五月病事件~もーどーでもいーやー

作者:なちゅい

●五月病の脅威
 5月――。
 新しい環境になれた新社会人、新大学生が徐々に病気をこじらせる時期。
 その病名とは……、『五月病』である。
「あー、たるいー」
 ごろごろ、ごろごろ。
 その新社会人の男性、小手川・直は、始業時間を過ぎても布団から出ることなくだらけていた。
 会社からと思われる電話が鳴っているが、小手川はスマートフォンの画面を確認する様子すらもない。
「めんどくせー……」
 別に眠いわけではない。給料の為に働かねばならないという気持ちもなくはない。
 ただ、やる気がでない。何かをしようとアクセルを踏み込んでも、身体の中の何かが思いっきりブレーキをかけているような、そんな感じだ。
「もーどーでもいーやー……」
 どうせ、このままでも死ぬことはない。しばらくこのまま、布団の上でごろごろと怠けることにするのだった。

 ヘリオンに集まるケルベロス達。
 そこでは、リーゼリット・クローナ(ほんわかヘリオライダー・en0039)がぎゅっと両手の拳を握り、真剣な表情でやってきたケルベロス達へと声をかけた。
「五月病……恐るべき病が蔓延しているようだね……!」
 えっと驚くケルベロスもいるが、リーゼリットの表情は真剣である。
 ゴールデンウィークも終わり、世間ではいつもの生活が始まる人々も多いが、世間では五月病と呼ばれる病気が流行しているとのこと。ジゼル・クラウン(ルチルクォーツ・e01651)ら、多くのケルベロスの調査により、五月病の病魔が大量発生していることが判明した。
「皆には、この病魔を退治してほしいんだ」
 五月病なので、放っておいても被害者が死に至ることはないが、こじらせると社会復帰が難しくなってしまう。だからこそ、手早く解決してあげたいところだ。
 五月病の病魔に侵されている人は会社や学校に行かずに部屋に閉じこもっているが、意識などはあるので普通に家を訪ねれば会う事ができる。居留守を使う場合もあるが、後のフォローを考えるならば、鍵を壊して踏み込んでも大丈夫だろう。
「五月病の患者に接触した後は、チームにウィッチドクターがいれば、患者から病魔を引き離して戦闘を行う事が可能だよ」
 ウィッチドクターがいない場合も、その地域の医療機関に協力しているケルベロスのウィッチドクターが臨時に手伝いをしてくれるので、特に心配はない。
「五月病の病魔は、『やる気なんてない』という文字が刻まれた影人間の姿をしているよ」
 基本的にこの病魔はジャマーとして、相手の意欲を削ぐ行動をしてくる。対策を練った上で討伐に当たりたい。
 一息ついたリーゼリットは、最後にこう続ける。
「五月病を倒しても、再発の可能性もあるから、病魔を倒した後は被害者にフォローがあってもよいかもしれないね」
 被害者も自分を助けに来てくれたのだと分かれば、思い直すこともあるかもしれない。
「それでは、よろしく頼んだよ。五月病を蔓延させるわけにはいかない」
 やる気をなくした人々が増えてしまっては、社会は立ち行かなくなってしまう。だからこそ、病魔の討伐をと、リーゼリットは真剣にケルベロスへと訴えかけるのだった。


参加者
アップル・ウィナー(キューティーバニー・e04569)
ギメリア・カミマミタ(俺のヒメにゃんが超かわいい・e04671)
ククロイ・ファー(鋼を穿つ牙・e06955)
早乙女・スピカ(星屑協奏曲・e12638)
テトラ・カルテット(碧い渡り鳥・e17772)
ジェミ・ニア(星喰・e23256)
トープ・ナイトウォーカー(影操る戦乙女・e24652)
カティア・エイルノート(蒼空の守護天使・e25831)

■リプレイ

●五月病治療の前に
 人を無気力にさせるという恐ろしい病、『五月病』。
 ヘリオンで移動中のケルベロス達はそれについて語り合う。
「人生、限られた時間しかなくて、たくさんやりたいことがあるんです。止まってなどいらせません」
 清楚な印象の早乙女・スピカ(星屑協奏曲・e12638)は生まれてこの方、五月病になどなったことがない。それだけに、五月病に対して恐怖も抱いていた。
「五月病……怠惰も行き過ぎれば死に至る病。重症になる前に早期治療だ」
 チーム唯一のウィッチドクター、ぼさぼさ髪のククロイ・ファー(鋼を穿つ牙・e06955)。病魔相手ならば自身の出番だと、張り切っている。
 患者の容態を聞くに、このまま放っておけば、病魔が倒れても患者は働かなくなってしまいそうだと、青いマフラーが印象的なテトラ・カルテット(碧い渡り鳥・e17772)は考える。
「あたしのグラビティ的美少女応援(物理)で、喝を入れちゃうゾ☆」
「強敵だが、絶対五月病に打ち勝ってみせる! 何故ならバイト先で、猫達が俺を待っているからなッ!」
 燃える性格でありながらも、ウイングキャットはもちろん、猫カフェで働く徹底した猫好きな、ギメリア・カミマミタ(俺のヒメにゃんが超かわいい・e04671)。彼はある意味で猫の為に、デウスエクス討伐に尽力している。
「俺が関わる以上は、魂を燃やし全力で治す!」
 そんな仲間達の意気込みに合わせ、ククロイも事件解決の為に気合を入れた。
(「やる気、ボクには有るんだろうか……」)
 青い髪にツインテールのカティア・エイルノート(蒼空の守護天使・e25831)は少し考え、抑揚のない言葉で語る。
「……ボクに出来ることは歌うだけ。ボクがしたいことも歌うことだけ」
 今はただ、できることをそう考え、彼女はヘリオンから降下していく。

 しばらくして、患者の住むアパートにやってきた一行。
 事前に、アップル・ウィナー(キューティーバニー・e04569)がアイズフォンを駆使し、大家に連絡を入れて事情を説明の上で鍵を借りていた。
「大家さんが話の分かる方で助かりました」
 普段、それほど喋りはしないジェミ・ニア(星喰・e23256)が主立って、大家へ説明を行っていた。比較的穏便な手段で患者に接触できることを、彼は喜んでいたようである。
 すでに、殺界を作って人払いを行うテトラ。周囲の住人にも状況は伝達済みだ。
「さて、往診といこうか」
 軍服姿のトープ・ナイトウォーカー(影操る戦乙女・e24652)は凜とした立ち振る舞いで、患者への接触を始めようと仲間に促す。
 まず、ジェミが中にいるはずの患者、小手川・直へと呼びかける。
「貴方は病魔に憑かれているんです。今、退治しますから、一緒に外へ来てください!」
 ジェミが病魔退治に訪れたと状況説明を行うも、中からは反応が見られない。
 その間、事前のアップルによるアイズフォン検索情報を元に、ギメリアはヒメにゃんと翼飛行で現場近くを飛び、空き地を発見する。
 そこへ降り立ったギメシアはすぐに、近隣住人に戦闘がある旨を伝える。続いてやってきたカティアもキープアウトテープを張り巡らせた上で、仲間に戦いやすそうな場所の発見を連絡していた。
 再び、アパート。
 小手川が出てくる様子はない。最早強行突入しかないかと、ケルベロス達も意見が纏まりつつあった。
「申し訳ないですが、力ずくで部屋から出てきてもらうしかありませんね」
 不法侵入はなるべく避けたいと、スピカも考えていたが。仕方なく、アップルが鍵を回してロックを外す。
「……不審者かナ」
 他人の男性の家の鍵を開ける、バニーガールという自身の状況に気づくアップル。しかしながら、強化スーツということもあって、彼女はできるならこの姿で活動したいと思う。
「治療の時間ダァアアア!」
 それでも、そう叫びそうにもなったアップル。ただ、布団の上でぼんやりしたままの患者の姿を見て、スルーされそうだからやらなくてよかったと小さく安堵する。
「さて、突然だが、君を連れ出さねばならん。緊急搬送というやつだ。生憎と救急車ではないが、な」
「……へ?」
 淡々と告げるトープに対してもまるで反応を見せぬ小手川だったが、次の瞬間、彼の体は勢いよく布団から持ち上げられることとなる。
「えっさほいさ! そーれ、胴上げじゃー! 拉致っちゃってゴメーンねっ☆」
「手荒くなってしまってすいません」
 テトラがてへぺろっと舌を出しつつ、自発的に動こうとしない小手川の体を掬い上げ、ジェミは怪力で彼の体を担いで外へと運び出していく。
「……やっぱり、不審者デスネ」
 改めて、アップルは冷静にこの状況をツッコむのだった。

●活力を奪う病魔
「準備万端っ。ククロイ先生、おねがいしますなの!」
 殺界を展開したテトラがこの近辺の人払いを行い、合図する。
「おう!」
 早速、ククロイが病魔召喚を行うと、小手川の身体から分離した何かが形を成していく。
 すぐさまジェミは被害が及ばぬよう小手川の体を引き離し、カティアも病魔の動きに備える。
 小手川の体から現れたのは、影のような姿の人間だ。
 ふてぶてしく胡坐をかくそいつの胴体には、『やる気なんてない』という大きな文字。その見た目だけでも、活力を奪われそうな気さえしてしまう。
「クッ、なんてサボろうとさせたがる外見なんだ……!?」
 ギメリアもその姿に、一瞬たじろぐ。
 一方で、アップルが病魔の引きつけの為に前に出る。トープも前には立つものの、敵の出方には慎重になっていたようだ。
「我輩は病魔の相手をするのは初めてだ。警戒していこう」
 それでも、スピカ、アップルは気を強く持ち、素早く病魔へと仕掛けた。
 ほわほわした雰囲気のスピカだが、芯の強い彼女はゲシュタルトグレイブを高速で突き出す。その尖端には稲妻を帯びており、一突きごとに病魔の体に痺れを与える。
「敵は1体ですし……」
 アップルも高く跳び回って敵を翻弄し、ウサ耳センサーを動かしつつ敵を観察する。挨拶代わりに手堅く敵の延髄を一蹴した。
「…………」
 病魔は大儀そうに、ケルベロスを見回す素振りをする。視覚があるのかは不明だが、腕を伸ばしたそいつはへろへろと光線を飛ばす。
「やはー! 皆の者、戦闘の要のジャマーなあたしを守るのだ―!」
 狙われるテトラをカティアが盾となって受け止めると、彼女は異様なまでの眠さを覚えてしまう。
「どんなに邪魔をしても、ボクは歌うのを止めることはしない……」
 居眠りしそうになりながらも、カティアは道化師の詩を感情豊かに歌う。
 それは、不思議な道化師が絶望に沈む世界に笑いをもたらす詩。その歌詞が、旋律が、前に立つ仲間に力を与えていく。
 力を得たウイングキャットのホワイトハートもツンとした態度を取りつつ、翼を羽ばたかせてケルベロスの支援をしていたようだ。
 空き地の脇に小手川を移動させたジェミも、自身を含めた前列メンバーに黄金の果実を光らせた。何せ、ビーム一発でカティアが眠りかける状況。その力は一目見ただけでも脅威である。
「こいつは――、気を強く持たんと彼の二の舞いになりかねん」
 トープは意識をしっかりと持ち、全身を光の粒子に変えて病魔へと突撃していく。
「刺激的に荒療治だァ!」
 眠りかけるカティアにはククロイがライトニングブレイドを振るい、電気ショックを発して目覚ましついでに活力を与える。
「番犬として正義の味方として、そして何より美少女として! いっくよーっ!」
 猫の如く飛びまわるテトラも、ただ守られてばかりではない。持ち前の身軽さで敵を翻弄しつつ、特製の煙玉で敵の視界から消えてしまう。
「ふむふむ、この辺りかな」
 そして、病魔の背後から現れたテトラは、そいつを蒼い暗器で斬りつける。
 狙うは具現化したその肉体でなく、病魔そのもの。存在自体を傷つけられた病魔はだるそうに振り向くのみだ。
 ギメリアも戦闘態勢を整える。社会活動が停止すれば、いずれ彼の愛する猫達が困ってしまうのだ。
「そんなことはさせん!」
 声を荒げ、後方から格闘戦を仕掛けるギメリア。ここで絶対倒すという意志を固くし、彼は流星の蹴りをその背に浴びせかける。
 そして、ギメリアの愛猫のヒメにゃん。ホワイトハートたんのツンデレ具合もよいが、超可愛い猫ひっかきに彼はトリップしかけてしまう。ジェミも密かに、じっとそんな猫の活躍を見つめていたようだ。

 だらけた見た目に反し、病魔は思った以上にタフで面倒な相手だ。
 スピカが飛ばす光線を受け、胡坐をかく敵の脚を石とされようとも、病魔は堪える様子もなく眠気を誘う音楽を発してくる。
 ジェミが皆を守ろうと意気揚々と飛び込むのだが、敵の力は強力だ。彼は強烈な眠気に耐えつつ、雷を纏わせた刀身を突き入れた。
「治す治す治す治すッ!」
 仲間が攻撃を受ければ、ククロイがテンション高く癒しの雨を降らせて行く。
「敏捷、斬撃……デスカネ」
 一方で、アップルは集めた敵データを元に仕掛ける。グラビティとして、彼女は確実に当てようと腕をドリルのように回転させて突き入れる。
 されど、欠伸のように顔に手を当てすらしている病魔。こちらの攻撃の手を悉く止めてくるのが厄介だ。
 そいつの発してくる気だるさを覚えるオーラに、カティアはまたも仲間の盾となる。
(「どーでも、いい……」)
 支援の為にカラフルな爆発を起こす彼女だが、敵のグラビティに活力を奪われてしまう。
「そういう病魔なのだろうが……戦闘ぐらいはやる気を出せ」
 もっとも、言った所で無駄とは理解しながらも、トープはドラゴニックハンマーを叩きつけて行く。
 攻撃を繰り返すケルベロス。病魔は最初からだらけている為か、その体力の減少具合が非常に分かりづらい。
「蒼き炎よ、かの者の罪を焼き払え」
 詠唱を紡ぐスピカ。徐々に病魔の体を蒼い花びらのような炎が包み、その身を燃やしていく。
 徐々に、病魔は横になる体勢をとる。発したビームをホワイトハートが受け止めたところで、カティアはカラフルな爆発を起こし続ける。
 ウイングキャットが活躍すれば、後方でギメリアが歓喜の声を上げるが、それを背にジェミが攻め込む。
「餮べてしまいます、よ?」
 影の中から漆黒の矢を発したジェミ。それは変幻自在な軌道を描いて病魔を射抜く。
「あたしの笑顔でニートくんも浄化! でしょでしょ☆」
 仲間が眠さを受けてくれることもあって、テトラが元気に戦場を跳び回り、敵の体を日本刀『白雲遠き高原に吹く風』で影のように斬撃を見舞う。
「幻兎変身、ブレイズモード!」
 アップルもここが勝負どころと、情熱の炎を身に纏う。そして、大きく振るった豪兎槌を病魔に叩きつけた。
「…………」
 攻撃の所作すらも大儀そうな態度を取る病魔。ようやく、その活動が鈍ってきているのが視認できるようになってきた。
 そこを目掛け、トープが重力を宿す蹴りを食らわせ、ついに病魔をうつ伏せの体勢へと崩す。
 だが、敵が活動を止めたわけではない。
「壊す壊す壊す壊すッ!」
 一気に畳み掛けようと、ククロイは己のグラビティをローカストと同質化させた。
「フォーム『ローカスト』! 砕ァけェろォォォッッ!!」
 玉虫色に光る足で、彼は病魔の背を蹴りつける。
「行くぞ、今日も最カワ☆なヒメにゃん! この機を逃さずフルボッコだ!」
 ヒメにゃんが尻尾のリングを飛ばすのに合わせ、ギメリアが猫好きなオーラを高めていく。
「我が内に秘める魂の躍動、力となり顕現せしめん! Neco-Driveッ!」
 日頃から数々の猫動画を目にするギメリア。その力は膨大なエネルギーを持つオーラとなり、病魔へと浴びせかけられる。
「…………!」
 声すら発することなく、五月病は消し飛んでいく。
 完全にその姿の消失を確認したケルベロスは大きく息をつき、襲い来る眠気を振り払うのだった。

●気分を変えて外食!
 静まる空き地。
「もし願うのなら 願うのなら 引き金を引いてみせてよ……」
 アップルはさながらリサイタルのように歌声を響かせ、でこぼこになった地面を幻想交じりに均す。
 一方で、ククロイはウィッチドクターらしく、病魔を引き離し、多少はしっかりと覚醒した様子の小手川の診察を行う。
「何か想いを持って、今の仕事についたのでは?」
「新しい環境で気張りすぎたように思う」
 ククロイが入社時の気持ちを思い出すよう伝えると、診療の様子を眺めていたトープが口を開く。
「……サボりはいかんが、ある程度なら思うまま行動し、リフレッシュしておく方が気持ちも切り替わるぞ?」
 ともあれ、五月病の再発が怖い。再発防止にとトープが言葉をかける。
「気持ちは非常にわかるし、無理してまで頑張れとは言えん」
 ギメリアもそれが気になったようで、小手川に呼びかけた。
「ただ、直殿に大好きな何かがあるなら、それを思ってちょっとだけやる気を出してみてはどうか?」
 そんなケルベロス達の意見に、小手川はううんと唸る。普段はサッカー観戦するなど、それなりに活気に溢れるはずだというのだが、新しい環境でいまいち自身の立ち位置を見定めていないのかもしれない。
「目標を立てて、それに向かって頑張ってみては?」
 ククロイがカルテを記しつつ、アドバイスする。
 その目標を達成したら次の目標を。そうして積み上げていけば、成長して自身も付くはずと彼は告げた。
「あたしみたいな弱っちいケルベロスも頑張れるのに、直くんが頑張れないわけないでしょーが!」
 年下の女の子にこうまで言われたならばと、小手川はようやく1人で立ち上がった。ちなみに、テトラは御年61歳である。
「なんにせよ、結局は自分次第だ」
 ククロイが小手川に診断書を手渡す。これを会社に提出すれば、休んだ理由にもなるだろうとのことだ。
 そこで、アップルが小手川の手を引く。
「無理にでも目標を決めて外に出まショウ。新しい発見・体験はストレス発散になりマスヨ」
「寝て過ごすなんて勿体ないです。あのファーストフード店の季節限定のシェイクは飲みましたか? とても美味しかったです!」
 休息は必要とはいえ、外には楽しいことがあるのだとスピカが熱弁する。期間限定などという言葉に、スピカは弱いのだとか。
「そうですね。お休みは良いものですが、それだけで充実感は得られないと思います」
 ごろごろしていても背中が痛くなるだけ。どこか出かけましょうとジェミも小手川に促す。
「腹が減ったらなんとやら、だぜ。とりあえず、皆でなんか美味いもん食いにいこうぜ!」
 昼も近くなってきて、メンバーも空腹を覚えている。明日の為の活力をと、ククロイは小手川を含めた仲間へと共に、何か食べに行こうと外食へと出かけるのだった。

作者:なちゅい 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年5月19日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 8
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