「ん? なんだ、このヌメっとしたのは?」
酒によって壁に寄りかかった男が、突如として手をフリ始めた。
だが、中々取ることが出来ず、こびりついた物を剥がそうとして、自分の服を使おうとしたが、流石に汚いと思って中断。
仕方無いので壁の別の部分を触った所……。
「うわっ!? ここもか。一体何がって……。キショ。ナメクジかよ」
思わず吐き出しそうになりながら、今度は電信柱を良く見てコスリつけた。
そして歩こうとした所で、盛大に転げてしまった。
酔っぱらって居たからではない。
後ろから、鍵の様なナニカで突き刺されたからである。
「あはは、私のモザイクは晴れないけど、あなたの『嫌悪』する気持ちもわからなくはないな」
そこには銀の鍵を持ち、巨大なナメクジを連れた女が立っていたと言う。
●
「ナメクジって嫌いな人と、どうしても駄目な人。ぜんぜん平気な人が居ますよね」
セリカ・リュミエールが軽くブルリと震えてから話し始めた。
「この苦手なものへの『嫌悪』を奪って、事件を起こすドリームイーターがいるみたいです。嫌悪』を奪ったドリームイーターは既に姿を消しているようですが、奪われた『嫌悪』を元にして現実化した怪物型のドリームイーターにより、事件を起こそうとしているようです」
そこまで言ってから、セリカは申し訳なさそうな顔で切りだした。
「被害が出る前に、このドリームイーターを撃破して下さい」
判ってはいるが、ちょっとだけ躊躇うケルベロスが何人か居たとか、居なかったとか。
「敵のドリームイーターは1体のみで、配下などは存在しないのが幸いでしょうか?」
倒せば、被害者も目を覚ますでしょう。
セリカはそう付け足すと、戦闘方法を説明し始めた。
「攻撃方法は、圧し掛かってヌメヌメとしたボディで踏みつぶそうとしたり、どこに歯があるのか知りませんが噛みついたりしてきます」
ハッキリいって、気持ち悪い。
そして、嫌なことながら、素手で触っても……ヌメヌメしているかもしれない。
とはいえこちらはそういう感じがするだけで、実際にカウンター攻撃などは無いらしい。
「生理的に嫌なものって、誰にでもあると思いますが、それを奪ってドリームイーターとして再生産するのはもっと許せませんよね。気持ち悪い敵だと思いますが、なんとかお願いします」
本当に申し訳なさそうな顔で、セリカは頭を下げた。
何人かは苦い顔をしたものの、放置できるわけもなく最終的に頷いたのであった。
参加者 | |
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バーヴェン・ルース(復讐者・e00819) |
霖道・裁一(残機数無限で警備する羽サバト・e04479) |
立花・吹雪(一姫刀閃・e13677) |
鏑木・郁(傷だらけのヒーロー・e15512) |
ヒマラヤン・サイアミーゼス(カオスウィザード・e16046) |
音無・凪(片端のキツツキ・e16182) |
ジェミ・ニア(星喰・e23256) |
心意・括(孤児達の母親代わり・e32452) |
●
「巨大ナメクジ……だと……」
バーヴェン・ルース(復讐者・e00819)はその厳つい顔を益々強張らせてぶつぶつ言い始めた。
「……塩水で始末できたら楽なのに……」
どうすれば良いだろうか?
「まぁ直接触るのは嫌ですね俺も。見るのは平気ですけども。塩撒きましょう、塩。誰かグラビティチェイン纏った塩撒けません?」
「―ム。聞かれておったか。まあいい」
霖道・裁一(残機数無限で警備する羽サバト・e04479)がテープで張って行くが、その間もバーヴェンの唸り声はずっと変わらなかった。
「はーいナメクジと言えば、丁度良い所にお塩があるのですよ。被害者確保中にまこうかと」
「―ム。そうか。さっさと絶滅させるぞ」
ヒマラヤン・サイアミーゼス(カオスウィザード・e16046)が手を上げると、バーヴェンは初めて笑顔を浮かべた。
その微笑みを見て、ああ……笑顔とは本来獰猛な肉食獣の貌なのだなと一同は思い描く。
……しかし、考えても見るが良い。
大好きな野菜を頬ばったら、べとっとお野菜にナメクジが付いている瞬間を。
「ナメクジって特別害がないのは分かるけど、見つけた時は驚くんだよなぁ」
鏑木・郁(傷だらけのヒーロー・e15512)はその話を聞いた時、特に嫌いでもないのに吐き気を覚えた。
軽く触っただけでもビックラ仰天なのに、口の中に残る感触と来たら最悪だろう。
「……出来るだけ触れないように……って訳にもいかないし、少しでも早く倒せるよう全力でいこう……!」
「そうですね! 巨大ナメクジ……ヌメヌメしたモノはあまり得意ではありませんが男性を助けるためにも負けられませんね」
郁の言葉に頷きながら、立花・吹雪(一姫刀閃・e13677)は仲間と共に周囲を丹念に捜索。
被害者を始めとして封鎖区画に誰も居ないか確かめて行く。
「吹雪ちゃんそっちはどうなのですか? こっちはもう見付けちゃったので、お塩まくだけなのですけど」
「どうやら区画は同じですが道筋が違うようです。この道で戦うなら問題無いはず。皆さん油断せずに参りましょう!」
ヒマラヤンは人差し指の爪でぴーっと袋を破くと、端っこを口に加えてビリっと袋を破る。
彼女が景気良く塩をばらまくのに合わせて吹雪は走り出して行った。
●
「行きますよ、準備は良いですか!?」
「あんま蹴りたくないですけど仕方なし!」
そいやさーx2!
吹雪に続いて裁一までが同時にに走り出した。
まずは裁一が蹴り飛ばし、後ずさったところを吹雪が思い切りよく飛び蹴りを仕掛ける。
ベニョっと奇妙な音がして、ナニカの汁が飛び散って行くではないか。
「まさか防御したのか? 気持ち悪い敵が持久向きのスペック。なんという嫌がらせ」
裁一は信じられなかった。
いや、信じたくなかった。
あれほどまでの奇妙で気色悪い相手が、意外なまでに防御が巧みだと言う事を。
聞いては居たが、聞いて居るからと言って納得できるわけがない!!
「ヌメヌメしたその体が厄介であるのなら、イザとなれば凍らせてみましょうか!」
「―ム。その手があったか! 礼を言うぞ。燃え上がれインフェルノ……ファクタアアアー!!」
吹雪がチャキンと太刀を抜いた瞬間である。
ポムっと手を打ってバーヴェンが絶叫した。
普段の彼は別に技の名前を叫んだりしない。それほどまでに直接触りたくない相手なのだ!!
「誰でも苦手なものってありますよね。ぬるってしたものが急に手に触れたらびっくりもするし……」
「だよなー。取り合えず真面目に防御はするとして、さっさとやっちまおうぜ」
ジェミ・ニア(星喰・e23256)は紙の兵士を用意する郁の言葉に頷いて、周囲を爆散させてナメクジの汁を遠ざけた。
同時に先ほどまいた塩が風に巻かれて、ナメクジの方に再び飛んで行く。
「そういえばさっきかけた塩はどうなってのかしらー?」
「うーん、お塩効いて無いのです。残念。予想は出来てたし、惜しかったのです」
心意・括(孤児達の母親代わり・e32452)が尋ねて来ると、ヒマラヤンは残念そうに首を振った。
敵はドリームイーターであって本物の無脊椎生物では無いのだ。
「あらー。凄くぬめぬめしてて大変そうねー? このドリームイーターを倒すまでの辛抱よー。がんばってね!」
括は少しでも元気付けようと、電撃のバリアを仲間達に張ってあげた。
炎で黒こげにするほどではなくとも、直に触るほどの気味悪さは無くなるかもしれない。
「そういえば、コンクリートにナメクジがくっつくのって、雨で壁から溶け出すカルシウムか何かを取ってるんだったっけね」
音無・凪(片端のキツツキ・e16182)は頬をかきながら、周囲を捜索していた視線を移し、シゲシゲと敵の様子を眺める。
良くも悪くもドリームイーターであって本物の無脊椎生物では無いのだ。
ブヨブヨとしてトロリとした感じはあるが、汚物感は無いし……寄生虫など何処にも居ない。
「しかし、改めて見るとデカイな。普段大きいはずがない物がこうまでデカくなると、気分のいい見た目ではないねぇ。……うん」
サイズ的に大きいから、小さいがゆえに凝縮されたことによる気味悪さが薄れている。
こういってはなんだが、サイズの大きいカタツムリは良くて、小さいナメクジは嫌いという人の気持ちが判る気がした。
口ではいい見た目ではないといいながら、内心、ずんぐりボディや触角の先の円らな瞳に何か言いようのない愛嬌を感じる。
凪の心の中の声を代弁するならばこんな感じだろうか?
「あれ、コイツ害がなけりゃ案外可愛いんじゃね……?」
誰かにとって嫌悪の固まりでも、他から見ればそうでもないモノを発現するお茶目なドリ-ムイーター。
戦いこそ包囲戦に移行しているものの、想像しながら凪はほっこりするのであった。
●
「物の好き嫌いは人によって違うから何とも言えないけど、あたしだったらデカイ蜘蛛の方が嫌だねぇ」
「私もどっちかというと足の多い奴の方が苦手なのですよ……ここは引きつけるとするのです」
凪とヒマラヤンはお互いに苦笑いを浮かべると、先手を譲り合ってジャンケンポン。
勝ったのは凪の方だったので、彼女が先に動いて防壁を張ることにした。
「まずは目を『ちょいと邪魔させてもらうぜ?』第一感剥奪……なんつってな」
凪の周囲から焦熱地獄かと思うほどの黒き獄焔が辺りに放たれ、炎の高熱と入り込む冷気の温度差が視線を歪ませる。
それはある場所では蜃気楼のように遠くがはっきりと、また別のあるところでは見え難い場所が発生して行く。
「では第二感の聴覚を。『鈴の音を増幅したサウンドウェーブ、あなたに耐えられますか?』もっとも最初から耳が無いのかもしれないのですが」
今度はヒマラヤンがグラビティで空間を曲げ、スピーカーを造り出して服に付いた鈴の音を増幅した。
指向性を持たされた音波は攻撃であると同時に、音でストレスを与えて激情を誘発するモノだ。
「でも振動が効くなら十分なのですね。んー、まだ調整が要りそうなのですよ……」
ナメクジに耳はないらしいが度を越えた音波は衝撃波を伴う。
方向性を与えられているがゆえに仲間達には聞こえ難いほどだが、ヒマラヤン本人には非常ベル並、敵はライブコンサート並の大音量が見舞われる。
「しかし、表情とかありませんし……。攻撃が効いているのかいないのか、いまいちわかりにくい敵ですね」
「―ム。影も形も残らないほどに燃やしてしまえば同じだよな? いや、そうあるべきだ」
そうですねとジェミはハンマーを変形させて、豪快な音を敵へとブチ込んだ。
バーヴェンはその隙に飛び込み、意外な素早さを見せた敵に対し、豪快な一閃で周囲に摩擦熱すら巻き起こす斬撃を放った。
危く外れる所であったが、彼は外れなかったこと、そして使い捨ての剣を持ってこなかったことを死ぬほど後悔したと言う。
『駆ける風の様に速く! 雷鳴の様に激しく! 疾風迅雷の勢いで駆け抜ける!』
吹雪は深呼吸をすると刀を大地に突き立て柄に手を添えると、霊力を声に乗せ心の魂の思いの赴くままに歌い上げた。
そうすると超震動が発生し風とスパークが巻き起こる!
「信じて……いいんだよな?」
「ひ、ひどい!? これは狙っての効果です!! というか、さっき歌詞に織り込んだじゃないですか!」
それは霊力をまとった風と雷。
体を流れる電流に作用し、スローモーションの様に知覚できるようにする為の物だ。
これでも練習したんですよ! とは吹雪に音痴の自覚があるがゆえの言葉である。
そして敵の方もただやられては居ない。
先ほどは何処に在るのか判らない噛みつきを、今回は体当たりを掛けて来る。
「しっかし。気味が悪いのは相変わらずだな。塩が効いていてくれれば良かったんだが」
とはいえ仲間が自腹を切って試してくれた成果である。
郁は文句は出さずに突進を体で止めて、足を出す事にした。
女の子代わりに汚れ仕事を引き受けるのが、男の役目であろう。
ナメクジの体を蹴り飛ばし、押しつぶそうとして来るのをなんとか押し返そうとする。
「あらいけない。症状に会ったオペをしないとね」
「助かる。やっぱり乾いたモノで拭き取るのが一番だな」
括は包帯を取り出すと、癒しのオーラを込めて郁の手に巻きつけ、ベットリついた粘液を拭いとって行った。
「く……。なんでもありません。ではでは塩入りの薬品を注入、と」
今日会った間柄とは知っていても、許せないモノが……。
裁一の心に殺意が走り、その怒りを味方に向ける訳にはいかないので、敵に向けることにした。
注射器を取り出し男女……じゃなくて、雌雄同体らしいナメクジに塩入りの薬品を注入する。
さぁ喰らえ、今すぐ喰らえ、これでも喰らえと嫉妬心のままに突き刺して行った。
●
「まだ来る! なかなかにしぶとい。やはり此処は凍らせるべきですか」
あれから暫く、何度目かの攻防が過ぎ去った。
吹雪は弧を描く斬撃に、空間を断つ一撃など様々な手を尽くしていた。
だがまだまだ倒れるような気はしない。
「そーみたいだぜ。もう普通に当たるし、足を止めるのはイラネーじゃん」
「では、そうさせていただきます!」
実のところ、凪の主力は氷凍攻撃で相い間に炎で焼いて乾燥させて力を奪い取る戦法だった。
感覚的にスピードでひっかき回す方法が一番効くようなので、吹雪もそれに習うことにする。
妖刀を構えて熱源を奪う準備を整えたのであった。
『餮べてしまいます、よ?』
ジェミは影の中から漆黒の矢を放ち、変幻自在の複雑な軌道を描かせた。
黒き糸(意図)により操られ、ナメクジを射抜いて内側から食らって行く。
「……やはり速度で押す方がいいですかね。夢喰いだからか魔力の通りの方が低い気がします」
「私の方は音での攻撃だからどうやっても届くのですけど、ヴィーくん達の動きをみると、そうみたいなのです」
ジェミは刀を抜いて黒き糸を断ち切ると、再び突進を掛ける準備を始めた。
その言葉を受けて、ヒマラヤンは翼猫のヴィー・エフトやファミリア達の動きを指差す。
そこには素早い動きで相手を牽制しつつ、こちらに向いて後で吹いてよね……と切実な視線を向ける猫さん達が居た。
仕方無いので皆で拭こうねと協力を申し出ながら、ジェミは走り出して行く。
「合わせるぜ?」
「了解」
郁はブースターを吹かせて飛び込むと、掌を軟体にめり込ませながら超振動を掛ける。
ヌメヌメが飛び散って減ったところを、ジェミが突き刺して肉(?)を削り取っていく。
「こおれ凍れ、愛よ冷めるのです!」
「大切なのは『思い』ですよ。霖道ちゃんにもきっとそんな日が来ます」
裁一は切なさ乱れ撃ちとばかりに、時間を止めて氷の浸食を早めて行った。
触らないし当たり易いし良い感じですねと思って居ると、括の声がする。
いや、それだけではない。……何か温かプルンとしたナニカの感触がするのだ。
忘れて居た何かを思い出させる、優しい抱擁であった。
「ああ、俺にも帰れる所があ……」
「―ム。ぬおおおお!! 消え失せろおおおおお!!」
誰かさんが成仏仕掛けた所で、バーヴェンの絶叫が戦場に木霊する。
翼でホバリングを掛けて高い位置に移動し、大上段から振り降ろす。
そして直撃させたに飽き足らず、何度も何度も叩きつけて行く。
「デストローイ! 非リアに与えた苦しみは苦しみを持って返すまで!!」
殺意の炎がメラメラと!
押せば殺意の泉湧く!!
裁一は血の涙を流しながら注射器を手に取った。視線で殺すのが犯罪に成らないのなら、彼は喜んで魔眼を覚えたろう!
「しかし見た目は成れればアレだが臭いはなあ。燃やしても燃やしても臭い気がするぜ」
凪は体当たりを掛けて相手の動きを阻害しながら、浸食するような相手の牙に対し、ダメージを炎で反撃を行う。
悼むが耐えられる程度の傷。そして途中で回復を繰り返すペースからいって、後少しの筈だ。
敵はそれまで万全の態勢で構えていたが、徐々に回復のスピードが追いつかなくなっていった。
「悪夢をこの一閃で切り裂く! この一撃で凍らせてみましょうか!」
吹雪は持ってこなかった技の代わりに、恐るべき速度で斬り割き凍らせていく。
最後にナメクジは氷の彫像と化した後、砕け散りながら儚く消えて行った。
「せめて祈ろう。汝の魂に……救いアレ」
バーヴェンは溜息を突くと、苦々しい表情を消すように祈りの言葉を唱えた。
「こういう拒絶され易いデウスエクスは、定命化とは無縁そうねー。修復を始めますか」
「そういや、今までのドリームイーター騒動は一般人から嫌悪やら恐怖やらを引き出してるけど、ケルベロスやデウスエクスから同様に引き出すってことはあるんだろうかねぇ?」
括が仲間の傷を診た後で町を修復し始めると、凪も付きあってネジ曲がった視覚こそを現実として世界を書き換えて行く。
「御掃除もしないと……全部投げるのは、ちょっと勿体無かったかもしれないのです」
「そうですね。塩効いてなかったし……」
ヒマラヤンもまいた塩を履き掃除し始め、裁一は応援だけすることにした。
御掃除は自宅警備員の仕事ではないと、まったり手を振る。
「出来れば武装や手に付いた粘液は洗い落としたいかも……」
「ーム……。……早く帰ってシャワー浴びたい……」
「タオルを沢山持って来てるので、使ってください。その後で被害者の方を窺って帰りましょう」
吹雪やバーヴェンはヌメヌメを気にして居たので、ジェミは鞄に入れておいたタオルを手渡しようやく息を突いた。
「戦いも終わったし風呂にでもいきてえよな」
「戦闘後の銭湯なのです?」
「温泉とかいーんじゃねえの?」
こう言ってはなんだが、いつもよりドっと疲れたような気がする。
郁たちは一日の疲れを取る為、雨上がりの温泉と洒落込むことにした。
作者:baron |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2017年6月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 7
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