ミッション破壊作戦~滾る想い

作者:雨乃香

「さてさて今回の用件はまぁこちらを見てもらうのが何より早いでしょう」
 ニア・シャッテン(サキュバスのヘリオライダー・en0089)は集められたケルベロス達に言葉をかけるよりもこちらのほうが早いでしょうとばかりに、光を帯びる八振りの小剣をケルベロスたちの前に掲示する。
「見てのとおり、再使用可能になったらグラディウス八本。皆さんにはこれらを用いてミッション破壊に挑んで来てほしい、というわけですね」
 そう言ってニアがテーブルから持ち上げたそれは、長さにして七十㎝程の光る小剣型の兵器、グラディウスと呼ばれるものだ。
 通常の兵装としての使用はできないものの、使うものの意思や想いを力に変え、強襲型魔空回廊の破壊を可能とする特殊な力を持つという兵器だ。
「普段は後手の動きが基本のニア達ですが、このグラディウス用いれば日本各地に存在するミッションに対し能動的に攻撃を仕掛け、敵の地上侵攻に対し大打撃を与えることが可能です。言わばニア達にとっての貴重な矛です」
 気軽に連続使用可能なものではないので目標とするミッションについては現在の状況を踏まえ、この場に集まったメンバーで入念に相談して欲しいと彼女は言いながら、グラディウスをテーブルの上に安置し、具体的なその矛の使い方を話し始める。
「強襲型魔空回廊はミッション地域の中枢、つまり最奥です。地上から最短距離で攻めるというのはあまり現実的ではありませんね。ですので、皆さんにはニアの操縦するヘリオンから高高度からの降下作戦を行ってもらいます」
 大船に乗ったつもりで任せてくださいといわんばかりにニアはない胸をそらし、ふふんと息を吐いてそのまま以前の作戦時の降下作戦の映像を流しはじめる。
「強襲型魔空回廊は周囲三十mほどをドーム型のバリアで覆われており、これを破壊すれば実質的な目標は達成となるので、グラディウスをもってピンポイント攻撃、などという曲芸の必要はありませんので、心配せずに飛び降りてください」
 ニアの説明とともに流れる映像が切り替わり、複数のケルベロス達がバリアへとグラディウスを触れさせた瞬間、周囲にけたたましい雷光と爆炎が吹き荒れ始める。
「グラディウスの使用時にはこのように、周囲に対し強力な攻撃が無差別に展開されます。といっても、グラディウス所持者に大しては無害なので、強襲型魔空回廊の防衛を担う敵の精鋭達に対して有効な足止め、攻撃とし非常に有用です」
 これらを目くらましにして皆さんはグラディウスをもってその場から速やかに撤退してくださいとニアが説明する横では、敵の視点からすれば阿鼻叫喚の地獄のような映像が流され続けている。
「とはいえ全ての敵を無力化することはできません、戦闘の準備もしっかりとしていってください。グラディウスの効果時間も有限ですので、あまり時間をかけ過ぎると敵の増援と遭遇して作戦失敗、ということもありえます。自分達の力量をしっかりと見極め、挑める場所を選ぶのも大事なことです、くれぐれも無理はしないでくださいね?」
 暴走や死者をだすなどもってのほかですよ? とニアは釘を刺しつつ映像を止め、まっすぐとケルベロス達の目を見つめる。
「皆さんがリスクを背負う分、リターンも非常に大きな作戦です。だからこそ一か八かではなく、確実に大きなリターンを得るために無茶はしないでいただけるとニアとしてはありがたいです。ニアのヘリオンに乗ったケルベロス達が帰らぬ人となった、だなんて噂がたってしまってはかないませんからね?」


参加者
レーグル・ノルベルト(ダーヴィド・e00079)
赤星・緋色(小学生ご当地ヒーロー・e03584)
ブランシュ・ヴァルディアブ(おめんやさん・e08260)
ジェミ・フロート(紅蓮風姫・e20983)
レイン・プラング(解析屋・e23893)
レテ・ナイアド(善悪の彼岸・e26787)
レヴィア・リヴァイア(海星の守護龍・e30000)
日影野・燦(這い寄るコールタール・e32883)

■リプレイ


 京都府北部に属する港湾都市、舞鶴。歴史あるその場所に忍を謳う者達が拠点を構えるのは何の因果か。
 この地域に対し、ケルベロス達が降下作戦を行った回数は既に二回、強襲型魔空回廊に対しダメージは蓄積しており、敵方の警戒も強まっていることは間違いない。
 可能であるのならばこの出撃でけりをつけたい、ヘリオンに乗り込むケルベロス達は誰もが同じ想いであったろう。
 何よりもこれ以上螺旋忍軍の驚異を野放しにしておけない、それゆえに彼等はこの地を選んだのだ。この地を野放しにしておけば、被害はここだけでは収まらない。周辺の地域に及ぶ被害の程を考えればすぐにでもこの地を制圧してしまいたい。
 逸る気持ちを抑え、日影野・燦(這い寄るコールタール・e32883)はグラディウスの影響と螺旋忍軍の影響によって傷ついた町並みを眺める。
 高空からでも判別できるその被害の程は大きく、ふつふつと沸き上がるその思いは止まることがない。
「固い表情をなされてイマスヨ?」
 息の詰まりそうな彼の様子に、緊張を解そうとレヴィア・リヴァイア(海星の守護龍・e30000)が声をかけるものの、彼女もまたこれより始まる戦いに体を固くし、その声も端から聞いていてもカタコトになっているのがわかる。それでも尚仲間を気遣う彼女の様子に、ジェミ・フロート(紅蓮風姫・e20983)は表情を崩し、二人に笑顔を向けた。
「こういうときこそ、笑顔って奴よ、緊張して昂るのはわかるけど、それは全部刃にのせて叩きつけるのよ」
「そうよ、ヒーローっていうのは、いつだって守るべき人たちを安心させる義務があるの。だからこのくらい余裕をもって挑まないとね」
 胸を張りそう持論を唱える赤星・緋色(小学生ご当地ヒーロー・e03584)の様子に、ブランシュ・ヴァルディアブ(おめんやさん・e08260)は羨望の眼差しを向け、燦は軽く息をはいて、苦笑を浮かべた。
「頼もしい限りだね、せんせいもしっかりと頼みます」
 仲間たちのそんなやり取りにレテ・ナイアド(善悪の彼岸・e26787)はせんせいと呼ぶウイングキャットを頼るように声をかけると、せんせいは優雅に頷き返し、やがてヘリオンは作戦開始位置へとたどり着く。
「そろそろ定刻ですね」
 レイン・プラング(解析屋・e23893)が呟くと、ケルベロスたちはは各々に任されたグラディウスに手をあて、想いを込めるように、祈るように、軽く瞳を閉じた。
「ではいこうか、行くも帰るも忘れ物だけはしないようにな」
 レーグル・ノルベルト(ダーヴィド・e00079)の余裕を失わぬその言葉に、誰しもが軽く笑みを浮かべ地表を見やる。
 吹きすさぶ風、その高度など気にした様子もなく、彼等はその身を躊躇なく投げ出した。


 晴れた空に煌く八振りの光刃。
 たぎる思いの丈を刃へと乗せ彼等は空を裂き、破壊すべき目標へと向けそれを突き立てる。
 人々の穏やかな日々を脅かす敵を討つ為にレーグルの握るグラディウスが光を発し、目に見えぬ何かに刃が突き立つ手ごたえ、視界を焼く雷撃と煙、けたたましい音、街を焼く炎の臭い。触れるもの全てが鋭敏に感じられる。
「テロなんて絶対許すものですか! 美しい街を人々が安心して歩けるように……この地は解放するわっ! ……砕けろ――ッ!」
「次は要らない……お前らに次まで奪わせ続けない!!」
 人々だけでない、その心の拠り所であるこの街を取り返すために、刃を振るう者。
(限り在る命を無為に摘み取るその下劣な行為、到底見過ごせません)
(失われた命、傷ついた心、取り返しのつかないことになる前にその現況を、この人の心の力をもって)
 大切なものが失われる悲しみを、誰にも味わわせないために、その想いを乗せる者。
「確かに目に見える形での破壊行為は、定命化に抵抗するには、悪くない選択肢であろうが、その目的が何であろうと、此の星を愛せぬ輩に明日など無いのだと知るがいい!」
(私には壊す事しかできないけれど、その壊すことで、この地に日々が戻るのなら……それを全身全霊をかけてたたきつける、だって、私はケルベロス、だから、人々の、皆の――)
「ヒーローだから、人々の不安を、恐怖を払い、その気持ちを、今までこの地に挑んできた皆の思いも引きついで、叩き込む!」
 憎むべき敵を打ち倒し、人々の心の平静を取り戻すため、同じ想いを持ちながら、言葉にしなかった仲間達の力も一心に引き継ぐように、緋色はグラディウスを振り上げる。
「いちげき、ひっさーつ!」


 長い長い時間が経ったような、そんな想いを彼等は抱きながら、実際は、ほんの僅かな時間、高空から地表までをまっすぐに貫き通し、混乱の最中へと彼らは降り立った。
 三度目の挑戦、誰もが成功を願いそれだけの力を込めて尚、その刃は届かなかった。
「強襲型魔空回廊は健在か、まぁ仕方ないわね。今は気持ちを切り替えていきましょ」
 ジェミの言葉に合流したケルベロス達は、小さく頷く。
「仕留めきれなかったのは残念だけれど、これも無駄ではないですしね」
「うん、次に繋がる」
 レテとレインの言うとおり、例え魔空回廊を破壊できなかったとしても決して彼らの降下作戦が無駄だった、などということはない。彼らが刻んだ破壊の跡は、さらに次のケルベロス達にとっての助けとなることは間違いないのだ。
「それじゃあ皆忘れものはないかかな?」
 緋色の言葉にケルベロス達手の中の力を放出し、輝きを失ったグラディウス確認すると、未だ混乱の中にある市街を抜けるため走り出す。
 既に二回の襲撃を行っている地域、その逃走経路は彼ら以前にここに挑戦したケルベロス達が無事帰りついたお陰で新たに開拓されたルート。積み重なるものはなにも魔空回廊への打撃だけではない。
「急ごう、誰かが欠けるなんて事態はごめんだよ」
 未だ存在する強襲型魔空回廊を忌々しげに見つめていた燦は自分に言い聞かせるようにそういいながら、仲間達と周囲の様子に気を張りつつ、足を速める。


 煙に紛れケルベロス達は走る。
 荒れた街並みは、いずれこの地を奪還した後必ず修復すると、そう心に秘めながら。
 組織だったこの地域の螺旋忍軍に連携をとられれば、いかに手練れの集団であろうと犠牲なしに脱出することは不可能に近い。だからこそ、行動は迅速に正確に。
 事前に相談していた通りにケルベロス達は陣形を取り、周囲を警戒しながら進んでいく。
 もう少し、もうすぐでこの地域を抜けられる。
 その直前で、燦とブランシュは同時にその襲撃者の存在に気づいた。
 一方は音で、もう一方はその臭いに頼りにならない視界の中、いち早く動く。
 轟音とともに打ち出される一撃とオリグラ。二人は確かに敵を捉えた、その感触を感じた。だが、仕留めきった訳ではない。煙幕より躍り出るその影は多少の傷を負いながらも、
 反撃の螺旋をブランシュヘと向けて撃ち出している。
「その程度の攻撃、どうってことないわよ」
 その螺旋一撃は螺旋忍軍の前に立ちはだかったジェミの体にあっさりと防がれ、地へと落ちる。奇襲に備え、あらかじめ組んでいた陣形が項をそうした形。
 奇襲を失敗したスパイラルコマンドーはしかし、焦る様子などは微塵も見せず。再びその姿を煙幕の中へと隠そうとする。
「おいそれと逃がすと思うな?」
 ヘリオン内で仲間達に見せた態度とは百八十度違う、冷たく凍てつきそうな口調とともにレヴィアは敵をめがけ、霊力を待とう刃を突き出す。
 組織的行動を得意とする敵とはいえ、この混乱の中ケルベロス達をいち早く見つけ出したこのスパイラルコマンドーとて只者ではない。その一撃を紙一重で避け、身を回し、螺旋の力を込めたその掌をすれ違い様、レヴィアへと叩きつけようと、前に一歩を踏み出す。
「とどまると言うのであれば、全力でお相手しよう」
 それを迎え撃つように、レーグルの振り上げた大槌がスパイラルコマンドーに向け横薙ぎに振るわれる。
 スパイラルコマンドーにすれば避けるのはなんと言うことのない攻撃だ、攻撃の手を止めその下を掻い潜るように彼は更に前へと踏み出す。攻撃を当てるまでもなく、レーグルニにとってはその結果で十分であった。
「まんまとかかったわね」
 退くべき所で隙を見せたレヴィアに対し攻撃を図った時点で、スパイラルコマンドーは判断を間違えていたのだろう。いや、あるいは、燦とブランシュにその接近を気づかれた時点で足止めに徹し仲間の到着を待つべきだったのかもしれない。
 緋色の操る、攻性植物が伸ばす蔦が彼の体を捕らえ、自慢のその足を奪う。ケルベロス達はその間に敵を包囲するように散開、その退路を塞ぎ、その身を壁としてでも、敵を逃がさず、短期の勝負をかける姿勢を見せる。
 その意図にスパライルコマンドーが気づいたときには、そのマスクの上からジェミの繰り出した一撃が炸裂していた。


 吹き飛ばされ、立ち上がったスパライルコマンドーに対して、レーグルの放ったオーラの弾丸が襲い掛かる。その一撃を回避したかれはすかさず、螺旋の力をこめた手裏剣をレーグルに対し投げ放つ。
 レーグルはその攻撃を回避するそぶりも見せず、腕を覆う縛霊手で受けつつ、集中を途切れさすことなく、軌道を操ったオーラの弾丸をスパイラルコマンドーの背後からその背中にぶち当てる。
「敵は回避と命中に重点を置いているようです、こちらは守りはレヴィアさんとジェミさんに任せ、当てて大きく削るのが得策かと」
 これまでの一連の攻防を静かに観察していたレインはレーグルと敵との戦闘に確信を得たのか、仮説を淡々と語ってみせる。
「その任、任されよう」
「あの程度のモヤシの攻撃なら、いくらだって受け止められるわ」
 敵の動きを分析し、レインの提案した作戦に、仲間を守るよう立ち回る二人は、全霊をもってそれに応える。逃走を諦め、当てることに重点を置くスパイラルコマンドーの攻撃を二人は確実に防いでいく。
「あんまり無茶はしすぎないでくださいね? 手が回らなくなってしまいます」
 短期決戦のため、明確に負担の別れた作戦に出たケルベロス、攻撃を引き受けるレヴィアとジェミをレテがしっかりと支え、他のケルベロス達は攻撃に集中する。
 そうして意識を割く必要がなくなれば自ずと攻撃を任された他のケルベロス達のあげる成果は大きくなる。
「いちげきひっさーつ!」
 大鎌にグラビティ・チェインを集中させ、飛び上がった緋色は言葉とともにそれを投げつける。とっさに武器を手放すという行為に驚きも見せずその攻撃を紙一重で避けるスパイラルコマンドーしかし、余裕をもってそれを避けなかったのは彼のミスだ。
 突如武器に込められらたグラビティ・チェインが弾け、周囲を巻き込み大規模な爆発が彼を飲み込む。大きく後退しダメージを抑えるものの、崩れたその体勢を立て直すよりも早くケルベロス達の追撃が襲い来る。
 レインの放つ弾丸を弾き、飛び、避け、その先にはナイフを構え待ち構えた彼女がいる。
「貴方の逃げ場はもうありません」
 回避は間に合わず、よろけたところに更に燦が放つ攻撃を受け、たまらず距離をとりスパイラルコマンドーは戦いを仕切り直す。
 この地において既に三度目の襲撃、スパイラルコマンドーもそう易々とケルベロスに対し後れをとるわけにはいかない。彼は撤退も突破も諦め、煙が晴れ、仲間達を待つ遅滞戦闘へとその思考を切り替える。
 元よりその身のこなしは軽く、攻撃も撤退も諦め、遅延に主眼をおけばその粘り強さは厄介きわまりない、分身によりケルベロス達の目を撹乱し、その攻撃をしのいでいく。
 刻一刻と迫る時間、なんとしても煙幕の晴れる前に。
 攻撃に傾倒せざる終えないケルベロス達の動きに、スパイラルコマンドーは反撃に売って出る。これ以上の遅延も賭けになると彼自信も踏んだのだろう。なればこの好機に一人でも仕留め、状況を好転させるべきだと、冷静に彼は判断した。
 交差する二人のからだ。螺旋を込めた掌がその体を貫く。
「捕まえた」
 レヴィアが言葉とともにその腕を強く掴み、スパイラルコマンドーの体を捕らえる。
「ちょっと痛いよ!」
 高く飛び上がったブランシュの掌がマスクに覆われたスパイラルコマンドーの顔を捕らえる。勢いのままに後方へと倒れる彼が目にするのは巨大な花。
 魔術により増幅された重力により、その頭部は文字通り地へと吸い込まれ、小さな少女の掌と瓦礫の散る地面とに挟まれ、ひしゃげ、血飛沫を散らした。


 ついに倒れた敵を前に感傷に浸っている時間はなかった。
 レヴィアの負った傷を必要最低限の治療に止め、ケルベロス達は急ぎその場を後にする。
「まったく慌しいったらないわね、ま、ナイスファイトよレヴィア」
「ワタシはただ攻撃を受けただけにすぎまセンノデ……」
 肩を貸してくれているジェミの言葉に、先ほどまでの敵に向けていた態度とはまるで違う、緊張したような恥ずかしげな様子でレヴィアは顔を伏せながらそう答える。
「出来る事なら今回で決めたかった、自分の不甲斐なさが身にしみるね」
 振り返り既に遠く離れた街並みを目に、唇を噛む燦の肩を、背伸びした緋色が軽くぽんと叩く。
「誰も不甲斐ないなんてことは無かったと思うんだよね。ちょっと当たり所が悪かっただけ、だよ。そんなに気負わなくたってさ、ケルベロスは私達だけじゃないんだよ」
「ですね、皆無事で、グラディウスもしっかり持ち帰れましたし。十分な打撃は与えれたでしょうから、螺旋忍軍もしばらくは動けないでしょう」
 緋色とレテの言葉に、燦はその思いつめた表情を和らげ、グラディウスを強く握りこむ。
 託すべき希望は繋がれ、持ち帰られたグラディウスは再びその時がくるまで静かに力を蓄え続ける。

作者:雨乃香 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年6月1日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。