やけっぱちの修也

作者:蘇我真

「喜びなさい、我が息子」
 そう呼びかけられても、実験台に寝そべった男は特に喜ばなかった。
「喜べか……何の感慨も、わかないのだ」
 動いた唇から発せられたのは、そんな言葉だった。
「ただ無為に毎日を生き、ただ無為に空気を食み、ただ無為に惰眠を貪る。死ぬまでそんな毎日を繰り返し、心の蝋燭を溶かすのだろう。そう思っていた――」
「だが、それはもはや昨日までのこと! 今のお前は、ドラグナー因子を植え付けられたことで私と同じドラグナーの力を得ることに成功した!」
 実験台の傍で仰々しく両手を広げ、感慨に打ち震えているドラグナー。その瞳の焦点は、合っていないようにも見える。
「ドラグナーの力……身体の底から湧きあがってくる熱情の鼓動がそうだというならば……それは真実、貴様と同じものなのだろうか?」
 ドラグナーに聞いている訳ではないようだ、むしろ自問自答の独白にも思える。
 しかしドラグナーは男の質問に答えていた。
「ああ、違うね。お前は未だにドラグナーとしては不完全な状態であり、いずれ死亡するだろう……怖いかい?」
「いいや、まったく。怖いのは、死にたいはずなのに未だこうして生きながらえている俺自身だ」
「それを回避し、完全なドラグナーとなる為には、与えられたドラグナーの力を振るい、多くの人間を殺してグラビティ・チェインを奪い取る必要がある」
「人間を殺してみたい。友人や家族、最愛の人の臓腑へナイフを突きたてたらそのとき彼ら・彼女らはどういう顔をするのだろう。そういう夢想ならば、いつだってしている」
 否、ドラグナーも、答えてはいなかった。
 互いに耳に入ってきた言葉に反応し、言いたいことを喉という器官を通して吐露しているだけだ。
 かみ合わない会話。会話とはキャッチボールである。
 コミュニケーションの体を成していないこの応酬はつまり会話ではなく、ただ狂人同士が互いに言の葉をぶつけているだけに過ぎなかった。
「そうだな。殺してみよう」
 男は実験台から自力で降りると、普段着――学生帽に袴に草履、時代錯誤とも思えそうな、大正書生風の格好――を身にまとい、ぺたぺたと歩き出す。
「全てはどうせ、死ぬまでの暇つぶしだ」
 懐から取り出した2丁のリボルバー銃を弄びつつ、無表情でそう告げていた。

「ドラグナー『竜技師アウル』によってドラゴン因子を移植され、新たなドラグナーとなった人物が事件を起こそうとしている」
 星友・瞬(ウェアライダーのヘリオライダー・en0065)は端的に状況を告げた。
「被害者であり、加害者でもあるドラグナーの名は眼鏡院修也。28歳、無職。自称文筆家で何冊か自費出版で本を出しているが……幻想小説というか、あまりに現実離れした内容でさっぱり売れなかったようだ」
 俺の本は売れない、自分は社会に必要とされていないのだ。修也は周囲にそう漏らしていたという。
「そうして社会と世界を悲観した彼は、己の肉体をドラグナーへと改造させた……しかし、その手術は不完全だった」
 瞬は自らが見た光景をケルベロスたちへと伝えていく。
 修也は完全なドラグナーとなるために必要な大量のグラビティ・チェインを得るために、また好奇心からくる自称『暇つぶし』で人々を無差別に殺戮しようとしている。
「修也の凶行を止め、人生に終止符を打つ。それが今回の依頼となる」
 続いて瞬は修也が現れる場所について説明する。
「修也が現れるのは書店街だな。古書洋書、さまざまな本が置かれた店が立ち並ぶ一角。そこにいる人間を皆殺しにして、破壊の限りを尽くすようだ。作品が評価されなかった恨みでもあるのだろうか……」
 それはともかく、瞬は時間帯は昼であること、店員や客といった一般人はそれなりにいること、避難を呼びかけつつ戦うことになることなど、戦いのポイントをいくつか挙げて説明していく。
 ドラグナーとしては未完全で単体、ドラゴンに変身する能力も持ち合わせていない。それでも、修也は強敵である。
「今のやつは躊躇いなく一般人へ引鉄を引くだろう。どうか、被害を最小限に抑えてほしい」
 瞬はそう付け加えて、最後に頭を下げるのだった。


参加者
エレ・ニーレンベルギア(追憶のソール・e01027)
木霊・ウタ(地獄が歌うは希望・e02879)
遠之城・鞠緒(死線上のアリア・e06166)
火倶利・ひなみく(スウィート・e10573)
イグノート・ニーロ(チベスナさん・e21366)
エリオット・アガートラム(若枝の騎士・e22850)
ヴァーノン・グレコ(エゴガンナー・e28829)
月見里・ゼノア(鏡天花・e36605)

■リプレイ

●書店街の霹靂
 霹靂とは、雷のことである。
「ここはもうすぐ戦場になるんだよ! みんな、落ち着いて避難してほしいんだよ」
 ならば、ほのぼのとした雰囲気の書店街へ割り込むように届けられた火倶利・ひなみく(スウィート・e10573)の声は、まさに青天の霹靂といえた。
「ど、どうしよう……!」
「どこから来るんだ!?」
「ケルベロスだ! 俺達が抑えるから、落ち着いて避難してくれ!」
 慌てふためく一般市民へ、スタイリッシュモードで励ましながら避難を呼びかけるのは木霊・ウタ(地獄が歌うは希望・e02879)とエリオット・アガートラム(若枝の騎士・e22850)だ。
「慌てず落ち着いて、戦闘終了まで店の奥に避難してください!」
 エリオットは一般市民を書店の奥へと誘導することに決めたようだ。外は戦場になる。修也は銃を使うようだし、外では流れ弾が飛んでくる可能性を考慮したのだろう。
「直ちにこの後ろへ避難を!」
 その判断を受けて、遠之城・鞠緒(死線上のアリア・e06166)は手近にあった店の本棚を横に倒した。流れ弾を防ぐバリケードにしようという算段だろう。それに通路を封鎖し、修也の移動ルートを限定させる効果もある。エリオットも同じように本棚やワゴンを倒し、バリケードを築いていく。
「どうぞ落ち着いて避難をお願いします」
 イグノート・ニーロ(チベスナさん・e21366)の呼びかけは、声を張るわけではなく、あくまで穏やかな口調だった。それでいて割り込みヴォイスなのでよく通る。混乱する一般市民の精神を落ち着かせるのに一役買っていた。
「こわいよぉ……」
 突然の事態に、道端に座り込んで動けない様子の子供もいた。目に涙を溜めてうつむく子供の視界に、にゅっと伸びてくる一本の黒く日焼けした腕。掌には、包装された棒つきキャンディが1本乗っていた。
「飴なんて如何かな」
 声に釣られて顔を上げる子供。ヴァーノン・グレコ(エゴガンナー・e28829)が笑顔を浮かべていた。
「あ、ありがとう……」
 棒つきキャンディを受け取り、礼を口にする子供。ヴァーノンはその両脇に手を差し込んで、そっと立ち上がらせる。
「きっとそれを食べ終わる頃には終わってるから。ボク達を信じて待っててね」
「……うん」
 子供は自分の足で、近くの店へと避難していく。その様子を見ていた月見里・ゼノア(鏡天花・e36605)が口を開く。
「これで、あらかた避難は完了ってところですかね」
 普段は軽く、冗談めいた言動の多い彼女だが、今は非常事態ということもあるのだろう。真面目な語り口だ。
「あそこにひとり、人影がありますが……」
 書生風のシルエット。その後ろに、エレ・ニーレンベルギア(追憶のソール・e01027)と彼女に付き従うウイングキャット、ラズリの姿。
 避難誘導を行わず、敵を包囲するべく潜伏していた彼女が姿を現しているということは、その陰が敵であるということに他ならない。
「退路は断ちましたよ……眼鏡院修也!」
 人影は、エレへと振り返ることもなく吐き捨てた。
「退路なら、きっともう、とっくになかったのだ」
 白光が煌めき、人影を照らす。水晶のような透明な瞳。その視界には何も映されてはいなかった。

●号砲
「会話のキャッチボールくらい、ちゃんとしてください!」
 自分の投げかけた言葉から単語だけを拾って独白する修也に、怒りを込めた言葉をぶつけるエレ。
 彼女の身体に、何条もの光が降り注いでいく。それはグラビティで作られた星の欠片だ。星の加護と導きの下、祝福されたエレへと一丁の拳銃を向ける。
 返答の代わりに贈られたのは銃弾だった。エレのほうを見ることもなく、発射される凶弾。まるで背中にも目がついているかのような、眉間を狙った正確な射撃をライトニングロッドではじき返す。
「くうっ……!」
 身体全体を守る余裕はない。なら、ヘッドショット、それも眉間を狙ってくると読み、一点だけの守りを厚くした。
 修也の強さ、精密な射撃の腕を信じた結果だった。
「眼鏡院修也君。貴方は歪んでいます」
 イグノートは慇懃無礼にそう宣言し、跳躍する。
「貴方は、社会に認められる為に筆をとっていたのですか?」
 言葉と共に降ってくる星の力を込めた蹴り。修也は肘でガードするも、その振動で足が止まる。
「貴方は貴方の頭の中の世界を吐き出さずにいられなかっただけでは?」
「っ……うるさい」
 修也の瞳に色が灯る。赤。怒りの朱だ。
「俺の好きなものを、皆も好きと感じてくれると思った。だが、そうではなかった。世界は俺を拒絶したのだ」
「書きたいものと売れるものは違う。そのジレンマ、少しはわかるつもりです」
 鞠緒は唄う。キャッチーなフレーズが多用された、大衆的なアニメソングだ。
「これは私の兄が書いた少女向けライトノベルがアニメ化されたときに作られたオープニング曲『消えない虹のミステリィ』です。兄は、本当はあなたのような幻想小説を書きたかったものの、認められたのはやけになって書いた『歌姫探偵☆まりお』でした」
 まるで自分だけが悲劇の主人公だと言わんばかりの態度の修也を、鞠緒は否定する。
「それでも、兄は今も並行して幻想小説も書き続けています。わたしは兄の書くそんなちょっと不思議な話が好きです」
 苦しいのは修也だけではない。同じ境遇でも足掻いている人もいる。その言葉と鞠緒の歌声は、修也の引鉄を引く指を鈍らせた。
 だが、完全に止められた訳ではない。
「おまえの兄は成功者だ。認められた地位と富があるから、自分が本来書きたかったものを書く精神と金銭の余裕があるのだ。俺には何もない……!」
 銃弾が、舞う。四方八方、でたらめに放たれたかに思われた弾丸は、全てが後列のケルベロスたちを目指して突き進んでいた。
「みんなを、守ってみせるよ! ねっ、タカラバコちゃん!」
 ひなみくと、彼女のサーヴァントであるミミック、タカラバコが身を挺して銃弾を受ける。散華する血液の紅。その身体が炎上する。
「あんたの銃弾は、あんたの泣き声に聞こえるぜ?」
 銃撃から守られたウタが、ひなみくとタカラバコを癒すべく星の聖域を展開する。
「俺は、泣いてなどいない……ただ、絶望しただけだ!」
「……それが泣いてるっていうんだよ。自分じゃ、もうわかんないんだろうがよ」
 ウタは修也を否定はしない。否定するのは、彼の暴走に付け込んでドラグナーの力を与えた竜技師アウルだと思っていた。振り上げた拳の降ろす先を考えながら、声を掛ける。
「あんたも本は好きだろ? この街にはあんたの本を面白いって言ってくれる奴も多い筈だぜ」
「そんなはずが、ないのだ……読ませてみなければ、わからないだろう」
「そう、やってみなければわからない。例え今は絶望していたって、そんな因子なんざ埋め込まれなきゃまだまだ是から巻き返すチャンスは沢山あったんだぜ」
「修也さん、貴方は本当は『誰かに認めてもらいたかった』んじゃんないんですか?」
 ウタの言葉を引き継いで、蹴りかかったのはエリオットだ。彼もウタと同様、修也もまた被害者で、本当の加害者はアウルだと感じていた。
「なら、僕は認めます。殺戮者ではない、善良な人間であると!」
 炎を纏った蹴りを銃把で受け止め、もう一丁の銃口をエリオットの腹部へと押し当てる。
 くぐもった爆発音。彼の為に誂えられた、白を基調とした豪奢な衣服に赤い沁みが広がっていく。
「ご、ごめんね! さすがに今のはかばえない!」
 ひなみくの声に、エリオットは小さくかぶりを振った。
「大丈夫です。彼の攻撃は軽いですから」
 脂汗を浮かべながら、それでもエリオットはそう言い切った。
「……軽い、だと?」
「ええ、何度でも言いましょう。軽いです」
 見るだけで射(い)殺されそうな、修也の視線。それを、エリオットは真正面から受け止める。
「言葉とは、伝えたいと願う『想い』の形。何物にも折れぬ『意思』の剣。剣を捨てた貴方の暴力など、全て受け止めてやります!」
「う、ああぁぁぁぁッ!!」
 次に修也を襲った感情は、未知の存在への畏れだった。
 エリオットが自分を認める、全てを受け止めるという。
 そんなことを言われたのは初めてだし、理解できなかった。理解できないということは、恐怖でもある。絶叫と共に二丁の拳銃を乱射する。
「……!」
 このままでは修也が『本当の殺戮者』になってしまう。そう感じたエリオットは、傷む身体を押し、心を鬼にしてその腕を振るった。
 空を絶つ剣。断たれたのは空だけではない。銃を握ったままの、修也の左腕が宙に舞っていた。
「好機ですね」
 中衛のポジションで、素早く詠唱を口にするゼノア。
「届けええぇっ!!」
 修也は回し蹴りを放つ。攻撃の体を成していない稚拙な攻撃。その狙いは、地に落ちた自分の銃だった。履いていた草履を飛ばし引鉄にかかっていた左腕を押す。
「なっ……!」
 予想外の位置から放たれた弾丸が跳弾となり、側面からゼノアの肩を貫いていく。焼けるような痛みが炎の詠唱を中断させた。
「おっと……中々しぶといですね……こちらも負けてあげる気はないですが」
 ゼノアは即詠唱を再開する。
「これは火傷じゃ済みませんよ? 覚悟してください」
 生み出された炎が意趣返しのように修也の肩を焼いた。
 肉の焼ける不快な臭気が鼻を突く。しかし、皆だれもがそれを気にしている暇も無かった。
 二丁の乱射を封じられた修也は、右手首を捻り、リボルバー銃を横に倒して銃弾を放つ。発射速度を優先した代わりに命中率を犠牲にした、乱雑なはずの発砲は、アスファルトの地面を跳ねて超低空の一撃となり動き回るヴァーノンの足を貫いていく。
「なるほど、まったく上等な相手だぜ」
 ヴァーノンは荒っぽい口調で軽口を叩きながら、内心ではその射撃技術に舌を巻いていた。同じ銃使いだからこそ、彼の射撃の正確さとアプローチが常人離れしているのを嫌というほど思い知らされる。一対一、銃の腕前ではかなわないだろう。
「でもよ、道はひとつじゃねえんだぜ?」
 ヴァーノンは銃弾を放つ。
「!!」
 修也も合わせてトリガーを引く。時間の流れが緩やかに感じる。降魔の一撃を込めたヴァーノンの弾丸と、頭部を狙った修也の弾丸が空中で交差する。
(「相打ち、かっ……」)
 修也は刹那のうちにそう判断する。
(「ひとりだけでも、道連れにできたし、よしとするかぁ……」)
 やけっぱちながらも満足する。その視界に、一人の少女が飛び込んでくるまでは。
「っ!」
 エレだ。身を挺して、腕を宙へ伸ばす。修也が狙う位置は、自ら被弾して身体が覚えていた。
 華奢な乙女の掌が、銃弾を握り込む。弾丸は、肉をこそぎ、貫通する。威力は弱まり、空気を切り裂く螺旋の弾道にも狂いが生じていた。
「そん、な……」
 結果。修也の弾丸はエレの手を貫いた後にヴァーノンの頬をかすめただけに終わり。
 ヴァーノンの降魔の弾丸は、修也の胴体を貫いていた。
 全身の力を失い、前のめりに倒れ伏す修也。一歩、また一歩とヴァーノンが歩を進め、近寄ってくる。
「タイマンで勝てないなら、仲間と協力すればいい。それもまたひとつの道、だよな?」
 紅のリボルバー銃をつきつける。
「アンタの周りにもよ、こんな風に助けてくれる人がいたはずなんだ」
 そして引鉄に指を掛ける。
「死んで悔いろ」
 戦いの終わりを告げる、号砲が鳴り響いた。

●終幕
「これでよし、と。弾は抜けてるからすぐに治るぜ」
 ウタは手に傷を負ったエレを治していた。彼女の肩に乗ったラズリは心配そうに手元をのぞき込んでいる。
「大丈夫だよ。ほら、ヒールに行こう?」
 エレはラズリを安心させるように微笑むと、すぐに戦いで壊れた周囲のヒールへと動く。
「素晴らしい自己犠牲の精神ですが、それ故に心配になりますね」
 イグノートの呟きに、エリオットもヒールの手を止めて同意する。
「そうだよね。やっぱり女の子は男が守らないと」
「……はは、そうですね。実に素晴らしい騎士道精神です」
「あ、女の子だけじゃないよ。全ての人を守るんだから」
 そんな風に話していると、書店から出てきたゼノアとひなみく、鞠緒がやってくる。
 彼女らの手には、とある本が握られていた。
「あったよ、眼鏡院さんの本」
 売れない自費出版の本など、普通は絶版になっていてなかなか手に入らない。
 だが、ここは書店街だ。古本を漁ったところ、彼の幻想小説を見つけることができた。
「まあ、売れないのもわかりますね……読者のことを考えていませんから」
 著書をざっと読んだ鞠緒の感想は辛辣だが的確でもある。
「ですが、その代わりに力があるような気がします。勢いというか、衝動というか……」
「歪んでしまった物語……もう終わりにしましょう」
 パラパラと頁をめくり終えると、ゼノアは本を閉じ、顔を伏せる。
 ウタによるメロディアスな鎮魂歌と、両親との再会を喜ぶ朗らかな子供の声が聴こえてくる。
「また次の物語で」
 憂いを帯びた瞳は、こと切れた修也の遺体に注がれていた。

作者:蘇我真 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年6月23日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 0
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