ホワイトデーのお返し絶対に渡さない明王!

作者:波多蜜花

「ホワイトデーがくる……お前達、わかっているな!」
「はいっ!!」
 鳥人間であるビルシャナに、神妙な顔をした信者達が答える。大きな声が響いたところで、近隣の住民の迷惑になる事はないような廃屋なのが唯一の救いだろうか。
「ホワイトデーにお返しは?」
「渡さない!!」
「3倍返し……ともすれば3倍では済まないお返しを要求してくる奴らに何故お返しを渡さねばならんのだ!」
「その通りです!!」
 ぐっと拳を突き上げた男達が叫ぶ。その顔は今までに返してきた物品を思い浮かべているのだろうか。
「チョコレートが貴金属に化けると思っている馬鹿者共に返す物など無いわ!」
「ウオォォォーー!」
 ビルシャナの言葉に答える信者達の声は、更に大きい物へとなっていった。


「やっぱり出たんだねぇ」
「出てしもたねぇ……」
 藤林・シェーラ(詐欺師・e20440)と信濃・撫子(撫子繚乱のヘリオライダー・en0223)がほんの少しの溜息と共に、お互いの顔を見合わせて言う。困ったものだねぇとシェーラが言うと撫子が集まってきたケルベロス達に気が付いて、視線を上げた。
「集まってくれてありがとうな、早速なんやけど……ホワイトデーのお返しは絶対に渡さへんって教義のビルシャナが出てしもたんよ」
 バレンタインに引き続き、ホワイトデーもか……とケルベロス達の表情が微妙なものになる。
「皆の気持ちもわかるけどな、これを放っておくわけにもいかんのは皆も知っての通りやんな?」
 撫子の言うとおり、このままにしておけばビルシャナは信者を増やし続けるだろうし、信者はビルシャナの完全な配下になってしまうだろう。
「ビルシャナ化しとる人間の言葉には強い説得力があるよってな、このままやと信者の子らは完全な配下になってしまうやろね」
 それに信者達はビルシャナとの戦闘に入るとビルシャナのサーヴァントのような扱いとなって戦闘に参加する事となる。それを防ぐ為にも、信者達を説得して欲しいと撫子が手帳を捲った。
「ビルシャナと信者がおるんは街外れの廃屋や、人が来る事もあらへんし戦闘に支障があるような場所でもないよってな」
 信者の数は男性が8名、ビルシャナの教義でもあるホワイトデーのお返しは渡さなくていいというものに、とても納得をしているらしい。
「今までお返しにあんまりいい思いをしてへんのやろねぇ。義理に3倍返しはアホらしい、なんて思ってるみたいやわ」
 どうもお返しを渡した相手に馬鹿にされたとか、付き合っていた相手にお返しをしてその内容に呆れられた……といった理由があるらしいのだが、この辺りも説得のポイントになるだろう。
「信者達にとってインパクトのある説得ができたら、信者達はビルシャナから離れていくと思うよってな。説得方法は皆に任すよって、頼んだで!」
 撫子の明るい声がヘリポートに響くと、ケルベロス達は深く頷いた。


参加者
君影・リリィ(すずらんの君・e00891)
戯・久遠(紫唐揚羽師団のヤブ医者・e02253)
リディ・ミスト(幸せ求める笑顔の少女・e03612)
神宮時・あお(惑いの月・e04014)
クレーエ・スクラーヴェ(白く穢れる宵闇の・e11631)
妹島・宴(彼岸の契り・e16219)
藤林・シェーラ(詐欺師・e20440)
ノーフェイス・ユースティティア(それは無貌であるが故・e24398)

■リプレイ

●お返しは渡さない
 その廃屋から聞こえる声は、外に居るケルベロス達の耳にも聞こえてきた。
「ホワイトデーのお返しは!?」
「渡さない!!」
 言っている者からすれば至極真面目なのだろうが、聞いている側からすれば――。
「何だかなぁ、他にやる事あんじゃねえの?」
 持ち込んでいたジューシーな唐揚げを頬張りつつ、誰もが頷く言葉を戯・久遠(紫唐揚羽師団のヤブ医者・e02253)が呟く。
「……いやぁ、言いたい事はわかるんすよねー」
 確かに百貨店でホワイトデーのお返しにはこれ! と並ぶ物はブランドの財布や鞄、そして貴金属が多いと妹島・宴(彼岸の契り・e16219)が言えば、リディ・ミスト(幸せ求める笑顔の少女・e03612)が、
「女性向け雑誌にもそういうのは多いですけど、本当にそれを求めてたり、貰えるって思う人は1部の人だけだと思うよっ♪」
 と、そういった風潮があるのは確かだけれど実際はそうでもないのだと笑った。それを聞きながら、神宮時・あお(惑いの月・e04014)がホワイトデーとはチョコのお礼にキャンディやホワイトチョコ……そんなお菓子の類をお返しする日だったのでは、と脳裏に浮かべながらこくこくと頷く。
「(……何が、あって、お返しは、3倍、に、なった、のでしょう、ね……)」
「贈り物されたらちゃんとお礼しないと、なんて、子供でも分かるのにねェ」
 大人の言う言葉ではないと呆れた顔をしている藤林・シェーラ(詐欺師・e20440)に、クレーエ・スクラーヴェ(白く穢れる宵闇の・e11631)が、
「贈り物もお返しも、お互い喜んで倍々になれるよーなのが良いよね」
 と、恋人の顔を心に描きながら柔らかな笑みを浮かべた。
「贈る時に見返りなんて考えもしなかったわよ」
 気になる人にチョコレートを渡した時の事を思い出し、ビルシャナ達の叫ぶ声に君影・リリィ(すずらんの君・e00891)が憤慨したように言えば、ウイングキャットのレオナールがすりすりと足元に身体を寄せる。
「色々ありますネェ……まあ、いつまでもココにいても仕方ですシ……参りまショウか」
 無貌の口元を緩め、ノーフェイス・ユースティティア(それは無貌であるが故・e24398)が前へと進む。他のケルベロスもそれに続くと、すぐにビルシャナ達がこちらへ気付き声を上げる。
「何者だ! お返しは渡さぬぞ!!」
 お返しを催促しに来た者だとでも思ったのだろうか。
「別に渡してもいないのにお返しをよこせ、なんて言うつもりはないケド……バレンタインにチョコレートをくれた相手の顔も覚えてないのかい?」
 まさかねェ? と冷たい視線で見遣ったシェーラに、ビルシャナ達が僅かに怯む。
「で、では何をしに来たと……ああ、仲間になりに来たのか!」
「違うわ、どういう頭の構造してるのよ」
 間髪入れずにリリィが言い、鳥だから仕方ないかとビルシャナを見た。
「どういう意味だ貴様!」
「どういう意味も何も、そのままじゃねぇの? 何しに来たかって言われるとアレだが……お前を倒しに来たってとこだ」
 久遠の言葉に、ビルシャナがケルベロスかと吼えた。

●本当に渡したくない?
「お気の毒に……バレンタインとホワイトデー、ともに良い思い出がないのね?」
 リリィの率直な言葉が、信者の胸を抉る。リリィからすれば軽いパンチだったが、信者からすれば強烈なアッパーだ。ぐ、と声を詰まらせた信者へ、リリィが優しくも厳しい声音で語り掛ける。
「バレンタインデーとホワイトデーは基本的にはワンセットよ。女の想いに応える日、それがホワイトデーなの。金額で量れるものじゃないはずよ」
「で、でも、実際にワンコイン的なもので返したら冷たい目をされた!」
「それはされるよね」
 思わず、といった風にシェーラが信者の反論に答える。
「もしかして義理チョコなら貰えて当たり前だとか思ってない?」
 義理でも用意する手間はある。相手の負担になり難い値段で、なるべく見栄えのいい物を探す……お金ではなく時間を使ってくれているのだ。
「ちょっと想像すればわかると思うんだケド……それに職場だったら誰か1人だけに渡すわけにもいかないし、そうなると数を揃えなきゃいけないし」
 学生であっても同じ事だ、学生のお財布事情で義理チョコを用意するのはそれなりの出費になる。
「3倍とまでは言わないケド、せめてその辺の事情を汲んで、何かしらお礼するのは当然なんじゃない?」
 お返しの出費が大変なくらい貰ったって言うなら話は別だケド? とシェーラがちくりと刺すと、信者が項垂れた。
「そうか……本命じゃなくても、それなりにこっちの事を考えてくれているのか……」
「本命じゃなくって義理だったとしても、その人が喜んでくれたらって考えてるって私は思うわ」
 そして、その相手が本命だったら……それこそ相手の事を想って贈り物を考えて、選んで、時には作って。それはとても幸せで大切なひと時なのだとリリィが言う。
「それを勝手に値踏みして、3倍にして返す、だなんて思い上がりも良い所よ! そもそも気持ちの籠もってないお返しなんて貰っても虚しいだけだわ。恥を知りなさい!」
 その一喝は信者の心に響いたようで、しょんぼりとした顔で信者がビルシャナから離れていった。
「世の中の義理チョコなぞお返し目当てに決まっておるだろうが!!」
 歪んだ持論をビルシャナが言えば、残った信者達も同調するように声を上げる。そこに、あおがそっとスケッチブックを持って信者達の前に出た。きゅきゅきゅ、というマジックが紙の上を走る音を響かせると、あおがスケッチブックを信者達に向ける。
『……世の中には、見返りを、求める、かた、ばかりでは、ないと、思い、ます、です。……中には、ちゃんと、純粋な気持ちで、渡した、方だって、いるはず、です』
「でもなぁ……」
「ああ、欲しかった物じゃない! なんて言われたら……」
 2人の信者が顔を見合わせながら、あおを見る。それを受け、もう1度あおがマジックを走らせる。すっと出されたスケッチブックには、
『……そもそも、お返しを、要求、する、方からの、贈り物、なんて、貰わなければ、良かったのでは、ない、でしょうか……』
 と、書かれていた。めちゃくちゃ正論だった。信者達はぐうの音も出ないようで押し黙る。困ったように首を傾げたあおに代わって、クレーエが黙ってしまった信者達に声を掛けた。
「3倍返しとかを期待されてもって思うのは分かるよ? でも最初からそれ目的って分かってるなら、あおさんが言うみたいに受け取らなきゃイイじゃん」
 断れる勇気があるなら、お返し云々で騒ぐような事もないけれど、ここにいる信者達にそんな気概があるとは思えない。
「貰った以上返すのはマナーだよね、それを『あげない』なんて騒ぐのは同じ男としてみっともないよ」
 するりと男性の矜持をくすぐられてしまっては、聞き流すわけにもいかない。
「返すものは等価でいいと思うよ? 貰った以上を返すのは時と場合によっては重いもんね。美味しいお菓子を頂いたから、美味しいお菓子をお返しにって変な事じゃないし」
 その、時と場合によっては重いものを返してしまった自覚のある信者達が軽く視線を逸らす。
「それで文句言うようなツマンナイ人に構う必要ないと思うし、本気でくれた人ならそれこそ3倍返しでなくても喜んでくれてると思うよ」
 そんな人がいたなら、その人を大事にするといいとクレーエが笑う。そして、自分の趣味を押し付けるようなお返しはダメだと、きっちり釘を刺した。明らかに動揺している信者がいる。お前は何を贈ったのかと問詰めたくなるほどだった。

●3倍返しなんてもう古い!
「3倍返しねぇ? で、お前ら返す相手はいたのか?」
「あ、当たり前だ!」
 眼鏡の位置を軽く直しながら久遠が問えば、信者の1人が叫ぶ。ビルシャナは何故か黙っている。
「ほうほう、で、掛かった金額の3倍の物を寄越せって言われたのか?」
「……それは言われてないけど」
「言われてないなら、何で3倍返しに拘るんだよ?」
 確かにそれは疑問のひとつだ。そもそも3倍返しという風習自体がどこかの誰かが考えたものであるのは間違いないだろう。沈黙してしまった信者に、久遠が仕方ないなと声を掛けた。
「お返しの金額なんざ、同じ位でいいんだよ。それに加えてお礼の言葉を言えばいいのさ」
 それがわかったなら、こんなところにいないで家に帰るんだと久遠が諭す。
「お前にも礼を言う家族はいるだろう?」
「か、かーちゃん……!」
 くれたのは母親だった。外に向かう信者を引き止めるようにビルシャナが叫ぶが、それを遮るようにリディが立ち塞がる。
「あの人は目を覚ましたんだよ、引き止めても無駄だよっ♪」
 地団駄を踏むビルシャナを横に置き、リディが残った数名の信者に向かって満面の笑みを浮かべ、
「はい! とりあえずお近付きの印ということでっ♪」
 と、お手製と思われるチョコを渡していく。ただしビルシャナは除く。受け取ってしまったチョコに戸惑いながら、信者がリディを見た。
「みんなもしかして、お返しした時点でイベント終了っ、なんて思っていないかなっ? それじゃあ損した気分になるのは当然だねっ」
「え、でもホワイトデーが終わったらそれで終わりなんじゃ……?」
 信者の疑問にチッチッチ、と指を振ってリディが答える。
「ホワイトデーのお返しを貰って、女の子は更にそのお返しをしていく。そんな幸せの連鎖に繋がっていくチャンスなんだよっ♪」
 誰かを少しでも思う気持ちは、少しずつでも広がっていくものだ。
「そんな事ありえないって言うよりも、あるかもしれないって思った方が素敵だよねっ♪」
 幸せの連鎖はどこから始まるかわからないのだから、とリディが小悪魔めいたウインクを信者達に送った。
「そうですよ、バレンタインのお返しという言葉に囚われすぎじゃないですか? 理由をつけて好きな人にプレゼントを渡す日だとぼくは思ってますよ?」
 仮に、相手から貰っていなくてもホワイトデーだからつい買ってしまったけど渡す相手も居なくて……なんて言って渡してもいいんじゃないかと宴が言う。
「それに、お金を掛けたプレゼントって中々あげられないじゃないですか? 相手からもらったお返しで、とするならこれほど使えるイベントはありませんよ」
 想い付きもしなかった考えに、信者達の目から鱗が落ちる。
「気持ち悪いって思われないだろうか……」
「渡し方次第じゃないですか? それに、貰った物より高い物をあげたいと思えるなら素敵な事です」
 なんなら、自分磨きをする事から始めるのもいいと思いますよ、と宴が唇を緩ませた。リディと宴の説得に納得する者達は足早に去り、まだ心のどこかで燻る何かを持つ者が残る。
「ク、クク……ソコまで目の敵にするトいう事は何か理由がアルのでしょうネェ……例えば、ホワイトデーのお返しヲ少し頑張ったらドン引きされタ。とか?」
 ビクゥッと残った信者の肩が揺れる。
「女性にお返しは何ガいいかを聞いて拒否されタ。とか?」
 更に違う信者が明らかに目線を泳がせている。なるほどなるほど、と地獄化され無貌と化した口元をノーフェイスがニヤァッと吊り上げる。
「そうですネェ、これに該当スル方は気持ちが重いノです」
 ノーフェイスの言葉に、信者2人の目が死んだ魚みたいになる。
「デスガ……紳士的に、好感度を上げて、渡せる方法ヲ、ワタクシならお教え出来るんですケド……フフ……どうなさいマス?」
「教えて下さい!!!」
 見事に2人が食い付いた。ノーフェイスの口元が、更に釣り上がる。
「よろしいデショウ、それは……料理男子になることデス!」
「料理男子……!?」
 昨今、男性にも自炊が流行り始め、お弁当男子なんて言葉もあるくらいだ。つまり、お返しを自分で作って渡せというのだ。
「自炊も出来て一石二鳥デスネ!」
 悪い話ではない、信者達はそう思いお互いの顔を見合わせる。
「本屋に……」
「行くか……!」
 ノーフェイスが優雅にお辞儀をしてみせるなか、残った信者達もビルシャナから離れた。
 悔しがるビルシャナに向かって、シェーラが駆け抜ける。
「君は春を告げる風、一条煌めく星、朝焼けにたったひとつ鳴り響く厳かなる鐘の音! 戦場を鮮烈に駆け抜けて、君の愛を刻もうじゃないか!」
 召喚された白馬を駆る戦乙女の槍『命短し恋せよ戦乙女(ドラウインラヴ)』がビルシャナを貫くと、久遠が眼鏡を外し白衣のポケットへと仕舞う。
「さて、お仕置きの時間だ」
 加減する必要などないとばかりに、バトルガントレットを装着した腕が達人の域に達した一撃を放った。
「幸せを奪う敵は、逃がさない――!」
 失われた時を支配する力『ミスティック・フューチャーモーメント』をその瞳に宿し、ビルシャナの一瞬先の姿を捉えたリディが時空の乱れの中でも磨耗することのないケルベロスチェイン『ハピネスグローリー』で相手を穿つと、あおが魔力を波紋に乗せ、『地平線の音色(サイハテノシラベ)』によりビルシャナの感覚を奪っていく。それはまるで、あおの歌声のようにも聞こえる美しい音色。
「動きを止め、息を止め、生を止め……休んだらいいよ、オヤスミナサイ」
 クレーエが体内に宿る悪夢の残滓、怠惰を体現していく。黒き翼を持つ悪魔の化身が羽ばたけば、『Ignavus《cornix》(ウツロナウツワ)』の舞い散る羽根がビルシャナの自由を奪う。
「だいたい、3倍返しなんていつの時代の価値観よ! 時代遅れも甚だしいわよ!」
 魔力を籠めた咆哮を、リリィがビルシャナに放てば、レオナールがその隣で清らかな風を前に立つ者達へ送っていく。既にボロボロで涙目になりつつあるビルシャナが、それでもお返しの悲劇について語りだす。それはクレーエと久遠に多少のダメージを与えたものの、掠り傷程度だ。
「お菓子作りノ言い訳できる地球ノ文化最高! イヤーッ!」
 正義と料理を愛する男、ノーフェイスの高速演算によるビルシャナの弱点を突いた一撃によってビルシャナは崩れ落ちたのだった。

●ハッピーホワイトデー
「さぁて、終わった終わった」
 一応廃屋とはいえ、崩れてきても困ると最低限のヒールをした久遠が眼鏡を掛け直す。
「お疲れ様でしたっ♪ それでは皆で帰りましょうかっ♪」
 リディの言葉にあおと宴が頷いて、その隣にいたリリィがレオナールを抱き、ノーフェイスが歩き出す。それを見て、久遠が思い出したようにシェーラに声を掛けた。
「あ、シェーラ。勿論、お前さんもお返しを用意してるよな?」
「……黙秘させてもらうよ」
 どちらかと言えば、お返しを貰う方だとは言わず、シェーラが大人びた笑みを浮かべて廃屋から出て行く。
 ホワイトデーは、すぐそこだ。皆にとってハッピーであればいいねとクレーエが微笑んだ。

作者:波多蜜花 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年3月10日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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