●螺旋忍法帖防衛戦
「先の作戦ではお疲れ様、だ。見事に大任を果たしてくれた事、心より感謝する」
集まったケルベロス達へ向けて、アーサー・カトール(ウェアライダーのヘリオライダー・en0240)は頭を下げた。
「さて、前回の作戦の成功により、状況は大きく変わった。というのも、2名のケルベロスが『螺旋忍法帖』所持者となったのさ。この螺旋忍法帖というのは、どうも螺旋忍軍にとっても重要なもののようでね。なんでも、『螺旋忍法帖に書かれた御下命』とやらを果たした忍軍は『勅忍』というステータスが与えられるとか……他にもいろいろ情報があるらしい。これを調査すれば、螺旋忍軍について、大きな情報を得ることが可能だろう」
ただし、と付け加えて、アーサーはあごに手をやった。
「それだけ重要なアイテムだ。当然、螺旋忍軍も黙ってはいない。この忍法帖を手に入れるため、螺旋忍軍の刺客が動き出した。これは危機ではあるが、チャンスでもある。少々乱暴と言えるかもしれないが、今回動き出した刺客を全て撃破してやれば、ケルベロスから忍法帖を奪う事は容易い事ではない、と、螺旋忍軍も忍法帖の奪取を諦める事だろう」
アーサーは、ヒゲをぴん、と立てると、にやり、と笑った。
「君達には、金沢城に向かってもらい、現れた螺旋忍軍、久遠・星華とその配下を迎撃してもらいたい」
久遠・星華は、パワードスーツのような装甲を身にまとった螺旋忍者だ。
特筆すべきは、両肩のあたりに浮遊する、二つの自律行動兵器か。これは、ケルベロスのグラビティで例えるなら、『螺旋射ち』に相当する能力を持つ。
手にした巨大なメイスのような武器は『螺旋掌』のような能力を持ち、また螺旋忍者であるため、『分身の術』や『螺旋氷縛波』も使ってくるようだ。
配下である螺旋忍者は3体。外見は、いかにも忍者と言った風情である。
いずれも『日本刀』で武装している。ケルベロスのグラビティで例えるところの、『居合い斬り』や『流水斬』、『螺旋氷縛波』を使ってくる。
「敵の情報はこんな所だろう……さて、ここからは仮定の話だが。もし君達が敗北した場合、当然、敵は螺旋忍法帖を奪うために、金沢城へ向かう。そうすれば、螺旋忍法帖を守り、金沢城で待機しているチームへの負担となってしまう」
敗北したチームが1チーム程度なら、それほど負担にはならない。が、仮に複数チームが敗北してしまえば、金沢城で待機しているチームだけでは戦力が足りず、螺旋忍法帖を守り切る事は出来ないかもしれない。
また、螺旋忍者、久遠・星華の撃退に成功したとしても、配下の一部に防衛線を突破されてしまった場合、その配下は金沢城にて待機しているチームへ攻撃を仕掛けるだろう。これも彼らへの負担となってしまうため、出来るだけ、敵は全滅させるほうが良いだろう。
「……と、仮に敗北した場合の事を説明したが、君達なら無事に任務を遂行してくれると信じている」
アーサーは笑みを浮かべ、頷いた。
「螺旋忍法帖を我々の物に出来れば、螺旋忍軍の謎に迫ることができるはずだ。作戦の成功と、君達の無事を祈っている」
そう言って、アーサーはケルベロス達を送り出した。
参加者 | |
---|---|
幸・鳳琴(黄龍拳・e00039) |
久遠・翔(銀の輪舞・e00222) |
鵺咬・シズク(黒鵺・e00464) |
ウォーグ・レイヘリオス(山吹の竜騎を継ぐもの・e01045) |
アーティア・フルムーン(風螺旋使いの元守護者・e02895) |
鷹野・慶(業障・e08354) |
ティナ・ロンドルセル(カーテンコールは誰がために・e22701) |
鹿坂・エミリ(雷光迅る夜に・e35756) |
●降る星、護るべきもの
「これほどの戦力を割かなければ守れないほど、激しい攻撃を螺旋忍軍が仕掛けてくるなんて……」
ウォーグ・レイヘリオス(山吹の竜騎を継ぐもの・e01045)が言った。
金沢城に設置された本陣を守るために、ウォーグ達のチーム以外にも――ここからは姿を確認できないが――多くのケルベロス達が周囲で防衛を行っている。
「それだけ、忍法帖が敵にとって重要という事なのでしょう」
自身の武器の調子を確認しつつ、鹿坂・エミリ(雷光迅る夜に・e35756)が答えた。簡単なチェックを終え、頷くと、
「それ故に……私たちの役目も大役です」
「そうですね。必ず、ここで敵を撃退しなければなりません」
エミリの言葉に、ウォーグは頷いて答えた。
「本陣へは、誰一人通しません」
幸・鳳琴(黄龍拳・e00039)拳に力を込め、決意を表し、そう言う。
「ああ、無粋な連中には、まとめてお帰り願おうとしようかい」
鵺咬・シズク(黒鵺・e00464)が薄く笑みを浮かべなら、相槌を打つ。
(「懸念があるとすれば……」)
内心呟きながら、シズクは久遠・翔(銀の輪舞・e00222)の方へと視線を移した。
今回の敵は、翔の姉である、と、翔から聞いていた。
翔は、何処か落ち着かぬ様子で空を見つめていた。来訪者――螺旋忍軍、久遠・星華の到来を、待っているのだ。
その心情は、いかなるものか。
期待。希望。不安。それらが複雑に絡み合い、渦巻いているのだろうか。
「……翔の事か」
鷹野・慶(業障・e08354)が、言った。その声に、シズクは我に返る。
「慶か。その通りだ」
ふむ、と息を吐きながら、シズクが答える。
「だが……何もとやかく言おうというわけじゃあない。翔が覚悟を以て立ち向かうなら、俺から言う事は何もないさ」
「覚悟、か」
慶が口元に手を当てて、唸った。少し考え込むように目を伏せる。
「どうかしたか?」
シズクの問いに、
「いや、分かってる。俺も容赦はしねぇ。できるわけもねぇ。ただ」
ただ――。
そこで、慶は言葉に詰まった。少しだけ沈黙した後、頭を振った。
「いや――俺は、俺に出来る事を。そう思っただけさ」
慶の言葉に、シズクは頷いた。
「そうだな……結局は、そうするしかないんだ」
作戦前の、ほんの少しの静かな時間は、あっという間に過ぎていく。
やがて、予言された刻限がやってきた。
配下の星を伴って。
星の華が、ケルベロス達の前に舞い降りた。
●防衛戦、開幕
「星姉……!」
翔が叫んだ。その言葉に、しかし星華は一切の反応を返さない。
「ティナ、分かってるわね? 私達で、星華を足止めするわよ」
アーティア・フルムーン(風螺旋使いの元守護者・e02895)が、翔をかばうように立ちながら、言った。
「うん……それから、翔も守って見せる。あの人に、翔の言葉が届くまで……!」
ティナ・ロンドルセル(カーテンコールは誰がために・e22701)も翔の前に立ち、頷く。
ケルベロス達の作戦はこうだ。まず、翔、アーティア、ティナの3人が、星華の足止めを行う。
その間に残りのメンバーで配下の3人の螺旋忍者を撃破。その後、全員で星華への対応にあたるのだ。
「あなた達の相手は、私達です!」
最初に動いたのは鳳琴だ。鳳琴は自身が習得した拳法の構えをとると、次の瞬間には一息で攻撃の間合いへと飛びこむ。間髪入れず放たれる鋭い蹴りの一撃。まともに受けた螺旋忍者はたまらず後ずさる。
「あなたが翔のお姉さんなら!」
アーティアは竜砲弾を放つ。星華は自律兵器を移動させると、その装甲で以てそれを受けきった。
星華は無表情のまま、アーティアを見やる。その目におよそ感情らしきものは見受けられない。
(「冷たい目……! 翔の言う通り、本当に壊れてしまっているのだとしたら……!」)
アーティアは歯を強く食いしばった。それは、怒り故か。
「足、止めさせてもらうぜ!」
慶が竜砲弾を螺旋忍者へと放ち、追い打ちとばかりに慶のウイングキャット、『ユキ』が尻尾の輪を飛ばし、投げつけた。
「続くぞ!」
シズクが言いつつ、二振りの斬霊刀を構え、連続して振るった。放たれた衝撃波が、螺旋忍者にさらなる追撃のダメージを与える。
次いで、星華が動いた。星華は自身の左右に浮遊する自律兵器を、翔へと向けて放った。まずは、自身をブロックする3人に狙いを定めたようである。
「星姉! 覚えているっすか? 翔っす! 貴方の弟っす!」
自身に迫りくる自律兵器を視界に捕えながら、しかし翔は星華に向かって叫んだ。
「俺、生きてるっす! だから、星姉……一緒に帰ろう? 一緒に家族に戻ろう?」
願わくば、この言葉で目を覚ましてほしい、止まってほしい。翔はそう願った。
しかし自律兵器は勢いを殺さぬまま、翔へと迫りくる。
「星姉……!」
翔の目の前に、アーティアが飛び込んだ。武器を交差し、自律兵器の突撃を受け止める。衝撃で、受けた手がしびれる。
「翔……!」
アーティアが、叫んだ。
一瞬、泣きそうな表情を、翔は浮かべた。
だが、頭を振って、鉄塊の如き刀を構える。
「星姉! 痛いかもしれないっすけど、全力で星姉の凶行を止めるっす! 家族として……弟として!」
翔が走った。星華へと肉薄すると、手にした刃を叩きつける。
星華は手にしたメイスのような武器でそれを受けた。2人の視線が交差する。
決意に燃える翔の瞳とは対照的に、星華の瞳は無感情なままである。
一方、ウォーグと、ボクスドラゴン、『メルゥガ』は配下の螺旋忍者と相対している。
「ノブレス・トレーズが一騎、山吹のウォーグ! 参る!」
手にしたパイルバンカーに冷気をまとわせ、螺旋忍者へとぶち込む。
「お願いします、メルゥガ!」
主人の言葉に、『メルゥガ』は吠えると、ブレス攻撃で追撃を行う。
次いで、エミリがオウガメタルにからオウガ粒子を放出、味方の援護を行った。
「寄生か改造か洗脳か……姿を借りた偽物か」
星華と相対しながら、ティナが呟く。経験故か、彼女の脳裏には、『この星華は、本物の星華なのか?』という疑念が浮かんでいた。
だが、それを確かめるすべはない。
いずれにせよ――星華を止めるしか、今のケルベロスに残された道はないのだ。
「そう、貴女を止めるしか……私達には……!」
パイルバンカーを手に、ティナが星華へと肉薄する。
回転する杭を、パワードスーツの装甲に撃ち込まれた星華は、衝撃で後方へと短距離、吹き飛ばされた。
配下の螺旋忍者たちも行動を開始した。星華とは違い、何処か包囲網のすきを窺うようなそぶりを見せる螺旋忍者たちは、ケルベロス達の包囲を突破する事を諦めていない――あるいは、何が何でもの突破を星華から命じられているのだろう――様子だった。
個を殺したが故のシンクロか、寸分たがわぬ動きで、螺旋忍者たちは動いた。1人は鳳琴へ。1人はウォーグへ。1人はシズクへ。居合の技を以て、螺旋忍者たちが切り掛かる。
3人はそれぞれの攻撃を武器で受けた。致命の一撃には程遠い。
「このくらいで……負けるものか!」
鳳琴は呼吸を整える。武術において、呼吸法とは重要視されるものである。
その理由は流派によって異なるが、一説によれば、体内の気を整えるための物であるともいう。
「輝け! 私のグラビティ。我が敵を――砕け!」
鳳琴の言葉と共に、赤い、龍のようなグラビティが、鳳琴の足へと発現した。幸家・亢龍と名付けられた鳳琴の奥義は、鋭い蹴りと共に赤龍のグラビティを敵へと叩き込み、ダメージを与える。
彼女は螺旋忍者の一体へと、その鋭い蹴りを叩き込んだ。衝撃に、たまらず倒れる螺旋忍者。立ち上がるものの、ダメージは大きい。
一方で、アーティアは星華の抑えに徹している。幾度目かの竜砲弾による足止めは、着実に効果を表している。
「ちっ、意外にしぶといな……! こっちも援護に行きてぇってのに……これじゃどっちが足止めされてるのかわからねぇだろ」
歯噛みしつつ、慶が手近に居た螺旋忍者へパイルバンカーを撃ち込んだ。『ユキ』も主人を心配する様に一鳴きしつつ、主人の障害である螺旋忍者を思いっきり引っ掻いてやる。
「気持ちは分かるが、焦りは禁物だぜ?」
精神を集中し、遠方の螺旋忍者へ爆発をお見舞いしながら、シズクが言った。
そんな2人を尻目に、星華は、翔へと、苛烈な攻撃を行う。それを受け、翔が少しよろめく。だがすぐに体勢を立て直すと、星華へと切り掛かった。
「確かに、星華を3人で抑えるには限界があります」
『メルゥガ』と共に螺旋忍者に一撃を加えつつ、ウォーグは言う。
「ですが、配下の螺旋忍者もそろそろ限界のはずです。あと一息……!」
「回復はお任せください、敵の掃討を……!」
エミリがオウガ粒子を散布しつつ、叫ぶ。
星華を抑えるティナは、ミサイルを放ち星華を攻撃。
そして、螺旋忍者たちが動いた。
3人の螺旋忍者は、またもやほぼ同時に動いた。今度の標的は1人。3人の螺旋忍者たちは、鳳琴へと切り掛かる。一撃、二撃。武器でそれらをさばき切った鳳琴は、三人目の攻撃を受けた時に、猛烈な違和感を覚えた。
(「軽すぎる――?」)
そう思った瞬間には、最後の攻撃を行った螺旋忍者は、鳳琴の後ろにいた。
1人目、2人目の攻撃を囮とした、強行突破であった。
とっさに鳳琴は振り返る。目に映るのは、駆け抜けていく螺旋忍者の姿。
鳳琴の脳裏に、金沢城で忍法帖を防衛するケルベロス達の姿が浮かんだ。
たまらず、駆けだそうとして――。
「――ダメです!」
鳳琴は、ビクリ、と体を震わせた。
声の主は、エミリであった。
「もう、間に合いません!」
エミリは言った。ここであの敵を追いかけては、間違いなく此方の戦線が崩壊する。本命である星華に突破されてしまう可能性もあるのだ。
それは、鳳琴にもわかっていた。
故に。
「もうこれ以上……本陣へは向かわせません!」
鳳琴は、残った螺旋忍者たちに向かって構えをとる――。
ほどなくして、配下の螺旋忍者たちは全滅した。
残るは、星華のみ――。
●せめて鮮やかに散れ、星の華
「今、盟友(とも)とこの星を護る為――顕現せよ、誇り高き竜騎の守護陣!」
その言葉とともに現れたのは、巨大な城であった。
それは、盟友を守るための城。
それは、この星を守るための城。
「キャメロット・オブ・ノブレス・トレーズ!!!」
ウォーグの『神裏切りし13竜騎の聖域(キャメロット・オブ・ノブレス・トレーズ)』は、前衛のケルベロス達の傷を癒していく。
「後は彼女のみです――どうか、後悔のない選択を」
翔に対して、どこか悲し気に、ウォーグは言った。
あるいは。ウォーグは、何かを感じ取っていたのかもしれない。
エミリが、薬液の雨を降らせ、味方を援護する。
ティナが、燃え盛る炎の矢を星華へと撃ち込んだ。
鳳琴の蹴りが、星華を捉える。
アーティアは竜砲弾を放つ。
慶が自らのグラビティで再現した、星華の自律兵器で攻撃を加える。
シズクの掌打により、星華のマスクが割れた。
そんな光景を、何処かぼんやりと、翔は見つめていた。
後悔のない選択。それが一体何なのかを考えながら。
星華が声をあげた。
それは咆哮であった。
叫ぶまま、メイスを滅茶苦茶に振り回す。それは、翔を狙っていた。
避ける事もなく、翔はそれを見つめていた。
星華の声が聞こえる。
メイスが振り下ろされる。それを――。
アーティアが、受け止めていた。
「翔!」
ティナが、翔を呼んだ。
途端、翔は現実に引き戻された。
後悔のない選択。多分、そんなものはないんだ、と思った。
でも、選ばなければいけないんだ、と思った。
護るべきものを。
翔自身の手で。
「砕け……家族を縛る……全てを……!」
振り上げられた刃は、翔の全力を以て。
「星姉……」
それは寸分たがわず、星華の肉体へと振り下ろされた。
「あ……」
星華が、声をあげた。
ゆっくりと、膝をつく。
星華が、ゆっくりと、ゆっくりと。
翔へと手を伸ばす。
その理由は分からない。
最後の最後まで、敵である翔を葬ろうとしたのか。
それは、もうわからない。
その手は、翔に触れる事はないまま、宙を掴み。
ばたり、と――。
星華は、地に倒れ伏した。
そして、もう。
動く事は、なかった。
●
ケルベロス達の戦いは終わった。螺旋忍者の撃破には成功したのである。作戦は成功、と言っても問題はあるまい。
配下に一人、突破されてしまったが、それは本陣のメンバーが上手くやってくれることを祈るしかなかった。
「本陣は、無事でしょうか……」
鳳琴が、呟いた。
「大丈夫です……きっと」
エミリが、言った。
「翔……翔……!」
ティナが、翔を抱きしめる。
「大丈夫……大丈夫っすよ」
翔が、困ったような、泣きそうなような、そんな表情を浮かべながら、答えた。
ティナの頭をなでる。ティナもまた、泣き出しそうな表情で、強く、強く翔を抱きしめた。
(「外道め……己は出てこず高見の見物か……!」)
胸中で、ティナが叫んだ。
翔の傍には、アーティアも寄り添っていた。
「……私達は、勝てた、のですよね?」
ウォーグが、伏し目がちに、そう言った。
「ああ、それは間違いない。間違いないさ。俺達は、勝ったんだ」
シズクがそれに答えた。
慶は空を仰いだ。場違いなほどの青い空が、慶の視界を染めた。
螺旋忍法帖防衛戦、そこで繰り広げられた多くの戦い。その内のひとつは、こうして幕を閉じる。
ケルベロス達の心に、何処か苦い勝利の味を残して。
作者:洗井落雲 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2017年6月21日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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