路地裏のディープ・フライド・フード

作者:雨音瑛

●においだけで満腹になりそうな店の中で
 揚げ油の匂いが漂っている。フライヤーの電源を切って、油井・ハルカはぼんやりと店内を見渡した。
 小さな食堂。席の数だって、少ない。それでも、夢にまで見た『自分のお店』――揚げ物のみを出す食堂だ。
「総菜屋の方が良かったのかな……」
 落ち込むハルカの背に、突如鍵が突き入れられる。
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『後悔』を奪わせてもらいましょう」
 そう言い放つのは、第十の魔女・ゲリュオン。鍵が抜かれ、ハルカが倒れる。
 ハルカの隣で、のっそりと立ち上がる影がひとつ。それは妙につやつやてかてかした質感の割烹着をつけ、店長面をした――ドリームイーターだった。

●ヘリポートにて
 揚げ物を提供する食堂。ただし、ご飯や味噌汁の提供はない。
 そんな店が潰れて第十の魔女・ゲリュオンに『後悔』を奪われたと、ウィズ・ホライズン(レプリカントのヘリオライダー・en0158)が告げる。
「私が危惧していたことが現実になった、というわけね」
 花道・リリ(合成の誤謬・e00200)は、口元に手を当てて思案する。
「そのとおりだ。第十の魔女・ゲリュオンは既に現場からは立ち去っている。しかし、奪われた『後悔』を元にしたドリームイーターが事件を起こそうとしている」
「ということは――一般人に危害を加える前に、ドリームイーターを撃破すればいいのね?」
 リリの問いに、ウィズはうなずいた。
「このドリームイーターを撃破すれば、被害者も目を覚ますだろうからな」
 とはいえ、敵の防御力は高く、油や揚げ物を使った攻撃を仕掛けてくる。油断は禁物だ。
「そうそう、戦闘となるのはドリームイーター一体のみで、配下などはいない。戦場は揚げ物食堂の店内だな」
 外には閉店の張り紙があるため、一般人が立ち入ることはない。しかし、とウィズは続ける。
「店長となったドリームイーターは、近づく人を店の中に引き入れて強制的に揚げ物を提供する。これを心から嬉しがった場合は見逃してもらえることもある。……が、普通の人ならば喜べないだろう、殺されてしまう可能性が高い」
 また、揚げ物を提供され、美味しそうに食べた場合、ドリームイーターの戦闘力が減少する。そのうえで撃破すれば、目を覚ました被害者も前向きに頑張ろうとする効果もある。
「そしてドリームイーターは接客に必要な言葉こそ話せるが、交渉などはできない」
 どういった作戦であたるかは任せると、ウィズは説明を締めくくった。
「揚げ物だけ、ね……私は歓迎だけど。ともあれ、ドリームイーターを撃破しなくてはね」
 と、リリはケルベロスたちに視線を向けた。


参加者
花道・リリ(合成の誤謬・e00200)
鬼屋敷・ハクア(雪やこんこ・e00632)
バレンタイン・バレット(ひかり・e00669)
平坂・サヤ(こととい・e01301)
ヴィ・セルリアンブルー(青嵐の鎧装騎兵・e02187)
日色・耶花(くちなし・e02245)
八崎・伶(放浪酒人・e06365)
鉄砲小路・万里矢(てっぽうはつかえません・e32099)

■リプレイ

●夢の店、夢喰いの店
 扇風機とエアコンが稼働している揚げ物専門店の中には、ケルベロス8人とサーヴァント3体のみ。注文を終えた日色・耶花(くちなし・e02245)は、店内を見渡しながら疑問を口にする。
「揚げ物専門店の人気がない? 何で?」
「まったくもって疑問よね。閉店なんてありえないわ」
 お冷やをぐいと飲み、花道・リリ(合成の誤謬・e00200)が同意を示す。
 しかし、と意気込むのは平坂・サヤ(こととい・e01301)だ。
「サヤが来たからには、後悔するには早いのですよ! この時の為に、朝ごはんは軽食だけにしてきたのですよ」
「あら、奇遇ね。私も、来るのが決まってから揚げ物を食べてないの。お肉と甘いものも控えたわ」
 そこまで言って、耶花は首を傾げる。
「そうなると……一体私は何を食べて過ごしてきたのかしら……」
 考えども、答えは出ない。
 扇風機の涼風を浴びながら、ヴィ・セルリアンブルー(青嵐の鎧装騎兵・e02187)は油のはじける音を耳にする。
「いいよねぇ、揚げ物屋。これから夏に向けてがっつりスタミナとりたいよね!」
「うんうん。すっかりあついキセツであるが……おお、きたきた!」
 バレンタイン・バレット(ひかり・e00669)の前に、揚げたてのドーナツが置かれる。表面に油の滲むドーナツを、バレンタインは遠慮無くぱくりと口にした。
「……あつくってもおいしいモノはおいしい! あげたてサクサク、ほんのりあまい!」
「そうだね、この時期夏バテにもなりそうだし。スタミナを沢山つけなくっちゃだ! いただきまーす」
 本来の目的を忘れかけているヴィは、置かれたとんかつにソースをかける。
「うん、美味しい!」
「よし、じゃあ俺もいただきます!」
 八崎・伶(放浪酒人・e06365)が両手を合わせ、箸を取る。
「揚げたての天ぷらや唐揚げが食べ放題とか凄ぇ贅沢だよな」
 と、届いた箸から平らげていく勢いだ。
「わあ、揚げたてのとんかつはホクホクサックリでジューシーだね」
 幸せそうに頬をおさえるのは、鬼屋敷・ハクア(雪やこんこ・e00632)。
「とんかつの脂身はあまいしお肉も美味しいですねぇ」
 もむもむと口を動かし、サヤがとんかつを楽しむ。
「やっぱり肉だよねぇ」
 そう言って、ヴィはしみじみと肉の味を噛みしめる。
 続きましては、からあげ。
「衣はサクッとしていてジューシー……!」
「中のお肉もやわやわで食べやすいね」
 顔を見合わせてからあげを褒め立てるサヤとハクアを眺め、耶花が微笑む。
「サクサクとんかつとジューシーな唐揚げ嫌いな人がいるのかしら?」
「トンカツとから揚げ……肉と油の相性に勝るものは無いわ」
 囲い込む勢いで食べるリリの口元は、既に油でテカテカだ。およそ全商品を注文したリリの周囲には、茶色一色の山ができている。思い立って写真を撮影し、仲間たちにも告げる。
「ほら、アンタたちも撮りなさい。SNS映えするでしょう」
「それでは遠慮無く!」
 スマートフォンで撮影するサヤの様子を、リリが満足そうに眺める。なお、リリ本人はSNSはやっていない。いわく「友人がいないから」とのこと。

●あれもこれも、どれも美味しく
 さて次は、と耶花は店内に貼られたメニューを一瞥する。
「あら、天ぷらもあるの? じゃあ海老とー、ナスとー、かき揚げとー……まあいいわ、全部並べておいて」
 ぞんざいに注文し、来たものから順に口に入れていく。
「ぜ、全部!? 耶花さん、すごい……! わたし、天ぷらはエビが好き。衣のサクサクと中のエビのぷりぷりがたまらないっ」
 驚きながら、ハクアは衣とエビの歯ごたえを楽しむ。
「イモ天もうまーい! 白米が欲しくなるなー」
 天ぷらを天つゆにつけて食べるのは、鉄砲小路・万里矢(てっぽうはつかえません・e32099)だ。
「おいしいですねえ。サヤは天ぷらならお芋がすきなのですよ」
「! 天ぷらもたべたーい! まいたけの天ぷらがいい! あとね、えびと、おいもと……」
 仲間がおいしそうに食べる様子を見て、バレンタインも次々と注文をしていく。
 次にサヤが咀嚼するのは、カキフライ。
「カキフライは大人の味ですねえ」
「カキフライ、ンまいな。そうだ、折角なんでその牡蠣も天ぷらにして貰えるか?」
 伶が手を挙げ店員を呼び止め、注文した。
 やがて店員が運んできたカキのフライと天ぷらをじっと見て、耶花がつぶやく。
「カキフライも美味しそうね、ビールが飲みたいわ」
「確かに欲しくなるが、ううん、今日はガマンで!」
 鉄の意志を貫き、伶はカキの天ぷらに香り塩をつけた。
「そろそろアレね。エンドレスに食べるための甘味が必要よね。店長、ドーナツをお願いするわ」
「ええ、やっぱり炭水化物は必要よね。店長、私にもドーナツお願い」
 リリの注文に、耶花が便乗する。ご飯の代わりに食べるのは、強者のみが成せる技だ。
 この店で提供しているのは、シンプルな揚げドーナツ。ふわふわもサクサクも、いろいろなフレーバーがあるのも良いが……と、サヤは揚げたてのドーナツを一口。
「素朴な美味しさはシンプルにして王道……うぅ、おいしい。揚げたての揚げ物ほど美味しいものはありませんとも」
「本当、そうよね。私は揚げ物なら何でも美味しくいただくけれど。それも万遍なく」
 目の前の揚げ物を食べながら、リリがうなずく。さらに、ハクアも同意して。
「わたしもひととおり食べたいっ!」
 そうだ、とボクスドラゴンの「ドラゴンくん」へと向き直る。
「ドラゴンくんも食べよ? あーんてしてあげる」
 灰属性のボクスドラゴンに、唐揚げをひとつ。続けて自分も唐揚げを一口。
「へへー。美味しいね。ほっぺが落ちちゃいそう」
 和やかな二人を眺めながら、耶花もウイングキャット「カジテツ」の視線に気付く。
「ひとつくらいあげてもいいわよ」
 目を輝かせるカジテツに、耶花はエビ天を差し出す。嬉しそうにぱくりと食べるカジテツに思わず微笑み、自身もエビ天を食べる。
「サクフワーギトギトーサクフワー幸せー」
 気付けば全種類、一通り食べていた。だって美味しいんだものとつぶやき、微かに思うのはダイエットのこと。それでも、今日は問答無用とばかりに揚げ物を口にする。

●満足するのはお腹とドリームイーター
 ひととおり食べたところで、バレンタインは仲間へと問いかける。
「しその天ぷら、おいしかったなあ。なあ、みんなはなにがすき? おすすめなのを食べあいっこしよう!」
「しそですか、サヤも注文してみますよ! あ、サヤのおすすめはお芋の天ぷらなのですよ」
「しそ! 芋! 店長、俺にも頼む!」
 二周目にとりかかるサヤに、伶が便乗して注文する。
(「ケルベロスは胃まで丈夫だと世間に認識されそうな気がするが……」)
「旨いからしょうがないよな、からあげもおかわり!」
 空の皿をよけ、伶は店長に手を振った。
 そんな様子を見て、これならばドリームイーターも弱ること間違いなしだと、バレンタインが店長をちらりと見た。予想どおり、ドリームイーター店長はにこにこ顔で注文をメモすしている。
「そろそろお腹もいっぱいになってきたし、最後の楽しみを注文しようかな」
 ドラゴンくんと視線を交わし、ハクアはドーナツを注文した。
「しめか……縁起を担いでトンカツで行こうか」
 しめにしては少々ヘビーだが身体を動かすから問題ないだろうと、伶は注文を追加する。
「伶にーちゃんはで〆か。ボクもそろそろドーナツで〆るとするかなー」
 万里矢の注文を聞いて、店長は厨房へと入って行った。
 濃厚な揚げ油の香りが、満腹になりつつあるケルベロスたちの鼻をくすぐる。
「それじゃラスト! ドーナツ、いただきます!」
 ハクアが満面の笑みを浮かべ、ドーナツにかじりつく。
「お外はサクサク、中はふんわり……! うん、大満足だよ!」
「確かに美味いなー。これで〆られて良かったぜ」
 いっぱいになったお腹に手を置き、万里矢はゆっくりと息を吐いた。そしてしばしの休憩の後、お茶を提供しはじめた店長に声をかける。
「ごちそーさまでした。……あとは、本人に意識を返してやれば完璧だなー」
 万里矢の言葉を皮切りに、ケルベロスたちは続々と立ち上がる。
「食べた後は後片付けをしなくちゃ」
「それにカロリーも消費しないとですよ」
 ハクアとサヤが、武器を手にうなずきあう。
「悲しいけれど、戦わねばならぬようね……」
 油でテッカテカになった口元を拭うリリに続いて。
「よし! キアイ入れて行くぞっ!」
 ヴィが大きくうなずいた。
「片付け、カロリー消費、うんうん、必要ですよね。もちろん戦闘も忘れちゃいけな……うん、戦闘……って、ケルベロスじゃないですかー!」
 叫ぶように言い放ち、店長は店の端に背をつけた。
「いっぱい食べてくれるから、良いお客さんだと思ってたのにー!!」
 店長は敷紙を巨大化させ、前衛を薙ぎ払った。
「おっと、回復は任せてくれよ。それに、食べた分だけは動かねぇとな――腹ごなしといこうぜ」
 縛霊手を掲げ、すかさず紙兵を散布するのは伶。
「それじゃ、わたしは援護を。――耳を澄まして。ねえ、キミにはこの声が聞こえてる?」
 集う光が白雪をまとい、揺れては踊る。妖精たちの囁きは前衛の耳に届き、迷いを断ち切る助けとなった。
 さらに、ボクスドラゴン「焔」が万里矢に炎の属性をインストールする。
「サンキュー。じゃ、攻撃は任せてくれよな」
 釘を生やしたエクスカリバールを振りかぶり、万里矢は容赦なくドリームイーターの頭にフルスイング。その脳天に、さらにリリによる流星の蹴りがヒットする。
 サヤの正確な一撃に続くのは、ドラゴンくんのブレス。
「よおし、おれもいくぜ! 燃えろ、太陽!」
 と、バレンタインも得意技を見舞う。ほのおの魔弾は店長を包み込み、さながらまばゆい太陽に姿を変えさせる。
「へえ、かわいい顔してやるじゃない。それじゃ私も……いえ、私は自己強化させてもらうとするわ」
 どこかのんびりした様子で、耶花が自身にCode:Judithを使用する。
 カジテツにヒールを施されたヴィは、鉄塊剣を両手にドリームイーターへと迫る。
 通常ならば命中が気になるドリームイーターが満足していること、そして仲間の与えた攻撃で回避率が低下していることにより、剣の描いた軌跡は見事、ドリームイーターに十字の傷を刻む。
「ぐう、っ……!」
 傷の大きさに、そして受けた毒に、ドリームイーターはたじろいだ。

●感謝を、拳にこめて
 弱っているドリームイーター相手に、ケルベロスたちは猛襲を加えてゆく。
 もちろん攻撃だけでなく、ヒールもしっかりと。ドリームイーターからの攻撃を受けても、伶が素早く詠唱する。
「癒せ、天津風」
 癒しの風が、ヴィを包み込む。
 伶と同じ役割を担う焔も、状態異常の耐性をつけるためにひたすらに属性をインストールしていた。
「さーて、そんじゃそろそろこいつをお見舞いするかー。永い夜は終わり、やがて朝は来る――ボクの”奥義”だ、受け取っておけ」
 万里矢がドリームイーターに、掌から生み出した光を灼き祓わんばかりに浴びせる。
 ふらつくドリームイーターの背後に回りこんだのは、ハクア。
「ね、後ろ取った!」
 にこやかに言い、素早く一撃を加える。ドラゴンくんに場所をゆずれば、箱に入っての体当たりがドリームイーターに決まる。
「いい感じですねぇ。では、サヤも威力を優先するのですよ」
 仲間の攻撃により、ドリームイーターへの攻撃の当たりやすさは段違いとなっていた。
「ありえることは、おこること」
 言葉に応じ、敵が貫通される可能性が集約される。きらきら輝く星がドリームイーターの胸元を捉え、貫いてゆく。
 バレンタインの投げたエクスカリバールの後を追うように、ヴィの炎弾丸もドリームイーターへと命中すれば、耶花の突きがまたもや敵を貫いた。
 今度はカジテツも尻尾の輪を飛ばし、攻撃に加える。
「ま、まだまだぁ……!」
 後衛に放たれた火柱をひらりとかわし、リリがドリームイータに正面から迫った。その表情には、どことなく悲しみが見える。
「アンタの揚げ物、最高だったわ」
 感謝の気持ちを込め、リリは仁義なき拳……「僭主のたまご」で、ドリームイーターを粉砕した。
 こうして、ケルベロスVS揚げ物……ではなく、ケルベロスVSドリームイーターの戦いは、ケルベロス側の勝利で終わりを告げたのだった。
 あとは店内にヒールを施して片付けをすれば、本物の店長の介抱だ。
 目を覚ました店長は、ケルベロスたちに何度も頭を下げる。
「本当に、本当にありがとうございました!」
「どういたしまして、だぜ! これもケルベロスの仕事だからな! それはそれとして、おれはね、この店わりとすきだよ」
「ほ、本当ですか!」
 にかっと笑うバレンタインにつられ、店長も笑顔で喜ぶ。
「うん、わたしもこういうお店好きだよ。揚げ物だらけっていうのも新鮮だし。とっても美味しかった!」
「おいしかったです、ごちそうさまでした!」
 ハクアとサヤの言葉に、店長がよりいっそう嬉しそうな表情になる。
「私には需要しかなかったわ。もっと続けるべきよ」
 リリの発言に続くのは、伶。
「そうだな、店を続ける、あるいは別の店としてオープンするためにひとつアドバイスするとししたら……白飯くらいは置いた方がいいんじゃねえか?」
 あれだけガッツリ食べた後にこんなアドバイスをしても信憑性はあるかどうか、と付け足しつつ。
 万里矢もうなずき、続ける。
「ああ、揚げ物は文句なしに美味しかったぞー。主力がしっかりしてるから、他の部分を上手く工夫すればリベンジできると思うぜー」
 もちろんアドバイスも忘れない。
「テイクアウトあればもうちょい繁盛したんじゃねーかなー。美味くても揚げ物食べてると白米とか欲しくなるんだよなー」
「テイクアウト、俺も賛成。すっごい美味しかったからテイクアウトして帰りたいんだけど、出来るかな?」
「はい! というかテイクアウトに限らず、せっかくだからもっと食べていきませんか? 戦ってお腹空いた方、いらっしゃいませんか? もちろん代金は要りませんので!」
「本当にいいの? それじゃ、お言葉に甘えてもう少し食べて行こうかな」
「ゴチになります! あ、それと俺も持ち帰り用頼む」
 ヴィと伶は促されるまま席につき、店長に追加オーダーをする。数分の後、再びたちこめる揚げ油の香り。
「そうね、ビールが飲みたいわ。……知らないの? ビールって油を中和するのよ」
 微笑みながらつぶやくのは耶花。仲間の視線に気付いた後は、本当よ、と繰り返したのだった。

作者:雨音瑛 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年7月22日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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