ホワイトデーは倍返しで!

作者:芦原クロ

 梅が見頃となり、春が近づいている地域。
 とある百貨店では、期間限定のホワイトデーフェアが開催中。
 プラリネショコラや、口どけ濃厚なチョコレート。喉を滑らかに通る、まろやかなジャンドゥーヤ。サクサクの食感が楽しめる焼き菓子などが揃っている。
 百貨店から5メートルほど離れた、ひと気の無い歩道の隅で、ビルシャナと一般人10名が集まっていた。
『ホワイトデーね。バレンタインのお返しは、高価なものじゃないと、ダメよ!』
 女性の声で激しく主張する、ビルシャナ。
 ビルシャナの発言に納得している者は信者になり、全く納得出来ない人は逃げ去っているので、信者以外に、一般人の姿は無い。
『こっちは、モテない男共にチョコあげて、夢を見させて良い気分にさせてあげてるんだから、その分も含めて倍で返すのが当然だと思わない? 1人につき、1万円以上の物をお返ししてくれなきゃ。ブランド物の装飾品やバッグや服が良いわね』
 10名の信者を前に、無茶苦茶な主張をしているが、女性の信者達は全員、頷いていた。
『もっと高値の品を置きなさいって、言いに行きましょう。断られたら、実力行使しかないわね』
 つまり、襲撃である。
 ビルシャナの言動で正気を失った信者達は、反論せず、ビルシャナと共に百貨店へ向かおうとしていた。

「ホワイトデーは、お返しになにが貰えるのか、ちょっとワクワクしませんか? 予想外の物でも、貰えるだけで嬉しいと思うのですが……それを望まない人間がビルシャナ化し、破壊活動や配下を増やそうとしています。犠牲者が出る前に、一般人の救出とビルシャナの討伐をお願いします」
 頭を下げる、セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)。

 ビルシャナの言葉には強い説得力が有る為、放っておくと、一般人は配下になってしまう。
 信者達は、ビルシャナの言動の所為で、破壊衝動を引き起こされている。
 倒すと死んでしまうほど、配下は絶望的に弱い為、戦闘になれば攻撃しにくい面倒な敵となるだろう。
 配下は、ビルシャナを倒せば元に戻る。
 しかし、死なせる危険性が有る以上は、ビルシャナの主張を覆すような、インパクトのある主張を行ない、信者を正気に戻して配下化を阻止するのが最善だ。

「ホワイトデーの話や、お返しで欲しい物などの話をしていると、このビルシャナは襲撃することよりも、そういう言動をしている人物を優先します」

 信者は全員、女性だ。
 スイーツは好きだし、可愛い物やキレイな物だって、好きだ。
 なので、美味しいスイーツや可愛い物を勧めてみたり、ホワイトデーのお返しで仲が進展した話などを語るのも、良いかも知れない。
 人払いを念の為にしていれば、完璧だろう。

「ビルシャナとなってしまった人は救うことは出来ません。せめて被害が大きくならないように、撃破をお願いします。皆さんだけが、頼りです」


参加者
ミリム・ウィアテスト(リベレーショントルーパー・e07815)
ハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣精・e11231)
マロン・ビネガー(六花流転・e17169)
マイヤ・マルヴァレフ(オラトリオのブレイズキャリバー・e18289)
エルム・ウィスタリア(薄雪草・e35594)
柄倉・清春(ポインセチアの夜に祝福を・e85251)
佐竹・レイ(きらっきら好事家の介・e85969)

■リプレイ


「ホワイトデーって、バレンタインに比べて規模小さいですよね」
「恋人との仲が進展した今! オレ自身お返しに鬼悩んでっかんなぁ……」
 ミリム・ウィアテスト(リベレーショントルーパー・e07815)がビルシャナ達の優先順位を変える為に、言葉を発して。
 柄倉・清春(ポインセチアの夜に祝福を・e85251)も、敵や信者達に聞こえるほどの声量で続く。
 その発言に敵が過剰に反応し、襲撃する事を忘れて。
『バレンタインの規模が大きいのは、モテない男共の分まで、チョコを買うからに決まってるじゃない!』
 ミリムの言葉に対し、自論を口にする敵。
 そして今度は、清春のほうへ向き直り。
『ホワイトデーの話ね? お返しは高価な物、一択よ! 相手が恋人なら尽くして! 高価品……ブランド物のアクセサリーとかバッグとか服にしなさい!』
 グイグイと、食いついて来る。
「これで周囲を気にする必要はないだろう。任務開始といこう」
 その隙に、ハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣精・e11231)が殺界形成を展開し、人払いを済ませた。
(「バレンタインには男女関係無いですけれど、こういう日本の慣習って不思議で面白いです」)
 念の為、一般人が近づかないよう、キープアウトテープを貼りつつ思案する、ミリム。
「深い付き合いでも無い相手に、高い返礼を求めるのは無謀では……」
『チョコを貰えない男共に、こっちは夢を見させてあげてるのよ!? それ相応の礼を貰うのが当然でしょう!?』
 マロン・ビネガー(六花流転・e17169)が慎重に声を掛ければ、敵は大声で反論。
(「うわぁ~、めちゃくちゃなこと言ってるわね」)
 かなりドン引き状態の、佐竹・レイ(きらっきら好事家の介・e85969)。
「その考え、古いんじゃないかな?」
『古い!?』
 マイヤ・マルヴァレフ(オラトリオのブレイズキャリバー・e18289)の、ストレートな言葉がグサリと精神に刺さったのか、敵は苦しそうに胸元を翼で押さえた。
 敵が精神的ダメージと戦っている為、信者達は困惑げだ。
 エルム・ウィスタリア(薄雪草・e35594)が、にこやかな笑顔を浮かべ、マイヤの言葉に頷いている姿が、敵にとっては更なる追い打ちだ。
「うーん、そもそも催促するのは私はどうかと思うのよね! お返しって結局のところは気持ちが大事だと思うんだけれど」
 ローレライ・ウィッシュスター(白羊の盾・e00352)が敵ではなく、女性信者達に向けて言葉を掛ける。
 敵が、なにも言えない状態になっている為、信者達は自然と耳を貸す。
「相手と一緒に、欲しいものを買いに行く手もあるわよ! そうすればお互いに、いろいろいい感じだと思うのよね!」
「一緒にかぁ、それいいねぇ。ローレライちゃんの意見、参考になるなぁ」
 恋人の姿を思い浮かべ、幸せそうに語るローレライ。
 お返しに悩んでいる清春が、ローレライの説得を褒めると、それが後押しとなり、1人の信者が正気に戻った。


「多少高価な程度のものより、本命の相手からの心が籠もった品物の方がずっといい」
 ハルの美しい顔立ちが余程好みだったのか、「美形が言うなら」と。1人の信者が信仰をあっさり捨てる。
「高級品で取り繕った心無いテキトーなお返しよりも、私は素直な感謝の言葉が嬉しくて、好きです」
「いつもありがとう。の様なメッセージカードでも、手書きだったら、相手の心が籠っていると分かって嬉しい物です」
 ミリムの主張に、マロンも頷きながら言葉を重ねた。
 揺れ動く、信者達の心。
「そうですね、お返しだったらちょっとしたお菓子とかで十分だと思いますよ。高いものだと気疲れしちゃいません? 貰ったその場はよくても、金額相応のモノを求められると言うか」
『モテない男共に求められるなんて絶対、嫌よ!』
 立ち直った敵が、エルムの言葉に過剰反応。
「渡す方も何もなしに贈るわけじゃないと思うんですよ。それに、お返しは相手から頂くものであって、こちらから色々と要求するのは少し違うと思うんです」
 敵の反応には構わず、穏やかに信者達に接する、エルム。
「もし高級な物を貰っても、貴方達はその価値に見合うだけの存在で居続けられますか? 最初は大切にしてもその内に飽きて、箪笥の住人にしたり転売したりしない自信は有ります?」
 マロンは別の角度から、手厳しい問いを投げて。
『転売しても良いじゃない! 貰った時点で、その品物をどうするかの決定権は、こっちに有るんだから!』
 大きく胸を張って、自分勝手で横暴な言動を放つ。
 様子を見ていたレイが、敵のあまりの無茶苦茶さを前にして、口を開いた。
「ブランドものって値段に見合うしっかりした造りだけど、一番求めてる要素ってブランド自体が持つ知名度とか付与価値よね」
『良く分かってるじゃない! ブランド物を身に付けて、周りに見せびらかす喜び! しかも自分で買った物じゃなく、貢がれた物! 女としての勝ち組になるの!』
 高笑いする敵に、マロンが呆れた眼差しを注いで。
「高級品なら、例え自分の肌に合わない化粧品や、使い難いバッグでも良いタイプですか? あいつ金で釣れる程度の女か……と、倍返しで見下されそうですね。自分が見下している筈の殿方から」
 エッジの効いた、マロンの言葉に精神的ダメージを受け、またもや動けなくなる敵。
 見下されるのは耐えられない、とばかりに、1人の信者が我に返り、逃げ去ってゆく。
「価値の付けようがない、ホワイトデーがあってもいいでしょう」
 残りの信者達を見回しながらミリムが説くと、信者達は興味深そうに聞き入る。
「適当に選んだ特定の何かじゃなくって、誰かが自分のために悩んで、迷って、想って、選んでくれたモノって、すっごく! かけがえのない価値があるんじゃないかしら?」
 レイが力説してから、にっこりと愛らしい笑顔を見せて。
「あたしも苦手なものとか嫌いなものとか貰ったら、素直に喜べないかもしれないけど、定番のものならハズレなんてないし、気持ちも一緒に受け取ったら忘れられない一日になるはずよ、きっと♪」
 恋愛話が好きなレイと、通ずるものがあったようで、信者が2人、納得して正気を取り戻した。
「物を贈る、お心遣いに感謝……程度で良いのに。欲が絡むと季節的な情緒まで台無しになりそうです」
 マロンが言葉を発すると、残りの信者達はビクッと大きく跳ねる。
 先程、敵を撃沈させた鋭い発言が、完全に信者達を怯えさせてしまったようだ。
 女性の反応を逐一見逃さない清春は、いち早く気付いて。
「マロンちゃんは、なに貰えたら嬉しいのかなぁ?」
「世間の悪と理不尽を破壊する爆破スイッチ……いえ、冗談です。話題の店のケーキや茶葉、珈琲豆辺りが」
 女性にはチャラ男口調の清春が優しく問うと、マロンは素直に答える。
 少しだけ沈黙し、欲しい物について深く考えれば、マロンはパッと表情を輝かせて。
「一緒に美味しいモンブラン巡りをしてくれる方がいいです!」
 と、愛らしい要求。
 マロンのギャップが強烈だったようで、信者が1人、ときめきを胸に抱え、信仰を捨てて去った。
 当然、マロンは無自覚なので不思議そうに、元信者を見送る。
「お菓子好きじゃないの? チョコは甘くて食べると幸せで嬉しい気持ちになるし、マカロンはサクっとして美味しいし、クッキーは紅茶と一緒にいくらでも食べられちゃう」
 マイヤがお菓子の魅力を語ると、信者達は気になる様子で、そわそわしだす。
「これ、お返し予定のお菓子の試作品なんですけど、どうかなって」
 この時を待っていたとばかりに、出されたお菓子の詰め合わせ。
 料理が趣味になっている、エルムの手作りだ。
 試作品なので少し不格好だが、猫や肉球型のマカロンという、とても可愛らしいお菓子。
(「エルムの女子力高ぇ……っ!」)
 エルムは男性だが、そう思わずには居られない、清春。
「人数分ありますので、どうぞ。お菓子だって馬鹿にしてはいけないんですよ? お菓子の種類で意味が変わったり、この時期のお菓子って色々可愛かったり、素敵だったりするんですから」
 普段通りの穏やかな口調で告げ、信者に配ってゆく、エルム。
 その光景に、レイの視線がじっと注がれている事に気づき、エルムはレイにもお菓子を渡した。
「ありがとー♪ 可愛いから見て楽しめるし、美味しいわね♪」
 嬉しそうにお菓子を見つめてから、味わって食べたレイの口が、幸せそうに緩む。
 我慢出来ず、1人の信者がお菓子を食べて。
 ブランドよりもスイーツ最高、と。信仰を捨てた。
「バッグやアクセサリーは食べられないもんね?」
 マイヤが追い打ちを掛ければ、更にまた1人、我に返る。
「内心期待するのはいいかもしれないけど。それに、好みがあるから、何をお返ししていいか悩む人も居ると思うんだけれど」
 残りの信者2名に、ローレライが話し掛ける。
「貰えるならお菓子だったら嬉しいかも! 好きな人と一緒に食べたら、もっと仲が深まりそうだと思わない?」
 エルムの手作りお菓子を、ちらりと見てから、ローレライは恋人とのそんなシーンを想像。
「私は彼の愛と情熱の籠った手作りやデートが一番ですけどね!!」
 唐突にノロケだす、ミリム。
「違った視点なら、自分の魅力が上がる新しい発見に繋がったりもするんじゃねぇかな。君たちみたいな可愛い子ちゃんが、もっと魅力的になっちゃうんじゃ、ブランド物も形なしっしょ」
 清春は女性信者達に接近し、完全にチャラ男と化している。
『そうかしら!?』
「雌鳥には言ってねーよ」
 起き上がった敵に対し、塩対応で返す、清春。
 その表情は完全に、女性を見る目では無く、ブリザード級のものだ。
「自分で買う方が早いと思うよ。だって、コレ違う、アレ違うって思わなくちゃいけないでしょ? そのたびにイライラして、疲れちゃわない?」
 残った信者達に対し、マイヤが疑問を投げれば、思うところが有るようで。
 沈黙し、考え込んでいる女性信者2人。
「ホワイトデーは倍返しで高いモノが欲しいと……なら、残りの皆さんの欲しいモノを言い当てましょうか! それはもちろん……現ナマでしょう! 現ナマ! 札束!」
 自信たっぷりに、声をあげたのは、ミリムだ。
「ほれ、お返しに這い回って拾えよ。ってバラ撒かれたら、高額転売できるかわからないブツよりも、確実な現ナマを拾いにいくでしょう!?」
 試しに、豪快にバラ撒く、ミリム。
 あまりにもインパクトが強すぎる光景に、正気を取り戻す、1人の元信者。
「金の匂いに釣られないとは、やりますね……」
 誰も拾わないのを確認した後、ミリムはそれらをそそくさと回収し、小声で呟いた。
 信者が去っていることに、敵は気づいていない。
 なぜならエルムが、敵の口にお菓子を突っ込もうと、攻防を繰り広げているからだ。
「人の財布は有限だ。下手に義理のお返しに、お金を使う文化が根付いてしまうと、本命に割ける労力が減ってしまう」
 落ち着いた口調で、ハルは言葉を続ける。
「君たちが皆沢山義理チョコを配ったということは、その相手も沢山義理チョコをもらっているという事なのだから」
「わたしなら気楽に贈ったり貰ったりしたいし、お返しを貰えるなら何でも嬉しいけどなあ」
 ハルの正論に載るようにして、マイヤが畳みかける。
 最後の信者はまだ迷っており、我に返りそうで、返らない。
「お返しがブランド物一色じゃ面白みに欠けるっしょ。人生には驚きがなくちゃねぇ!」
「驚き……?」
 怪訝がる信者を真っ直ぐ見ながら、清春は記憶を思い起こす。
「予期しない物を予期しないタイミングと方法で貰った時の、ドキドキと幸せって、すげぇぜマジで」
 幸せを噛みしめるかのように、清春はほんの少し熱弁してから、メンバーへ視線を移す。
「てか意見もプレゼントもやっぱ人によりけりなのな。……しょーじきな話、もうブランド物が一番とか思ってねーんじゃね?」
 清春の真っ直ぐな問いに、最後の信者は頷き、信仰から脱した。
 掛けられた多くの言葉、そしてエルムがくれたお菓子を大切そうに持ち、その場を去ってゆく。
 エルムと攻防を繰り広げていた敵が、信者が全員居なくなっていることに気付いた。
 どれだけ見回しても、信者が1人も居ない。
 ショックで、へなへなと脱力する、敵。

「眼を見開きとくとご覧あれ! 刹那のショーを!」
「さて、君はどうやら手遅れらしい。せめて私の気持ちをこの刃に乗せて贈ろう。さよならだ」
 怒涛の連携攻撃が炸裂し、最後はクラッシャー2人、ミリムとハルの強烈な同時攻撃により、ビルシャナは完全に消滅した。


「貰えるだけ、いーじゃないのぉ。ホワイトデーで貰えない……あたしって女子力ゼロ!? うぅ~!」
 頭を抱え、小声で呟いている、レイ。
 それに釣られたのか、ミリムの瞳から光が消えて。
(「感謝とお返しはあれど、デートはほぼ全然なんですよねー……」)
 男性陣がどのような主張をするか、少しワクワクしていた反動も有り、ミリムの沈みぶりはかなり深い。
「おー、百貨店が近いんなら寄ってみっかな。思いがけない特別なお返しが見つかるかもしんねーし」
「何か良いものあるかな」
 清春が百貨店の方向へ視線を送ると、仲間たちにお菓子を配り回っていたエルムも呟いて。
「せっかくだからお買い物したいな。今日頑張ったご褒美が欲しい! ね、ラーシュもそう思うでしょ、何か買ってあげるよ」
「頑張ったご褒美!? それならあたしも、今日もお仕事を頑張った自分へのご褒美に、スイーツを補給しなくちゃ♪」
 マイヤの言葉に反応し、ついさっきまで落ち込んでいたレイが、途端に元気になる。
「なーにがいーかなー」
 売り場に着くと、興味津々な様子で、うろうろと回るレイ。
「何買うの? オススメとかある?」
 ハルやローレライに声を掛け、返答にあった物をチェックしている、マイヤ。
(「知人へのお土産を買っていきます。……モンブランは、有りますかね?」)
 お土産を選んでいたマロンだったが、とんでもないほど甘党な性質の為、甘い物を探し回って。
「清春のお返し、とっても興味あるんだよね。デバガ……ううん、見守ってるんだよ」
 デバガメ、と言い掛けて途中で言い直す、マイヤ。
 その視線の先には、スイーツやチョコレート、リラックスアイテムの花の入浴剤などを見て回っている、清春の姿。
 スタッフが近付いて、飴などは『あなたが好き』、マカロンやカップケーキは『あなたは特別な人』、バームクーヘンは『あなたとの関係が続くように』との意味が含まれていると教えていた。
「わ、ラーシュ! ぺちぺち叩かないで……判ったから、邪魔はしないから!」
 相棒のラーシュに手加減されながらも叩かれると諦めて、マイヤは自分とラーシュの分のスイーツを探すのだった。

作者:芦原クロ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2021年3月14日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 0
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