを心から楽しめば、店長の後悔は薄れて、ドリームイーターも弱体化します」
 カフェを堪能しつつ、お化け屋敷も楽しむ。結構無茶な話。
 なお、今回は人数的な問題もあるので、脅かす方と脅かされるほうに分かれても良さそうだ。道具や衣装もいろいろあるようなので、自由にやってみて良いだろう。
「それじゃあみなさん、今回もよろしくお願いします」
 そう言ってしめくくり、茶太は頭を下げた。
 お店も楽しんで、ドリームイーターも倒して、店長も救う。
 どんな楽しみ方になるのかは、未知数である。


参加者
アリス・ヒエラクス(未だ小さな羽ばたき・e00143)
ラトゥーニ・ベルフロー(至福の夢・e00214)
芥河・りぼん(リサイクルエンジン・e01034)
カルナ・ロッシュ(彷徨える霧雨・e05112)
ルイ・コルディエ(菫青石・e08642)
颯・ちはる(寸鉄殺人・e18841)
神宮司・早苗(御業抜刀術・e19074)
キルティア・リーシュト(草の操者・e23570)

■リプレイ

●今そこにある恐怖
 まだまだ夏の熱気も冷めやらぬ今日この頃。
 彼らはこの店の扉をくぐり抜けた。
 というこの時点ですでにガタガタと震える音が聞こえてきてたりする。誰が見ても一目瞭然、神宮司・早苗(御業抜刀術・e19074)である。
「お化け屋敷なんかでご飯食べられぬ……無理じゃ……」
 何故来た。
 小さなろうそく程度しか明かりのない通路を進み、テーブルの並んだ広場にでたところで事件はおきた。
「早苗さーん! どーん!!」
「っっぎゃわああああああ!!!」
 後ろから芥河・りぼん(リサイクルエンジン・e01034)が飛びついてきた。いつものテンションでたのしそうなりぼんに対し、口から魂半分出かかってる早苗。もうダメだ。
「まだ何も始まっていないのに……不憫ね」
 そうは言いつつも、どこかほっとした様子のルイ・コルディエ(菫青石・e08642)。自分より怖がりの人がいるようだと、ちょっとだけ安心する。というところにキルティア・リーシュト(草の操者・e23570)がひょいと顔を出していたずらな笑みを浮かべた。
「なんだか驚かせ甲斐がありそうですね、がんばって怖がらせますよ!」
「お、お手柔らかにお願いするわ」
「驚き役の人とカルナさんも! むしろカルナさんを!」
「名指しですか!」
 こんな扱いにびっくりといいたいカルナ・ロッシュ(彷徨える霧雨・e05112)だが、もはや通常運転。個人的には開幕死んでいたり、戦闘前に鉄山靠で吹き飛ばされている方がびっくりだと思う。
「やっぱりこう暗いとちょっと危ないじゃないですか。ほら、ぶつかったり料理をこぼしちゃたり? 僕に闇討ちされたり?」
 首かしげて言うけど、ものすごく物騒。
「冗談ですよ! ちゃんと闇討ちします!」
「そこは曖昧なままにしてほしかったです!」
 キルティアがてへぺろとかしても怖いだけ。合わせてルイも一言言うことにしたようだ。
「驚かせたら燃すわ」
「怖い!!」
 ホラー(物理)。
 なお、すでにラトゥーニ・ベルフロー(至福の夢・e00214)はぐっすり寝てた。まだ何も食べてないのに。良い具合に暗くて落ち着いてしまったのだろう、仕方ない。
 ミミックのリリさんが必死で起こそうとしてるけど効果ないだろう、仕方ない。
「今日の私はリアクションの達人……たくさん復習してきたから隙はないのだわ」
「へぇ、どんな?」
 やおら自信ありげに語るアリス・ヒエラクス(未だ小さな羽ばたき・e00143)に颯・ちはる(寸鉄殺人・e18841)が応える。まあだいたい予想はつくのだが、扱いも慣れたものである。
「ホラー映画よ……」
「そっか。リアクション芸とどう結びつくかわかんないけど」
「ふ……またしても努力の方向音痴なカフェを救ってしまうのだわ……」
「なんだか分からないがとにかくすごい自信だ」
 まあ、がんばってくれるなら越したことにない。そんなアリスはひとまず置いておくことにして、ちはるは脅かす準備に入ることにした。
 さて、そこで問題になるのがライドキャリバーのちふゆさんの存在である。
 内装が和風なせいかどこか所在なさ気にしている。
「とりあえず置物のフリしてもらって……適当なとこで音を出してもらえば良いかな」
 返事の代わりに、エンジンを鳴らして応えるちふゆさん。
 ぶおんぶおおん。
「……やっぱりただの置物でいいや」
 世間は世知辛いものだった。

●イートインホラー
 席に着いた後、脅かし役が準備のために奥へ行って(ただし寝てるラトゥーニ除く)しばらく。
「ぎゃあああああああ!!」
「な、なんじゃ!?」
「カルナね」
「なんじゃそうか」
「彼は犠牲になったのだわ」
 男の叫び声が聞こえたが、脅かされチームは冷静に対処できた。現実は残酷である。
「しかしなあ……このメニューでさえ頼みづらいのじゃ……」
 血やら臓物やら恨みやら呪いやら書かれたカフェメニューにげんなりしつつ早苗は言った。しかし、横から見ていたアリスがそれを見つけた。
「……オムライスがあるわ」
「あ、ほんとだ。ホラー用語が何もないのがかえって怪しいけど……」
 そうは言うもののルイも同意したので発注。
 かくして、キルティアが持ってきた。もはや嫌な予感しかない。
「おまたせしましたー。はらわた引き裂きオムライスでーす!」
 余計な一言添えてきた。
 だが見た目はその言うとおりで、もとは普通のオムライスであるが内側から卵の膜を破るように5本のソーセージが突き立てられており、ソーセージの付け根にケチャップを垂らしていることも相まって、まるで内臓の内側から突き破るように手が生えてきているように見える。
「~~~!!!」
 もうこれだけで限界近いわけで。
「あっ、と」
 キルティアの口からぽろりと何か落ちた。根元が血(ケチャップ)でまみれた人の指(ソーセージ)だった。
「……はうっ」
 早苗は卒倒した。
「あ、ちょっと! あなたがいないと!!」
 ルイが慌てる。それはそうだ、自分より怖がる人がいるから平静を保てていたというのに。
 ぱたん、ぱたん。
 何か音が聞こえる。倒れる音?
 見れば並んでいた和人形が次々倒れていっている。
 ぱたん、ぱたん、ぱたん、ことっ。
 少し軽い音がした。何かが落ちたのだろうか。
 ころ、ころころ、こと。
 何か玉みたいなものが転がって、止まった。
「!!」
 玉じゃない、人形の首だ。
「まあ、なんてこと」
 ひょいとアリスが首を持ち上げた。
「大変よ……見て、和人形の髪が……ドレッドヘアーに……」
 いきなり何もかもが台無しになった。
「レゲエに感化されてしまったのね……どうしてこんな陽気でファンキーなことに……」
 それはそれで魔改造怖い。
「あ、気をつけて……足下にマイマイカブリの霊がいるわ……」
「突然なに!? ていうかマイマイカブリって何!?」
 マイマイカブリ、オサムシ科。カタツムリを補食する昆虫で、基本的に日本固有の種である。
「あれ、早苗さん寝ちゃってます?」
 今さら暗がりからりぼんが顔を出してきた。人形倒したり首転がしたりした犯人だ。
「仕方ないですね。恋人さんとのあんなことやこんなことを言いふらしますよー」
「それは脅迫じゃああああああ! うっ」
 ツッコミ入れるだけ入れて、早苗はまた倒れた。
 もはや救いも助けもない、そんな状況のルイの脚に何かが絡みついてきた。
「え……」
 おそるおそる下を向くと、見知らぬ子供が脚にしがみついていた。とはいえ顔はよく見えないのだが。
「……よう」
 何か呟いている。
「いたいよう……くるしいよう……」
 ゆっくりと、子供が顔を上げる。
「お母さん……さびしいよう……」
「――!!!」
 その顔は腐りかけてただれ落ち、こちらを見つめているはずの双眸は空洞で奈落の闇が広がるばかり。ルイは声にならない悲鳴を挙げ……思わず炎をぶん投げた。
「はぁ、酷い目に遭ッー!?」
 炎はようやく井戸から這い出してきたピエロ面カルナに直撃した。
「ぎゃああああ、急に燃えだしたー! 熱ゥいい!!」
「むにゃ……ぁったかぃ……」
 ラトゥーニはまだ気持ちよさそうに寝ていた。
「……いや、ちはるちゃんのせいじゃないよね?」
 一連の仕掛け人、ちはるはちょっとだけ申し訳なさそうだった。
 だが、頃合いだろうか。
 りん、と鈴の音が聞こえた。
 迎えに来たようである。死神を模したドリームイーターが、黄泉への出迎えに。

●実体があれば怖くない
 まあ、こうして出てきたわけだけども、今さら出てきたトコで怖くない。
 あれだけ騒いだのにこうして普通に出てこられてもねぇ、となんだか場の空気は若干冷ややかだった。
 だがしかし、カルナだけは違った。8つの氷の刃を携え、ドリームイーターの後ろに立つ。
「不意打ちとはやってくれますね。しかしあなたが如何に手練れであろうとも、この牙からは逃れられませんよ!」
 誤解である。でも敵に向かってるから誤解したままでいい。
「カルナさんがかわいそうなので僕が援護しますね!」
 戦闘が始まってせっかく生やした角を引っこ抜きつつ、キルティアが参戦。
「ちょ、かわいそうってどういうこと」
「そんなことはともかくそぉい!」
 角投げた。間違ってない、降魔真拳とは魂喰らう降魔の一撃。武器からでも放つことが出来るのだ。ただ、武器とは一体。
 氷の刃がドリームイーターに喰らいつき、合わせて角がその体を貫く。
 反撃とばかりにドリームイーターが大鎌を振るうが、庇いに飛び込んだリリさんがうまく攻撃をカット。その隙をついて、ちふゆさんが落下してきてドリームイーターの上でデッドリーナスピンを披露。
 ちなみにラトゥーニはまだ寝てる。ぐっすり。
「ちふゆちゃん、ナイスッ!」
 一方こっちのマスターはちゃんと褒めてる。ちはるが轢き潰されたドリームイーターをさらに上から地面が割れんばかりの一撃を叩き込んだ。
「学んだのよ……斧とホラーは切っても切り離せない関係なのだわ……」
 アリスが斧を大きく振りかぶり、一気におろす。派手な音ともになんか破片みたいなものまで一杯飛び散った。
 大きくダメージを受けて、無防備な姿まで晒し始めたドリームイーターを追い込むまではもう一歩。
「ふ……ふふふ……」
 早苗がおきた。
「わし……もうダメじゃ……」
 でもいきなりやばそう。
「わしはここまでじゃが……おぬしらなら出来る、信じとるから……!」
「早苗さん……その気持ち、受け取受け取りましたよ」
「え、何この流れ、なんで死ぬ雰囲気になってるの」
「さあ、行きましょう。私たちで決着をつけるんです!」
「あ、私も含まれてるのね、それ」
 早苗の応援でやる気が出てきた気がするので、ルイとりぼんはドリームイーターへと向き直った。
 よろよろと起き上がる姿は見るからに満身創痍、だが戦いを諦めている様子もなく油断は出来ない。ドリームイーターの渾身の一撃、大鎌の横薙ぎを、ルイは踏みつけた。
 軌道がずらされ、鎌が床板に突き刺さる。それが引き抜かれるより先に、見下ろして静かに言う。
「終わりよ」
 ちり、と火花が弾けた。
 その瞬間に炎は超超高温度へ達し、視界から姿を消した。鋭く焼き切る透明の刃はもはや熱さえも感じさせない。ドリームイーターに理解できたのは、ただ自分が逆袈裟に斬られたことだけだった。
「……」
 声もなく膝をつくドリームイーター。だが戦いとは無慈悲なものである。
「いろいろな想いが集い重なり悲劇を起こしたのでしょう。だからひとまず成仏です!」
 どっから調達してきたのか、数珠を引っかけた手を合わせたりぼんが祈るように目を閉じていた。
 そしておもむろに目を開き――。
「なん! まん! だーッ!!」
 垂直縦90度。真上から真っ直ぐ叩きおろされた手刀が、その思いを昇天させた。

●相容れない壁
 ドリームイーターを倒し、無事店長を助け出すことが出来て落ち着いたところで、食事でもしようかと相成ったわけである。
「って、これのどこが落ち着けるんじゃーッ!!」
 早苗の悲痛な叫びが響き渡った。謎肉ハンバーグ、目玉ゼリー串、のうみそケーキ、臓物ソーセージ、ゾンビステーキ。
「なんじゃこのラインナップはー! 脳みそとか臓物とかそのまんまの形ではないか!」
「ぃがぃとぃける、のうみそ」
「ぎゃー! 脳みそ食べとるー!?」
 ラトゥーニが早速手をつけてるが、脳みそすすってるようにしか見えなくて怖い。しかも食べるだけじゃ飽き足らず、目玉まんじゅうを次々リリさんに放り込んでる。おみやげか。
「あ、胆汁ジュースと錆色血液もおねがーい」
「さらっと気持ち悪いの頼まないで……!」
 たのしそーにちはるが頼む反面、ルイもうんざりしている様子。そりゃ落ち着かないし。
「こんなの食欲沸かない! やっぱり無理……きゃっ」
 思わず立ち上がった拍子に血(ジュース)が零れて服にかかってしまった。
 良い具合に赤が飛び散り、返り血にしか見えない。
 アリスの耳がぴんと立った。
「きゃー、こわーい」
 いつものアンニュイな表情で言われても。
「わたし、もしかしてリアクション芸むいていない……?」
 本日いちばんのショックだったようだ。表情変わらないけど。
 ショックのあまり、アリスはルイに斧を手渡してしまった。
「それもうどう見てもさつじ……」
「言わないでッ!」
「へぶうっ!」
 何故かカルナは斧で殴られた。安心せい、峰打ちでござる。
「ぐっふぅ……ああ、おかしいな角のない男鹿が見える……」
「くすんくすん……探して……探して……落としちゃった僕の……大事な……」
 キルティアである。
「角おおうぉぉぉうう……!!」
「顔怖ッ、っていうか自分で投げてましたよねえ!」
「あ、ばれちゃいました? てへ」
 草生える。
「それにしてもこのゾンビステーキなんですが」
「頼んだのお前か」
 ちょっと悩みのある子供のように首をかしげるキルティアの言葉に、ちはるの突き刺さる一言。
「やたらずるずるのぬちょぬちょのどろどろなんですよね」
「ゾンビだ、から?」
 ラトゥーニが言う。もっともである。
 すするように食べるしかない。もはやキルティアが鹿ではなくグールに見える。
「そういうと、謎肉ハンバーグがいちばんまともに見えますね。上にのってる目玉焼きのデザインがどう見ても目玉ですけど」
「あげない」
「いえ、そういうつもりではなく」
 りぼんがハンバーグを覗き込んで言ったらアリスに誤解された。
「ちなみに何の肉なんです?」
「ソイレント……」
「え」
「……」
「……」
「いえ、わたしはやめておきます」
「なにが!?」
 世の中知らないでも良いことがきっとある。
「んー、楽しいね! ちはるちゃんは好きだよ、こういうカフェ!」
 びっと親指立ててちはるは言った。本当に楽しかったのだろう。
「ただこれ、落ち着きたいと怖がりたいでターゲットの層の喧嘩が凄まじいというか何というかお前ほんとに真面目に考えモガモガ」
 余計なことまで言いそうになったご主人の口をちふゆさんがハンドルで塞いだ。
「好きと好きを合わせても、大好きになるとは限らない……なのに人は、過ちを繰り返す……其れが過ちだと、理解してなお」
 突然アリスが真顔で何か語り出した。
「なればこそ、それを正すのが私達の責務……なのだわ」
「もっともなんですけど、そんな改めて言うほどの話なんでしょーか」
 半ば疑問を呈しつつ、りぼんは辺りを見回した。明らかにテンション落ちてる組と暴力で気を失っている人がいる。経営とはかくも難しいものなのか。
 その時、彼女の足に何かがぶつかった。
「おや……箱?」
 いつの間にか足下に箱が置かれていた。誰かの忘れ物か何かだろうか。
 開けてみる。
 ぎょろり、ぎょろり、と箱の中から無数の目がこちらを見返してきた。
 そっと箱を閉じる。
「さ、今日はそろそろ帰りましょうか!」
 そしてりぼんはおもむろに解散を宣言したのだった。

作者:宮内ゆう 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年9月5日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 5/キャラが大事にされていた 0
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