鎌倉ハロウィンパーティー~声なき声

作者:秋桜久

 ハロウィンを間近に控えた街の賑わいを気にしながらも、それらをなるべく目に入れないようにして歩いている女子中学生が一人。
 彼女はクラスメイトに誘われたものの、生来の内気な性格で気後れしてしまい、頷くことが出来なかったのだ。今更参加したいとは言えず、羨ましく思いながら、その日が過ぎるのを待つしかなかった。
 俯いたまま歩く先に小さな影が映った。立ち止まって顔を上げると赤い頭巾を被った少女が居た。ハロウィン衣装を試着した子かと思い、声を掛けようと一歩踏み出しかけて──。
 ズンッ!
 胸に軽い衝撃を感じ、目を下に向けると、赤頭巾の少女が手に持っていた鍵が胸に突き刺さっていた。
「貴女、ハロウィンパーティーに参加したいんでしょう?」
「えっ、な……に?」
「その夢、叶えてあげましょう。世界で一番楽しいパーティーに参加して、その心の欠損を埋めるのです」
 少女が言うと、刺された部分から何かが噴出し、徐々に人の形を取っていった。
 全てが出終わると、少女は意識を失って崩れ落ちた。その横には全身を覆う包帯の隙間からモザイクが見え隠れしているドリームイーターが立っていた。
 その後、モザイクを包帯で覆ったミイラは街中へと消えて行った。

●迷惑なオバケ達
「藤咲・うるる(サニーガール・e00086)さんが調査してくれたのですが、日本各地でドリームイーターが暗躍しているようです」
 出現しているドリームイーターは、ハロウィンのお祭りに対して劣等感を持っていた人だとセリカ・リュミエールは言う。どうやらハロウィンパーティーの当日に、一斉に動き出すようだ。
「ハロウィンドリームイーターが現れるのは、世界で最も盛り上がるハロウィンパーティー会場、つまり、鎌倉のハロウィンパーティーの会場です」
 このままでは折角の楽しいパーティーが最悪のパーティーになってしまう。
「実際のハロウィンパーティーが開始する直前までに、皆さんにハロウィンドリームイーターを撃破して頂きたいのです」

●ハロウィンドリームイーター
 敵の能力は『鍵で近接する敵の肉体を斬り裂くと同時にトラウマを具現化させる』『モザイクを飛ばして敵1体を包み込み冷静さを失わせる』『受けた傷をモザイクで補修』の3つ。
「ハロウィンドリームイーターは、ハロウィンパーティーが始まると同時に現れます」
 敵を誘き出すには、本当のハロウィンパーティーが始まる時間よりも早く、偽のハロウィンパーティー始めて楽しそうに振るまえばよさそうだ。
「皆さん、ドリームイーターは撃破して、楽しいハロウィンパーティーにしましょう」
 カボチャのランタンを持ち上げて、セリカはニコッと笑って見せた。


参加者
空井・桜乙(放浪する轟音・e00952)
笠凪・澪(乱刀・e01280)
神咲・刹那(終わりの白狼・e03622)
瑞守・澪(静謐の響想士・e05290)
神白・煉(死神を追う天狼姉弟の弟・e07023)
天羽・舞音(力を求める不屈の騎士・e09469)
簒奪・蒐集(現住所はダンジョン・e14165)

■リプレイ

●パーティは準備から
 敵を誘き寄せるには偽のハロウィンパーティーで気を引かなければならない。偽とは言え、楽しんでいる雰囲気を出さなければならないし、本気で楽しむつもりの者もいる。ケルベロス達は思い思いの装飾とお菓子の準備を始めるのだった。
「ハロウィンか……元はイギリスとかの盆なんだっけな」
(「なのにそれを口実に騒いじまうんだから、まったく日本人はほんと祭好きだぜ」)
 まっ、俺も日本人なんだけどな。などと思いながら神白・煉(死神を追う天狼姉弟の弟・e07023)はお菓子の準備に余念がない。傍には大きなお化けカボチャのバスケットが置かれている。
「ハロウィン楽しいのに素直に楽しめないなんて残念だねぇー」
 空井・桜乙(放浪する轟音・e00952)はマスクで顔を隠したまま零す。
「伝え方なんてなんでもいいんだから、好きなように振る舞えばいいのにさぁー」
 手にはギター。伝え方……素直に言葉にできないのなら歌で伝える方法もある。パーティーでは大好きな歌とギターを奏でるつもりだ。調律にも余念がない。
「ハロウィンにまでわざわざ来るとは、ドリームイーターもご苦労なことです」
 仮装道具を用意しながら、天羽・舞音(力を求める不屈の騎士・e09469)はやれやれと溜息をついた。一見女性と見間違いそうであるが、れっきとした成人男性である。白い肌に黒い髪がとても映えていて、青い瞳が印象的だ。
「せっかくのハロウィンです。皆が楽しめるようにきっちり退治してしまいましょう」
 退治しなければ楽しめない。パーティーに参加する人達も、あの子も……。だからこそ神咲・刹那(終わりの白狼・e03622)は偽でも手を抜くことはない。
「どうかな?」
 オラトリオで翼があるから天使は安易かなと、シスターの仮装にしてみたものの、少し不安があるエヴァンジェリン・ローゼンヴェルグ(真白なる福音・e07785)が仲間に問いかける。
「よくお似合いですよ」
 執事服に身を包み、穏やかな笑みを浮かべながら簒奪・蒐集(現住所はダンジョン・e14165)が答える。
 パンプキンパイにキャンディ、ジャックオランタンを持参した瑞守・澪(静謐の響想士・e05290)。彼は誰かと一緒に賑やかに過ごすことがなかった為、若干戸惑い気味だ。
(「皆が楽しみにしているハロウィンパーティー、そこにつけ込むなんて許せない……。俺達が絶対に倒し無事にパーティを開かせる」)
 飾り用の南瓜ランプに思わず力が入っている事に気付き、笠凪・澪(乱刀・e01280)は頭を振って意識を切り替えた。楽しまなければ敵は来てくれない。
「これで準備OKだ」
 ランプを設置し、スイッチを入れてパーティー開始だ。

●偽ハロウィン会場へようこそ!
 ギュイィィ~~ン!!
『ハッピーハロウィーーン♪』
 会場に響いたのは桜乙が奏でるギターだ。ナースゾンビに扮した彼女は、大きな声で叫ぶように、響かせるように、歌った。
 歌は自由だ。気持ちを伝えるもの、やめられない止まらない。歌うことが好きな彼女の気持ちが声とギターに乗り、パーティー会場を包み込んだ。
「トリックオアブラッド!」
 執事服に黒マント、赤のカラーコンタクトを付けヴァンパイアと化した蒐集が、大きな声を上げた。にやりと笑う口元にはヴァンパイア特有の牙がキラリ☆と光る。
「トリックオアトリート!」
 刹那も負けじと声を上げる。狼男ならぬ狼女姿だ。吸血鬼に狼女とは、ある意味定番の仮装が集ったと言えよう。
 そこに狼男に扮する煉が現れた。カボチャのバスケットには、カルシウム入り骨型クッキーが入っている。
「あら、なかなか洒落ているものを持ってきていますね」
「へへ、だろ?」
 狼に骨型クッキーとは。刹那はバスケットからお菓子を取り、一口齧った。サクサクッといい音を立ててクッキーが口の中に消える。ヴァンパイア姿の蒐集も、興味深そうにクッキーを手に取り、無言で食べ進めている。ミミックは隣で大きな口を開けているが、そこにお菓子が投げ込まれることはなかった。
 会場内ではいくつもの南瓜の顔が、そこかしこに飾られていて、一つとして同じ物はない。その中に一際大きい南瓜の顔。
 サクサクと音を立てながら南瓜仮面がクッキーを食べている。それは笠凪・澪が仮装した姿だった。飾られて動かない南瓜と、動き回る南瓜……見る者に不思議な感覚を味合わせる光景だ。 
(「不思議だ」)
 パイとキャンディを配りながら、瑞守・澪は準備の時と同じ戸惑いを感じていた。今は篠懸を羽織り、錫杖を手に持つ烏天狗の仮装をしている。翼を出し、面は被っていない。その為、心情は表情に若干表れていた。
 戸惑いながらも音楽に合わせて舞い踊る。これは敵を誘う為の行動の筈……だけど。
「静かな方が好きなのですが、こういうのも悪くないのかもしれませんね……」
 いつしか本当に楽しんでいる自分が居た。これがハロウィンの魔法なのかもしれない。
 お菓子の詰まった南瓜のバスケットを手に、歌う仲間、踊る仲間、お菓子を食べる仲間を見やって、エヴァンジェリンはサファイア・ブルーの瞳を細めた。これが本当のパーティーならと思ってしまう。それでも警戒は怠らないが。
 エヴァンジェリンのバスケットから貰ったお菓子を片手に、ハロウィンを楽しむ舞音。その姿は予知された敵と同じミイラ男だ。
 ~~♪
 音楽と歌と踊りとお菓子が混然一体となって会場を包み込む。
 ──と、ふいにギターと歌が途絶える。
 次の瞬間、ミイラ姿のハロウィンドリームイーターの手が、窓にぺたりと吸い付いた。包帯の隙間から覗くモザイクが会場内の様子を覗き見る。とても羨ましそうに……。
 ピキピキと窓ガラスにヒビが入っていく。それはミイラの元となった少女の嫉妬か。
「来ましたね」
 舞音は仮装の包帯を解き、普段のスーツ姿へと早変わりした。
「トリックオアトリート。お菓子の代わりに貴方の命を頂きましょう、ドリームイーター」

●本気の悪戯
 窓ガラスを割り、室内に侵入したミイラ姿のハロウィンドリームイーター。
 まずそれに挑んだのは桜乙。「欺騙のワルツ」で敵の心に影響を与えようとしたのだが、敵は身を翻して攻撃を避ける。
(「ふむ、一筋縄ではいかないようだねぇー」)
 回避直後の隙を逃さず瑞守・澪の禁縄禁縛呪を放つ。御業に捕われ動きが鈍ったところに、正面から笠凪・澪が斬霊斬で斬り込む。これは攻撃と同時に敵の気を引く為のもの。その間に、舞音、エヴァンジェリンが敵後方へ回り込み退路を断つ。
 舞音の達人の一撃。正面の敵に集中していたミイラは死角からの攻撃を回避出来ず、包帯を撒き散らした。
「さぁ、いこうか……」
 攻撃で千切れた包帯の内側にモザイクが見え隠れする。そこへエヴァンジェリンが痛烈な一撃を加え、更なる破壊を与えた。
「そのモザイクの中にも腸は詰まっているのか、まぁどうでもいい中身をぶちまけて爆ぜろ」
 エクトプラズムで武器を作り攻撃を仕掛けるミミックと共に、蒐集は無貌の従属を招来。肉体を侵食され悪夢がミイラを襲う。
「──っ!!!!」
 ミイラが見た悪夢は何だったのだろうか。元となった少女の記憶のトラウマが呼び起こされたのか、頭を押さえ声にならない悲鳴を上げてもがく。近くのテーブルやイスにぶつかっては倒し、破壊し、木の破片を撒き散らしていく。
「!!」
 頭を振り、悪夢を振り払おうとした顔が一点で止まった。自分に悪夢を見せた憎き敵。
 次の瞬間、ミイラは蒐集に向けモザイクを飛ばした。
「ちっ、くそったれっ!」
 回避しようとするも、あっという間にモザイクが蒐集を包み込む。
「蒐集!? ……このっ!」
 刹那の美脚が電光石火の蹴りをミイラを貫く。攻撃を受けてモザイク飛ばしを止めたのを見届けて後方へ下がる。ヒットアンドアウェイだ。
「うおおぉぉっ!」
 攻撃の機は逃さないとばかりに、煉が地獄の炎弾を放つ。だが炎の弾は僅かにモザイクを掠っただけで避けられてしまう。
「燃えるねぇー」
 桜乙が「片翼のアルカディア」を奏でる。戦闘に相応しいBGMで盛り上げながら力強き楽曲でミイラを圧倒する。
「死は安らぎ、なら俺様は安らぎの神だ」
 ヒャッハー! とテンションの上がった蒐集が前に出てミイラに攻撃を仕掛けようとする。これは盛り上がった為の行為ではない。先程の敵の攻撃の影響だ。それに気付いた瑞守・澪は、すかさず護殻装殻術で蒐集を癒す。
「すまない」
 蒐集は瑞守・澪に礼を言いつつ後方へ下がり、体勢を立て直す。ミミックはそれを助けるように補助に入る。
 そうはさせじと攻撃を仕掛けようとするミイラに、笠凪・澪が先程刻んだ傷跡を正確に斬り付け、傷を広げていく。
「邪魔はさせない」
「止まって貰いますよ」
 舞音による指一本の突き。ミイラの体が石になったように重く動きを鈍らせる。
 常に警戒を怠らず、周囲を警戒しているエヴァンジェリンが、その隙を逃すことはない。リングより具現化した光の剣でミイラを斬り付ける。しかしミイラも大人しく攻撃を受けるつもりはない。動きを鈍らせながらも本能で身体を捻り、剣の軌道から身を反らした。
「……」
 ミイラは──と言っても、もう半分近く包帯は取れ、中のモザイクが晒されているが──モザイクで、抉られた部分の補修を行った。中身が同じモザイクだからか、修復されると、どこが攻撃を受けた箇所なのか判別がつき難い。
「弱点でなくても」
 刹那は日本刀を手に、緩やかな弧を描く斬撃でミイラの腱を的確に斬り裂いた。ミイラに人と同じ弱点があるかは分からないが、足を斬り付ければ動きは抑えることが出来る。そう考えての判断だ。
「接近しての直接攻撃なら避けられねぇだろ?」
 煉は地獄の炎をガントレットに纏わせ、ミイラに叩きつける。足に攻撃を受けたミイラは避けきれず、モロに攻撃を受ける。炎が包帯に移り、ミイラの全身を焼いていく。しかしミイラは燃えている部分の包帯を切ることで炎を抑えた。
 BGMが次へと移る。桜乙が次に選んだのは「幻影のリコレクション」だ。瑞守・澪も負けじと「殲剣の理」を歌い上げる。二つの曲がハロウィン会場に響き渡る。別々の曲なのに不思議とシンクロしているのは何故だろうか。
「──!!」
 人の歌と演奏はミイラに影響を与えた。ミイラはターゲットを瑞守・澪に定めて襲い掛かる。回復役が落とされるのを防ごうと、前衛陣は怒りで前が見えていない敵を相手にすべく壁となった。
 舞音はセイクリッドダークネスを放とうと、右手で敵を引き寄せたが、左手の拳はミイラに当たらず空を切った。
「惜しい」
「おい下僕、そいつをこっちに来させるんじゃねぇぞ。死ぬ気で肉壁になりやがれ」
 蒐集は防御を固める為、ミミックを壁役として設置。
「あん? 箱だと肉壁じゃなく箱壁か? まぁどうでもいいか」
 抑えてくれるならどちらでもいいかと、時空凍結弾を放つ。
 エヴァンジェリンも共にアームドフォートで時空凍結弾を撃ち、敵のモザイクを削りにかかる。それでも敵は狙いを定めた相手に接近しようと突進してくる。その手には鍵が。
 ザシュッ!
 瑞守・澪に届く直前、煉が庇って心を抉る鍵をその身に受けた。
「あ……う」
 肉体を斬り裂かれ膝をつく。だが様子がおかしい。心を抉る鍵は文字通り煉のトラウマを引きずり出したのだ。
「て……てめぇは……いや……本物じゃねぇ」
 宿敵であり本来の右腕を喰い千切った骸骨魚が襲い掛かってくる悪夢。仲間には見えない何かを振り払おうと右腕を振るが、悪夢は離れない。
「天地に満ちし幸魂よ、神代の如き調べとなりて響き給え」
 自分を庇って攻撃を受けた煉を癒す為、瑞守・澪は舞った。『桜瑞神楽』光の粒へ昇華された水が桜混じりの雨となって煉のみでなく、仲間全体を癒していった。
「大丈夫ですか?」
 瑞守・澪の声に自分の右腕を見、無事にそこにあることを確認して煉は頷いた。
「ここで畳みかけるよー」
 桜乙が2本のギターを変形合体、希望の歌を奏で始める。
「動くな、ここで止まってろ」
 笠凪・澪が斬霊刀を超下段に構え、ミイラの脚となる部分だけを素早く狙い切り裂いていく。脚への攻撃は、刹那に斬られたダメージもあり、ミイラは膝を折り両手を地面について身を支えた。だがもう動ける状態ではなかった。
「慈悲も容赦もありませんよ!」
 エヴァンジェリンが削ったモザイク部分に、刹那は傷口を集中攻撃。
 包帯は燃え、現れたモザイク部分も削られて大半を失っていたミイラは、広げられた傷口から徐々に崩れていき、塵となって消えて行った。

●本当のパーティーに向けて
 パーティーが始まるまでに、戦闘で破壊された箇所を直そうと各自会場内に散った。
「急いで準備をしないといけませんね」
 本当のハロウィンパーティー開催はすぐ。刹那は間に合うようにと走り回るのだった。
 蒐集は戦闘時とは人格が変わったように、元の執事的な様相に戻り、ミミックと片付けを始めた。
 そのギャップに驚きながら、エヴァンジェリンは倒れたイスなどを直し、自分が用意したお菓子のバスケットをテーブルの上に置いた。皆が楽しめるように。
「ハロウィンに最低のトリックをありがとよ……」
 煉はカボチャバスケットを手に、ミイラが消えた場所を見る。そこには最初から何もなかったように、空間が広がっているだけだ。この場所も、もう少しすればパーティー客で溢れ返る事だろう。この手で敵を倒せなかったのは残念だが、仕方ない。
「敵も倒し終えた事ですし、純粋にハロウィンパーティーを楽んでいきたいです」
 舞音はヒールで修復しながら会場内を見回した。そこかしこに飾られている南瓜が笑って、これから来るであろう人々を温かく迎える準備は出来ている。
 瑞守・澪も会場を修復しながら、パーティーに来られなかった女子中学生のことを思う。
(「後で彼女にひと包みのキャンディを持って行ってあげよう」)
 ほんのちょっとの勇気を。次はちゃんと言えるように。
「お疲れ様。さぁ、本当のパーティで楽しもうか♪」
 疲れを感じさせない笑顔を皆に見せる笠凪・澪。
「演奏はまかせてー」
 桜乙がギターを手に楽しい歌と音楽を奏でる。
 今度こそ、本当のハロウィンが始まる。音楽はいつまでもパーティー会場に響くのだった。

作者:秋桜久 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2015年10月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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