歩くの早いゾンビ

作者:荒雲ニンザ

 学校からの帰路、小学校一年生の千早が学友と石蹴りをして遊んでいると、蹴り損なった小石があらぬ方向へと弧を描いた。
 道の先を歩いていたスポーツマンらしき大人の靴に当たったということは分かったが、遠目からではよく確認ができない。
「ご、ごめんなさい」
 少女がそう謝罪すると、その大人はゆっくりこちらに進み寄ってきた。
 そこでハッと息を呑む。
 千早はとっさに自分の視野に自動でモザイクをかけたが、今目にした人物……どう見ても腐っていた。
「ゾンビだ!」
 友達がそう叫んだので、やっぱり! と確信。
 でも大丈夫、思い切り走って逃げれば、ゾンビは足が遅いって聞いたから、追いつけないはず。
 ゾンビとの距離を確かめようと顔を向けると、そこには猛烈なスピードで競歩をして近づいてくるゾンビ女が一人……。

「キャーーーー!!!」
 そこで飛び起きた千早は、寝汗でしけたパジャマを握りしめた。
「ゆ……夢だったの?」
 しかし、少女の目の前に現れた第三の魔女・ケリュネイアによって、目覚めたばかりの千早は心臓を鍵で一突き。そのまま意識を失ってしまうことに。
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『驚き』はとても新鮮で楽しかったわ」
 ケリュネイアはそう言い、千早の『驚き』を具現化したようなドリームイーターを生み出した。
 そう、今まさに、千早が夢の中で見た……ムチャクチャ歩くの速い女ゾンビが!

「キャー!!」
 耳を押さえてしゃがみ込んだ日之出・吟醸(レプリカントの螺旋忍者・en0221)を横に、言之葉・万寿(高齢ヘリオライダー・en0207)がほほほと笑いながら説明を始める。
「えー、まだものも知らず、想像力が豊かな子供の時分は、全く理屈は通っていないようなビックリする夢もよく見たりなんか致しますな」
「あるある……とにかくビックリして、夜中に飛び起きたり……」
 震える吟醸の台詞に頷き、キッと真剣な表情に戻る万寿。
「そのビックリする夢を見た子供がドリームイーターに襲われ、『驚き』を奪われてしまうという事件が起きております」
 今回の被害者の一人は、小学校一年生の千早ちゃん。
 第三の魔女・ケリュネイアは『驚き』を奪った後に姿を消してしまったようだが、少女から奪った『驚き』を元にして現実化したドリームイーターが事件を起こそうとしている。
「現れたドリームイーターによる被害が出る前に、このドリームイーターを撃破して頂きたいというのが今回の依頼でございます」
 このドリームイーターを倒す事ができれば、『驚き』を奪われてしまった少女も目を覚ましてくれるだろう。

 到着は夜の市街地で、戦闘場所は少女の自宅付近となる。
 大きめの乗用車が2台ぎりぎりで通れるような路地がメインで、そこから複数に分かれて細い道が伸びている。
 細い道同士もつながっているので、敵は自宅を中心としてウロウロと移動中のようだ。
 敵のドリームイーターは1体のみで、配下などはいない。
「どうやらこのドリームイーターは相手を驚かせたくてしょうがないようなので、付近を歩いているだけで向こうからやってきて、驚かせようとしてくるやもしれませぬ」
 やれやれといった万寿に対し、付近の地図を確認してガクブルの吟醸。
「おおおおお墓があるでござるよ……」
「そういえば、このテのドリームイーターは欲求が激しいですからな。自分の驚きが通じなかった相手に怒りを覚えて、優先して狙ってきたりするやもしれませんぞ。相手はゾンビなる存在でございますから、ゾンビが仕掛けてきそうなドッキリを想定したり、ゾンビが好きそうな挑発をかけてみたりと、色々試行錯誤してみて下さいませ」
 地の利を考えたり、敵の性質をうまく利用できれば、有利に戦えるかもしれないぞ。
 ただ、このドリームイーターはゾンビといえど、やたらと歩く速度が速いらしい。油断をせずに気をつけてほしい。
「くくくく国の宝、お子様を守るため、頑張ろうではござらぬか!」
 吟醸も一緒するが、このまま同行するので合流の必要はない。
 万寿もガッツポーズで見送った。
「いざ、ゾンビ討伐でございます!」


参加者
来栖・カノン(夢路・e01328)
シェナ・ユークリッド(ダンボール箱の中・e01867)
サイファ・クロード(零・e06460)
イクシード・ドッグマン(迷いの獅子狗・e29451)
イリス・オオトモ(冬虫花想・e30149)
月守・黒花(黒薔薇の君・e35620)
獅子宮・愛理(バールが恋人・e35639)

■リプレイ

●夜の散歩道
 現地到着の後、すぐさま誘導ルートの確認に移るケルベロスご一行。
 光を頼りに上空から舞い降りた来栖・カノン(夢路・e01328)は、ボクスドラゴンのルコが走り寄ってきたのを横目に、何かあった時のためにと各携帯電話に仲間のナンバーを登録しているメンバーに声をかけた。
「違法駐車の車を発見したよ。細い道にすっぽり入り込んで、動けないみたいだよ。ここの道は避けた方がいいかもだよ」
 シェナ・ユークリッド(ダンボール箱の中・e01867)が用意したライトで行く道を照らす。
「それじゃあ、お墓でかくれんぼして、ゾンビさん釣ってきて頂けるの待ちますね」
 囮・誘導組と待機組に分かれるということだ。
 待機組のシェナに続くのは、イクシード・ドッグマン(迷いの獅子狗・e29451)と、彼のオルトロスのシシ、イリス・オオトモ(冬虫花想・e30149)、月守・黒花(黒薔薇の君・e35620)と、獅子宮・愛理(バールが恋人・e35639)、彼女のシャーマンズゴーストである下僕壱号』、最後にサポートの日之出・吟醸(レプリカントの螺旋忍者・en0221だ。
 囮・誘導組はディフェンダー二人と補佐一人の構成で、サイファ・クロード(零・e06460)とカノンが囮となり、マリー・ブランシェット(銀朱・e35128)が補佐ということになる。
「それじゃあこちらも、行きましょう」
 ケロリとしているマリーを見ながら、ゾンビが苦手な様子の吟醸がガチガチになって口を開いた。
「よよよよくそんな平気なお顔で……」
 それを聞いたサイファがニヤニヤ笑いながら答えてやる。
「んなこと言ってもよぉ-、ケルベロスだから、もっとエグい敵とか見たことあるしなあ」
 確かに。見回した所、このメンバーでガクブルなのは吟醸一人のようだ。要するに、これだけビクビクしていればターゲットになる確率も極端に下がろう。
 悠長に話している場合ではない。遠目に人影が写り、ライティングされた景色の中で異様な空気が漂ってきた。
 のろのろ、のろのろと動いている姿は、よくある映画の1シーン。一同の頭の中に『ゾンビだ!』という言葉が浮かび上がると、各々の役回りに移りはじめた。
 思ったより早めに登場したゾンビに、慌ただしく夜が始まる。

●くねくね
 周囲は住宅が並んでいるため、ここで戦うわけにはいかない。
 待機組が急いで墓に向かう間、囮・誘導組のサイファとカノン、補佐のマリーがゾンビの進路を墓に向けさせるために前へ出る。
 遠目から見た所、タンクトップにスニーカー姿のゾンビは違う意味でとアグレッシブに見え、怖いというかシュールというか、マリーは内心あらあらと思っていた。
 ものすごい脚力で歩いてくるらしいと情報があったが、今見るゾンビはよくいるのろのろゾンビのようで、緊張感もほとんどなくイマイチ迫力に欠ける。
 お互い顔を見合わせて肩をすくめ、それでは挑発でもしてみようかとなった。
 まずサイファが大声でわざとらしく怖がってみせる。
「いやだ、ゾンビ怖いよう……来るなぁ!」
 のろ、のろ……。アーだのウーだのの妙な声が聞こえはするが、けだるいシルエットは相変わらず鈍い。
 何事かと思ったご近所の二階窓が開いたので、マリーが挨拶をしてそれを制した。
「ケルベロスですー。ただいま討伐中のため、危険なので自宅から出ないで下さいねー」
「なんか拍子抜けだな」
 そのほのぼのした光景を鼻で笑ったサイファの視界に、クラウチングスタートをキメたゾンビが猛スピードで迫ってくる姿が入り込んだ。
「うおおおおお!? 何で競歩でクラウチングスタート!? ……つーか早ぇ!?」
 突如として時間の回転が速くなったシーンに驚きはしたが、カノンもマリーも余裕で構え、その体当たりをひらりと避けた。
「ひゃいっ! い、いきなり何ですかもうっ……」
 マリーが社交辞令のように驚いてやると、ゾンビは嬉しそうにアヘアヘと笑った。
 かなり知能が低い。演技でも喜んでくれるようだが、どのあたりまでが許容範囲なのかも探りたい。
 カノンが腕を組んで言った。
「今の時代、走るゾンビなんてものは当たり前だし……爆発するゾンビや動物のゾンビ、ゾンビを呼ぶゾンビなんてものもいるんだから。君みたいな歩くのが早いだけの時代遅れ、驚く訳がないんだよ?」
「バーーーー!!!」
 怒った。挑発はかなり利く。というか効き過ぎて、カノンにターゲットが固定されてしまった。
 バーの奇声と共に飛びかかられ、それを避けようとしてうっかり靴のかかとをアスファルトの凹みに引っかけてしまう。そのまま尻餅をついたが、そこを思い切りゾンビが覆いかかった。
「あっちょっまっ近いんだよううう!!!」
 流石のケルベロスでも、腐った顔を間近で見るのはご勘弁とばかりに手にしたバールで殴りつける。
 ゾンビの首が半回転している間に3人は急いで体制を整え、距離をとった。
「ヴボアーー!!!」
 怒ってる! 再びくねくねと競歩を始めると、あっという間に距離が縮まった。
 このまま走って墓地まで向かえば、相手はついてくるに違いない。このスピードならばすぐに到着できるだろう。

●セメタリー
 こちら、待機組。
 一般人がいないか見回ったが、この付近にはいないようだ。念のため墓地周辺の人払いも終わらせ、キープアウトテープを入り口だけ残して張ってから、隠密気流など施して物陰に隠れる。
 ライトが消えてひっそりとしている墓地は大層気味が悪く、遠くから囮・誘導チームの悲鳴や足音が小さく聞こえる度に愛理は心なし気分が悪くなるようで、シャーマンズゴーストの下僕壱号を脇に抱えていた。
「やっべー、マジでゾンビとかいたんだな……ぺーぺーケルベロスのあたしにとってはマジビビり案件、みたいな?」
 見かけはライオンのようにたくましい雰囲気の愛理であったので、ゾンビの怖い吟醸は安心感を得るために近くに座っていたのだが、意外に怖がっている様子で『流石こう見えても女の子』と内心思っていた。口が裂けても言えないが。
 黒花は非常に落ち着いていたが、何か熱く燃えるものが胸中にあるらしい。
「スピード勝負では負けたくありません、が……今はそんなこと言ってる場合ではありませんね。とにかく倒しましょう」
 比較的、真面目な脳筋馬鹿の側にいる方が安心感は得られるかもしれないと、少しずつ座る位置をズラしていく吟醸。
 シシと共に隠れているイクシードの声がどこからか流れてくる。
「普通はどんどん増えていくが……まあ、今回は一夜で終わりだ」
 今日のゾンビは1体だ。パウダー的要素も、噛まれて感染もない。安心、安心。そうは思っていても、場所が墓地だけに、何かしらのきっかけで増えてしまいそうな不安感はぬぐえない。
 そうこうしているうち、墓地の入り口方向からバタバタと足音が入り込む。
 来た。
 カノンを筆頭に、サイファとマリーが駆け込んで来ると、それを追いかけてやってきた競歩ゾンビが猛スピードでキープアウトテープの内側に進入。それが合図となり、待機チームが一斉に飛び出してライトを当てた。
「ブオ!?」
 一瞬目の前が真っ白になったゾンビが足を止めたのを見て、囮・誘導組が振り返る。
「……びっくりすると思った? 全っ然、怖くないもんねー、ばーかばーか! ゾンビとか映画で見飽きてるしー?」
 サイファに続いてカノンも舌を出す。
「今驚いたのは演技だったんだよーっだ!」
 怒ったゾンビにサイファは内心ビビって身構えたが、マリーが武器を構えた。
「無事に誘導出来ましたし、ここからは独壇場と行かせてもらいますよ!」
 位置を変えたマリーの背後、イリスがライトニングウォールで前衛に耐性をつけると、ディフェンダーとクラッシャー達が即座に攻撃に入った。
 シェナが両手で光を集め、水灰色の記憶を放った軌道にサイファが隠れながらドレイン攻撃。
「Gotcha!」
 連続で攻撃をたたき込まれたゾンビは衝撃に声を上げたが、間髪入れずにカノンがエアシューズで滑り込み、スターゲイザーで追い打ちを食らわせると、ルコも主人に続いてボクスタックルで駆け込んだ。
 隠密気流からイクシードが姿を現し、縛霊撃を連投。ゾンビはこれをはじいてから飛び退き、シェナの背後についた。
 慌てて振り返った彼女の目の前にゾンビの顔だ。思わず小さく悲鳴が漏れた後、どこから出したのか消毒液を噴射しまくり、その場から大きくジャンプをして着地する。
「ゾンビさん、見た目によらず歩くのマッハでびっくりです! まるで台所の黒い悪魔です、れっつ消毒です!」
 体勢を低くして、警戒するようにイクシードが怯えた唸りを漏らしている。
「なんと言う速さか……驚き桃の木」
 チラリと視線を墓地の入り口に投げたのは、敵の脚力を注視したからだ。逃走を防ぐ位置どりを気にした彼はシシをけしかけ、その隙に背後の逃げ道をふさぐ形で更に身を低くした。

●灰となる
 仲間との連携もよし、火力よし、連続で攻撃がたたき込まれているのを見て、サイファはどことなく余裕を感じていた。
 アヴァだのエヘだの妙な奇声を発して攻撃してくるゾンビも大したことはないなと思っていると、心の中の声が外に漏れた。
「ははっ、ヨユー」
 一同が『あ、これ、ゾンビあるあるの、油断をしたらやられるパターンや』と思ったのもつかの間、機敏にバックターンで向きを変えたゾンビは、こともあろうに背後のサイファに噛みついてきたのだ。
「にぐ……!」
「あいだだだだ!」
 キレのあるステップといい、新鮮な肉に対する貪欲な姿勢といい、生前は良いスポーツマンだったろうイメージがわき起こる。思わず黒花がライバル心を燃やして、ギリィとなったほどだ。
「やりますね! でもこれはどうでしょう!」
 言うや熾炎業炎砲をぶっ放すと、避けようとするゾンビを追って走り始める。
「ちょちょちょっとちょっと! 黒花ちゃん落ち着いてぇ!」
 今まで身を潜めて大人しくしていた吟醸であったが、ヒートアップしている黒花を前にツッコミが足りねえ! と言わんばかりに止めにかかった。
「ゾンビはかねてから人間の敵と見なされている強大なライバル! それにスピードで負けるわけにはいきません!」
 どちらかと言えば、人類のためというよりスピード勝負が理由だろうが、そんな黒花にお構いなしのイリスは、業炎に熱がるゾンビを祈りのポーズで哀れんだ。
「まあ、何て俊敏なゾンビでしょう。怨敵退散!」
「すごい芝居がかってる! 愛理ちゃん、ドン引きしてないで何とかしてでござるよう!」
 愛理はエーという表情を見せてから、燃えてドロドロしてきたゾンビを見直した。
「うわー触りたくねぇ……おら! 下僕壱号、気張っていけよ!」
 一瞬えっ!? となった下僕壱号だが、一応主人の命令には忠実だ。しかも親切なことに、神霊撃で怒りを自分に向けてやる。
 よろけたゾンビが勢いよく回転している所で、遠くから吟醸がトドメトドメと騒いでいる。仕方なく愛理が手短な武器を手に取り、力を込めた。
 そう、それはやはりエクスカリバール。ゾンビといったら、バールのようなもの!
「身近な物で化物を倒す! それがジャパニーズホラーの王道だぜ!! くらえバリケードクラッシュ!!!」
 ライオンのギャオウという雄叫びが聞こえたような錯覚の後、バールの先端がゾンビの頭を打ち砕いた。
 曲がった部分がめり込んだ後は、見たくない方の視界に、自動的にモザイクがかかりました。

 壊れた墓石を見ながら、イクシードが申し訳なさそうに片合掌をしていた。
 ヒールを持っているメンバーは周辺の修繕をしながら、そうでない者は倒れた石を元通りの位置にしたりと、最後の任務にとりかかっている。
「やっと終わりましたー。では皆さん、帰宅しましょう」
 言うなりシェナが入り口とは逆方向に向かったのを、さりげなくマリーが止めてやる。
 お疲れ様―と歩き始めると、サイファが吟醸に声をかけてきた。
「もしかしたら、お化けとか怖い系?」
 それからコッソリ耳打ちで。
「オレもなんだ。怖いよりもびっくりするのが苦手というか。今度一緒に遊園地とか行こうよ。お化け屋敷とか行っちゃう?」
「分かる。怖いのと驚かされるのは別口でござるのよね!」
 二人が修行という名の遊び予定を組んで笑い合っていると、スピード勝負に勝利した黒花が、達成感に浸りながらこぼした。
「とても強大な敵でした」
 この火力を前に、大したこともなかったように思えたが、彼女の中ではそこが重要ではないのだろう。
 そして、サイファと吟醸の背後から言った。
「ゾンビの他にも、敵がいる……?」
 え? と振り返った一同。
 そんな気配はどこにもない。誰もおらず、平和な住宅街があるだけ。視線の先には、今まで戦っていた墓地が……。
 黒花の冗談なのだろうが、愛理が顔を引きつらせている。
「ちょっと、マジヤベーってそういうネタでシメんの……!」
「そうだな。さっさと帰ろう。本物が出てくる前に、な」
 イクシードもそれに乗ってやる。
 その空気に耐えられず、キャーと逃げ出した数名を見送りながら、黒花が笑っている姿を見て、他のメンバーはヤレヤレと苦笑いをこぼしたのでありました。

作者:荒雲ニンザ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年3月13日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 4
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。