螺旋忍法帖防衛戦~忍の誘引剤

作者:あき缶

●終わらぬ螺旋忍軍事件
 螺旋忍軍の拠点への襲撃により、ケルベロスは多くの情報と重要な物の入手に成功した。
「それが、『螺旋忍法帖』や」
 声のトーンを落とし、真面目モードで香久山・いかる(天降り付くヘリオライダー・en0042)は言う。
「この『螺旋忍法帖』にはな、螺旋帝の血族の血文字で御下命が書かれてあって、それを所持した上で御下命を果たした螺旋忍軍には多大なる栄誉が与えられるっちゅー代物らしいんよ」
 つまり、螺旋忍軍なら誰でも喉から手が出るほど欲しがる物なのだという。
「今回、シヴィル・カジャスさんと、嶋田・麻代さんが所持者になってる螺旋忍法帖には、『螺旋帝の血族を捕縛せよ』っちゅー御下命が書いてあったらしいわ。とにかく、コレ使えば螺旋忍軍のふかーいところまで探れそうやと思わんか?」
 でもな、そう話は甘くないねん。といかるは耳を垂れさせた。
「日本中の螺旋忍軍が、ケルベロスからコレを奪おうと動き始めとるねん。あいつら、なんでか知らんけど、螺旋忍法帖の場所が分かるみたいなんよ。せやからずっと守ったり隠したりってのは難しそうや」
 なので、といかるは表情を一変させる。にへっと笑ったのだ。
「これをエサにして、螺旋忍軍を一網打尽にしたら面白いと思わんか?」
 シヴィル・カジャスは、所持する忍法帖と共に金沢城へ、嶋田・麻代は、所持する忍法帖と共に五稜郭へと向かう手はずになっている。
「螺旋忍法帖を守りつつ、おびき寄せられた螺旋忍軍を倒してほしいっていうのが、今回の依頼や」
 金沢城班のいかるが説明を担当する螺旋忍軍は、『刀狩の葬助』と名乗る大量に刀を所持した螺旋忍軍だという。
「三人くらいの下忍を連れとる。刀狩の葬助は、その名の通り普段は刀ばっかり奪っとる螺旋忍軍なんやけど、今回は刀は我慢して螺旋忍法帖を奪うことに専念してくるで」
 刀を大量に所持しているので、彼の武器も刀だろう。
 とにかく、ケルベロスは刀狩の葬助率いる忍軍を一人たりとも本陣に向かわせないように戦う必要がある。
「負けてしもたり、突破されたりしたら、本陣のケルベロスに負担がかかってしまうからな。螺旋忍法帖を奪われたら元も子もない話やし」
 本陣担当のケルベロスは、螺旋忍法帖を護る最後の砦だ。
 防衛網を突破してきた忍軍から螺旋忍法帖を守りきらねばならない。誰が突破してくるかわからない、過酷な仕事である。
 仮に、突破してくる螺旋忍軍が居なければ、正義のケルベロス忍軍を認めた何者かが接触してくる可能性があると予想されている――正規の螺旋忍軍ではないケルベロスが、螺旋忍法帖の所持者になれた秘密を知る何者かが。
 本陣では、彼らへの対応も考えなくてはならないので、出来るだけ邪魔者である螺旋忍軍はこちらで食い止め、始末せねば全体としての成功は難しいだろう。
「いろいろ大変な仕事なんやけど、螺旋忍軍の秘密を一気に解明できる大チャンスでもあると思うんよ。せやから、皆はりきって行こうや!」
 いかるは耳を尻尾をピンと立て、ご機嫌でケルベロスをヘリオンへと誘う。


参加者
千年翠・美咲(十返りの花嫁・e00964)
アジサイ・フォルドレイズ(絶望請負人・e02470)
千手・明子(火焔の天稟・e02471)
マサヨシ・ストフム(蒼炎拳闘竜・e08872)
千里・雉華(絶望齎す狂犬・e21087)
メレアグリス・フリチラリア(聖餐台上の瓔珞百合・e21212)
千代丸・ノンノ(聖杖のカボシュさん・e24665)
鴻野・紗更(よもすがら・e28270)

■リプレイ

●想いを蹂躙する
 金沢城の緊迫した空気をケルベロスはヒシヒシと感じている。
 まだ会敵はしておらずとも、既に此処は戦場だ。
 戦場であれば、防具が持つ隠密気流の効果は望み薄。
 そもそも開けた、隠れ場所の無いこの場所での奇襲は難しかった。襲来する螺旋忍軍も、既にケルベロスが集結していることなど百も承知だろう。そこかしこに気を張っているに違いないからだ。
 千年翠・美咲(十返りの花嫁・e00964)は猛スピードでこちらに向かってくる忍軍を認め、
「や、お久しぶり」
 と呟く。
(「是が非でも逢いたかったし、二度と遭いたくなかったよ」)
 それは、刀狩の葬助という名の螺旋忍軍。美咲にとって、並々ならぬ因縁のある男。
 彼は、三人の下忍を連れて、螺旋忍法帖を狙ってこの金沢城に現れた。
「来たか!」
 マサヨシ・ストフム(蒼炎拳闘竜・e08872)と千代丸・ノンノ(聖杖のカボシュさん・e24665)が刀狩の葬助に殺到する。
「始めるぞ!」
 アジサイ・フォルドレイズ(絶望請負人・e02470)が叫び、斬霊刀を持った下忍の弱点を刃で貫く。
「ええ。このわたくし達に露払いは任されているのよね、美咲ちゃん」
 と高所からの飛び蹴りで応えた千手・明子(火焔の天稟・e02471)と鴻野・紗更(よもすがら・e28270)、美咲がアジサイと共に下忍に攻撃を叩き込む。
「兎角逃さずここで総て斃しまス」
「ようこそ侵略者の諸君! お近づきの徴だ! 鉛玉の雨霰で歓迎させてもらうぜ! ばーんッ♪」
 千里・雉華(絶望齎す狂犬・e21087)、メレアグリス・フリチラリア(聖餐台上の瓔珞百合・e21212)も、同様に他の下忍の前にグラビティやシャボンの弾雨をもって立ちはだかる。
 ケルベロスの計画した作戦は、刀狩の葬助をマサヨシとノンノで抑え、下忍はそれぞれ雉華、アジサイ、メレアグリスが一人ずつ牽制、その間に下忍から順に明子、紗更、美咲が各個撃破していくというものだった。
 これが『平時の刀狩の葬助討伐の戦闘』ならば、『刀狩の葬助にケルベロスと一戦交えるつもりがある』ならば、素晴らしい作戦だった。
 だが、今は螺旋忍法帖の防衛戦であり、刀狩の葬助は戦闘よりも螺旋忍法帖の奪取を目的に動いている状況で。
「おおっと? 俺のお相手はたったの二人! その程度で俺を止められると思われたんなら心外でさぁ」
 刀狩の葬助は嗤いながら地を蹴り、マサヨシとノンノの頭上を跳び越えていく。
「!?!」
 極論――刀狩の葬助は螺旋忍法帖を持たぬケルベロスなど眼中にないのだ。
「無様に背を向けたなら、その隙をつくまでだ」
 刀狩の葬助の背面にノンノが石化魔法を放つが、避けられた。
「ちょっと主役が来るまでオレと遊んでいってくれよ。なに退屈させねぇさ」
 マサヨシが鉄塊剣を敵めがけて思い切り叩きつけようとする。それは確かに刀狩の葬助の背を斬った。が、彼を止めるにはあまりに浅い!
 とっさに明子が名物『白鷺』を天に掲げ、
「わたくしの命が獲れたなら、こちらは差し上げてもよくってよ」
 続けてノンノも、
「逃げたなら貴様の大好きな得物を折るぞ。嫌なら戦うのだ」
 と挑発するも、
「俺は忙しいんですぜ、あんたらと遊んでいる暇なんざぁ在りゃしないんで。今日は刀も何もかも御預けだ。なんたって螺旋忍法帖さえありゃあ、この雑種の俺が勅忍なんですぜ……? この千載一遇の機会、逃しちゃならねえ。折りたきゃ一本や二本くれてやらぁ。螺旋忍法帖に比べりゃ安いもの。刀なんざぁいつでも狩れるッ」
 刀狩の葬助は意に介さずにひた走る。
 他のケルベロスは、下忍が通り過ぎようとするのを押しとどめるのに精一杯だ。
 ケルベロスが、もう一人でも刀狩の葬助を止める担当であれば。ケルベロスが、刀狩の葬助を最優先に倒そうとしていれば。
 何を論じてももはや遅い。
「待て!」
 アジサイは歯噛みする。刀狩の葬助は美咲の『絶望』だと知っているからこそ、彼女に刀狩の葬助を倒させてやりたい。これはアジサイだけでなくケルベロスたちの共通見解だった。
 雉華は逃げる彼を追うべく、己の限界を越えようとした。だがまだ絶体絶命とは言えぬ状況、かつ無傷の我が身では、その境地に至ることは叶わない。いかなケルベロスとはいえ、暴走は易易と叶えられる所業ではないのだ。
 無情にも刀狩の葬助は、
「遊ぶなら、そっちの下忍共とお願いしまさぁ! それじゃあ、さいなら~っ」
 と呵々大笑。ゲタゲタ笑って速度を上げて本陣へと矢の如く走り去っていくではないか。
「返せ。返して。返してよ!! お前が奪った父さんの命を、母さんの心を、私に返せ……!」
 目の前で小さくなっていく怨敵を見て、心乱す美咲の絶叫を、刀狩の葬助は一笑に付す。
「何を言っているか分かりゃしねえが、そこなお嬢さん。俺を知ってるなら分かってやしょう。俺は勝つ為、奪う為には何でも踏みにじる性質だってぇことをねえ!」
 ケルベロスの、美咲の、強い想いを踏みにじり、一瞬の内に刀狩の葬助は哄笑を残して本陣へと消えていった――。

●これ以上は漏らさず
 刀と言葉の挑発を無視して走り去った刀狩の葬助を追うことはもはや出来ない。
 ならばと下忍もしつこく続こうとするのを、紗更が腹を貫くように蹴り留める。
「そのように急いでどこへ行かれるのですか?」
 慇懃に紗更は下忍に問う。これ以上本陣に負担をかける訳にはいかないのだ。これ以上の後逸は許されない。
 下忍の幻影桜を伴う横一閃をアジサイと紗更は耐える。
「あなた達誰一人、ここを通しはしないわ。我ら飢狼、決して本陣まで辿り着かせはしない」
 明子の金糸銀糸素懸威籠手から霊力の網が吹き出て下忍を絡め取った。
「ヘボい技術でオレを抜けると思うなよ?」
 抑える相手を失ったマサヨシは雉華の抑えを抜けようとする下忍を、如意棒を叩きつけて牽制する。
 雉華は無表情だったが、日本刀を流水のごとく流麗に振るう下忍を渾身の力で蹴り潰す。
 彼女は以前、縁深いダモクレスを己の手で討った。その時の気持ちを知っているからこそ、美咲には本懐を遂げさせてやりたかった。その無念と怒りがグラビティに乗っているのだ。
「さっきみたいにはいかないぜ! 銃は剣より強し! ……少なくとも、あたしの手の方が長いぜ?」
 ギャギャギャと唸るチェーンソー剣と拮抗するメレアグリスのライトニングロッド。
 ノンノはオウガメタルを光らせた。前衛全員をオウガ粒子が包み込む。
(「ここに現れた時点で葬助――貴様は屍を晒す未来は決まったようなもの。突破したとして他のケルベロスが貴様を許さない」)
 きっと本陣のケルベロスが、あの螺旋忍軍を殺してくれる。そう信じて、ノンノは今眼前にある敵を倒す支援に徹することにした。
 ぎり、と美咲の歯が軋む。父の仇、母の敵、あの男に命賭してでも、たった一太刀でもいい、くれてやりたかった。無念すぎて悔しすぎて涙すら浮かぶ。想い全てを、あの男は蹂躙して、美咲の目の前から消え失せたのだから。
 ぐぐぐとこみ上げる激情を腹に落とすように、一つ大きく息をして、目を閉じた美咲はヤナギで出来たお守りを握り込む。オガム文字を刻み込んだ、邪気払いのお守りは親友が美咲にくれたものだ。
(「こんな姿で、彼女のもとには帰れない……」)
 すうともう一度呼吸をし、目を開いた美咲は、月光の形を描いて下忍を斬る。既にその太刀筋は落ち着いていた。
 アジサイが撒いた殺神ウイルスによって血反吐吐きながら喉を掻きむしり、斬霊刀を持つ下忍は藻掻いた末に動かなくなる。
「よし、次ね……フリチラちゃん、今行くわ」
 義骸装甲で隠してはいるが先の戦いの傷がまだ癒えていない明子は、痛みを逃すように浅く息をしながら言った。
「大丈夫か、あきら」
 アジサイがこっそり明子を支えながら気遣うが、彼女は気丈に頷く。
「ええ、平気よ。……託したわよ」
 予想外の展開に動揺したケルベロス達の心も、今は既に冷静だ。
 まだ任務は終わっていない。あと二人の下忍を本陣に行かせず倒すという仕事がある。
 もはやケルベロスのほうが数でも力でも勝る。敵の得物は後衛には届かない。
 いつも通りに力を発揮すれば、任務完遂は容易だ。
 ならばいつまでも心を乱している訳にはいかない。

●押っ取り刀で続け
「おおう! 助太刀感謝! なんせ……あんまり当たらないもんで!」
 メレアグリスは紗更達の加勢に喜ぶ。
 彼女の乳蜜香炉はなんとか当たるのだが、ライトニングボルトをキャスターの下忍はヌルヌルと避けてしまうのだ。
 メレアグリスは、チェーンソー剣の下忍を逃がさないようにするだけで精一杯の状況だった。
「フリチラリアさま、それはそれはお待たせをいたしました」
 丁寧に腰を折って紗更は静かに笑むと、下忍に向き直る。
「さぁ、お相手をお願いいたしましょうか」
 紗更の掌に集まったグラビティ・チェインが白花に変わる。
「この木に花を咲かせましょう」
 辛夷の花が下忍めがけて飛んでいく。
 フリーになったアジサイも、
「討ち込む!」
 全力で刀を下忍に斬り込んだ。斬撃だがもはや打撃に近い強力な一撃に下忍がぐらりと傾ぐ。
 紗更をズタズタにしようと下忍がチェーンソーを振り回すが、
「おっと、それはあたしの仕事だ。こっちで受けるぜ!」
 メレアグリスが紗更を庇った。
 彼女の隠密服がズタズタに裂かれ、肌が露出するが、まだ隠密服はその効果をなんとか保っている。
「せくしー!」
 なんとなくメレアグリスが嬉しそうなのは気のせいだと思いたい。
 ノンノが魔導書より禁断の断章を詠唱し、メレアグリスを癒やす。
 明子に合わせて美咲、二人の流星の如き蹴りが下忍をその場に縫いとめる。
 雉華の蹴りを避け、下忍がマサヨシに斬撃を浴びせる。下忍の流麗なる一閃は、確かにマサヨシの体を深く傷つけたが、彼の獰猛な笑みは止むところをしらない。
 マサヨシが如意棒を操り、下忍を叩きのめす。
 明子の縛霊手が、チェーンソー剣ごと下忍を縛り上げた。その力は深々と下忍に食い込み、とうとう彼を絞め殺した。
「こいつが最後だな」
 ノンノは厳しく、日本刀の下忍を睨んだ。ヴァルキュリアという、少し前までケルベロスと敵対していた身として、思う所が無いではないが、任務は任務だ。
「どうぞ、おやすみなさいませ」
 紗更の足が冷酷に下忍に突き刺さる。
 畳み掛けるように美咲のドラゴニックハンマーが吼え猛る。
 下忍は居合をせんと刀を一旦鞘に納めた。
 敵の得物が一瞬無害になる、その一瞬を雉華は逃さない。
「あっ隙有り」
 本来ならば突いてはいけないお約束の時間にも関わらず、雉華は警棒で刺突。
「ぎゃっ」
 ずっとシリアスに黙っていた下忍も思わず悲鳴。
 それでもなんとか放った彼の居合はマサヨシを狙っていたが、メレアグリスが庇った。ノンノのヒールがメレアグリスを包む。メレアグリスが、マサヨシの刀傷を緊急手術で塞ぐ。
「そろそろ終わりにしようぜ」
 マサヨシは腰を落とし、精神統一のため、呼吸を整えた。そして、自分自身に言い聞かせるように詠唱する。
「我が炎に焼き尽くせぬもの無し――我が拳に砕けぬもの無し――我が信念、決して消えること無し――故にこの一撃は極致に至り!」
 マサヨシの蒼い焔を宿した拳が下忍のみぞおちにまっすぐ突き刺さる。続き、『怨敵必殺』の信念が下忍を包んで燃やす。
 蒼い火柱が最後の敵を灰へと変えた。
「終わりまシたね」
 下忍の死を見届け、雉華は静かに言うも、彼女だけでなくケルベロス全員の心は不完全燃焼であった。

●託しきれぬ思い
 美咲は唇を引き結び、本陣の方角をじっと睨みつけていた。
 刀狩の葬助に言いたいことは山ほどある。彼が誇る千の刀で串刺しにしてみせろと挑んでやりたかった。母とは違う、と見せつけたかった。この身の果ては、剣の花だと――。
「千年翠君には、思いの丈をぶつけてほしかった」
 そんな美咲の背を見つめ、ノンノは眉を寄せる。
 マサヨシは黙り込んでいた。あの螺旋忍軍はきっと本陣で死んでいる。復讐の決着をここでつけることができなかったことが悔やまれる。
「美咲ちゃんの刀の一振りだぜ! って格好良く決めたかったんだけどな」
 メレアグリスは口をとがらせる。
 明子は、彼女をなだめるように背を撫でた。美咲ではなくメレアグリスを撫でたのは、今は美咲を一人にしてあげたかったから。
「…………刀狩のせいで狂った人生の数だけ、顔面を殴ってやるつもりだったのでスが」
 ぽつりと雉華が零す。
 アジサイは自分が握る刀を見下ろす。
 この刀は、謂れも特別な力もない、戦場に打ち捨てられた、ありふれた一振りでしかない。それでもこの刀に遂げさせたい本懐はあったのに。
「参りましょうか、皆様」
 振り切るように紗更が声をかける。一人逃したが、下忍の全てを此処で食い止め、ケルベロスの被害は軽微なままで倒すことが出来た。任務としては上出来な方だ。
 本陣がうまくやってくれると信じて、今は想いを託すしかないだろう。
 その想いが、大きすぎて託しきれないものだとしても。

作者:あき缶 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年6月21日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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