恐怖! 夜歩くお雛様 

作者:林雪

●夜歩く雛
「絶対、絶対夜中に歩いてたのよ、あのお雛様……」
 ふるびたカンヌキを見つめながら、マリコはそう呟いた。ここはマリコの実家の蔵の前である。ちょっとした藪の中にある蔵の中には、数々のガラクタが収められている。大したものが入っているわけではないから、外側から簡単に開けられる。
 マリコがカンヌキを外し、中を覗いて懐中電灯で照らす。こんな夜中に来るのは流石に気味が悪いが、この時間帯にしか確かめられないのだ。
「……あれだ!」
 マリコが照らした先には、大きな箱。中には五段飾りの雛人形がしまわれていた。
「絶対、歩いてたわ。私見たもの。怖いからってあんなに頼んだのに、お母さんたら面倒がってしまってくれないし……だから私が嫁に行き遅れるんじゃないのっっもう!」
 矛先が若干ズレてしまった、その瞬間。
 ズブリ。
 マリコの背後から、心臓に一突き。突き刺されたのは心を奪う『鍵』である。血も出ない、痛みも感じないままマリコは蔵の中で意識を失って、眠るようにその場に倒れた。
『……面白い興味ね、お雛様? 私のモザイクは晴れないけれど……』
 マリコを刺したのは第五の魔女・アウゲイアス。マリコの体に鍵を穿つことでマリコの『興味』を奪ったアウゲイアスは、その興味を元に新たなドリームイーターを生み出した。
『オ嫁ニ……行カナキャ、綺麗ナ、オ嫁サンニナラナキャ……私、ハ、綺麗ナ、オ嫁サン?』
 生まれたドリームイーターは、雛人形そのものの姿をしていた。白い顔、美しく着飾った女雛は、トテトテと歩き始めた……。

●雛人形型ドリームイーター
「確かに『人形』ってさ、不思議な感じするよね。僕のばあちゃんも不思議な感じの人形すごく大切にしてたけど……今回の人形は残念ながらドリームイーターだ」
 ヘリオライダーの安齋・光弦がそう切り出すと、月鎮・縒(迷える仔猫は爪を隠す・e05300)が黒豹姿から人間体に変わり、皆に笑顔を向けた。
「こないだね、お雛様作る職人さんのとこに行って、すごく綺麗だったよ! あのね、最初に千代紙で……」
 と、楽しかった経験を無邪気に話し出す縒を宥めて、光弦が説明を続ける。
「子供の頃、雛人形が歩くところを目撃した! っていう女の人がいるんだ。それを確かめてやろうっていうところで、ドリームイーターに襲われた」
 襲われた被害者の名前はマリコ、30代独身で編集の仕事をしている女性である。
「興味を奪ったのは第五の魔女、アウゲイアス。残念ながらアウゲイアス自身は既に現場を去っているけど、その興味を元に生まれたドリームイーターがウロウロしてるはずだ。こいつが他の人々を襲う前に、撃破して欲しい」
 敵は女雛人形の姿そのものであるらしい。
「人形が歩いてるって、正直おっかないよね……まあ、そうも言ってられないか。敵は恐らく蔵から藪に出てるはずだ。藪自体はそんなに広くないんだけど、なんせ今回の敵、小さいからね。気をつけて探して欲しいのと、あと、ドリームイーターは自分の存在を信じてる人とか、噂してる人がいるとそこに現れる性質があるから」
 噂話を声高にして誘き出すことが出来れば、戦闘は有利に運べるだろう。
「ちなみに雛人形ドリームイーターは人の姿を見つけると『私は綺麗なお嫁さん?』って尋ねてくるらしい。これに間違った答えをすると、襲いかかってくるみたい。でも正しい答えって何だろ? 綺麗だよって言ってあげればいいのかなあ?」
 残念ながら光弦にもそこはよくわからないようだ。縒がぐっと拳を握って皆を見る。
「せっかく綺麗なお雛様を戦いに使うなんて、許せない! うちがやっつけちゃうよ!」


参加者
ゼノア・クロイツェル(死噛ミノ尻尾・e04597)
星河・湊音(燃え盛りし紅炎の華・e05116)
月鎮・縒(迷える仔猫は爪を隠す・e05300)
フィー・フリューア(赤い救急箱・e05301)
虹・藍(蒼穹の刃・e14133)
ディオニクス・ウィガルフ(ダモクレスの黒剣・e17530)
赭嶺・唯名(紫黒ノ蝶・e22624)
出雲・緋霈(歪みの道化師・e33518)

■リプレイ

●節句
「あかりをつけましょぉ~♪」
 月鎮・縒(迷える仔猫は爪を隠す・e05300)が持参した、提灯型のLED照明がポッとあたたかく闇を照らした。
「あー、提灯!」
 フィー・フリューア(赤い救急箱・e05301)が嬉しそうにそう言えば、赭嶺・唯名(紫黒ノ蝶・e22624)も笑顔ではしゃぐ。
「いい雰囲気だねー」
「女子が三人いるし雛祭りっぽいね~」
 出雲・緋霈(歪みの道化師・e33518)が間延びした口調でそう言う。三人官女、ではないが女子と話せるこの楽しい時間は、任務とはいえ役得であると緋霈はほくそ笑む。
 ここは小暗い深夜の藪の中である。本来ならこの時間に多人数で歩くような場所ではないが。
「ねーねー、ここら辺に歩くお雛様がいるって聞いたんだけど、ホントかなー?」
 縒が殊更に明確な声でそう言うと、唯名も同じ調子で答える。 
「髪が伸びる人形なら見た事はあるけど、歩く人形は見た事ないからねぇ、見てみたいね」
 えっ髪が伸びるの何それ怖い、と内心ビクつく縒。反して怪談好きのフィーが興奮した様子で言葉をかぶせる。 
「僕もその話聞いた! お雛様見つけたら写真撮ってやろーと思ってカメラも準備したんだから、ほら!」
「でも~なんかこわいね~あとそのカメラすごいね~」
 うんうんと頷く緋霈。
 なかなか楽しげに4人が声高に雛人形の話をするのは、ドリームイーターをおびき寄せる為の作戦だ。噂話をすることで、4人は囮役となっている。
 そこから少し距離を保って辺りを注意深く観察しているのは、ゼノア・クロイツェル(死噛ミノ尻尾・e04597)である。ゼノアを含め残る4人は警戒班という分配だ。この手のオカルト話にさして興味のないゼノアとしては、むしろ歩く雛人形が実在するのならレア物好きの金持ちが高値で買ってくれるんじゃないか、などと考えている。
 一方、同じく警戒役に当たる虹・藍(蒼穹の刃・e14133)は、元々人形が仕舞われていた蔵の周囲に潜み、暗視ゴーグルをかけて闇の中を見回す。
「お雛様、実は飾ったことないんだよね……って、これもしかして嫁ぎ遅れ確定フラグ!?」
 はたとそんな事に思い至ってしまった藍がそう言うと、やはり近くで暗視ゴーグル装備で警戒に当たっていたディオニクス・ウィガルフ(ダモクレスの黒剣・e17530)がしらりと返す。
「雛人形を仕舞い忘れたら嫁ぎ遅れる……ってのは、あんなにデカいモノ仕舞わないような適当でユルい女は嫁の貰い手が居ねェぞって脅しだろ? 古い戒めっつうか迷信っつうか」
「あ、ちゃんとそういうのあるんだ。詳しいね!」
 さり気なく、気にすんな的な優しさを漂わせるディオニクスである。
「これで、よしっと……」
 そして星河・湊音(燃え盛りし紅炎の華・e05116)は、藪の出入り口となっている小道に念の為にとキープアウトテープを貼って、急ぎ仲間の元へ戻る。この時間に藪に入る一般人もそういないだろうが、現にマリコはその一人である。用心に越したことはない。
「お雛様、いた?」
「まだよ。もう少し囮班の方に近づいてみよっか」
 同じくゴーグルを装備した湊音も加わり、藍とディオニクスが蔵の側から、ゼノアは囮班の後ろ側から包囲を徐々に縮めていく。
 その囮班は、歩く雛人形話に余念がない。
「……そういえばお雛様って座ってるとこしか見たことないけど、どんな風に歩いてるんだろ?」
 縒の率直な疑問に、唯名がさらっと言った。
「あんな感じじゃない?」
 ……、……。
 唯名の指さした先に、いた。飾り雛と同じサイズの小さな……人形としか見えないが、これはドリームイーターなのだ。一瞬の沈黙の後、めいめいが反応した。
「出たー!」
「いたね~」
「ふやぁあぁ?!」
 思わず縒がフィーにぴょーいと抱きついた。そのフィーはと言えば。
「あれが今から僕らと戦闘……十二単でどんだけ走り回るんだろう……!」
 闘争心とはまた別の意味で、ワクワクを抑えきれていなかった。

●出現!お雛様
『私ハ、綺麗ナ、オ嫁サン?』
 事前の予知の通りの質問を、その小さな人形はしてきた。
「旦那さんのトコから夜逃げしちゃうお嫁さんは、ちょっとねぇ?」
 一刻も早く襲いかかってきてくれと言わんばかりの返答を、ワクワクしたままフィーが返す。
『……』
 が、雛人形ドリームイーターは首をキリリと回し、同じ質問を繰り返す。
『私ハ、綺麗ナ、オ嫁サン?』
「嫁には貰い手が要るだろ。相手はどこだよ?」
「そう、綺麗だけど、旦那様がいないとお嫁さんにはなれないんじゃないかなー?」
 今度はディオニクスがそう答え、賛同する形で縒も乗ってみる。だが。
「……なんか、襲ってこないね?」
 藍が不思議そうにそう言うと、ドリームイーターはまた、綺麗ナオ嫁サン? と繰り返す。
「綺麗かと聞かれると……古風な顔立ちって所かな」
 正直暗いとこで見ると怖い。整ってる分だけ余計怖い、と思いつつ藍がそう答えるが、やはり動かない。
「……壊れたか?」
 そう呟くゼノア。やはり歩く雛人形は彼にとって玩具の域を出ないらしい。
「……そうだね、夜にこんなところで見なければ素直に綺麗だと思うよ」
「ん、綺麗なお嫁さんだね。その姿を残してあげられないのが残念なほどにね」
 湊音がそう声をかけ、唯名も言い添えた。
『私ハ、綺麗……コンナニ、綺麗ナ私二、相応シイオ婿サンハ、ドコ?!!』
「ええ?!」
 突然キレだした雛人形型ドリームイーター、思わず呆気に取られたケルベロスたち。その隙を縫って包囲網を突破せんと、滑るような動きで走り出しドリームイーターを、細い鎖が捕らえた。
「縛り、逃さず、絡みつけ」
 ゼノアの詠唱は、思いそのまま。絶対に逃がさないという意志とともに、ゼノアのエネルギーで構築された鎖が蛇の如く敵に絡みついて離さない。十二単が締め付けられる。
「折角の衣装をボロボロにして悪いな。だが襲い掛かってきたのはお前だから、恨むなよ」
『離セ、私ハ、オ嫁サン!』
 するり、とその拘束をすり抜ける。小さな相手だが、強さは普通のドリームイーターと何ら変わらないのだ。
「そこ!」
 フィーが愛用のロッド、cardiumから稲光を放ち、敵の姿を浮かび上がらせる。
「はっ!」
 そこへ藍の蹴りが飛ぶ。髪色に合わせたような空色のシューズが彗星のように敵に叩き込まれた。
「お雛様相手でも、容赦はしない……そっちも、猫の牙だからって侮ったら後悔するよ……!」
 闇夜に縒の金色の目が輝き、獅子の気迫で敵に突進した。単なる人形であればこの連続攻撃だけで、もはやバラバラだっただろうが、残念ながら敵はドリームイーターである。
『シャァア!』
 まるで吠えるような声と共に、雛人形の体からモザイクの巨大な手が伸びた。狙いは藍、だがこの手を藍は身体をグンとしならせ、舞う動作で華麗にかわした。それを見届けた唯名が踏み込む。
「さぁ、ウチの『人ならざる者』の剣技、見せてあげるよ」
 そう言い放ち、刀の柄に手をかけた。次の瞬間、目にも止まらぬ唯名の居合の一閃!
「斬撃は一つじゃない。気をつけて……あなた、喚ばれてるみたいだから」
 唯名のこの技の怖いところはここからだ。チン、と刀を納める音がするのに、敵を押し包む斬撃は、まだまだ続いているのだ。その間を縫うようにして、ボクスドラゴンのネフィリムがタックルを仕掛けている。
「さあ、思いっきり燃えていくよ!」
 湊音が元気よく叫び、それに合わせたかのタイミングで緋霈も全身を地獄の炎で包み込む。湊音のその声の裏には、雛人形に対する愛情が隠されていた。湊音にとっては人形はやはり、怖いものではなく綺麗なもの。そうはっきり言うためにも。
「倒さないとねっ!」
 戦場に炎が逆巻き、仄暗いはずの藪の中はケルベロスたちの闘志で赤々と燃え上がる。
 ちょこまかと、体の小ささを利用して攻撃をかわそうとする敵だったが、誤魔化されるケルベロスたちではなかった。鎖の次は、茨。
「枝葉を伸ばし絡め取れ――」
 フィーの命じるままに、棘蔦はドリームイーターに巻き付いた。敵はここだと、知らせるように花が咲く。
「過日の幻、薄暮の現、黄昏の夢、宵闇の真――、汝が脳裏に刻まれし、棄て去れぬ者の面影よ…。……今一度、会い見える時――……」
 ディオニクスの足が地を蹴り、両拳を合わせたかと思えば両腕は黒い焔に包まれる。影に覆われたかのようなその腕は、雛人形の記憶そのものを掴み出そうとする。
「さァ……オモイダセ」
 絡め取られ、炎に投じられた人形だと思えば陰惨な光景にも見えるが、これはあくまで人形の形を持ったドリームイーターに過ぎない。それが証拠に。
『シャァア!』
「……チッ」
 ディオニクスがめり込ませた拳に、まるでクロスカウンターのようにモザイクが纏わりついた。人形の姿が分裂し、一気に増えたかのようにディオニクスの目には映る。
「! ネフィリムお願い」
 攻撃の手を休めぬまま、唯名が治癒に当たらせる。
「……ッ、悪ィな」
 目元を押さえて奇妙な幻覚を追い払おうとするディオニクス、彼の背へ、湊音の手が触れた。
「これで元気になってよ!」
 彼女の手から流れ込むのは炎の熱さ。身を焼くのではなく、心を熱くする炎。
「逃がさないよ~女の敵~」
 多分緋霈が言いたかったのは、女子のお祭りを邪魔するな、ということだったのだろう。キャノンが狙い定めてドリームイーターを撃つ。
『キャヒィイッ!』
 炎にまみれた人形が、怒りの金切り声を上げる。だがそのモザイク攻撃は、ゼノアに届かない。青い瞳は冷静に軌道を見極め、足音も立てずに身をかわす。
 唯名の一刀が闇を裂き、湊音が稲妻のように突く。人形の体からモザイクがボロボロと崩れ始め、その姿は人形からただの壊れたモノへと変貌してきていた。先頃、雛人形を作る現場へ出向いた縒とフィーは特に複雑な思いでそれを見つめる。女の子の健やかな成長を祈って作られ、飾られるものであるはずの人形を、人を襲うための道具にするようなそのやり方が許せない。
 正確な狙いで、モザイクを蹴散らしていくケルベロスたち。そして。
「お人形さん、今楽にしてあげるね……」
 藍の脳裏に浮かぶのは、付喪神、という単語。これまでも、古いモノに宿った敵と沢山戦ってきたが、こういう綺麗な思い出を壊すような宿り方は特に許せない。開いた手の先、藍の指から放たれるのは、虹と星の輝きを湛えた弾丸。
「貴方の心臓に、楔を」
 狙いは小さな体の心臓、人形の魂を宿した場所になるのだろうか。
『アーー……』
 か細い悲鳴とともに雛人形は燃え尽きた。崩れた体は藪を揺らす風に流され、跡形もなく消えていった。
「……その意思、糧と成れ」
 ディオニクスが低く呟いてそれを見送った。

●蔵の中
「マーリコさん?」
 無事に敵を撃破し、ケルベロスたちが向かったのは件の蔵の中。倒れているマリコの介抱に来たのである。
「うわぁ?!」
「良かったぁ気が付いた。はいこれ!」
 起き上がり、辺りを見回すマリコに、フィーが笑顔でカイロとあたたかいお茶を差し出した。
「大丈夫? 吃驚したでしょう。もう心配ないわよ」
 藍がマリコの肩に軽く触れてそう告げる。
「私、一体……」
「襲われたんだよ、ドリームイーターに。まあもう倒したから安心しな」
 口調こそぶっきらぼうだが、ゼノアなりに気を遣っている。
「しかし、これだけの動き見せる奴なら……五月人形の奴等が出ると怖ェなァ」
 ディオニクスがそう言うと、湊音が目をくりくりさせて訊ねる。
「鯉のぼりのときのやつ?」
「ああ、奴らはフル装備だぞ」
「ああ~たしかに鎧着てるね~」
 緋霈が相変わらずの口調でそう言い足した。次なる敵の動きに、備えなくてはならないかも知れない。
「……どうかしたの、縒ちゃん?」
 唯名がふと、縒の様子に気付いて傍らに近づく。蔵の中をキョロキョロ見回していた縒が、おそるおそる口を開く。
「あのね、うちね昔ね……」
 幼い頃、五段や七段の飾りが羨ましいとごねた時に言われた言葉。官女や囃子や大臣は、夜になると宴会を始めるから、よっぽど広い家じゃないとうるさくて寝られなくなるからダメなのよ……と。
「そ、それって……」
 青い顔の縒の肩に、ポンと手を置いて脅かしたのは、フィー。
「やっぱり、本当に雛人形は動くんだ……!」
「ひゃあ! も、もう、フィーちゃんやめて!」
 戦士ケルベロスから、キャッキャとはしゃぐ少女たちの顔に戻った様子に、緋霈が再度うんうんと頷く。
 すると。
「でも、私本当に見たのよ……あのね、子供の頃、夜中に目が覚めて……」
 と、マリコが思い出話を始め、ついつい聞き入ってしまう。湊音と縒のふたりは、すこし青い顔をしてチラチラ目を逸らしていた。怪談噺は、苦手なのだ。
 暦で春を迎えても、まだまだ寒い宵の蔵の中……一風変わった肝試し、となったようだった。

作者:林雪 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年2月19日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 4
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