五月病事件~GWは終わらない

作者:鴇八舟

「ふぁ〜ぁ……」
 古アパートの一室。せんべい布団にくるまった無精髭の青年が、大あくびをかます。
 ゴールデンウィークが終わって5日ほど経った、平日昼。新社会人の彼は、勤務時間中のはずだ。しかし五月病になってしまった彼は、万年床の布団から起き上がる様子がない。
「仕事めんどい……もうクビになってもいい……」
 4月から商社の営業マンとして働きはじめた彼だったが、上司から理不尽なことで怒られ、お客には営業時間を問わず呼びつけられ……残業につぐ残業の毎日。挙句の果てに大きなミスをしでかした。
 そんなこんなで5連休となり、彼は現実逃避するように友人たちとバカ騒ぎをしたり、酒を浴びるほど飲んだり、ダラダラダラダラと過ごしていた。
 連休明けの5月8日。青年は怠惰な生活の反動で、自宅の布団から出られなくなっていた。無断欠勤してしまい、スマートフォンに着信やメールが次々と舞い込んだが、電源を切ってしまえば安らかに過ごせた。
「全部ゴールデンウィークのせい……むにゃ」

「五月病って、ねむは経験ないんですけど……ゴールデンウィークが終わってから大流行してるらしいんですよねー?」
 笹島・ねむ(ウェアライダーのヘリオライダー・en0003)は、パンダの耳をぴくぴくさせながら、ケルベロス達に微笑みかけた。
「ジゼル・クラウン(ルチルクォーツ・e01651)さん他、多数のケルベロスさん達が調査してくれたおかげで、五月病の病魔の大量発生が判明しました! というわけで皆さんには、五月病の病魔の撃破をお願いしまーす!」
 ねむは五月病患者の男性について、予知したことを説明する。新社会人なのに会社へ行かず、埼玉県所沢市にある古アパート2階の一室に閉じこもり、惰眠をむさぼっていること。完全に動けないわけでなく意識もあるので、部屋を訪ねれば会える可能性が高いことが語られた。
「もしかしたら居留守を使われるかも? そんな時は鍵を壊して突入しちゃってもOKでーす!」
 元気よく片腕を振り上げながら、ねむは物騒なことを漏らす。そして話題は、戦闘についての注意点へと移った。
「五月病患者と対面した後は、チーム内にウィッチドクターさんがいれば、病魔を患者から引き離して戦闘できます。ウィッチドクターさんがいなくても、現場地域の医療機関に協力するケルベロスのウィッチドクターさん達が、臨時で出動してくれるので心配いりませんよー!」
 続いて、病魔が使うグラビティについての資料が配布される。羊の幻影を放ち、永遠に続くGWへと誘う『エンドレスGW』。トルネード投法で枕を勢いよくぶつける『トルネード枕投げ』。自らを「もこもこの羊毛」で包み全身を癒す『もこもこパラダイス』……ゆるゆるな名前の攻撃3種が書かれていた。
「ねむも羊の毛に埋まってみたいですね……えへへ」
 気を取り直してねむは、ケルベロス達に戦闘後の注意事項を伝えた。
「病魔を倒せば、男性は五月病から開放されます。でも五月病って、再発しやすいらしいんですよー。病魔の撃破後に、救出した男性の話を聞いて、フォローしてあげたりすると再発を防げるかもしれません。皆さん、ご協力をよろしくお願いしまーす!」


参加者
リシティア・ローランド(異界図書館・e00054)
リーア・ツヴァイベルク(紫花を追う・e01765)
ヴェスパー・セブンスター(宵の明星・e01802)
ゼファー・ルヴォイド(孤高の西風・e05538)
浦戸・希里笑(黒蓮花・e13064)
サフィール・アルフライラ(千夜の伽星・e15381)
野和泉・不律(ノイズキャンセラー・e17493)
響命・司(霞蒼火・e23363)

■リプレイ

●GW中なので不在票置いといてください
「こんなにいい天気なのに。部屋に閉じこもってるなんてもったいないな」
 背中から二本のコードを下げたレプリカントの野和泉・不律(ノイズキャンセラー・e17493)が、青空を見上げて呟く。歌でも歌いたい気分だ。
 風薫る5月。それほど暑くもなく、かといって寒くもない。過ごしやすい爽やかな季節。
 ここは埼玉県所沢市である。ケルベロス達は、五月病患者の男性が住む古アパートの前に立っていた。アパートは築20年ほどだろうか。壁が煤けていたり、階段の手すりのペンキが剥がれているなど、ところどころ劣化が目立つ。
 患者の男性が住んでいるのは201号室で、他の部屋にも何名か住民が在宅している様子。まず患者以外の住民を避難させること。そして患者男性を部屋の外へ連れ出し、協力者のウィッチドクターに病魔を召喚してもらって戦闘に入る……という流れでまとまった。
「ウィッチドクターには近くの空き地で待機してもらって、そこまで患者を連れて行こう」
 中性的な顔のリーア・ツヴァイベルク(紫花を追う・e01765)が、地図を取り出して提案する。
「怠惰が病魔の仕業というのは、ケルベロスとして見過ごせないな」
 サフィール・アルフライラ(千夜の伽星・e15381)が、強かに主張する。白く長い髪が、ふんわりと風になびいた。
「患者が増えてしまっても面倒だから、早いうちに片付けておくに限るわ」
 つばの広いとんがり帽子をかぶったリシティア・ローランド(異界図書館・e00054)が、会話に加わる。彼女の関心は全て本に向けられており、それ以外への興味は希薄であった。
「そうだな、グダグダ考えても仕様がねぇ。俺は病魔を叩き潰すだけだ」
 大きな片刃の両手剣『斬甲刀・狂牙』を背負った青年、ゼファー・ルヴォイド(孤高の西風・e05538)は左頬の傷跡を指で掻きながら、アパートへと足を向けた。
 ケルベロス達は手分けして各部屋を訪問していく。
「すぐ避難してほしい」
 響命・司(霞蒼火・e23363)はそう住民に伝えた。いかにもダルそうな口ぶりだ。ウイングキャットのゆずにゃんが傍らで、長い尻尾をゆらゆらさせている。
 中には避難を渋る者も。
「料理の下ごしらえしててー長くかかるんだけどぉ」
 などと粘る住民にあたった不律は、アイズフォンで救いを求めた。
「誰か応援願う」
「来たであります」
 駆けつけたレプリカントの少女、ヴェスパー・セブンスター(宵の明星・e01802)の剣気解放が役立った。無表情の彼女は膨大な殺気と剣気を解放し、虚脱状態にした一般人に、アパートから立ち去るよう命じる。うるさかった住民は一転大人しく外へ出てくれた。不律はヴェスパーにお礼を述べる。
「助かった、ありがとう」
「困ったときはお互い様でありますよ」
「住民6名、避難完了。残るは患者だけ」
 浦戸・希里笑(黒蓮花・e13064)は片目をつぶり、アイズフォンで受け取った情報を仲間に伝えた。寒くはないはずだが、紺色の長いマフラーを首元に巻いている。ライドキャリバーのハリー・エスケープは、建物内のため静かに付き従っていた。
「それじゃあ、患者を引っ張り出そう」
 リーアは201号室のドアの前に立ち、ピンポーンとチャイムを鳴らす。
「すみませーん、室内点検でーす!」
 点検業者になりきって声を張り上げるも、中から聞こえてきたのは、
「うー……間に合ってますー」
 という返事。
「ダメか……僕も剣気解放を用意するべきだったかな……」
 彼と交代した希里笑が、宅配業者の真似をして、
「……宅配便、でーす」
 と極力大きな声を出す。しかし、患者男性もしぶとかった。
「不在票置いといてくださーい……」
 ドア越しに気だるげな雰囲気を漂わせて、一向に出てくる様子がない。

●今年のGWは終了しました
 見かねたリシティアとゼファーが口を開いた。
「こうなったら、力づくよ。私は手で」
「俺は足で。ドアはあとでヒールする」
 しばらくドアと格闘した結果、無事こじ開けることができた。ケルベロス達が部屋に入ると、スウェット姿の患者男性が布団に寝転がっていた。
「むにゃむにゃ……うーん……あれ、アンタらは……?」
 サフィールが男性の身体を揺すって話しかける。
「起きて。あなたは五月病の病魔に冒されているんだ。私達はあなたを助けに来た」
「ん、五月病……? ああ道理で、まだゴールデンウィーク気分なんだな……」
 男性を無理やり立たせながら、不律が言う。
「今年のゴールデンウィークはもう終わっただろう?」
 ケルベロス達は男性を倒れないように支えながら、部屋の外へと連れ出した。
 広い空き地に到着したケルベロス達は、待機させていた長身の男性――ウィッチドクターの協力者と合流。
 サフィールは殺界形成を発動し、人払いする。不律は通行人に害が及ばないよう、注意喚起を行った。
「では始めるぞ」
 施術黒衣を着たウィッチドクターは、草むらに横たえさせた患者に両の掌をかざした。そして患者の身体からゆっくりと、五月病の病魔を引きずり出す。
「ふあ〜……誰なの〜? 僕の眠りを妨げるのは……」
 羊の角を頭に生やし、羊柄のパジャマを着た五月病の病魔が目の前に出現する。ふああっと可愛らしいあくびをし、眠たげな瞳を向けてくる。枕を抱えているのもあって、起き抜けということが余計にバレバレだ。
「テメェが五月病の原因か。排除させて貰うぞ」
 司は惨殺ナイフを病魔に向けた。宙を飛ぶウイングキャットのゆずにゃんも、警戒して毛を逆立てている。
「野放しにすれば社会の生産性が落ちてしまうでありますからな。きっちり退治するであります」
 ヴェスパーは無表情のまま斬霊刀を構える。
 仕事が終わったウィッチドクターは、早々と退散していった。患者男性は気絶してしまっていたので、リシティアが怪力無双を使い安全な場所まで運ぶ。
 病魔は、突然全身をわなわなと震わせ始めた。
「僕は寝たかっただけなのに……宿主さんの中で気持ちよくお昼寝してたのにー!!」
 寝起きが悪いタイプなのだろうか。病魔は怒りだし、『トルネード枕投げ』で勢い良く枕をぶつけてきた。洗練された投球もとい投枕フォームが美しい。しかもトルネード投法である。

●終わりなきGW
 運悪く、ライドキャリバーのハリー・エスケープに騎乗していた希里笑の頭に、枕がクリーンヒット。彼女は思わずしゃがみ込んでしまう。
「この枕、痛い……中身が普通の枕じゃない……」
「何が入ってるかは、教えてあげないんだからね〜!」
 五月病の病魔の元に、まるでブーメランのように枕が戻ってきた。
「枕は投げるものじゃないよ」
 リーアは黄金の果実を発動。前衛にヒールをかけると同時に、バッドステータス耐性を付与させようとする。ウイングキャットのゆずにゃんもメディックとして、清浄の翼を前衛にかけていく。
 初手でグラインドファイアを放っていたゼファーは、グラビティブレイクとグラインドファイアとで交互に攻撃していく。戦闘を楽しんでおり、まるで悪人のような笑顔である。
「確かに枕は『投げるもの』じゃないが、『頭にあてて使う』けどな!」
「それは落語のネタになりそうであります」
 ヴェスパーは雷刃突とゾディアックブレイクで攻撃。ハリー・エスケープは主を守るようにガトリング掃射をする。
「うーんちょっと疲れてきたかな……もこも〜〜こ、パラダーイス!」
 病魔はもこもこふわふわの羊毛でふんわり包み、ダメージを癒やしながらBS耐性を上げていく。
「うわぁ、何と敵ながら、素敵なもっふり加減!」
 可愛いものが大好きなサフィールが瞳を輝かせるが、気を取り直し、流星の煌めきと重力を宿したスターゲイザーで相手の機動力奪取を狙う。
「敵に見とれちゃダメだろう?」
 不律はスナイパーのヴェスパーに祝福の矢を打ち込み、病魔のバッドステータス耐性を無効化しようと試みる。
「浄命機関起動・言霊認証―――祝命の光、無限の選路。西方極楽より来たりて、末法濁世を照らさむ。浄化命光・阿弥陀如来―――」
 無量命光機『アミターバ』でプレッシャーをキュアした希里笑は、ハリー・エスケープに乗って戦場を走り回り、フォートレスキャノンやバスタービームなど攻撃グラビティをローテーションして繰り出していく。
「目覚めにはきつい一撃でしょうが、永眠にはちょうどいい冷たさよ」
 患者男性を安全な場所に移動させ、空き地へ戻ってきたリシティアが、武器の竜骨砕きからアイスエイジインパクトを放った。動くこと自体が面倒くさいらしく、最小限の動きで攻撃や回避などを行っている。
「面倒な敵は、早めに倒すに限る」
 司は惨劇の鏡像で、惨殺ナイフの刀身に病魔のトラウマを映し出す。
「やめて、羊数えるの邪魔しないで! 何匹までいったか分かんなくなっちゃった……」
 トラウマから逃れた病魔は『エンドレスGW』でゼファーに向けて羊の幻影を放った。ヴェスパーが声をかける。
「大丈夫でありますか?」
「うわ、なんじゃこりゃ……すごく眠いぞ……」
『エンドレスGW』の効果で眠い状態になってしまったゼファーが、必死に目を見開こうとするが、意思に反して瞼が閉じてしまう。シャウトを試みたところ、眠い状態はキュアされたので、ほっと胸を撫で下ろした。
「僕と一緒にゴールデンウィークを楽しもうよ! ずっとずーーーっと!」
 小悪魔的な笑いを浮かべた病魔は、ケルベロス達の攻撃をかわしながら『エンドレスGW』を再び放った。幻影を避けきれなかったリシティアは眠気を堪えながら、負けじと達人の一撃で攻撃する。
「ゴールデンウィークが永遠に続くなんて……御免こうむるわ……たまにある連休だから皆嬉しがるんじゃないの」
 サフィールはスターゲイザーやペトリフィケイションなどで病魔にダメージを与えていく。凛々しい少年のような所作だ。
「春眠暁を……ではないが、暑くも寒くもないこの時期は余計に眠くなるだろう。だが延長はご遠慮申し上げる……!」

●明けないGWはない
「お願い」
 不律が前衛の集中力を高めようと、『世界を構築する小精霊』をかけていく。
「貴殿の行いは大罪に値するであります。その悪徳ごと断罪します。七星断罪剣、セットアップ。Set……Ready……GO」
 ヴェスパーは剣を上段から振り下ろす『七星断罪剣』を五月病の病魔にくらわせた。
「危ないよもうー。もこもこパラダイスしちゃおーっと」
「今のうちにリーア、ヒールをお願いするであります」
「了解、ありがとう! ターンに余裕ができた」
 脳髄の賦活でリシティアを回復させたリーアは、メディックとして皆に目を配った。そろそろ攻撃に転じても良いかもしれない。
「私にはアレ、かけてくれないのか……もしかして、すでに眠そうな目してると思われてる……?」
 ほんの少し残念に思いつつ、希里笑は病魔にスパイラルアームの一撃をあびせる。ハリー・エスケープはデットヒートドライブで、主を乗せたまま炎をまとって突撃した。
 不律は旋刃脚とハートクエイクアローで攻撃していたが、バッドステータスが付いたところでチェーンソー斬りに切り替えた。
 司がジグザグスラッシュやグラインドファイアを炸裂させたところに、
「トルネード枕投げ! 2ストライク!!」
 病魔の投げた枕が彼の腹に当たる。ゆずにゃんは慌てて、清浄の翼を主に施した。
「すべてを喰らえ、惑いの牙」
 リーアが放った『月花咆哮』やクイックドロウも容赦なく敵を襲う。
「月の光は狂気の光。貴方は自ら生み出した幻像に斬られて果てなさい」
 リシティアは『月煌りの魔剣』の魔法で、月の光の巨大な刃を形成し病魔を両断しようとする。
「今宵の贄は貴方、血染まる花の褥へ誘いましょう!」
 サフィールは『架刑の棘花』を発動。薔薇花の糸を病魔の四肢に巻き付け、引き裂こうとする。
 畳みかけるように攻撃されて疲弊した病魔は、『もこもこパラダイス』でヒールするも多くのバッドステータスがかかっており、おまけにキュアできない状態にあった。
「僕は寝てたいだけなのに! どうして静かにさせてくれないのーー?!」
「テメェが取り憑いた人間の人生を台無しにしてるからだろ。――消えろ病魔。これが送り火だ」
 司は『鳳凰爆蒼火』で右腕に巻き起こした蒼炎と烈風を病魔に衝突させ、爆発させる。翼を広げた蒼い鳳凰が浮かび上がった。
「こいつは取っておきだ! 消し飛べッ!!」
 ゼファーは突き出した両手から特大光線の気哮弾『獣魔螺旋咬波』を放つ。
「特大ホームラン……打たれた気分……」
 とどめの攻撃をまともに受けた病魔は、ヘナヘナとその場に崩折れ、消滅していった。
 戦闘を繰り広げた空き地と、こじ開けたアパートのドアをヒールで修復したケルベロス達。その後、201号室の布団に寝せていた、元五月病患者の男性を揺さぶり起こした。
 病魔の話を聞いた男性は、驚いて顔色を変える。
「俺、会社どうしよう……何日も無断欠勤したし、もうクビかな……」
 サフィールはあたたかな微笑みを男性に向ける。
「私達にできることは、無論させて貰う。事情も勤務先の会社にお伝えしよう。だが、そこから先は貴方次第だ」
 ぶっきらぼうにゼファーも続ける。
「立ち止まったって、休んだって、だらけたって良いんだぜ? ただし、立ち上がるべき時を見逃すなよ」
 無表情ながらもヴェスパーは、男性の気持ちを察して声をかけた。
「あなたが働くことで、助かる人もきっといるであります。その人の笑顔のためにも、乗り越えてほしいであります」
 仲間達の中で一番の年長者であるリーアは、一歩踏み込んだアドバイスをする。
「連絡をくれた人には早く返事をした方がいい。きっと君の事を心配しているから」
 希里笑は長らく部屋に閉じこもっていた男性の体調を気遣う。
「仕事ばかりじゃなく、プライベートも大事に。たまにストレスを解消して」
 そして、司。ダルそうな雰囲気にも見えるが、彼なりに男性を心配していた。
「人生は長いんだ。好きなことを見つけようぜ。仕事の場でも、プライベートでもいい」
 男性はしばらく考えこんだ後、静かにこう言った。
「……確かに俺には、趣味と言えるものがない。打ち込めることを見つけ出して、人生を謳歌してみるよ。もしかしたら仕事の中に、それがあるかもしれないしな。……話を聞いてくれてありがとう。俺、会社に謝りに行ってくる!」
 かくして彼は布団から飛び出し、少し長めのゴールデンウィークに終止符を打ったのだった。

作者:鴇八舟 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年5月26日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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