●朝、6時30分
けたたましくスマートフォンのアラームが鳴り響く。
いつもの起床時間。
寝返りを打ち、ケイは布団を引き寄せた。
「うー……うーん……」
起きてはいる、起きてはいるけれど。
「……どうしてこんなに早起きして働く必要があるの?」
こんなにお布団はふかふかで気持ちがいい。
網戸から入る風もさわやかで気持ちがいい。
「あともうちょっとだけ寝ちゃお……」
憧れだったデザイナー業界も、入ってみれば給料も安いし、病院に行く暇すら無い。
「私の代わりが居るなら……私が働かなくても……」
今日くらい、休んだって。
ケイは布団の中からスマートフォンに手を伸ばし、アラームを止めた。
●休みたい
「こんにちは、皆さん。ケルベロス超会議はお疲れ様でした。僕も、とっても楽しかったです」
小さく頭を下げたイマジネイター・リコレクション(レプリカントのヘリオライダー・en0255)は、頭を上げて少しだけ嬉しそうに笑った。
「そして本題です。もうお聞きになっているかもしれませんが……。五月病の病魔が大量発生している事が、皆さんの調査でわかりました」
話しながらイマジネイターは資料を捲り、羊角のふわふわウェーブヘア少女姿の病魔のページで手を止める。
「皆さんには、この病魔の撃破をお願いしたいと思っています」
ケイは今年の4月からアパレルメーカーに勤めだしたファッションデザイナーだ。
上司に将来的にはリーダーになって欲しいと期待され、妥協の許されない環境で働き続けた結果。
大型連休を超え、疲れがでてしまった所で五月病の病魔に冒されてしまった。
「今は自宅のアパートに引きこもってしまっているようです。意識もはっきりしていますし、普通にチャイムを鳴らせば、……居留守を使われてしまうかもしれませんが家には居ます」
少しぐらい鍵を破壊しても大丈夫だと思います、と曖昧に首を傾げたイマジネイターは言葉を次ぐ。
「接触後は、ウィッチドクターさんに病魔を引き離して貰ってから病魔を退治して下さいね」
病魔はバッドステータスを増やすような戦い方を好むようだ、とイマジネイターは資料をケルベロス達に差し出した。
「ケイさんは本当はとっても頑張り屋さんだそうです。……病魔につけこまれて休んでしまった事を、きっと気に病んでしまうと思いますが……。皆さんが励ましてくれれば、きっと大丈夫ですよね!」
首を傾げたイマジネイターの瞳には尊敬の色。
「では、よろしくお願いします」
そして、彼女はケルベロスたちにもう一度頭を下げた。
参加者 | |
---|---|
鬼屋敷・ハクア(雪やこんこ・e00632) |
ジゼル・フェニーチェ(時計屋・e01081) |
ティアリス・ヴァレンティナ(プティエット・e01266) |
紗神・炯介(白き獣・e09948) |
輝島・華(夢見花・e11960) |
野々宮・イチカ(ギミカルハート・e13344) |
カティス・フォレスター(おひさま元気印・e22658) |
シャウラ・メシエ(誰が為の聖歌・e24495) |
●
うららかな日差し。
吹き抜けに面した外廊下で、春と初夏の混じり合った風が銀糸の髪を遊ぶ。
「春眠暁を覚えずってね。……気持ちは解るよ」
溢れる大きな欠伸を掌で覆った紗神・炯介(白き獣・e09948)はそのまま目尻を擦った。
「確かにこの、ほのかに気温が上がってきた季節のお布団は温かくて格別……」
その横でサボテンの花を揺らして頷くカティス・フォレスター(おひさま元気印・e22658)。
心地の良い日差し。
ひなたぼっこをしながらゆっくりすると、とても気持ちが良いだろう。
「はっ!」
思わずぼーっとしてしまいそうになり、瞳を見開くカティス。
「病魔恐るべし……!」
彼女に寄り添うビハインドのへタマオキナが不思議そうに首を傾げた。
「そう、そう! お布団の誘惑は老若男女問わずっ。わたしもふわふわ恋しくなる人だもの。わかる」
鬼屋敷・ハクア(雪やこんこ・e00632)も頷き、ドラゴンくんをぎゅっと抱きしめる。
「でも、お布団に誘惑されたままじゃ困るよね。悪い病魔は退治しなきゃね!」
「ええ。病は気からっていうけど……、五月病の病魔はとても反則だと思うわ。ここまで出張したんだものしっかり駆除しましょ」
部屋番号を確認したティアリス・ヴァレンティナ(プティエット・e01266)がインターフォンに手を伸ばすと、チャイムが響く。
しかし、部屋の中から反応は何も無い。
「……やはり、駄目ですか」
小さな嘆息を漏らし、輝島・華(夢見花・e11960)はマンションの管理人から借り受けた鍵を取り出した。
人の部屋を勝手に開ける事は申し訳無さを感じるが。好きな事を仕事にできたとしても、疲れてしまう事は有るだろう。
そこに付け込む病魔は許しておく事はできない。
「出来る事をやる。……それだけですの」
小さく息を飲んでから鍵を回し、華は声を上げた。
「申し訳ございませんが、お邪魔致します」
「えっ?」
開いた扉に混乱した声。ケイは、パジャマ姿のまま硬直する。
「やぁ、お邪魔するよ、少し驚いたかな?」
「今日もお日様があったかくて、いい日ですねぇ♪」
炯介が顔を覗かせて小さく頭を下げ、カティスがのんびりと手を振る。
「あなたは五月病の病魔に冒されてる。あたし達は、それを治療にきた、よ」
翼猫のミルタを肩に乗せたジゼル・フェニーチェ(時計屋・e01081)は、ケイの瞳を真っ直ぐに見て告げた。
「そう、なの?」
自らの気持ちの変化に心当たりがあったのだろうか。それとも、ケルベロス達が直接家に来て納得したのだろうか。
驚きと納得が混じった声でケイは呟く。
「ずっと働いてるとこわれちゃいます、から、お休みは必要、です。……でも、お休みするならまずは、病魔をたおさなきゃ、ですね」
戦闘前にご近所さんに説明をして回っていたシャウラ・メシエ(誰が為の聖歌・e24495)も頭を下げ、オライオンが同意を示すようににゃあと鳴く。
「そうそう、がんばったらおやすみの時間も必要だよねえ。けど、それはきっと今じゃない。ここでやすみっぱなしももったいない!」
ちゃっかりと部屋に上がり込み、ケイの手を引いて立ち上がらせた野々宮・イチカ(ギミカルハート・e13344)はへにゃりと笑い、シャウラも頷いた。
「病気でくるしんで休んでも、あんまりげんきになれませんから、ね」
散らばったスケッチブック、丸められたデザイン画。
沢山のファッション雑誌が積み上げられた部屋を背に、イチカは彼女の手を引いて廊下へと向かう。
「さあ、五月病ちゃんなんてしゅしゅっと倒しちゃお!」
廊下へと連れ出されたケイを護るようにタマオキナが立ち、回りの様子を確かめた華が口を開く。
「ではティアリス姉様、よろしくお願い致します」
「ええ、準備はできているわ」
ティアリスが簒奪者の鎌を構えると、ケルベロスたちの囲む輪の中でグラビティが流れ、集まり、収縮をはじめた。
「さて、病魔さん。貴方のお注射は何色がいいかしら? とびきりの診察をしてあげるわ」
ふんわりとした巻き毛に大きな羊の角。
「――出張サービスはたっぷりと付けて、ね」
具現化された病気、――五月病の病魔は枕をに顔を押し付けて、不思議そうに首を傾げた。
●
ケイを抱えたタマオキナが自室へと彼女を押し込むのを横目に、廊下の手すりを軽く蹴ったミルタは尾の輪を跳ねさせる。
展開した縛霊手から紙兵が溢れ出して仲間たちに加護を与え、ジゼルは小さく息を吐いた。
だらだらと眠り続けるのは凄く楽。楽で何も考えなくても良い。
しかし、そうやってだらだらと時間を貪って生きる事は、ジゼルには。
「あたしには理解できない」
休むのは良い。でも、今は時の使い方を間違えているだろう。
彼女のデザイナーとしての時間を奪い、無駄にさせている相手がこの病魔ならば。
一分一秒でも早く倒さねば、その分、良い案、良い思い出が逃げてしまう。
「人の時間と才能を奪うお前様は、悪い子だ、ね」
「きっ?」
ジゼルの言葉に小さく鳴いた病魔は、枕を盾にしてガードを上げ輪を受け止める。
「可愛らしくても病魔は病魔。退治するのは初めてですが――」
そこに一気に距離を詰めた華が達人の一撃を叩き込み、重ねて深く身を沈める形でドラゴニックハンマーを横薙ぎに振りかざすティアリス。
「私もウィッチドクターの端くれ、必ずケイさんは助けます!」
「そうね、可愛らしい外見だからって、手はぬけないわ。――だって、わたしたちは医者だものね」
受け持った患者は必ず治療をする。ヤブ医者だろうが、それだけは守らなければならない。
華とティアリスの勢いに、廊下を転げる病魔。
人々を遠ざける殺気を色濃く宿したハクアは魔導書を手に、彼等の名を呼ぶ。
「――耳を澄まして。ねえ、キミにはこの声が聞こえてる?」
ハクアのおまじないの言葉。『ロケス・ピラトス・ゾトアス・トリタス・クリサタニトス』。
前衛へと加護を与える小さな5つの光は白雪を纏い、舞い踊る。
「ドラゴンくんもサポートよろしくね」
光と遊ぶように大きな耳を跳ねた、ドラゴンくんがイチカに属性を重ねた。
「さあ、みんなやっちゃってね」
皆を鼓舞するように声をかけるハクア。
蹈鞴を踏みながらも体勢を立て直した病魔は、大きな欠伸を一つ布団を生み出し。
掬い上げるように振りかざすが、前衛を護る形でガードをあげたカティスが布団を受け止める。
それは太陽の香りがする、もふもふのお布団だ。
やわらかい。いいにおい。このまま眠ってしまいたくなりそうな程幸せな感覚だが。
「――狩猟の女神の名の下に、我らに仇なすものを討つ助けとなれ!」
迷いを断ち切るように、癒しの効果を持つ攻性植物を宿した銃を放ったカティス。
「うーん。あの布団は凶悪そうだ。月曜日の朝に用意されるとちょっと起きられそうにないね」
軽口を叩く炯介は冷気を纏う剣を優美に薙ぎ、描かれた星光の魔法陣を加護と化する。
「ありがと! んん、そうだねえ、とっても凶悪そうだけど」
幾つも加護を重ねられ、赤い髪を靡かせて一気に踏み込みイチカが加速を乗せた踵を一閃すると流星が瞬く。
「でもイチカたちはおはようの挨拶にきたからねえ、やすむ訳にはいかない!」
「では」
光の羽根を広げて体勢を保ったシャウラが、砲撃形態に変形させた巨大な槌を構えて病魔の前へと立ち塞がる。
「お目覚めのいちげきをどうぞ、です!」
思い切り槌を振るうと、放たれる砲。
飛び続ける事を諦めたオライオンは、シャウラの帽子の上に収まり。そのまま風を翼に孕み、仲間へと加護を与える。
「……オライオンのやる気がないのは、五月病なんかじゃなくって単にめんどくさがりさんなだけだから、しっかりしてね?」
シャウラは困ったように首を傾げた。
●
大きな欠伸を噛み殺した病魔。
廊下を跳ね、ドラゴニックハンマーを軸に旋回するように回り込み、揺れる白衣から取り出した注射器銃を構えたティアリス。
「来るわ!」
後衛から観察していて気づいた事。
この病魔が大きな欠伸をするのは、何かしらの寝具を取り出す合図だ。
「了解、りょうかいー! そのふかふかのお布団も、柔らかくてちょうどいい枕も魅力的だけど……、やっぱり太陽にあたりながら体も動かさなきゃ!」
ティアリスの声掛けに、ハクアは廊下の手すりの上を駆け。生み出された薄掛け毛布に、そのまま直接飛び乗った。
ぐるんと毛布に包み込まれてしまうハクア。
「病魔さん、貴女への処方は決まったわ。――鮮やかに!」
きらびやかな彩り。狙いを定めたティアリスの注射器銃が鮮やかな色に隠された白き弾丸が病魔を穿き。
「きらきら素敵なもの、外にはたくさん溢れてるもの! ――枕もお布団も切り裂いちゃうよ!」
自らを包み込んだ毛布を裂き解きながら、一気に病魔へとハクアは飛びかかる。
咄嗟に上げたガードの枕も裂かれ。バックステップで体勢を立て直そうとした病魔だが、炯介の花弁がそれを許しはしなかった。
「逃さないよ」
ひらりひらり、舞い落ちる赤い赤い薔薇の花弁。
纏わり付いた花弁は真紅の槍へと姿を変えて。数多の鋭き槍は病魔を穿き、その場に縫い付ける。
「タマオキナさん!」
「……ッ!」
カティスの呼びかけの意を汲み。身を捩って槍より逃れようとした病魔に、タマオキナはぐん、と力を籠めた。
びくんと体を跳ね、身を捩る事すら一瞬できなくなった病魔。
「さあ、そろそろお目覚めのお時間ですよ!」
「はい、……いきましょう。苦難は続き、重なります。それが、試練というものだから」
食い千切らんばかりのオーラがカティスより膨れ上がり、瞳を閉じたシャウラは歌うように囁く。
恐ろしい試練を与える暗示。苦難の試練は心ごと喰らい。2人のラッシュは心と体、同時に喰らい尽くす。
「綺麗な花吹雪――」
「きみの鼓動と熔けるまで――」
心と体、同時に喰らいつかれた病魔に向かって跳ねる、2つの影。
華とイチカの重なる声。
「楽しんで下さいませ!」
「そばに!」
同時に地に降り立った、華とイチカは背中合わせ。
胸を貫く地獄の炎が爆ぜおどり、はらはらと花吹雪が舞う。
「き、ぃ、」
動きを止めたまま、病魔は小さく鳴いた。
かくんと膝を付き、指先から風に遊ばれる砂のように溶けて行く。
瞳を閉じ、細く細く息を吐くジゼル。
「――……帰ろう」
壊れた時計の針を逆回し。淡い光はハクアを癒し、ジゼルは時計の針を忘れないように三時へと進める。
「終わった、ね」
瞳を開いたジゼルの言葉に短くミルタが鳴き応え、ティアリスが肩を竦めた。
「憧れは、現実を知ると急に色が変わるのかもしれないわね」
一度立ち止まるのは構わないのだ。立ち止まって休んでも良いのだ。
「……ケイの頑張りすぎるところは少しだけ、処方しなきゃね」
●
コロッケの香ばしい香り。
少しだけ物が纏められ、片付いた印象の部屋。
「……あ、おはよう、ございます」
「やぁ、気分はどう? 頑張り過ぎてちょっと疲れちゃったね。大丈夫。病魔は退治したよ」
鼻をすんと鳴らして目覚めたケイ。
一番初めに目に入ったものは、エプロンを付けたシャウラと柔らかく笑みを浮かべた炯介であった。
「あの、……おせっかいかもです、けど。少しだけ片付けて、あした、持っていけるおべんとうを、その、作ってみまし、た」
きっと、ケイは今まで忙しすぎてずっと休めなかったのであろう。
がんばってる人にがんばれって言うのは、残酷だ。
だから、せめて今日はゆっくり休めますように、とシャウラは微笑む。
「ゆっくり眠りたい気持ち、痛いほどよくわかります! こんなにいい天気ですもの、そりゃあ……ふぁ……」
一番日当たりの良い場所で日向ぼっこしていたカティスはぐぐっと拳を握りしめ、欠伸を上品に掌で覆うと噛み殺した。
「ね、ケイちゃん。こっちのデザイン画見せてもらっていいかなあ?」
イチカが首を傾げ、思わず頷いたケイの許可を得た途端、ハクアと華がわくわくとデザイン画を覗き込む。
「わぁ。……素敵、素敵! こっちのひらひら、とっても素敵だねえ。みて見て、ドラゴンくん! こっちの編み込みバッグなんてドラゴンくんが入るのにどう?」
「ハクアちゃんにはこっちの髪飾りも、とってもかわいいし似合うとおもうんだけどなあ」
「こちらは青い薔薇モチーフのドレスですか? このラインがとても綺麗ですわね」
ハクアとイチカと華が、これがいいあれがいいと言い合う姿にケイが照れたように布団でぎゅうと顔を隠す。
「いつかケイさんのデザインした服、着てみたいなあ……」
きらきらとした尊敬の視線を向けるハクア。
「細かいことはよく分からないけど、こういうの、センスがいるんでしょ? 上司に期待されてるということは、職場でも、君の能力は認められているんだね」
少なくとも僕には書けない、と炯介は肩を竦め。
「それは、今までたくさん頑張った君が、自分の力で手に入れた場所だ。今日休んでしまったのは仕方ない。病魔が悪い。ついでに言うなら遅れてきたケルベロスが悪い」
だろう? とあっけらかんと言い放った炯介は悪戯げに笑う。
「だから、心機一転、明日からまた頑張ろう。応援するよ」
迷うならば、立ち止まって休む事も悪くないと続けようとした炯介はそこで言葉を止める。
彼女の瞳には、認められたと言う希望の色が戻り始めているように見えたからだ。
真っ当な人生を送ってこなかった自分にはそれはとても眩しい光で。
炯介は未来ある彼女に幸あれと内心呟く。
首を傾ぎ、ジゼルは真っ直ぐにケイの瞳を覗き込んだ。
「――眠るだけでは何もできない。良い案、良い思い出は逃げてしまう。生まれるものも、生まれなくなってしまう」
それは、とても勿体ない事だ。
「ずっと頑張り続けていても疲れてしまいます、今日は充電期間だったと思えば良いんじゃないでしょうか」
微笑んだ華は、それはそうと此れはいつ販売されるのでしょうか? と首を傾げた。
「なんかね、ケイちゃんとおんなじように、ものを作ってるひとが、言ってたんだけども。なにかができるってときは、その子が勝手に出てきたくなったときなんだって」
言葉を思い出すように、イチカは少し斜め上を見上げて言葉を紡ぐ。
「ケイちゃんもいまちょうど、そろそろ出たくなったころだと思うんだあ」
ね、とイチカは言いケイへと手を伸ばす。
「そんなわけで、おはよ!」
思わずイチカの手を取ったケイに炯介が悪戯っぽく笑う。
「とりあえず、目覚ましにお茶でも行く?」
「甘い物は心を落ち着かせるわ、……甘いものはお好き? 落ち着いたら、もう一度デザイナーに憧れた気持ちを思い出してあげてほしいの」
デザイン画を見ていたティアリスも顔を上げ、ケイに確かめるように尋ねる。
「貴女は、どうしたい?」
ケイの瞳には既に意思の光が宿っていた。
作者:絲上ゆいこ |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2017年5月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 2
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