智龍襲来~封魂の凍竜を超えて

作者:森高兼

 資料を眺めていたサーシャ・ライロット(黒魔のヘリオライダー・en0141)は、ケルベロス達が来ると微笑んできた。
「螺旋忍法帖防衛戦では、螺旋帝の血族『緋紗雨』が保護された。もう一人の血族『亜紗斬』の所在は不明だ。とはいえ……充分な成果は得られたわけだな」
 日々の活躍を含めて皆が労われた後、サーシャが本題に入るべく笑みを崩してくる。
「しかし、ドラゴン勢力が螺旋帝の血族『イグニス』と同盟を結び、螺旋帝の血族『緋紗雨』の奪還に向けて動き出したらしい。その刺客に選ばれたのが、智龍『ゲドムガサラ』のようだ」
 ゲドムガサラは秘術によって緋紗雨の居場所を特定できるため、戦いは避けられない。
「刺客のゲドムガサラは『宝玉封魂竜』という軍勢を引き連れてくる」
 宝玉封魂竜とは、定命化によって死に瀕したドラゴンを、ゲドムガサラが『宝玉封魂法』で強引に生き延びさせた存在。
「本来は死亡している状態らしく、宝玉封魂竜の姿は骸骨のようなものになっている。だが元々の戦闘能力は保持しているぞ。ゲドムガサラが率いてくる数も多い。市街地での防衛戦は大きな被害を免れられないだろう」
 サーシャは再び口角を上げてきた。
「そこで……だ。エインヘリアルに要塞化されていた名城『飫肥城』を利用することになった」
 迎撃作戦を行う場所としては申し分ないはずだ。
「準備が整い次第、君達は飫肥城でゲドムガサラの軍勢を迎え撃ってくれ」
 押し寄せてくる宝玉封魂竜の総数から、飫肥城が要塞であっても防衛に困難を極めるが。
「術のおかげで生き長らえた宝玉封魂竜には欠点がある。奴らはゲドムガサラの直接指揮が無い限り、完全な力を発揮できないのだ」
 もしも前衛の宝玉封魂竜を撃破し、敵本陣に切り込んでゲドムガサラを討つことが叶えば……?
「その時点で残っている宝玉封魂竜の掃討も不可能ではない」
 宝玉封魂竜の共通点は、骸骨の外見と体の中に宝石があること。
 ケルベロス達は迎撃対象の資料に目を通し、やや腕は長いながらも直立二足の骨竜が描かれていることを確認した。
「君達が相手をする宝玉封魂竜は氷の属性を持っている。ブレスとクローの基本的な攻撃の他、周囲に冷気の波動を放つ魔法を使えるぞ」
 基がドラゴンで有象無象の敵とは言いがたいものの、恐れる必要は無い。戦い方次第で、継戦の余力は残すことができるのだ。
 最後にケルベロス達の瞳を、サーシャはゆっくりと見つめてきた。そして、やはり笑みを浮かべてくる。
「多かれ少なかれ、以前に八竜をけしかけてきたゲドムガサラに思うところがある者もいるだろうか。直接的にせよ、間接的にせよ……君達が奴に引導を渡してくれることを期待するとしよう」


参加者
相馬・竜人(掟守・e01889)
刑部・鶴来(狐月・e04656)
龍神・機竜(その運命に涙する・e04677)
カイウス・マビノギオン(十二天羅刹・e16605)
アレックス・アストライア(煌剣の爽騎士・e25497)
ウルトレス・クレイドルキーパー(虚無の慟哭・e29591)
峰雪・六花(ホワイトアウト・e33170)
尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)

■リプレイ

●守護の番犬
 ゲドムガサラ軍を迎え撃つため、ケルベロスのチームはそれぞれの配置についていた。
 先陣の宝玉封魂竜を撃破後、皆は防衛戦に移行する。ケルベロス側も連携を意識しており、そう簡単に後れを取ったりはしないだろう。
 ウルトレス・クレイドルキーパー(虚無の慟哭・e29591)が飫肥城を見やり、尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)に声をかける。
「迷惑な団体客は早々にお帰り願いましょうか」
「折角UCと一緒に取り戻した飫肥城だからなぁ」
「相手はホネのある敵……いえ、むしろ骨そのものらしいですが」
「全部ぶち壊してやろうぜ」
 ウルトレスを略称で呼んだ広喜は、笑顔しか作られない青年でぎこちない笑みを浮かべていた。飫肥城奪還作戦で共に戦った仲間には、歯を見せる硬い笑顔でも意気込みは十分伝わっているだろうか。
 カイウス・マビノギオン(十二天羅刹・e16605)が久々の任務を前に、深呼吸して落ち着いておく。
(「守るための戦い……まるで騎士のようだな」)
 思惑の有無はどうあれ、緋紗雨は敵対するケルベロスに助力を求めてきた。プライドに縛られる者ならばできないことのはずだ。カイウスから見れば少し理想な主であり、彼が今回彼女に手を貸す理由に足る。
 防衛戦は騎士の本領だと、アレックス・アストライア(煌剣の爽騎士・e25497)は仲良しの峰雪・六花(ホワイトアウト・e33170)に話をしていた。
「しっかり任務を果たすなら。固くならず、無理せず、だね」
「はい、アレックス様……」
 六花にとって、アレックスはいつも世話を焼いてくれるお兄さんのような人だ。素直に助言を聞き入れ、お友達のクールなテレビウム『スノーノイズ』と一度だけ頷き合う。
 時が来ると、その巨躯から存在感が大きな敵影を確認できた。
 先の戦いにて悔いがある刑部・鶴来(狐月・e04656)が、冷静そうな雰囲気に反して激しく闘志を燃やす。
(「最上幻斎を取り逃してしまった汚名を返上させてもらうためにも、今度こそ……必ず守り通して見せます」)
 強敵に挑みたいという願いも非常に強かった。だが任務遂行の決意に及びはしない。並々ならぬ決意だからこそ、その感情を抑え切れなかったのだ。
 相馬・竜人(掟守・e01889)はもう少し待機の間、緋紗雨の真意について思索してみた。
(「緋紗雨とやらの言葉は、どこまで信じて良いもんかね」)
 万が一、裏があろうと……その都度対処するだけか。気に食わないゲドムガサラが送り込んでくる配下を叩き潰す、今はそれでいい。鋭き眼光から滲む敵意を覆い隠すように、髑髏の仮面を被った。
 やがて宝玉封魂竜に間合いを詰められ、龍神・機竜(その運命に涙する・e04677)が声を上げる。
「お前を行かせるわけにはいかない! いくぞ、皆!」
 ライドキャリバー『バトルドラゴン』はその名に見合った外装をしており、骨の姿に成り果てるも竜たる敵へと機竜に負けぬ気迫を放った。
 守り手のみの布陣である前衛を無視し、凍竜が後衛陣に凍てつくブレスを吐いてくる。
 アレックスのウイングキャット『ディケー』はスノーノイズを庇い、鶴来達には羽ばたいて魔氷を祓った。
 『星降の剣』の切っ先を地面に突きつけたアレックスが、剣に宿った天秤の星座を描く。
「呪力対策は基本だ」
 守護星座が光ると、己を含む前衛陣に星々の加護が与えられた。
 自身からまばゆい光を迸らせて詠唱する六花。
「来て、見て、感じて、触れて……。置いていかないで、離れていかないで、どうか……どうか、傍に」
 後衛陣の周囲に暗く濃い影を作り出し、そこから複数召喚された黒鎖が自壊しながら傷を癒していく。
 スノーノイズは庇ってくれたディケーを動画で応援した。
 ドラゴニックハンマーを『砲撃形態』に変形させ、竜人が凍竜に言い放つ。
「クーラーにでも入ってりゃ良いのによ。この季節ありがたがられるぜ?」
 そんな皮肉を吐いてから、正確な砲撃で竜砲弾を命中させた。
 カイウスは基本的に皆の支援をすることになっている。
「呪力付与もまた、基本でしょう」
 アレックスに向かって九尾扇を振れば、彼の傍に幻影が出現した。
 誰かを守りつつ傷を癒すこともできるディケーに、敵の爪が襲いかかる。六花の黒鎖は再度、後衛陣に施された。
「この黒鎖を活用させてもらいましょう」
 弧を描く日本刀の斬撃により、鶴来が凍竜の脚部を斬り裂く。さらに黒鎖の一つに力が働くと、燕返しのように斬撃が転写。
 広喜も敵の脚部に蹴りをかまし、その彼にカイウスが幻影を付与した。凍竜が再び後衛の機竜達にブレスを吐いてくる。
「魔法を使う気は無いのか?」
 中衛のウルトレスはグラビティを中和するエネルギー光弾を射出し、凍竜の攻撃力をある程度低下させた。
 前方から急行してランチャーになったバトルドラゴンを構え、機竜が叫ぶ。
「回復は任せな!」
 後衛陣に噴射したのは回復効果のある霧だった。一区切りついて一輪バイクに戻ったバトルドラゴンが、広喜達のいる前線まで爆走していく。
 広喜は突撃しながらパイルバンカーの螺旋力を解放した。凍竜の腕をぶち抜いてから、ぽつりと眼前の敵に問う。
「俺を破壊してくれるのはお前か?」
 全力で戦い、その末に散る……それが役目だと常に信じている者であるがゆえ、出てきた言葉だった。

●凍撃の爪
 凍竜に爪で切り裂かれ、ディケーは自己回復した。前衛陣に警護が必要だと、ウルトレスがグラビティの力でドローンの群れを展開する。
 カイウスは手を伸ばし、溜めたオーラをディケーに飛ばした。
(「攻撃を見舞う余裕は無いか」)
 つい体が疼いてしまいそうだが、援護のヒールは皆の支えになっている証拠でもある。それならばメディック冥利に尽きるというものだ。
 両腕を振るい、付近の者達を離れさせてくる凍竜。大地に爪を突き立て、空を仰いだ。魔法に必要な動作であったのか……爪先を起点に波動が拡散した。それと同時に一定範囲内の物体が瞬間的に氷結していく。
「ディケー!」
 手足の所々が氷結させられたディケーに、アレックスが患部の痛覚を麻痺させる癒しの騎士魔法を唱えた。
「まだ倒れるときじゃないぞ!」
 ディケーの限界は、今ではないのだ。アレックスの呼びかけに応え、しっかりと翼を広げた。
 竜人が仮面越しにガンを飛ばす。
「テメェ、オイ! 温度設定ぶっ壊れてんのか!?」
 悪態をついて『氷河期の精霊』を召喚し、凍竜を氷に閉ざしてやった。
 凍竜から執拗にディケーは爪をくらわされ、鶴来も竜人と同様に精霊を呼び出して敵を凍りつかせる。
 先の攻撃から対象の隊列を切り替えてきた凍竜のようだが、バトルドラゴンはディケーを助けた。それから爪で戦線離脱させてしまうことは防げなかったものの、手間取らせてやった敵にガトリング砲を掃射していく。
 敵が魔氷を張ってくれば、素早く機竜が霧を散布した。次の攻撃は強力な爪のはず。そして、その標的はバトルドラゴンだった。
 六花がチェーンソー剣で凍竜の腕を斬りつけてから、ふと思案する。
(「バトルドラゴン様は、大丈夫、でしょうか……?」)
 サーヴァントは戦闘不能になっても怪我しない。ただスノーノイズにも後で頑張ってもらうため、お友達を心配するような気持ちになったのだ。
 流星の煌めきを伴って跳び上がると、広喜は重力を宿した飛び蹴りを凍竜の額に炸裂させた。
「俺にもかかってこいよ」
 敵の恐るべき氷結魔法に、バトルドラゴンまでがやられてしまう。だが竜人も黒竜の両腕を敵に叩き込んでやった。
 鶴来が徐に突きの構えをとり、日本刀に雷の霊力を纏わせる。
「ここは突破させません」
 そう宣言して神速の刺突を繰り出し、皆で畳みかけられるように凍竜の骨を貫いた。
 最後に凍竜が広喜へと爪を振り下ろしてくるも、彼はそれで倒れる程の傷を負っていない。
 度重なる攻撃で脆くなった骨に目がけ、ウルトレスはチェーンソー剣を振り切って凍竜に止めを刺した。
「そんな骨だけの姿で、生きてるって言えるのか?」
 自重で崩れ始めた凍竜に……それは酷な問いかけだっただろうか。

●殿の牙
 鶴来が戦場を見渡すと、撤退中の者達が接近していたことに気づいた。そのチームには……第二陣の敵である毒竜の殺気が飛ばされている。
「直近のドラゴンは他にいないようです」
「援護が必要だよな? 警戒は任せな」
「それと隊列を調整するなら、今の内だね」
 広喜とアレックスが特に注意を払ってくれている中で、ウルトレスと六花のスノーノイズは隊列を変えておいた。
「次の戦いでは皆さんを守ります」
「スノーノイズも、がんばってくれます……」
 間もなく、顔を合わせる2つのチーム。
 イアニスの運んでいる負傷者には凍傷らしきダメージがあるようで、こちらと同属性の敵に随分と苦戦させられたらしい。
 黒ずくめの少年の絶華が、重苦しい様子で一言。
「すまん、こっちは3人やられた……」
 毒竜が迫ってきている以上、長く話し込む時間は無い。
「敵は1体だ。俺達があのドラゴンと戦う」
 すでに臨戦態勢が整っているゆえ、機竜は至極簡潔に述べた。負傷者を連れている者達に望むのは、あくまで『全員』の帰還だ。
 フューリーが瘴気を振り撒く毒竜を捕捉して呟いてくる。
「新手か……」
「悪いな、宜しく頼む」
 撤退再開するランドルフ達に、誰も振り返ろうとはしなかった。ただ無念の思いは確かに預かり、毒竜に立ち向かうべく駆け出す。
 毒竜は一直線にやってくると先程戦った凍竜のように、初撃はブレスで後方に瘴気を漂わせてきた。
「どうか守って、あげて……ください」
 六花の期待にそえようと、スノーノイズが機竜の方に流れ込もうとしていた瘴気を受け止める。
 唯一の中衛である六花を狙った毒竜の爪撃からは、広喜が咄嗟に彼女を庇った。アレックスは自分で庇いたかったが。彼女が傷つくよりは断然いい。
 ウルトレスはバスターライフルを構えた。守り手として何度も被弾した時のことを考えておきながら、毒竜に凍結光線を発射する。
(「骨の2、3本は覚悟しておかないとな」)
 機竜がオーラで広喜の傷を治した。だがディケーとバトルドラゴンを欠き、初戦での疲労もある。いつ戦況が悪化しようと不思議ではない。
 広喜の傷は大体治癒されており、カイウスが攻勢に転じることにした。
「貴方は自由だ。誰にも縛られる事は無く己が欲のままに生きた。しかし貴方は罪を犯した。故に私は貴方を縛ろう。貴方の罪が許される時まで」
 神を封じていたとされる黄金色の鎖を射出し、毒竜の捕縛に成功すると抵抗を許さずに締め上げる。
 毒竜は前衛陣を強靭な尻尾で薙ぎ払い、皆の猛攻に耐えてから六花に爪を振るってきた。
 けっして軽傷ではないアレックスが、六花のために身を挺する。
「可愛い君を怪我させる、わけにはいかないからね」
「ありがとう、ございます……」
 しかし、その後に尻尾で薙ぎ払われた際は立ち上がることができなかった。
 広喜がバイルバンカーで毒竜の頭部を砕く。目的地点の防衛ラインまで戦いながら下がってきた。これから奥には深く侵攻させたくないものの、たった今爪撃を浴びた彼の消耗も著しい。
 竜人は毒竜の背後に回り込んだ。仮面により表情は隠れていようと苛々を募らせ、黒鎖の効果で両翼の付け根に電光石火の蹴りをぶちかます。
「図体でけぇ癖に一々よってたかって、鬱陶しいんだよテメェらよ!」
「早く観念してください」
 ドラゴニックハンマーを形態変化させ、鶴来は毒竜の足元に砲撃した。第三陣の敵を想定するならば、いつまでも毒竜などに構ってはいられないのだ。
 カイウスがマインドリングから光の盾を具現化し、広喜の正面に飛来させる。次の攻撃はブレスか尻尾……一人が脅威に晒されるものではないのが幸いだろう。
「くれぐれも無理は禁物です」
「ただではやられねぇぜ」
 強力な尻尾の一撃を乗り切ると、広喜は腹部に飛び蹴りして毒竜をふらつかせてやった。
 機竜が毒竜の爪を受けた六花にオーラを送ってから、皆の負傷具合を分析してみる。
(「……まずいな」)
 癒し切れない傷が多そうなことに、嫌な予感をさせられるばかりだった。

●不屈の魂
 不意に、毒竜は身を翻して撤退を始めた。その入れ替わりとして、他の宝玉封魂竜が攻めてくる。所々に傷痕があり、一度回復された個体らしい。防衛戦では……どのチームも、2体目の撃破は叶っていないのだろう。
 それでも。退くわけにはいかない。
 広喜が変わらぬ笑顔のまま、猛進してくる宝玉封魂竜に告げる。
「俺を壊してみろよ」
 血だらけで満身創痍の広喜に爪を振り上げた宝玉封魂竜。
 巨大なドラゴンに立ちふさがり、ウルトレスの体に爪痕が刻まれた。口調は淡々としながらも忠告する。
「……尾方さんは、やらせん」
「私達もついています」
 カイウスは光の盾でウルトレスの守りを固めた。戦闘の繰り返しに搦め手を駆使し続け、アレックスは単なる戦闘不能に済んでいる。広喜にも怪我をさせないことは支援者になった者の意地だ。
 広喜には不本意なことかもしれないが、敵のブレスによって気絶させられた。
 またも戦力を失い、鶴来が眉根を寄せる。
「お前を通してたまるか!」
 感情を爆発させようとも、斬撃は適格で宝玉封魂竜の骨に刀傷をつけてやった。
 このままでは戦局が覆ることは皆無と言えよう。
 機竜が咆える。
「まだ終わらねえ! 終われねえんだよ!」
 その時、宝玉封魂竜が不自然に一瞬動きを止めた。どうやら、攻め入った仲間達がゲドムガサラを討ってくれたのだろう。
「……もう敵ではなくなったようだ」
 隙だらけとなった宝玉封魂竜に、機竜は最もふさわしい弱点を突いた。
 スノーノイズが六花と共同作業するため、ピッケルと大ナタを素振りする。
「アレックス様と、みんなの、分まで、六花も、がんばります」
 オウガメタルから『時空凍結弾』を精製した六花は、スノーノイズと宝玉封魂竜に攻撃を開始した。
 竜人が両腕を黒竜に変化させて怒号する。
「さっさと死んどけや、なぁッ!」
 両腕を同時に振るうことによって、完膚なきまでに宝玉封魂竜を叩きのめした。
 宝玉封魂竜を掃討して勝ち鬨をあげられるのは……もうすぐだ。

作者:森高兼 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年7月6日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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