買って買って買ってー!!

作者:天枷由良

●そう叫んでから暫くして。
 夕暮れの通りを歩く母親と少年。
 平和な日常の光景かと思いきや、母親は般若のような面で早歩き、対して少年は顔に土砂崩れでも起こしたかのような有様。
 理由は至極簡単。ゲームショップの前で新作が欲しいと駄々をこね、激しい論争の末に少年が敗北しただけのことである。
 母親の方は既に終わった話。しかし少年はそうはいかない。
 恨みがましく母親の背を見つめ、心の中でありとあらゆる理由を総動員して、新作ゲームを買ってもらう算段をつけていた。
 その根性が良くなかったのだろうか。
 帰路の途中で少年はモザイクの卵に取り込まれ、ドリームイーターと化してしまった。
 大きな携帯ゲーム機に太いケーブルのような手足が生えたそれは、母親が気づく前に踵を返してゲームショップへ向かう。
「ゲームを買ってもらえるやつらなんて、みんな殺してやる!」
 そう、叫びながら。

「そのゲーム、そんなに面白いのかな?」
 予知の切欠となる情報を持ち込んだ御幸・鏡花(絶賛放映中・e24888)は、興味深そうに尋ねた。
「メインターゲットは小学生くらいのようだけれど……どうなのかしら」
 流石にゲームの評価までは出来ないわね、と詫びを入れてから、ミィル・ケントニス(ウェアライダーのヘリオライダー・en0134)は予知の内容を語りだす。
「ゲームを欲しがっていた少年……水上・大輔くんという小学3年生の子が、モザイクの卵に取り込まれてドリームイーターになってしまうわ」
 ドリームイーターは夢を叶えている者、つまりはゲームを買ってもらっている人を襲って殺そうとしている。
 現れる場所は、表通りに面したゲームショップ周辺。
 ゲームを買って貰ったと思わしき人間を狙って、何処から飛び出してくるようだ。
「敵の見てくれはそのまま、3メートルもの巨大な携帯ゲーム機ね」
 大きな液晶の左右にボタンとスティック、更にスピーカー部分が有り、四肢は本体からはみ出たような太いケーブルが、何本も絡みあったもので形成されている。
 しかしその見た目にそぐわず、意外と機敏に動くらしい。
「攻撃方法はゲームソフトのようなモザイクを撃ちだしたり、大音量を反響させて苦痛を与えようとしてくるわ。ボタンを操作して、モザイクで出来た竜とか馬とか勇者とか、そういうゲームキャラクターを放つ事もあるみたい」
 取り込まれた少年は、本体上部に取り付けられたモザイクの塊に囚われている。
 敵を撃破すれば、モザイクから助け出す事が出来るだろう。
「あまりわがままが過ぎるのもどうかと思うけど、子供が親にねだるのは珍しいことではないでしょう。何より、一番悪いのは子供の夢につけ込んだモザイクの卵よ。大きな被害を出す前に、水上くんを助けだしてあげてね」


参加者
ミリア・シェルテッド(ドリアッドのウィッチドクター・e00892)
ロイ・リーィング(勁草之節・e00970)
ヴィンチェンツォ・ドール(ダブルファング・e01128)
月霜・いづな(まっしぐら・e10015)
ミュシカ・サタナキア(新城さんちの娘・e11439)
アーシィ・クリアベル(久遠より響く音色・e24827)
御幸・鏡花(は絶対に働かないぞ・e24888)
シトラス・エイルノート(ヴァルキュリアの降魔拳士・e25869)

■リプレイ


「人の夢を利用するなんて、絶対に許せないよね!」
 ゲームショップを前に、御幸・鏡花(は絶対に働かないぞ・e24888)が断固たる決意を見せる。
 モザイクの卵による事件は後を絶たず、その卑劣な手法はロイ・リーィング(勁草之節・e00970)やアーシィ・クリアベル(久遠より響く音色・e24827)も見過ごせるものではないと感じていた。
「本当に見境がありませんね。こんな些細な夢まで奪っていくなんて……」
 シトラス・エイルノート(ヴァルキュリアの降魔拳士・e25869)は代弁するように言ってから、すぐに思い直す。
 自分にとっては些細な事でも、少年には大きな望みだったのだろう。
 だからこそ、モザイクの卵に付け込まれてしまったのだ。
「欲しいものを誰かが手に入れるのが我慢ならん。わからないものでもないがな」
「すっごく欲しいもの、自分が持ってないものを他人が持っていると……羨ましくなっちゃいますよね」
 ヴィンチェンツォ・ドール(ダブルファング・e01128)が少年を慮って呟くと、ミュシカ・サタナキア(新城さんちの娘・e11439)が同意の言葉を述べた。
「でも、我慢した後に自分の力で正当に手に入れるものの価値、その時の嬉しさは計れないものがありますよぅ」
「全くだ。それに、家族を困らせるのは良くないな。皆が納得する形で手に入れるべきだ」
 ここには居ない少年を窘めるような言葉を継ぐミュシカに、ヴィンチェンツォも苦笑いを浮かべて返す。
(「でも……すなおに、かあさまへおねだりできるなんて、ちょっとだけ、うらやましいですの」)
 和箪笥型のミミック『つづら』を背負って、月霜・いづな(まっしぐら・e10015)は少しばかり羨望の念を抱いたが、それは外目に分かるほどではない。
「まぁ、そうは言っても一番悪いのはドリームイーターだ。とっとと救い出して、バンビーノを親元に返してやらねばな」
 まずは敵を誘き出すところからだと、ヴィンチェンツォに続いて一行はゲームショップへ足を踏み入れた。


 それほど広くない店内には、様々な機種の様々なゲームソフトが並んでいる。
 よく知らない人間からすれば、どれがなにやら分からないくらいだ。
「……これ、そんなに面白いのかな?」
 アーシィが手近なパッケージを取って眺めていると、いづなが覗き込んできて言った。
「じつはわたくし、てれびげーむを、やったことがないのです!」
「いづなも? 私も全然やったことないんだよね」
 好奇心に目を輝かせるいづなと言葉を交わしながら、アーシィは店内を巡っていく。
 その二人と、そして店内の客たちとすれ違いつつ、ロイは規則正しく配置された棚の間を縫って歩き、店の造りを確認していた。
 どうやら正面入口の他、奥に非常口が備えてあるようだ。
(「場合によっては、そちらを使うことも考えたほうがいいかな」)
 幾つかの状況を考えて割り出した避難経路を、ミリア・シェルテッド(ドリアッドのウィッチドクター・e00892)やミュシカ、棚の陰から様子を伺っているシトラスに伝えて、ロイは警戒を続ける。
 今回のドリームイーターは、ゲームを買って貰ったと思わしき人間を狙ってくるという。
 それを引き付けるため、いづなとアーシィに加え、ヴィンチェンツォと鏡花が囮としてゲームを物色し、必要ならば購入する手はずになっていた。
 作戦が上手く行けば、四人を狙って敵が現れるはずだ。
「――このゲーム、面白そうだから買ってー!」
 店内をぐるりと回った後、合流した囮役たちの中から鏡花が声を上げる。
 指差しているのは、少年が欲しがっていたという新作だ。
 さすがに発売したばかりとあって、値段もほぼ定価である。
(「結構するんだなぁ、ゲームって」)
 鏡花に何と言って返すか考えながら、値札を見やるアーシィ。
 しかし彼女が口を挟む間もなく、ヴィンチェンツォはパッケージを手にして鏡花へ答えた。
「これか? 良いだろう」
「本当!?」
「シニョリーナの頼みだ、断れるわけもないな」
 可愛い弟たちや義妹を抱える長兄らしく、ヴィンチェンツォは慣れた様子で我儘に応じる。
 そんな即決でいいのかと驚くアーシィだったが、彼女にもすぐさま、次の試練がやってきた。
「あのあの、わたくしはこれがいいですの!」
 いつの間にやら、違うソフトを手にしたいづなが、既に買ってもらえるような言い振りで此方を見上げている。
 貼り付けられた値段は、鏡花が欲しがったものと然程変わらない。
「……ちょっと待ってね」
 演技とは思えぬほどの熱烈な視線から逃れるように、アーシィは財布を取り出して開いた。
 その中に蓄えられたものを全て吐き出せば、買ってやれない事もなさそうだ。
「……あの、もしかして、だめ……ですの?」
 耳と尻尾を次第に萎れさせていくいづなの顔と、自身の財布とを何度か交互に見やって、アーシィはガクリと観念したように項垂れる。
 元より囮役を務めると言った時から、買ってあげるつもりではあったのだ。
「しょうがないなぁ……今回だけだからね?」
 おそらく、モザイクの卵に取り込まれた少年が一番望んでいたであろう返答。
 それを聞いた瞬間、いづなは小さな身体で一杯に飛び跳ね、喜びを露わにしてみせた。


 四人が会計を済ませ、店外に向かおうとした所で異変は起きた。
 正面入口のガラス戸を吹き飛ばし、その破片を踏み砕きながら、大きな携帯ゲーム機が店の中へ侵入してくる。
(「……あら、今回の敵ってダモクレスでしたっけ?」)
 ミリアは一瞬だけ戸惑った後、据え付けられたモザイクで敵がドリームイーターであることを思い出した。
 その間にも敵は店内に押し入ってきて、いづなと鏡花、笑顔の二人が手にする袋を見るなり、ケーブルのような手足を振り乱して叫びだす。
「ずるい! ずるいずるいずるいー!」
 スピーカーのような部分から聞こえてくるのは、甲高い少年の声。
 その異音は、ガラスが割れる音を訝しむ店内の客や従業員たちにも伝わって、何が起きているかに大凡の見当を付けさせた。
「みなさま、はやくおにげくださいませ!」
「ここは危ないよー!」
 つづらを降ろしたいづなが、敵の侵入を阻むように立ちはだかりつつ上げた声に、アーシィも続く。
 それを切欠にしてケルベロスたちは素性を明かし、口々に避難を呼びかけ始めた。
「皆、こっちだよ!」
「落ち着いて逃げてください」
 店の奥から駆けてきたロイが非常口を示して言えば、ミリアは危機感を煽らないよう努めて冷静に告げる。
 次第に大きくなっていく喧騒、敵の叫び声が響く中でも、ケルベロスたちの声は遮られる事なくしっかりと届いた。
「……よっし、始めよっか!」
 人々が逃げていくのを確かめて、アーシィは両頬を軽く叩いて気合を入れ、未知の輝きを放つ刀を抜く。
 しかし敵の興味は、既に目の前のいづなや鏡花に絞られていたようだ。
「ボクは買ってもらえなかったのに! なんでお前みたいなチビが買ってもらえるんだよー!」
 まずはいづなに向けて、ドリームイーターは薄いカード型のモザイクを撃ち出す。
 モザイクは凄まじい速度で迫って、あわや直撃するかという寸前で、それまでは動く気配すら見えなかったつづらが庇って受け止めた。
 だが打ちどころが悪かったのか、和箪笥型のミミックは大きく吹き飛ばされて棚を巻き込み、崩れ落ちてきたゲームの山に埋もれてしまう。
「つ、つづら! ……あ、天つ風、清ら風、吹き祓え、言祝げ、花を結べ――!」
 何処からか吹いた風に白の切幣を乗せて、いづなが謡うと山の一角がもぞもぞと動く。
 這い出してきたつづらは引き出しをごちゃごちゃに開いた酷い姿であったが、それでも健気に、そして獣のように駆けて敵の元へ飛び込み、具現化した武器を振りまわす。
 ところが、3メートルはあろうかという巨大ゲーム機型ドリームイーターは、その形に見合わぬ機敏さでエクトプラズムの武器を避けてしまった。
 ならばと鏡花が流星のような飛び蹴りを、アーシィが緩やかな弧を描く斬撃を放つが、二つの煌めきはどちらも空を切る。
 ついにはヴィンチェンツォがリボルバー銃から撃ち出した、達人ばりの一射もその身体を捉えきることは出来ず、ケルベロスたちの攻勢を乗り切ったドリームイーターは、先程よりも更に大きな叫びを上げた。
「ゲームを買ってもらえるやつらなんて、みんな殺してやるー!!」
「うぅ……ちょ、ちょっとうるさすぎるかなー!」
 あまりの騒音に少し気分が悪くなって、鏡花が全身を地獄の炎で覆い尽くすことで声から逃れようとすると、その周りを大量の紙兵が取り囲んだ。
「みなさまは、わたくしが、おささえいたします!」
 いづなの撒く紙兵は鏡花のみならず、つづらやアーシィにも防音壁のようにまとわり付く。
 その中に紛れてつづらがばら撒いた偽物の財宝には目もくれず、ドリームイーターは叫び続けたが、間もなくそれも止んだ。
 アーシィが雷の霊力を帯びた刀を鋭く突き立てると、続いてヴィンチェンツォが撃った白銀の光を放つ弾丸が命中するなり、敵の身体が見えざるものの腕で締め上げられるように硬直したのだ。
 足掻きに足掻いて、なんとかその拘束から逃れたドリームイーターは、避難誘導を終えて合流したミュシカやロイに構造的な弱点を解析させる暇こそ与えなかったものの、シトラスには店の入口をキープアウトテープで封鎖する隙を、ミリアには薬液の雨を降らせて、騒音がもたらした不快さを鏡花やアーシィから取り除く猶予を授けてしまった。
 幾らか削がれた体力までは戻らないとはいえ、十分に態勢を整えなおしたケルベロスたちは、そのまま反攻に転じる。


「そんな程度ですぅ?」
 敵に向かって「あっかんべー」と舌を出しながら、新作ゲームを手に挑発するミュシカ。
 ドリームイーターは全身を震わせ、一目で分かるほどに怒りを漲らせていたが、まだ身体に何かが絡みつくような感触が残っているのか、ボタンやスティックが上手く操作出来ていない。
 そのせいか、現れたモザイクのモンスターたちはどれも不出来なものばかりで、ケルベロスたちとは関係のない方向へ二、三歩進んだだけで煙のように消えてしまった。
 仕方なく、次のチャンスを伺いながら回避行動に移ったものの、共に光の粒子へ姿を変えたアーシィと鏡花が、敵の高い機動力に喰らいついて逃さない。
「くるくる回ってきらきら光るの。ね、きれいでしょ?」
 より眩い極彩色の輝きを残しながら、舞うように刃を振るう鏡花。
 一太刀入れるごとに、その身を彩る光は色を変えて、敵の身体には裂け目が増えていく。
 それでも、二人の突撃を耐えぬいたドリームイーターは機敏さを失わず。
 シトラスが狙いすまして放った凍結光線こそ喰らってしまったものの、ヴィンチェンツォの銃撃、ロイが打ち込もうとした狼の拳、更にはつづらの具現化した武器までもひらりと紙一重で躱して、まだまだ健在であることを示してみせる。
 このままではどうにも、手応えの薄い戦いが長く続きそうだ。
 ケルベロスたちの中にそんな思いがよぎり始めた時、いづなの全身を覆い始めた金属の鎧から、光り輝く大量の粒子が放たれた。
「さあみなさま――どうぞ、ごぞんぶんに!」
 それはミリアが撒き続けていた薬液で濡れてキラキラと光を反射しながら、大して残っていないケルベロスたちの傷を埋めるだけではなく、個々の持つ超感覚を目覚めさせていく。
「――ソフス、邪魔してきて!」
 得られた第六感じみたもので敵の動きを見定めて、ロイはファミリアロッドをフェネックに変えて向かわせた。
 ソフスと呼ばれたファミリアもまた、感覚を研ぎ澄まされているのであろうか。
 逃げるドリームイーターを執拗に追い回し、ついには足元へ噛み付いて、主人が与えられなかった傷を残す。
 その間にじっくりと敵を分析していたミュシカも、脆そうな部分に痛烈な一撃を叩き込んだ。
 プラスチックのような敵の装甲は簡単に剥がれて、そこへアーシィが空の霊力を込めた刀をねじ込めば、傷は一気に斬り広げられてしまう。
 あと一歩の所で躱され続けていた攻撃が当たるようになって、流れはケルベロスたちへと大きく傾いた。
 ヴィンチェンツォが撃ち込んだ白銀の光に続いて、鏡花が強烈な飛び蹴りを、シトラスは鋭い蹴りを打ち込む。
 反撃しようと構えたドリームイーターの身体は全く言うことを聞かず、カードを撃つことも、騒音を鳴らすことも、モンスターたちを作り出すことも出来そうになかった。
 当然、癒やさねばならぬほどの傷が新しく刻まれることもなく、いづなはオウガメタルで覆われた小さな拳で敵を砕き、ミリアも薬液の雨を止ませて杖に雷を迸らせ、敵へ向けて解き放つ。
 液晶が明滅して、機械から立ち上ってはいけないような煙が燻り始めた。
 止めを刺すべく、アーシィが刀を一度収めて構え直す。
 そこで運良く身体の異常が和らいだのか、ドリームイーターは手早くコマンドを入力して、初めてまともにミニキャラクターの軍団を喚び出した。
 が、もう遅い。行進する軍団の全てをミュシカに受け止められても、彼女一人屠ることは出来なかった。
「――行きます!」
 アーシィは一気に敵の懐へ飛び込んで、液晶を真一文字に斬り裂く。
 瞬間、纏った冷気が細氷を軌跡として残し、凍り付いた敵のど真ん中を銃弾が穿った。
「Addio」
 ヴィンチェンツォが銃を収めると共に、ドリームイーターはガシャガシャと音を立てて崩れ去り、転がったモザイクの塊からは幼い少年が吐き出される。


「……何だか、ゲームがやりたくなってきましたよぅ」
 ミュシカは散乱したゲームのパッケージを拾いつつ、何か琴線に触れるものがないかとジャケットを眺めていた。
 店内は酷い有様だったが、ミュシカやロイ、シトラスに鏡花などがヒールすることで損壊は修復され、何とか明日の営業にはこぎつけられそうであった。
「お疲れ様ー」
 鏡花は仲間を労いつつ、解放された少年の元へ歩み寄る。
「ゲーム欲しいのはわかるけど、あんまりお母さんを困らせたらダメだよー?」
「ちゃーんと良い子にしてないと、サンタさんも来てくれなくなっちゃうからねっ」
 鏡花に同調したアーシィが頭を撫でながら宥めるが、少年はまだ状況を飲み込めていないのか、呆然としたまま立ち尽くしている。
 そこで鏡花は、店の片隅に追いやられていた袋を拾い上げ、少年へ手渡した。
 中身を見た少年はなおさら信じられないといった様子を見せたが、やがて大事そうに袋を抱えて礼を述べる。
 それが真っ当で納得出来る入手法だったのかを問うのは、野暮というものだろう。
 間もなく、青ざめた顔で店の前を通り過ぎようとした母親を呼び止めたケルベロスたちは、少年を引き渡して帰還するのだった。

作者:天枷由良 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2016年6月29日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 2
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