ラップで人をディスるの絶対許さない明王

作者:地斬理々亜

●熱いバトルに邪魔者現る
 ここは都内のとあるライブハウス。
 フリースタイルラップバトルのイベントが開催されている今、この場は熱気に包まれていた。
 2人の若者がステージに上がる。DJによるビートが会場に流れ出す。
 バトル開始――若者の片方が口火を切った。
「Yo、Yo、Yo、Yo! 俺の生まれは大都会の中、オマエの生まれスッゲェ井の中!」
「そこまでだ!!」
 ジャーンジャーン! と、鐘の音が鳴り響いた。ステージ上の若者2人が苦しみ出し、倒れ伏す。
 浄罪の鐘を鳴らしたのは、会場入り口に立つ、羽毛の生えた異形――ビルシャナ。
 ビルシャナは語る。
「ラップで人をディスるなど……特に、このようなラップバトルなど、絶対に許せぬ。相手の欠点を暴き出し、ダジャレのような低俗な歌詞に乗せて群衆に晒す……こんなイベントに参加する輩は!」
「皆殺しだ!!」
 ビルシャナの後方から雪崩れ込んだ、8名の配下が叫ぶ。
 ライブハウスは混沌と化し、人々は次々とビルシャナの手にかけられていった。

●ヘリオライダーは語る
「フリースタイルラップバトルの会場となるライブハウスが、ビルシャナに襲撃されます。睦の予想が的中する形になりました」
 イマジネイター・リコレクション(レプリカントのヘリオライダー・en0255)は静かに言った。
「え、マジで!」
 光宗・睦(上から読んでも下から読んでも・e02124)がびっくりするのを見やり、イマジネイターは頷く。
「はい。ラップで人をディスるのが許せない……という、個人的な主義主張により、ビルシャナ化してしまったようです。また、それに賛同した8名の一般人が配下になっています」
 ビルシャナのサーヴァントのように、戦闘に参加する彼らだが……。
「ビルシャナの主張を覆すような、インパクトのある主張を行えば、戦わずして配下を無力化することも可能かもしれません。……ビルシャナさえ倒せば、彼らは元に戻るので、救出は可能ですが……配下を説得で無力化できれば、戦いを有利に進められると思います」
 イマジネイターは述べる。
 彼女によれば、戦場となるのは、小型のライブハウスの屋内だという。
「ビルシャナの攻撃方法は、トラウマを具現化させる浄罪の鐘と、プレッシャーを与えるビルシャナ閃光……いずれも遠距離に届く、列攻撃です。その他に、清めの光によるヒールも行えます」
 ビルシャナのポジションはジャマー。連れている一般人は、戦闘参加時はディフェンダーとなる。
「ビルシャナに連れられた8名の一般人は、『人をけなすのは悪いことに決まっている』、『ライムとかいうのがダジャレみたいで寒い』、『よく分からないけどラッパーってなんかダサい』などと考えているようで……共通していることとして、彼らはラップやラップバトルの魅力を知らないようです」
 音楽を愛するイマジネイターは、悲しげに一度目を伏せる。
「えっと、元気出して、イマジネイターさんっ! つまり、まだラップやラップバトルの良さが分かってないみんなを、理屈じゃない、インパクト大なやり方で説得するのが重要ってことだよね!」
「はい」
 元気に言い切った睦へと、イマジネイターは同意を示す。
「ビルシャナ化してしまった人は救うことができませんが、被害拡大を防ぐため、撃破を。どうか、お願いします、皆さん」
 イマジネイターは、ケルベロス達を真っ直ぐに見つめた。


参加者
キャスパー・ピースフル(壊れたままの人間模倣・e00098)
光宗・睦(上から読んでも下から読んでも・e02124)
外木・咒八(地球人のウィッチドクター・e07362)
フィアールカ・ツヴェターエヴァ(エトワールプティット・e15338)
フェイト・テトラ(飯マズ属性持ち美少年高校生・e17946)
桜庭・萌花(キャンディギャル・e22767)
阿久根・麻実(売星奴の娘・e28581)
カテリーナ・ニクソン(忍んでない暴風忍者・e37272)

■リプレイ

●ぶつけられる論
「よー、よー、よー、ちょっとお待ち候、暴力は早論」
 予知通りにライブハウスに入って来たビルシャナとその信者達へ向かって、阿久根・麻実(売星奴の娘・e28581)が真っ先に声を掛けた。
「そこをどけ! 人をディスるラップは、許されざるものなのだぞ」
「では、ラップの何がダメなのですか?」
(「今のうちだね」)
 麻実と信者達が会話をしている間に、桜庭・萌花(キャンディギャル・e22767)は人々の避難を始めた。萌花が事前にライブハウスの構造を把握していたことによって、滞りなく誘導は進んでいく。
 一方、信者達の主張を聞き終えた麻実は、反論を開始していた。
「人をけなすのは悪いと言いますが、批判を言えない、言わせないと言うのも問題ですよ? むしろ、批判を受け止め、聞き入れる姿勢がないと人はダメになります」
 信者達がじっと聴いているのを見て、麻実は手応えを感じながら、論を展開する。
「……例えば、気がついてますか? 貴方は既にラッパーさんをけなしているのですよ? しかもお仲間が、『なんだか良く分からないけどなんかダサい』という理由になってないけなし方をしてる上に、暴力まで振るおうとしているのです」
 これを聞いた信者達の顔つきが、不意に険しくなった。彼らは口々に言う。
「ラップでのディスは存在してはならない、絶対に許せない行為なのだ」
「我々による崇高な断罪と、同列に語れるものでは、決してない」
「ラッパーは死んで当然、これは大いなる真理だ」
 ビルシャナの影響を受けている信者達の考えを、理屈だけで変えるのは難しかったようだ。
「……ダブルスタンダードなクソ野郎ですね。貴方のような大人には絶対なりたくないです」
 麻実の放った言葉に対して、信者からの返事はなかった。
「……されど、受け入れられぬからとディスるのは……お主等が嫌うものと同じことではないかと存ずるが?」
 説得を継いだのは、カテリーナ・ニクソン(忍んでない暴風忍者・e37272)。流れを受けて、まず結論から切り出す。
「ラップは、歴史的には1980年代頃から自由のステイツで産声を上げているようでござるし、既に30年以上の歴史があるのも事実。ここまでの歴史があれば、文化といって差し障りはないとは思う所存」
 ざわめく信者達。具体的な数字を示しての主張は、彼らにインパクトを与えるのに成功したらしい。
「すべてが万人に受け入れられるものでもない、それが文化というものでござろう。しかしながら、ディスる前に一呼吸置いて、自分を顧みてみるのはどうでござるか?」
 信者達は考え込む様子を見せる。カテリーナの説得は効いているようだ。
「ラッパーがダサいって、あたし見ても言える?」
 一般人の避難誘導を終えた萌花が、颯爽と歩いて来る。
 彼女の身を包むのは、B系エッセンスを取り入れたファッション。それは、女性ラッパーファッションを、萌花が自己流でアレンジしたものだ。
「ラップって結構自己紹介らしいじゃん。そーゆーコミュニケーション文化で、合意の上スタイルにのっとってディスりあって、自分が優れてるとこ主張しながら、技高めあうことの何が悪いの?」
「ん、んん……?」
 萌花が語る話の内容に、信者達がどよめく。
「ディスがただの悪口だと思ってんなら、それこそラップに対してdisrespectってゆーか」
 萌花はラブフェロモンを使用しながら言い放つ。
「ラップ舐めんのも大概にしなよ」
「……すみませんでした!!」
 ビルシャナの教義から離脱した信者が1名出た。
(「俺もラップに詳しいわけじゃないが……」)
 外木・咒八(地球人のウィッチドクター・e07362)は内心思いながら、口火を切る。
「ラッパーがダサいというのは、単なる偏見だ。ラップバトルは即興で言葉回しや韻の踏み方を考えるから、思っている以上に難しい。バトルに勝つ為にはセンスも要求されるから、ただ言葉を考えればいいわけでもない」
 無愛想な口調で、しかしよどみなく、咒八は語る。
「そ、そうなの……?」
 信者の1人がおずおずと反応する。
「実際にやってみれば少しはラップのことが分かるんじゃないか?」
 咒八が水を向ける。
「えっ。パッとできるものじゃ……あっ。確かに、即興でラップを考えるのって、難しい……ラッパーってすごいんだ……」
 その信者は納得し、ビルシャナから離れた。
 これで、残りの信者は6人。

●ラップの『本当』
「ラップだって人をディスらなければいいんでしょう?」
 次に、フェイト・テトラ(飯マズ属性持ち美少年高校生・e17946)が前に出る。
「ぼ、く、か、わ、い、い!」
 彼なりにラップ風に決めた。だがリズム感は皆無。
「あっかわいい……」
 小さな声が信者の方から聞こえたが、ビルシャナの影響を脱した者はいないようだ。
 しかしながら、フェイトの愛嬌ある行動は、堅くなっていた空気を和らげるのに役立った。
「Yo、Yo、Yo、皆がお正月に喜んでやってるヒャクニンイッシュ。ラップバトルの曲も入ってるゥ」
 リズムに乗って歌い出したのは、フィアールカ・ツヴェターエヴァ(エトワールプティット・e15338)だ。
 足さばきに差し支えない程度に短くした、薄く涼しい平安時代の貴族装束を纏っている。表は檜皮色、裏は青(緑色)の、夏を感じさせる襲色目、蝉の羽。そんな衣装である。
「何を言ってるんだ?」
 信者はいぶかしげに首をひねる。
「マドモワゼル・コシキブが他の貴族にからかわれた結果、ラップバトルを挑んで勝利したのが、ヒャクニンイッシュの歌なのよ! これこそ、ヘイアン・エラより日本に伝わる奥ゆかしいラップ真実よ!」
 フィアールカは言い切った。
「でたらめを……」
「いや、待つんだ。もしや」
 信者の1人、眼鏡をかけた少年が言う。
「小式部内侍の、大江山の歌のことを言っているのか?」
「イグザクトリ!」
 にっこりしてみせるフィアールカ。
「……そうか、あれはラップバトルだったのか……確かにそう解釈することもできるな……」
「え、何、平安時代からラップバトルあったの……?」
 まず眼鏡の少年が納得した様子で離脱し、それにつられた別の信者1名もビルシャナの影響を脱した。
「さーて、そろそろ出番よ」
 フィアールカは言い、アイズフォンを使って、ラップ動画の音楽を流し始める。
 野球帽を被った、フィアールカのミミック『スームカ』。斜めに帽子を被せられた、キャスパー・ピースフル(壊れたままの人間模倣・e00098)のミミック『ホコロビ』。加えて、ストリートファッションをかわいく身に着けた、フェイトのミミック。この3体が並んで、仲良く踊り出した。
 その横を通り、華々しく前に出たのは、光宗・睦(上から読んでも下から読んでも・e02124)だ。
「さあ、信者さん達もご一緒に!」
 フェスティバルオーラを用いて、睦は信者達に手拍子やダンスを促す。
 普通の人間に対して使用した場合ほどの効果は見られないが、信者達は少しだけリズムに乗り始めた。
 次第に楽しそうになってきた頃を見計らって、睦は口を開く。
「光宗睦、represent【サーカス】。下から読んでもアガるバイブスでrealなfeelを届けるよっ♪ ふつーのJK? ちょい脳筋系? どっちも私の日常系っ♪」
 紡がれたのは、即興のラップだ。
「睦ちゃん、aka、マイ親友♪ あたしも乗せてよ、ナイス過ぎるグルーヴ♪」
 萌花もパフォーマンスに混ざる。
 場に生まれたのは、陽気な雰囲気。
「ね? 音楽にノるのって超楽しくない?」
「楽しい!」
 ビルシャナ信者が1人、睦に同調した。睦はとっておきスマイルで応じる。
「ラップって、ただの口喧嘩やダジャレじゃなくて、言葉でリズムにノって音楽を超楽しむ方法のひとつなんだよっ! 言葉でノる人も身体でノる人も一緒に音楽を楽しもー!」
「おー!」
 さらに、信者の1人が、天高く拳を突き上げた。
 ケルベロス達の言葉に応じるまいと、強情に抵抗している信者は、残り2人。
「即興で同じ母音のワードを頭の引き出しから持ってきて、かつそれを会話が成り立つような意味合いにしないといけない……うーん。これって意外と難しいぞ!」
 言ったのはキャスパーだ。
「ラップバトルって、ボキャブラリーと知識と瞬発力がないと出来ない高度なバトルだよね! 咄嗟の判断力も要求されるし」
 仲間達を見るキャスパー。
「そうだな、ピースフル」
 咒八が同意した。キャスパーはにこにこして、信者達に向き直り、続ける。
「韻を踏んでると聞いてても歌ってても楽しいし、なんだか口ずさみたくならない?」
「で、でも……」
 あと一押しと見たキャスパーは、言葉を繋げた。
「それにラップバトルは最後にお互いが讃え合うんだー! 会場の皆で盛り上がるものだし、スポーツマンシップにのっとった、楽しいものなんだよ!」
「えっ!?」
 驚いた様子の信者達へと、キャスパーは無邪気な笑顔と共に言った。
「リズムにのせて韻を踏んで言えば、なんだか普段より気持ちも大きくなるし。自分の気持ちをビートに乗せて吐き出してみようよ!」
 これに対して、信者は。
「間違ってたの、それは俺だ! 今すぐするぜ、俺は土下座!」
 1人がリズム良く言うなり、言葉通り土下座。
「ラップバトルはただのけなし合いじゃなくて、楽しさに溢れた、素敵なものなんですね……よく、分かりました」
 残った1人も、続いてビルシャナから離れる。
 これで、8人の信者達全員が、ケルベロス達の説得によって配下化を免れた。
「よ……よくも……!!」
 残るは、ビルシャナのみ。

●明王とのバトル
 ビルシャナが打ち鳴らす浄罪の鐘は、脅威と呼ぶべきものであっただろう。
 しかし、ケルベロスとサーヴァント達の、前衛が多めの布陣は、敵の攻撃の効果を減衰させることに成功していた。
 加えて、咒八達ディフェンダーの活躍により、ケルベロス達の被害は抑えられた。
 さらに、メディックのキャスパーとフェイトを中心に、ヒールが適度に行われているためもあって、さしたる苦もなく戦いは進んだ。
「手っ取り早く終わらせましょう」
 麻実がオーラの弾丸を放ち、ビルシャナに喰らいつかせる。
「僕が癒してあげるです!」
 フェイトは桃色の霧を放出して、傷ついたホコロビを癒す。フェイトのミミックは、がぶりと敵に噛みついた。
「フェイトの旦那、ありがとうね。僕も、めいっぱい頑張るよ!」
 キャスパーはヒールドローンを仲間達に向けて飛ばし、ホコロビは武器を具現化させて攻撃を加える。
「ひとつ、ひとひらhit the beat」
 睦が歌うのは、光宗家に伝わる手遊び歌のラップアレンジだ。
「ふたつ、ふたごのfistでfight♪」
 睦の『いのりのうた(物理)』による一撃がビルシャナを襲う。
「悪いけど、あんたは見逃すわけにはいかないんだよね」
 萌花が、コンビネーションを発揮。睦に続く形で敵の元へ飛び込み、ナイフの刃でジグザグに斬り刻んだ。
「ぐ……」
「おおっと、動くなでござる。動いたら、お主のベッドの下の秘密のアレをバラすでござるよ?」
 苦しむビルシャナに追い打ちをかける形で、カテリーナが『忍法虚仮威しの術』。
「お主のベッドの下には……」
 すっとカテリーナがどこからともなく取り出したのは、CD。表面に、『声楽部の天使の声のあの子に官能小説を朗読してもらってみた』と手書きで書いてある。
「はあ!? おい!? はぁーっ!?」
 慌てるビルシャナ。事実無根だからなのか、あるいは……。ともかく、ダメージは受けているようだ。
「韻を踏め、カイシャクしてやる」
 フィアールカが言葉を向ける。
「オイヤメロ、オイオイヤメロ、オイヤメロ!」
 余裕のないビルシャナの応答は、ラップと呼ぶにはあまりにどうしようもない。
「ハァーッ!」
 フィアールカは高く跳躍。美しき虹を纏う慈悲なき蹴りを、ビルシャナに贈った。ビルシャナは壁に叩きつけられる。
「うぐっ……ラップは……許されざるもの……撲滅するまで死ぬわけには……」
 自らを清めの光でヒールし、なお戦おうとするビルシャナに、咒八が歩み寄った。
「もういい。安息に堕ちろ」
 紫の花から作られる薬が、甘やかな匂いを伴って、ビルシャナを安息へ誘う。『菫(ウルフズベイン)』。
「う……」
 ビルシャナの全身が力を失い、緩やかに倒れ伏して、そのままビルシャナは二度と動かなくなった。

●かくて落着
「一般人の犠牲も出さず、無事ビルシャナを撃破できたですね。めでたしめでたしです」
 フェイトがキュートにキメる。
「メデタシ!」
 フィアールカもフェイトの隣に並んで決めポーズをとった。
「お疲れ様でござる。さて……この場はヒールしておくのが良さそうでござるな」
 夏休み前の補習で疲れていて、この後も補習に大返しのカテリーナだが、頑張ってヒールを始めることにする。
「ったく、めんどくせえ」
 口癖を呟きつつ、咒八も施設へのヒールの手伝いに回る。言葉の割には面倒見が良いのが彼である。
 それから、ビルシャナの信者であった一般人達がそっとケルベロス達に近寄って来た。
「このたびは、すみませんでした。ありがとうございました」
「いいっていいって! 分かってもらえて良かったよっ☆」
「ま、そーゆーこと」
 頭を下げる一般人に、睦と萌花が応じる。
「あなたも、あえて手厳しい言い方をすることで、目を覚まさせようとしてくれたんですよね。感謝しています」
 麻実に対しても、一般人から言葉が向けられた。
「これからは、立派な大人として道を歩んでくださいね」
 麻実はきっぱりと返した。
「これにて一件落着、だね!」
 満足げに、キャスパーは笑顔を浮かべる。
「何なら、拙者達の活躍を歌にしても良いでござるよ?」
 ヒールの合間にカテリーナが言った。
 やってみたいと頷いた者、それを楽しみに待つと言った者……。
 ラップへのリスペクトを得た、そんな一般人達。
 彼らに見送られながら、ケルベロス達はライブハウスを後にしたのであった。

作者:地斬理々亜 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年7月23日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 0
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