東京に熱い夏が来る。
激闘極まるデウスエクスとの戦い、都度重なる『全世界決戦体制(ケルベロス・ウォー)』で疲弊する経済の活性化を目的とした『ケルベロス大運動会』。
その第五回の開催地は東京。
数々の戦火に晒されてきた日本の首都、東京で、遂にケルベロス大運動会が開催されるのだ。
それは小さな反撃の一歩だが、人類の勝利に向けた大きな飛躍の始まりである。
すなわち防戦一方だった東京の防衛力増強……ここ数年で大きく発達した『決戦装備』の技術を用いたアトラクションは運動会をもって披露され、そのまま東京の防衛施設として活用される。
更にその興行収入は恒常的に活用できる『新型決戦装備』の開発にも繋がり、着手できればケルベロスたちの戦いを力強く支援してくれることになるだろう。
世界の盛り上がりは最高潮に達している。
「前夜祭のチケットは五万人ぶんが既に完売したそうです。聖火は日本全国を巡り、両国国技館では人類の勝利を願う奉納相撲大会の開催が決定したと、ソフィアは聞いております」
期待は十分、後は答えるだけだ。
ソフィア・グランペール(レプリカントの鎧装騎兵・en0010)は、広大な東京ドームイベント会場を見渡す景色を背景に問いかける。
「イベントはなんでもできます。誰でもやれます。さぁ、何をいたしましょう?」
無口に硬いソフィアの顔も、楽し気に少しゆるんで見えた。
「東京ドームでの前夜祭は海外から来た観光客の皆様を歓迎し、運動能力以外……芸術や美術などの面でケルベロスの力を見せつけるイベントです」
それは例えばミュージックファイターの音楽ライブ、ゴッドペインターの芸術体験、ガジェッティアの技術発表……またこれらのジョブ以外のものでも個人の趣味として芸術を嗜むものは多くいるだろう。
映画や演劇、手品、トークショー……できることは限りない。
人数も一人、あるいはコンビ、トリオ。旅団主催での大規模イベントまで、
「予算に関しては御心配なさらないでください。この通り」
金額欄が白紙の企画書をぺらりとソフィアは掲げて見せる。なにせ世界を上げての一大イベントで、日本政府が総力をあげてバックアップしてくれるのだ。
普段は出来ないような大規模な企画にとっても『ケルベロスがイベントをする』事に意義がある前夜祭は絶好のチャンスだろう。
「会場の設営やスケジュールは御希望に沿うよう、ソフィアが運営と調整いたします。皆さんはイベントの企画に全力をご集中ください」
東京ドームは元々スポーツは勿論、コンサートなど各種イベント会場としての利用も想定された作りになっており、大規模なセットの組み換えなども容易だ。
ソフィアを始めバックアップがあればできない事は早々ないだろう。
「……ソフィアですか? あまり得手とする趣味はありませんが……お声をおかけいただきました際は全力で取り組ませていただきます」
ぐっと拳を握ってこたえるソフィア。
さぁ、何をやろうか?
●バーニング・ショーダウン
東京ドームの空気膜には熱気がパンパンに張りつめていた。
『T・O・K・Y・O! T・O・K・Y・O!』
客席をひしめく五万人の視線がライトダウンしたスタジアム、煌々と輝くオーロラビジョン。
その時を待つカウントに、人々の声が唱和する。
『3! 2! 1……!』
「ファイヤー!」
ゴングが鳴った。
風が舞った。
草薙・ひかり(往年の絶対女帝は輝きを失わず・e34295)が宙をかけた。
「ダイナマイト・パニッシュ!」
「おぉぉぉぉー!」
一挙除幕された演舞台へ先陣を切ったのは【プロレスリングM.P.W.C】による全身全霊のエキシビジョンマッチ。
「私だって……伝説の後継者だぁー!」
天幕を突かんばかりの跳躍からのミサイルドロップを稲垣・晴香(伝説の後継者・e00734)の鍛え上げた肢体が受け止め、吹き飛び、ロープにめり込む。
圧倒的な体格とパワーに圧倒されつつも、すかさずロープの反動を加速に変えて飛びつき、組み付き、超低空フライング・スープレックス。
平時の興行では封印した力の大盤振る舞い、絶対女帝の名をして驚愕の『ケルベロス・プロレス』の応酬が人々を熱狂させていく。
「いつまでも圧倒されてばかり、じゃないんだから!」
「ならば受けてみなさい、天から降りた女神の“断罪の斧”!」
ひかりの日本人間離れしたグラマラスボディと瞬発力が晴香を圧倒する。
追い詰め放たれる『“世界を制する剛腕”』の右ラリアットに打ちのめされ晴香。カウント1、2。
「まだよ……ここからは私のターン!」
しかし粘り切り、伸ばした腕がひかりを掴む。跳ね起きつつのバックドロップが絶対女帝をリングへと杭打ちする。カウント1、2……3!
「決まった……!」
『けれどまだはじまりだ!』
決着のゴングが勝負を決める健闘を称え合う二人への拍手のなか、吹き出すスモークがカラフルにリングを包む。
二人の姿が煙に消えて、代わり立つは爆破スイッチを起爆した甲斐・ツカサ(魂に翼持つ者・e23289)と五つの影。
「F・A・M! F・A・M!」
オーロラビジョンを合図に熱狂が木霊する。
「ここからは私たちの相棒の時間!」
シル・ウィンディア(光のシャドウエルフ・e00695)が『風精の涙『シルフィード・ティアーズ』』の淡い碧を指揮杖とすれば演舞の合図。
「特訓の成果、やってみましょう」
「瑠璃音ちゃんっ」
『白銀戦靴『シルフィード・シューズ』』の翼の風が煙幕をかき混ぜ作った雲海に新城・瑠璃音(相反協奏曲・e44613)とツカサの剣舞。『無銘刀"伝無"』と『喰霊刀【舞扇】』が絡み、打ち合い、流水を為す。
そして零れる黄金の雨。
「キアリ、受け取って!」
「大胆に、俊敏に……!」
イズナ・シュペルリング(黄金の林檎の管理人・e25083)の『星槍』が黄金の樹槍に華を咲かせ、それを散らすは螺旋の刃。
円城・キアリ(傷だらけの仔猫・e09214)の演舞が示す空には何時の間にか、無数の螺旋手裏剣。
降り注ぐ雨を花吹雪が如くにかわし、素早く、縦横無尽かつ丁寧に魅せる。
裏方より霧崎・天音(星の導きを・e18738)が躍らせた炎を、大いなる流れとなって吹き消していく。
その中にはリングを飾った二人の姿も。
『ブラボー!』
残心を決めた五人、並び立つ双星のプロレスリング王者たち。
サプライズを交えてのフィニッシュへ、万雷の拍手が最高の開幕を告げた。
●エンジョイ、フェスタ
闇と煙幕が流れる中、やにわにスタジアムは忙しさを増していく。
「撤収、終わった……」
「ありがとうございます、天音さん」
リングに続き、手早く分離撤去された演舞場を運ぶ天音をソルシエル・シャナール(団長代理・e41070)が労う。
わずかな遮蔽に身をひそめる『隠密気流』が人目を隠し、ハンズフリーの『アイズフォン』がステージと裏方を緊密につなぎ、迅速な準備を可能とする。
「ミスター・斉賀、衣装の方は?」
「万端だ、任せておいてくれ。それでシャナールさん、ここのライトだが……」
それでもスケジュールはタイトで、既に舞台では玉榮・陣内(双頭の豹・e05753)たちのライブペインティングが始まっている。
斉賀・京司(不出来な子供・e02252)たちは更にその次。
天音が肩を下ろしてステージを見れば、白壁と見間違いそうなキャンバスへ、新条・あかり(点灯夫・e04291)の『scent of yesterday』が祝福の花吹雪を赤く舞い散らしていた。
「ほんの一瞬でいいんだ」
彼には時間が必要なんだ。陣内のウイングキャット『猫』と華やかに前座を務める、あかりは心に呟く。
彼女は知っている。強面の内の繊細さを。
『本当にいいのか。何もかもから逃げ出した、俺なんかが』
今日も、今もまた怖気付き、筆を取り落とし、助けを求める顔があかりを見る。
「……その時間を作りだすのが僕の役目だ」
皆の目があかりを見る。猫を見る。花吹雪に包まれ、陣内は腕ほどある筆を掴んだ。
「描いてみせる、お前のために」
小さなつぶやきは客席までは届かない。大胆に殴り描いた絵の具を掌が撫でる。
「白と青」
渡されたチューブ絵の具を絞り出す、叩きつける。筆さえ使わぬ色の暴力、観客へどよめきが広がっていく。
「赤を……」
「うん」
万色に汚れた陣内の指示に、あかりは迷わず応える。握り込んだ筆が仕上げの一閃。
立ち上がるキャンバスに、声は万雷の拍手へと変わった。
「すごい……灯火の天使だ」
「あぁ、温かい絵だ」
客席から見上げたアリア・ライン(祈るように天使は歌う・e15812)の感心にうわずる声に、久条・蒼真(狐月侍・e00233)は触れ合う指と指を絡め合う。
立ち上がったのは灯火色の髪と雪のような翼の天使。両腕を広げ笑うそれは彼の画伯、陣内の大切なものなのだろう。
自分たちにとってのお互いのように。
「あ、また動き出すね」
「事前にパンフレットを見たが、どんなものが出てくるのか見当もつかないな……本当に色々なものがある」
そう言ってみるのは、屋台で食べ歩く傍らにリュセフィー・オルソン(オラトリオのウィッチドクター・e08996)の露店で楽しませてもらった金魚すくいの戦利品。
掲げられた陣内の油絵をバックに登壇するは、白薔薇の花と漆黒の片翼のオラトリオ。
「綺麗な人」
『ハイハイハイハイ!!皆さん寄ってらっしゃいみてらっしゃい!! ワシの奥さん泣く子もサイリウムな世界の歌姫イブアンナマリアの熱烈歓迎ライブでっせ!』
カップルたちへ、今にも叫びたい菊池・アイビス(飼犬・e37994)だが、もちろんそこは自重する……アンナマリア・命なハッピに鉢巻、団扇も両手に完全装備で正面ど真ん中の客席は、皆まで言うなかもしれないが。
「いいぞー! ケルベロス一のイケメン姉弟!」
並び立つジョルディ・クレイグ(黒影の重騎士・e00466)の声援に負けじと叫ぶ。その声はたしてステージへと届いたのか。手を振り応じた姉弟に続き、イブ・アンナマリア(原罪のギフトリーベ・e02943)が唇を踊らせた。
「今日はこれまでの[Raison d'etre]でなく、イブ・アンナマリアとして歌わせてほしい。この歌が、東京ドームの皆に届きますように!」
無言の呼びかけに呉羽・楔(黎明の薄紅葵・e34709)のヴァイオリンが、呉羽・律(凱歌継承者・e00780)のピアノが答える。
「超会議でのアンナ様のライブ、本当に素敵でした……」
「どんな名前でも、歌が消えることはないし忘れ去られることは決してない。同志アンナの歌声を間近で聴くことができるなんて最高だね!」
京司のコーディネートした衣装合わせも万全に、楔の寄り添う伴奏が、律と仲間たちの想いを束ねたキーボードが、イブを、天啓の響きを呼ぶ。
『今この一時のために――『千変万歌 -Specal Rimix-』』
さぁ歌声よ、世界へ届け。
●スィート&スペクト
千客万来の店仕舞いでリュセフィーがバックヤードに機材を片したのは、ちょうどライブの締めだった。
「おつかれさま、露店はもう仕舞いですか?」
「えぇ、予定以上に盛況で……どうですか、ステージは?」
「楽曲パートが始まったところです。よければどうぞ」
ソルシエールと語らい、京司からジンジャーシロップのジュースをおすそ分けいただいたリュセフィーは、せっかくだからと舞台を覗かせてもらう。
まばゆいサイリウムと聞きなれたメロディが響き渡った。
「よお、元気かよお前ら! クソ暑い季節だからこそ、熱くなって乗り越えて行こうぜ!」
「いつだってどんな時だって『人間』は希望は捨てちゃいけない、これはそういう歌だ。『スカイクリーパー』!」
アルメイア・ナイトウィンド(星空の奏者・e01610)の拍子打つドラムに、マサムネ・ディケンズ(乙女座ラプソディ・e02729)のボーカルギターギターがオーバードライブの唸りをあげる。
激しくロックに、プログレッシブに奏でられる【SWEET SOUNDZ】の大運動会テーマに、観客が、ドームまでもが共鳴する。
「この生音が体に響く感じ、ゾクゾクしちゃう……浩史さん!」
「オーライ、俺はいつも通りだ。NO LIFE NO MUSIC♪」
灼熱のドームステージに黒スーツの男、井上・浩史(よいどれコンポーザー・e05773)がベースを弾く。スケジューリングに機材準備、寄り添うベースの響きは正に一同の女房役。
「今年もまた、私たちの活躍が皆さんの希望となりますように……!」
疾走するギターを支え、煌めくようなアルペジオから爽やかなサビへと転調するチェレスタ・ロスヴァイセ(白花の歌姫・e06614)のキーボード。
ブラジルでのアルゼンチンタンゴ、アメリカでのケルト音楽で名を馳せたミュージシャンの技巧が歌を回す。
いや……ステージが回る、動く!?
「まだまだ盛り上げるよ! 準備はいい?」
サプライズと共に登場したのは月岡・ユア(皓月・e33389)たち【GC】の面々。
月の光粒を乗せたポップソングが客席へ、背中合わせの【SWEET SOUNDZ】まで舞い踊る。
白い水着姿も麗しい刈安・透希(透音を歌う黒金・e44595)が月鏡のように寄り添い支える。
「さぁ、宴を楽しもうか!」
手を繋ぐ二人が踊り描くサイリウムのアート。
小休止の時間にも燃え上がる観客へ、物販コーナーではグレイシア・ヴァーミリオン(永久の娯楽と堕落を望みし者・e24932)たちが応対していく。
「こう言う体験滅多に出来ないからねぇ。俺も楽しませてもらうよぉ?」
「はいお待たせ。ケルベロスの催し、楽しんでいってちょーだいね♪」
涼し気なグレイシアの隣、篠宮・蘇芳(フレイヤの戯れ・e41068)はボディペインディングをサービスしていく。
月鏡にケルベロスのマーク、仲間に自慢するもの、今この瞬間をと自撮りするもの。一人のメイクアップアーティストとしても、その反応は充実だ。
見れば再びステージが動き出す。
オーラスに向けて登壇するは【EDB】のサーカス一座。君乃・眸(ブリキノ心臓・e22801)の両手を踊る虹色のジャグリングボールが先陣を切った。
●オールラスト、オールスタート
登場する眸にあがるのは信頼の歓声だが、オーラスの責任は重大だ。
「皆楽しんでくれていルだろうか……?」
目元に透ける体内回路のレプリカントが着物を襷がけにしたエキゾチックな美貌。
御婦人方が息を飲むなか、眸は次へと合図する。
「投げた物は物理法則で予測がしやすイ……問題はナい」
高まる拍手に登壇するは着物袴、扇を携えた櫟・千梨(踊る狛鼠・e23597)。
「拙い『胡蝶の舞』にては、ひととき、皆々様の無聊を慰められれば幸甚に御座います」
大仰な台詞回しからの一礼に、投げ上げられたボールが花と変わる。
紙吹雪と舞う。
「招くは花影、光の胡蝶。古来よりは和妻と伝え申されまして……」
ゆるりと舞い、扇の風を癒しと吹かせて飄々と千梨は舞台を踊る。
「さて、サーカスで宙を飛ぶのは蝶ばかりではなく――」
最後のボールが飛び立つのを合図に身を引くと登壇、いや『着』壇してくるのは米俵。
「なんだ!?」
「上だ!」
ジェミ・ニア(星喰・e23256)が、エトヴァ・ヒンメルブラウエ(フェーラーノイズ・e39731)がドームの空を舞う。
古き良き空中ブランコから一寸の狂いなく投げ入れられた、更にはその上に飛び乗った小さなファミリア『黒夜兎』が人々に新たな衝撃をふりまく。
その主たる尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)が黒着物の荷役姿で、転がす黒夜兎と並び米俵を更に増やすにあっては。
「空に、陸に、さぁご注目」
笑顔を振りまく広喜が両手を広げれば、鳥が飛ぶ。ロッドに戻った『黒夜兎』が飛び戻る。
「クライマックスだ、合わせるよ」
「小鳥の兄弟の舞をご覧あレ」
躊躇いなくブランコを蹴るジェミとエトヴァにどよめき、それを両掌にのせた眸で驚嘆、そこへ投げられる米俵。悲鳴。
「……んう、みんなきらきらで、すごいな。みてるひと、ほわほわなるといいな……がんばる」
空中ブランコが伏見・勇名(鯨鯢の滓・e00099)を投げた時、喝采に代わった。
「じぇみ! えとは!」
「ばっちりですよ!」
怪力無双の力がジャグリングする米俵を足場に、更に宙を蹴り、ジェミとエトヴァがブランコへ。交差する勇名が眸の掌へ飛び、最高の盛り上がりにメロディが奏でられた。
「ユアさん可愛いー!」
『笑顔をありがと♪』『ウィンクして!』
展開、拡張する舞台袖から【GC】の再演共演に、リーズレット・ヴィッセンシャフト(碧空の世界・e02234)にステラ・フラグメント(天の光・e44779)が喝采、サーヴァントたちと団扇を仰ぎ、青薔薇を花吹雪と舞い踊らせる。
「跳ぶよ! ハイ☆JUMP!」
ユアの呼びかけに答える客席、青と黄のサイリウムが月鏡を照らす。
「今はラスト、だけど大運動会もいっぱい楽しもうね! 僕についてきて!」
「た、確か、最後は彼女の掛け声で青に変えて……?」
オーラスの声を前に、マルティナ・ブラチフォード(凛乎たる金剛石・e00462)は新曲に空駆ける【EDB】サーカスたちに声援しながら、慣れない手つきでサイリウムを確認する。
「そうそう、そのスイッチ。で、タイミングは……」
用意したパンフレットを配り指南する癒月・和(繋いだその手を離さぬように・e05458)は器用なペンライトと団扇の同時二刀流。その手慣れた指導で客席「は」ばっちりだ。
「Ready Steady――!」
『GO!』
締めの曲目へドームの声が唱和する。
拍手と青の光満ちる舞台から、ユアとケルベロスたちは満面の笑顔で一礼した。
「ありがとう!」
作者:のずみりん |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2020年8月10日
難度:易しい
参加:38人
結果:成功!
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得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 3
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