メカフェチこそ至高ッ！

■リプレイ

●都内某所
「メカ、ねー……。まー、男の子とかなら分かってくれそうだけど、内容が無いようだし、ただそう言ってるだけかー」
　リフィルディード・ラクシュエル（刀乱剛呀・e25284）は色々と考え事をしながら、仲間達と共にビルシャナが拠点にしている廃墟と化したビルにやってきた。
　その場所では、以前まで怪しげなセミナーが開かれており、詐欺まがいな事が行われていたようである。
　そのためか、胡散臭い雰囲気が漂っており、ビルシャナが拠点にするのに相応しい場所のように思えた。
「それにしても、メカ好きか～。まあ、何となくわかる気がするけどね～」
　そんな中、ノノ・サーメティア（オラトリオの巫術士・e67737）が、何やら察した様子で口を開いた。
　だが、ビルシャナのメカ好きは、残念レベル。
　メカ好きと言う割には、特にこだわりがある訳では無く、フワフワとしている感じがするため、真のメカ好きに失礼なほど薄っぺらい印象を受けた。
　それでも、信者達はビルシャナによって洗脳され、冷静に判断する事が出来なくなっているため、薄っぺらい教義であっても、違和感を覚える事がなく信じ込んでいるようだった。
「イイですか、皆さん。この世で最も崇高なモノ……。それこそがメカなのです！　しかし、世の中の人間は何も分かっていない。メカの素晴らしさを微塵も理解しようとしない。それは、とても悲しい事。本来あってはならない事なのです！　故に、私達が救わねばなりません！」
　室内ではビルシャナが男性信者達を前にして、自らの教義を語っている最中だった。
　一応、メカ好きである事を示すため、ビルシャナ達はメカメカしい恰好をしており、見た目だけならメカ好きと言っても違和感はなかった。
　だが、それだけ。
　メカについて詳しい訳でもなく、ただ好きと言う感じで中身がなく、予想以上に薄っぺらかった。
「ねぇ、機械も良いけど、生身の人間も悪くないでしょ？」
　そんな空気が漂う中、田中・祥子（歪んだ愛・e56491）が、拘束具姿でビルシャナ達に迫っていった。
「残念ですが、その問いにはノーと答えるしかありません。確かに、生身の人間が良いと言う人もいるでしょう。……ですが、私達が柔らかい肌より、メカメカしい硬いボディが好きなのです。そう言った意味で、あなたに用はありません。怪我をしたくないのであれば、このまま帰っていただけますか？」
　ビルシャナが躊躇う事なく、キッパリと答えを返した。
　男性信者達も虚ろな表情を浮かべ、何かに取り憑かれた様子で、『……帰れ、帰れ……』と連呼した。
「ならば、何の問題もありませんね。私は最新型のセクサロイドです。レプリカント呼ばれる存在が居る事はご存知でしょう？　見た目は人と同じように見えるかも知れませんが、中身はメカです。故に、御主人様の命令であれば、どんな事であっても忠実に従います。いまから、その証拠を御見せしましょう」
　そんな空気を一変させる勢いで、ミスラ・レンブラント（シャヘルの申し子・e03773）が、自らをセクサロイドと称し、肌にピッチリ張り付くサイバー風のハイレグレオタードのボディスーツ姿で男性信者に迫っていった。
「な、なんだ、お前は！　や、やめろ！」
　その途端、男性信者が激しく動揺したものの、その気持ちに反して下半身は、サムズアップ状態。
　しばらく禁欲生活が続いていた事もあり、少し触れられただけで、ビクビクと身体を震わせ、噴水の如く大量のミルクを放出させた。
「こ、これは……その……誤解です！」
　それと同時に、男性信者が『この世の終わり』とばかりに動揺し、崩れ落ちるようにしてビルシャナにしがみついた。
「ま、まあ……セクサロイドであれば、問題はないでしょう。一応、メカ……ですからね」
　一方、ビルシャナは前屈みになりつつ、横目でチラリとミスラを見ながら、小さくコホンと咳をした。
　この様子では、自分もシテ欲しいのだろう。
　下半身が本人以上に、自己主張をしているようだった。
「私はセクサロイドなので妊娠しませんから、遠慮せずナカに射精して下さい」
　その気持ちに応えるようにして、ミスラがメカメカしい祭壇に座り、ヒクつくナカが見えるようにして脚を開いた。
「こ、これは……！」
　その事に気づいた男性信者達が、一斉にミスラの股間をガン見した。
　だが、男性信者達は、揃って初見ッ！
　そのため、生身の女性と一緒なのか、セクサロイド特有のモノなのか、判断がつかないようだった。
　それでも、男としての本能がそうさせているのか、みんな元気そのものだった。
「まあ……、上の方には大きくて柔らかいのは無いけど……。下では温かく包め所で硬いのを包んであげようか？」
　それを目の当たりにしたノノが、含みのある笑みを浮かべ、男性信者達の股間をまさぐった。
「んぐっ！」
　最初は戸惑いの色を見せていた男性信者達であったが、下半身は正直。
　誰ひとりとして、嘘をつく者はおらず、天を衝くほどの勢いで、反り立っていた。
「それとも、胸に挟んで欲しい？　ほら、君のを包み込めるくらい大きいでしょ？　試して……みない？」
　リフィルディードが妖艶な笑みを浮かべ、男性信者達に流し目を送りつつ、自分の胸を押しつけた。
「この状況で断る理由なんてないと思うけど……。本当は触ってみたいでしょ？　拘束具の下は裸だから、好きにしていいのよ？　ほら、拘束具越しでも聞こえるでしょ、私の心音が……。伝わってくるでしょ、私の体温が……」
　その流れに乗って、祥子がパーフェクトボディで溢れんばかりの魅力を漂わせ、男性信者達に迫っていった。
「うぐぐっ！」
　その途端、祥子の身体からメスのニオイを感じ取り、男性信者達が興奮した様子で鼻息を荒くさせた。
「ねぇ？　このまま何もしないつもり？　触りたいなら、触ってもいいよ？」
　リフィルディードがミスラの横に座りながら、股間の濡れた部分を男性信者達に見せつけた。
「も、もう限界だ！」
　それに引き寄せられるようにして、男性信者達がリフィルディード達の股間の顔を近づけた。
　その気持ちと共に下半身に欲望が充填されていき、禍々しいほど勇ましく反り立った。
「ほら、服を脱いで……。君の腰にある硬いもの、私に入れてみて。いっぱい、私の中の柔らかいのを感じてみてよ」
　そんな空気を察したノノが、甘えるように男性信者達に身体を擦り寄せ、その耳元で優しく囁いた。
　一方、リフィルディードは大きな胸で男性信者のモノを挟み込み、こね回すようにして、大量のミルクを搾り取った。
　祥子も口で男性信者のモノを咥え込み、搾り取る勢いで一時に吸い上げ、じゅぽじゅぽと音を響かせながら、舌で転がし、次々と天国に誘った。
「みんな、遠慮をしなくていいからね」
　ノノも近くにいた男性信者を抱き寄せ、自らのナカに優しく導いた。
　その横でミスラが代わる代わる男性信者達の相手をしながら、まるでウエディングドレスを纏うようにして、大量のミルクを全身に浴びた。
　それでも、男性信者達の勢いは止まらず、何かに取り憑かれた様子で激しく腰を動かした。
「凄い、こんなにいっぱい、妊娠しちゃうかも！」
　リフィルディードが興奮した様子で、ミスラのナカを指で掻き混ぜるようにして、くちゅくちゅと音を響かせながら、男性信者達に見せつけた。
　それが引き金になって、男性信者達がさらに興奮し、奥に届くほど腰を打ちつけ、大量のミルクをミスラのナカに注ぎ込んだ。
　その気持ちに応えるようにして、ミスラが男性信者に抱き着き、両脚で腰を挟み込んだ。
「……盛り上がっているところ、申し訳ないんだが、そろそろ私も仲間に入れてくれないか？」
　そんな中、ビルシャナが反り立ったモノを押し付ける勢いで、ケルベロス達に迫ってきた。
「何か勘違いをしているようですが、メカこそ至高であると謳っていながら、あなたは何から何まで中途半端ですね。そもそも、あなた自身は、生身の身体のようですし……」
　ミスラが全身ミルクまみれになりながら、ビルシャナに対して冷たい視線を送った。
　まわりにいた男性信者達も洗脳が解けて我に返っているのか、ビルシャナに対して、同じように冷たい視線を送った。
「そ、そんな事はありません。私も見た目はアレで……その……とにかく、メカ！　メカなのです！」
　ビルシャナが激しく動揺した様子で、ツラツラと言い訳を並べていった。
　しかし、男性信者達の反応は、冷ややか。
　みんな生ゴミを見るような目でビルシャナを見つめ、味方をする者はひとりもいなかった。
「これが答えです」
　リフィルディードが真っ直ぐビルシャナを見つめ、その思いを拒絶した。
「ええい、ならば、みんな滅びてしまえ！」
　次の瞬間、ビルシャナが逆ギレした様子で、孔雀の形の炎を放とうとした。
「もう……、せっかく楽しんでいるのに」
　すぐさま、ノノが氷結華（ヒョウケッカ）を発動させ、バスタードソードに氷の力を宿し、ビルシャナの足元に叩き付け、氷で出来た華を咲かせた。
「うぐ……、これは……」
　その途端、ビルシャナの動きが封じられ、思うように体を動かす事が出来なり、孔雀の形をした炎も飛ばす事が出来なくなった。
「もう煩いから、黙って！」
　それと同時に、リフィルディードが苛立ちを隠せない様子で、クイックドロウを仕掛け、ビルシャナの股間を銃弾で撃ち抜いた。
「ぎゃああああああああああああああああああああ！」
　その一撃を喰らったビルシャナが、断末魔を響かせ、血溜まりの中に沈んで息絶えた。
「さて、ビルシャナを倒す事は出来ましたが、皆さん……まだ物足りないでしょう？　溜まりに溜まったタンクがカラッポになるまで遠慮なく出してくださいね」
　そう言ってミスラがミルクで溢れたナカを見せつけるようにして、指で開きつつ弄び始めた。
「金属の質感よりも柔らかい物の良さが分かるまで、一晩中楽しもうねぇ」
　リフィルディードもノリノリな様子で、男性信者達に身体を擦り寄せた。
　そして、ケルベロス達の宴は、男性信者達が色々な意味で燃え尽きるまで続くのであった。

作者：ゆうきつかさ	重傷：なし 死亡：なし 暴走：なし
種類： 公開：2021年4月1日 難度：普通 参加：4人 結果：成功！
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