尻からブースター

作者:氷室凛


 戦場と化し、荒廃した市街地。
 撤退中のケルベロスたちの前に、突如黒い影が飛び出してきた。
「おい、なんだあれ……変態か!?」
 ケルベロスたちは立ち止まる。眼前に現れたのは、やたらマッチョなダモクレス。黒光りする筋肉隆々の肉体は、無駄に精巧な作りである。しかもパンツ一丁ときた。
『変態とはずいぶんな言いようじゃないか』
 ダモクレスは合成音声で応じると、背後を振り返って手招きをした。直後、物陰から同じ姿の仲間がぞろぞろと現れた。
 筋肉野郎のダモクレスたちは、横一列に並んでボディービルダーのようなポーズを決める。
『見ろ、この肉体美……』
 ダモクレスたちは一斉に地面を蹴ると、尻から勢いよくブースターを放射しながら飛んできた。
「うわあああ、こっち来んな!」
 消耗していたケルベロスたちは、やむなく撤退を決意。そのまま敵に背を見せて逃げ出していった。
『また勝ってしまったか……』
『また筋肉で制圧してしまったか……』
 ダモクレスたちは深追いするつもりはないのか、口々につぶやくとその場から立ち去っていった。


「みんな大変です! どうやら指揮官型ダモクレスの地球侵略が始まったようです!」
 ヘリポートに集まったケルベロスたちの前で、笹島・ねむ(ウェアライダーのヘリオライダー・en0003) が慌ただしく切り出す。
「指揮官型の一体『マザー・アイリス』は、ケルベロスとの戦いの為に、コストパフォーマンスに優れた量産型ダモクレスを投入しようと、試作機を戦場に放っています。既にケルベロスがミッション終了後に撤退しようとした所を多数のダモクレスに襲撃されるといった事件も起こっています」
 敵は、ミッション帰還時の消耗したケルベロス、少人数で行動するケルベロス、練度の低いケルベロスを中心に狙って攻撃してくる為、少なからず被害も出ているのが現状だ。
「量産型ダモクレス『ガニメデフォース』が、ミッション地域の外縁部に潜伏して襲撃活動を行っているので、みんなはその潜伏場所に踏み込んで撃破してください!」
 敵の数は合計八体。重厚な筋肉野郎で、格闘が得意。
 戦闘能力はどの個体も同じである。
 技の外見が異なる場合があるが、敵が使用するのは全て『降魔拳士』のグラビティに準拠した技だ。
 ねむはくるくると地図を広げる。
「敵が潜伏しているのはこのエリア――廃墟となったビル街です。敵は一ヶ所に固まって潜んでいるので、みんなはこのエリアを探索して、敵を見つけ出して奇襲を仕掛けてください!」
 奇襲がうまく成功すれば、戦闘時の初動で優位に立ち回ることができるだろう。
「敵は脳筋なので隠れるのはあまり得意ではないようです! 落ち着いて探せばすぐに見つかるはずです。それでは、よろしくお願いしますね」


参加者
空国・モカ(街を吹き抜ける風・e07709)
日帝・泰山(白鴉・e15428)
緋・玉兎(天才たまちゃん・e22809)
岩櫃・風太郎(閃光螺旋の双銃猿忍・e29164)
デリック・ヤング(渇望の拳・e30302)
豹藤・空牙(スッパ忍者・e32875)
エング・セナレグ(レプリカントの鎧装騎兵・e35745)

■リプレイ


 傷んだアスファルトの路地を、冷たい風が撫でていく。
 破壊の跡が生々しく残ったビル街を、ケルベロスたちが忍び足で進んでいく。辺りを見回しても、生き物の気配は全くしない。
「ぐぬ、団長の宿敵でござるか。それにしても、ガニメデって、たしか『木星』配下の『ガリレオ4』の一員で、奴もイオ同様に量産じゃなかった記憶があるでござるよ」
 豹藤・空牙(スッパ忍者・e32875)がつぶやく。風が吹き抜けるたび、彼の首元の赤いマフラーがひらひらとなびいていた。空牙はさらに続ける。
「『水星』や『地球』の対応で団長やレナ殿が留守している時を狙うとは、空気を読んでないでござるよ……」
「いずれにせよ『筋肉ハゲの尻からブースター』とか根本的に常軌を逸しておるでござろう。もはや事案でござる」
 岩櫃・風太郎(閃光螺旋の双銃猿忍・e29164)は苦々しげに笑いつつ、隠密気流で気配を殺して仲間と共に周囲の捜索にあたっていた。
「めんどくさいのぉ……どうせ廃墟じゃし焼き払ってしまえばよかろうなのじゃ」
 だぼだぼのスーツ姿の緋・玉兎(天才たまちゃん・e22809)は、ぶつくさとぼやきながら、電柱にぴったり張り付いてこそこそ辺りの様子を確認する。
「まあ、一般人を巻き添えにする可能性は皆無だからな……」
 エング・セナレグ(レプリカントの鎧装騎兵・e35745)は鋭い眼差しで付近の市街地を見回し、こう続けた。
「『ガニメデフォース』、行動こそ不可解な点は多いが、8体という数の時点で十分脅威に値する。お互いにフォローできる陣形にしておこう」
 気配を忍ばせ、静かに捜索を続けるケルベロスたち。
 やがて異様な光景が目に飛び込んできた。
 色黒のパンツ一丁のハゲマッチョたちが、立ち並ぶ街灯にへばりついている。
「まさかあれで身を隠したつもりでありますか!? 敵機確認……情報通り、脳筋モリモリマッチョマンの変態でありますね」
 白い軍服をまとった日帝・泰山(白鴉・e15428)は仲間のほうを振り返り、帽子のつばを手で持ち上げながら小声で告げる。
 あの筋肉野郎たちは図体がデカいので、街灯に隠れたところでほぼ丸見えである。
「ほんとなんなのあれは……もしや見た目で制圧できるかの試験なのかな……それならある意味で成功してるとも言えなくもないかも。ああ、一つ言わせてもらえれば『キモイ』」
 リフィルディード・ラクシュエル(集弾刀攻・e25284)は怪しげな集団を見てげんなりしつつ、少し大きめの銃――桜蘭を左手に構える。
 ケルベロスたちはそのまま敵群の背後へとじりじり忍び寄り、タイミングを計って一斉攻撃を仕掛けた。
 敵に気取られることなく背後を取ったケルベロスたちは、余裕をもって先制攻撃を叩き込んでいく。数多のグラビティが弾け、カラフルな光が散る。
「筋肉だけで闘いの全てが決まると思うなッ! ……あと、せめてブースターは足裏から出せ!」
 空国・モカ(街を吹き抜ける風・e07709)は一応ツッコミつつ、敵のほうへと駆けていく。
「パンツだけは……許さない! ビキニパンツよりふんどしの方が上だと教えてやるぜッ!」
 好戦的なデリック・ヤング(渇望の拳・e30302)は、戦いが始まってテンションが上がっているのか、よく分からないことを口走っていた。


 ケルベロスたちのグラビティが弾け、道路を削って爆風が上がる。
『敵襲だ、気をつけろ!』
 量産型ダモクレス「ガニメデフォース」の合成音声が響く。
 不意打ちに動揺を見せる敵たちへ、リフィルディードが容赦なく詰め寄る。彼女の左手には桜蘭、右手には刀が携えられている。
「プリマヴェーラテンペスタ!」
 リフィルディードは両足で地を踏みしめたまま、背に光の翼を生やした。そしてその翼をエネルギー体へと変換し、前方に放射する。
 鮮烈な光線が突き刺さり、ダモクレスの重厚なボディに亀裂が走った。光の残滓が舞い、桜の花びらのように淡く輝く。
 一瞬遅れて、鉄屑と化した敵が無残にもガラガラと崩れ落ちる。
「全て消し飛ばしてくれよう!」
 さらに風太郎がグレネードランチャー型ライフルを二丁構える。
「ドーモ、エイプニンジャでござる。……泰山殿、そっちに流れた敵は頼むでござる」
 風太郎はニヤリと笑い、引き金を絞る。光の奔流が放射状に広がり、敵の前衛を焼いていった。
 だが一体のダモクレスが光の中から飛び出してきた。見た目通り屈強である。尻からブースターを噴出しながら、三角座りの姿勢で飛んでくる。
「了解でありますよ! 岩櫃殿!」
 泰山は、バッと片手を掲げる。
「ええい、ただしブースターは尻から出るという奴でありますか!」
 泰山はダモクレスの頭を掴み、思いっきり投げ返す。それから彼女は手を広げ、艦載機、艦上機、戦闘機を次々と具現化させた。大量の機体が泰山の意思に呼応し、滑空しながら敵へ集中砲火を浴びせる。
『ぐっ……!』
 ダモクレスは上腕二頭筋をひくつかせる。
「筋肉をプルプルさせるなでありますーー!!」
 泰山は勢いよく拳を突き出す。すると周りの機体が全て敵めがけて一直線に飛んでいった。全ての機体が自爆攻撃を仕掛け、絶え間なく爆発が沸き起こる。
『おい、無事かブラザー!』
『なんてことだ……ブラザーが二人やられた!』
 ダモクレスたちは怒りに震えながら、地面を蹴って尻から火を噴き、飛び刺さり蹴りを放つ。
 前衛の味方が応戦する一方、空牙は後方から螺旋氷縛波を撃った。凍てつく螺旋が敵の体を捉え、藍色の氷がシャリンと広がる。
「てめぇら、よりにもよってビキニパンツだと……? 引き締まった肉体に映えるのは、穢れなき白ふんどしに決まってるだろうが!」
 デリックは激怒し、突然服を脱ぎだした。彼は寒空の下、ふんどし一丁になって腕組みをし、堂々とポーズを決める。
「俺は地球に来てふんどしに出会って、まあ色々とあって心に目覚めたんだ……今では根っからのふんどし愛好家だぜ。だからパンツ姿の敵は許さん!」
 デリックはふんどし姿のまま華麗にスターゲイザーを放つ。
『フッ……なるほど。ではお前をねじ伏せてパンツの正しさを証明してやろう』
 パンツ一丁の筋肉野郎も拳で応じる。
「ソイヤァァー!!」
 デリックは敵の顎に蹴りをねじ込み、空高く打ち上げた。デリックは空を見上げながら、ドヤ顔で拳を掲げる。
「なんで変態どうしのバトルを見なきゃならんのじゃ……」
 玉兎は地面を蹴り、ビルの外壁を伝って駆け上がり、ペトリフィケイションを放った。眩しい魔法光線が敵を射抜く。
「来るぞ、気をつけろ」
 モカはとっさに味方に告げた。その直後、ダモクレスたちは拳を振り上げながら突撃してきた。ブースターを駆使し、地面を滑ってくる。
 モカはその中の一体の頭を掴み、そのまま螺旋掌を叩き込んだ。硬質な額がひび割れ、機械の頭が内側から崩壊する。
 他のダモクレスたちがなおも距離を詰めてくる中、エングは敵の進路に出て真向から突進し、キャバリアランページを放った。
 急加速を用いた体当たり――危険も伴うが、油断していたダモクレスたちはかき回され、転倒する羽目になった。
『くっ……今のはなかなか豪快な筋肉技だったな』
「いや、俺レプリカントなんだが……」
 関心するダモクレスに、エングがつぶやく。


 ケルベロスたちは初動の奇襲攻撃に成功したのも相まって、一体、また一体と確実に敵の数を減らしていった。
 しかし仲間が倒されても、ダモクレスたちは余裕の態度を崩さない。
『俺たちの筋肉をもってしてもここまで苦戦するとは……どうやら本気を出すしかないようだな』
 ダモクレスたちは横一列に並んでむさ苦しいポーズを決める。すると全身がテカテカに光り、体の傷が消え去っていった。
「外見をリアルに作る前に、オツムのほうをどうにかすべきだったな」
 モカは敵の目の前へ飛び出す。
「私の前に立ち塞がるならば、全力で斬り刻む!」
 モカはそのまま手刀を振り上げる。が、すぐには攻撃を仕掛けず、相手の周囲を素早く駆け回って翻弄する。ダモクレスが視線をさまよわせて混乱し始めたところで、モカは手から刃を出し、手刀を振り下ろした。
 ダモクレスは初撃こそ辛うじて拳で防いだものの、続く連撃を全て受けてしまった。手刀の乱舞が鋼鉄の体を切り裂き、砕いていく。
 死した敵の残骸が散る中、新たな敵がモカのほうへ駆けてきた。だが仲間たちが素早くカバーする。
「泰山殿、参るぞ!」
「了解であります!」
 風太郎が声をかけると、泰山は二丁の狙撃銃を構え、豪快にぶっ放す。幅広の光線が閃き、敵の群れを飲んでいった。
「銀河の輝きを螺旋に変えて、裁きの光で貴様を貫くッ――」
 眩い光が弱まったところで、風太郎は二丁の愛銃を左右から打ち付け、変形合体させた。
「――ギャラクシィーブライトォッ! ニンジャッ! スパイラルドライバァァーッ!」
 風太郎は姿勢を低く保ち、杭状の銀河光の螺旋を打ち込む。
『こんなもの、粉砕してくれる!』
 ダモクレスは拳に光を宿し、パンチを繰り出した。しかしその腕は螺旋に引き裂かれ、ばっくりと割れてしまった。螺旋はそのままダモクレスの胴体部分をも切り裂いていく。
 スッパリ斬られた筋肉野郎は爆発に巻き込まれ、無残に玉砕していった。それを見た風太郎は満足そうに笑みをこぼし、拳を握る。
 だが、それでもめげずにダモクレスたちはブースターをふかして特攻してくるのであった。
「下手に隙を見せたらいけないよ?」
 リフィルディードは、突っ込んできた敵の頭へ銃口を向ける。
「しかし、なんでこんな変態性の高い存在が出来たんだろ? こんなのでもダモクレス的には真面目なんだろうなぁ」
 リフィルディードは敵の頭に狙いを定めて引き金を引いた。頭が吹き飛び、首の辺りからボワッと炎が噴き出る。ダモクレスは宙を舞い、しばらく尻と首から炎を吹き続けた。
『ブラザー、なんて姿だ……ワイルドすぎるぜ!』
 ダモクレスたちは敬礼してその様子を見守っている。
「おぬしら……ほんっとうにノンキじゃのう」
 玉兎は呆れたように首を振ると、いきなりスーツを脱ぎ始めた。白い素足があらわになる。
『おい、どういうつもりだ……まさかお前も変態だったのか!?』
 ダモクレスたちはドン引きし、硬直する。女性がいきなり脱ぎ出したのだから驚くのも無理はない。
「誰が変態じゃあああ! おぬしらと一緒にするなあああ! スーツを汚さないように脱いでるだけじゃ!」
 玉兎はワイシャツ一枚になると、裸足のままぺたぺた駆け出す。ダモクレス達は、そんな彼女へ尻を向け、ブースターを一斉掃射して迎撃する。
 玉兎は炎の波に飲まれてしまったが、攻撃グラビティではないので大事には至らない。服が多少焦げる程度で済んだ。
「やはり脱いでおいて正解じゃったのう――貴様の弱点はここじゃぁ!」
 天才を自称する玉兎が繰り出したのは、破鎧衝による物凄いカンチョー。
『ぐあああっ!』
 構造的弱点(肛門)を穿たれた敵は、尻を抑えたまま垂直に飛んでいった。
「そんなに筋肉技が好きなら、拙者の拳をくれてやるでござる」
 空牙は電柱の上から飛び上がると、空中で拳を振り上げた。手に重力を宿し、重い一撃を繰り出す。
 ダモクレスはとっさに腕を掲げ、何とか防いだ。
『ふんっ……!』
 そのまま力が拮抗する。ダモクレスは歯を食いしばって何とか持ちこたえるが、腕のほうが耐え切れず、亀裂が広がっていった。
 空牙はさらに力をこめ、相手を弾き飛ばす。ダモクレスはビルの外壁に激突して地面に落ち、そのまま二度と動くことはなかった。
 一方、残る敵たちは決死の覚悟で攻撃を仕掛けてくる。
「やはり狙われたか……。だが、それも想定済みだ……!」
 エングはダモクレスたちの拳を刀で受け流し、味方の被害を食い止める。だが捌ききれず、強烈な一撃を何度もその身に受けていた。
「ッ……だが戦線の維持が俺の役割だ!」
 エングは天を仰いで咆哮を上げ、自己回復する。そしてテレビウムにもヒールを施させ、何とか持ちこたえた。
 ダモクレスが飛び蹴りを繰り出してきたが、エングは落ち着いて刀の腹で受け止め、薙ぎ払って転倒させる。
「終わりだ! お前らふんどしじゃないから、こういうことになるんだ」
 デリックはふんどしをなびかせながら敵へと迫り、その胸に降魔真拳を叩き込んだ。
 ダモクレスは吹き飛び、仰向けに倒れ込む。
『馬鹿な……俺たちが負けるなんて……筋肉が足りなかったのか……ッ!?』
「いや、だから、ふんどしじゃないからだつってんだろうが!」
 デリックが叫ぶ。
 ダモクレスはそこで力尽き、その腕は力なく地に垂れた。


「恐ろしい敵でありました……いや、ある意味本当恐ろしかった……」
 周辺のヒールをしつつ、泰山がつぶやく。
「よもや、このパンツの中に機密事項が……?」
 一方、風太郎は敵の残骸を前にしつつ、深い葛藤を抱いていた。
「やめるであります。そんなところに機密事項があるわけないでしょう!」
 泰山は風太郎の手首を掴み、制止する。
「そ、そんなの見てみないと分からないでござる!」
 しかし風太郎はなおも希望を捨てきれない様子であった。
「それにしても一体どうなっているでござる? なんでこいつらが量産化しているのでござるか?? 団長が戦ったイオも量産化されていたようでござるし……」
 空牙は荒れた路地に散らばった鉄屑の破片を眺めながら、こう続ける。
「イオに引き続き、ガニメデも量産ってことは、残りの2体、エウロパとカリストのガリレオ4全てがこぞって量産となっている可能性が高くなってきているでござるね」
「やれやれ、全く……次から次へとキリがないな」
 デリックはふんどし一丁のまま腰に手を当て、難しい顔をする。
「いや、いいから服着ろよ」
 エングは背後からデリックの頭を、スパーンと手で叩いた。
 ヒールを終えたケルベロスたちは、静かに帰途へつく。荒れた市街地は不気味なほどに静かであった。

作者:氷室凛 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年3月11日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 7
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