
●全裸襲来!
九州地方某所。
山奥に位置する天然温泉の露天風呂。簡素な脱衣所が設けられた他には何もない場所だったが、穴場のスポットとしては有名だった。
今日も身体の疲れを癒しに、地元の人々や観光客が訪れている。だが、そんな彼らの憩いの時は、唐突にして終わりを告げた。
「水着を着て温泉に入るとは……なんと嘆かわしいことよ! 天然温泉である以上、そこに入る者も天然自然……つまりは、生まれたままの姿でなければならぬというのに!」
突然、茂みを掻き分けて、男達を引き連れた鳥頭の怪人が現れたのだ。
羽毛に包まれた怪人、ビルシャナは、当然のことながら何も着ていなかった。同じくビルシャナが連れている男達もまた、股間を葉っぱで隠しているだけであり。
「天然温泉に、水着を着て入る者許すまじ! タオルで隠すなど、言語道断! 温泉仙人の名の下に、貴様達を断罪してくれるわ!」
そう言って、温泉を楽しんでいる人々へ、股間に葉っぱを付けた男達と共に襲い掛かったのである。
●温泉マナーを守れ!
「リーズグリース・モラトリアス(怠惰なヒッキーエロドクター・e00926)さんが懸念されていたことが、現実になってしまったようですね。正直、これはあまり起きて欲しくない事件だったのですが……」
それでも、起きてしまう以上は仕方がないと、セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)は溜息交じりで集まったケルベロス達に語り出した。
「九州地方にある天然温泉を、ビルシャナと配下の一般人達が襲撃するという事件を予知しました。彼らの主張なのですが……その……天然温泉に入る者は、水着やタオルを身に付けてはいけないというもので……」
要するに、温泉に入るなら全裸が至高。それ以外は決して許さず、賛同しない者は制裁するということである。なんとも傍迷惑な連中だが、このまま放っておくわけにもいくまい。
「戦闘になると、ビルシャナは孔雀型の炎や氷の輪、理解不能な経文などで攻撃して来るようです。また、配下になっている方々も、サーヴァントのような存在となって、一緒に戦闘に参加して来ます」
もっとも、配下の一般人達は恐ろしく弱いため、普通に倒したのでは死亡してしまう。それを阻止するためには先にビルシャナを倒してしまうか、ビルシャナの主張を覆すような説得を行わねばならない。
「説得する際に重要なのは、内容よりもインパクトですね。裸で温泉に入るのが健康の秘訣だと思っているようですから……それ以外の、健康的な温泉の活用法を勧めることができれば、意識を逸らせるかもしれません」
反対に、正論だけで攻めたところで、あまり効果はないだろう。加えて、当日は温泉に一般の客も訪れている。ビルシャナと配下達は幼女から爺さんまで、老若男女関係なく襲ってタオルや水着を剥ぎ取ろうとするので性質が悪い。
「温泉は身体に良いものですが、マナーを守らないのは良くありません。破廉恥な格好を強要するビルシャナは、早急に討伐してしまってください」
最期の方は、かなり不快感を露わにした様子で、セリカは改めてケルベロス達に依頼した。
参加者 | |
---|---|
![]() クオン・テンペスト(黒炎天使・e00165) |
![]() リーズグリース・モラトリアス(怠惰なヒッキーエロドクター・e00926) |
![]() 六連星・こすも(ヤクトヴァルキリー・e02758) |
![]() 叢雲・秋沙(ウェアライダーの降魔拳士・e14076) |
![]() 桐生・神楽(花鳥風月・e18219) |
![]() アドルフ・ペルシュロン(緑の白馬・e18413) |
![]() 四季・彩葉(華になれないひとひら・e18900) |
![]() 天霧・愛樹(明日から本気出すわよ・e19865) |
●温泉仙人、現る!
山間に位置する天然の露天風呂。地元の人間や観光客の人気スポットに、それは唐突に現れた。
「我こそは、天然温泉の守護者である温泉仙人なり! 天然温泉に、水着を着て入る者許すまじ!」
ビルシャナと、股間に葉っぱをつけただけの男達が、突如として浴場に乱入して来たのだ。
途端に広がる大パニック。だが、慌てて逃げ出す人々を横目に、クオン・テンペスト(黒炎天使・e00165)とリーズグリース・モラトリアス(怠惰なヒッキーエロドクター・e00926)の二人は、何とも微妙な面持ちだった。
「二回連続でビルシャナ相手か……」
「まさか、本当に露天風呂は全裸しか認めないビルシャナが出るとは思わなかったね」
だが、現れてしまった以上、倒さなくてはならない。それが、どんなに下らない主義主張を広める、頭のネジが吹っ飛んだような存在であっても。
「確かに、天然の露天風呂だから天然のまま、というのは分からないでもないけどさ……」
早くも周りの者達に襲い掛かろうとする信者達を、四季・彩葉(華になれないひとひら・e18900)が呆れながらも制止した。
「老若男女、誰と鉢合わせになるか分からない露天風呂だよ? 恥ずかしくないなんてことは、絶対にないよね?」
それこそ、自分のように一緒に住んでいる者や恋人が相手でも、恥ずかしいと思う者もいる。ましてや、誰とも分からない人に見られる危険性がある温泉で、全裸など言語道断だと。
「それとも……あなた達は全裸を見せびらかしたいの? 違うよね?」
もしも、これで「裸を見せたいだけだ!」と答えられたらどうしようか。まさか、彼らは健康云々を利用して脱ぎたいだけの、露出狂なのではあるまいか。ふと、そんな不安が頭を過ったが、果たして彼女の不安は悪い意味で的中しなかった。
「当たり前だ! 我らは健康的に温泉に入ることを良しとする者! それを露出狂扱いするとは、何事か!」
どうやら、彼らは本当に『全裸=健康な入浴法』と信じて疑っておらず、露出狂扱いされたことに御立腹な様子だ。
「まあ、わたしもタオルとか水着着て入るのはあまり好きじゃないけどね。それに、わたしの貧相な身体とか見たところで仕方ないし……」
実際、家でもよく風呂の時間が重なって、一緒に誰かと入ることはあると、天霧・愛樹(明日から本気出すわよ・e19865)が淡々とした口調で続けた。
「あ、あの……お姉ちゃん!? お姉ちゃんのこと、全体的にどこを見ても大好きなんだよっ。 だから……そ、その……ひ、貧相とかじゃないし……っ!」
慌てて否定する桐生・神楽(花鳥風月・e18219)。もっとも、二人の間の事情など、ビルシャナと信者にとっては関心のないことであり。
「なんと! 身体が貧相で悩んでいるのか!?」
「それはきっと、衣服のせいに違いない! タオルや水着で締め付けたら、もっと貧相な身体になってしまうぞ!」
勝手に愛樹達の会話の都合のいい部分だけを拾い、全力で全裸入浴を勧めて来た。
「確かにねぇ……。でも、わたしみたいな貧相ならまだしも、彩葉みたいな、ぼん! きゅっ! ぼんが全裸で混浴に現れたら、神楽とか死ぬでしょ? 彩葉の身体ならわたしも見たいけど、見知らぬ人に見せるほど安くないしね」
そういう意味では、自分も身内だから平気なのだろうと語る愛樹。なんというか凄まじいマイペースではあるのだが、それを聞いた神楽もまた、顔を真っ赤にして信者達に叫んだ。
「ていうか、彩葉の全裸を他の人に見せるなんて……許さないよ!?」
大事な恋人を、こんな変態どもに剥かれてなるものか。男として、その感情は至極真っ当なものであろう。しかし、全裸入浴こそ至高という考えに染まった信者達は、恥じらいなぞ微塵も感じていなかった。
「全裸で入浴するのがいいっていうのは、解らなくもないですけど……幼女からお爺さんまで、老若男女関係なくタオルや水着を剥ぎ取ろうとするのはダメです。事案です!」
それこそ、本気で幼女や爺さんの裸を見たいと思っているだけならば、それは既に心の病だ。早急に治療の必要があると糾弾する六連星・こすも(ヤクトヴァルキリー・e02758)に続き、クオンとリーズグリースもまた信者達に問う。
「裸で入るのを悪いとは言わないが……混浴なのだから、公序良俗に反する行動をしないと言い切れるのか? ただただ、欲望のままに行動しないと……本当に言えるのか?」
「混浴での全裸なんて、ただの露出狂の変態犯罪者だと思う、よ」
このまま己を貫き通した果てに、警察の世話になる結果となっても良いものか。公序良俗を考えるなら、せめてタオルくらい巻かねば駄目だろうと。
「うるせー! 俺達を、そんじょそこらの変質者と同じにするんじゃねぇ!」
「俺達は、健康のために敢えて裸で風呂に入るのを勧めてるんだ! だいたい、裸がエロいなんて考え方してる時点で、そっちの方が変態だろーが!」
だが、まともな神経をした者であればまだしも、ビルシャナの主張に魅入られた者が相手では、正論で諭したところで効果はなかった。それどころか、ともすれば自分達の格好を棚に上げて、ケルベロス達の方を変態扱いする始末。
「でも……一番天然自然じゃないのが、そこの鳥人間だって事は突っ込んじゃいけないのかな?」
「入る者も天然自然。つまり、温泉仙人は温泉に入らないということっすね。ビルシャナの時点で天然自然じゃなくなってるし」
そんな中、叢雲・秋沙(ウェアライダーの降魔拳士・e14076)とアドルフ・ペルシュロン(緑の白馬・e18413)の二人が、ふと思い立ったようにして突っ込んだ。
天然自然を謳うなら、そもそもデウスエクス化した肉体は不自然である。即ち、温泉仙人を名乗るビルシャナこそが、最も天然から程遠いのだ。
途端に、信者達の間に走る動揺。その隙を逃さず、二人は更に畳み掛ける。
「常識を守らないと、ただの変態だよ! 脱がすのも全裸を見せ付けるのも駄目だし、ましてや天然温泉で、そこの鳥人間から出汁を取るなんて言語道断だよ! 温泉のお湯を料理に使う事があっても、人が入ってる温泉で出汁を取るのは温泉にも失礼だよ!」
「本気で止めたいなら、脱衣所で止めているいるはず。それをせずに、露天風呂に入るのを確認してから茂みから出てきた……覗き見&はぎ取り明王?」
本人達の思惑はともかく、行動から考えれば変態認定されても仕方がない。それが嫌なら、己の姿を顧みた挙句、大人しく出直した方が良いのではないか。そう、彼らが告げたところで、何人かの信者達は気まずそうに顔を見合わせていたが。
「えぇい! 何をやっておるか、お前達! 裸は天然自然の象徴であり、健康への近道! 今さら、何を恥じらう必要があるものか!」
煮え切らない様子の信者達にビルシャナが叫んだところで、場の空気は再び妙な熱気に支配されてしまった。
「そ、そうだ! 風呂に入るのに裸になる……それの、どこが不自然なんだ?」
「それに、さっきから人のことを変態、変態と……。それじゃ、裸で温泉に入る野生の猿なんかも、全部変態だっていうのか、おい!」
残念ながら、信者達の目を覚まさせるためには、少々押しが足りなかったようだ。温泉に絡んだ全裸以外の健康法を勧められれば結果は違ったかもしれないが、こうなっては、もう止められない。
股間に葉っぱを付けただけの男達が、両手をわきわきとさせながらギラついた目で迫る。無駄な自信に満ち溢れた表情で、彼らはビルシャナの配下として、ケルベロス達に襲い掛かって来た。
●対決、葉っぱ軍団!
「ガーッハッハッハ! さあ、貴様達も生まれたままの姿になって、我の配下となるがよい!」
調子に乗ったビルシャナが、孔雀型の炎を飛ばして来る。狙いはこすも。直撃を食らい、早くも水着が焼け落ちそうになったところへ、今度は配下の男達が物凄い勢いで殺到して来た。
「えっ!? ちょ、ちょっと、何を……って、きゃぁぁぁっ!!」
たちまち、水着を剥ぎ取られ、こすもが両手で前を隠して悲鳴を上げた。だが、信者達はドヤ顔こそしているものの、鼻の下を伸ばしている者は誰一人としていなかった。
いかん、こいつら、正真正銘のアホだ。変態でないのは解ったが、しかしそれだけに性質が悪い。
「さあ、次はあいつだ! 我らを変態呼ばわりしてくれた者など、全員成敗してくれる!」
続けて狙われたのはリーズグリース。もっとも、彼女はこすもと違い、水着を奪われても何ら動じることはなかったが。
「むぅ、これで普段通り、ね」
風呂は裸で入る派の彼女にとっては、こちらの方が動き易いのだ。もっとも、見えては拙い場所に関しては、降り注ぐ謎の光と沸き立つ湯気で、しっかりバッチリとガードされていた。
「ヒャッハァァァッ! これで二人目! お次は誰だぁ?」
奪った水着を放り投げ、配下の男達は完全にテンションマックスになっている。このままでは、数分と持たずに全員が全裸に……。思わず残った者達の背中を冷たいものが走ったが、さすがに何回も水着を奪われる程、ケルベロス達も甘くない。
「さあ、これを使うっす!」
ライドキャリバーのカブリオレを盾にしつつ、アドルフが水着を奪われた仲間達に、タオルケットを放り投げた。その隙に、今度は彩葉と愛樹の二人が、それぞれのサーヴァントを援護に向かわせる。
「あ、危なかった……」
「お姉ちゃん、彩葉、助かったよ……」
ウイングキャットの四季猫とテレビウムのティーレに守られて、神楽と秋沙が思わず胸を撫で下ろす。そんな中、クオンだけは粛々と、ゴミを見るような軽蔑の眼差しを向けて信者達を殴り飛ばしていた。
「警察の厄介になってもいいというのなら、止めはせん……。だが……邪魔するなら容赦しないぞ?」
急所は外すよう務めるが、それ以外は容赦もしない。強烈なボディブローが炸裂し、非力な信者達の身体が温泉の湯の中に沈んで行った。
●全裸の末路
気が付くと、ビルシャナの取り巻きである信者達は、その全てが熱い温泉の湯の中に沈んでいた。
完全に意識を失って、尻丸出しの状態で裸男達が湯に浮かんでいる。なんともシュールな光景だが、しかしケルベロス達の被害も相当なものだ。見れば、誰も彼も水着を奪われ、ほとんど半裸に近い状態に!
「おのれぇ……。ならば、この一撃を食らうがいい! そして、裸で温泉に飛び込むのだぁっ!」
「「うひゃぁっ! さ、寒ぃぃぃっ!」」
周囲を凍て付かせる氷の輪で攻撃されて、水着を奪われた者達が一斉に悲鳴を上げた。
できることなら、このまま温泉に飛び込みたい。そのまま何もかも忘れ、身体を温めたいところだが……しかし、そうなってしまっては、ビルシャナの思う壺。
「うぅ……こ、これ以上は、好きにさせないのです!」
「さすがに、そろそろ倒さないと、ね」
こすものアームドフォートが火を噴いて、リーズグリースの杖先から稲妻が走る。直撃を食らい、ビルシャナの身体が黒い煙を上げて焼け焦げるが、それだけでは終わらない。
「神楽の前で脱がされるなんて、絶対に駄目なんだから!」
「お姉ちゃんや彩葉を全裸にするなんて、許さないよ!」
怒りに燃える彩葉の蹴りが炎を呼び、神楽の放った竜の幻影が、これまた強烈な火炎を浴びせ掛ける。
「あ、あちっ! あちちっ!!」
羽毛が焦げ、ビルシャナが焼けたところを押さえながら転げまわるが、もう遅い!
「はいはい、これはオマケよ」
二台のスマホを巧みに操作し、複数のサイトを纏めて炎上させる愛樹。その結果、何故か炎がビルシャナを包み、ますます酷い焼き鳥に。
「ぬぉぉぉっ! ま、また火が……るぶわっ!?」
残念ながら、最後まで台詞を言う前に、ビルシャナの身体をカブリオレが轢き潰した。ついでに、ティーレが凶器で頭をカチ割り、四季猫の爪が顔面をズタズタに引き裂いた。
「我は盟約によりて万古の契約の履行を要請す。我は意地を貫く白の騎馬。完成せよ白王号!」
サーヴァント軍団の猛攻に続け、巨馬の姿になり突進するアドルフ。そんなに天然自然が好きならば、人間でなく動物の体当たりでも食らっていろと。
「ぐぁぁぁっ!!」
疾風の如き突進を真正面から受け、ビルシャナの身体が宙を舞う。哀れ、温泉の岩場に頭をぶつける形で落下したが、本当の地獄はここからだ。
「避けれるものなら避けてみせろ……」
待ち構えていたように刀を抜き、クオンがビルシャナを斬る、斬る、斬る!
あらゆる方向からの連続攻撃。鋭い太刀が振るわれる度に、羽毛が温泉に散って舞い。
「これが私のとっておきっ! これでっ……砕け散れぇぇぇー!」
最後は秋沙がボロボロにされたビルシャナに、自らの闘気を剣の形に変えて叩き付けた。
「ごふっ……。ば、馬鹿な……温泉仙人が、温泉を舞台にして死ぬはずが……」
目の前の現実が信じられない。そんな驚嘆にも似た表情を浮かべたまま、温泉仙人を名乗るビルシャナもまた、天然温泉の中に沈んで行った。
●憩いの一時
戦いは終わった。周囲への簡単なヒールを済ませ、ケルベロス達は改めて、天然の露天温泉を楽しんでいた。
「今回も、随分と下らない相手だったな」
「ま、まったくです! どうしてビルシャナは、こうも変態が多いんでしょう……」
呆れ顔のクオンに、こすもが半泣きになりつつ頷いている。温泉は気持ちいいが、しかし男達に水着を奪われたことを思い出すと、必ずしも手放しで喜べない。
ちなみに、その男達であるが、気絶した状態で温泉から引き揚げた上で周囲に寝かされていた。アドルフがタオルケットを被せておいたので、とりあえず見た目的にも拙くはあるまい。
「この面子なら水着なしでもいいような……。やっぱダメ?」
「いや、水着は要るからね!? あんな説得した後だし、そもそも天然露天風呂だから、誰に見られるか分からないよ!?」
あくまで全裸で入ろうとする愛樹を、慌てて止める彩葉。その隣では、神楽が少しばかり恥ずかしそうにしつつも、至福の時を過ごしており。
「ふふっ、こんなに楽しいお風呂は、何時までも入っていたいなぁ……」
片手に恋人、片手に姉。これぞまさに、両手に花だ。
「やっぱり、戦った後の温泉は最高だね」
「ええ、その通り、よ。温泉は、極楽、ね」
秋沙の言葉に、どこか意味深な表情でリーズグリースが返した。
この場合、極楽とは身体的な癒しを指すのか、それとも視覚的な眼福を指すのか。恐らく、彼女からすれば、そのどちらも間違ってはいないのだろう……たぶん。
作者:雷紋寺音弥 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
![]() 公開:2016年2月16日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 6
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