螺旋忍軍大戦強襲~屍兵の軍団を叩け!

作者:秋津透

「智龍ゲドムガサラとの決戦勝利、おめでとうございます」
 ヘリオライダーの高御倉・康が、祝っているにしてはずいぶん緊張した表情で告げる。
「螺旋帝の血族・緋紗雨さんを守り切ることができたので、次に螺旋忍軍の『彷徨えるゲート』が『奈良平野』に出現すると知らせてもらうことができました。この情報があれば、イグニスとの決戦を行う事が可能でしょう」
 そう言いながら、康はプロジェクターに地図と画像を出す。
「しかし『彷徨えるゲート』がどこに出現するのかは、イグニスにもわかっています。彼は勅忍となった最上忍軍に命じ、各勢力に潜入していた螺旋忍軍達を利用して『螺旋忍軍のゲートが現れる地点にデウスエクスの戦力を集結』させようとしています。現在、ダモクレスとエインヘリアルの一部が、その工作に乗って戦力を出したことが判明しています。そして最上忍軍はその他に、各勢力の忍軍から戦闘力の高い選り抜きの屍隷兵を供出させ、独自の軍団として編成しています。皆さんには、この屍隷兵軍団を、他の勢力と合流する前に急襲していただきたいのです」
 そうです、冥竜が開発し、螺旋忍軍の研究組織が継承していた、人間を素材とするおぞましい神造デウスエクス、屍隷兵の軍団です、と、康は険しい表情で告げる。
「屍隷兵は、紀伊山地の三重県側の大台ケ原山を通って進軍してくるので、山地でのゲリラ戦となります。軍団を率いているのは、最上忍軍の指揮官の一人『詠み謳う煌然たる朱き社』で、主力は『量産強化型屍隷兵』と『嘆きのマリア達』という二種の量産型、そして、合成獣兵01『キマイラ』、合成獣兵02『マンティコア』、合成獣兵03『グリフィン』、合成獣04『ピッポグリフ』、コカトリス、ラヴァプラーミアゴーレム、アゲートファング、キュクロプス、汚染戦乙女『ケガレたヴァルキュリア』、人竜ヒルクライデス、トラックダウンといった個体名を持つ強力な屍隷兵が集められています。量産型の屍隷兵はそれほどの脅威ではありませんが、個体名を持つ者は通常のデウスエクスに勝るとも劣らない戦力を備えているようです。また、高い戦闘力を持つ屍隷兵をイグニスが手に入れた場合、研究が飛躍的に進み、より強力な個体が量産される危険性もあります。それを阻止する為にも、可能な限り有力な屍隷兵を撃破する必要があるでしょう」
 もちろん最上忍軍の指揮官を斃せれば、それに越したことはありませんが、と、康は厳しい表情のまま告げる。
「今回の作戦は、進軍する敵を奇襲し、有力敵を潰して素早く撤退する急襲作戦です。敵軍団そのものを潰すにはケルベロス・ウォーを発動させての決戦が必要で、それに備えて敵弱体化を図るわけです。作戦目的達成後……あるいは目的達成できなくても、状況に応じて素早く撤退しなければ、敵軍団の中に取り残されてこちらが潰されかねませんので、くれぐれも注意してください」
 皆さんのご武運を祈ります、と、康は深く頭をさげた。


参加者
蛇荷・カイリ(暗夜切り裂く雷光となりて・e00608)
日柳・蒼眞(落ちる男・e00793)
水沢・アンク(クリスティ流神拳術求道者・e02683)
タンザナイト・ディープブルー(流れ落ち星・e03342)
因幡・白兎(因幡のゲス兎・e05145)
大上・零次(螺旋の申し子・e13891)
セット・サンダークラップ(青天に響く霹靂の竜・e14228)
津雲・しらべ(追憶者・e35874)

■リプレイ

●陰鬱なる屍兵の進軍
「……これは、滅入りますね」
「ああ」
 三重県大台ケ原山、山中。
 奈良に向かう屍隷兵軍団を急襲すべく待ち構える水沢・アンク(クリスティ流神拳術求道者・e02683)と日柳・蒼眞(落ちる男・e00793)が、苦い表情で短く言葉を交わす。
 アンクと蒼眞、そして蛇荷・カイリ(暗夜切り裂く雷光となりて・e00608)津雲・しらべ(追憶者・e35874)の四人は、本隊として山中に待機し、タンザナイト・ディープブルー(流れ落ち星・e03342)因幡・白兎(因幡のゲス兎・e05145)大上・零次(螺旋の申し子・e13891)セット・サンダークラップ(青天に響く霹靂の竜・e14228)の四人が、索敵・探索を行う。
 そして、目指す有力敵『アゲートファング』の位置を突き止め、急襲して倒す。
 作戦は以上の通りであり、現状、本隊四人は索敵班の連絡を待っている段階で、特に何もすることはない。
 しかし、想定していなかったある要素が、彼らの神経を苛んでいた。
 それは、決して大きくはない、しかし無視できるほど小さくもない、遠くから流れてくる大勢の掠れた声。力のない、今にも途絶えそうな、しかし途絶えることのない女性の声。
「……タスケテ……タスケテ……タスケテ……タスケテ……」
「……量産型、かな。『嘆きのマリア達』とかいう……」
 蒼眞が唸り、カイリがうなずく。
「そうね。大勢の声っぽいから、多分間違いないわ」
 あざとい真似を、と、カイリはぎりっと奥歯を噛む。『嘆きのマリア達』という量産型屍隷兵は、以前に出現した大型屍隷兵ヘカトンケイルに似ているが、胸部に若い女性が埋め込まれている「ように見える」ところが大きく違う。この女性は鎖で縛られ、小さな声で助けを求めており、一見、生きた瀕死の女性が囚われているように思わせるが、実は屍隷兵の一部分に過ぎず、何をどうしようが助けることはできない。
 そう、画像は見た。資料も見た。その時、既に怒りをかきたてられたが、実際に哀れな声を聞かされると、百戦錬磨のケルベロスといえど心を乱されることおびただしい。
「……助けられないのよね、何をどうしても」
 しらべが小さく呟き、アンクが低く応じる。
「そうです。何をどうしても……屍隷兵ごと破壊し、その偽りの声を止めるしかない」
「願わくば……彼女たちの魂はとっくに解き放たれてることを祈るぜ」
 ったく、螺旋忍軍のゲスどもめ、もし屍隷兵開発と量産に直接関わってたなら、緋紗雨だってタダじゃ済ませないぞ、と、蒼眞が剣呑な唸りを漏らす。
 すると、その時。
 待機場所近くの藪が、がさりと鳴り、竜人型ドラゴニアン……セットが姿を見せた。
「アゲートファング、見つけたっす。量産型の集団の中にいて……この位置から、西に移動中。タンザさんたちが遠巻きについてます」
 緊張した口調で告げ、セットは地図を示す。
 自分の地図と照らし合わせ、蒼眞が告げる。
「ここに、左右を崖に挟まれた隘路がある。強引に崖を崩して進むことはせんだろ。標的が隘路に入って、抜ける寸前で崖の上から飛び降りて横撃、仕留めたらそのまま西へ撤収でどうだ?」
「よさそうですね。それでいきましょう」
 アンクがうなずき、しらべが防具効果『隠された森の小路』を使って、直進路を開いた。

●ケルベロス急襲!
「……飛んでる敵集団がいないのは、幸いだな」
 待ち伏せ地点の崖上に到着した蒼眞は、ちらりと空を見やって呟いた。
 有力屍隷兵の中には飛行可能な者もいるらしいが、量産型と行動をともにするためか、飛行移動はしていない。
 そして、山中のそこかしこで、それぞれ標的とする有力敵を発見したケルベロスのチームが戦闘を開始したようだが、そちらに向かおうとする量産型屍隷兵は、比較的近くにいる者だけで、大半はそのまま雑然と進軍を続けているようだ。
「……最上の指揮官、指揮する気ないみたいね」
 呟くカイリに、蒼眞は独言のように応じる。
「ある意味正解だ。集団戦の用意もしてないのに下手に留まって指揮始めたら、効果も望めず、かえって自分が狙い撃ちされかねん。有力なのも含めて、屍隷兵は消耗戦力と割り切ってるんだろ」
 そんな奴らを相手に犠牲を出すのはもちろん、暴走するのも馬鹿馬鹿しい、と蒼眞は唸る。たとえ復帰できたとしても、奈良での決戦に間に合わなくなる危険性が高い。それこそ、敵の思うつぼだ。
「あくまで冷静に、冷静に。標的叩いて、無傷で逃げる。それだけだ」
 自分に言い聞かせるように、蒼眞は呟く。敵軍勢が近くなり『嘆きのマリア達』の嘆き声は、更にはっきりと、耳障りに、呪縛するように流れてくる。その手に乗るか、と蒼眞は吐き捨てる。
 一方、索敵、探索班に回った四人は、アゲートファングを見つけることに集中したせいか、『嘆きのマリア達』の鬱陶しい嘆き声に、特に反応することはなかったようだ。
 ただ、女の子大好きを自認する享楽主義者(ゲス)の白兎が、美人を化物にして嘆かせるなんて、ホントにまーもったいないことしちゃってさ、と、ぼそっと呟く。珍しく、本気で怒っているのかもしれん、と、蒼眞は思った。
 そして、待つことしばし。
 遠目には大型屍隷兵としか見えない『嘆きのマリア達』と、妙に細身で密やかに動く『量産強化型屍隷兵』に囲まれ、明らかに一体だけ姿が違う長牙獅子のスケルトン、アゲートファングが隘路に入ってくる。
 魁偉な体躯を備えたアゲートファングと大型の『嘆きのマリア達』は、狭い進路に並んで入ることはできないが、細身の『量産強化型屍隷兵』がするりと進み出て、アゲートファングの周囲に付く。
 そして、その集団が隘路を抜けようとする寸前。
「今だ!」
 仲間たちに低く告げ、蒼眞は崖上から跳ぶ。突撃とともに発動するグラビティは、死天剣戟陣。召喚された無数の刀剣が、屍隷兵たちの頭上に降り注ぐが……。
(「標的以外は七体全部ディフェンダーで、標的は前衛じゃない!? しかも、潰しても後ろから補充される!」)
 何体かの『量産強化型屍隷兵』が、他を庇って二重ダメージを受けたり、急所らしき部位に刀剣の直撃を受け斃れるが、隘路の後方から続く『量産強化型屍隷兵』が、即座にその間隙を埋める。そして、アゲートファングは庇われもせず、無傷だ。
 護衛の量産型は消耗前提の使い捨て、これを相手にしていてはキリがない、敵の策に嵌る、と瞬時に判断し、蒼眞は叫ぶ。
「雑魚は狙うな! 列攻撃はダメだ! 単体で標的を狙って、庇われた時だけ雑魚を潰す、しかない!」
「はいよっ!」
 私は最初からそのつもりさ、と、続いて飛び降りてきたカイリが、アゲートファングに愛用の木刀を叩きつける。むろん、木刀といってもグラビティが宿っているので、その破壊力は並の金属刀など問題にもならず、雷の霊力を宿して魁偉な骨獅子に痛撃を与える。
「クリスティ流神拳術、参ります! 壱拾四式……炎魔轟拳(デモンフレイム)!!」
 続くアンクは、地獄の白炎を宿した右正拳突きをアゲートファングに打ち込む。間一髪、『量産強化型屍隷兵』が庇いに入ったが、委細構わずぶち抜いて斃す。
 そしてタンザナイトが、オリジナルグラビティ『アセンションブレイズ』を発動させる。
「天地を……繋げっ!」
 地獄から星界まで吹き上がる光芒を呼び出し、アゲートファングを吹き飛ばそうとしたものの、これも『量産強化型屍隷兵』が庇いに入る。ディフェンダーは一撃で消し飛ばされるが、タンザナイトは居残るアゲートファングを見据え、ぶるぶると震える。
(「あの首の石……やはり、あの女が造った屍隷兵か!」)
 以前、タンザナイトが相対し、仕留めることができなかった宿敵、螺旋忍軍の魔女『アメシスト』の印を、アゲートファングはその首に付けている。
(「あの時、タンザが仕留め損ねたせいで……誰かが……この姿に……」)
 見た目は堂々たる二十歳の白獅子獣人だが、つい最近定命化し、かつ記憶が地獄化したせいで過去の一切を忘れているため、タンザナイトの精神は意外なほど幼い。
 自分の失敗のせいで誰かが死に、穢されたという痛烈な悔恨の念が止まらず、その両眼から、ぶわっと涙が噴き出す。
 その瞬間、アゲートファングと七体の『量産強化型屍隷兵』が放った念波、火炎、飛爪、毒液、などの一斉攻撃が、すべてタンザナイトめがけて炸裂する!
「ぐおっ!」
「うおおおおおおおお、タンザさあああああああああん!」
 飛び降りてきたセットが絶叫し、オリジナルグラビティ『シンクロデバイス』を発動させる。無数のヒールドローンが発進し、タンザナイトの傷を全力全速で治癒するが、さすがに全快には程遠い。
 そしてタンザナイトは、涙目でセットを見やる。
「ありがとう……でも、タンザは許されない……許されてはならないのです……」
「何を言ってるんすか! 許すも許されないも、タンザさんは、何も、少しも、これっぽっちも悪くないっす!」
 悪いのは全部、螺旋忍軍っす、と、セットは屍隷兵を睨み回す。
 そして白兎が、分身の術でタンザナイトを癒しながら飄々と告げる。
「ああ、もちろんタンザは悪くないさ。悪いのは、ハーデスの作品の下位互換しか作れないのに、マスタービーストやアポロンみたいな感じの造物主気取りで、次々犠牲者を漁る身の程知らずたちだよ。そのうちの一人を倒しそこねたのは確かに残念だけど、そいつ一人倒せていれば悲劇が全部防げたわけでもないしね」
「話はあと! 治癒するわ!」
 続いて飛び降りてきたしらべが、気力を放ってタンザナイトを癒す。これだけ治癒を重ねても、タンザナイトが負った傷は、回復可能分のみに限っても全快していない。凄まじい攻撃が集中したわけだが、ディフェンダーでもないのに、その攻撃を凌いで倒れなかったタンザナイトの体力も、実は尋常ではない。
「俺からも……」
 アゲートファングを睨み据えながらも、零次が素早く印を切り、分身の術を使ってタンザナイトを癒す。
 そして蒼眞は、アゲートファングに炎弾を放ち、これは庇われることなく通った。
(「タンザナイトは冷静さを失っていたが、ミスをしたわけじゃない。全員が揃ったといっても、ディフェンダーは大上さん一人だし、雑魚敵は倒しても減らん。どういう因縁があるのか知らんが、この後も敵がタンザナイトに全攻撃集中を続けるようだと、正直、もたん」)
 標的を潰すのを諦めて撤収、というのも考えるべきか、と蒼眞は唸る。しかし、当のタンザナイトが納得して下がるか、はなはだ疑問だ。
 その間にも、カイリがオリジナルグラビティ『武御怒槌(タケミカヅチ)』をアゲートファングに放つ。
「迸れ雷鳴ッ! 道を塞ぐ我が敵を、焼き滅ぼして塵と化せッ!」
 雑魚ども、邪魔すんじゃないよ、と、『量産強化型屍隷兵』を睨み回し、カイリは自身の肉体を霊子分解し、それを起点として創生の雷を呼び起こす。
「我が身模するは神の雷ッ! 白光にッ、飲み込まれろぉッ!」
 ガンを飛ばした甲斐あってか、七体の『量産強化型屍隷兵』はいずれも庇いに出ず、アゲートファングを凄まじい雷電が直撃する。
 しかし、続くアンクの氷結蹴りは『量産強化型屍隷兵』に阻まれ、一撃で倒しはしたものの、即座に後方から次の『量産強化型屍隷兵』があがってきて陣を埋める。
「前進して、向こうの後方部隊を巻き込む攻撃を放てば……」
「それで、敵の後陣が遠距離攻撃で応戦始めたら目も当てられないわ」
 アンクの口惜し気な呟きに、再生したカイリが素っ気なく応じる。
 そして、タンザナイトが踏み込んで獣撃拳を打ち込んだが、これも『量産強化型屍隷兵』に阻まれる。
 続いてアゲートファングと『量産強化型屍隷兵』が、一斉にタンザナイトを攻撃する。零次が飛び出して庇い、タンザナイト自身もいくつかの攻撃を躱すが、庇った零次ともども、無傷というわけにはいかない。
 しかし、タンザナイトは仲間を見回して告げた。
「タンザは倒れません。今はタンザを治療せず、屍隷兵を撃って……解放してください、タンザの代わりに」
「う、うう……」
 逡巡するセットに、零次が怒鳴る。
「俺も、まだまだ大丈夫だ! とっとと攻撃しろ攻撃!」
「わ、わかったっす!」
 セットが意を決して轟竜砲を放ったが、『量産強化型屍隷兵』に阻まれる。しかし、続いて白兎が放った幻影竜の火炎ブレスは、アゲートファングを直撃する。
「おー、いけるぞいけるぞ!」
「うーん……」
 しらべは少し悩んでいたが、すぐに意を決し、フェアリーブーツから星形のオーラをアゲートファングへと蹴り出す。これも阻まれず、骨獅子の片牙が、直撃されてばきんと折れる。
「あ、当たった!」
「とどめ、取っちまったらすまん!」
 タンザナイトに告げながら、零次が惨殺ナイフをかざしてアゲートファングへ襲い掛かる。そこへ『量産強化型屍隷兵』が飛び出して庇ったが、零次は敵を斬り倒し、自分の傷を癒す。
(「これが阻まれなければ、決まりか?」)
 蒼眞が空の霊力を帯びた斬撃を放つが、『量産強化型屍隷兵』に阻まれる。
 続いて斬りこんだカイリの一撃も、『量産強化型屍隷兵』に阻まれる。
 更に、アンクが地獄の白炎を宿した右手でアゲートファングを掴み捕らえようとしたが、またも『量産強化型屍隷兵』が割って入る。
 しかしアンクは、タンザナイトに向かって叫んだ。
「天の配剤です! 君が決めなさい!」
「はいっ!」
 意を決した表情で、タンザナイトは再び、オリジナルグラビティ『アセンションブレイズ』を放つ。
「タンザは、貴方を解放します。どうかタンザを……許さないで下さい」
 許してもらえるはずのない罪を負い、タンザは斃れる定めの日まで戦います、と、呟き、タンザナイトは地獄から星界まで吹き上がる光芒を呼び出す。
「天地を……繋げっ! 天界へ、放たれよ!」
 二度と魔の手に落ちることのなきよう、という祈りを籠めて、タンザナイトはアゲートファングを粉微塵に砕いて天へと吹き飛ばす。
 そして同時に、蒼眞が叫ぶ。
「撤収だ! 全力で逃げるぞ!」

作者:秋津透 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年7月21日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 6/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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