首無しの亡霊

作者:雨乃香

「くそ、あいつ等馬鹿にしやがって……」
 男は暗い夜の山道の路肩にバイクを止め、携帯端末を弄りながら悪態を吐いていた。
「今日こそアレを撮影して、証明してやる」
 ブツブツと呟きつつ、男はバイクの車体についた傷を忌々しげに撫で、その視線を暗い道路へと向ける。物音一つしない静かな山中。
 明かりもないその道をわざわざ通ろうという変わり者はいないらしく、男はただ端末を片手に忍耐強く待っている。
「くそ、なんで現れねぇんだ……確かに俺はこの目でみた、噂通りの首無しのライダーを……」
 苛立ちをぶつけるように男はアスファルトの地面を叩く。
「私のモザイクは晴れないけれど、あなたの『興味』にとても興味があります」
 その鈍い音を掻き消すように響く声、男がそれに気付き振り返るより早く、その胸元に鍵が突き立てられる。
 自分の背後に現れたのが何者なのか、それを確認する間もなく、男の体は冷たい地面の上にゆっくりと崩れ落ちた。

「古来より怪談というものにはある種一定のパターンやお決まりがあるものです。後の時代、それがほんの少しだけ形をかえ、現代に蘇るというのはよくあること、ですね」
 くるくると人差し指を回しニア・シャッテン(サキュバスのヘリオライダー・en0089)は得意気に語る。
「首無しライダーという都市伝説もまたその一つでしたが、またまたそんな都市伝説がリメイクされ、興味を持った善良なライダーがドリームイーターに襲われてしまったようです」
 その結果現れた新たなドリームイーターは、バイクに乗っていない首無しライダーなのだ、とニアは興奮気味に話を続ける。
「なんでもそのライダーは夜な夜な山道に現れては他人のバイクを奪おうとピアノ線を張り巡らせたり、あるいは、ライトで目を焼き転倒させるのだとか。いくら人通りのない山道とはいえ、とても放置していられる案件ではないでしょう。皆さんにはこの首無しライダーを倒してきて欲しい、というわけですね」
 そうすれば被害者の男性も目を覚ますはずです、とニアは捕捉すると、そのまま詳しい説明へと移る。
「先ほども言ったとおりこのライダー、バイクに乗ってないんですよね。何でも死んだ時に首と共にバイクも失くしてしまったのだとか……だから同じライダーを襲い、バイクを手に入れ、首を探そうとしているのだとか。ライドキャリバーに騎乗していけばあちらから積極的に襲いかかってくるのは間違いないでしょう」
 囮作戦に使えるかもしれませんが、少々ゾッとしないものがありますがとニアは自らの首を撫でつつ、敵の特徴についても軽く触れる。
 見た目はタイトなライダージャケットに身を包んだ女性で、文字通り首から上が存在しないため、一目見ればまず間違えることはないでしょうと、説明する。
「怪談にもツーリングにもまだ早い時期ではありますが、夢喰いにはそのような風情はわからぬものなのでしょうね。ですのでまぁ、これを気に皆さんが体に教えてきてあげてください。二度と生かされることはないでしょうけど、ね?」


参加者
レーグル・ノルベルト(ダーヴィド・e00079)
相馬・竜人(掟守・e01889)
チャールストン・ダニエルソン(グレイゴースト・e03596)
ルース・ボルドウィン(クラスファイブ・e03829)
アルルカン・ハーレクイン(道化騎士・e07000)
久保田・龍彦(無音の処断者・e19662)
錦織・海(廻・e30356)
十六夜・刃鉄(一匹竜・e33149)

■リプレイ


 寒い夜だ、とレーグル・ノルベルト(ダーヴィド・e00079)は流れていく冷たい空気を受けながら思う。
 星と月の明かりこそあれど深夜の山道は暗く、彼の跨る大型バイクのヘッドライトが道を開くかのようにその行く先を照らしている。
 まだ冬の寒さを残す季節、いかに対策を取ろうと走り続ければ体は芯から冷えて行くのは避けられない。
「そろそろ一旦止めるか?」
 走行中レーグルの耳へとイヤホン越しに届くその声は、隣を併走する相馬・竜人(掟守・e01889)のもの。互いに乗りなれた愛車とはいえ、初めて走る街灯も乏しい山道だ、幸い路面が凍結している様子はないものの、用心をするのに越したことはない。
「そうだな次のカーブの先に自販機があったはずだ、そこで休憩にするか」
 事前に頭に入れておいた走行ルートを思い出しながら、レーグルはスロットルを開ける。既に走り始めてそれなりの時間が経っていた。この辺りで一度体を温めておかねばいざと言う時に対応できないかもしれない。
 二人ともツーリングを楽しむためにこの様な時間帯に態々愛車を走らせているわけではない。この山道で囁かれる噂、それがドリームイーターとして実体化してしまったという報を受け、彼等はこの様な場所まで出向いてきていた。
 先にカーブに入ったレーグルの運転が丁寧なのに対し、竜人のそれは粗いものの、速度は十分にでている。
 傾けた車体を戻し、二条の光が真っ直ぐに奔るのと交差するように、突如闇を裂いて、酷く明るい光が闇夜になれたレーグルの視界を目掛け襲いかかった。
 光に目が眩みながらも、幸いにも場所は開けた直線。
 せり出す木々に頭上を覆われ、一層車道は暗いものの、下手にハンドルを切らない限りは転倒の恐れはない。
「現れやがったか……!」
 眩しさに目を細め、何とか見通す先に、竜人は車道に立つ首の無い人影を見つける。
「こちら囮役、目標の出現を確認っ、ッ……!」
 同じくその姿を視認したレーグルが通話を繋げたままの仲間達へと目標の出現を伝えようとした直後、ハンドルを切り、車体を無理に傾け姿勢を下げる。
 横滑りする車体、傾いた視線でレーグルは、ぎりぎりのタイミングで掻い潜ったピアノ線が後方に流れて行くのを見届け、次にくるであろう衝撃に備えた。
 大きな音と共に車体から投げ出される彼の姿を確認し舌打ちを一つ、竜人は先の人影と距離を詰める。
「やってくれるじゃねえか」
 歯をむき出し悪態を吐く彼は、目の前の敵を撥ね飛ばさんとすべく、バイクを加速させる。その距離は瞬く間につまり、車体がその体にぶつかるより早く幾筋もの輝く線が闇夜に煌くのを彼ははっきりと目にした。


「思いの他時間がかかっていますが、お二人は大丈夫でしょうか」
 路肩に止められた真っ黒なピックアップトラックの荷台から、アルルカン・ハーレクイン(道化騎士・e07000)は山肌の道路を眺めつつ薄い笑みを浮かべている。
「なんかあればあっちから連絡があるだろ……特になんもねぇな」
 運転席に腰掛け、一般市民から借り受けた車のダッシュボードを無遠慮に漁るルース・ボルドウィン(クラスファイブ・e03829)は特に暇を潰せそうなものがないことを悟ると、シートを倒して体を伸ばす。
「一旦連絡とってみるか」
 助手席に座っていた久保田・龍彦(無音の処断者・e19662)はそういって車から出ると耳元に手を伸ばしながら、囮を勤めるレーグルと竜人と軽く言葉を交わし、返って来る声に耳を傾け龍彦は言葉を返す。
「とりあえず、敵が出るまでは安全運転で宜しくなー、否が応でも安全じゃなくなる訳だし、な」
 茶化すような物言いに通話越しの二人は縁起でもないと、溜息を返し通話を終える。
「杞憂だったようですね。まぁおっしゃられた通り、このまま何もなく終わるなんてことはないと思いますが……」
「出てきてもらわないことには倒しようもねぇしなぁ」
 チャールストン・ダニエルソン(グレイゴースト・e03596)は荷台に寄りかかりながら、使い終わったキープアウトテープを弄びそう口を挟み、十六夜・刃鉄(一匹竜・e33149)は、出番はまだかとでも言いたげに、拳を打ち鳴らしている。
 そんな男所帯に溜息を吐き、立錦織・海(廻・e30356)はぶるりと身を震わせ仲間の位置情報に目をやる。
「このむさくるしい環境と冷える深夜のツーリングどっちがましだろうな」
 軽快に進む位置情報にささやかな羨ましさを感じ、そう零す海の言葉は誰の耳にも届いていないらしく、木々の揺れる音だけが静かに相槌をうつ。
 もう今日は現れないのではないか、そんな気すらしてくるほど、夜の山中は酷く静かで、変化の一つも感じられない。
 そんな静寂を突如破ったのは、慌しく立ち上がる龍彦の足音と、遠く、しかし確かに聞こえた長く響くブレーキの音。
「来たぞ」
 龍彦がそう仲間達に告げるよりも早く、既にケルベロス達はピックアップトラックの荷台や後部座席へと乗り込み、いつでも出発できる準備を整えている。
「ようやくおでましか」
「幽霊の季節まで待たずにすんでなによりです」
 そんな風に刃鉄とチャールストンの二人が軽口を交わす余裕があったのもそこまでのこと。
「お前等酔い止めは飲んだか? 舌噛まないように気をつけろよ」
 ルースはそれをいい終えるよりも早く、荒々しくアクセルを踏み込む。エンジンとタイヤの音が静かな山道にけたたましく鳴り響き、ケルベロス達の乗るそのピックアップトラックは、凄まじい速度で走り始めた。


「流石に手馴れてやがる」
 敵の攻撃に無理やりバイクから引き摺り降ろされた形となった竜人は立ち上がりつつ、道路に横転した自分の愛車に一瞬目をやり、派手な損壊がない事を確認すると、目の前の敵へと視線を移す。
「相馬殿の方も大事はないようだな」
「ああ、けどよぉ……覚悟してたとはいえ、腹の虫はおさまりそうにねえな」
 後方から、携帯端末を片手にやってきたレーグルの言葉に、彼は感情露わにし、射殺さんばかりの目で首のないそのライダーを睨みつける。その視線を受けても彼女の方は気にも留めてはいないのだろう、表情はなくともその体をしきりにバイクの方へ向けたそうにしている事から、レーグルと竜人の二人よりも、余程バイクの方が気がかりらしい。
「生憎と、他人に譲れるほど愛着のない品ではないのでな」
 彼女の前に立ちはだかり、身に着けた縛霊手から炎を噴出させながら、レーグルが呟くと、ライダーの方もようやく自分が罠にはめた相手が一般人でない事に気付いたのか、存在しない口元に驚いたように手を当ててみせる。
「その図々しさも拘りが無い所も気にくわねえなぁ……テメェの首と、バイクが待ってるところに送ってやるぜ」
 そのどこかわざとらしい彼女の態度も気に食わないらしい竜人は、苛立ちに歪む顔を隠すように仮面を被り、周囲に紙兵を展開する。
 それに合わせてレーグルも紙兵を周囲に待機させ、持久戦の構えを見せる。
 連絡を送った仲間が既にこちらへと向かっているのはわかっている、ならばそれまで敵をこの場に押し留めれば後は容易くケリがつく。
 それをしらないライダーは二人の慎重なその様子に警戒心を抱いたのか、じりじりと間合いを測り、すぐに仕掛けることはしない。
 息すらも止め、互いに睨みあう。
 首から上のない相手の表情や視線など読みようもなく、必然的に二人は彼女の一挙手一投足に神経を集中させることになる、彼女が軽く腕を持ち上げる度、彼等もまた構えを上げ、いつでも対応できることを示す。
 そんな睨みあいに痺れを切らしたのか、ライダーがついに動く。
 何もない空間を撫でるように振るわれる右腕。
 身構えていたレーグルが反応し咄嗟に両の腕を上げ、ガードを固めた瞬間、それらを掻い潜り見えないピアノ線が彼の首を切りつける。
 冷えた体表を流れる血の暖かさに驚いている暇などない。
 今度は目の前の彼女が左腕を振り上げている。
 咄嗟に、レーグルは光輪の盾を眼前に展開し、続く攻撃を防ぐ。ライダーはそれを受け、さらなる追撃に出ることはせず、向かい来る竜人に対し、意識を裂く。
 竜人が地を蹴り体を回し放つ斜めに蹴りおろす一撃、本来であれば首を狩るように軌道を描くそれはライダーの肩口を捕らえるのに留まる。しかし、重力を帯びたその一撃は敵の体を地へと縛り付ける。
 すかさず踏み込んだレーグルの攻撃をライダーは避けられないと瞬間的に判断を下し、彼女はは左腕で虚空を払う。レーグルの攻撃を打ち払おうとする動きではない。見えない何かを引く様な動作。
 同時に周囲の木々が振るえ、葉が音を立てて散ったかと思うと、地面から跳ね上がるピアノ線がレーグルの体を捕らえようと殺到する。
 それらの中から自らの動きを阻むものだけをレーグルは縛霊手で払い、受け、体を切り裂かれつつも敵に、蹴りの一撃をお見舞いする。
 強烈な一撃は敵の体を弾き飛ばし、道路を転がるライダースーツ姿のそれは、まるで交通事故にあった死体そのもののように見えた。
 だが、それは首が無くともゆらりと立ち上がる。
 油断することなく、必要以上に近づくこともせず、二人は敵の行動に目を光らせる。
 突如敵は脱兎のごとく走り出す。目指すのは倒れたままの竜人のバイク。しっかりと敵の行動を伺っていた二人からすればその前に立ちはだかる事など造作も無いことだ。しかし、しっかりと敵の姿を捉えていた故に、突如繰り出される、強烈なライトの閃光をまともにその目に受ける事となる。
 音でライダーがバイクを起こし跨ったことまでは理解できても、それを防ぐ手立てがない、焦る二人の耳に飛び込む、けたたましいエンジン音。


 それはバイクのものではなかった。
 次いで響くのは、耳を劈くタイヤの擦れる悲鳴。
「おら、いってこい」
 現場へと飛び込んできたルースの運転するピックアップトラックは狭い道幅を塞ぐように横滑りしつつ、バイクから距離をとって停車。テールを振りつつ急停止したその荷台からは慣性に放り出されるかのように、チャールストンとアルルカンの二人が逃走しようとする敵へと飛び掛る。
「まったく、運転だけでなく人使いも荒いですね」
 やれやれと、仕方なさげに呟きながらもチャールストンはバイクに跨るライダーの肩に手を置き、勢いを殺しつつ、そのまま足を地に着けると、するりとバイクから抜き取るかのようにその体を器用に投げて見せる。
 背中から地面にたたきつけられ、バネのように起き上がるライダーの視界から先ほどまで見えていたアルルカンの姿が消えている。
「形なき声だけが、其の花を露に濡らす」
 変わりに聞こえる歌声と、無数の斬撃にライダーはその足を止めざるをえない。
 その間に這い出るように車の後部座席から抜け出した海はそそくさと竜人とレーグルの元へと向かう。
「まったく、運転はくそ荒いし、むさいし最悪のドライブだったぜ。ま、お二人さんの首がついてる光景がみれたのだけが救いかね」
「俺としてはもっとスピード感あったほうがよかったかどな!」
「悪いことは言わないから車の免許だけは取るなよ……」
 ここに至るまでの車中の様子を思い出しつつげんなりしつつも二人の治療を続ける海と、彼らの前に立ち、それを邪魔させないようにと念のために構える刃鉄。
 二人の気の抜けるような会話に、気を張っていた囮役の二人は思わず笑いを漏らし、治療が終われば、再び敵と対峙するために前へと向かう。
「さて、形勢逆転させっぞ!」
 ケルベロス八人揃えば、バイクにも乗れない首無しライダーなど恐れる必要もないとばかりに、龍彦の声とともに放たれた冷気の弾丸がライダーの体を穿った。


「バイクに乗ってなかったら轢き殺せてたのによぉ、アンタ運がいな」
 ルースの言葉は本心なのか皮肉なのか、八人揃ったケルベロス相手に種の割れた罠だけで太刀打ちできるはずも無く、既にライダーの体は慢心相違であった。
 彼の打ち出す紫電の矢に体を貫かれ、膝をつくライダーの体力がもはや底を付きかけているのは誰の目にも明白だ。
「首無しというよりは、形無しというべきでしょうかね。その姿」
 ルースのその言葉に反応したわけでもないだろうが、彼女は力を込めもう一度立ち上がり、その体を一時バイクへと向け、すぐにまたケルベロスへと向き直る。
「死神の大鎌で、その未練を断ち切ってやらぁ!」
 叫びとともに龍彦が鎌を振り上げ切りかかる、それに対しライダーは迎撃すべく、遠方から彼の首を掻っ切るかのように腕を振るう。
「そんな糸叩き斬ってやる!」
 無数に襲い掛かるその線を、刃鉄の振るう刃から放たれた風が切り裂きながら進み、ライダーの体へと到達する。胸元が裂け、たたらを踏んだ彼女のその胸に吸い込まれるように、龍彦の握る鎌の切っ先が吸い込まれるように沈み込む。
 声すら発することの許されぬそれは、ただ静かにその体を横たえ、そして虚空へと消えていった。


 普段どおりの静けさを取り戻した山道の路肩、まだ夜明けには遠い暗いその場でランプを掲げ、レーグルと竜人の二人は、避けられぬ被害にあった自らの愛車を調べていた。この任決まった時、必要な処置は事前に施してはいたが、それで十全となるのであれば、誰も苦労などはしない。
 そんな二人の様子をチャールストンは興味深そうに眺めている。
「興味があるのか?」
「これで飛ばせばさぞかし爽快とは思いますが……」
 レーグルに問われ、チャールストンは目の前の重量感のあるバイクを前にふと、言葉を切り、
「非力なアタシには倒れたら起こせそうにないです、スクーターに乗って、近所のスーパーにでも行くのが関の山ですね」
 と、苦笑してみせる。そんな彼らの会話に、他のケルベロスたちも興味がわいたのか、彼らは自然と集まり、口々に話し出す。
「あー、俺も免許でもとってみるか、峠道より海沿い走って旅行がしてえなあ」
「しかしバイクに乗るたび今回のことを思い出しそうで嫌だな……」
 海が想像に浸るのに刃鉄は相槌をうちつつ、ふっと思い出したようにそう呟くと、
「なんだ刃鉄、怖いのか?」
「違えよ!」
 すかさずルースが茶化すように笑い、刃鉄はあわててそれを否定する。
 そんな仲間達の会話に、耳を傾けつつ、修理の様子を眺めていたアルルカンはそれらが大方終わったのを確認すると、口を開く。
「それでは引き上げましょうか」
「だな、もう数時間もしたら月が沈んじまうぜ」
 星空を眺めながらいう龍彦の言葉に、もうそんな時間かと誰もが思いながら、帰り支度をはじめる。
 その帰り際、帰路もまたルースの運転する車に乗ることとなる者達の数名が口を酸っぱくして注意を促したにもかかわらず悲鳴を上げることとなったのは言うまでも無い。

作者:雨乃香 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年2月28日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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