秋宵の舞踏会

■リプレイ

●夜会
　ホールの外観からは仄かに灯りが零れて夜を照らしている。
「舞踏会にエインヘリアル、ねぇ」
　そこへ直走りながら、武田・克己（雷凰・e02613）は呟いていた。現場は既に近い、それでも怯みも無用な焦りもなく、ただ目指すべき内部を目指す。
「あいつらにそんなもんを理解する風情なんてないだろうに」
「そうですね……」
　一方、伊礼・慧子（花無き臺・e41144）も脚は止めぬまま、自身に思いを及ばせていた。
（「私のような日陰者にも、縁のない場所だと思っていましたが……」）
　それでも、そこに護るべき対象がいるのであれば。
「これもまた社会経験ですね」
　参りましょう、と。
　先ずは迷わず入り口を抜ければ──見えるのは割れた硝子と人々を睨む罪人、エインヘリアルの姿。
　今しも混乱が爆発せん境目だった、が。そこへ響くのはヴィヴィアン・ローゼット（びびあん・e02608）の澄んだ声音。
「敵はあたしたちケルベロスが必ず倒すから！　落ち着いて速やかに避難してね！」
　言いながら、同時に巨躯との間に割って入っていた。
　慧子もアルティメットモードで勇壮な見目へと変じ、平静を呼びかければ──すんでの所で騒乱は免れる。
　同時に罪人へは、克己が声を投げていた。
「おい、エインヘリアルのへっぽこ大将。そんなよわっちいのしか狙えねぇのか？」
「……、君たちは」
　罪人が目を向けると、ヴィヴィアンも視線を寄越す。
「踊りの相手にならあたしたちがなってあげるよ、寂しいエインヘリアルさん」
「そう、そんなに舞がすきなら、すきなだけ踊ればいい」
　これがお前の最期になるんだから、と。
　こつりと床を踏み立ちはだかるのはノチユ・エテルニタ（宙に咲けべば・e22615）。碧紅の瞳に浮かべるのは、咎人の死の未来を映す冷ややかな温度。
　罪人が顔を歪めると、克己は刃を突きつける。
「かかってこないのか。まぁ、仕方ねぇ。ケルベロスにビビるのは当然だが」
「──」
「ビビッてないってんなら、こっちで俺たちと遊ぼうぜ」
「……良いさ、そこまで言うのなら」
　刃を握り締めた罪人は、番犬達へ殺意の鋒を向けていく。
　その間隙に、隠密していたハル・エーヴィヒカイト（閃花の剣精・e11231）が人々の前に姿を見せ誘導を始めていた。
「このまま外へ真っ直ぐ向かってくれ。──向こうの先導を頼めるか」
「はい……」
　と、頷く巫山・幽子も助力して皆を戦場から離していく。
　訪れ始める静寂に、罪人も目を向けるが──そこに立ち塞がるのが慧子。
「どうしましたか。斬れる相手でなければ興味はありませんか。踊りの上級者ならば──相手を殺さずに活かすものですよ？」
「見るからに不器用そうだし、そういうこと出来ないんじゃないかな」
　そう挑発の言葉を飛ばすのが香月・渚（群青聖女・e35380）。好戦的な色を交え、笑みを向けてみせていた。
「きっと、キミみたいな者にはダンスの素晴らしさが分からないんだろうね」
「言ってくれるね。……ならばこの剣舞を、味わえばいい」
　罪人は刃を振り抜こうとする、が。
　瞬間、そこへ眩く閃く光あった。
　彩咲・紫（ラベンダーの妖精術士・e13306）が掌から生み出す『恵みの光』。揺蕩うラベンダーへ自然の力を漲らせ、急成長させて巨躯の足元を鋭く縛る。
「カトレア様」
「ええ」
　紫に応え、軽やかに舞い跳ぶのはカトレア・ベルローズ（紅薔薇の魔術師・e00568）。紅の衣を優美に靡かせて、ひらりと回ればブーツが花びらの軌跡を生み出して。
「まずはその動きを、封じてあげますわよ！」
　一撃、美しくも痛烈な蹴り落としを叩き込んだ。
　よろめきながら罪人も刃を踊らせる。が、慧子が防御態勢を取って衝撃を抑えれば──ノチユが星屑色に明滅する紙吹雪を撒いて、加護を齎し回復防護。
　渚もまた雷竜を飛び立たせて──。
「ドラちゃん。サポートは任せたからね！」
　治癒の雷光を注がせれば、同時にヴィヴィアンも匣竜のアネリーに眩い魔力を発揮させ、前衛を万全にした。
　ヴィヴィアン自身は攻勢に移り、鮮やかな蹴りを打つ。すると渚も雷光宿すオウガメタルを拳に纏って打突を畳み掛けてゆく。
　その頃には人も逃げ終えていて。
「ここからが本番だ」
　克己が直刀に眩い閃光を奔らせ一閃、稲妻の如き刺突で巨躯の腹部を貫いた。
　その一瞬にハルも戦場へ合流。
「待たせたな。援護する」
　声音は静やかなまま、虚空に展開した領域より朱光する刃を引き抜いている。
　罪人は微かに血を零しつつも、下がらずに斬り込んでくるが──ハルはその刃を弾き、逸らし、滑らせていく。
「君の剣は舞というには些か無骨すぎるな？」
　対するハルの剣舞は、姉より受け継いだもの。
　死の剣戟など食って見せよう、と。
　刹那、白く戻った髪を揺らがせて。流麗に、同時に張り詰めたように鋭く剣閃を舞わせて罪人を逆袈裟に斬り上げる。
「……っ」
　仰け反る巨体へ、紫も靭やかに脚を引き絞り。
「この華麗なる虹色の蹴りを受けてみなさい！」
　七色の光彩を宙に描きながら、蹴撃で巨躯を宙へ煽れば──カトレアも跳躍しながら蹴りを重ねて。
「炎よ、高く昇りなさい！」
　紅蓮の焔を噴き上げて、巨躯の膚を烈しく灼いていく。

●剣舞
　倒れ込んだ罪人は、起き上がりながらもよろめく。
　ハルはその姿に意趣返しを紡いでみせた。
「滑稽だな。愉しそうな踊りを、踊っているじゃないか」
「……」
　歯噛む巨躯は、声も返せない。黙してから漸く返した言葉は。
「今に……全て斬り刻んで、あげるよ」
「結局、お前達って大体一緒なんだな」
　侮蔑と呆れがノチユの口をつく。感情の波立ちの代わりの、乾いた溜息。一年前と同じ事をやらかすのだから、罪人なんてそんなものか、と。
　罪人はそれに忿怒を見せるも──克己は惑わない。
「何にせよ、俺らに見つかったんだ。しっかり退場願おうか」
　刹那、奔り出しながらカトレアへ視線を流せば──頷くカトレアも隣に並び。
「行きますわよ──その身に刻め、葬送の薔薇！」
　克己と共に振るう剣撃で薔薇を象り、苛烈に身を刻む。『バーテクルローズ』──最後の一突きで爆破を起こせば巨体は跳ね上げられた。
　そこで再び二人は頷き『森羅万象・神威』。
　大地の気を集約し、連続で見舞う斬撃は鎌鼬の如く。
　罪人が呻く暇も無いままに、克己とカトレアは互いの気と大地の気を融合させた十字斬を繰り出した。
　膝をつく罪人は、それでもすぐに剣を振り回すが──。
「どうした、疲れが見えるな。もっと歌舞いて見せるといい」
　ハルが鍔迫り合いに抑え込む。
　唸る罪人は一歩退くが、それこそが隙。踏み込むハルは縦に廻るよう、疾風の如き縦一閃を喰らわせた。
　血潮を迸らせながらも、罪人は足掻くよう刃を暴れさす。だが前衛へ及んだ傷へ、慧子はこつりと床をひと踏み。
　瞬間、明滅する光を立ち昇らせて樹木の形を取らせていた。
　『ステルスツリー』──魔法の力を抱くそれは、はらはらと翠の葉を爽風に踊らせて、仲間の苦痛を祓いながら強化も施してゆく。
「これであと少しです」
　それに頷きノチユも星粒交じりの光風を吹かせて皆を癒やした。
　戦線は万全、なれば紫はその手に優美な扇を握り。嫋やかに開いたその先に淡い光を宿している。
「その身を、石化させてあげますわよ！」
　同時、横薙ぎに振るう扇より放たれた紫光の衝撃は──着弾と主に弾けて巨躯の足元を硬化させていった。
「渚様、今ですわ」
「うん。判ったよ！」
　明るく翼を羽ばたかせる渚は、風を泳いで罪人を俯瞰する高度へ。
　そのまま引き絞るのは雷光を宿した弓。弓弦に番える一矢にもまた、稲妻の光を纏わせて──射放つ鏃で巨体へ風穴を開ける。
　重ねるように、ヴィヴィアンは『紅き吹雪の狂詩曲・新章』を聞かせた。
『新しい扉を今日も開けて進もう　笑顔の私を見せたいから──』
　未来を唄う可憐な声音は、浄化するように巨躯の命を朽ちさせる。
　それでも朦朧と突き出される刃を、ハルは悠々と躱して──掌を突き出した。
　罪人の躰の内へ、直接具現化されるのは無数の刀剣。
　鋭利に、烈しく──串刺しにされた巨躯が動きを失うと、ハルは自身の手元へも二振りの刃を顕して。
「さよならだダンスマカブル」
　──境界解放・失楽園。
　振るわれた慈悲無き斬撃が、罪人の命を斬り裂き霧散させた。

●舞踏
　静かな立ち上がりから、麗しい円舞曲が響き渡る。
　戦いの後、建物を修復することで舞踏会は再開されていた。番犬達の呼びかけにより、人々も皆が戻って踊りを愉しみ始めている。
　番犬達も各々の時間を過ごし始める中、ハルはその一角、軽食の並ぶテーブルの傍についていた。
　カルテットに耳を傾けながら、踊りには加わらない。
　自身の舞は、即ち剣。
　このような場でのダンスは専門外なのだからと。
「見る側に回らせてもらうさ」
　女性と見紛う美貌は、時に人の目を惹くけれど。今宵はスポットライトの外側から、その中で靴音を奏でる人々へ目をやって。
　巧みな踊りに、想いの籠もった踊り。
　揺蕩うドレスにタキシード。
　舞いは人の多様な在り方を表すように、カレイドスコープのような光景を見せてくれる。
　だから暫し愉しもうかと、ハルは視線を游ばせ始めていた。

「初心者でも大丈夫、ですか……？」
　勿論です、と。
　ホールの一角にて、慧子に答えてくれるのはダンスの講師だ。
　剣舞ならば多少は判るけれど、社交ダンスはそうではない。故に少し学んでみたいというところに、主催側の講師が申し出てくれたのだった。
　慧子は喜んでそれを受けつつ……踊りの輪の端へ。
　目立たぬ場所で、こっそりと出来ればと思ってのことだけれど──それでも音楽が始まると、皆に合わせるようにしっかりステップを踏み始める。
　穏やかな波に乗るような予備歩から、仄かに脚を伸ばしてナチュラルターン。回転量は少なく、シンプルで──けれどリズムに乗ると心地良い。
「これで良いでしょうか……？」
　講師は頷き、丁寧に簡単な技を教えてくれる。
　それをなぞるだけでも、踊っているという実感を得るには十分で。
「ダンス、何だか不思議な魅力がありますね──」
　快い三拍子に合わせながら、右に廻り、左に巡り。
　清らかな音色の中を泳いでいるような心地で──慧子は踊りを続けていった。

　一度着替えに向かったカトレアは、紅の美しいドレスを召して戻ってきた。
　克己はホールで迎えながら、見つめる。
「綺麗だな。似合ってる」
「ふふ、ありがとうございますわ」
　克己の言葉に、カトレアはくるりとフリルを靡かせつつ。それから共に並んでフロアへと歩み出していく。
　それは勿論、ダンスの輪に加わるため。
　ただ、克己は緩く手を取りながらも言った。
「上手く踊れるかは、わからないぞ」
「大丈夫ですわ。克己は運動神経良さそうですし、すぐに上手になれますわ」
「カトレアがそう言うなら」
　薔薇のような笑みに、克己も穏やかに応え──まずはポジションを取った。
　それから緩やかにステップを踏んでいく。
　始めは拍子に従って、ゆるりと動いて。次にはカトレアが先導するようにターンを始めていった。
　名家に生まれたカトレアは幼い頃からダンスを嗜んでいる。だから一つ一つを教えてあげながら、自身も楽しむように。
　伸びやかに廻った後は、ホイスクからシャッセ。長くステップを取ってフロアを横切り、ダイナミックな動きに繋げた。
「これで良いのか」
「ええ。とても良い感じですわよ」
　カトレアの微笑みに、克己はリズムを合わせて応える。
　最初はぎこちなかったけれど、武術の深い経験と持ち前の運動能力があればついていくのに時間はかからない。
　その内に段々と慣れてきて──綺麗な踊りを見せていた。
「それでもダンスってのは、簡単じゃないな」
「ならば、このままもう暫し、踊りませんこと？」
　カトレアが言えば、克己は勿論と返して──円舞曲はまだ終わらない。

　ヴィヴィアンはシグナ・ローゼットの手を引いて、フロアへとやってきた。
「ほらほら、踊ろう！」
「しきりに誘うから来てみれば……ダンスホールか」
　シグナは淡い照明の空間を見回す。
「舞踏会なんて普通、自分の男と来るもんだろ」
「いいの、今日はお父さんといたいんだから。お父さんだって、たまには娘に甘えられたいでしょ？」
　娘が華やかに笑めば、勿論シグナは拒まずに。
「ま、いいけどな」
　言って、優しくエスコートするように踊り出した。
　長い時を隔て、親子の時間を取り戻した二人。ヴィヴィアンはその気持ちも抱きしめるように、しかと手を握って舞っていく。
「……ねえ、お母さんともこんな風に踊ったこと、ある？」
「母さんと、か？　ああ、勿論あるが……」
「そうなんだ。お母さん、今、どこにいるのかな……」
　シグナはすぐに言葉を返さない。
　──あいつは……最早オレ達の許には戻って来ない。
　それはヴィヴィアンも知っていて。それでも希望を捨てきれないでいる、その心が伝わってくるようだから。
（「こいつは寂しいんだ」）
　だからシグナは懐からブレスレットを出し、手首につけてあげた。
「これ……」
「オレも四六時中お前のそばにいられるわけじゃない。代わりと言っちゃなんだが……お守りみたいなもんだ」
「え……お守り？　なんで？　またどこかに行っちゃうの……？　どこにも行かないで、一緒にいてよ……お父さん」
　仄かに涙ぐむ声音。だからシグナは頭をくしゃっと撫でる。
「バカ、行くわけないだろ。お前にはオレがついてる」
　甘えたいなら思いっきり甘やかしてやると。シグナもずっと、そうしたかったから。
　うん、と頷いてヴィヴィアンは寄り添う。
　シグナといると甘えたくて仕方ない。
（「……でも、いいよね？」）
　小さい頃にできなかったことを今、取り戻しても。
　失くしていた時間をゆっくりと手繰るように、二人は踊る。このあたたかな時間がワルツと共に、いつまでも続くように。

　そっと跪いて、その目を見て。一年前より堂々と。
「踊って頂けますか、お姫様」
　ノチユは幽子へと手を差し出している。
　ドレスを纏った幽子は、同じように淡く照れながら。それでも前よりしっかりとその手を握って笑んでいた。
「はい」
　そうして二人はワルツを踊り出す。
　清流のような弦楽は、人を左右に揺蕩わす。その人波に溺れぬよう、ノチユは幽子の手を離さず、足を踏まず。
　拍子に沿いながらも、彼女のペースを意識しつつステップをしていった。
「もし速かったら、言ってね」
「大丈夫です……エテルニタさんが、リードしてくれているので……」
　幽子はやわく身を任せながら応える。
　ノチユにしても緊張は抜けないけれど──それでも、去年よりずっとマシに思えた。
　その足取りで、触れる手で肩で、伝わる気持ちで。心から、自分を受け入れてくれるのがわかるから。
　幽子のドレスは夜の花園のような、仄かに蒼みのある深緑。星とも白の花弁とも取れる、一部を飾る煌めきの模様が美しく……それが花のかんばせによく映えて。
「綺麗だよ」
「ありがとう、ございます……」
　幽子が微笑って、エテルニタさんも素敵です……と返せば、ノチユも照れくさいけれど。
「あのさ、僕のことであなたが知りたいこと、なんでも教えたいんだ。……幽子さんのことも、もっと知りたいな」
　そう紡げば幽子も頷いて。自分も同じ気持ちだと、好きなもの、好きな場所……ぽつぽつと伝え合いながら。どこかでまたゆっくりと話せたら、とも呟いて。
　そうして一曲踊ったら軽食へ。
　小腹が満たされたなら、また──。
「もう一曲いいかな」
　そっと手を取り合い、次のステップへ踏み出してゆく。

　渚は着替えを終えて、ホールへと歩んできた。
「皆、楽しそうだね」
　見回しつつ、召している一着はすらりとしたラインの優美な、オフショルダーのドレス。
　戦いでは勇壮に、平素はボーイッシュに。けれどドレスを纏った渚はいつもとはまた違う、本来の可憐さが出てもいるようで。
　平和を護った主賓の一人として、まずは主催側の紳士と軽く踊ってから……テーブルでノンアルコールのスパークリングドリンクを一口。
「ん、美味しい」
「ダンス、お見事でしたわ」
　と、そこへ声をかけたのが紫。
　紫もまた、花飾りの清楚なドレスを来ていて──その気品も相まって、美しい佇まいだ。
「ありがとう。紫さんは踊らないの？」
「勿論、お相手がいらっしゃるなら踊ってみたいですわ」
　紫が微笑むと、渚は笑んで歩み出す。
「それなら、折角だしボクと踊らない？」
「宜しいのですか？」
　渚は頷く。
　元々、こういった高級そうなパーティーは少々苦手なタイプ。けれど楽しめるなら楽しんでいきたいという気持ちもあるから。
　ならばとその思いに応えるように、紫もフロアへ踏み出した。
「本格的なものは習った事が無いので、上手く踊れるか不安ですけれど──」
「平気だよ。雰囲気だけでも味わおう」
　渚がリズムを取り始めれば、紫もそうですわねと瞳を細めて。
　靭やかにターンを踏んで、流れるようにステップを続ける。重力から解放されたような、その不思議な浮遊感が心地良く。
　ワルツに揺れてホールを飾る、沢山の花のひとつになったようで。
「踊りも中々難しいですけど、楽しいですわね」
「うん」
　二人は笑み合い、楽しく踊る。その背を押すように、弦楽もまた明るく響き渡っていた。

作者：崎田航輝	重傷：なし 死亡：なし 暴走：なし
種類： 公開：2020年10月22日 難度：普通 参加：8人 結果：成功！
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