魔竜誕生

作者:紫村雪乃


 八月も半ばを過ぎた。が、降り注ぐ陽光はいまだ灼熱色である。街をいく人々の足取りもどこか気怠げであった。
「……うん?」
 不意に陽が翳り、何人かが足をとめ、空を見上げた。
 刹那である。紅蓮の炎が街路を舐めた。
 直撃を受けた建物は高熱の余り溶解した。人々 は炭化して微塵に散る。
「……り、龍!」
 生き残った人々は見た。真紅の大翼で天を覆った龍の姿を。
 口から炎の吐息をもらすそれは、禍々しき炎龍であった。小山のような体躯は二十メートルはあるだろう。血の坩堝のような赤い眼は、突然の災厄に逃げ惑う人々を傲然と見下ろしていた。
 があっ。
 炎龍が再び炎を吐いた。灼熱の炎に炙られ、街路樹が燃え上がる。生き残った人々も人間松明と化した。
 するとーー。
 炎龍が燃え上がった。小太陽が現出する。
 次の瞬間だ。太陽を割って炎龍が現れた。より巨大に、より強靭に、より強力になった炎龍が。
 それは新たなる魔龍の誕生であった。


「ユグドラシル・ウォー後に姿を消していたデウスエクス達が活動を開始したようです」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)はいった。
「そのうちの一体である樹母竜リンドヴルム。ユグドラシルの根と共に姿を消したそれは、胎内に魔竜の卵を孕んでいました。その卵が遂に孵化したらしいのです」
 孵化したばかりのドラゴンは、まだ魔竜の力を発現してはいない。が、多くのグラビティ・チェインを奪って魔竜化しようと、都市に襲撃を仕掛けてくるのだった。
「そのドラゴンが人々を虐殺し魔竜となるのを防ぎ、撃退してください」
 そう告げると、セリカはドラゴンの戦闘能力について説明を始めた。
「爪と尾、そしてブレスです。爪は近距離単体に対するもので強力無比、尾は近距離範囲、炎のブレスは遠距離範囲攻撃となります」
 戦闘域は都市。避難は行うが、都市全ての避難は行われない。それは、すべて非難すると別の町が襲われて予知できなくなるためだ。
「ケルベロスが敗北すると、都市の住人が虐殺され、ドラゴンが力を得て魔竜に成長してしまうので、頑張って阻止しよう」
 セリカはあらためて仲間を見つめた。


参加者
叢雲・蓮(無常迅速・e00144)
エニーケ・スコルーク(黒馬の騎婦人・e00486)
平・和(平和を愛する脳筋哲学徒・e00547)
シィカ・セィカ(デッドオアライブ・e00612)
ラインハルト・リッチモンド(紅の餓狼・e00956)
カタリーナ・シュナイダー(断罪者の痕・e20661)
ルティア・ノート(剣幻・e28501)
ファレ・ミィド(身も心もダイナマイト・e35653)

■リプレイ


 昼下がりのビル街。
 時折響く何かが壊れるような轟音と、雷鳴にも似た巨大な咆哮。何か恐るべきことが起こっていた。
「虐殺か…それは本能なのか、それともユグドラシル・ウォーの遺恨故か」
 呟き、その男は目を上げた。
 赤髪に獣耳。彼はウェアライダーであった。名をラインハルト・リッチモンド(紅の餓狼・e00956)という。
「産まれてすぐに人を襲うとは…暴虐なドラゴンらしいといえばそうなのでしょうか」
 同じく空を見上げ、ルティア・ノート(剣幻・e28501)は慨嘆した。
 優しげな顔立ちのルティアであるが、しかし彼女の精神は地獄化されていた。精神の崩壊を防ぐための自己防衛である。その事実に本人が気づいていないことこそ、哀れであった。
「ですが、人々を殺させるわけにはいきませんね」
 ドレスのようなアーマーに豊満な肉体を包んだルティアがいった。
 その時だ。馬の相貌をもつ女が顔を上げた。その顔には馬面甲型のゴーグル型デバイスーーゴッゴサイト・デバイスが装着されている。
「来ます」
 落ち着いた声音で女ーーエニーケ・スコルーク(黒馬の騎婦人・e00486)がいった。すると蒼空に染みのようなものが滲んだ。
「生まれてすぐの行動が人殺しとはドラゴンの赤ちゃんはやることがメチャクチャですの。悪い子は谷から突き落として放置しませんとね!」
 エニーケはいった。その眼前、染みのようであったものが見る間に巨大になっていく。
 それはあまりにも巨躯であり、人など矮小な存在だといわんばかりの存在。真紅のドラゴンだ。
「赤い龍なのだよ。強そうなの! 悪そうなの!」
 飛び上がらんばかりにして歓声を放ったのは、女と見紛うばかりに綺麗な少年であった。叢雲・蓮(無常迅速・e00144)という名の少年であるのだが、どうもこの修羅場を遊びのように心得ているようなふしがある。悪いドラゴンを斃す空飛ぶヒーローを己に重ねているようなのであった。
 とーー。
 ケルベロスの存在に気づいたのか、ギロリとドラゴンの眼が睨めつけた。
「これでも孵化したばかりなのだな」
 ビルの屋上。カタリーナ・シュナイダー(断罪者の痕・e20661)の冷然たる顔が強張った。
 孵化したばかりとはいえ油断できる相手でない。そう思って臨んだが、目の前に立った瞬間にそんな認識はカタリーナの脳裏から吹き飛んでしまっている。
 油断も何もない。ほんの一瞬の気を抜けば待つのは死とすら思えた。
「よろしい、奴が本領をまだ見せぬ今が決着をつけるチャンス。害獣の牙は赤子のうちに摘んでおくまでだ」
 カタリーナは冷笑した。鎌首をもたげつつある恐怖心を無理やりねじ伏せる。
「このドラゴンハンターの目に留まったのが運のつき! ぎったんぎったんにしてやるんだから!」
 艶やかな黒髪を背に流した美少女ーーにしか見えぬ男が叫んだ。可憐な美貌といい、可愛らしい声といい、小柄な体躯といい、とても二十四歳の男とは見えなかった。
 と、彼ーー平・和(平和を愛する脳筋哲学徒・e00547)は手にういた汗に気づいた。知らぬうちに緊張しているのだろうかと、深く息を吸って吐く。
 次の瞬間、ドラゴンの身が爆裂した。真紅の水晶を思わせる鱗がはらはらと散る。
「どうだ、私のサイコフォースの味は? アペリティフとして味わってくれ」
 カタリーナが告げた。宣戦布告である。
「グオォ」
 眼前に現れたケルベロスたちを獲物と認識し、巨大な翼を広げ、ドラゴンは雄叫びを上げた。


 次手を取ったのは、火竜。巨大な顎門を開き、紅蓮の炎流を吐き出す。
 咄嗟にカタリーナは跳び退ろうと試みるも、ここはビルの屋上だ。即座に不可能と判断し、威力を殺すべく武器をかまえる。
 刹那、灼熱の奔流がカタリーナを襲った。凄まじい勢いにビルの屋上から吹き飛ばされる。
 自由落下。地に叩きつけられた場合、いかなケルベロスであろうとただではすまないだろう。
 まずい!
 カタリーナが心中で呻いた。
 その時だ。カタリーナの落下が止まった。
 彼女の腕を掴んでいる者がある。機械の腕だ。
「ひどくやられましたね」
 沈痛な顔をカタリーナにむけたのは、アームドアーム・デバイスを装着したルティアであった。機械腕でビルの壁面につかまり、他方の機械腕で落下するカタリーナをつかまえたのである。
「すまない。助かった」
 礼をのべるカタリーナはひどい火傷を負っていた。が、ドラゴンの炎に炙られたビルの屋上は溶解している。その事実を考えると、やはりケルベロスは超人といっていいだろう。
「このクソ暑いのに、ボーボー燃やすとか迷惑にも程があるわ」
 忌々しそうにファレ・ミィド(身も心もダイナマイト・e35653)がドラゴンを睨みつけた。炎が巻き起こした風に黒のロングコートが翻り、彼女の豊満な肉体を白日の下にさらす。
 そのファレの身から白銀光が噴いた。彼女の装甲となっている武装生命体の発するオウガ粒子である。あびたケルベロスたちの感覚が亜神レベルにまで引き上げられる。
「さあみんな、やっておしまい!」
 腰に手をあて、乳房を突き出し、ファレは命じた。すると竜種の娘がギターの弦をはじいた。
「街をめちゃくちゃになんてさせないデスよー! それはノーロックってヤツなのデス! 街を守る! それがロックなのデース!」
 娘は歌い出した。ギターの音色とからんだその歌声はただのものではない。
 シィカ・セィカ(デッドオアライブ・e00612)というその娘は神裏切りし十三竜騎が一人、病喰いの白金の竜騎に連なる一族の者であった。彼女は、その血に流れる病喰いの白金の竜騎の末裔たる力を全開で引き出し、その力を己の声に乗せることができるのだった。一切邪悪を拒否する呪的加護がシィカの身を包む。
「おいでなすってきましたわ。返り討ちにして差し上げますわよ」
 ビルの陰から飛び出すと、エニーケは長大な銃身をもつライフルーー竜騎兵銃ランゲンカップをかまえた。ドラゴンをポイントする。
「私の目から逃げられると思いなさんな! 撃ちまくりますわよ!」
 エニーケはトリガーをしぼった。放たれた光は魔力が込められている。ミサイルの直撃にも耐えうるドラゴンの鱗と肉を吹き飛ばした。
「ガアッ」
 半身から煙を上げつつも、それでもなおドラゴンは健在であった。


 来る!
 そう読んだ和の手から鎖が噴出、地を削りながら疾った。
 空にあるドラゴンには、その鎖が紋様を描いていることがわかった。魔法陣を。
 直後である。その巨大な体躯に見合わぬ素早い動きで接近、ドラゴンが空間を薙ぎ払うように尾をふるった。前衛に立つケルベロスを凄まじい衝撃が襲う。
「くっ」
 重々しい一撃にケルベロスたちがはじき飛ばされた。ビルの壁面に激突、めり込んでようやく止まった。
「やってくれるのだよ」
 口から溢れる鮮血を蓮は手の甲で拭った。
 恐るべきドラゴンの破壊力である。もし和の守護魔法陣がなければどうなっていたかわからない。
「だからこそ負けてられないのだ!」
「いきます!」
 コンクリートをばらまき、蓮とラインハルトは地を蹴った。超人的跳躍力で二十メートル、さらにはジェットパック・デバイスを使って水平に飛翔し、ドラゴンに迫る。
 二人は左右から挟撃した。蓮の手の駆動式の刃をもつ剣が疾る。ラインハルトが叩きつけたのは魂すら喰らう降魔の拳であった。
 ギギン。
 蓮の剣をドラゴンは返した尾で受け止めた。蓮の手に鱗の硬い感触のみが伝わる。
 他方のラインハルトの攻撃は届いた。拳が鱗をぶち破る。
 さすがに全ての攻撃をかわすことは、いかなドラゴンであっても不可能であったのだ。
「空を自在に飛べるのには憧れてましたが、地を踏んで踏み込みが出来ないの少し感覚が狂いますね!」
 ならば接近している今が機会。ラインハルトは脚を跳ね上げた。が、その刃の如き鋭い蹴りはドラゴンの太い腕で受け止められた。
 その間隙を縫うように、蓮は怒りを稲妻に変えて放った。雷撃を受けたドラゴンが身悶える。
 その時、非常階段を疾風のように駆け上がったファレはビルの屋上に達していた。その眼前、光が踊る。それは大犬座を形どった。
「やっておしまい、ポチ!」
 ファレが高らかに叫んだ。
 刹那である。星座から光る巨大な犬が飛び出し、ドラゴンの前脚に噛みついた。ギシギシと音たててドラゴンの前脚が凍りついていく。
「ケルベロスライブ、スタートデース! ロックンロール!」
 シィカがビルの屋上から跳んだ。隣のビルの屋上を跳躍の勢いを借りて疾走。摩擦熱によって生じた炎の尾をひいてさらに跳躍、ドラゴンに蹴りをぶち込んだ。
「届け!」
 シィカは機械腕をのばした。ビルの端をがっしと掴む。
「フン、凶暴なドラゴンも力を満足に振るえぬのなら可愛いもんだ。手懐けてやる、来い!」
 カタリーナがかまえたライフルが光を噴いた。が、ドラゴンの尾が翻り、光をはじく。
 その時、鉄塊の如き巨剣を手にルティアがビルの屋上から跳んだ。
「和さん、お借りします!」
 滞空したレスキュードローン・デバイスにルティアは着地。それを足場とし、さらに飛翔したルティアがドラゴンに襲いかかった。
「コード申請。使用許可受諾。凍てつく刃、受けてみなさい!」
 一時的にではあるが絶対零度の氷の権能を宿した鉄塊剣をルティアは叩きつけた。


「弱いのです……狩られるだけのドラゴンなのです。ボクのドラゴン肉コレクションに加える程じゃないのです」
 和が叫んだ。そしてレスキュードローン・デバイスをルティアの足下に飛ばす。
 ルティアの一撃は有効打になった。が、ドラゴンはいまだ悠然と空にある。
 低い唸り声を上げながら、ドラゴンはおもむろに口を開けた。
 赤光が煌めく。膨大な熱量が生み出され、空気すらもが着火した。
 ゴウッ。
 激流のごとく広がりながら紅蓮の炎が空間を占領した。恐るべき熱量が蓮、ラインハルト、ルティアの三人へ襲い来る。
 三人は避ける間もなく炎に飲まれた。咄嗟にルティアは鉄塊剣を盾のようにかまえたが無駄だ。
「口を閉じるのデス!」
 ビルの屋上を蹴り、ドラゴンの頭めがけシィカは巨大な戦斧を落下の速度を加えて振り下ろした。頭上からの衝撃に耐え切れず、ドラゴンはブレスを止める。
「大丈夫! 大した傷じゃない! 今、回復するよ!」
 和が勝利の剣を地に突き立てた。瞬間、星座の光図が爆発的に広がる。
 人間松明と化して地に落ちたケルベロスたちが星座に包まれた。炭化した肉体が修復されていく。
「ただでさえクソ暑いのに、暑苦しいのよ!」
 間髪入れずにファレが杖から靄のかかった名状し難いものを放った。するとドラゴンが前脚で受け止めた。がしりと握り潰す。
 怒りの双眸を向け、ドラゴンは再度ブレスの姿勢に入ろうとした。その瞬間。
「これ以上はさせませんよ」
 カートリッジを交換、竜騎兵銃をエニーケはジャグる。
「READY! ありったけの弾幕を張らせていただきましょう!」
 抑えていた攻撃衝動を解放、エニーケはトリガーをしぼった。撃ち出された無数の弾丸が怒涛のように迫り、ドラゴンの翼のあちこちに穴を開ける。
「今なのだ!」
 蓮の目がきらりと光った。対峙した敵の動きを読み、機を見抜く剣士の目である。
 ジェットパック・デバイスを加速、最高速度を絞り出して蓮は迫った。その手はすでにチェーンソー剣の柄にかかっている。が、腰にためたままだ。居合いのかまえであった。
 刹那、すれ違う少年とドラゴン。地鳴りのような咆哮が重なった。
 蓮がたばしらせたチェーンソー剣が呪的防護ごとドラゴンの骨肉を断つ。が、同時にドラゴンの爪も蓮をとらえていた。
 凄まじい破壊力を叩きつけられた蓮が吹き飛ぶ。まるで砲弾のようにビルに突き刺さり、ようやくとまった。
「蓮!」
 ファレは叫んだ。回復、という文字が脳裏に浮かんだが、すぐにファレは打ち消した。
 蓮はおそらく戦闘不能の状態であろう。それにドラゴンの最後は近いという読みもある。
 が、それよりもファレ自身の信念があった。
 壊せ壊せ、壊れても壊せ。
 その信念に従ってファレは彼女の必殺技たるグラバティを発動させた。ドラゴンの内包するグラバティを強奪、重力に変換して重力嵐を引き起こしたのである。
 歪んだ重力空間に翻弄され、さしものドラゴンが茫然自失の状態となった。
「最強の戦闘種族だか何だか知らんが、生まれたばかりの小僧に大人が屈するわけにはいかんのだよ」
 カタリーナが装備した砲身をドラゴンにむけた。気づいたドラゴンが雄叫びをあげ、爪を振りかざす。が、すでにカタリーナはドラゴンを照準におさめていた。
 次の瞬間、砲口が火を噴いた。逃すことのできない強烈な反動でカタリーナの足がコンクリートを削る。
 撃ち出された砲弾が着弾。大砲弾のようであるが、その実、カタリーナが放った砲弾の威力はトマホーク巡航ミサイルの通常単弾頭のそれを凌いでいた。さらにケルベロスのみ付与可能な不死殺しの呪も込められている。たまらずドラゴンが身悶えた。
 もはや身動きもならず。そうケルベロスたちは判断したが、違う。
 ドラゴンも必死であった。赤黒い爆炎を割ると、カタリーナに接近。凄まじい速度で尾を叩きつけた。
 衝撃にカタリーナが弾き飛ばされた。ルティアが懸命に機械腕をのばすが届かない。蓮と同じくビルに激突、カタリーナは昏倒した。
「やってくれましたね」
 左目から地獄の業火を噴きなびかせ、ルティアは霊を憑かせた巨刃をドラゴンに叩きつけた。
 が、やはりドラゴンは神話級の怪物であった。ルティアの攻撃を左腕で受け取めたのである。くわっ、とドラゴンの顎門が開いた。
 その時だ。空に声が響いた。
「頭上ががら空きですよ」
 はじかれたようにドラゴンが目を上げた。その視線は己めがけて落下するラインハルトの姿を捉えている。
 慌ててドラゴンは爪をふるった。が、デバイスを外したラインハルトは爪をかわし、肉薄。一瞬、ラインハルトの目とドラゴンの目が合った。
 刹那である。眩い光がはねた。すれ違いざまラインハルトが抜きうった一閃がドラゴンの首を刎ねたのである。がーー。
「あ、着地方法を考えてなかった…」
 直後、ラインハルトが地に激突した。


 戦いは終わった。が、神話級の怪物の破壊の爪痕は凄惨であった。辺りは煮えたぎる火口のようになっている。
 動けるケルベロスたちはビルに埋もれた仲間を助け出した。その中でも十三歳の少年である蓮は哀れであった。
「よく頑張りましたね」
 たまらずルティアが抱きしめたが、蓮は昏倒したままだ。重傷からから回復するにはあと少し時間がかかりそうであった。
「幼虫を虱潰しにしてもラチがあかないわ。やっぱり元を断たなきゃね」
 蹂躙された街を見つめ、ファレは独語した。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年9月9日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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